JPH049014B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049014B2 JPH049014B2 JP59038063A JP3806384A JPH049014B2 JP H049014 B2 JPH049014 B2 JP H049014B2 JP 59038063 A JP59038063 A JP 59038063A JP 3806384 A JP3806384 A JP 3806384A JP H049014 B2 JPH049014 B2 JP H049014B2
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- voltage
- output
- transformer
- relay
- average
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Description
この発明は電力系統を保護する保護継電装置
(以下リレーと略称)に関するものである。
(以下リレーと略称)に関するものである。
従来この種の装置としては第1図に示すものが
あつた。図は電力系統の模擬的な系統図を示した
もので、1はa端、2はb端の背後電源を示す。
3,4は各々a端,b端の母線、5はリレー8に
電圧を導入する変成器、7は送電線を示す。 次に動作について説明する。変成器5よりリレ
ー6に導入された電圧を所定のサンプリング周波
数でサンプリングした後のデータのうち電気角が
90゜離れたデータを各電圧V(t),V(t−90゜)
として次の演算処理をする。 V2(t)+V2(t−90゜) ……(1) 今電圧V(t)=Vsinωtとすると、電圧V(t−
90゜)にVsin(ωt−90゜)とかける。これらを上記
(1)式に代入すると、 V2sin2ωt+V2sin2(ωt−90゜) =V2sin2ωt+V2(−cosωt)2 =V2(sin2ωt+cos2ωt)=V2 となり、電圧の大きさの2乗値が得られる。この
2乗値を予め設定された整定値と比較して、整定
値より小さい時に電気指令を出力する。 従来の保護継電方式は以上のようにリレー設置
点の電圧のみを演算処理に用いていたので、第2
図に示すように電力系統の事故点(脱調の中心
点)Xが遠い場合、又は背後電源が近い場合、リ
レー設置点の電圧があまり低下しないため、リレ
ーの感度が極めて悪くなり、又は動作不能となる
等の欠点があつた。
あつた。図は電力系統の模擬的な系統図を示した
もので、1はa端、2はb端の背後電源を示す。
3,4は各々a端,b端の母線、5はリレー8に
電圧を導入する変成器、7は送電線を示す。 次に動作について説明する。変成器5よりリレ
ー6に導入された電圧を所定のサンプリング周波
数でサンプリングした後のデータのうち電気角が
90゜離れたデータを各電圧V(t),V(t−90゜)
として次の演算処理をする。 V2(t)+V2(t−90゜) ……(1) 今電圧V(t)=Vsinωtとすると、電圧V(t−
90゜)にVsin(ωt−90゜)とかける。これらを上記
(1)式に代入すると、 V2sin2ωt+V2sin2(ωt−90゜) =V2sin2ωt+V2(−cosωt)2 =V2(sin2ωt+cos2ωt)=V2 となり、電圧の大きさの2乗値が得られる。この
2乗値を予め設定された整定値と比較して、整定
値より小さい時に電気指令を出力する。 従来の保護継電方式は以上のようにリレー設置
点の電圧のみを演算処理に用いていたので、第2
図に示すように電力系統の事故点(脱調の中心
点)Xが遠い場合、又は背後電源が近い場合、リ
レー設置点の電圧があまり低下しないため、リレ
ーの感度が極めて悪くなり、又は動作不能となる
等の欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、リレー設置点の電
流と予め設定されている送電線のインピーダンス
により、リレー設置点の電圧に補正値を供給し、
その結果得られた相手端の電圧と自端の電圧を入
力して平均電圧を算出し、上記各電圧の中から最
小電圧を算出し、この最小電圧の変化率を算出す
る処理を判定処理部で行うことにより、リレーの
感度を正確に向上させた保護継電装置を提供する
ことを目的としている。
去するためになされたもので、リレー設置点の電
流と予め設定されている送電線のインピーダンス
により、リレー設置点の電圧に補正値を供給し、
その結果得られた相手端の電圧と自端の電圧を入
力して平均電圧を算出し、上記各電圧の中から最
小電圧を算出し、この最小電圧の変化率を算出す
る処理を判定処理部で行うことにより、リレーの
感度を正確に向上させた保護継電装置を提供する
ことを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。電力系統の模擬的な系統図を示す第3図にお
いて1,2は各々a端,b端の背後電源、3,4
はa端,b端の母線、5,6はリレー8に電流,
電圧を導入する変流器、変成器を示す。 第6図はリレー8の信号処理回路を示す構成図
であり、81は相手端の電圧を算出処理する電圧
算出処理部、82は自端と相手端の平均電圧を算
出する平均電圧処理部、83は最小の電圧を算出
する最小電圧算出部、84は電圧変化率算出部で
ある。86は最小電圧算出部83と電圧変化率算
出部84で構成される判定処理部である。 上記電圧算出処理部81は母線電圧V3と線路
電流Iを入力し、相手端の電圧(V3−IZl)とし
て出力電圧(補正電圧量)を演算する。平均電圧
処理部82は自端と相手端の平均電圧を演算する
ため、上記出力電圧V4と母線電圧V3が入力され
て平均値電圧Vhが出力される。最小電圧算出部
83は上記電圧V3,V4,Vhのうち、最小の電圧
を選択処理を行う。電圧変化率算出部84は最小
電圧算出部83の入力を受けて整定値とは比較で
リレーの動作出力を送出する。 次にこの発明の動作を第4図、第5図のベクト
ル図を参照して説明する。今、背後電源1と背後
電源2が脱調して相差角が90゜に離れた時には第
4図に示すようなベクトル図となる。ただし脱調
中心点はa,b端の間にある場合である。 第4図に示す電圧V1,V2,V3,V4は各々第3
図に示す背後電源1、背後電源2、母線3、母線
4の電圧ベクトルである。電流Iは母線3から母
線4へ流れる電流、Zlは予め設定されている送電
線インピーダンスである。送電線7をほとんどL
分とすると、電流Iは第4図に示すように電圧
V1と電圧V2を結ぶベクトルと直交する。図から
明らかなように母線3において母線4の電圧を求
めるには電圧V3と送電線インピーダンスZlと自
流Iとの関係を計算するとよい。また平均電圧は
(V3+V4)×1/2=Vhなる演算をし、電圧V3, V4,Vhのうち一番小さい電圧を用いて電圧変化
率の演算を行なう。 第4図に示すように脱調中心点が母線3と母線
4の間にある場合は平均電圧Vhが最小となり、
平均電圧Vhの大きさを算出し、整定値より小さ
い場合に指令を出すようにすると、電圧V3また
は電圧V4を用いた場合より感度が上ることは明
らかである。 次に第5図のベクトル図に示すように、脱調中
心点がb端の外部にある場合は電圧V4が最小と
なり、電圧V4を用いることにより感度の高いも
のが得られる。
る。電力系統の模擬的な系統図を示す第3図にお
いて1,2は各々a端,b端の背後電源、3,4
はa端,b端の母線、5,6はリレー8に電流,
電圧を導入する変流器、変成器を示す。 第6図はリレー8の信号処理回路を示す構成図
であり、81は相手端の電圧を算出処理する電圧
算出処理部、82は自端と相手端の平均電圧を算
出する平均電圧処理部、83は最小の電圧を算出
する最小電圧算出部、84は電圧変化率算出部で
ある。86は最小電圧算出部83と電圧変化率算
出部84で構成される判定処理部である。 上記電圧算出処理部81は母線電圧V3と線路
電流Iを入力し、相手端の電圧(V3−IZl)とし
て出力電圧(補正電圧量)を演算する。平均電圧
処理部82は自端と相手端の平均電圧を演算する
ため、上記出力電圧V4と母線電圧V3が入力され
て平均値電圧Vhが出力される。最小電圧算出部
83は上記電圧V3,V4,Vhのうち、最小の電圧
を選択処理を行う。電圧変化率算出部84は最小
電圧算出部83の入力を受けて整定値とは比較で
リレーの動作出力を送出する。 次にこの発明の動作を第4図、第5図のベクト
ル図を参照して説明する。今、背後電源1と背後
電源2が脱調して相差角が90゜に離れた時には第
4図に示すようなベクトル図となる。ただし脱調
中心点はa,b端の間にある場合である。 第4図に示す電圧V1,V2,V3,V4は各々第3
図に示す背後電源1、背後電源2、母線3、母線
4の電圧ベクトルである。電流Iは母線3から母
線4へ流れる電流、Zlは予め設定されている送電
線インピーダンスである。送電線7をほとんどL
分とすると、電流Iは第4図に示すように電圧
V1と電圧V2を結ぶベクトルと直交する。図から
明らかなように母線3において母線4の電圧を求
めるには電圧V3と送電線インピーダンスZlと自
流Iとの関係を計算するとよい。また平均電圧は
(V3+V4)×1/2=Vhなる演算をし、電圧V3, V4,Vhのうち一番小さい電圧を用いて電圧変化
率の演算を行なう。 第4図に示すように脱調中心点が母線3と母線
4の間にある場合は平均電圧Vhが最小となり、
平均電圧Vhの大きさを算出し、整定値より小さ
い場合に指令を出すようにすると、電圧V3また
は電圧V4を用いた場合より感度が上ることは明
らかである。 次に第5図のベクトル図に示すように、脱調中
心点がb端の外部にある場合は電圧V4が最小と
なり、電圧V4を用いることにより感度の高いも
のが得られる。
以上のようにこの発明によれば自端電圧と保護
区間の最遠端電圧とその中間地点での電圧のうち
最小電圧を用いて保護演算をするので、高信頼性
でしかも感度の高い保護継電装置が得られる効果
がある。
区間の最遠端電圧とその中間地点での電圧のうち
最小電圧を用いて保護演算をするので、高信頼性
でしかも感度の高い保護継電装置が得られる効果
がある。
第1図は電力系統の模擬的な系統図、第2図は
第1図の電圧分布図、第3図は本発明を説明する
電力系統の模擬的な系統図、第4図、第5図は本
発明のベクトル図、第6図はリレーの信号処理を
示す構成図である。 1,2……背後電源、3,4……a端、b端の
母線、5,6……変流器、変成器、8……リレ
ー、81……電圧算出処理部、82……平均電圧
処理部、83……最小電圧算出部、84……電圧
変化率算出部、86……判定処理部。
第1図の電圧分布図、第3図は本発明を説明する
電力系統の模擬的な系統図、第4図、第5図は本
発明のベクトル図、第6図はリレーの信号処理を
示す構成図である。 1,2……背後電源、3,4……a端、b端の
母線、5,6……変流器、変成器、8……リレ
ー、81……電圧算出処理部、82……平均電圧
処理部、83……最小電圧算出部、84……電圧
変化率算出部、86……判定処理部。
Claims (1)
- 1 リレー設置点の電圧を導入する変成器および
電流を導入する変流器から出力された電圧および
電流並びに自端と相手端とを接続する送電線の予
め設定されたインピーダンスとによつて相手端の
電圧を算出処理する電圧算出処理部と、前記変成
器から出力された電圧および前記電圧算出処理部
から出力された電圧を入力して自端と相手端の平
均電圧を算出する平均電圧処理部と、前記変成器
から出力された電圧と前記電圧算出処理部から出
力された電圧および前記平均電圧処理部から出力
された平均電圧を入力して最小の電圧を選択処理
する最小電圧算出部と該最小電圧算出部から出力
された電圧の変化率を算出し整定値との比較でリ
レーの動作出力を送出する電圧変化率算出部とで
構成された判定処理部とを備えた保護継電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3806384A JPS60183921A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3806384A JPS60183921A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 保護継電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60183921A JPS60183921A (ja) | 1985-09-19 |
| JPH049014B2 true JPH049014B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=12515033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3806384A Granted JPS60183921A (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | 保護継電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60183921A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5858888B2 (ja) * | 1977-09-07 | 1983-12-27 | 東京電力株式会社 | 保護継電装置 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP3806384A patent/JPS60183921A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60183921A (ja) | 1985-09-19 |
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