JPH0490814A - オイルミストフィルター - Google Patents

オイルミストフィルター

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JPH0490814A
JPH0490814A JP2205100A JP20510090A JPH0490814A JP H0490814 A JPH0490814 A JP H0490814A JP 2205100 A JP2205100 A JP 2205100A JP 20510090 A JP20510090 A JP 20510090A JP H0490814 A JPH0490814 A JP H0490814A
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JP
Japan
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monomer
oil mist
parts
meth
oil
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Pending
Application number
JP2205100A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hozumi
穂積 義幸
Susumu Inaoka
享 稲岡
Tomonori Gomi
知紀 五味
Takakiyo Goto
後藤 隆清
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP91300645A priority patent/EP0441512B1/en
Priority to CA002035216A priority patent/CA2035216A1/en
Priority to DE69101851T priority patent/DE69101851T2/de
Publication of JPH0490814A publication Critical patent/JPH0490814A/ja
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Priority to US08/579,888 priority patent/US5641847A/en
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オイルミストフィルターに関する。
さらに詳しくは、換気装置や空気循環装置の吸入口に装
着することにより台所や工場内などに飛散する霧状の油
(オイルミスト)を効率よく回収し、空気を清浄化する
とともに、換気装置や空気循環装置のファンや内層部へ
の油の付着を防止でき、しかもフィルターに回収した油
の液ダレや表面のべとつきが少なく、後処理が極めて容
易なオイルミストフィルターに関する。
(従来の技術) 以前より、台所の換気扇や工場内の換気装置などは、空
気中に飛散するオイルミストの付着によリ、比較的短期
間のうちにべとつきや汚れを生じ易く、これによって著
しく美観をそこねられなり、不衛生となったり、換気効
率を低下させられる等の問題点があった。
また、塗装工場などでは、オイルミストの発生による労
働環境の悪化に対する対策として、オイルミストの簡便
な除去方法が強く望まれていた。
そこで、従来よりこれらのオイルミストを除去するなめ
に、換気装置や空気循環装!の前面に油吸収能を有する
フィルターを装着する手法が用いられてきた。特に、近
年ではフィルターの洗浄を行う手間を省くために、ポリ
プロピレンやポリエステルなどの合成樹脂の不織布を使
い捨てフィルターとして用いる方法が多く見られるよう
になってきている。
しかし、これら従来のフィルターは、オイルミストの吸
収能が低く、多量のオイルミストを吸収しきれなかった
り、吸収した油の液ダレやオイルミスト吸収後の表面の
べたつきが原因でフィルターの取り替え時に手を汚すな
どの欠点を有してぃた。また吸収された油はフィルター
上で膜を形成してフィルターの目詰まりを誘発し、換気
扇の排気効率を著しく低下させるため、フィルターの取
り替えを頻繁に行なわなければならない不都合があった
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記問題点を解決するものである。
すなわち、本発明の目的は、オイルミストを効率よく吸
収し、吸収した油の液ブレや表面のべたつきを生じるこ
とがなく、有効使用期間の長いオイルミストフィルター
を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用)本発明者らは
、特定の単量体成分を重合して得られる架橋重合体を多
孔質基材に担持してなるフィルターがオイルミストの吸
収能および吸収した油の保油性能に優れ、油の液ダレや
べとつきが著しく少なく、しかもフィルターの目詰まり
が少なく有効使用期間の長いオイルミストフィルターと
なることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、溶解度パラメーター(SP値)が9
以下の単量体を主成分としてなる分子中に1個の重合性
不飽和基を有する単量#(A)90〜99.999重量
%および分子中に少なくとも2個の重合性不飽和基を有
する架橋性単量体(Boo、001〜10重量%(ただ
し単量体(A>および(B)の合計は100重量%であ
る)からなる単量体成分を重合して得られる架橋重合体
(I)を多孔質基材に担持してなるオイルミストフィル
ターに関するものである。
溶解度パラメーター(SP値)は、化合物の極性を表わ
す尺度として一般に用いられており、本発明ではSma
llの計算式にHoyの凝集エネルギ一定数を代入して
導いた値を適用するものとし、単位(cal/■3 、
 ?/2で表される。
本発明で用いられる単量体(A)の主成分を構成する単
量体は、溶解度パラメーター(SP値)が9以下で分子
中に1個の重合性不飽和基を有する単量体である。溶解
度パラメーター(SP値)が9を越える単量体を単量体
(A)の主成分に用いると、オイルミストフィルターの
親水性が増加しオイルミストの吸収能や吸収した油の保
油性能が著しく低下するため好ましくない。
溶解度パラメーター(SP値)が9以下で分子中に1個
の重合性不飽和基を有する単量体としては、例えばメチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
、ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート
、n−オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ
)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、フ
ェニル(メタ)アクリレート、オクチルフェニル(メタ
)アクリレート、ノニルフェニル(メタ)アクリレート
、ジノニルフェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、メンチル(メタ)アクリレ
ート、ジブチルマレエート、ジドデシルマレエート、ド
デシルクロトネート、ジドデシルイタコネートなどの不
飽和カルボン酸エステル: (ジ)ブチル(メタ)アク
リルアミド、(ジ)ドデシル(メタ)アクリルアミド、
(ジ)ステアリル(メタ)アクリルアミド、(ジ)ブチ
ルフェニル(メタ)アクリルアミド、(ジ)オクチルフ
ェニル(メタ)アクリルアミドなどの炭化水素基を有す
る(メタ)アクリルアミド;1−ヘキセン、1−オクテ
ン、インオクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ドデ
センなどのα−オレフィン;ビニルシクロヘキサンなど
の脂環式ビニル化合物;ドデシルアリルエーテルなどの
脂肪族炭化水素基を有するアリルエーテル;カプロン酸
ビニル、ラウリン酸ビニル、バルミチン酸ビニル、ステ
アリン酸ビニルなどの脂肪族炭化水素基を有するビニル
エステル;ブチルビニルエーテル、ドデシルビニルエー
テルなどの脂肪族炭化水素基を有するビニルエーテル;
スチレン、t−ブチルスチレン、オクチルスチレンなど
の芳香族ビニル化合物などをあげることができ、これら
の単量体を1種または2種以上用いることができる。こ
れらの中でも、より優れたオイルミスト吸収能および保
油性能を与える単量体としては、少なくとも1個の炭素
数3〜30の脂肪族炭化水素基を有し、かつアルキル(
メタ)アクリレート、アルキルアリール(メタ)アクリ
レート、アルキル(メタ)アクリルアミド、アルキルア
リール(メタ)アクリルアミド、アルキルスチレンおよ
びα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1
種の不飽和化合物(a)を主成分としてなる単量体(A
>が特に好ましい。
このような溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単
量体の単量体(A)中における使用量は、単量体(A)
の全体量に対して501量%以上、より好ましくは70
f!量%以上となる割合である。
溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単量体の単量
体(A)中の使用量が50重量%未満では、オイルミス
ト吸収能や吸収した油の保油性能に劣ったオイルミスト
フィルターしか得られない。
したかって、本発明では、単量体(A)中に溶解度パラ
メーター(SP値)が9以下の単量体が50重量%以上
含有される必要があるが、単量体(AJ中に50重量%
以下の割合で溶解度パラメーター(SP値)が9を越え
る単量体が含有されてもよい、このような単量体として
は、例えば(メタ)アクリル酸、アクリロニトリル、無
水マレイン酸、フマル酸、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリ
レートなどをあげることができる。
本発明で用いられる架橋性単量体(B)の例としては、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールーボリブロビレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ボ
リブロビレングリコールジ(メタ)アクリレート、13
−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオベ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、16−ヘキ
サンシオールジ(メタ)アクリレート、N、N′−メチ
レンビスアクリルアミド、NN′−プロピレンビスアク
リルアミド、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、多価
アルコール(例えばグリセリン、トリメチロールプロパ
ンあるいはテトラメチロールメタン)のアルキレンオキ
シド付加物と(メタ)アクリル酸とのエステル化によっ
て得られる多官能(メタ)アクリレートやジビニルベン
ゼンなどをあげることができ、これらの架橋性単量体を
1種または2種以上用いることができる。
架橋重合体(I)を製造する際に用いられる単量体成分
中の単量体(A)および架橋性単量体(B)の比率は、
単量体(A)および架橋性単量体(B)の合計に対して
、単量体(A)が90〜99.999重量%の範囲、架
橋性単量体(B)が0.001〜10重量%の範囲であ
る。
単量体(A)が90重量%未満であったり架橋性単量体
(B)が10重量%を越えると、得られる架橋重合体の
架橋密度が高くなりすぎて多量のオイルミストを吸収で
きなくなるため好ましくない。また、単量体(A)か9
9.999重量%を越えたり架橋性単量体(B)が0.
001重量%未満では、得られる架橋重合体の油に対す
る可溶性が増大して、オイルミスト吸収後に架橋重合体
が多孔質基材から脱離したり、吸収した油に溶解して液
ダレを生じるなどするなめ好ましくない。
架橋重合体(I>を製造するには、懸濁重合や乳化重合
や坤状重合などの公知の方法により重合開始剤を用いて
前記単量体成分を共重合させて架橋重合体を得た後、必
要により粉砕や成形等の操作を加え、多孔質基材に担持
する際に好適な粒度や形状に調整すればよい、中でも反
応熱の除去が容易で且つ吸油効率の高いオイルミストフ
ィルターを得るのに好適な粒状の架橋重合体が容易に得
られることから、懸濁重合や乳化重合により製造するの
が好ましい6 懸濁重合は、例えば高HL、 B値を有する乳化刑や、
ポリビニルアルコール、しドロキシエチルセルロース、
ゼラチンなどの保護コロイド剤を使用し、単量体成分を
水中に懸濁させ、油溶性重合開始剤の存在下で重合すれ
ばよい、重合開始剤としては、例えばベンゾイルパーオ
キシド、ラウロイルパーオキシド、クメンハイドロパー
オキシドなどの有I!過酸化物、2.2’−アゾビスイ
ソブチロニトリル、2,2′−アゾビスジメチルバレロ
ニトリルなどのアゾ化合物などを用いることができ、重
合温度は50〜150℃の範囲が好ましい。
得られた10〜.1000μm程度の微粒状樹脂の水性
懸濁液をろ過乾煉し、て、目的の架橋重合体(I>が得
られる。
なお、懸濁重合で得られる架橋重合体(1)の水性懸濁
液から架*重合体(I)を分離せず、水性懸濁液をその
まま後記するように多孔質基材へ適用して、本発明のオ
イルミストフィルターとすることもて゛きる。
乳化重合は公知の方法により行うことかできる。
例えば、長鎖脂肪酸塩、長鎖アルキルスルホン酸塩など
のアニオン性界面活性剤やポリエチレングリコールアル
キルフェニルエーテル、ポリエチレ・ングリコールアル
キルエーテルなどのノニオン性界面活性剤を使用し、単
量体成分を水中に懸濁させ、水溶性重合開始剤の存在下
に重合すればよい。
重合開始剤としては、例えば過硫酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウムなどやそれらと還元剤とを併用するレドヅク
ス開始荊を用いることができ、また重合温度は40〜1
00℃の範囲が好ましい、乳化重合によれば、架橋重合
#(■)は通常、粒子径o、oi〜10μm程度の微粒
状樹脂の水性分散体として得られる。
本発明に用いられる多孔質基材としては、架橋重合体(
I>を有効に担持てきる広い表面積と油を吸収保持する
空隙を有する多孔質の基材であれば特に制限はなく、例
えば合成繊維や天然繊維からなる基材を用いることがで
きる。中でも、とくに優れた吸油性能を有するオイルミ
ストフィルターを提供するものとして、ポリプロピレン
やポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエステル、ナ
イロンおよびポリウレタンからなる群より選ばれる少な
くとも一種の合成樹脂製の不織布または織布か好ましい
本発明のオイルミストフィルターは、架橋重合体(I)
を多孔質基材に担持することにより得られる。
したがって、本発明のオイルミストフィルターを製造す
る方法としては、使用中に架橋重合体(I)か多孔質基
材から脱離しない程度に該基材に担持固定できるもので
あれば特に制限なく、例えば架橋重合体(I)を多孔質
基材で挾み付ける方法、架橋重合体(I>と繊維のフリ
ースとの混合物をシート状に成形して架橋重合体(I)
を多孔質基材中に分散固定する方法、接着剤を用いて架
橋重合体(I>を多孔質基材に接着固定する方法、重合
により架橋重合体(I>を生成する単量体成分を多孔質
基材に含浸させたのち単量体成分を多孔質基材上で重合
して架橋重合体(1)を多孔質基材上に生成させると共
に固定する方法などを挙げることができる。
中でも、架橋重合体(I)を多孔質基材に担持する好ま
しい方法としては、前記した懸濁重合や乳化重合で得ら
れる架橋重合体(I)の水性懸濁液を多孔質基材上に散
布し必要により振動を与えることにより多孔質基材中に
均一に分散させたのち乾燥する方法が挙げられる。tた
、担持を強固にする目的で担持後に接着剤を含浸せしめ
て架橋重合体(I)と多孔質基材とを接着してもよい。
また、より好ましい方法として、ポリオレフィン等の疎
水性繊維やそのフリースと架橋重合体(I)を混合した
後、ニードルパンチやスパンボンド法などの一般的な不
織布製造方法に従いシート状に成形加工する方法がある
また、架橋重合#(I)を多孔質基材に担持する好まし
い方法として、単量体成分を多孔質基材に含浸させたの
ち単量体を該基材上で重合する方法がある。この方法に
おいて単量体成分を多孔質基材に含浸するには、単量体
成分に重合開始剤を添加した混合溶液をスプレーを用い
て基材に吹き付けたり、刷毛塗りやローラーやスクリー
ンなどの公知の印刷印捺方法で塗布したり、あるいは基
材を前記混合溶液に浸漬したのち必要に応じて所定量に
絞り取るなどすればよい。また、単量体を該基材上で重
合するには、単量体成分の付着した基材を加熱したり紫
外線照射し7たつすればよい。
この方法によれば、重合により生成する架II重合体(
I)は多孔質基材の表面に均一にコーティングされた状
態になり、架橋重合#(I)の表面積を極めて広くする
ことができ、オイルミストの吸収を速めることができる
。また、架橋重合体(I)の多孔質基材からの漏洩や脱
離も少なくなる。
本発明のオイルミストフィルターにおける架橋重合体(
I)の多孔質基材への担持量としては、特に制限ないが
、多孔質基材100重量部に対して架橋重合体(■)2
〜200重量部の範囲の割合であることが好ましい、架
橋重合体(I)の担持量が2重量部未満では、オイルミ
ストの吸収能が不十分となることがあり好ましくない、
また、架橋重合体(I)を200重量部を越えて多量に
担持すると、架橋重合体が多孔質基材の空隙を埋めてし
まう結果、フィルターの目詰まりが生じ、換気装置や空
気循環装置の排気効率や循環効率を低下させるため好ま
しくない。
本発明のオイルミストフィルターは、例えば換気扇や空
気循環装置の吸入口に装着することにより用いることが
できる。
(発明の効果) 本発明のオイルミストフィルターは、特定の親油性単量
体成分を重合して得られる架橋重合体を多孔質基材に担
持したものであるから、換気装置や空気循環装置の吸入
口に装着することにより、台所や工場内などに飛散する
オイルミストを効率よく回収し、空気を清浄化するとと
もに、換気装置や空気循環装置のファンや内層部への油
の付着を防止でき、しかもフィルターに回収した油の液
ダレや表面のべとつきが少なく、後処理がきわめて容易
である。
さらに、本発明のオイルミストフィルターは、オイルミ
ストがフィルター中に含まれる架橋重合体(I)によっ
て吸収保持されるので、フィルター表面上に油膜を形成
することがなく、フィルターの目詰まりを起こしにくく
有効使用期間が長い。
従って、本発明のオイルミストフィルターは、家庭の台
所用換気扇や工場や!%I遣所などの換気装置や空気循
環装置のフィルターとして極めて高いオイルミスト除去
効果を発揮するものである。
(実施例) 次に、本発明を、実施例をあげて詳細に説明するが、本
発明はこれだけに限定されるものではない、なお、例中
に特に断わりのない限り部は重量部を表すものとする。
実施例1 容量1.91のステンレス製バットに、単量体(A)と
してノニルフェニルアクリレート(SP値:8.3>9
9.794部、架橋性単量体(B)として1.6−ヘキ
サンジオールジアクリレート0.206部および重合開
始剤としてベンゾイルパーオキシド0.5部からなる溶
液を仕込んだ。
ついで、この溶液中に20■×15■に裁断したポリプ
ロピレン不織布(目付け:’30t/rrr、嵩密度:
0.1t/■3)を浸漬したのち引き上げ、簡易ローラ
ーにて絞った。その後この単量体溶液の付着したポリプ
ロピレン不織布を窒素雰囲気下に80℃に保温された温
風乾煉器中に入れ、80°Cで2時間加熱した後90℃
に昇温し、同温度で2時間維持して重合を行った。こう
して、重合により生成した架橋重合#(1)がポリプロ
ピレン不織布上に担持された本発明のオイルミストフィ
ルター(1)を得た。この時の架橋重合体(1)のポリ
プロピレン不織布への担持量は、不織布100部に対し
て20部の割合であった。
実施例2 実施例1において、単量体(A)としてヘキサデシルメ
タクリレート<sp値ニア、8>49゜930部および
N−オクチルメタクリルアミド(SP値:8.6)49
.930部、架橋性単量体(B)としてジビニルベンゼ
ン0.140部を代わりに用いた以外は、実施例1と同
様の方法によりオイルミストフィルター(2)を得た。
この時の架V#重合体(I)のポリプロピレン不織布へ
の担持量は、不織布100部に対して20部の割合であ
った。
実施例3 実施例1において、単量体(A)としてドデシルアクリ
レート(SP値: 7.9)55.704部およびN、
N−ジオクチルアクリルアミド(SP値:8.2>37
.136部、架橋性単量体(B)としてポリグロビレン
グリコールジメタクリレート(分子量4000)7.1
60部を代わりに用いた以外は、実施例1と同様の方法
によりオイルミストフィルター(3)を得た。この時の
架橋重合体(I>のポリプロピレン不織布への担持量は
、不縁布100部に対して20部の割合であった。
実施例4 実施例1において、単量体(A)としてドデシルアクリ
レ−) (SP値: 7.9)99.823部、架橋性
単量体(B)としてエチレングリコールジアクリレート
0.177部を代わりに用いた以外は、実施例1と同様
の方法によりオイルミストフィルター(4)を得な、こ
の時の架!重合体(I)のポリプロピレン不織布への担
持量は、不織布100部に対して20部の割合であった
実施例5 実施例1において、単量体(A)としてt−ブチルスチ
レン(SP値+ 7.9)54.881部および1−デ
セン(SP値ニア、0>44.903部、架橋性単量体
(B)としてジビニルベンゼン0.216部を代わりに
用いた以外は、実施例1と同様の方法によりオイルミス
トフィルター(5)を得た。この時の架橋重合体(I)
のポリプロピレン不#A布への担持量は、不織布100
部に対して20部の割合であった。
実施例6 実施例1において、単量体(A)としてノニルフェニル
アクリレート(SP値:8.3)74793部およびヒ
ドロキシエチルアクリレート(SP値: 10.3)2
4.931部、架橋性単量体(B)として1.6−ヘキ
サンジオールジアクリレート0.276部を代わりに用
いた以外は、実施例1と同様の方法によりオイルミスト
フィルター(6)を得た。この時の架橋重合体(I)の
ポリプロピレン不織布への担持量は、不織布100部に
対して20部の割合であった。
実施例7 実施例4において、ポリプロピレン不織布の代わりにポ
リエステル不織布(目付け:50i10f、嵩密度: 
0.1 t/cm3)を用い、架橋重合体(I)のポリ
エステル不縁布への担持量を不織布100部に対して4
0部の割合にした以外は、実施例4と同様の方法により
オイルミストフィルター(7)を得た。
実施例8 20■X15czに裁断したナイロン不織布(目付け:
 50 g / rrf 、嵩密度: 0 、1 tr
/■3)に、単量体(A>としてドデシルアクリレート
fSP値ニア、9ン99.823部、架橋性単量体(B
)としてエチレングリコールジアクリレート0.177
部および重合開始剤としてベンゾイルパーオキシドから
なる溶液をスプレーを用いて均一に散布した。
その後この単■体溶液の付着したナイロン不織布を窒素
雰囲気下に80゛Cに保温された温風乾燥8中に入れ、
80℃で2時間加熱した後90℃に昇温して同温度で2
時間維持して重合を行なうことにより、オイルミストフ
ィルター(8)を得な。
この時の架橋重合体(I)のナイロン不織布への担持量
は、不織布100部に対して10部の割合であった。
実施例9 温度計、撹拌機、ガス導入管および還流冷却器を備えた
5 00 mlフラスコにソフタノール90(日本触媒
化学工業株式会社製の炭素数12〜14の第2級アルコ
ールのエチレンオキシド付加物)3部を水300部に溶
解して仕込み、撹拌下フラスコ内を窒素置換し、窒素気
流下に40℃に加熱しな、その後単量体(A>としてド
デシルアクリレート(SP値: 7.9)99.823
部、架橋性単量体(B)としてエチレングリコールジア
クリレート0.177部、重合開始剤としてベンゾイル
パーオキシド05部からなる溶液をフラスコ内に一度に
加え、500rpmの条件下で激しく撹拌した。
ついで、フラスコ内の温度を80℃に昇温し同温度で2
時間維持して重合反応を行い、その後さらにフラスコ内
を90℃に昇温し、2時間維持して重合を完了させ、粒
径1〜100μmの架橋重合体(I>の水性懸濁液(樹
脂分=25重量%)を得た。
得られた架橋重合体(I>の水性懸濁液を20■×15
αに裁断したポリプロピレン不織布(目付け:50tl
rd、嵩密度:0.1r/■3)にスプレーを用いて均
一に散布したのち乾燥することにより、オイルミストフ
ィルター(9)を得た。
この時の架橋重合体(I)のポリプロピレン不繊布への
担持量は、不織布100部に対して100部の割合であ
った。
実施例10 温度計、撹拌機、カス導入管、2本の滴下ロートおよび
還流冷却器を備えた5 00 calフラスコにポリエ
チレングリコール(重合度17)モノノニルフェニルエ
ーテル3部および水100部を仕込み、300rpmの
条件下で撹拌しながら窒素置換し、窒素気流下に70℃
に加熱した。
一方、窒素気流下に70°Cを維持しながら単量体(A
)としてオクチルメタクリレート(SP値ニア、8>4
9.497部とステアリルメタクリレート(SP値: 
7.8)49.497部および架橋性単量体(B)とし
てヘキサメチレンジメタクリレート1.006部からな
る単量体をポリエチレングリコール(lr量度17)モ
ノノニルフェニルエーテル3部を水150部に溶解した
水溶液中でホモジナイザーを用いて5000rpmで1
0分間混合し、単量体の水分散液253部を調製した。
また、過硫酸ナトリウム1部を水50部に溶解し、重合
開始剤の水溶液51部を調製した。
この単量体の水分散液および重合開始剤の水溶液をそれ
ぞれの別の滴下ロートに仕込み、単量体の水分散液50
部と重合開始剤の水溶液5部をフラスコへ一度に滴下し
、重合を開始した。その後、残りの単量体の水分散液を
120分かけて滴下し、同時に残りの過硫酸ナトリウム
水溶液を240分かけて滴下した0滴下終了後、さらに
70°Cで120分間維持して重合を完結させ、平均粒
子径02μmの架橋重合体(I)の水分散体(樹脂分:
25重量%)を得た。
得られた架橋重合体(I)の水性懸濁液を20■×15
αに裁断したセルロース布にスプレーを用いて均一に散
布したのち乾燥することにより、オイルミストフィルタ
ー(10)を得た。この時の架ta11L合体(1)の
セルロース布への担持量は、織布100部に対して20
部の割合であった。
比較例1 実施例1において、単量体(A>としてドテシルアクリ
レート(SP値: 7.9>89.820部、架橋性単
量体(B)としてエチレングリコールジアクリレート1
0.180部を代わりに用いた以外は、実施例1と同様
の方法により比較オイルミストフィルター(1)を得た
。この時の架橋重合体のポリプロピレン不織布への担持
量は、不織布100部に対して20部の割合であった。
比較例2 実施例1において、単量体(A)としてドデシルアクリ
レート(SP値ニア、9)39.854部およびメタク
リルI(SP値:10.1)59780部を用い、架橋
性単量体(B)としてエチレングリコールジアクリレー
ト0.366部を用いた以外は、実施例1と同様の方法
により比較オイルミストフィルター(2)を得た。この
時の架橋重合体のポリプロピレン不織布への担持量は、
不縁布100部に対して20部の割合であった。
比較例3 実施例4において、架橋性単産#(B)としてのエチレ
ングリコールジアクリレートを用いなかった以外は、実
施例4と同様の方法により比較オイルミストフィルター
(3)を得た。この時の重合体のポリプロピレン不織布
への担持量は、不織布100部に対して20部の割合で
あった。
実施例11(オイルミスト回収油試験)実施例1〜10
によって得られたオイルミストフィルター(1)〜(1
0)および比較例1〜3によって得られた比較オイルミ
ストフィルター(1)〜(3)ならびに実施例1で用い
たのと同じポリプロピレン不織布のそれぞれを20mX
15■、幅1cmの木枠に挾みこみ、垂直に立てかけた
1次いで、霧歌きにて10cmMれた距離からスピンド
ル油を30分おきに1回、合計10回’l霧した。なお
、1回の噴霧により0.5gのスピンドル油を噴霧した
。噴霧後に木枠からはずしたフィルターを、クリップに
挾んで空中に1時間放置し、フィルターに保持されない
油を充分に流下せしめた後、フィルターの重量を測定し
、次式によりオイルミスト回収率を算出した。
オイルミスト回収率(%) =((スピンドル油噴霧後のフィルター重量−噴霧前の
フィルター重量)15)xlooその結果を第1表に示
す。
実施例12(べとつき感評価試験) 実施例11において、スピンドル油9霧後のフィルター
表面のべとつき感の有無を、触感により次の基準に従い
評価した6 0:表面がさらつとしている。
△:やや油により濡れる感じがある。
×:油によるべとつきかひどい。
その結果を第1表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単量体を
    主成分としてなる分子中に1個の重合性不飽和基を有す
    る単量体(A)90〜99.999重量%および分子中
    に少なくとも2個の重合性不飽和基を有する架橋性単量
    体(B)0.001〜10重量%(ただし単量体(A)
    および(B)の合計は100重量%である)からなる単
    量体成分を重合して得られる架橋重合体( I )を多孔
    質基材に担持してなるオイルミストフィルター。 2、単量体(A)が少なくとも1個の炭素数3〜30の
    脂肪族炭化水素基を有し、且つアルキル(メタ)アクリ
    レート、アルキルアリール(メタ)アクリレート、アル
    キル(メタ)アクリルアミド、アルキルアリール(メタ
    )アクリルアミド、アルキルスチレンおよびα−オレフ
    ィンからなる群より選ばれる少なくとも1種の不飽和化
    合物(a)を主成分としてなるものである請求項1記載
    のオイルミストフィルター。 3、単量体(A)が請求項2記載の不飽和化合物(a)
    を単量体(A)中に50重量%以上含有してなるもので
    ある請求項1または2記載のオイルミストフィルター。
JP2205100A 1990-01-29 1990-08-03 オイルミストフィルター Pending JPH0490814A (ja)

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AT9191300645T ATE105209T1 (de) 1990-01-29 1991-01-29 Oelabsorbierendes polymer und dessen verwendung.
EP91300645A EP0441512B1 (en) 1990-01-29 1991-01-29 Oil- absorbent polymer and use therefor
CA002035216A CA2035216A1 (en) 1990-01-29 1991-01-29 Oil-absorbent polymer and use therefor
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US08/126,731 US5374600A (en) 1990-01-29 1993-09-27 Oil-absorbent polymer and use therefor
US08/579,888 US5641847A (en) 1990-01-29 1995-12-28 Oil-absorbent polymer and use therefor

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022505269A (ja) * 2018-10-19 2022-01-14 ゴッチャル クラウス 汚染物質を除去する材料と方法

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