JPH048773Y2 - - Google Patents

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JPH048773Y2
JPH048773Y2 JP1988167564U JP16756488U JPH048773Y2 JP H048773 Y2 JPH048773 Y2 JP H048773Y2 JP 1988167564 U JP1988167564 U JP 1988167564U JP 16756488 U JP16756488 U JP 16756488U JP H048773 Y2 JPH048773 Y2 JP H048773Y2
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fruit
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fruit bag
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、林檎や桃などの果実を内部に収めて
成育させるために果樹園などにおいて使用される
果実袋に関するものである。
【従来技術】
一般に果実袋は、ほぼ矩形形状に形成され、そ
の一辺における開口部の周縁近傍に金属線材より
なる封止素子が配置され、この封止素子を袋掛け
に際して塑性変形させて開口部を閉封状態に保持
する構成とされている。このような果実袋は、林
檎や桃などの果実を成熟に至るまで保護する目的
で、果樹園などにおいて広く使用されている。 すなわち、果実袋は、果面を薬剤、日光および
雨などから保護して果面の荒れを防止し、果面に
おける葉緑素の形成を抑制して除袋後のきれいな
着色を可能とすると共に、成熟期の果実の裂果を
防止する機能を発揮する。なお、果実袋の殺菌
剤・殺虫剤などを浸込ませた紙より成る場合に
は、防菌・防虫効果も発現されることは勿論であ
る。 林檎や桃などについての袋掛けは、通常は梅雨
明け前に、しかも落花から所定の日数が経過する
以前に行うものとされている。このような果実の
場合には赤く着色させる必要があり、したがつて
収穫期前に開封して除袋する。林檎を例にとる
と、早生品種では8月末の収穫日の4日前、中生
品種では10月の収穫日の10〜14日前、さらに晩生
品種では11月の収穫日の30日前を目途に除袋する
のが普通である。収穫日と除袋日との間隔が品種
により大きく異なるのは、主に日照強度の変化に
よるものである。すなわち、晩生品種では収穫時
期における日照強度が低下するため早めに除袋し
て着色を促進する必要があり、他方、早生品種で
はいわゆる「焼けつり」を防止するために、なる
べく収穫日直前に除袋するのが望ましいとされて
いる。 従来は、袋掛けおよび除袋をいずれも手作業で
行つており、特に、収穫に先立つ除袋に際して
は、封止素子を復元変形させてから使用済みの袋
を果実から離脱させる繁雑な作業が必要とされる
ことに加え、除袋時点では果実が大きく成長して
袋の内面と密着状態にあるために作業を慎重に行
つて果実の損傷や落下を防止する必要があり、そ
れ故に作業能率の向上および省力化の達成は著し
く困難とされていた。
【考案の開示】
本考案の課題は、特に中生品種または晩生品種
の果実を対象とする果実袋として、収穫前の除袋
をより簡便に行うことができ、作業能率の向上お
よび省力化を容易に達成しうる果実袋を提案する
ことにある。 考案者は、上記の課題を簡便に達成しうる構成
について鋭意検討を加えた結果、封止素子を形状
記憶材料により形成すれば外気温度の季節変化を
利用して封止素子を復元変形させることができ、
ひいては開封を自動的に行うことが可能になると
の着想を得て本考案を完成するに至つたのであ
る。 すなわち本考案は、一辺に開口部が形成される
と共に開口部周縁の近傍に塑性変形可能な封止素
子が配置され、この封止素子を変形させることに
より開口部を閉封状態に保持可能とした果実袋に
おいて、封止素子を、外気温度の所定の変化に応
じて変形前の初期形状に復元して開口部を開封す
る温度特性を有する形状記憶材料により構成する
ものである。そして、この封止素子は、それぞれ
温度特性の異なる形状記憶材料よりなる第1およ
び第2の線条材を相互に並設配置してなり、第1
の線条材は外気温度が第1の所定温度レベルを越
えて上昇したときに変形前の初期形状に復元しう
るものとし、また、第2の線条材は外気温度が前
記第1の所定温度レベルに達した後、第2の所定
温度レベル以下に低下したときに変形前の初期形
状に復元しうるものとする。 本考案による果実袋は、形状記憶材料よりなる
封止素子を外気温度の季節変化に応じて所要の時
期に自動的に復元変形させることにより開封する
ものであるため、少なくとも一部の果実袋は風な
どにより果実から離脱して自然に落下する。すな
わち、除袋作業は残存する果実袋のみについて行
うだけで足りるのである。除袋に際しては封止素
子の手作業による復元変形が不要であり、単に袋
を引張つて果実から離脱するだけで良いので、作
業能率を大幅に向上して省力化を容易に達成する
ことが可能となる。
【考案の最良の実施形態】
以下、本考案の図示の実施例について詳述す
る。 第1図は本考案の一実施例による果実袋を示し
ている。本例の果実袋10は、ほぼ矩形形状に形
成された紙製のものであり、頂辺11、一対の側
辺12,13および底辺14を有している。頂辺
11は開口部とし、側辺12,13および底辺1
4は封止する。この場合、側辺12,13は糊代
とすることができる。すなわち、この果実袋10
は一枚の用紙を上下に折重ね、その両側縁におい
て糊付けして形成しうるものである。なお、頂辺
11の中央部における表面側には切込み15を形
成しておく。 本考案による果実袋10は、従来既知のものと
同様に、果実の収穫時期に応じて1重、2重また
は3重袋とする。いずれの場合にも外側袋は、新
聞用紙の白紙に防虫剤及び/又は防菌剤を混入し
たインキで印刷を施し又は古紙を使用して所要の
強度を発現させるのが望ましい。なお、果実袋1
0を2重または3重袋とする場合、内側袋は所要
の遮光性を有する材質の用紙で形成することは勿
論である。 さらに、本考案による果実袋10は、従来既知
のものと同様に、真直な初期形状を有する塑性変
形可能な金属線条材からなる封止ピン16を果実
袋10の側辺12に沿わせて頂辺11の近傍領域
に配置したものである。この封止ピン16を、本
実施例においては、後述するように、側辺12の
糊代を利用して果実袋10に埋設した形状記憶合
金製の線条材により構成する。 本考案の対象とする果実袋10は、落花後に所
定日数が経過して袋掛けを行うべき時期が到来し
た時点で、既知の要領で果房17の袋掛けに供す
るものである。すなわち、先ず、第2図Aに示す
ように、果実袋10の頂辺11における開口部を
十分に開き、果房軸18が切込み15から袋外に
露出するように果房17を果実袋10内に収め
る。次に、第2図Bに示すように、果房軸18を
中心として左右から袋10を折り畳んで両側辺1
2,13の頂辺近傍領域を相互に重ね合わせる。
最後に、第2図Cに示すように、封止ピン16を
配置した側辺12が側辺13の外側に配置される
ように封止ピン16をその中央部付近で略180°折
り曲げて塑性変形させ、果実袋10の開口部を閉
封状態に保持する。果房17は、この状態で果実
袋10内で成熟し、収穫に先立つて所定時期に除
袋する。 第3図は、本考案の一実施例において使用する
封止ピン16を示すものである。本考案による果
実袋10は、中生または晩生品種の林檎を対象と
しており、それ故に夏季と対比して外気温度が低
下する10月中旬頃までは閉封状態に保持される構
成とすべきものである。したがつて、本例では封
止ピン16を、相互に異なる温度特性を有する2
種類の形状記憶合金よりなる一対の線条材16
a,16bを組合わせて構成する。その一方の線
条材16aは外気温度が例えば約30℃を越えて上
昇する際に、また、他方の線条材16bは外気温
度が例えば約15℃以下に降下する際に、それぞれ
変形前の真直な初期形状に復元する温度特性を有
するものとする。 上記一対の線条材16a,16bは、いずれも
帯状に形成するのが望ましく、接着、溶接、結束
等の適宜手段により一端部近傍で相互に一体化し
た後、外部に露出する封止ピン16として果実袋
10の表面上に固着するものである。かかる封止
ピン16を果実袋10の表面上に固着するにあた
つては、第4図に示すとおり、封止ピン16を折
り曲げて塑性変形させる際に高温側の線条材16
aが低温側の線条材16bの外側に位置するよう
にその方向性を定める。 上述した構成の封止ピン16を設けた果実袋1
0は、第2図A〜Cについて前述した要領で果房
17に掛けるものである。袋掛けを行つた直後の
時点では、例えば梅雨冷え等によつて外気温度が
低温側の線条材16bを形成する形状記憶合金の
設定温度以下に低下する虞れがあるが、この線条
材16bは高温側の線条材16aの内側に配置さ
れているために塑性変形状態で拘束されており、
したがつて不所望の復元変形は生じない。 盛夏になると外気温度が高温側の線条材16a
を形成する形状記憶合金の設定温度を越えて上昇
するので、先ず高温側の線条材16aのみが変形
前の初期形状に自動的に復元する。然るに、この
時点では外気温度が低温側の線条材16bを形成
する形状記憶合金の設定温度以下まで低下するこ
とはないので、低温側の線条材16bは袋掛け時
点での変形状態に維持される。 そして、除袋を行うべき時期が到来し、低温側
の線条材16bを形成する形状記憶合金の設定温
度以下まで外気温度が低下する時点で、低温側の
線条材16bは変形前の初期形状に自動的に復元
する。勿論、この時点では高温側の線条材16a
が既に変形前の初期形状に復元しており、低温側
の線条材16bの復元変形を阻止するものではな
い。高温側および低温側の線条材16a,16b
がいずれも変形前の初期形状に復元した後は果樹
袋10が開封状態となり、一部は果実から自然に
離脱して落下するので除袋は残存する果実袋のみ
につき行えば良く、その作業自体も極めて容易で
ある。しかも、除袋に際して作業者は、従来の果
実袋において不可避的と考えられていた手作業に
よる封止ピン16の復元変形を必要とせず、果実
袋10は、単に引張るだけで容易に成熟した果実
17から離脱させることができる。 このように、本考案による果実袋10を使用す
る場合には、全ての果実袋10についての手作業
による除袋が多くの場合には不要であり、また、
除袋すべき果実袋10についても封止ピン16の
手作業による復元変形が不要であつて所要の除袋
作業を極めて高い作業能率で容易に遂行すること
が可能となるものである。 本考案は、上述の実施例のみに限定されるもの
でなく、多くの変形態様をもつて実施しうること
は言うまでもない。すなわち、図示の実施例では
封止素子を形状記憶合金よりなるピンをもつて構
成しているが、所要の温度特性を有し、しかも十
分な復元力の得られるものであれば、形状記憶樹
脂材料により封止素子を構成することもできる。 以上詳述したところから明らかなとおり、本考
案によれば、果実袋における封止素子を形状記憶
材料により形成し、外気温度の季節変化に応じて
復元変形させることにより開封を自動的に行わせ
る構成としたので、収穫前の除袋作業をより簡便
に遂行することができ、作業能率の大幅な向上お
よび高度の省力化を容易に達成しうるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例による果実袋を示
す斜視図、第2図A〜Cは、第1図の果実袋の使
用態様を示す斜視図、第3図は、本考案の果実袋
に用いる封止ピンの一例を示す斜視図、第4図
は、第3図の封止ピンの変形状態を示す斜視図で
ある。 10……果実袋、11……開口部、16……封
止素子、16a,16b……線条材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 果実を内部に収めて成育させるために使用す
    る果実袋であつて、その一辺に開口部が形成さ
    れると共に開口部周縁の近傍に塑性変形可能な
    金属材料よりなる封止素子が配置され、この封
    止素子を変形させて前記開口部を閉封状態に保
    持可能としたものにおいて、前記封止素子は、
    それぞれ温度特性の異なる形状記憶材料よりな
    る第1および第2の線条材を相互に並設配置し
    てなり、第1の線条材は外気温度が第1の所定
    温度レベルを越えて上昇したときに変形前の初
    期形状に復元しうるものとし、また、第2の線
    条材は外気温度が前記第1の所定温度レベルに
    達した後、第2の所定温度レベル以下に低下し
    たときに変形前の初期形状に復元しうるものと
    したことを特徴とする果実袋。 2 請求項1記載の果実袋において、第1の線条
    材を、封止素子の塑性変形状態で第2の線条材
    の外側に位置するように配置したことを特徴と
    する果実袋。 3 請求項1記載の果実袋において、袋をほぼ矩
    形形状に形成し、その一辺に前記開口部を配置
    すると共にこれに隣接する辺に沿う開口部の近
    傍領域に前記封止素子を配置したことを特徴と
    する果実袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57122726A (en) * 1981-01-23 1982-07-30 Daiden Co Ltd Protective bag for fruit

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JPH0287441U (ja) 1990-07-11

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