JPH049251Y2 - - Google Patents
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- JPH049251Y2 JPH049251Y2 JP1986014752U JP1475286U JPH049251Y2 JP H049251 Y2 JPH049251 Y2 JP H049251Y2 JP 1986014752 U JP1986014752 U JP 1986014752U JP 1475286 U JP1475286 U JP 1475286U JP H049251 Y2 JPH049251 Y2 JP H049251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- piston
- booster
- working chamber
- input rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、主として自動車のブレーキマスタシ
リンダを作動するために用いられる負圧式倍力装
置、特にブースタシエルの内部を、それに前後往
復自在に収容したブースタピストンと、該ブース
タピストンの後面に重合して内周ビードを該ブー
スタピストンに結着すると共に外周ビードを前記
ビースタシエルの周壁に結着したダイヤフラムと
により、負圧源に連なる前部の第1作動室と、入
力杆に連動する制御弁を介して前記第1作動室ま
たは大気に選択的に連通される後部の第2作動室
とに区画し、前記制御弁を収容する弁筒を前記ブ
ースタピストンの後面に突設し、前記制御弁が、
弁筒の内周前部にガイド突起を介して摺動可能に
嵌合され前記入力杆の前端部が結合された弁ピス
トンと、その弁ピストンの後端部に配設した弁座
に対向するように前記弁筒に支持された弁体とを
備えている形式のものに関する。
リンダを作動するために用いられる負圧式倍力装
置、特にブースタシエルの内部を、それに前後往
復自在に収容したブースタピストンと、該ブース
タピストンの後面に重合して内周ビードを該ブー
スタピストンに結着すると共に外周ビードを前記
ビースタシエルの周壁に結着したダイヤフラムと
により、負圧源に連なる前部の第1作動室と、入
力杆に連動する制御弁を介して前記第1作動室ま
たは大気に選択的に連通される後部の第2作動室
とに区画し、前記制御弁を収容する弁筒を前記ブ
ースタピストンの後面に突設し、前記制御弁が、
弁筒の内周前部にガイド突起を介して摺動可能に
嵌合され前記入力杆の前端部が結合された弁ピス
トンと、その弁ピストンの後端部に配設した弁座
に対向するように前記弁筒に支持された弁体とを
備えている形式のものに関する。
(2) 従来の技術
従来、前記弁ピストンは、その周壁部を半径方
向内方へ塑性変形されることにより入力杆の前端
部にかしめ結合されている。この場合かしめ結合
部は、周壁部において弁座とガイド突起間に配設
されているので、かしめ結合時に周壁部に生じる
応力や歪みが弁座及びガイド突起の形状に影響を
及ぼす虞れがある。
向内方へ塑性変形されることにより入力杆の前端
部にかしめ結合されている。この場合かしめ結合
部は、周壁部において弁座とガイド突起間に配設
されているので、かしめ結合時に周壁部に生じる
応力や歪みが弁座及びガイド突起の形状に影響を
及ぼす虞れがある。
そこで従来は前記影響を排除するため弁座とガ
イド突起間の間隔を広く設定している。
イド突起間の間隔を広く設定している。
(3) 考案が解決しようとする課題
しかしなから上記のように構成すると、弁ピス
トンの全長が長くなるだけではなく、ガイド突起
と弁筒内周面間の摺動間隙に起因して弁ピストン
が傾動した場合の弁座の変位置が多くなり、その
結果、弁座と弁体間のシール性が悪化するという
問題がある。
トンの全長が長くなるだけではなく、ガイド突起
と弁筒内周面間の摺動間隙に起因して弁ピストン
が傾動した場合の弁座の変位置が多くなり、その
結果、弁座と弁体間のシール性が悪化するという
問題がある。
本考案は前記問題を解決し得る前記負圧式倍力
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本考案によれば、前
記形式の負圧式倍力装置において、前記弁ピスト
ンは、前記入力杆の前端部が結合される内筒体
と、この内筒体にそれの入力杆結合部よりも前側
で前部内周が嵌着される外筒体とより構成され、
この外筒体の後部は前記内筒体の前記入力杆結合
部を環状空隙を介して囲繞すると戸に外周面に前
記ガイド突起を、また後端面に前記弁座をそれぞ
れ備えている。
記形式の負圧式倍力装置において、前記弁ピスト
ンは、前記入力杆の前端部が結合される内筒体
と、この内筒体にそれの入力杆結合部よりも前側
で前部内周が嵌着される外筒体とより構成され、
この外筒体の後部は前記内筒体の前記入力杆結合
部を環状空隙を介して囲繞すると戸に外周面に前
記ガイド突起を、また後端面に前記弁座をそれぞ
れ備えている。
(2) 作用
弁ピストンを、入力杆結合部を有する内筒体
と、ガイド突起及び弁座を有する外筒体とに分割
して構成することができる上、該入力杆結合部
と、ガイド突起及び弁座を有する外筒体後部との
間に環状空隙を介在させて、入力杆結合時に該結
合部に生じる応力や歪みが弁座やガイド突起に極
力伝わらないようにすることができるから、上記
入力杆結合部の応力や歪みが弁座およびガイド突
起の形状に及ぼす影響が抑えられる。
と、ガイド突起及び弁座を有する外筒体とに分割
して構成することができる上、該入力杆結合部
と、ガイド突起及び弁座を有する外筒体後部との
間に環状空隙を介在させて、入力杆結合時に該結
合部に生じる応力や歪みが弁座やガイド突起に極
力伝わらないようにすることができるから、上記
入力杆結合部の応力や歪みが弁座およびガイド突
起の形状に及ぼす影響が抑えられる。
また内筒体の上記入力杆結合部を、弁座及びガ
イド突起を有する外筒体後部に同心配置できるこ
とから、弁ピストンの全長短縮が図られる。しか
も上記外筒体の後部において上記ガイド突起と弁
座とを近接配置することができるから、該ガイド
突起と弁筒内周間の摺動隙間に起因して弁ピスト
ンが多少傾動したとしても、その傾動に伴う弁座
の変位量は僅かである。
イド突起を有する外筒体後部に同心配置できるこ
とから、弁ピストンの全長短縮が図られる。しか
も上記外筒体の後部において上記ガイド突起と弁
座とを近接配置することができるから、該ガイド
突起と弁筒内周間の摺動隙間に起因して弁ピスト
ンが多少傾動したとしても、その傾動に伴う弁座
の変位量は僅かである。
(3) 実施例
第1図においてWは自動車のエンジンルームの
後側壁を構成する支持壁で、その前面に、ブレー
キ用マスタシリンダMを前端に結合した負圧式倍
力装置Sを取付ける。
後側壁を構成する支持壁で、その前面に、ブレー
キ用マスタシリンダMを前端に結合した負圧式倍
力装置Sを取付ける。
倍力装置Sのブースタシエル1は軽量な薄肉鋼
板または合成樹脂より形成された前後一対の前、
後部シエル1F,1Rよりなり、その後部シエル
1Rの開口部に円周上等間隔に突設された複数の
爪片1aを前部シエル1Fの開口部に円周上等間
隔に形成された複数の切欠き1bに係合して両シ
エル1F,1R相互の位置決めを行い、そして両
シエル1F,1Rをそれらの前後対向壁を貫通す
る2本のタイロツド30を介して連結する。この
ブースタシエル1とタイロツド30との連結構造
については後述する。
板または合成樹脂より形成された前後一対の前、
後部シエル1F,1Rよりなり、その後部シエル
1Rの開口部に円周上等間隔に突設された複数の
爪片1aを前部シエル1Fの開口部に円周上等間
隔に形成された複数の切欠き1bに係合して両シ
エル1F,1R相互の位置決めを行い、そして両
シエル1F,1Rをそれらの前後対向壁を貫通す
る2本のタイロツド30を介して連結する。この
ブースタシエル1とタイロツド30との連結構造
については後述する。
ブースタシエル1の内部に、ブースタピストン
2を前後往復動自在に収容し、そのブースタピス
トン2の後面に環状溝61を形成する。
2を前後往復動自在に収容し、そのブースタピス
トン2の後面に環状溝61を形成する。
ダイヤフラム3の外周ビード3aを、その端面
に円周上等間隔に突設された2個の位置決め突起
3c(図には一方のみ示す)をそれぞれ後部シエ
ル1Rの外周部に形成された各位置決め孔1cに
嵌めて両シエル1F,1Rにより決着する。また
ダイヤフラム3の内周ビード3bをブースタピス
トン2の環状溝61に結着し、このダイヤフラム
3とブースタピストン2とにより、ブースタシエ
ル1の内部を、前部の第1作動室Aと、後部の第
2作動室Bとに区画する。
に円周上等間隔に突設された2個の位置決め突起
3c(図には一方のみ示す)をそれぞれ後部シエ
ル1Rの外周部に形成された各位置決め孔1cに
嵌めて両シエル1F,1Rにより決着する。また
ダイヤフラム3の内周ビード3bをブースタピス
トン2の環状溝61に結着し、このダイヤフラム
3とブースタピストン2とにより、ブースタシエ
ル1の内部を、前部の第1作動室Aと、後部の第
2作動室Bとに区画する。
ダイヤフラム3の受圧部3dを、ブースタピス
トン2の後面に重合すると共に、ブースタピスト
ン2外周面と前部シエル1F内周面との間におい
て第1作動室A側に突出するようU字形に折曲
げ、このU字形折曲げ部の転動によりブースタピ
ストン2の前進、後退を許容する。
トン2の後面に重合すると共に、ブースタピスト
ン2外周面と前部シエル1F内周面との間におい
て第1作動室A側に突出するようU字形に折曲
げ、このU字形折曲げ部の転動によりブースタピ
ストン2の前進、後退を許容する。
第2,第3図に明示するようにブースタピスト
ン2の前記環状溝61の後側壁61aに切欠き6
5を設け、ダイヤフラム3の内周ビード3bの上
記切欠き65に臨む部分を薄肉部63に形成し
て、それをブースタピストン2の後面に離間自在
に密着する。さらに、上記薄肉部63の周縁から
はチエンネル状の位置決め突壁64を一体に起立
させ、この突壁64を前記切欠き65に係合す
る。この係合によりブースタピストン2とダイヤ
フラム3との相対回動を拘束する。ブースタピス
トン2には、ダイヤフラム3の薄肉部63に対向
する通気孔66を形成する。
ン2の前記環状溝61の後側壁61aに切欠き6
5を設け、ダイヤフラム3の内周ビード3bの上
記切欠き65に臨む部分を薄肉部63に形成し
て、それをブースタピストン2の後面に離間自在
に密着する。さらに、上記薄肉部63の周縁から
はチエンネル状の位置決め突壁64を一体に起立
させ、この突壁64を前記切欠き65に係合す
る。この係合によりブースタピストン2とダイヤ
フラム3との相対回動を拘束する。ブースタピス
トン2には、ダイヤフラム3の薄肉部63に対向
する通気孔66を形成する。
第1作動室Aは負圧導入管4を介して負圧源で
ある内燃機関の吸気マニホールド(図示せず)内
に常時連通し、第2作動室Bは後述する制御弁5
を介して第1作動室Aまたはブースタシエル1の
後方延長筒1dの端壁1eに開口する大気導入口
6に選択的に連通切換え制御されるようになつて
いる。
ある内燃機関の吸気マニホールド(図示せず)内
に常時連通し、第2作動室Bは後述する制御弁5
を介して第1作動室Aまたはブースタシエル1の
後方延長筒1dの端壁1eに開口する大気導入口
6に選択的に連通切換え制御されるようになつて
いる。
ブースタピストン2を第1作動室Aに縮設され
た戻しばね7により常時後退方向、即ち第2作動
室B側に弾発し、その後退限をダイヤフラム3の
背面に隆起形成した突起3eをブースタシエル1
の後壁内面に当接することにより規制する。
た戻しばね7により常時後退方向、即ち第2作動
室B側に弾発し、その後退限をダイヤフラム3の
背面に隆起形成した突起3eをブースタシエル1
の後壁内面に当接することにより規制する。
ブースタピストン2に、その中心部後面から軸
方向に突出する弁筒8を一体に形成し、これを前
記延長筒1dに設けた平軸受9に摺動自在に支承
させると共にその後端を前記大気導入口6に向け
て開放する。
方向に突出する弁筒8を一体に形成し、これを前
記延長筒1dに設けた平軸受9に摺動自在に支承
させると共にその後端を前記大気導入口6に向け
て開放する。
第4〜第6図に明示するように弁筒8内に制御
弁5を次のように構成する。
弁5を次のように構成する。
即ち、弁筒8の前部内壁に大径部67aを後部
に、また小径部67bを前部にそれぞれ配設した
シリンダ孔67を形成し、その大径部67aを通
孔18を介して第2作動室Bに常時連通する。ま
た大径部67aの後部において弁筒8内を通孔1
7を介して第1作動室Aに常時連通する。
に、また小径部67bを前部にそれぞれ配設した
シリンダ孔67を形成し、その大径部67aを通
孔18を介して第2作動室Bに常時連通する。ま
た大径部67aの後部において弁筒8内を通孔1
7を介して第1作動室Aに常時連通する。
大径部67aにおける後方開口部の口縁に環状
第1弁座101を形成し、シリンダ孔67には、
入力杆11の球状前端部11aにかしめ結合され
た弁ピストン12を摺合し、この弁ピストン12
後端に前記第1弁座101に囲繞される環状の第
2弁座102を形成する。
第1弁座101を形成し、シリンダ孔67には、
入力杆11の球状前端部11aにかしめ結合され
た弁ピストン12を摺合し、この弁ピストン12
後端に前記第1弁座101に囲繞される環状の第
2弁座102を形成する。
弁筒8の内壁に、両端を開放した筒状の弁体1
3の基端部13aを弁筒8に嵌着される弁体保持
筒14を介して挟止する。この弁体13はゴム等
の弾性材より形成されたもので、その基端部13
aから薄肉のダイヤフラム13bが半径方向内方
へ延出し、その内周端に厚肉の弁部13cが連設
されており、その弁部13前端の着座面13d外
周部を第1弁座101に、また着座面13d内周
部を第2弁座102と対向させる。而して弁部1
3cはダイヤフラム13bの変形により前後に移
動でき、そして弁体保持筒14の前端面に当接す
ることもできる。弁体13の内部は大気導入口6
に常時連通する。
3の基端部13aを弁筒8に嵌着される弁体保持
筒14を介して挟止する。この弁体13はゴム等
の弾性材より形成されたもので、その基端部13
aから薄肉のダイヤフラム13bが半径方向内方
へ延出し、その内周端に厚肉の弁部13cが連設
されており、その弁部13前端の着座面13d外
周部を第1弁座101に、また着座面13d内周
部を第2弁座102と対向させる。而して弁部1
3cはダイヤフラム13bの変形により前後に移
動でき、そして弁体保持筒14の前端面に当接す
ることもできる。弁体13の内部は大気導入口6
に常時連通する。
弁部13cには環状の補強板15を埋設し、こ
れに弁部13cを両弁座101,102に向つて付
勢すべく弁ばね16を作用させる。
れに弁部13cを両弁座101,102に向つて付
勢すべく弁ばね16を作用させる。
前記弁ピストン12は、入力杆11の前端部が
かしめ結合される内筒体122と、この内筒体1
22にそれの入力杆結合部Caよりも前側で前部内
周がタツプねじ68を介して螺合される外筒体1
21とより構成され、この外筒体121は後部の大
径筒12aと前部の小径筒12bとよりなり、大
径筒12aの後端面に前記第2弁座102を配設
し、また大径筒12aの周壁部外面には、第2弁
座102の近傍より連続する4個のガイド突起6
9を円周上間隔に配設する。
かしめ結合される内筒体122と、この内筒体1
22にそれの入力杆結合部Caよりも前側で前部内
周がタツプねじ68を介して螺合される外筒体1
21とより構成され、この外筒体121は後部の大
径筒12aと前部の小径筒12bとよりなり、大
径筒12aの後端面に前記第2弁座102を配設
し、また大径筒12aの周壁部外面には、第2弁
座102の近傍より連続する4個のガイド突起6
9を円周上間隔に配設する。
外筒体121の小径筒12bを前記シリンダ孔
67の小径部67bに、また各ガイド突起69の
先端部をシリンダ孔67の大径部67a内周面に
軸方向に延設された各ガイド溝70に摺動可能に
嵌合する。このガイド突起69とガイド溝70と
の嵌合により外筒体121の回止めをなし、また
相隣る一対のガイド突起69、それらの間に存す
る大径筒12aの周壁部外面および相隣る一対の
ガイド溝70間のランド部により囲まれる空間s
を連孔18を介して第2作動室Bに、また弁筒8
内にそれぞれ連通する。
67の小径部67bに、また各ガイド突起69の
先端部をシリンダ孔67の大径部67a内周面に
軸方向に延設された各ガイド溝70に摺動可能に
嵌合する。このガイド突起69とガイド溝70と
の嵌合により外筒体121の回止めをなし、また
相隣る一対のガイド突起69、それらの間に存す
る大径筒12aの周壁部外面および相隣る一対の
ガイド溝70間のランド部により囲まれる空間s
を連孔18を介して第2作動室Bに、また弁筒8
内にそれぞれ連通する。
内筒体122における前記入力杆結合部Caの加
工に際しては、その内筒体122の周壁部後端の
3箇所を半径方向内方へ膨出変形させ、各突出部
71により入力杆11の球状前端部11aを抱え
込むようにする。この状態において内筒体122
の後端面は外筒体121内に位置し、また入力杆
結合部としてのかしめ結合部Caは、外筒体121
の後部、即ち大径筒12aに環状の空隙Cを介し
て囲繞されている。
工に際しては、その内筒体122の周壁部後端の
3箇所を半径方向内方へ膨出変形させ、各突出部
71により入力杆11の球状前端部11aを抱え
込むようにする。この状態において内筒体122
の後端面は外筒体121内に位置し、また入力杆
結合部としてのかしめ結合部Caは、外筒体121
の後部、即ち大径筒12aに環状の空隙Cを介し
て囲繞されている。
ブースタピストン2に、その前面中心部に開口
する大径孔19と、その大径孔19の奥部端面に
開口する小径孔20とを設け、その大径孔19に
その奥よりゴム等よりなる弾性ピストン21およ
びそれと同径の出力ピストン22を順次摺合す
る。また小径孔22には内筒体122と一体の反
動ピストン23を摺合する。出力ピストン22は
前方に突出する出力杆22aを一体に有する。
する大径孔19と、その大径孔19の奥部端面に
開口する小径孔20とを設け、その大径孔19に
その奥よりゴム等よりなる弾性ピストン21およ
びそれと同径の出力ピストン22を順次摺合す
る。また小径孔22には内筒体122と一体の反
動ピストン23を摺合する。出力ピストン22は
前方に突出する出力杆22aを一体に有する。
この場合内筒体122を外筒体121にタツプね
じ68を介して嵌着しているので、反動ピストン
23の工具係合溝23aに工具を係合して内筒体
122を移動することにより弾性ピストン21と
反動ピストン23間のジヤンピング代lを正確に
決定することができ、これにより弁ピストン12
が弾性ピストン21に当接する前に第2弁座10
2を弁体13より離間させることができる。
じ68を介して嵌着しているので、反動ピストン
23の工具係合溝23aに工具を係合して内筒体
122を移動することにより弾性ピストン21と
反動ピストン23間のジヤンピング代lを正確に
決定することができ、これにより弁ピストン12
が弾性ピストン21に当接する前に第2弁座10
2を弁体13より離間させることができる。
また反動ピストン23と小径孔20の後端壁2
0aとの協働により入力杆11の抜止めがなされ
るので、サークリツプ、キー等の抜止め部材が不
要である。
0aとの協働により入力杆11の抜止めがなされ
るので、サークリツプ、キー等の抜止め部材が不
要である。
入力杆11を戻しばね24により常時後退方向
へ弾発し、その後退限を、入力杆11に螺合して
取付けた可動ストツパ板25が後方延長筒1dの
端壁1eの内側に当接することにより規制する。
而して可動ストツパ板25を回転すれば、それと
入力杆11との螺合位置が変わるので入力杆11
の後退限を前後に調節することができる。その調
節後の可動ストツパ板25の固定は、同じく入力
杆11に螺合したロツクナツト26の緊締により
行う。可動ストツパ板25にはこれが前記大気導
入口6を閉塞しないように通気孔27を穿設す
る。
へ弾発し、その後退限を、入力杆11に螺合して
取付けた可動ストツパ板25が後方延長筒1dの
端壁1eの内側に当接することにより規制する。
而して可動ストツパ板25を回転すれば、それと
入力杆11との螺合位置が変わるので入力杆11
の後退限を前後に調節することができる。その調
節後の可動ストツパ板25の固定は、同じく入力
杆11に螺合したロツクナツト26の緊締により
行う。可動ストツパ板25にはこれが前記大気導
入口6を閉塞しないように通気孔27を穿設す
る。
弁筒8の外端開口部には大気導入口6からの導
入空気を浄化し、且つ入力杆11の作動を妨げな
いように変形し得るフイルタ28,29を装着す
る。
入空気を浄化し、且つ入力杆11の作動を妨げな
いように変形し得るフイルタ28,29を装着す
る。
次に、タイロツド30とブースタシエル1との
連結構造について説明する。
連結構造について説明する。
タイロツド30には、ブースタシエル1前壁を
貫通してその前方へ突出する取付ボルト33を一
体に形成し、またブースタシエル1前壁の内面に
当接するばね受板34を固着する。そしてブース
タシエル1前面に重ねたブレーキマスタシリンダ
Mの取付フランジ36に上記取付ボルト33を貫
通し、その先端にナツト35を螺合緊締すること
によりタイロツド30、ばね受板34、ブースタ
シエル1前壁および取付フランジ36の四者を一
体に連結する。その際、ボルト33を囲繞するよ
うにばね受板34の前面に形成された環状溝37
に、ブースタシエル1前壁のタイロツド貫通孔を
封緘する環状シール部材38を嵌装する。上記ば
ね受板34は前記戻しばね7の固定端を支承する
もので、戻しばね7の弾発力をタイロツド30に
負担させてブースタシエル1への負担を取り除く
ことができる。
貫通してその前方へ突出する取付ボルト33を一
体に形成し、またブースタシエル1前壁の内面に
当接するばね受板34を固着する。そしてブース
タシエル1前面に重ねたブレーキマスタシリンダ
Mの取付フランジ36に上記取付ボルト33を貫
通し、その先端にナツト35を螺合緊締すること
によりタイロツド30、ばね受板34、ブースタ
シエル1前壁および取付フランジ36の四者を一
体に連結する。その際、ボルト33を囲繞するよ
うにばね受板34の前面に形成された環状溝37
に、ブースタシエル1前壁のタイロツド貫通孔を
封緘する環状シール部材38を嵌装する。上記ば
ね受板34は前記戻しばね7の固定端を支承する
もので、戻しばね7の弾発力をタイロツド30に
負担させてブースタシエル1への負担を取り除く
ことができる。
さらに、タイロツド30には、ブースタシエル
1後壁を貫通してその後方に突出する取付ボルト
39と、ブースタシエル1後壁の内面に当接する
段付フランジ41とを一体に形成し、ブースタシ
エル1後壁の内面に溶接して固着した支筒43に
上記段付フランジ41を嵌入し、それの抜止め環
42を支筒43に係止することによりタイロツド
30とブースタシエル1後壁とを一体に連結す
る。その際、段付フランジ41の小径部と支筒4
3間の環状溝44に、ブースタシエル1後壁のタ
イロツド貫通孔を封緘する環状シール部材45を
嵌装する。
1後壁を貫通してその後方に突出する取付ボルト
39と、ブースタシエル1後壁の内面に当接する
段付フランジ41とを一体に形成し、ブースタシ
エル1後壁の内面に溶接して固着した支筒43に
上記段付フランジ41を嵌入し、それの抜止め環
42を支筒43に係止することによりタイロツド
30とブースタシエル1後壁とを一体に連結す
る。その際、段付フランジ41の小径部と支筒4
3間の環状溝44に、ブースタシエル1後壁のタ
イロツド貫通孔を封緘する環状シール部材45を
嵌装する。
上記取付ボルト39は、これを自動車の支持壁
Wに貫通し、その先端にナツト40を螺合緊締す
ることによりタイロツド30を支持壁Wに固着す
る。
Wに貫通し、その先端にナツト40を螺合緊締す
ることによりタイロツド30を支持壁Wに固着す
る。
かくしてブースタシエル1はタイロツド30を
介して支持壁Wに取付けられ、またブレーキマス
タシリンダMはタイロツド30を介してブースタ
シエル1に連結される。
介して支持壁Wに取付けられ、またブレーキマス
タシリンダMはタイロツド30を介してブースタ
シエル1に連結される。
タイロツド30は、四角形の一方の対角頂点に
2本配設され、また他の対角頂点において支持壁
Wへの2本の取付専用ボルトがブースタシエル1
の後壁に溶接して配設されるが、それらについて
は図面には省略した。
2本配設され、また他の対角頂点において支持壁
Wへの2本の取付専用ボルトがブースタシエル1
の後壁に溶接して配設されるが、それらについて
は図面には省略した。
タイロツド30が貫通するブースタピストン2
の透孔31を、そのピストン2の作動を妨げない
ようにシールするために、ブースタピストン2と
タイロツド30との間にシール手段を施す。その
シール手段は、ゴム等の弾性材より形成された蛇
腹状の伸縮ブーツ46より構成され、第1作動室
Aにおいてそのブーツ46でタイロツド30を囲
繞し、その前端46aをタイロツド30の外周面
に形成された環状溝47に、またその後端46b
を透孔31にそれぞれ嵌着する。
の透孔31を、そのピストン2の作動を妨げない
ようにシールするために、ブースタピストン2と
タイロツド30との間にシール手段を施す。その
シール手段は、ゴム等の弾性材より形成された蛇
腹状の伸縮ブーツ46より構成され、第1作動室
Aにおいてそのブーツ46でタイロツド30を囲
繞し、その前端46aをタイロツド30の外周面
に形成された環状溝47に、またその後端46b
を透孔31にそれぞれ嵌着する。
車室において、倍力装置Sの入力杆11の後端
には、固定ブラケツト50に枢支51されるブレ
ーキペダル52を連結金具53を介して連結す
る。54はブレーキペダル52を後方へ付勢する
戻しばねである。
には、固定ブラケツト50に枢支51されるブレ
ーキペダル52を連結金具53を介して連結す
る。54はブレーキペダル52を後方へ付勢する
戻しばねである。
ブレーキマスタシリンダMのシリンダ本体55
後端部はブースタシエル1前壁を貫通して第1作
動室A内にそれを突入させ、そのシリンダ本体5
5内の作動ピストン56の後端に倍力装置Sの出
力杆22aを対向させる。
後端部はブースタシエル1前壁を貫通して第1作
動室A内にそれを突入させ、そのシリンダ本体5
5内の作動ピストン56の後端に倍力装置Sの出
力杆22aを対向させる。
次にこの実施例の作用について説明すると、図
示の状態は倍力装置の非作動状態を示すもので、
互いに連結した弁ピストン12、入力杆11およ
びブレーキペダル52は、可動ストツパ板25が
固定の端壁1eに当接する所定の後退位置に戻し
ばね24のばね力を以て保持され、そして弁ピス
トン12は第2弁座102を介して弁部13cの
着座面13dを押圧して、これを弁体保持筒14
の前面に軽く接触させるまで後退させ、それによ
つて第1弁座101と弁部13c間に僅かな間隙
gを形成している。このような状態は前記した可
動ストツパ板25の調節により容易に得ることが
できる。
示の状態は倍力装置の非作動状態を示すもので、
互いに連結した弁ピストン12、入力杆11およ
びブレーキペダル52は、可動ストツパ板25が
固定の端壁1eに当接する所定の後退位置に戻し
ばね24のばね力を以て保持され、そして弁ピス
トン12は第2弁座102を介して弁部13cの
着座面13dを押圧して、これを弁体保持筒14
の前面に軽く接触させるまで後退させ、それによ
つて第1弁座101と弁部13c間に僅かな間隙
gを形成している。このような状態は前記した可
動ストツパ板25の調節により容易に得ることが
できる。
以上により、エンジン運転中、常に負圧を蓄え
ている第1作動室Aは貫通17、間隙g、空間s
及び通孔18を介して第2作動室Bと連通し、ま
た弁部13cの着座面開口部第2弁座102によ
り閉鎖されるので、第2作動室Bには第1作動室
Aの負圧が伝達して両作動室A,Bの気圧が平衡
している。したがつてブースタピストン2も戻し
ばね7の弾発力を以て図示の後退位置を占める。
この場合ガイド突起69と第2弁座102が近接
しているので弁ピストン12のガイド突起69と
シリンダ孔67のガイド溝70間の摺合間隙に起
因して弁ピストン12が揺動しても第2弁座10
2の揺動量が少なく、その結果第2弁座102と弁
体13間のシール性が良好である。
ている第1作動室Aは貫通17、間隙g、空間s
及び通孔18を介して第2作動室Bと連通し、ま
た弁部13cの着座面開口部第2弁座102によ
り閉鎖されるので、第2作動室Bには第1作動室
Aの負圧が伝達して両作動室A,Bの気圧が平衡
している。したがつてブースタピストン2も戻し
ばね7の弾発力を以て図示の後退位置を占める。
この場合ガイド突起69と第2弁座102が近接
しているので弁ピストン12のガイド突起69と
シリンダ孔67のガイド溝70間の摺合間隙に起
因して弁ピストン12が揺動しても第2弁座10
2の揺動量が少なく、その結果第2弁座102と弁
体13間のシール性が良好である。
いま、車両を制動すべくブレーキペダル52を
踏込み、入力杆11および弁ピストン12を前進
させれば、弁ばね16により前方へ付勢される弁
部13cは弁ピストン12に追従して前進する
が、第1弁座101と弁部13cとの間隙gが前
述のように極めて狭いので、弁部13cは、直ち
に第1弁座101に着座して両作動室A,B間の
連通を遮断し、同時に第2弁座102は弁部13
cから離れて第2作動室Bを通孔18、空間sお
よび弁体13内部を介して大気導入口6に連通さ
せる。したがつて第2作動室Bには大気が素早く
導入され、該室Bが第1作動室Aよりも高圧とな
り、両室A,B間に生じる気圧差によりブースタ
ピストン2が戻しばね7に抗して前進して、弾性
ピストン21を介し出力杆22aを前進させるの
で、ブレーキマスタシリンダMの作動ピストン5
6を前方へ駆動し、車両に制動がかけられる。こ
の場合、両作動室A,B間に生じる気圧差によ
り、内周ビード3bの薄肉部63はブースタピス
トン2に強く密着して通気孔66を閉塞している
ので、両作動室A,B間は確実に遮断される。
踏込み、入力杆11および弁ピストン12を前進
させれば、弁ばね16により前方へ付勢される弁
部13cは弁ピストン12に追従して前進する
が、第1弁座101と弁部13cとの間隙gが前
述のように極めて狭いので、弁部13cは、直ち
に第1弁座101に着座して両作動室A,B間の
連通を遮断し、同時に第2弁座102は弁部13
cから離れて第2作動室Bを通孔18、空間sお
よび弁体13内部を介して大気導入口6に連通さ
せる。したがつて第2作動室Bには大気が素早く
導入され、該室Bが第1作動室Aよりも高圧とな
り、両室A,B間に生じる気圧差によりブースタ
ピストン2が戻しばね7に抗して前進して、弾性
ピストン21を介し出力杆22aを前進させるの
で、ブレーキマスタシリンダMの作動ピストン5
6を前方へ駆動し、車両に制動がかけられる。こ
の場合、両作動室A,B間に生じる気圧差によ
り、内周ビード3bの薄肉部63はブースタピス
トン2に強く密着して通気孔66を閉塞している
ので、両作動室A,B間は確実に遮断される。
上記作動ピストン56の駆動時に、シリンダ本
体55に前方へスラスト荷重が作用するが、その
荷重はタイロツド30を介して車体、即ち支持壁
Wに伝達して支承される。したがつてブースタシ
エル1には上記荷重は作用しない。
体55に前方へスラスト荷重が作用するが、その
荷重はタイロツド30を介して車体、即ち支持壁
Wに伝達して支承される。したがつてブースタシ
エル1には上記荷重は作用しない。
一方、弁ピストン12が、その前進により反動
ピストン23を介して弾性ピストン21に当接す
ると、出力杆22aの作動反力により弾性ピスト
ン21の反動ピストン23側への膨出変形により
前記反力の一部が弁ピストン12を介してブレー
キペダル52側にフイードバツクされ、それによ
り操縦者は出力杆22aの出力、即ち制動力を感
知することができる。
ピストン23を介して弾性ピストン21に当接す
ると、出力杆22aの作動反力により弾性ピスト
ン21の反動ピストン23側への膨出変形により
前記反力の一部が弁ピストン12を介してブレー
キペダル52側にフイードバツクされ、それによ
り操縦者は出力杆22aの出力、即ち制動力を感
知することができる。
次に、ブレーキペダル52の踏込み力を解放す
ると、先ず弁ピストン12にかかる前記反力およ
び戻しばね24の弾発力により入力杆11が後退
し、これにより第2弁座102を弁部13cに着
座させると共にその弁部13cを弁体保持筒14
の前面に当接させるので、弁部13cは入力杆1
1の後退力をうけて軸方向に圧縮変形を生じる。
その結果、第1弁座101と弁部13cとの間に
は当初の間隙gより大きな間隙が形成されるた
め、その間隙を通して両作動室A,Bの気圧が相
互に素早く均衡し、それらの気圧差がなくなれ
ば、ブースタピストン2は、戻しばね7の弾発力
で後退し、ダイヤフラム3の突起3eがブースタ
シエル1の後壁内面に当接して停止する。そし
て、入力杆11が端壁1eに当接したとき、弁部
13cは入力杆11の後退力から解放されて原形
に復元するので、第1弁座101との間隙を再び
小間隙gに挟めることができる。
ると、先ず弁ピストン12にかかる前記反力およ
び戻しばね24の弾発力により入力杆11が後退
し、これにより第2弁座102を弁部13cに着
座させると共にその弁部13cを弁体保持筒14
の前面に当接させるので、弁部13cは入力杆1
1の後退力をうけて軸方向に圧縮変形を生じる。
その結果、第1弁座101と弁部13cとの間に
は当初の間隙gより大きな間隙が形成されるた
め、その間隙を通して両作動室A,Bの気圧が相
互に素早く均衡し、それらの気圧差がなくなれ
ば、ブースタピストン2は、戻しばね7の弾発力
で後退し、ダイヤフラム3の突起3eがブースタ
シエル1の後壁内面に当接して停止する。そし
て、入力杆11が端壁1eに当接したとき、弁部
13cは入力杆11の後退力から解放されて原形
に復元するので、第1弁座101との間隙を再び
小間隙gに挟めることができる。
第1作動室Aに負圧が蓄えられていない状態で
ブースタピストン2をマニユアル作動する場合ブ
レーキペダル52を踏込み、ブースタピストン2
を前進させると、制御弁5により第2作動室Bは
第1作動室Aとの連通を断たれて大気と連通され
るので、第1作動室Aの空気は圧縮されて負圧導
入管4から負圧源側に排出されようとするが、そ
の排出抵抗により第1作動室Aの空気が圧縮さ
れ、第1作動室Aの気圧が第2作動室Bのそれよ
りも高くなれば、第1作動室Aの空気の一部はブ
ースタピストン2後面とダイヤフラム受圧部3d
前面との間に進入すると当時に通気孔66を通り
薄肉部63を後方に押圧する。これによりブース
タピストン2と薄肉部63との間に間隙を生じ、
その間隙を介して第1作動室Aの空気は大気圧下
の第2作動室Bに容易に排出されるため、第1作
動室Aの空気の排出抵抗が殆どなく、ブースタピ
ストン2を軽快にマニユアル作動させることがで
きる。
ブースタピストン2をマニユアル作動する場合ブ
レーキペダル52を踏込み、ブースタピストン2
を前進させると、制御弁5により第2作動室Bは
第1作動室Aとの連通を断たれて大気と連通され
るので、第1作動室Aの空気は圧縮されて負圧導
入管4から負圧源側に排出されようとするが、そ
の排出抵抗により第1作動室Aの空気が圧縮さ
れ、第1作動室Aの気圧が第2作動室Bのそれよ
りも高くなれば、第1作動室Aの空気の一部はブ
ースタピストン2後面とダイヤフラム受圧部3d
前面との間に進入すると当時に通気孔66を通り
薄肉部63を後方に押圧する。これによりブース
タピストン2と薄肉部63との間に間隙を生じ、
その間隙を介して第1作動室Aの空気は大気圧下
の第2作動室Bに容易に排出されるため、第1作
動室Aの空気の排出抵抗が殆どなく、ブースタピ
ストン2を軽快にマニユアル作動させることがで
きる。
ブースタピストン2の後退時には、第1作動室
Aの気圧が第2作動室Bのそれよりも低くなるた
めダイヤフラム受圧部3dがブースタピストン2
後面に密着し、その受圧部3dとブースタピスト
ン2後面との間に存在する空気は通気孔66を通
じて直ちに第1作動室A側に排出される。したが
つて、第1作動室Aに負圧が蓄えられている状態
で制動操作を行う場合に、ブースタピストン2後
面とダイヤフラム受圧部3dとの間に閉じ込めら
れている空気の緩衝作用により生じるブースタピ
ストン2の作動ロスを回避することができる。
Aの気圧が第2作動室Bのそれよりも低くなるた
めダイヤフラム受圧部3dがブースタピストン2
後面に密着し、その受圧部3dとブースタピスト
ン2後面との間に存在する空気は通気孔66を通
じて直ちに第1作動室A側に排出される。したが
つて、第1作動室Aに負圧が蓄えられている状態
で制動操作を行う場合に、ブースタピストン2後
面とダイヤフラム受圧部3dとの間に閉じ込めら
れている空気の緩衝作用により生じるブースタピ
ストン2の作動ロスを回避することができる。
なお、弁ピストン12を入力杆11に結合する
場合かしめ結合以外の手段を採用することも可能
である。
場合かしめ結合以外の手段を採用することも可能
である。
C 考案の効果
本考案によれば、弁ピストンは、入力杆の前端
部が結合される内筒体と、この内筒体にそれの入
力杆結合部よりも前側で前部内周が嵌着される外
筒体とより構成され、この外筒体の後部は前記内
筒体の前記入力杆結合部を環状空隙を介して囲繞
すると共に外周面にガイド突起を、また後端面に
弁座をそれぞれ備えているので、弁ピストンを、
入力杆結合部を有する内筒体と、ガイド突起及び
弁座を有する外筒体とに分割して構成することが
できる上、該入力杆結合部と、ガイド突起及び弁
座を有する外筒体後部との間に環状空隙を介在さ
せて、入力杆結合時に該結合部に生じる応力や歪
みが弁座やガイド突起に極力伝わらないようにす
ることができ、従つて上記入力杆結合部の応力や
歪みが弁座およびガイド突起の形状に及ぼす影響
を極力少なくすることができて、弁座と弁体間の
シール性、並びに弁ピストンの摺動性を高める上
で有利である。しかも内筒体の上記入力杆結合部
を、弁座及びガイド突起を有する該筒体後部に同
心配置できることから、弁ピストンの全長短縮を
図る上でも有利である。しかもまた上記外筒体の
後部において上記ガイド突起と弁座とを近接配置
することができるから、該ガイド突起と弁筒内周
間の摺動間隙に起因して弁ピストンが多少傾動し
たとしても、その傾動に伴う弁座の変位量を少な
くすることができ、従つて弁座と弁体間のシール
性の一層の向上を図ることができる。
部が結合される内筒体と、この内筒体にそれの入
力杆結合部よりも前側で前部内周が嵌着される外
筒体とより構成され、この外筒体の後部は前記内
筒体の前記入力杆結合部を環状空隙を介して囲繞
すると共に外周面にガイド突起を、また後端面に
弁座をそれぞれ備えているので、弁ピストンを、
入力杆結合部を有する内筒体と、ガイド突起及び
弁座を有する外筒体とに分割して構成することが
できる上、該入力杆結合部と、ガイド突起及び弁
座を有する外筒体後部との間に環状空隙を介在さ
せて、入力杆結合時に該結合部に生じる応力や歪
みが弁座やガイド突起に極力伝わらないようにす
ることができ、従つて上記入力杆結合部の応力や
歪みが弁座およびガイド突起の形状に及ぼす影響
を極力少なくすることができて、弁座と弁体間の
シール性、並びに弁ピストンの摺動性を高める上
で有利である。しかも内筒体の上記入力杆結合部
を、弁座及びガイド突起を有する該筒体後部に同
心配置できることから、弁ピストンの全長短縮を
図る上でも有利である。しかもまた上記外筒体の
後部において上記ガイド突起と弁座とを近接配置
することができるから、該ガイド突起と弁筒内周
間の摺動間隙に起因して弁ピストンが多少傾動し
たとしても、その傾動に伴う弁座の変位量を少な
くすることができ、従つて弁座と弁体間のシール
性の一層の向上を図ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縦断面図、第2図は第1図矢示−線視図、
第3図はダイヤフラムの部分斜視図、第4図は第
1図の要部拡大図、第5図は第4図V−V線断面
図、第6図はベンピストンの拡大斜視図である。 S……負圧式倍力装置、A……第1作動室、B
……第2作動室、Ca……入力杆結合部としての
かしめ結合部、C……空隙、1……ブースタシエ
ル、2……ブースタピストン、3……ダイヤフラ
ム、3a……外周ビード、3b……内周ビード、
5……制御弁、8……弁筒、11……入力杆、1
2……弁ピストン、121……外筒体、122……
内筒体、13……弁体、13d……着座面、67
……シリンダ孔、69……ガイド突起。
は縦断面図、第2図は第1図矢示−線視図、
第3図はダイヤフラムの部分斜視図、第4図は第
1図の要部拡大図、第5図は第4図V−V線断面
図、第6図はベンピストンの拡大斜視図である。 S……負圧式倍力装置、A……第1作動室、B
……第2作動室、Ca……入力杆結合部としての
かしめ結合部、C……空隙、1……ブースタシエ
ル、2……ブースタピストン、3……ダイヤフラ
ム、3a……外周ビード、3b……内周ビード、
5……制御弁、8……弁筒、11……入力杆、1
2……弁ピストン、121……外筒体、122……
内筒体、13……弁体、13d……着座面、67
……シリンダ孔、69……ガイド突起。
Claims (1)
- ブースタシエル1の内部を、それに前後往復動
自在に収容したブースタピストン2と、該ブース
タピストン2の後面に重合して内周ビード3bを
該ブースタピストン2に結着すると共に外周ビー
ド3aを前記ブースタシエル1の周壁に結着した
ダイヤフラム3とにより、負圧源に連なる前部の
第1作動室Aと、入力杆11に連動する制御弁5
を介して前記第1作動室Aまたは大気に選択的に
連通される後部の第2作動室Bとに区画し、前記
制御弁5を収容する弁筒8を前記ブースタピスト
ン2の後面に突設し、前記制御弁5が、前記弁筒
8の内周前部にガイド突起69を介して摺動可能
に嵌合され前記入力杆11の前端部が結合された
弁ピストン12と、その弁ピストン12の後端部
に配設した弁座102に対向するように前記弁筒
8に支持された弁体13とを備えている負圧式倍
力装置において、前記弁ピストン12は、前記入
力杆11の前端部が結合される内筒体122と、
この内筒体122にそれの入力杆結合部Caよりも
前側で前部内周が嵌着される外筒体121とより
構成され、この外筒体121の後部は、前記内筒
体122の前記入力杆結合部Caを環状空隙Cを介
して囲繞すると共に外周面に前記ガイド突起69
を、また後端面に前記弁座102をそれぞれ備え
たことを特徴とする、負圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986014752U JPH049251Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986014752U JPH049251Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62127062U JPS62127062U (ja) | 1987-08-12 |
| JPH049251Y2 true JPH049251Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=30805031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986014752U Expired JPH049251Y2 (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049251Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP1986014752U patent/JPH049251Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62127062U (ja) | 1987-08-12 |
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