JPH0492132A - 駆動力伝達装置 - Google Patents
駆動力伝達装置Info
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- JPH0492132A JPH0492132A JP20541990A JP20541990A JPH0492132A JP H0492132 A JPH0492132 A JP H0492132A JP 20541990 A JP20541990 A JP 20541990A JP 20541990 A JP20541990 A JP 20541990A JP H0492132 A JPH0492132 A JP H0492132A
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- Japan
- Prior art keywords
- space
- piston
- differential
- viscosity fluid
- shielding plate
- Prior art date
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、4輪駆動車等に好適な駆動力伝達装置に関す
るものである。
るものである。
〈従来の技術〉
従来の駆動力伝達装置の一例として、本出願人が先に出
願した特開昭63−240429号公報がある。この公
報には、2部材間の相対回転速度に応じて空間部に圧力
を発生させ、この発生した圧力により摺動するピストン
がクラッチ手段を押圧することで、2部材間でトルクを
伝達する駆動力伝達装置が開示されている。
願した特開昭63−240429号公報がある。この公
報には、2部材間の相対回転速度に応じて空間部に圧力
を発生させ、この発生した圧力により摺動するピストン
がクラッチ手段を押圧することで、2部材間でトルクを
伝達する駆動力伝達装置が開示されている。
前記空間部には、前記2部材の一方に係合した回転部材
が収納されている。この回転部材は2部材間の相対回転
速度(以下、差動回転数という)に応じて、空間部に封
入された高粘度流体を強制移動させることにより、空間
部に圧力を発生させていた。また、前記2部材間で伝達
される伝達トルクと差動回転数との関係は、第7図の実
線に示すようになる。
が収納されている。この回転部材は2部材間の相対回転
速度(以下、差動回転数という)に応じて、空間部に封
入された高粘度流体を強制移動させることにより、空間
部に圧力を発生させていた。また、前記2部材間で伝達
される伝達トルクと差動回転数との関係は、第7図の実
線に示すようになる。
〈発明が解決しようとする課題〉
一般的に4輪駆動車では、旋回時に差動回転数が低い場
合に生じやすいタイトコーナーブレーキング現象が問題
となっている。このタイトコーナーブレーキング現象を
回避するためには、差動回転数N00時、入出力軸間の
伝達トルクを第7図の所定値T0以下に設定すれば良い
が、一方、悪路走行時、ぬかるみから脱出するためには
、所定値10以上の伝達トルクが必要である。
合に生じやすいタイトコーナーブレーキング現象が問題
となっている。このタイトコーナーブレーキング現象を
回避するためには、差動回転数N00時、入出力軸間の
伝達トルクを第7図の所定値T0以下に設定すれば良い
が、一方、悪路走行時、ぬかるみから脱出するためには
、所定値10以上の伝達トルクが必要である。
しかしながら、1つの装置で、所定値T0以下の伝達ト
ルクとT。以上の伝達トルクの両方を同時に満足させる
ことは、上記した第7図の伝達トルクと差動回転数との
関係上、困難なことであった。
ルクとT。以上の伝達トルクの両方を同時に満足させる
ことは、上記した第7図の伝達トルクと差動回転数との
関係上、困難なことであった。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、その構成は、相対回転可能な入出力軸のどちらか一方
に連結したハウジングと、このハウジング内に収納され
前記入出力軸の間でトルクを伝達するクラッチ手段と、
このクラッチ手段の伝達トルクを制御する第1ピストン
と、この第1ピストンの側方に設けられ高粘度流体を封
入した第1空間部と、この第1空間部に収納され前記入
出力軸の差動回転に応じて前記高粘度流体を強制移動さ
せて前記第1空間部に圧力を発生させる第1回転部材と
、この第1回転部材を収納するべく一側が前記第1ピス
トンに対向しかつ前記第1空間部と連通ずる貫通穴を複
数持つ遮蔽板と、この遮蔽板の他側に対向した摺動可能
な第2ピストンと、この第2ピストンと前記ハウジング
との間に設けられ高粘度流体を封入した第2空間部と、
この第2空間部に収納され前記入出力軸の差動回転に応
じて前記高粘度流体を強制移動させて前記第2空間部に
圧力を発生させる第2回転部材と、前記第2ピストンと
前記遮蔽板との間に設けられ高粘度流体が滞留した副室
と、前記第2ピストンと前記遮蔽板との間に介装された
付勢部材とを備えたものである。
、その構成は、相対回転可能な入出力軸のどちらか一方
に連結したハウジングと、このハウジング内に収納され
前記入出力軸の間でトルクを伝達するクラッチ手段と、
このクラッチ手段の伝達トルクを制御する第1ピストン
と、この第1ピストンの側方に設けられ高粘度流体を封
入した第1空間部と、この第1空間部に収納され前記入
出力軸の差動回転に応じて前記高粘度流体を強制移動さ
せて前記第1空間部に圧力を発生させる第1回転部材と
、この第1回転部材を収納するべく一側が前記第1ピス
トンに対向しかつ前記第1空間部と連通ずる貫通穴を複
数持つ遮蔽板と、この遮蔽板の他側に対向した摺動可能
な第2ピストンと、この第2ピストンと前記ハウジング
との間に設けられ高粘度流体を封入した第2空間部と、
この第2空間部に収納され前記入出力軸の差動回転に応
じて前記高粘度流体を強制移動させて前記第2空間部に
圧力を発生させる第2回転部材と、前記第2ピストンと
前記遮蔽板との間に設けられ高粘度流体が滞留した副室
と、前記第2ピストンと前記遮蔽板との間に介装された
付勢部材とを備えたものである。
〈作用〉
上記した構成により、相対回転可能な入出力軸の間で差
動が生じた時、そしてこの差動回転数が所定値以下であ
る低差動の場合、差動回転数に応じて第1回転部材及び
第2回転部材はハウジングに対して相対回転する。第2
空間部では、高粘度流体を強制移動により、圧力が発生
する。この発生した圧力により第2ピストンは摺動して
、付勢部材を介しクラッチ手段を押圧する。
動が生じた時、そしてこの差動回転数が所定値以下であ
る低差動の場合、差動回転数に応じて第1回転部材及び
第2回転部材はハウジングに対して相対回転する。第2
空間部では、高粘度流体を強制移動により、圧力が発生
する。この発生した圧力により第2ピストンは摺動して
、付勢部材を介しクラッチ手段を押圧する。
第1空間部内の高粘度流体は遮蔽板の貫通穴を通って副
室の方へ流出可能であり、第1空間部の高粘度流体の充
填率は低く、発生する圧力は極めて小さい。
室の方へ流出可能であり、第1空間部の高粘度流体の充
填率は低く、発生する圧力は極めて小さい。
よって、低差動時では第2空間部で発生する圧力に起因
して、前記入出力軸間でトルクが伝達される。
して、前記入出力軸間でトルクが伝達される。
2軸の間の差動回転数が所定値以上である高差動状態に
なると、この差動回転数に応じて第2空間部での発生圧
力は高まり、第2ピストンは上記の低差動時における位
置よりもさらにクラッチ手段側へ移動する。これにより
、第2空間部では軸方向のクリアランスが拡大して、第
2空間部の容積が全体的に大きくなるため、第2空間部
の内圧力は低下していく。一方、副室に滞留する高粘度
流体は、第2ピストンからの押圧力により、遮蔽板の貫
通穴を通過して第1空間部に流入する。この高粘度流体
の流入にともない、第1空間部では高粘度流体の充填率
が高まっていくので、第1空間部で発生する圧力は低差
動時と比べて増大する。
なると、この差動回転数に応じて第2空間部での発生圧
力は高まり、第2ピストンは上記の低差動時における位
置よりもさらにクラッチ手段側へ移動する。これにより
、第2空間部では軸方向のクリアランスが拡大して、第
2空間部の容積が全体的に大きくなるため、第2空間部
の内圧力は低下していく。一方、副室に滞留する高粘度
流体は、第2ピストンからの押圧力により、遮蔽板の貫
通穴を通過して第1空間部に流入する。この高粘度流体
の流入にともない、第1空間部では高粘度流体の充填率
が高まっていくので、第1空間部で発生する圧力は低差
動時と比べて増大する。
この発生する圧力により第1ピストンは摺動しクラッチ
手段を押圧する。
手段を押圧する。
よって、高差動時では第1空間部で発生する圧力に起因
して、前記入出力軸間でトルクが伝達される。
して、前記入出力軸間でトルクが伝達される。
従って、低差動時においては、伝達トルクを低く設定し
た第2空間部の発生圧力に起因して、トルクは入出力軸
間で伝達されるので、タイトコーナーブレーキング現象
が回避される。
た第2空間部の発生圧力に起因して、トルクは入出力軸
間で伝達されるので、タイトコーナーブレーキング現象
が回避される。
また、高差動時においては、差動回転にともない第1空
間部で高粘度流体の充填率が高まり、第1空間部の発生
圧力に起因してトルクが伝達され高い伝達トルクが得ら
れるので、ぬかるみからの脱出が可能となる。
間部で高粘度流体の充填率が高まり、第1空間部の発生
圧力に起因してトルクが伝達され高い伝達トルクが得ら
れるので、ぬかるみからの脱出が可能となる。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において、10はエンジン、11はトランスミッ
ション、13は前輪側差動装置、14は駆動軸、15は
前輪、16は後輪側差動装置、17は後輪を示しており
、本発明の駆動力伝達装置1は、駆動軸14の入力軸1
4aと出力軸14bの間に配置されている。
ション、13は前輪側差動装置、14は駆動軸、15は
前輪、16は後輪側差動装置、17は後輪を示しており
、本発明の駆動力伝達装置1は、駆動軸14の入力軸1
4aと出力軸14bの間に配置されている。
エンジン10からのトルクは、トランスミッション11
を介して前輪側差動装置13に伝えられ前輪15を駆動
するとともに、駆動軸14に伝えられ、駆動力伝達装置
1、後輪側差動装置16を介して後輪17に伝達される
。
を介して前輪側差動装置13に伝えられ前輪15を駆動
するとともに、駆動軸14に伝えられ、駆動力伝達装置
1、後輪側差動装置16を介して後輪17に伝達される
。
以下、駆動力伝達装置1の具体的構成について説明する
。
。
第1図において、20は入力軸14aに連結したハウジ
ングを示し、このハウジング20は有底円筒状を成して
おり、ハウジング20の開口端にはエンドキャップ21
が装着され中空室を形成している。エンドキャップ21
には回転軸14cが回転可能に軸承されて、この回転軸
14cは前記出力軸14bに連結している。
ングを示し、このハウジング20は有底円筒状を成して
おり、ハウジング20の開口端にはエンドキャップ21
が装着され中空室を形成している。エンドキャップ21
には回転軸14cが回転可能に軸承されて、この回転軸
14cは前記出力軸14bに連結している。
前記ハウジング20内にはクラッチ手段22が収納され
ており、このクラッチ手段22はアウタープレート22
aとインナープレート22bが交互に配置されたもので
あり、アウタープレート22aは前記ハウジング20の
内周にスプライン係合され、インナプレート22bは回
転軸14cの外周に設けたクラッチハブ23にスプライ
ン係合されている。
ており、このクラッチ手段22はアウタープレート22
aとインナープレート22bが交互に配置されたもので
あり、アウタープレート22aは前記ハウジング20の
内周にスプライン係合され、インナプレート22bは回
転軸14cの外周に設けたクラッチハブ23にスプライ
ン係合されている。
クラッチ手段22の側方には、第1ピストン24が摺動
可能に嵌装されている。25は、第1ピストン24の端
壁24aを一側に持つ円筒状の第1空間部であり、この
第1空間部25にはその軸方向寸法より僅かに小さな肉
厚の第1回転部材26が摺接可能に収納されている。か
かる第1回転部材26は、その中心部を前記出力軸14
bの外周にスプライン係合されている。第1回転部材2
6は後述するように、入力軸14aと連結したハウジン
グ20と出力軸14bとの差動回転数に応じた圧力を発
生するものである。
可能に嵌装されている。25は、第1ピストン24の端
壁24aを一側に持つ円筒状の第1空間部であり、この
第1空間部25にはその軸方向寸法より僅かに小さな肉
厚の第1回転部材26が摺接可能に収納されている。か
かる第1回転部材26は、その中心部を前記出力軸14
bの外周にスプライン係合されている。第1回転部材2
6は後述するように、入力軸14aと連結したハウジン
グ20と出力軸14bとの差動回転数に応じた圧力を発
生するものである。
前記第1回転部材26は、第2図に示すように直径方向
に延びる2枚の第1ブレード27を有し、この第1ブレ
ード27により第1空間部25は円周上2つの圧力室3
0に区画されている。これら各圧力室30にはシリコン
オイル等の高粘度流体31aと数%のエアーが封入され
ている。前記出力軸14bとハウジング20が相対回転
すると、圧力室30に充填された高粘度流体31aは第
1ブレード27により、2面間を回転速度差に応じた流
速で強制移動される。なお、この高粘度流体31aの強
制移動量に比例して、第1空間部25の内圧力は増大す
る。また、この第1空間部25の内圧力は、高粘度流体
31aの充填率にも比例して大きくなる。
に延びる2枚の第1ブレード27を有し、この第1ブレ
ード27により第1空間部25は円周上2つの圧力室3
0に区画されている。これら各圧力室30にはシリコン
オイル等の高粘度流体31aと数%のエアーが封入され
ている。前記出力軸14bとハウジング20が相対回転
すると、圧力室30に充填された高粘度流体31aは第
1ブレード27により、2面間を回転速度差に応じた流
速で強制移動される。なお、この高粘度流体31aの強
制移動量に比例して、第1空間部25の内圧力は増大す
る。また、この第1空間部25の内圧力は、高粘度流体
31aの充填率にも比例して大きくなる。
なお、第1空間部250発生圧力による伝達トルク−差
動回転数の特性曲線は、第5図の線Aのように設定され
ている。
動回転数の特性曲線は、第5図の線Aのように設定され
ている。
40は、前記第1空間部25の軸方向の側方に配置され
た遮蔽板である。この遮蔽板40は、中心部に穴が開い
ているドーナツ状のもので、軸方向に移動可能であり、
第3図に示すように軸方向に貫通した貫通穴41が円周
上に複数形成されている。この貫通穴41により、第1
空間部25と、後述の副室42とは連通している。前記
副室42は、軸方向に延びる円筒状の隙間であり、高粘
度流体31aが常時、滞留している。
た遮蔽板である。この遮蔽板40は、中心部に穴が開い
ているドーナツ状のもので、軸方向に移動可能であり、
第3図に示すように軸方向に貫通した貫通穴41が円周
上に複数形成されている。この貫通穴41により、第1
空間部25と、後述の副室42とは連通している。前記
副室42は、軸方向に延びる円筒状の隙間であり、高粘
度流体31aが常時、滞留している。
44は、前記副室42の側方に配置された第2ピストン
であり、この第2ピストン44はハウジング20内に摺
動可能に嵌装されている。
であり、この第2ピストン44はハウジング20内に摺
動可能に嵌装されている。
第2ピストン44には、遮蔽板40側に開口した孔44
aが円周上複数個設けられている。この孔44aの底部
には、バネ定数が高い付勢部材(スプリング)45の一
端が密着しており、付勢部材45の他端は第2ピストン
44と対向する前記遮蔽板40の一壁40aに取付けら
れている。また、付勢部材45は常時、遮蔽板40を一
定圧力で押圧している。
aが円周上複数個設けられている。この孔44aの底部
には、バネ定数が高い付勢部材(スプリング)45の一
端が密着しており、付勢部材45の他端は第2ピストン
44と対向する前記遮蔽板40の一壁40aに取付けら
れている。また、付勢部材45は常時、遮蔽板40を一
定圧力で押圧している。
前記遮蔽板40は、複数の付勢部材45により支持され
ている。差動回転が生じていない時、、遮蔽板40の外
周端は、ハウジング20の段部20aに当接しており、
第1空間部の軸方向クリアランスを一定に保っている。
ている。差動回転が生じていない時、、遮蔽板40の外
周端は、ハウジング20の段部20aに当接しており、
第1空間部の軸方向クリアランスを一定に保っている。
前記第2ピストン44と前記エンドカバー21との間に
は、円筒状の第2空間部50が設けられており、第2空
間部50には、その軸方向寸法より僅かに小さな肉厚の
第2回転部材51が回転可能に収納されている。かかる
第2回転部材51は、その中心部を前記出力軸14bの
外周にスプライン係合している。
は、円筒状の第2空間部50が設けられており、第2空
間部50には、その軸方向寸法より僅かに小さな肉厚の
第2回転部材51が回転可能に収納されている。かかる
第2回転部材51は、その中心部を前記出力軸14bの
外周にスプライン係合している。
前記第2回転部材51は、直径方向に延びる2枚の第2
ブレード52を有している。また、第2空間部50は第
2ブレード52により円周上に2つの圧力室53が区画
される。圧力室53にはシリコンオイル等の高粘度流体
31bと数%のエアが封入されている。なお、第2空間
部50の内圧力の発生メカニズムは、上述した第1空間
部25と同様であり、第2空間部50の伝達トルクと差
動回転数の関係は、第6図の2点鎖線Bのように設定さ
れている。
ブレード52を有している。また、第2空間部50は第
2ブレード52により円周上に2つの圧力室53が区画
される。圧力室53にはシリコンオイル等の高粘度流体
31bと数%のエアが封入されている。なお、第2空間
部50の内圧力の発生メカニズムは、上述した第1空間
部25と同様であり、第2空間部50の伝達トルクと差
動回転数の関係は、第6図の2点鎖線Bのように設定さ
れている。
また、第2ブレード52の軸方向の肉厚は、第1ブレー
ド27の軸方向の肉厚よりも小さく形成されている。よ
って、第1空間部25と比較して、第2空間部50の容
積変化率は小さく、第2ピストン44が所定量摺動して
も、第2空間部50の発生圧力の変動は少ない。
ド27の軸方向の肉厚よりも小さく形成されている。よ
って、第1空間部25と比較して、第2空間部50の容
積変化率は小さく、第2ピストン44が所定量摺動して
も、第2空間部50の発生圧力の変動は少ない。
次に上記した構成における駆動力伝達装置1の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
入力軸14aと出力軸14bとの間で差動回転が生じ、
この差動回転数が所定値N0以下の低差動の場合、第1
回転部材26及び第2回転部材51はハウジング20に
対して相対回転する。第2空間部50では第2ブレード
52による高粘度流体31bの強制移動に応じて、圧力
が発生し、この圧力により第2ピストン44は摺動する
。そして、第2ピストン44の押圧力は、付勢部材45
、遮蔽板40を介しクラッチ手段22に作用する。
この差動回転数が所定値N0以下の低差動の場合、第1
回転部材26及び第2回転部材51はハウジング20に
対して相対回転する。第2空間部50では第2ブレード
52による高粘度流体31bの強制移動に応じて、圧力
が発生し、この圧力により第2ピストン44は摺動する
。そして、第2ピストン44の押圧力は、付勢部材45
、遮蔽板40を介しクラッチ手段22に作用する。
第1空間部25では、第1ブレード27により高粘度流
体31aが強制移動する。しかし、高粘度流体31aは
遮蔽板40の貫通穴41を通過して、副室42の方へ流
出するので、第1空間部25での発生する圧力は抑制さ
れる。
体31aが強制移動する。しかし、高粘度流体31aは
遮蔽板40の貫通穴41を通過して、副室42の方へ流
出するので、第1空間部25での発生する圧力は抑制さ
れる。
よって、低差動時では、第2空間部50の発生圧力に起
因したトルクが、差動回転数に応じて入出力軸14a、
14bの間で伝達される。
因したトルクが、差動回転数に応じて入出力軸14a、
14bの間で伝達される。
次に、入出力軸14a、14bの差動回転数が所定値N
0以上の高差動回転状態になると、この差動回転数に応
じて第2空間部50での内圧力がさらに高まり、第2ピ
ストン44はさらにクラッチ手段22側へ摺動する。こ
の時、第2空間部50の軸方向のクリアランスが拡大し
ていくので、第2空間部50で発生した圧力は低下し始
める。
0以上の高差動回転状態になると、この差動回転数に応
じて第2空間部50での内圧力がさらに高まり、第2ピ
ストン44はさらにクラッチ手段22側へ摺動する。こ
の時、第2空間部50の軸方向のクリアランスが拡大し
ていくので、第2空間部50で発生した圧力は低下し始
める。
一方、第2ピストン44に押圧された高粘度流体31a
は副室42から遮蔽板40の貫通穴41を通って第1空
間部25に流入する。この高粘度流体31aの流入にと
もない第1空間部25では充填率が高まっていき、内圧
力が増大する。
は副室42から遮蔽板40の貫通穴41を通って第1空
間部25に流入する。この高粘度流体31aの流入にと
もない第1空間部25では充填率が高まっていき、内圧
力が増大する。
この内圧力により摺動する第1ピストン24はクラッチ
手段22を押圧する。
手段22を押圧する。
よって、高差動時では第1空間部25の発生圧力に起因
したトルクが、入出力軸14a、14bの間で差動回転
数に応じて伝達される。
したトルクが、入出力軸14a、14bの間で差動回転
数に応じて伝達される。
従って、伝達トルク−差動回転数の特性曲線は第6図の
実線Cのようになる。所定値N0以下の低差動時では、
伝達トルクはT0以下となるため、タイトコーナーブレ
ーキング現象は起こらず、所定値N0以上の高差動時で
は、伝達トルクはT0以上となるため、スタック時にお
けるぬかるみからの脱出が可能となる。
実線Cのようになる。所定値N0以下の低差動時では、
伝達トルクはT0以下となるため、タイトコーナーブレ
ーキング現象は起こらず、所定値N0以上の高差動時で
は、伝達トルクはT0以上となるため、スタック時にお
けるぬかるみからの脱出が可能となる。
また、本実施例では、遮蔽板40は軸方向に移動可能と
したが、この遮蔽板を固定とし、第1空間部25内の高
粘度流体31aの充填率を増減させるだけで、入出力軸
14a、14b間の伝達トルクに変化を持たせることも
できる。
したが、この遮蔽板を固定とし、第1空間部25内の高
粘度流体31aの充填率を増減させるだけで、入出力軸
14a、14b間の伝達トルクに変化を持たせることも
できる。
なお、第1回転部材26、第2回転部材51、及び第1
ブレード27、第2ブレード52の形状は本実施例のも
のには限定しなくて良い。
ブレード27、第2ブレード52の形状は本実施例のも
のには限定しなくて良い。
〈発明の効果〉
以上述べたように本発明によれば、1つの装置で伝達ト
ルクと差動回転数の関係に変化を持たせることが可能と
なる。
ルクと差動回転数の関係に変化を持たせることが可能と
なる。
例えば、低差動時では、第1空間部内の高粘度流体は遮
蔽板の貫通孔を通って副室に流出するため、第1空間部
で発生する圧力は抑制される。よって、入出力軸間で伝
達されるトルクは、第2空間部で発生する圧力により制
御される。このため、入出力軸間では第2空間部の伝達
トルクと差動回転数との関係に基づいたトルクが伝達さ
れるので、タイトコーナーブレーキング現象は回避され
る。
蔽板の貫通孔を通って副室に流出するため、第1空間部
で発生する圧力は抑制される。よって、入出力軸間で伝
達されるトルクは、第2空間部で発生する圧力により制
御される。このため、入出力軸間では第2空間部の伝達
トルクと差動回転数との関係に基づいたトルクが伝達さ
れるので、タイトコーナーブレーキング現象は回避され
る。
高差動時では、第2ピストンの摺動にともない、第2空
間部では軸方向のクリアランスが拡大するため、第2空
間部の発生圧力は抑制される。よって、入出力軸間で伝
達されるトルクは、第1空間部で発生する圧力により制
御される。このため、入出力軸間では第1空間部の伝達
トルクと差動回転数の関係に基づいたトルクが伝達され
るので、スタック時におけるぬかるみからの脱出が可能
となる。
間部では軸方向のクリアランスが拡大するため、第2空
間部の発生圧力は抑制される。よって、入出力軸間で伝
達されるトルクは、第1空間部で発生する圧力により制
御される。このため、入出力軸間では第1空間部の伝達
トルクと差動回転数の関係に基づいたトルクが伝達され
るので、スタック時におけるぬかるみからの脱出が可能
となる。
図面は本実施例を示すもので、第1図は本発明の駆動力
伝達装置を示す図、第2図は第1図の■−■断面図、第
3図は第1図の■−■断面図、第4図は第1図のIV−
IV断面図、第5図は車の全体図、第6図は本発明の伝
達トルクと差動回転数との関係を示した図、第7図は従
来の伝達トルクと差動回転数との関係を示した図である
。 工・・・駆動力伝達装置、14・・・駆動軸、14・・
・駆動軸、14a・・・入力軸、14b・・・出力軸、
20・・・ハウジング、22・・・クラッチ手段、24
・・・第1ピストン、25・・・第1空間部、26・・
・第1回転部材、27・・・第1ブレード、31a・・
・高粘度流体、31b・・・高粘度流体、40・・・遮
蔽板、4■・・・貫通穴、42・・・副室、44・・・
第2ピストン、45・・・付勢部材、50・・・第2空
間部、51・・・第2回転部材、52・第2ブレード。
伝達装置を示す図、第2図は第1図の■−■断面図、第
3図は第1図の■−■断面図、第4図は第1図のIV−
IV断面図、第5図は車の全体図、第6図は本発明の伝
達トルクと差動回転数との関係を示した図、第7図は従
来の伝達トルクと差動回転数との関係を示した図である
。 工・・・駆動力伝達装置、14・・・駆動軸、14・・
・駆動軸、14a・・・入力軸、14b・・・出力軸、
20・・・ハウジング、22・・・クラッチ手段、24
・・・第1ピストン、25・・・第1空間部、26・・
・第1回転部材、27・・・第1ブレード、31a・・
・高粘度流体、31b・・・高粘度流体、40・・・遮
蔽板、4■・・・貫通穴、42・・・副室、44・・・
第2ピストン、45・・・付勢部材、50・・・第2空
間部、51・・・第2回転部材、52・第2ブレード。
Claims (1)
- (1)相対回転可能な入出力軸のどちらか一方に連結し
たハウジングと、このハウジング内に収納され前記入出
力軸の間でトルクを伝達するクラッチ手段と、このクラ
ッチ手段の伝達トルクを制御する第1ピストンと、この
第1ピストンの側方に設けられ高粘度流体を封入した第
1空間部と、この第1空間部に収納され前記入出力軸の
差動回転に応じて前記高粘度流体を強制移動させて前記
第1空間部に圧力を発生させる第1回転部材と、この第
1回転部材を収納するべく一側が前記第1ピストンに対
向しかつ前記第1空間部と連通する貫通穴を複数持つ遮
蔽板と、この遮蔽板の他側に対向した摺動可能な第2ピ
ストンと、この第2ピストンと前記ハウジングとの間に
設けられ高粘度流体を封入した第2空間部と、この第2
空間部に収納され前記入出力軸の差動回転に応じて前記
高粘度流体を強制移動させて前記第2空間部に圧力を発
生させる第2回転部材と、前記第2ピストンと前記遮蔽
板との間に第1空間部に連通して設けられ高粘度流体が
滞留した副室と、前記第2ピストンと前記遮蔽板との間
に介装された付勢部材とを備えた駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20541990A JP2796410B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20541990A JP2796410B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 駆動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492132A true JPH0492132A (ja) | 1992-03-25 |
| JP2796410B2 JP2796410B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16506540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20541990A Expired - Lifetime JP2796410B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 駆動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2796410B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07197954A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-08-01 | Gkn Automot Ag | クラッチを制御する方法及び装置 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP20541990A patent/JP2796410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07197954A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-08-01 | Gkn Automot Ag | クラッチを制御する方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2796410B2 (ja) | 1998-09-10 |
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