JPH05100298A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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JPH05100298A
JPH05100298A JP25915591A JP25915591A JPH05100298A JP H05100298 A JPH05100298 A JP H05100298A JP 25915591 A JP25915591 A JP 25915591A JP 25915591 A JP25915591 A JP 25915591A JP H05100298 A JPH05100298 A JP H05100298A
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JP
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transmission
motor
mirror
driving force
planetary
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JP25915591A
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Inventor
Isao Nakazawa
功 中沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動源の回転を遊星機構を介して複数の被駆
動体へ順々に伝達するように構成された駆動力伝達装置
はカメラ等において広く使用されている。従来公知のこ
の種の装置においては、種々のものが提案されている
が、一長一短があった。本発明の目的は、正逆転するフ
ィルム給送用モーターによりクイックリターンミラーを
も駆動できるようにするための改善された駆動力伝達装
置を提供することである。 【構成】 本発明による構成においては、該フィルム用
モーターの通常の正逆転ではフィルム巻き上げミラー駆
動とを行ない、フィルム巻戻しの時には遊星機構と連動
する揺動レバーの作用でフィルム巻戻し機構へモーター
の回転が伝達されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正逆転可能な駆動源の
発生動力を該駆動源の正逆転に応じて三個の被駆動体に
順々に伝達するように自動的に作動する動力伝達装置に
関するものであり、特に、遊星歯車機構を用いて構成さ
れた動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊星機構を用いた駆動力伝達装置
は、駆動源の正転と逆転方向で各々別の仕事を行なうと
いうのが最もポピュラーで構成も簡単であるが、公知の
駆動力伝達装置の機能は2つの仕事に限定されており、
たとえば、カメラのフィルム巻上と巻戻しを正逆回転で
それぞれ行なう構成は極めて一般的でこの類に属する。
そこで、さらに多くの仕事を行なわせる装置が考案され
ている。その1つとして、駆動源とは別のアクチュエー
ターを用いて遊星機構を選択的に係止して任意の仕事に
連結する機構が知られているが、遊星機構の位置を検出
する位置検出手段と別のアクチュエーターが必要とな
り、コストアップや機構の複雑化は避けられない。
【0003】また、特開平1−287648号公報で
は、別のアクチュエーターを用いずに上記と同様に複数
の仕事を選択的に行なわせる機構が提案されている。こ
の機構は、遊星機構の公転の1方向を伝達切換に用い、
逆方向を駆動方向として仕事を行なうもので、公転の係
止にはワンウエイ機構を用いている。この提案は別のア
クチュエーターを用いずに単一の駆動源にて複数の仕事
を行なえるという利点があるものの、やはり遊星機構の
位置を検出する位置検出手段は必要である。また、伝達
切換を遊星機構の公転をワンウエイにて係止するので、
切換の公転方向に対して逆方向隣(例えば1つ手前側の
位置)に駆動力を伝えたい場合には、1周回ってから駆
動力が伝わることになり切換に要するムダ時間が多くな
ることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例は、単一
の駆動源を用いて三つ以上の複数の仕事を行なえるよう
に構成された駆動力伝達装置であり、それぞれ前述の様
にアクチュエータの増加や位置検出手段の必要性や機構
の複雑化等を招くという欠点があった。
【0005】又、上述の従来例は、三つの仕事を行なう
場合も五つの仕事を行なう場合も基本構成は変わらず、
従って前述の欠点も変わらない。従って、多数の仕事を
行なう場合にはメリットがあるが、例えば三つ程度の仕
事を行なう場合には逆にデメリットの方が大きい。
【0006】本発明は以上の点に鑑み、上記従来例の欠
点を有することなく、しかも簡単な構成で三つの仕事を
行なえる駆動力伝達装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による駆動力伝達
装置は、伝達切換え手段を第1,第2,第3の伝達位置
を持つ遊星歯車機構と揺動レバーとで構成し、駆動源の
正転にて前記遊星機構は第1の伝達位置まで公転して第
1の被駆動物へ駆動力を伝達し、前記駆動源の逆転にて
第2の伝達位置まで公転して該位置にて前記揺動レバー
に係止され第2の被駆動物へ駆動力を伝達すべく構成さ
れており、前記第2の伝達位置から駆動源の正転にて所
定量公転を行った後再び駆動源を逆転させることにより
第3の位置まで公転して第3の被駆動物へ駆動力を伝達
するようにしたことにより、アクチュエータの増加や、
機構の複雑化を招くことなく、単一の駆動源にて三つの
仕事を選択的に行なうことを可能としたものである。
【0008】
【実施例】図1〜図8は本発明の第1の実施例を示し、
図1は本実施例装置の主要部を示す斜視図である。
【0009】1は駆動源であるモーターで、正逆方向に
回転可能に制御され、その出力は出力ギヤ2を介して不
図示の伝達系である減速ギヤ系により太陽ギヤ3に伝達
される。太陽ギヤ3は軸3aを中心回転可能に不図示の
本体に保持され、遊星ギヤ5と噛合している。4は遊星
腕で、軸3aを中心に太陽ギヤ3とは独立して回転可能
に不図示の本体に保持され、一方の腕の端部には遊星ギ
ヤ5を軸5aを中心に回転可能に保持し、他方の腕の端
部にはピン4bが植設されている。5は遊星ギヤで、軸
5aを中心に回転可能に遊星腕4に保持され、軸5a回
りに配置された不図示のスプリングによりフリクション
が与えられて軸3a回りに回転する公転力を作る作用を
している。前記太陽ギヤ3と遊星腕4と遊星ギヤ5は公
知の遊星機構6を構成している。
【0010】7及び8並びに9は前記本体に保持された
巻上げギヤで、遊星ギヤ5が巻上ギヤ7に噛合するとそ
の駆動力をスプール10に伝達する。10は公知のスプ
ールで、巻上げギヤ9と一体に回転可能に連結され、そ
の回転によって撮影フィルムを巻上げる。11は前記本
体に保持されたミラーギヤで、軸11aを中心に回転可
能で、上段には遊星ギヤ5に噛合するギヤ部11bと下
段にはハスバギヤ部11cを有している。12は軸12
aを中心に回転可能に前記本体に保持された伝達バー
で、一端には前記ハスバギヤ部11cと噛合するウオー
ムギヤ部12bが形成され、他端にはギヤ部12cが形
成されている。13はミラー伝達ギヤで、軸13aを中
心に回転可能に前記本体に保持され、ギヤ部13bと1
3cを有し、ギヤ部13bは前記ギヤ部12cと噛合し
ている。14は軸14aを中心に回転可能に前記本体に
保持されたミラーカムで、外周部にはギヤ部14bが形
成されて前記ギヤ部13cと噛合するとともにカム溝1
4cが形成されている。15はクイックリターンミラー
で、軸15aを中心に回転可能に前記本体に保持され、
中央部にはミラー15cが形成され、片側面にはダボ1
5bが植設されている。16は孔16aを中心に回転可
能に前記本体に保持されたミラー駆動レバーで、先端部
には前記ダボ15bを嵌合保持する切欠き部16bが形
成され、中央部には立曲げ16cが設けられている。1
8は連結レバーで、前記孔16aを中心に回転可能に前
記本体に保持され、内部には2本の板バネ17を保持
し、該板バネ17間に前記立曲げ16cを保持すること
によりミラー駆動レバー16とバネ結合されるととも
に、中央部に植設されたダボ18aが前記カム溝14c
に嵌合されている。19,20,21,22は巻戻しギ
ヤで、それぞれ前記本体に回転可能に保持され、前記遊
星ギヤ5が巻戻しギヤ19に噛合するとその駆動力を伝
達して撮影フィルムを巻戻すべく構成されている。24
は孔24aを中心に回転可能に前記本体に保持された遊
星切換えレバーで、バネ23により時計方向及び図1で
上方向へ付勢されており、カム面24bと係止爪部24
cと斜面24dが形成されている。
【0011】上記構成に於て、モーター1に通電されて
該モーターが正転方向に回転すると、前述不図示の伝達
系を介して太陽ギヤ3が反時計方向に回転し、遊星腕4
と遊星ギヤ5は前述のフリクション力により孔4aを中
心に反時計方向に公転して図3に示す第1の伝達位置に
て不図示のストッパーに当接して停止する。該第1の伝
達位置にて遊星ギヤ5は巻上ギヤ7に噛合し、モーター
1の駆動力はスプール10に伝達され、該スプールが回
転することによって撮影フィルムの巻上げが行なわれ
る。
【0012】ここで、図7に示すフローチャートに従っ
てカメラの動作を説明する。撮影者は被写体にカメラを
向けファインダーをのぞいてその構図を決定するが、こ
の時カメラはファインダーに被写体光を導くために、図
1に示すミラーダウン状態にある。この状態にて撮影者
が撮影する為にレリーズ動作を行なうと、まずモーター
1に前述とは逆方向の通電がなされてモーター1は逆転
方向に回転し、従って太陽ギヤ3も時計方向に回転を行
なう。すると遊星腕4と遊星ギヤ5は時計方向に公転
し、巻上ギヤ7との噛合が解除される。さらに公転を行
なうと、ピン4bがカム面22bに当接し、該カム面2
2bに沿って遊星切換レバー24を孔24aを中心にバ
ネ23の付勢力に抗して反時計方向に回転させる。該カ
ム面24bの終端を通り過ぎると遊星切換レバー24は
時計方向に回転し、図4に示すように係止爪部24cが
ピン4bを引掛けて遊星腕は該第2の伝達位置に係止さ
れる。該伝達位置にて遊星ギヤ5はミラーギヤ11の上
段ギヤ部に噛合し、モーター1の駆動力を伝達する。該
駆動力はハスバギヤ部11c→ウオームギヤ部12b→
伝達バー12→ギヤ部12c→ミラー伝達ギヤ13→ミ
ラーカム14と伝達され、ミラーカム14が回転駆動さ
れる。
【0013】図2(a)はミラーダウン状態を示してお
り、該状態から前述の駆動によりミラーカム14は孔1
4aを中心に反時計方向に回転することになり、ダボ1
8aはカム溝14cに沿って大径部から小径部へと移動
する。従って、連結レバー18は孔16aを中心に反時
計方向に回転され図2(b)に示すミラーアップ状態に
至る。該連結レバー18とバネ結合されているミラー駆
動レバー16も同様に反時計方向に回転し、従ってダボ
15bを介してクイックリターンミラー15は孔15a
を中心に時計方向に回転してミラーアップ状態に至る。
ミラーアップ状態を検出するとモーター1は停止し、シ
ャッター開口による公知のフィルム露光が行なわれ、露
光終了を検出すると再びモーターが逆方向回転を始め
る。すると、前述と同様にして再びミラーカム14が反
時計方向に回転してダボ18aをカム溝に沿って小径部
から大径部へ移動させるので、ミラー駆動レバー16が
時計方向に回転し、クイックリターンミラー15も反時
計方向に回転して再び図2(a)に示すミラーダウン状
態に至る。
【0014】図8(a)及び(b)はそれぞれミラーの
アップ・ダウン状態でのミラー駆動レバー16と板バネ
17と連結レバー18の関係を示したもので、以下に板
バネ17の作用を詳説する。前述のごとくミラーカム1
4の回転に連動して時計方向回転のミラーアップ動作を
行ったクイックリターンミラー15はミラーアップ位置
にて不図示のストッパーに当接して停止するが、連結レ
バー18はさらに所定量反時計方向に回転するべくカム
溝14cが形成されており、図8(b)に示す位置まで
回転する。ミラー駆動レバー16はクイックリターンミ
ラー15の停止と共に停止するので、連結レバー18は
ミラー駆動レバー16に対し相対的に前記所定量回転す
ることになり、該所定量は板バネ17のたわみとして吸
収される。従ってモーター1が停止してミラーカム14
が停止してもクイックリターンミラー15は板バネ17
の付勢力にて時計方向に付勢された状態で保持される。
ミラーダウン動作についても同様に図8(a)に示すよ
うに前述とは反対側の板バネがたわんでクイックリター
ンミラー15は反時計方向に付勢された状態で保持され
る。
【0015】次にカメラは、前述のミラーダウン状態を
検出するとモーター1を正転方向に回転させ、タイマー
1も作動を開始する。該タイマー1は撮影フィルムの終
了を検知する為のもので、タイマー1に設定された所定
時間内に巻上げ完了信号がこない場合には撮影フィルム
が突張った状態、即わち撮影フィルムが終了したと判断
する。モーター1が正転を開始すると前述と同様に太陽
ギヤ3が反時計方向に回転して遊星腕4と遊星ギヤ5も
反時計方向に公転を開始する。遊星腕4が反時計方向に
公転を開始するとピン4bは係止爪22cとの係合が解
除され遊星切換レバー24はバネ23の付勢力により時
計方向に回転して図5に示すように前記不図示の本体に
植設されたストッパーに当接して停止する。遊星腕4が
更に反時計方向に公転するとピン4bは斜面22dに乗
り上げ、該斜面24dを押し下げながら公転を行なうこ
とになり、遊星切換レバー24は24aを中心に揺動す
ることになる。その後ピン4bがカム面24bを横断す
ると遊星切換レバー24はバネ23の図1の上方向の付
勢力により揺動移動が復元する。そして最終的には図3
に示す第1の伝達位置に到達して前述の撮影フィルム巻
上げ動作を行なう。
【0016】撮影フィルムを1駒巻上げて巻上げ完了を
検出するとモーター1を停止してレリーズ待期状態とな
る。再び撮影者がレリーズすると前述と同様の撮影を行
ない、撮影動作を行なうものである。
【0017】以上説明のように、通常はモーター1の正
転、逆転により遊星機構6は第1の伝達位置と第2の伝
達位置を往復し、正転でフィルム巻上げ、逆転でクイッ
クリターンミラー駆動を行なう。
【0018】次にフィルム巻戻し動作について説明す
る。前述のフィルム巻上げ動作においてタイマー1に設
定された所定時間内に巻上げ完了信号がこない場合に撮
影フィルムが終了したと判断して巻戻しを開始する。ま
ずモーター1を逆転方向に回転させて前述クイックリタ
ーンミラーの駆動を行なう。すると前述と同様に駆動伝
達切換が行われた後ミラーアップ動作が行なわれ、更
に、ミラーダウン動作も連続して行なわれる。ミラーダ
ウン状態を検出するとモーター1を正方向に回転させる
と共にタイマー2の作動を開始させ、該タイマー2に設
定された時間だけ該正方向回転を行なう。該タイマー2
は遊星腕4の反時計方向の公転の回転量を定めるための
もので、図3に示す状態即わち、ピン4bと係止爪24
cとの係合が解除され遊星切換レバー24が時計方向に
回転するのに充分ではあるが、ピン4bがカム面22b
を横断するには至らない量だけの公転を行なわせるもの
である。タイマー2に設定された時間遊星腕4が反時計
方向に公転して図5に示す状態に至ると、次にモーター
1を逆転させる。すると遊星腕4は時計方向に公転を行
ない、該状態ではピン4bが係止爪24cに係合するこ
とはないので遊星腕4は図6に示す第3の伝達位置まで
公転を行ない不図示のストッパーに当接して停止する。
該第3の伝達位置にて遊星ギヤ5は巻戻しギヤ19に噛
合し、同じく巻戻しギヤ20、21、22を介して撮影
フィルムのパトローネにモーター1の駆動力を伝達して
巻戻しが行なわれる。巻戻しが終了するとモーター1は
停止して終了となる。
【0019】新しいフィルムの投入等に伴いフィルムの
巻上動作を行なう時は、前述の巻上動作と同様にモータ
ー1を正転駆動させれば第2の伝達位置を前述と同様に
遊星切換レバー24を揺動させて通過し、第1の伝達位
置まで遊星腕4は公転を行ない巻上げ動作を行なう。
【0020】以上説明の様に本実施例によれば、他のア
クチュエーターや位置検出手段を追加することなく、単
一の駆動源にて3つの仕事を選択的に行なえる上に、通
常動作でのモーター正転及び逆転にて撮影動作毎に行な
われるフィルム巻上動作とクイックリターンミラーのア
ップダウン動作を行なうので、タイムラグや複雑な制御
をともなう切換動作を必要としない。
【0021】図9〜図11は本発明の第2の実施例を示
す図で、図10は駆動伝達切換機構の主要部を示した上
面図で前述第1の実施例を示す図5の位置に相当するも
ので、図11は本第2の実施例のフローチャートであ
る。なお同図において、前述第1の実施例と同機能の部
材に対しては同記号を付し、簡単の為ここでの説明は省
略する。
【0022】図9及び図10に於て、50は前述第1の
実施例での記号5に相当する遊星腕で、前述と同様に軸
50aを中心に回転可能に不図示の本体に保持されると
共に、植設されたピン4bと遊星ギヤ5を保持してお
り、新たに検出突起50cが形成されている。51は発
光素子と受光素子から成る公知の透過型フォトインタラ
プタで、遊星腕50の位置を検出する位置検出手段を構
成している。即わち、図9に示す位置に遊星腕50が位
置すると前記フォトインタラプタ51の発光及び受光素
子の間に検出突起50cが進入してその光路をさえぎ
る。
【0023】従って、受光素子に発光光が入射しないの
で受光素子の出力レベルが変化し、該レベルによって遊
星腕50の位置を検出するものである。
【0024】次に図11に示すフローチャートに従って
カメラの動作を説明する。前述の第1の実施例と同様
に、撮影者がレリーズ動作を行なうとモーター1が逆方
向に回転しミラーアップ動作を行ない、露光・ミラーダ
ウンと順に行なわれる。次にモーターが正転し前述と同
様に撮影フィルムの巻上げ動作が行なわれる。巻上げが
終了すると再びモーターが逆転されて遊星腕50が図9
に示す位置まで時計方向に公転し、該位置をフォトイン
タラプタ51が検出した後にモーターが停止して次のレ
リーズ待期状態となる。再び撮影者がレリーズを行なう
と前述と同様の撮影動作を行なう。
【0025】前述のフォトインタラプタ51が検出した
図9に示す位置はピン50bが係止爪24cと係合する
以前で、まだカム面24b上に接しており、この状態で
は駆動力をミラーギヤ11に伝えることはないのでクイ
ックリターンミター15はダウン状態を保っている。次
のレリーズ操作が行なわれてミラーアップ動作を行なう
為にモーターが逆転されると前述の第1の実施例の図4
に示す第2の伝達位置まで遊星腕50が公転してからク
イックリターンミラーの駆動が行なわれる。本第2の実
施例では前述の様にレリーズ待期状態では図9に示す位
置、即わち第2の伝達位置、の直前に遊星腕50が位置
しているので、わずかな公転にて第2の伝達位置に達す
ることができ、レリーズタイムラグを短くすることが可
能である。
【0026】次に巻戻し動作について説明する。前述第
1の実施例と同様にして撮影フィルムの終了を検出する
と、モーター1を逆転させてクイックリターンミラーの
アップ及びダウン動作を連続して行なう。逆にモーター
を正転させて遊星腕50は反時計方向の公転を始めて図
10に示す状態に至る。該位置は前述第1の実施例での
図5に相当する位置で、ピン50bと係止爪24cとの
係合が解除され遊星切換レバー24が時計方向に回転す
るには充分ではあるが、ピン50bがカム面24bを横
断するには至らない位置であり前述のレリーズタイムラ
グを考えるとできるだけ第2の伝達位置に近いのが好ま
しい。該位置をフォトインタラプタ51が検出するとモ
ーター1を逆転させ、遊星腕50は第3の伝達位置まで
公転し前述の実施例と同様にフィルムの巻戻し動作が行
なわれる。
【0027】本第2実施例では、第2の伝達位置から第
3の伝達位置への駆動伝達切換動作での遊星腕50の反
時計方向公転量を定めるのにフォトインタラプタ51を
用いて遊星腕50の位置を検出している。前述第1の実
施例でのタイマー検出に比べてコストアップではあるも
のの、信頼性と精度の面では向上する。即わち、タイマ
ー検出であれば電源電圧やモーター特性のバラツキ等の
不安定要素を含めた余裕を設計上取らなくてはならず、
公転量の増大もしくはモーターの定速化等を招くおそれ
があるが、位置検出手段を持てばこれらの心配はいっさ
い不要でる。また、該位置検出手段を用い前述の様にレ
リーズタイムラグを短くすることも可能となる。
【0028】図12〜図15は本発明の第3の実施例を
示す図で、前述第1又は第2の実施例と同機能の部材に
対しては同記号を付し、簡単の為ここでの説明は省略す
る。
【0029】60は軸60aを中心に回転可能に不図示
の本体に保持された遊星腕で前述第1、第2の実施例と
同様にピン60bが植設され遊星ギヤ5を保持すると共
に、新たに円板部60cと2つのスリット60dと60
eが設けられている。該スリット60d・60eがフォ
トインタラプタ51の対向する発光・受光素子の間に位
置することで遊星腕60の2つの位置を検出するもので
ある。スリット60dがフォトインタラプタ51の発光
・受光素子間に位置した図12及び図14の位置を第1
位置、スリット60eがフォトインタラプタ51の発光
・受光素子間に位置した図13の位置(該位置は第2の
伝達位置でもある)を第2位置、と呼ぶ。
【0030】図15のフローチャートに従ってカメラの
動作を説明する。前述の第1・第2の実施例と同様に、
撮影者がレリーズ動作を行なうとモーター1が逆方向に
回転しミラーアップ動作を行ない、露光・ミラーダウン
と順に行なわれる。次にモーターが正転し前述実施例と
同様に撮影フィルムの巻上げが行なわれる。巻上げが終
了すると再びモーターが逆転されて遊星腕60が図12
に示す第1位置まで時計方向公転し、該位置をフォトイ
ンタラプタ51が検出するとモーターが停止して次のレ
リーズ待期状態となる。該第1位置は前述第2実施例の
図9に相当する位置で、クイックリターンミラーが駆動
されることはないが、わずかな公転にて第2の伝達位置
に達する位置であるので、前述第2の実施例と同様にレ
リーズタイムラグを短くすることが可能である。
【0031】次に巻戻し動作について説明する。前述実
施例と同様にして撮影フィルムの終了を検出するとモー
ターの逆転が開始する。すると遊星腕60は時計方向公
転を開始しまず図12に示す第1位置に至り、更に公転
を続け図13に示す第2位置(第2の伝達位置)に達
し、該位置をフォトインラタプラ51が検出するとただ
ちにモーターが正転する。該第2位置(第2の伝達位
置)では駆動力がクイックリターンミラー駆動系に伝わ
るが、モーターの応答が充分早いか多少の伝達があって
もミラーカム14のカムに余裕を設ければミラーダウン
状態を保つことができる。また、万一不測の事態が生じ
てミラーアップ動作にはいってしまっても、巻戻しモー
ドであればファインダーに光を導く必要性もないので問
題にはならない。
【0032】前述のモーター正転にて遊星腕60は反時
計方向に公転し図14に示す第1位置に再び至り、該位
置をフォトインタラプタ51が検出すると再びモーター
は、逆転し、遊星腕60は第3の伝達位置まで公転して
前述実施例と同様にフィルムの巻戻し動作が行なわれ
る。前記図14に示す状態は前述の第1の実施例の図5
及び第2の実施例の図10に示す状態に相当するもの
で、ピン60bと係止爪24cとの係合が解除され遊星
切換レバー24が時計方向に回転するには充分ではある
が、ピン60bがカム面24bを横断するには至らない
位置である。
【0033】本第3の実施例では第2の実施例と同様に
遊星腕の位置を検出する位置検出手段を設け、第2の実
施例と同様の効果を得られるようにした上に、第2位置
(第2の伝達位置)をも検出できるようにしているので
巻戻しを行なう第3の伝達位置へ切換を行なう場合にク
イックリターンミラーのアップダウン動作を伴なわずに
巻戻し動作を行なうことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、単
一の駆動源を用いて簡単な構成にて三つの仕事を行なえ
る駆動伝達装置を実現できる。また、通常時は駆動源の
正逆回転にて第1及び第2の位置を往復する構成である
ので切換に伴う複雑な動きや異音がなくスムーズな制御
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して構成したカメラ用駆動力伝達
装置の第一実施例を示す斜視図。
【図2】図1に示した構造の一部の動きを説明するため
の図。
【図3】図1に示した構造における動力伝達時の変化を
示した図。
【図4】図1に示した構造における動力伝達時の変化を
示した図。
【図5】図1に示した構造における動力伝達時の変化を
示した図。
【図6】図1に示した構造における動力伝達時の変化を
示した図。
【図7】図1の装置を有するカメラにおける制御動作の
フローチャート
【図8】図1の装置を有するカメラのクイックリターン
ミラーの保持状態を示した図。
【図9】本発明の第二実施例の駆動力伝達装置の動作状
態を示す図。
【図10】本発明の第二実施例の駆動力伝達装置の動作
状態を示す図。
【図11】図9及び図10に示した駆動力伝達装置を有
するカメラの制御動作を示すフローチャート。
【図12】本発明の第三実施例の駆動力伝達装置の動作
状態を示した図。
【図13】本発明の第三実施例の駆動力伝達装置の動作
状態を示した図。
【図14】本発明の第三実施例の駆動力伝達装置の動作
状態を示した図。
【図15】図12乃至図14の装置を有したカメラの制
御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…モーター 3…太陽ギヤ 4…遊星腕 5…遊星ギヤ 6…遊星機構 14…ミラーカム 15…クイックリターンミラー 16…ミラー駆動レバ
ー 17…板バネ 18…連結レバー 24…遊星切換レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆転可能な駆動源の回転を伝達する伝
    達手段と、伝達方向を切換える伝達切換手段と、を有す
    る駆動力伝達装置において、 該伝達手段は第一及び第二並びに第三の伝達位置を有す
    る遊星歯車機構と揺動レバーとで構成され、該駆動源の
    正転によって該遊星歯車機構は該第一の伝達位置まで公
    転して第一の被駆動体へ駆動力を伝達し、該駆動源の逆
    転によって該第二の伝達位置まで公転して該第二の位置
    にて該揺動レバーに係止されて第二の被駆動体へ駆動力
    を伝達するように構成されており、該第二の伝達位置か
    ら該駆動源の正転によって所定量公転された後に該駆動
    源の逆転により該第三の伝達位置まで公転して第三の被
    駆動体へ駆動力を伝達することを特徴とする駆動力伝達
    装置。
JP25915591A 1991-10-07 1991-10-07 駆動力伝達装置 Pending JPH05100298A (ja)

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