JPH0498068A - 雪粒集成人工雪の製造方法 - Google Patents

雪粒集成人工雪の製造方法

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JPH0498068A
JPH0498068A JP2214697A JP21469790A JPH0498068A JP H0498068 A JPH0498068 A JP H0498068A JP 2214697 A JP2214697 A JP 2214697A JP 21469790 A JP21469790 A JP 21469790A JP H0498068 A JPH0498068 A JP H0498068A
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artificial
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政尚 大塚
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2303/00Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
    • F25C2303/044Snow making using additional features, e.g. additives, liquid gas

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高吸水性樹脂粒状体を含む雪粒集成人工雪の製
造方法に関するものである。
さらに詳しくは、特に屋内スキー場の根雪に適した雪粒
集成人工雪を製造する方法に関するものである。
[従来技術] (天然雪) 近年、年々積雪が少なくなり、スキー場のオープンに支
障を来している。しかも地上に積もった天然の雪は軟ら
かすぎてスキーの滑りが悪く、そのままではゲレンデと
して不向きなため、圧雪車で雪を何回も圧縮しなければ
ならない。また圧雪車による圧縮では競技には向かず、
人が靴だけで踏む「つぼ足」や敷きつめた雪に散水する
方法などが採用されている。このようにしてメータした
ゲレンデは、外気の温度により大きく影響され、時間の
経過と共に雪質が変化していく。積雪内部で昇華・凝縮
が起こり、雪結晶の変化が進行するためであり、「シま
り雪」から「ざらめ雪」へと進む。ざらめ雪はスキーヤ
−にとって非常に滑りにくい雪であり、そのため雪を砕
く作業、すなわちブルーミングを頻繁に行わなければな
らないが、それでも充分な効果があるとはいえない。
(人工雪) 最近状が国のスキー場においても、滑走ンーズンを早め
たり延ばしたりするため、人工降雪装置の導入が盛んで
ある。人工降雪装置には大別するとガンタイプとファン
タイプの2種類がある。これらの装置で雪を造る方法は
、0℃以下の大気中で高圧の水を圧搾空気の断熱膨張を
利用して、あるいは冷たい空気を利用して細かい氷を造
る方法である。そのようにして造られた人工雪は水分を
10%以上含み、密度が0.3〜0.4 g/cm”強
度がI Kg/cla2以下であり、圧雪しなければス
キーに適さない。またこのような雪は天然雪に比べ、雪
質の変化が急速に進行し、数日経過すると、外径が約1
〜5mmのざらめ雪へ進む場合もある。ざらめ雪は前述
のごとくスキーにとって厄介な雪質であり、前述と同様
な対策が施される。
また本を凍結させて氷塊とし、物理的衝撃を与えて粉砕
して氷粒や雪片とする人工造雪機も導入されているが、
これも厄介な雪質であるかき氷状雪またはざらめ雪しか
得られない欠点があり、前述と同様な対策が施される。
水を界面活性剤と混合し、かきまぜ、曝気して泡を作り
、この泡を凍結して雪結晶を作る人工雪の製造方法が提
案されているが(特公平2−27584号公報)、上記
のような問題の解決が困難である上、界面活性剤を用い
たり、曝気したりするのは工程が繁雑であり、コストア
ップや公害問題ともなる欠点がある。
また、特許出願公表昭63−500526号に開示され
ているような、水膨潤性材料(吸水性樹脂)と水を混合
しく吸水させ)、曝気機凍結させて造る人工雪の場合、
雪の密度や強度は、曝気条件や凍結条件によってばらつ
きやすく、密度が0.4〜0.9g/am’ 、強度が
10〜数100kg/cI!2となる。そのような雪は
雪と言うよりも、ごつごつした細かい氷またはアイスバ
ーンと同し状態である。アイスバーンと同し状態のもの
は上記のように物理的衝撃を与えて粉砕して氷粒や雪片
としなければならず、ざみめ雪状のものしか得られない
。従って、水膨潤性材料のみで人工雪を造る場合、スキ
ーに適すようにするためには凍結した粒子同志が必要以
上に結合しないように、界面活性剤を加えたり、粒子径
や吸水比率を調整したり、ブルーミングを頻繁に実施し
たりしなければならない。そのような雪はスキー場にと
って非常に使いにくい雪といえる。
また、屋外スキー場は天候に左右されるので、四季を通
じて利用することができる屋内スキー場の人気が萬まっ
ている。屋内スキー場の人工ゲレンデも上記の人工雪や
、人工氷粒や雪片など、あるいは水膨潤性材料(吸水性
樹脂)と水から造られる人工雪等を人工のスロープに配
設して造られる。しかし、これらの方法によって造られ
た屋内スキー場でも上記と同し問題がある。
また、屋内スキー場の人工ゲレンデに前記水膨潤性材料
(吸水性樹脂)と水を混合(重量比、約1/80〜1/
100)したものを配設し、スケート場のように一旦は
全面結氷させた後、その表面のみをブルーミングして氷
を削り取り人工雪とした人工ゲレンデもある。この方法
によって造られた屋内スキー場でも上記の問題があるほ
か、人工雪の下にはアイスパー7のような氷の層がある
のでストックが立たない等の問題もある。
また、本発明者等によって開発された、高吸水性樹脂粒
伏体を使用して吸水させるかあるいは吸水させずに、天
然の雪、または人工降雪装置により造った人工雪や人工
造雪機により造った氷雪に混合して凍結して造られた人
工雪を用いれば上記の問題は解決されるが、この方法で
造った人工雪は屋外向きであり、屋内スキー場で用いる
場合は、天然の雪や他の方法で造った人工雪や氷雪に混
合しないでも人工雪が得られるのが望ましい。
さらに本発明者等によって開発された、吸水して膨潤し
た高吸水性樹脂粒状体をドライアイスなどの冷却剤を用
いて凍結して造られた人工雪を用いれば上記の問題は解
決されるが、ドライアイスなどの冷却剤を用いるのでや
や繁雑であり、コストアップにもなる。
このように、界面活性剤を用いたり、曝気したすせずに
、また凍結させるために冷却剤を用いず、できた人工雪
はそのまま使用できるような人工雪であり、しかもゲレ
ンデをスキーに適するように容易に維持できるものが望
まれている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の天然雪や人工雪などは下記のような問題点があり
、特に屋内スキー場のゲレンデには適さない。
■圧雪しなければならない。
■スキーヤーのレベルや好みに応した任意の密度や強度
の雪が得られない。
■雪質の経時変化が大きく、ゲレンデのコンデイション
を保つのが難しい。
■ゲレンデの建設質や維持賃が高い。
■天然雪や人工雪等の各種の雪に配合しなければならな
い。
■水膨潤性材料(吸水性樹脂)と水から凍結して造られ
る人工雪は、氷塊になるので、それを−旦粉砕しなけれ
ばならない。
■界面活性剤を用いたり、曝気しなければならない。
■吸水させた吸水性樹脂を凍結して人工雪を作るときに
冷却剤を用いなければならない。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は従来の問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、本発明の目的は、屋内スキー場のゲレンデの根
雪にも適する雪粒集成人工雪の製造方法を提供するもの
である。
本発明の請求項(1)の発明は、次の(イ)および(ロ
)の工程を含む雪粒集成人工雪の製造方法である。
(イ)吸水しても粒状を保ち互いに非粘着性であり、脱
イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸水前の
粒径が約20〜500μmである高吸水性樹脂粒状体に
吸水させて、その粒径が約0.05〜5111となるま
で膨潤させる工程。
(ロ)膨潤した高吸水性樹脂粒状体を6cm未満の厚さ
に層状に凍結させる工程。
本発明の請求項(2)の発明は、次の(イ)、(ロ)お
よび(ハ)の工程を含む雪粒集成人工雪の製造方法であ
る。
(イ)吸水しても粒状を保ち互いに非粘着性であり、脱
イオン水に対する吸水能が約30〜5o○倍、吸水前の
粒径が約20〜500μmである高吸水性樹脂粒状体に
吸水させて、その粒径が約0.05〜5mmとなるまで
膨潤させる工程。
(ロ)膨潤した高吸水性樹脂粒状体を天然の雪、人工降
雪装置により造った人工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪
および/またはドライアイスと混合する工程。
(ハ)該混合物を6cm未満の厚さに層状に凍結させる
工程。
本発明の請求項(3)の発明は、高吸水性樹脂粒状体が
、ポリアクリル酸塩、ビニルアルコールとアクリル酸塩
共重合体またはインブチレンと無水マレイン酸との共重
合体ケン化物であることを特徴とする請求項(1)およ
び(2)記載の雪粒集成人工雪の製造方法である。
本発明に用いられる高吸水性樹脂しては、デンプノ系、
セルロース系あるいはアクリルアミド、アクリル酸、ア
クリル酸塩、メタアクリル酸塩、スチレン、ビニルエー
テル等のポリマー、コポリマー、ターポリマー等の合成
樹脂系などがあげられるが、とりわけ粒状を示す、有機
溶剤中で逆相懸濁重合して得られるポリアクリル酸塩、
ビニルアルコールとアクリル酸塩共重合体またはインブ
チレンと無水マレイン酸との共重合体ケン化物が好適で
ある。
本発明に用いられる高吸水性樹脂の形態は粒状であり、
粒径が吸水させる前で約20〜500μm1吸水後で約
0.05mm〜5mm程度になるものが好ましい。粒径
が吸水させる前で約20μm以下では細か過ぎて雪粒集
成人工雪が硬くなり過ぎ、500μm以上では雪粒集成
人工雪がざらめ状になり好ましくない。
粒状の高吸水性樹脂が好ましい理由として、取り扱い易
い、凍結して得られる人工雪も粒状の集合体である雪粒
集成人工雪となり、表面が球状人工雪であるためスキー
の滑りがよい、この雪粒集成人工雪を根雪としその上に
本発明者等の方法によって別途製造したさらさらした粒
状人工雪を配設すると馴染みがよい、外気の影響などに
よって融解し難いのでゲレンデの維持が経済的に容易に
行える、天然の雪などと混ぜ易いことなどが挙げられる
本発明に用いられる高吸水性樹脂が吸水した後も粒状で
流動性を保持し、互いに非粘着性とするためには、多価
エポキシや多価アミンで架橋度を高めてやればよいが、
架橋し過ぎると吸水能が低下するので、適当な吸水能に
なるよう架橋剤量を調節する。
本発明に用いられる高吸水性樹脂が吸水した後も粒状で
流動性を保持するのは、吸水した粒子間の付着水が少な
く、粒子が互いに滑り合い空隙が生じることで起こると
思われる。
高吸水性樹脂の中には吸水した時、糊状になるものがあ
るが、糊状になると凍結したとき一つの大きな氷塊にな
り、細かく砕かない限りスキー用の人工雪としては使え
ないし、またこの人工雪は前記のようにスキーに適する
ように維持するのが困難であるので好ましくない。
本発明に用いられる高吸水性樹脂は脱イオン水に対する
吸水能が30〜500倍、好ましくは50〜200倍が
よい。30倍より吸水能が小さい場合は得られる人工雪
の吸水能力が低いため雪粒集成人工雪が溶けて発生する
液体の水を吸収して、目的条件の雪質に維持することが
難しくなる。一方、500倍より大きい場合は吸水した
時のゲル強度が弱く、圧力が加わると破壊され易くなり
好ましくない。
高吸水性樹脂の吸水量は高吸水性樹脂の最大保水量以下
であり、吸水倍率で約5〜100倍である。軟らかい雪
粒集成人工雪を得たい場合は約5〜50倍とし、硬い雪
粒集成人工雪を得たい場合は約30〜100倍とするの
が好ましい。
高吸水性樹脂の最大保水量以下に吸水させであるので、
それを凍結して造った雪粒集成人工雪は未だ吸水能力が
あり、外気温の上昇などにより雪粒集成人工雪が溶けて
発生した液体の水を吸収して目的条件の雪質が変化しな
いように維持することができる。
例えば、硬くて重い雪粒集成人工雪が得たい場合は粒径
が小さく(20〜150μ薦)、吸水倍率/吸水能の比
率を大きく(30〜80%)する。
反対に軟らかくて軽い雪粒集成人工雪を得たい場合は粒
径大(150〜500μva)、吸水倍率/吸水能の比
率を小さく(10〜50%)すればよい。
高吸水性樹脂に吸水させる方法はどんな方法でもよく、
例えば攪拌した水の中に粒子を投入し、吸水倍率にもよ
るが数分間放置するたけでよい。
水温により吸水速度は影響を受け、低温であると吸水速
度は遅く、高温になるほど早くなる傾向があるので、例
えば水温が10℃以下などの場合はaf加熱して吸水さ
せることが望ましい。
吸水した高吸水性樹脂はそのまま室温に放置しても水分
を放出せず長時間安定に保つことができるので、凍結し
て人工雪を造るまでに成る程度の期間があっても(例え
ば、2か月以上)特に悪影響を受けることはない。
高吸水性樹脂自体は吸水性であるので、保存する場合は
吸湿しないように例えば密閉容器に入れておくのが望ま
しい。
本発明では、雪粒集成人工雪を作るために先ず、吸水し
ても粒状を保ち互いに非粘着性であり、脱イオン水に対
する吸水能が約30〜500倍、吸水前の粒径が約20
〜500μ−である高吸水性樹脂粒状体に吸水させて、
その粒径が約0.05〜51となるまで膨潤させ、次い
で、膨潤した高吸水性樹脂粒状体をそのまま用いるか、
あるいは天然の雪、人工降雪装置により造った人工雪あ
るいは氷塊を粉砕した氷雪および/またはドライアイス
と混合して、それを6cm未満の厚さに層状に凍結させ
ることが肝要である。具体的には吸水して膨潤した高吸
水性樹脂粒状体等を層状に配設し、−5〜−30℃の冷
凍庫中で凍結させる等の方法がある。
例えば、吸水して膨潤した高吸水性樹脂粒状体、あるい
は天然の雪などやドライアイスとの混合物を約6cm以
上の厚さに層状に配設して、−5〜−30°Cの冷凍庫
中で凍結させて得られる人工雪は、雪粒集成人工雪にな
らす氷塊あるいはアイスバーン状となり、そのままでは
人工スキー場には使用できず、また根雪としても不適な
ものである。この氷塊あるいはアイスバーン状物は、上
表面はある程度雪粒集成人工雪になっているが、中心部
から下部は完全に氷塊となっていることからすると、断
定はできないが、自重によって氷塊化したものと考えら
れる。
従って、吸水して膨潤した高吸水性樹脂粒状体、あるい
は天然の雪などやドライアイスとの混合を層状に凍結さ
せる時の厚さは6CI11未満であり、好ましくは約2
〜4cmである。
吸水して膨潤した高吸水性樹脂粒状体などを層状に凍結
させる方法は手動でも、機械を用いて自動的に行なう方
法でもよい。然し、凍結させて雪粒集成人工雪を作った
後、人工スキー場ゲレンデに配置し易いように、プラス
チックス、アルミニウムなどの金属や合金類、セラミッ
クス、コンクリートやセメント、木材などのンート、板
、波板、織布、ケース、パネル、箱などを用いてそれら
の上や内部に層状に凍結させるのが好ましい。
本発明で用いる冷凍庫などは、層状に配設した吸水して
膨潤した高吸水性樹脂粒状体などを−5〜−30°Cに
冷凍して凍結させることができる冷凍能力を有するもの
であれば冷凍車のような可動のものでも、冷凍室のよう
な不動のものでも使用することができ、特に限定されな
い。
吸水して膨潤した高吸水性樹脂粒状体を天然の雪などお
よび/またはドライアイスと混合する方法は公知の方法
を用いることができる。両者の混合比率は重量比で99
/1〜50150、好ましくは99/2〜70/30で
あり、使用目的によって適宜選択する。ドライアイスは
粉粒体を用いるのが好ましい。
本発明の雪粒集成人工雪はそのまま単独で直接スロープ
や平地に使用することができる。従って、スロープや平
地の表面の凹凸などの形状、面積、材質などになどに合
わせて雪粒集成人工雪を作って配設するのがよい。隣接
する雪粒集成人工雪同志の係留、一体化、接着などを行
うために、製造時に予め雪粒集成人工雪同志が噛み合う
ような形状にしたり、−旦製造した雪粒集成人工雪を後
加工したり、その他機械的あるいは化学的デバイスを施
してもよい。
スロープや平地は土、コンクリート、金属、木材、プラ
スチックス、セラミ、クスその他特に限定されるもので
はなく、また断執材および/または冷却、冷凍/ステム
を設けていてもよい。長期にわたって人ニスキー場ゲレ
デを維持する場合は、断熱材および/または冷却、冷凍
/ステムを設けることが好ましい。本発明の雪粒集成人
工雪とこれらのスロープ表面との間の滑りを防止するた
めに機械的あるいは化学的デバイスを施してもよい。
然し、本発明の雪粒集成の人工雪を根雪としてスロープ
や平地に配設し、その上に、高吸水性樹脂粒状体を用い
て本発明者等の方法によって別に製造された「さらさら
した人工雪」を適当な厚さで配設してゲレンデを構成す
るのが好ましく、この方法によって前記のような問題の
ないスキーに適したゲレンデを造ることができ、しかも
ストックが立たないなどの問題もなくなる。
本発明で用いる高吸水性樹脂粒状体は適当な方法により
分離回収し、乾燥するなどして再使用することができる
本発明で用いる高吸水性樹脂粒状体はそれ自体光崩壊性
、生分解性を育するので、使用後、廃棄しても問題がな
いが、特に早期の光崩壊や生分解を望む場合は、高吸水
性樹脂に光崩壊、生分解用の公知促進剤、触媒、添加剤
等を配合、添加、含浸、塗布などしてもよい。高吸水性
樹脂自体は人体に対して安全なものであるから、これら
の添加剤も安全性に配慮して選択するのが好ましい。
本発明の雪粒集成人工雪および/または本発明に用いる
高吸水性樹脂を顔料、染料などを用いる公知の方法で着
色してもよい。着色された雪粒集成人工雪は美しいので
、新しい商業的価値を付加することができる。例えば、
上級者用ゲレンデ、初心者用ゲレンデ等を色で区別する
ことなどにも使用することができスキーをより楽しいも
のとする。
本発明の雪粒集成人工雪および/または本発明に用いる
高吸水性樹脂に公知の香水、芳香剤、香料などを用いて
賦香することによりまた新しい商業的価値を付加するこ
とができる。
本発明に用いる高吸水性樹脂に酸化防止剤、紫外線吸収
剤、蛍光剤、核剤、増量剤、低摩擦係数を持つ物質、そ
の他添加剤などを本発明の主旨をを損なわない範囲で添
加、配合、塗布、含浸なとしてもよい。
[実施例コ 次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はこの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例および比較例における吸水能、流動
性、凍結後の人工雪の密度および強度は次の操作により
求められる。
(脱イオン水に対する吸水能) 乾燥ポリマー0.5gを11の脱イオン水に分散し、2
4時間静置後、6oメツシユの金網で濾過し得られた水
膨潤体重量(W)を測定し、この値を初めの乾燥ポリマ
ー(W。)で割って得られた値である。
(吸水後の流動性) 乾燥ポリマー1.Ogに脱イオン水5Qcc加えて吸水
し切った後、動かしなから水膨潤体を観察し、流動性を
○、×、△で不した。
安息角を測定した。
(凍結後の人工雪の密度) 体積のわかった雪を取りだし、秤量し、重量を体積で割
って求める。単位はg / cm’ a Iが軟らかい
ときは、薄いステンレス製の内容積のわかった箱を積雪
に差し込めば、体積のわかった雪が取れる。硬い雪の場
合は、鋸で四角に雪を切りだし、寸法を物差しで計って
体積を計算する。
(凍結後の人工雪の強度) 木下式硬度計で、人工雪におもりを落下させ、落下強度
を測定する。単位はkg/c112゜円板の人工雪への
沈みが7〜30■mに入るようアダプターを交換し、換
算表から強度を求める。
(高吸水性樹脂粒状体の合成例) 攪拌機、還流冷却器、滴下漏斗、温度計および窒素ガス
導入管を付した500m1セパラブルフラスコに脱イオ
ン水150gを仕込み、分散剤として部分ケン化ポリビ
ニルアルコール(日本合成化学■製an−23)0.2
gを添加し、加熱溶融させた後、窒素置換した。
一方、あらかしめ、三角フラスコ中でアクIJル酸ラウ
リル、トリデノル混合エステル(大阪有機化学■製LT
A )22.5g、メタクリル酸ヒドロキ/エチル10
.0g1 メタクリル酸メチル17.5gにアゾビスツ
メチルバレロニトリル10gを加えて溶解し、上記のセ
パラブルフラスコに窒素気流バブリング下に1時間かけ
て滴下した。65℃で5時間保持し、反応を終了させ、
冷却後固形物を濾過し、水洗した後、減圧乾燥してビー
ズ状の分散剤を得た。
攪拌機、還流冷却器、滴下漏斗、温度計および窒素ガス
導入管を付した100(lalセパラブルフラスコにn
−ヘキサン360.7g、上記分散剤4.32gを仕込
み、50°Cまで昇温し分散溶解した後、窒素置換した
一方、あらかじめ、三角フラスコ中でアクリル酸72.
0gを脱イオン水103.8gに溶解した水酸化ナトリ
ウム32.2gで部分中和し、さらに室温下で過硫酸カ
リウム0.24gを溶解した。この単量体水溶液を上記
のセパラブルフラスコに300rp■の攪拌速度で窒素
気流バブリング下に1時間かけて滴下し、2時間還流後
、30%過酸化水素水0.1gを添加し、さらに還流を
1時間続は重合を完結させた。その後、エチレングリコ
ールジグリンノルエーテル0.73gを添加し、共沸脱
水を行い濾過後、減圧乾燥して白色の高吸水性樹脂粒状
体を得た。
この高吸水性樹脂粒状体は、平均粒径が100μmであ
り優れた流動性を示す。
常温の水中で攪拌しながら19秒吸水させると50倍吸
水して膨潤し、その平均粒径は0.4mmとなり、これ
も優れた流動性を示した。50倍吸水させ膨潤した高吸
水性樹脂粒状体を室温で60日以上放置したが、放水す
ることなく安定に保持することができた。
脱イオン水に対する吸水能は100倍であった。
高吸水性樹脂粒状体の製造法、粒径、吸水能などを変え
た例を表−1に示す。
(実施例1):雪粒集成人工雪の製造例150倍吸水さ
せ膨潤した上記高吸水性樹脂粒状体(温度約19°C)
、またはそれに氷雪あるいはドライアイスを配合した混
合物を木製ケース(巾20C園、長さ30C−1深さ3
 cm)に−杯に入れ、−30℃の冷凍庫中で約1〜2
時間凍結させて雪粒集成人工雪を製造した。その結果を
表−2に示す。
得られた雪粒集成人工雪を一1°Cに保存して、経時変
化を調べたが、1か月後でも未だ製造直後の状態を維持
していた。
(比較例1) 実施例1の50倍吸水させ膨潤した上記高吸水性樹脂粒
状体(温度約19°C)、またはそれに氷雪あるいはド
ライアイスを配合した混合物を木製ケース(巾20cm
、長さ30cI111深さ6cm−10cm)および市
販のバケツに一杯に入れ、−30°Cの冷凍庫中で約1
〜2時間凍結させた。
その結果雪粒集成人工雪は得られず、氷塊あるいはアイ
スバーン状物が得られた。
(実施例2):人工スキー場ゲレンデの製造側発泡スチ
ロール(厚さ約3 cm)を敷いた木製の人工スキー場
スロープ(巾約40 cm、傾斜角間約10’で長さ約
411のスロープ部とそれに連続している長さ約211
の水平部分からなる)の上にドライアイス細片を約20
Kg蒔き、その上に全面に実施例1で製造した雪粒集成
人工雪ブロック(巾約200C1,長さ約30C111
厚さ約3.3cm)を配設して根雪とした。
別に50倍吸水させ膨潤した高吸水性樹脂粒状体100
重量部と粒状のドライアイス60重量部とを、−8,3
℃の室温下にミキサーを用いて約5分間混合して凍結さ
せ、さらさらな人工雪としたものを、上記根雪の上に全
面に厚さ約4cm敷き詰めてゲレンデを作った。
約21°Cの外気温下、人工雪温度約−10から−30
℃でスキーの滑走性を調べた。その結果滑走性が優れて
おり、加速性は天然の粉雪と大体同じであった。人工雪
温度が約−10から一30°Cとばらついても、あるい
は人工雪の表雪が多少融解シテケルとなっても滑走性が
優れていた。ゲレンデはストックをつかないと登れなか
った。ストックはゲレンデに容易に刺さった。スキーの
エツジはかけ易かった。またスキーで踏むとキュッキュ
ッと音がして心地がよかった。
人工雪の表雪が多少融解してゲルとなった時、粒状のド
ライアイスを適当量混合すると再びさらさらした粉雪の
状態とすることができ、これを繰り返すことによってこ
のゲレンデを長時間良好な状態に維持することができた
口発明の効果コ 本発明は、従来の天然雪や人工雪などの持つ欠点を改良
した優れた人工雪の製造方法、特に7内スキー場のゲレ
ンデの根雪に適した雪粒集成人工雪を製造する方法を提
供する。
本発明によれば界面活性剤を用いたり、曝気したすせず
、また冷却剤を用いず、吸水して膨潤した高吸水性樹脂
粒状体を8cm未満の厚さに層状に凍結させて人工雪を
作るため、そのまま人工雪あるいは人工根雪とすること
ができ、これらは圧雪しなくてもよく、雪質の経時変化
が少ないのでゲレンデのコンデイ/ロンを保ち易く、シ
かも安価で取り扱い易い。
代理人   秋  元  輝  雄

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の(イ)および(ロ)の工程を含む雪粒集成人
    工雪の製造方法。 (イ)吸水しても粒状を保ち互いに非粘着性であり、脱
    イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸水前の
    粒径が約20〜500μmである高吸水性樹脂粒状体に
    吸水させて、その粒径が約0.05〜5mmとなるまで
    膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂粒状体を6cm未満の厚さ
    に層状に凍結させる工程。
  2. (2)次の(イ)、(ロ)および(ハ)の工程を含む雪
    粒集成人工雪の製造方法。 (イ)吸水しても粒状を保ち互いに非粘着性であり、脱
    イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸水前の
    粒径が約20〜500μmである高吸水性樹脂粒状体に
    吸水させて、その粒径が約0.05〜5mmとなるまで
    膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂粒状体を天然の雪、人工降
    雪装置により造った人工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪
    および/またはドライアイスと混合する工程。 (ハ)該混合物を6cm未満の厚さに層状に凍結せる工
    程。
  3. (3)高吸水性樹脂粒状体が、ポリアクリル酸塩、ビニ
    ルアルコールとアクリル酸塩共重合体またはイソブチレ
    ンと無水マレイン酸との共重合体ケン化物であることを
    特徴とする請求項(1)および(2)記載の雪粒集成人
    工雪の製造方法。
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