JPH0489821A - 水素化ノルボルネン系樹脂の成形体 - Google Patents

水素化ノルボルネン系樹脂の成形体

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JPH0489821A
JPH0489821A JP20597590A JP20597590A JPH0489821A JP H0489821 A JPH0489821 A JP H0489821A JP 20597590 A JP20597590 A JP 20597590A JP 20597590 A JP20597590 A JP 20597590A JP H0489821 A JPH0489821 A JP H0489821A
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hydrocarbon group
group
polymer
ring
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JP20597590A
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Akira Iio
飯尾 章
Mitsuyoshi Kumamoto
光芳 熊本
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、無機化合物を乾式コーティングした水素化ノ
ルボルネン系樹脂成形体に関し、詳しくは、表面硬度、
耐傷性、耐熱性に優れ、また光学特性に優れた無機化合
物を乾式コーティングした水素化ノルボルネン系樹脂の
成形体に関する。
[従来の技術] ノルボルネン環を有する化合物の開環重合体の水添体は
、近年優れた光学特性と耐熱性を有する透明樹脂として
、その有用性から各種の(共)重合体か提案されている
(特開平1−240517号公報など)。
すなわち、ノルボルネン環化合物、例えばノルボルネン
、ジシクロペンタジェン、テトラシクロ2.5  7.
10 [4,4,0,1,1コー3−ドデセンまたはその誘導
体から選ばれた1種以上の単量体を、W、Mo、Re、
Tiなどの遷移金属化合物から選ばれた重合触媒または
前記遷移金属とLllMg、A1、Snなどの有機金属
化合物を組み合わせた触媒により開環重合して得られる
重合体をさらに水素添加した水素化重合体は、従来のメ
タクリル樹脂に比べはるかに高い耐熱性をも持つほか、
吸水性も低く、また軽量であるなど、レンズ、光ディス
クなどの光学用途のほか、一般成形品用途においても非
常に優れた性質を持っている。
しかしながら、これらの樹脂は従来のアクリル樹脂に比
べ、表面の硬度は用途によっては十分ではなかった。ま
た、上記ノルボルネン環化合物の開環重合体の水添体は
、水添率を上げることや特定の安定剤を添加することに
より、その熱安定性(高温時の着色)は大幅に改良され
るものの、条件によっては必ずしも十分でなく、また水
添率を上げるためのコスト上の問題も少なからず残され
ていた。
[発明か解決しようとする課題] 上記のように、本発明は、ノルボルネン環化合物の開環
重合体の水素化重合体(以下、水素化ノルボルネン系樹
脂という)の成形体の表面硬度を改善するための方法を
提供することにある。さらに、水素化ノルボルネン系樹
脂成形体の熱安定性を改良することにある。
[問題を解決するための手段] すなわち本発明は、下記一般式(I)で表わされる少な
くとも1種の化合物よりなる単量体またはこの単量体お
よびこれと共重合可能な共重合性単量体を開環重合させ
て得られる開環重合体を、さらに水素添加して得られる
水素添加重合体の成形体表面を無機化合物により乾式コ
ーティングしてなる水素化ノルボルネン系樹脂の成形体
を提供するものである。
本発明において、水素化ノルボルネン系樹脂は、下記一
般式(I)で表わされる少なくとも1種の化合物を単独
または他の共重合可能な単量体とメタセシス触媒の存在
下、開環(共)重合し、得られた(共)重合体を一水添
触媒存在下、水素添加反応に供し、分子中に存在する非
芳香族性二重結合の90%以上を水素化して製造するこ
とができる。
一般式(I) ム 6式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
炭化水素基、XおよびYは水素原子、炭素数1〜10の
炭化水素基、−(CH)  COOR1−(C)(2)
。oc。
n R’  −(CH)  CN、−(CH2)nn C0NR2R”  −(CH2’)、C00Z、−(C
H)  0COZ、−(CH2)。OZ、−(CH2)
 nW、またはXとYから構成された を示し、mはOまたは1である。なお、RlR、Rおよ
びR4は炭素数1〜20の炭化水素基、2は炭化水素基
または水素原子、・ 5 WはSIRD    (R5は炭素数1〜11)  3
−p Oの炭化水素基、Dはハロゲン原子、−〇C0Rまたは
−OR”  pはO〜3の整数を示す)、nはO〜10
の整数を示す。〕上記一般式(I)で表わされる化合物
において、成形体の耐熱性を高めるために、置換基Xお
よびYの少なくとも1つは水素原子および炭化水素基か
ら選ばれる基以外の基であることが好ましい。さらに、
置換基XおよびYの一方が式−(CH)  C00RI
で表わされるカルボン酸ニスn チル基であると、樹脂製造時の水素化工程で変化しない
という点で好ましく、他の一方が水素原子または炭化水
素基であることが好ましい。また、式−(CH)  C
0OR’で示されるカルボンn 酸エステル基のうち、nの小さいものほど水素化ノルボ
ルネン系樹脂の耐熱性が高くなるので好ましく、特に式
−(CH2)nCOORにおいては、n=0であること
がモノマーを合成する上で、また水素化ノルボルネン系
樹脂の安定性の面から見て好ましい。R1は炭素数1〜
20の脂肪族、脂環族、または芳香族炭化水素基である
が、炭素数の大きいものほど得られる重合体の吸水性が
低くなる点ては好ましいか、熱分解性は一般に炭素数が
大きくなるほど高くなるので、本樹脂の特徴を最大限に
生かすには、炭素数1〜4の鎖状炭化水素基、炭素数5
以上の脂環式炭化水素基、またはフェニル基、置換フェ
ニル基が好ましく、さらには8−メチル−8−メトキシ
カルボニルテトラシクロ[4,4,0,1、1”10]
 −3−ド2.5 デセンが特に好ましい。
開環重合体は一般式(I)で表わされる化合物を2種以
上使用し、共重合体とすることもてきる。
例えば、8−メチル−8−メトキシカルボニルテ2.5
    7.10 トラシクロ[4,4,0,1,1]−3−ドデセンと5
−メチル−5−メトキシカルボニルビシクロ[2,2,
1] −2−ヘプテンを共重合することもできる。この
組み合わせは、5−メチル−5−メトキシカルボニルビ
シクロ[2,2゜1]−2−ヘプテンが8−メチル−8
−メトキシカルボニルテトラシクロ[4,4,0,12
”’17′1°コー3−ドデセン製造の中間体として得
られるため特に好ましい。
また、化合物(I)と共重合する他の単量体としては、
シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シ
クロオクテン、ペンタシクロ[6゜3.6    2,
7    9.135.1.1  .0  .0   
コー11−ペンタデセンなどのシクロアルカンを、また
そのアルキル置換体を挙げることができる。
共重合可能な単量体を用い一般式(I)で表わされる化
合物との共重合体を得る場合、一般式(I)で表わされ
る化合物が少ないと、最終的に得られる樹脂は高い耐熱
性を持つことができないため、一般式(I)の単量体の
割合は50モル%以上、好ましくは70%以上、より好
ましくは80%以上であることが必要である。
また、一般式(I)で表わされる化合物の重合を、ポリ
ブタジェン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジェン共
重合体、エチレン−プロピレン非共役ジエン共重合体、
ポリノルボルネンなどの主鎖に炭素−炭素二重結合を含
んだ不飽和炭化水素系ポリマー存在下に行なうこともで
き、この場合、得られた水素化ノルボルネン系樹脂は特
に耐衝撃性が高い。これら不飽和炭化水素系ポリマーの
うち、ブタジェン−スチレン共重合体、イソプレン−ス
チレン共重合体が透明な成形体を得やすいので好ましい
。この場合、ジエンとスチレンの共重合体はランダム共
重合体であっても、ブロック共重合体であってもよい。
不飽和炭化水素系ポリマー存在下の重合の際、該ポリマ
ーは一般式(I)で表わされる化合物に対し、1〜50
重量%、好ましくは3〜40重量%、より好ましくは5
〜30重量%使用される。
開環重合に用いられるメタセシス重合触媒は、(A)W
STi、MoおよびReの化合物から選ばれた少なくと
も1種の化合物と、(B)周期律表IA、mA、IIB
、HA、TVAあるいはIVB族元素の化合物で少なく
とも1つの該元素−炭素結合あるいは該元素−水素結合
を有するものから選ばれた少なくとも1種の組み合わせ
からなる触媒であるが、触媒活性を高める添加剤(C)
を加えたものであってもよい。
(A)成分として適当なW、Ti SMoあるいはRe
の化合物の代表例としては、WCl6、TiC1、Mo
C1、Re0C13が挙げられる。
(B)成分としての具体例としては、n−BuLil 
(C2H5)3A1、(C2H5) 2 A ICI、
LiHなどがある。
(C)成分の代表例としては、アルコール類、アルデヒ
ド類、ケトン類、アミン類などが好適に用いることがで
きる。
(A)成分と(B)成分との使用比率は、金属原子比で
(A):  (B)が1:1〜1:50、好ましくは1
:2〜1:30の範囲で用いられる。
(C)成分と(A)成分との使用比率は、モル比で(C
):  (A)が0.005+1〜10:1、好ましく
は0.05:1〜2:1の範囲で用いられる。
重合体の分子量は、重合温度、触媒の種類、溶媒の種類
によっても調整できるが、より好ましくは、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン
、1−オクテンなどのα−オレフィン類などを反応系に
共存させ、その量を変えることで調整するのかよい。本
発明で用いられる重合体は、分子量がη1□hで0.2
〜5.0のものが好ましい。
上記メタセシス開環重合で得られた(共)重合体の水素
添加反応は通常の方法で行なわれる。この水素添加反応
で使用される触媒は、通常のオレフィン性化合物の水添
反応に使用されるものが使用できる。
例えば、不均一触媒としては、パラジウム、白金、ルテ
ニウム、ロジウム、ニッケルなどの触媒物質をカーボン
、シリカ、アルミナ、チタニアなどの担体に担持させた
固体触媒などが挙げられる。
特ニ、パラジウムをシリカ・マグネシア担体に担持した
触媒が活性、寿命などの点から好ましい。
また、均一触媒としては、ナフテン酸ニッケル、チタノ
センジクロリド、コバルトアセチルアセトネートなどの
有機溶媒可溶のニッケル、コバルト、チタン、バナジウ
ム化合物とトリエチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウム、ジエチルアルミニウムモノクロリドなとの
有機アルミニウム、またはブチルリチウムなどの有機リ
チウムとを組み合わせた触媒を使用することができる。
また、クロロトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウ
ム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニ
ウムなどの貴金属錯体触媒も使用できる。
水添反応は常圧〜300気圧、好ましくは3〜150気
圧の水素ガス雰囲気下、温度は0〜200℃、好ましく
は20〜180℃で行なうことができる。水添率は60
MHzNMRで測定し、δ=4.5〜6. 0ppmの
範囲のピークの水添反応による減少から計算して90%
以上あることが必要であり、好ましくは95%、より好
ましくは98%以上である。水添率が90%未満では、
水素化ノルボルネン系樹脂の安定性に問題が生じること
があり好ましくない。
本願において、用いられる水素化ノルボルネン系樹脂の
ゲル含量は1重量%以下、好ましくは0゜1重量%以下
、水分含量は300 ppm以下、好ましくは100 
ppm以下、ハロゲン含量は50ppm以下、好ましく
は20 ppm以下である。
本願においては、水素化ノルボルネン系樹脂には、必要
に応じて他の熱可塑性樹脂が添加されていてもよい。こ
の他の熱可塑性樹脂としては、ガラス転移温度が25°
C以上の重合体であり、非晶性ポリマー、結晶性ポリマ
ー、液晶ポリマーなどが含まれる。具体的な該熱可塑性
樹脂の例としては、スチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂
、アクリル系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリ
アリーレンスルフイツト樹脂、ポリカーホネート樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテルスル
ホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリイミド樹脂などが挙
げられる。
水素化ノルボルネン系樹脂と他の熱可塑性樹脂との割合
は、重量比で10〜95 : 90〜5、好ましくは1
5〜90 : 85〜10.より好ましくは20〜80
:80〜20となる割合である。さらに、かかる水素化
ノルボルネン系樹脂には、コム質重合体およびゴム強化
熱可塑性樹脂か、それぞれ単独であるいはこれらの両方
が含有されているものであってもよい。
ここでゴム質重合体としては、ガラス転移温度が0℃以
下の重合体であって、通常のゴム状重合体および熱可塑
性エラストマーが含まれる。
本発明において、水素化ノルボルネン系樹脂の成形体(
以下、単に「成形体」という)の形態は、どのような形
態であってもよい。例えば、樹脂を最終成形体にする前
の中間成形体の形態や、最終成形体のいずれであっても
よい。
成形法としては、具体的に射出成形法、圧縮成形法、押
出成形法などを挙げることができる。
本発明において、成形体に対して無機化合物を乾式コー
ティングする方法は特に限定されないが、好ましくは真
空蒸着法、スパッタリング法などが挙げられる。
真空蒸着法で用いられる真空蒸着装置は特に限定されず
、真空下無機化合物を加熱、蒸発させ、蒸発された無機
化合物を成形体上に、好ましくは0.001〜100μ
mの厚さで沈積させることのできるものであればよい。
無機化合物を蒸発させる方法は、抵抗加熱法、高周波加
熱法、電子ビーム加熱法など特に限定されないが、対象
無機化合物に制約の少ない電子ビーム加熱法が好ましい
二の場合、用いられる真空蒸着装置の真空度は、通常、
10’Torr以下、好ましくは10−4Torr以下
である。真空蒸着は、いわゆるバッチ式であっても、連
続式であってもよい。
また、真空下回体表面に加速されたイオンを照射し、発
生する原子を成形体上に沈積するスパッタリング法も好
ましい方法である。このとき用いられる方法としては、
いわゆるマグネトロンスパッタリング法、対向ターゲッ
ト式スパッタリング法などを挙げることができる。スパ
ッタリング法は、いわゆるバッチ式であっても、連続式
であってもよい。
本発明で成形体にコーティングすることができる無機化
合物は、アルミニウム、力、リウム、インジウムなどの
HA族、ケイ素、スズ、鉛などの■A族、銅、金、銀な
どのIB族、亜鉛、カドミウムなどのIIB族、チタン
、ジルコニウムなどの■B族、バナジウム、ニオブ、タ
ンタルなどのVB族、クロム、モリブデン、タングステ
ンなどのVB族、鉄、ルテニウム、コバルト、ロジウム
、ニッケル、パラジウム、白金などの■族、ガドリニウ
ム、テルビウムなどのランタン系に族する金属を1種以
上含む化合物、すなわち、前記金属の酸化物、塩化物、
フッ化物、硫化物、窒化物、水素化物などを挙げること
ができる。
具体例としては、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化
錫、酸化インジウム、酸化チタン、酸化タンタル、酸化
鉛、酸化ジルコニウムなどの酸化物、窒化ケイ素、窒化
チタン、窒化アルミ、窒化タンタルなどの窒化物、硫化
亜鉛、硫化モリブデン、硫化カドミウムなどの硫化物が
ある。
好ましい無機化合物としては、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、酸化タンタル、酸化鉛、酸化亜鉛
、酸化ジルコニウム、窒化ケイ素、窒化チタン、窒化ア
ルミニウムなどを挙げることかできる。これらの無機化
合物は同時に2種以上のものを用いコーティングしても
よい。また、無機化合物のコーティングを2回以上連続
して行ない、2層以上のコーティングを行なってもよい
このようにして無機化合物をコーティングされた水素化
ノルボルネン系樹脂成形体は、その表面が改質され、表
面硬度(耐傷つき性)、吸湿性、耐湿性、吸水性、耐熱
性(加熱安定性)などの特性が大幅に向上する。
[実 施 例コ 次に、本発明を実施例によって具体的に説明するか、本
発明はその趣旨を超えない限り、これらの実施例に制約
されるものではない。
なお、以下の実施例、比較例においては特に断らない限
り、部は重量部、%は重量%を意味する。
乾式コーティングは、以下の実験用装置を用いて行なっ
た。
真空蒸着装置:佐原真空機械工業■製 500φ単層蒸着装置 スパッタリング装置: TOKUDA  CFS−8ES 評価法は以下の方法で行なった。
表面硬度:鉛筆硬度(J I S  K5400)、荷
重100gでの値 吸湿性:乾燥サンプルを温度80℃、湿度95%の恒温
、恒湿槽に240時 間保持した吸水率(%) 耐熱性:サンプルを140℃のギアーオープン中に50
0時間保持し、黄色 度の変化を調べた。黄色度はJI S  K7103によった。
参考例1 (水素化ノルボルネン系樹脂(A)の製造)窒素雰囲気
下において、窒素置換した50gの反応容器内に、8−
メチル−8−メトキシカルボ2.5   7.10 ニルテトラシクロ[4,,4,0,1,1コー3−ドデ
セン5kg、トルエン20Il、分子量調整剤である1
−ヘキセン650g、触媒であるWCl6の濃度0.0
50M/Nのクロロベンゼン溶液の86m1パラアルデ
ヒドの濃度0.1M/ρのトルエン溶液34m1.ジエ
チルアルミニウムモノクロリドの濃度0.5M/(lの
トルエン溶液205m1を加え、80℃で4時間反応し
た。このポリマー溶液にトリエタノールアミン1. 0
kgとメタノール16ρを加え、よく撹拌後、上層を破
棄することにより未反応性モノマーと触媒の除去を行な
った。得られた下層液にペンタエリスリチル−テトラキ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]を重合体に対し0.05%加
えた後、スチームストリップ、乾燥することにより、ポ
リマーを回収した。
このポリマーをテトラヒドロフランに溶解し、高圧反応
器に仕込み、水添触媒として5%パラジウム/アルミナ
触媒1 kgを加え、温度150℃、水素圧100kg
/catで5時間水添反応を行なった。
得られた重合体を濾過して触媒を除去した後、スチーム
ストリップ、乾燥することにより、水素化ノルボルネン
系樹脂(A)を回収した。
得られたポリマーの固有粘度(ηinh )は0゜75
舐/gで、NMRチャート上オレオレフインピーク質上
認められず、水添率は99%以上であった。
参考例2 (水素化ノルボルネン系樹脂(B)の製造)参考例1に
おいて、8−メチル−8−メトキシカルボニルテトラシ
クロ[4,4,0,12°517・1°コー3−ドデセ
ン4.5kgと5−メチル5−メトキシカルボニルビシ
クロ[2,2,1]−2−ヘプテン0. 5kgに変え
た以外は参考例1と同様にして重合、水添などを行ない
、水素化ノルボルネン系樹脂(B)を得た。
得られたポリマーの固有粘度(η1nh)は0゜90d
ff/gで、NMRチャート上オレオレフインビーク質
上認められず、水添率は99%以上であった。
参考例3 (水素化ノルボルネン系樹脂(C)の製造)参考例1に
おいて、8−メチル−8−メトキシカルボニルテトラシ
クロ[4,4,0,1””17・10]   3−ドデ
セン4.5)cgとジシクロペンタジェン0. 5kg
に変えた以外は参考例1と同様にして重合、水添などを
行ない、水素化ノルボルネン系樹脂(C)を得た。
得られたポリマーの固有粘度(ηinh )は0985
c[/gで、NMRチャート上オレオレフインピーク質
上認められず、水添率は99%以上であった。
参考例4 (水素化ノルボルネン系樹脂(D)、(E)の製造) 参考例1において、水添触媒量と水添時間を変えた以外
は参考例1と同様にして重合、水添などを行ない、水添
率97%の水素化ノルボルネン系樹脂(D)、水添率9
5%の水素化ノルボルネン系樹脂(E)を得た。
参考例5 (水素化ノルボルネン系樹脂(F)の製造)窒素雰囲気
下において、窒素置換した反応容器内に、ノルボルネン
環含有モノマーであるテトラシクロ[4,4,0,12
”’、17°10]  3−ドデセン3.50kg、ペ
ンタシクロ[6,5,1゜1   、 0   、 0
”13] −4−ペンタデセン1゜3.6  2.7 50kgを用い、トルエン2091分子量調整剤である
1−ヘキセン75m1.触媒であるT L C14の濃
度1.0M/11のトルエン溶液150m1、トリエチ
ルアミン0.1M/ρのトルエン溶液の200m1、ト
リエチルアルミニウムの濃度1.0M/gのトルエン溶
液の800m1を加え、25℃で2.5時間反応させた
。この重合体溶液から参考例1と同様の方法で重合体の
回収を行ない、固有粘度(ηinh ) 0 、47 
cM2/ g (クロロフォルム中、30℃、濃度0.
 5g/df)の水素化ノルボルネン系樹脂(F)2.
50kgを得た。
実施例1 参考例1で得た樹脂(A)を用い、射出成形機(新潟鉄
工、NN30B)で80X55X2.4關の成形板を製
造した。得られた成形板を650φの真空蒸着機に装着
し、機内の圧力を1O−4Torrで、厚さ0.3tt
mのS I O2膜を形成した。
このSiO2膜を蒸着した成形板の評価結果を表1に示
した。
実施例2 参考例1で得た樹脂(A)を用い、射出成形機(新潟鉄
工、NN30B)で80X55X2.4mmの成形板を
製造した。得られた成形板をスパッタリング装置に装着
し、機内の圧力を10−3Torrで、厚さ0.3μm
のSiO2膜を形成した。このS I O2膜を蒸着し
た成形板の評価結果を表1に示した。
実施例3〜7 実施例1において、樹脂をそれぞれ(B)、(C)、(
D)、(E)、(F)に変えた以外は、実施例1と同様
にしてSiO2膜を成形板上に形成した。評価結果を表
−1に示した。
実施例8 参考例1で製造した樹脂(A)50部とポリスチレン(
トーポリックス600)50部をプラベンダーを用いて
280℃で5分間混練し、熱可塑主樹脂組成物(G)を
得た。得られた熱可塑性樹脂組成物(G)を用い、実施
例1と同様の方法で成形板を製造し、実施例1と同様に
してS l 02膜を蒸着し、樹脂板の評価結果を表−
1に示した。
比較例1〜7 実施例1.3〜8でSiO3膜を形成させる前の樹脂板
の評価を行ない、表−1に示した。
実施例9および10 無機化合物を変えた以外は実施例2と同様にして、厚さ
0.2μmの窒化ケイ素膜(実施例9)および厚さ0.
2μmのA 120 s膜(実施例10)を、それぞれ
形成した成形板を得た。これらの成形板の評価結果を表
−1に示した。
以下余白 [発明の効果] 以上のように、本発明は、水素化ノルボルネン系樹脂の
成形体に対して、無機物質を乾式コーティングすること
により樹脂成形体表面を改質し、それによって樹脂成形
体の耐傷つき性、耐水性、耐湿性、耐熱性を大幅に改良
することができる。
本発明の成形体は、光学レンズ、光ディスクなどの光学
部品;自動車のウィンドガラス、天井材、ヘッドランプ
レンズ、フォッグランプレンズ、ストップランプレンズ
、ターンランプレンズ、リアーコンビネーションレンズ
、ルームランプレンズ、ランプ類のりフレフタ−、バッ
クミラー、ルームミラー ヒユーズカバー、パネルメー
ターカバーホイールキャップおよび一般内装・外装部材
などの自動車用部品;レンズ鏡筒、鏡枠その他カメラ外
装部品などのカメラ部品;蛍光灯カバーやランプシェー
ドなどの照明機器部材;デイスプレ一部材;電子レンジ
蓋、洗濯機ランドリー蓋などの電気部品;発光ダイオー
ド封止材などの電子部品;OA機器部品;カセットケー
スやカセットハーフなどの音響機器部品;ラーメンカッ
プ、探しぼりカップ、クリスタルカップ、折箱、弁当箱
、蒸し容器、冷凍食品容器、ドライ食品容器、電子レン
ジ食品用容器、トレイなどの容器;建材:土木部材:造
船部材:農業用資材;物流資材;注射器、シャーレなど
の医療機器;各種銘板;日用雑貨;フィルム;シート、
パイプ;ボトル;その他多くの用途分野に有用に使用さ
れる。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表わされる少なくとも1種の化合
    物よりなる単量体またはこの単量体およびこれと共重合
    可能な共重合性単量体を開環重合させて得られる開環重
    合体を、さらに水素添加して得られる水素添加重合体の
    成形体表面を無機化合物により乾式コーティングしてな
    る水素化ノルボルネン系樹脂の成形体。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
    炭化水素基、XおよびYは水素 原子、炭素数1〜10の炭化水素基、−(CH_2)_
    nCOOR^1、−(CH_2)_nOCOR^1、−
    (CH_2)_nCN、−(CH_2)_nCONR^
    2R^3、−(CH_2)_nCOOZ、−(CH_2
    )_nOCOZ、−(CH_2)_nOZ、−(CH_
    2)_nW、またはXとYから構成された ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式、化
    学式、表等があります▼ を示し、mは0または1である。なお、R^1、R^2
    、R^3およびR^4は炭素数1〜20の炭化水素基、
    Zは炭化水素基または水素原子、WはSiR^5_pD
    _3_−_p(R^5は炭素数1〜10の炭化水素基、
    Dは−OCOR^5または−OR^5、pは0〜3の整
    数を示す)、nは0〜10の整数を示す。〕
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