JPH049451A - 耐海水材料 - Google Patents

耐海水材料

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JPH049451A
JPH049451A JP10874590A JP10874590A JPH049451A JP H049451 A JPH049451 A JP H049451A JP 10874590 A JP10874590 A JP 10874590A JP 10874590 A JP10874590 A JP 10874590A JP H049451 A JPH049451 A JP H049451A
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JP
Japan
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seawater
austenite
corrosion
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fatigue strength
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JP10874590A
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English (en)
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Shintaro Matsuo
松尾 信太郎
Masahiro Saito
正洋 斉藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は海水中で使用される舶用プロペラ等海水用材料
に関するもので現用の銅合金にニッケル・アルミニウム
・青銅)より優れた耐エロージヨン性と腐食疲労強度を
有するステンレス鋼に関し、特にプロペラポンプ用イン
ペラ、ポンプケーシング、水車用ランナー及び高速艇用
水中翼の材料として有利に使用できる耐海水材料に関す
る。
〔従来の技術〕
従来から舶用プロペラ等海水用材料には耐食性の優れた
銅合金が使用されている。その中で最っとも多く使用さ
れるニッケル・アルミニウム・青銅でも船舶用プロペラ
の場合、船舶が高速化した現在、プロペラ翼端にエロー
ジョン損傷を生じ、補修又は取替え換装しなければなら
ナイ状態である。エロージョンはプロペラ回転中に発生
するキャビテーション気泡の崩壊に起因するものでプロ
ペラ翼端後進面に発生するものを回避することは困難で
ある。キャビテーションエロージョンが発生し難いプロ
ペラ形状にすると推進効率が大幅に低下する。そして、
エロージョンはポンプ、インペラ、ランナ、水中翼でも
発生する。
このエロージョン対策としては、■換装、■損傷部を切
除整形する等が実施されているが、換装、補修するとし
ても、それらのだめの船舶の入渠費、換装、補修費、体
船による乗組員の人件費、荷主への損失、負担等があり
、コストが嵩むという不具合が生じる。
又、プロペラ、ポンプ用インペラ等の機器では軽量化を
実現するため海水中の腐食疲労強度の優れた材料開発が
望まれている。これに対応するため、ステンレス系材料
として12%Crマルテンサイト系ステンレス鋳鋼が検
討されたが、耐食性が十分でなく機械的性質は良好であ
るにもか\わらず孔食発生等の欠点があった。
又18%C[−8〜12%N1のオーステナイト系ステ
ンレス鋳鋼は耐食性は良好であるが、機械的性質が12
%Cr系ステンレス鋼より低い等の問題があった。
熱交換器材等に使用される25Cr−2ONi系の2相
合金は鍛造、圧延材としては耐食性が優れている。しか
し大型鋳物としては焼入れ冷却時の徐冷脆化に伴う耐食
性の低下がある。
このように公知のステンレス鋼には耐食性、強度および
耐エロージヨン性のいずれも具備した材料はなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の技術水準に鑑み、本発明は舶用プロペラ、インペ
ラ等海水で使用される大型鋳物材に高い機械的強度、靭
性、耐食性は勿論のこと、特に腐食疲労強度が高く、耐
エロージヨン性の優れた材料を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はC:0.08%以下、Si:0.1〜15%、
 Mn:0.1 〜3  %、 Cr:17.1 〜1
9  %、 Ni: 4.5〜7.5%、Mo:0.5
〜3%、Nb:Oi〜0.5%、Ti:0.05〜0.
5%および通常の不純物を含有し、残部が鉄よりなり、
マルテンサイト十オーステナイト+フェライト相を有す
る金属組織でオーステナイト相量が10〜35%残留し
てなる腐食疲労強度および耐エロージヨン性の優れた耐
海水材料であり、現用銅合金材より硬さが高いた約1エ
ロージョン性が優れており、又、海水中腐食疲労強度も
約1.5倍以上高いので、現用材の調合金製より小型、
軽量、高効率な海水用機器(プロペラ等)製作が可能と
なり、省エネルギーに寄与できるものである。
従来の銅合金の中で最も耐エロージヨン性の優れている
ニッケル・アルミニウム・青銅は1二ローション性に影
響する硬さがブリネル硬さで150〜160しかなく、
海水中のキャビテーションの激しい環境下での優れた1
二ローション性は期待できない。
これに対し、本発明材のブリネル硬さは217〜325
と優れている上、金属組織的に残留させた残留オーステ
ナイト相の加工硬化により耐エロージヨン性を約1.5
倍以上に向上させたものである。又、引張強さをニッケ
ル・アルミニウム・青銅が66 kgf/mm2である
のに対して、95 kgf/mm”以上と高めて海水中
の腐食疲労強度を1.5倍以上に向上させたものである
。高い腐食疲労強度を可能にしたものは、耐食性の基本
となるCr量を18%に保持したま\N1当量(Ni+
WMn)を調節して金属組織上、マルテンサイト十オー
ステナイト+フェライト相になるように各成分を調節し
ただ於てある。
本発明材の熱処理は鋳放し後、900〜1000℃で空
冷される。金属組織は主としてマルテンサイト相でオー
ステナイト量は耐力を低くするためと耐エロージヨン性
を向上させるため10〜35%(χ線測定法)内になる
ように調節される。オーステナイト量が10%未満では
耐力の低下が望めず、35%を越えると、耐力(0,2
%)が20 kgf/mm’程度と低くなり、良好な機
械的性質が得られないからである。
フェライト相は本発明材の良好な溶接性を保持するため
に必要であるが、30%を越えると衝撃値が低下するの
でそれ以下が望ましい。
さらに、10〜35%の残留オーステナイト相の存在は
キャビテーション下での使用で残留オーステナイト相が
加工変態して耐エロージヨン性を著しく向上させる。
このように、本発明材は化学成分および金属組織を最適
条件に調整して、これまで得られなかった耐食性、腐食
疲労強度、耐エロージョン性、溶接性等についていずれ
も優れた性質を得ることができるようにしたものである
本発明材において、その合金組成を規定したのは以下の
理由による。
Cニクロム炭化物を形成し、粒界に析出して海水中の耐
食性を低下させて耐エロージヨン性および腐食疲労強度
を下げるので、その含有量を0.08%以下とする。
Sl:溶解時の脱酸剤として0.1%以上の添加が必要
であるが、1.5%を越えると脆化をもたらすので、そ
の上限を1.5%にする。
Mn:Siと同様脱酸剤として0.1%以上の添加が必
要であるが、3%を越えると脆化するので上限を3%に
する。
Cr:この発明において耐食性を確保するのに最も重要
な元素でCr量が増加するほど耐食性は向上する。又良
好な耐食性を保持するには17.1%以上は必要である
ため下限を17.1%以上とし上限を19%にする。
Nlニクロム添加量が上記の通り、17.1〜19%の
範囲にある時、良好な衝撃値を得るには最低4.5%の
Niが必要である。一方、Ni量が7.5%を越えると
オーステナイト量が、多くなって耐力の低下を招くので
その上限を7.5%とする。
MO=耐食性の向上、特に孔食防止に有効な元素で、そ
の効果を発揮させるには0.5%以上の添加が必要であ
る。しかし、3%を越えると逆に強度が低く脆化が著し
いのでその上限を3%とする。
Nb:NbはCをNb炭化物として固定して耐腐食性低
下の原因となるCr炭化物の析出を抑制し、耐食性向上
に効果をもたらす。その効果を発揮するには0.1%以
上の添加が必要で0.5%を越えると衝撃値が低下する
ので上限を0,5%とする。
Ti : Nbと同様Cを固定する元素であり、Nbと
同時に複合添加するとCr炭化物の析出防止に大きな効
果がある。Nbと複合添加するので、その最低量は0.
05%で十分であり、Ti量が多過ぎると鋳造性が低下
するので、その上限を0.5%とする。
〔実施例〕
次に、本発明材につき、その製造法を説明し、本発明の
詳細な説明する。
第1表は本発明材および比較材の化学成分を示したもの
で、供試材Nα1〜Nα4は本発明材、供試材Nα5〜
Nα10は比較材、Nα11は現在、海水材として最も
多く使用されている銅合金にッケル・アルミニウム・青
銅)で、その化学成分を第2表に示す。又、これら供試
材の機械的性質、金属組織および残留オーステナイト量
を第3表に示す。更に又、海水中腐食疲労強度およびエ
ロージョン減量を本発明材、比較材、現用材と共に第4
表に示す。
腐食疲労試験はウェラ〜式回転曲げ疲労試験機を用い、
試験片直径6゜Omm、回転数345Orpm 、試験
繰返数2X101回、試験液は天然海水を使用し、試験
温度は常温で試験した。
エロージョン試験は超音波エロージョン試験機を使用し
、振動数6.5 KHz 、振幅95μm、試験液は海
水、試験温度25℃、試験時間2時間の条件で試験した
金属組織中のオーステナイト量はxIl法で測定した。
第1表、第2表、第3表及び第4表より次のことが明ら
かである。
化学成分が本発明材外のNo、 5〜Nα10供試材は
海水中の腐食疲労強度が23 kgf/mm’以下と本
発明材の30〜32 kgf/mm2に比較して著しく
低い。Nα5供試材はNi 、 Nb量、NCL 6供
試材はC、Mo 、 Cr 、 Mn量、Nα7供試材
はCr 、 Ti量、Nu 8供試材は[’、Cr、T
i量、No、 9供試材はNi 、 Ti量、N(11
0供試材はCr、Nb量がいずれも本発明材以外である
耐エロージヨン性に影響する因子としては供試材の硬さ
だけでなく金属組織も大きな影響があるといわれている
。18%Cr −8%N1オーステナイトステンレスの
ように加工硬化によりマルテンサイト変態しやすいもの
は1工0−ジョン性が良好で水車等の補修に使用されて
いる。
しかし、オーステナイト系ステンレス鋼は引張強さ80
 kgf/mm2以下で高い腐食疲労強度は期待できな
い。
又、マルテンサイト系ステンレス鋼は強度は高いが、耐
エロージヨン性は、オーステナイト系よりや\劣る。
したがって、本発明材ではオーステナイト系とマルテン
サイト系の欠点を解決するため、マルテンサイト相の基
地に残留オーステナイトを10〜35%残留させた。
オーステナイト量を10〜35%に限定したのは、10
%未満ではオーステナイト相の加工変態による耐エロー
ジヨン性改善効果がないのと耐力が70 kgf/+n
m”以上と高く溶断時の切断にき裂が発生しやすいため
である。オーステナイト量が35%を越えると1二ロー
ション性は改善されるが、耐力が22 kgf/mm2
程度に低下し、高い腐食疲労強度を確保できないからで
ある。
第4表に供試材Nα6 (マルテンサイト100%)、
供試材Nα8 (マルテンサイト中にオーステナイト7
.1%)、供試材Nα7 (マルテンサイト中にオース
テナイ) 40.5%)の比較材のエロージョン減量を
オーステナイト量、海水中疲労強度と比較して示す。
供試材Nα8 (オーステナイト7.1%)のエロージ
ョン量は23.2■と本発明材(オーステナイト量10
〜35%)の10.5〜16.0■に対して劣っている
以上、化学成分と共に金属組織をマルテンサイト十オー
ステナイト+フェライト相とし、オーステナイト量を1
0〜35%に限定した根拠が明らかになった。
これらの結果から明らかなとおり、本発明材は機械的性
質で95 kgf/mm2以上、腐食疲労強度30 k
gf/nun”を示すと共に耐海水材料として必要な耐
キャビテーションエロージヨン性も現用のニッケル・ア
ルミニウム・青銅に比較して優れたものである。
なお、本発明材は舶用プロペラ、各種ポンプインペラ、
高速艇用水中翼等に使用できる。
〔発明の効果〕
本発明によると、海水中で高い腐食疲労強さと優れた耐
エロージヨン性を有する材料が得られるので、本発明材
によって海水用機器(プロペラ、インペラ、水中翼等)
を製作すれば高強度と優れた耐食性、耐エロージヨン性
を発揮でき、軽量かつ、高効率化が可能となる機器が得
られ、その工業上の効果は極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. C:0.08%以下、Si:0.1〜1.5%、Mn:
    0.1〜3%、Cr:17.1〜19%、Ni:4.5
    〜7.5%、Mo:0.5〜3%、Nb:0.1〜0.
    5%、Ti:0.05〜0.5%および通常の不純物を
    含有し、残部が鉄よりなり、マルテンサイト+オーステ
    ナイト+フェライト相を有する金属組織でオーステナイ
    ト相量が10〜35%残留してなることを特徴とする耐
    海水材料。
JP10874590A 1990-04-26 1990-04-26 耐海水材料 Pending JPH049451A (ja)

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