JPH048871Y2 - - Google Patents

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JPH048871Y2
JPH048871Y2 JP4089385U JP4089385U JPH048871Y2 JP H048871 Y2 JPH048871 Y2 JP H048871Y2 JP 4089385 U JP4089385 U JP 4089385U JP 4089385 U JP4089385 U JP 4089385U JP H048871 Y2 JPH048871 Y2 JP H048871Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、排便した後の肛門附近(以下、所定
部位という)の汚れを水又は温水(以下、洗浄水
という)を噴射させることによつて洗浄するため
の携帯用衛生洗浄器に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
近年における衛生思想の発達に伴つて排便した
後の所定部位の汚れを、従来のようにトイレツト
ペーパーで拭取る代わりに洗浄水を噴射させて洗
浄する衛生洗浄器が次第に使用されるようになつ
てきた。
しかしながら、従来におけるこの種の洗浄器
は、便器の一部として組み込まれており、その便
器でしか使用できなく、然も洗浄器付の便器は価
格的に高価であるという問題点があつた。従つ
て、一般家庭等には充分に普及していないのが現
状である。
そこで、一般家庭においても従来のトイレツト
ペーパーのみの使用に代わるものとして、排便後
の後処理が衛生的にできる安価で手軽な衛生洗浄
器の出現が望まれていた。
一方、自宅には洗浄器付の便器が設置されてい
ても、旅行等により外泊する場合には、多くの場
合に排便後において洗浄水で洗浄することが殆ん
どできないため、やむをえずトイレツトペーパー
を使用して後処理をせざるを得なく、不衛生な不
快感をぬぐい去ることができない。
上記のような場合においても、手軽に持ち運び
でき然も簡便に使用できる衛生洗浄器の出現が望
まれていた。
かかる以上の要請に応じて、本出願人は、昭和
59年10月29日に出願した実用新案登録出願1にお
いて、衛生洗浄器が付設されていない便器であつ
ても、手軽に持ち込んで排便後の処理部位にノズ
ルから洗浄水を噴射して汚れを簡便且つ衛生的に
洗浄でき得る、安価でコンパクトな携帯用衛生洗
浄器を案出した。
ところで、上記携帯用衛生洗浄器には洗浄水を
給水する必要があるが、使用する度毎に該衛生洗
浄器の収容部に給水することは頗る厄介であり、
速やかな使用に支障をきたすことがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、収容部内に洗浄水を予め収容しておくことが
でき、迅速且つ簡便に使用でき然も携帯性にも優
れた携帯用衛生洗浄器を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するための本考案の概要は、洗
浄液を収容する収容部と、収容されている洗浄液
を収容部における排水口から中継パイプを介して
吸引・吐出する駆動ポンプを有する駆動部と、駆
動部から吐出される洗浄液を噴射する噴出孔を有
するノズル管とを少なくとも具備する携帯用衛生
洗浄器において、前記収容部の排水口に逆止弁を
挿着し、さらに駆動部における吸水口には、逆止
弁を開口させ且つ収容部内と連通させる押棒を設
け、収容部と駆動とを着脱自在に装着でき得るよ
うにしたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案における携帯用衛生洗浄器の一実
施例について図面を参照しながら具体的に説明す
る。
本考案に係る携帯用衛生洗浄器10は、第1図
に示すように、洗浄水を収容する収容部3と、そ
の洗浄水を吸引し吐出する駆動部4と、前記収容
部の吸水口5Aを被装し収容部3を密閉する蓋体
30と、駆動部4の吐出口部6Bに着脱可能に連
結するノズル管40とから構成されている。
まず、前記収容部3は、一方が開口する有底筒
状の合成樹脂から成るケース体1Aにより形成さ
れており、収容部の底板2は上底で、該底板2の
一部に外方へ突出する排水口5Bが設けられ、こ
の排水口5B内にはボール7Aとコイルスプリン
グ7Bから成る逆止弁7が挿着されている。ま
た、上底をなすケース体1Aの底部は凹嵌部70
をなし、その凹嵌部70を形成するケース体1A
の内周壁に凹部70Aが穿設されている。前記収
容部における一方側の開口は給水口5Aをなして
いる。
前記駆動部4は、収容部3内の洗浄水を吸引し
吐出させるポンプ8と、ポンプ8を駆動させるモ
ータ9と、モータ9の駆動電源となる電池11と
から成り、これらはケース体1Bに適宜配置によ
り収納されている。このケース体1Bの一端側に
は前記排水口5Bに嵌合する吸水口6Aを凹設
し、該吸水口6A内には、排水口5B内に挿着さ
れているコイルスプリング7Bを挿通してボール
7Aを押し上げる押棒60が立設されている。ま
た、ケース体1Bの一端側における側周縁には、
前記凹嵌部70に嵌合する段差部80が形成され
ていると共に、その段差部80の外周壁に前記凹
部70Aと嵌合する凸部80Aが突設されてい
る。前記ポンプ8は、下方位置に吸引口8Aを有
すると共に、側方に吐出口8Bを有し、内部には
図示しない回転ギヤが内蔵されている。吸引口8
Aは第1のホース12Aを介して吸水口6Aと連
通しており、また、吐出口8Bは第2のホース1
2Bを介してケース体1Bの他端側に設けられて
いる吐出口6Bに連通している。ポンプ8におけ
る洗浄水の吸引・吐出を作動させる回転ギヤは、
モータ9における回転軸9Aとジヨイントラバー
13を介して回転が伝達されるように連結されて
いる。モータ9は、例えば第2図に示すような配
線図によりスイツチ14を介して電池11に接続
されて給電されるようになつており、スイツチ1
4の操作によりモータ9の駆動を制御できるよう
になつている。ここで、電池11は充電式のもの
を用いることが望ましく、第2図図示の充電端子
15,15を、例えば第1図図示のケース体1B
に穿設された貫通孔16に充填配設して、プラグ
を差し込むことにより充電できるようにしておけ
ば便利である。
次に、蓋体30は、第3図に示すように、側周
縁にネジ溝31が形成されている略円盤状体であ
り、蓋体30の表側には、すり鉢状の凹部32,
32に挾まれた直線帯状の摘み部33が中心部を
通つて形成されており、さらに蓋体30の中心部
分には、内部にベアリング35Aとスプリング3
5Bが充填されたチエツクバルブ(逆止弁)35
が挿設されている。前記した側周縁に形成された
雌ネジ溝31は、ケース体1Aの給水口5Aの内
周面に設けられており雄ネジ溝19と螺合するよ
うになつている。
次いで、ノズル管40は、先端が閉塞し基端に
開放口部41を有する細長い筒状体であり、その
開放口部41の内周面に形成された雄ネジ42
を、ケース体1Bにおける吐出口部6Bの外周面
に設けられた雌ネジ21に螺入することによつ
て、ケース体1Bに着脱可能に連結されている。
ノズル管40内には長手方向に沿つて管路43が
あり、該管路43はその中間位置において屈折段
差部43Aが形成されている。ノズル管40にお
ける先端近傍には、前記管路43に連通する噴出
孔44が穿設されている。管路43には、前記噴
出孔44が存在する管路43における先端近傍部
分を除いて、軟質樹脂にて成形された第3のホー
ス45が挿設されている。この第3のホース45
の先端外周面は、例えば接着剤46を介して管路
43の内壁に固着されている。一方、第3のホー
ス45の基端は、ノズル管40内の基端部分に埋
設されている管路連結具47が連結され、前記吐
出口部6Bに取着されている第2のホース12B
と連通するようになつている。
前記管路43の屈折段差部43Aに対応するノ
ズル管40における中間位置には、ノズル管の長
手方向に沿つて管路43と連通する細溝48が穿
設されると共に、該細溝48に挿通され且つ第3
のホース45に達する突片49を有するスライダ
ー50が巻装されている。すなわち、スライダー
50は、第4図に示すように、合成樹脂よりなる
湾曲保持部51と、湾曲保持部51の内面から垂
下する突片49とからなり、第5図に示すよう
に、該スライダー50は突片49を前記細溝48
に挿通すると共に、湾曲保持部51をノズル管4
0の管周面に弾力を利用して巻装し、湾曲保持部
51のスライドにより突片49が細溝48に沿つ
て摺動可能にノズル管40に保持されている。そ
して、摺動可能な突片49は屈折段差部43Aに
おいて第3のホース45を押圧するようになつて
いる。
以上構成される本考案における携帯用衛生洗浄
器10を実際に使用する場合について、以下説明
する。
まず、収容部3における給水口5Aに螺合され
ている蓋体30を、その摘み部33により回転さ
せてケース体1Aから取り外して、収容部3の給
水口5Aを開放し、開放した給水口5Aを上方へ
向け、給水口5Aから洗浄水を注ぎ入れて収容部
3内に洗浄水を満たした後、給水口5Aに蓋体3
0をかぶせて摘み部33をもつて回転螺入させ、
蓋体30により給水口5Aを密閉しておくもので
ある。この際に、排水口5B内に挿着されている
逆止弁7が洗浄水の漏水を阻止しているため、第
6図イに示すように、駆動部4から分離されてい
る収容部3内に洗浄水が満たされた状態を保つこ
とができる。
次に、実際の使用時には、予め洗浄水が満たさ
れている収容部3と駆動部4とを連結する。すな
わち、ケース体1Aにおける凹嵌部70内にケー
ス体1Bの段差部80を嵌入して、第6図ロに示
すように、凹部70Aと凸部80Aを嵌合すると
共に、吸水口6Aを排水口5Bに合致させてコイ
ルスプリング7Bを挿通する押棒63によりボー
ル7Aを押し上げ、収容部3内と吸水口6Aとを
連通させる。このようにケース体1Aとケース体
1Bとを一体的に嵌着して収容部3と駆動部4を
連結すると共に、ノズル管40の開放口部41を
吐出口部6Bに螺入して駆動部4にノズル管40
を連結する。
次いで、排便後における汚れのある所定部位の
直下にノズル管40の噴出孔44を位置させる。
そして、スイツチ14を押して電池11の電源が
モータ9に接続され、モータ9が回転すれば、回
転軸9Aを介してポンプ8に内蔵されているギヤ
の回転により、ポンプ8が洗浄水の吸引・吐出作
動を開始する。すなわち、収容部3内の洗浄水は
排水口5Bから吸水口6Aを経て第1のホース1
2Aを介して吸引口8Aを通過してポンプ8内に
吸引され、さらに吐出口8Bから第2のホース1
2Bを介して吐出口部6Bに導かれる。このよう
な洗浄水の流れが円滑に行われるのは、チエツク
バルブ35が収容部3内に外気を供給しているか
らである。吐出口部6Bに導かれる洗浄水は、ポ
ンプ8における吐出作用により、管路連結具47
を介してノズル管40内の第3のホース45に勢
いよく流入し、噴出孔44から勢いよく洗浄水が
噴射され、その噴射される洗浄水により所定部位
の汚れが洗浄される。この際、第7図イ,ロ,ハ
に示すように、スライダー50をノズル管40の
先端方向へスライドさせれば、突片49は細溝4
8に沿つて摺動し、この移動する突片49が屈折
段差部43Aにおいて当該段差を利用してその箇
所のホースを扁平に押しつぶすので、ホース内の
洗浄水の流路が小さくなり、ノズル管40の先端
へ流れる洗浄水の水量が制限され、噴出孔44か
ら一度に噴射される洗浄水の量及び勢いを減少さ
せることができる。従つて、スライダー50の移
動調整を適宜に行うことによつて、ノズル管40
の先端へ流れる水量を自由に調節できるので、所
望する水量及び勢いの洗浄水を噴出孔44から噴
射でき、所定部位の汚れを効率よく然も衛生的に
洗浄できることになる。尚、収容部3内の容積
は、所定部位の汚れを洗浄するのに必要な量の洗
浄水が満たされるようになつている。
このようにして、所定部位の汚れを洗浄した
後、ノズル管40を吐出口部6Bから取り外すと
共に、ケース体1Aからケース体1Bを抜脱し、
収容部3と駆動部4とを分離する。この時、押棒
60による押し上げ力が解除されて、ボール7A
はコイルスプリング7Bの復元力により排水口5
Bを再び塞ぐようになる。その後、蓋体30を吸
水口5Aから取り外して給水口5Aから洗浄水を
注ぎ入れ、次回の使用に備えて収容部3内に洗浄
水を予め満たしておくものである。このようにし
ておけば、次に使用する際には、衛生洗浄器とし
て組立てた後に速やかに用に供することができる
ことになる。
尚、各図において、61で示したのは、漏水防
止用のOリングである。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案は、収容部と駆動部
とを接合して一体的に嵌着できると共に、収容部
内に洗浄水を満した状態で分離できるように構成
したので、ノズル管の嵌脱自在なことと相まつて
頗るコンパクトに各構成部品を分割することが可
能となり、然も常に収容部内に洗浄水を満たして
おけるために使用時には各構成部品を組立てて速
やかに使用に供することのできる等、携帯性及び
使用性のいずれにも優れた携帯用衛生洗浄器を提
供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における洗浄器の内部構造例を
示す断面図、第2図は駆動部における電気系統の
代表例を示す配線図、第3図は蓋体を示す斜視
図、第4図はスライダーの斜視図、第5図はスラ
イダーをノズル管の管周面に巻装した状態を示す
断面図、第6図イ及びロは収容部と駆動部が分離
し更に嵌着した状態を夫々に示す断面図、第7図
イ,ロ,ハはスライダーの移動とホースの流路と
の関係を示す断面図である。 3……収容部、4……駆動部、5B……排水
口、6A……吸水口、7……逆止弁、8……駆動
ポンプ、12A……第1のホース(中継パイプ)、
12B……第2のホース(中継パイプ)、40…
…ノズル管、44……噴出孔、60……押棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄液を収容する収容部と、収容されている洗
    浄液を収容部における排水口から中継パイプを介
    して吸引・吐出する駆動ポンプを有する駆動部
    と、駆動部から吐出される洗浄液を噴射する噴出
    孔を有するノズル管とを少なくとも具備する携帯
    用衛生洗浄器において、前記収容部の排水口に逆
    止弁を挿着し、さらに駆動部における吸水口に
    は、逆止弁を開口させ且つ収容部内と連通させる
    押棒を設け、収容部と駆動部とを着脱自在に装着
    でき得るようにしたことを特徴とする携帯用衛生
    洗浄器。
JP4089385U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH048871Y2 (ja)

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