JPH051011U - ねじの脱落防止構造 - Google Patents
ねじの脱落防止構造Info
- Publication number
- JPH051011U JPH051011U JP4852891U JP4852891U JPH051011U JP H051011 U JPH051011 U JP H051011U JP 4852891 U JP4852891 U JP 4852891U JP 4852891 U JP4852891 U JP 4852891U JP H051011 U JPH051011 U JP H051011U
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- screw
- fixing
- hole
- plastic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチック製構造物のねじ止め固定構造に
おいて、別部品を使用せずに、ねじの紛失や、紛失時に
使用ねじの種類を誤るなどの問題を解決した作業性と部
材コストに優れたねじの脱落防止構造を得る。 【構成】 円筒部11bより大きな外径のねじ部11a
を有する固定用ねじ11を設ける。プラスチック製構造
物12の挿通孔12aの取付面12b側開口部に固定用
ねじ11を仮固定するための環状のねじ仮固定部12c
を突設する。プラスチック製構造物12を取り付ける金
属製ボス13に、環状ねじ仮固定部12cをガイドする
漏斗状案内部13aと隣接して固定用ねじ11のねじ部
11aが螺合するねじ穴13cを設ける。これにより、
金属製ボス13の漏斗状案内部13aにプラスチック構
造物12の環状ねじ仮固定部12cを挿入し、固定用ね
じ11をプラスチック構造物12の挿通孔12aを通し
て金属製ボス13のねじ穴13cに螺合させれば、ねじ
仮固定部12cは塑性変形して固定用ねじ11の円筒部
11bを仮固定する。
おいて、別部品を使用せずに、ねじの紛失や、紛失時に
使用ねじの種類を誤るなどの問題を解決した作業性と部
材コストに優れたねじの脱落防止構造を得る。 【構成】 円筒部11bより大きな外径のねじ部11a
を有する固定用ねじ11を設ける。プラスチック製構造
物12の挿通孔12aの取付面12b側開口部に固定用
ねじ11を仮固定するための環状のねじ仮固定部12c
を突設する。プラスチック製構造物12を取り付ける金
属製ボス13に、環状ねじ仮固定部12cをガイドする
漏斗状案内部13aと隣接して固定用ねじ11のねじ部
11aが螺合するねじ穴13cを設ける。これにより、
金属製ボス13の漏斗状案内部13aにプラスチック構
造物12の環状ねじ仮固定部12cを挿入し、固定用ね
じ11をプラスチック構造物12の挿通孔12aを通し
て金属製ボス13のねじ穴13cに螺合させれば、ねじ
仮固定部12cは塑性変形して固定用ねじ11の円筒部
11bを仮固定する。
Description
【0001】
この考案は、プラスチック製構造物のねじ止め固定構造に関し、特に、構造物 を取り外す際のねじ脱落防止構造に関するものである。
【0002】
従来、この種の構造としては図5に示される構成例がよく知られている。同図 は、従来のプラスチック製構造物のねじ止め構造を示す要部側断面図であって、 図中、1はプラスチック製構造物、1aは透孔、2は金属製ボス、2aはねじ穴 、3は固定用ねじである。プラスチック製構造物1を金属製ボス2に取り付ける には、金属製ボス2の上面2bにプラスチック製構造物1をのせて、透孔1aを ねじ穴2aに合わせて配設し、固定用ねじ3をプラスチック製構造物1の透孔1 aを通して金属製ボス2のねじ穴2aに螺合すれば完了する。 このように、従来構造は、プラスチック製構造物1は金属製ボス2に固定用ね じ3によって締結固定されていた。
【0003】
しかしながら、このような構造では、プラスチック製構造物1を金属製ボス2 から取り外した場合、固定用ねじ3はプラスチック製構造物1の透孔1aから容 易に分離するため、固定用ねじ3を紛失してしまい、再度、固定する場合に、使 用ねじの種類を誤まるおそれがあり、また、これを解決するために、プラスチッ ク製構造物1と固定用ねじ3が分離しない構造にすればよいが、このためには、 別部品を設けて固定用ねじ3をプラスチック構造物1に仮止めする必要があり、 コストアップになるという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来の技術の有していた問題点を除去するため、別部品 を使用せずに、プラスチック製構造物の一部をねじに仮固定する構成にした、作 業性及び部材コストの優れたねじ止め固定構造を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1〜4を用い て説明すると、本考案は、金属製ボス13に漏斗状案内孔13aとこれに隣接し てねじ穴13cを設け、該漏斗状案内孔13aに、中央部に取付本体12Aと連 通する挿通孔12aを有する環状のねじ仮固定部12cを一体成形したプラスチ ック製構造物12の環状ねじ仮固定部12cを挿入するとともに、このプラスチ ック製構造物12の挿通孔12aに円筒部11b径よりも大きいねじ部11a径 の固定用ねじ11を挿入し、前記金属製ボス13のねじ穴13cに螺合せしめる ことにより、プラスチック製構造物12の環状ねじ仮固定部12cを塑性変形し て、その先端部12dにて固定用ねじ11の円筒部11bを保持することを特徴 とするものである。
【0006】
本考案によれば、以上のようなねじの仮止め固定構造にしたので、プラスチッ ク製構造物12の環状ねじ仮固定部12cを金属製ボス13の漏斗状案内孔13 aに挿入し、環状ねじ仮固定部12cの挿通孔12aに固定用ねじ11を挿通し て、金属製ボス13のねじ穴13cに螺着すれば、プラスチック製構造物12の 環状ねじ仮固定部12cはその可撓性により、金属製ボス13の漏斗状案内孔1 3aの円錐面に順応して変形し、その先端部12dは固定用ねじ11の円筒部1 1bを掴持する。そして、固定用ねじ11を取り外した後も、さきに加えられた 固定用ねじ11の締結力によって塑性変形してその形状を保持し続ける。これに より、固定用ねじ11はプラスチック製構造物12に仮固定され、金属製ボス1 3から取り外した後も、プラスチック製構造物11から分離しないようになる。 したがって、前記問題点は除去される。
【0007】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例を示す要部側断面図であり、図2は固定用ねじの外観 図、図3は取付体としてのプラスチック製構造物の要部側断面図、図4は被取付 体としての金属製ボスの要部側断面図である。図1〜4において、11は固定用 ねじで、11aは外径φD のねじ部、11bはこのねじ部径φD よりも小径φd の円筒部である。12は図3に示すような断面形状のプラスチック製構造物(以 下構造物という)、12aは固定用ねじ11の挿通孔でその径φD1は固定用ねじ 11のねじ部径φD よりも大きい。また、12bは構造物12の取付面で、12 cは外径φD2の環状ねじ仮固定部(以下仮固定部という)である。13は金属製 被取付体の一実施例としての金属製ボス(以下ボスという)で、13aは前述の 構造物12の仮固定部12cを案内する漏斗状案内孔で、開口部Aの内径φD3か ら底狭部Bの内径φD4までの円錐状案内孔13aと内径φD4の管部13bと、こ れに隣接するねじ穴13cとで構成されており、このねじ穴13cに固定用ねじ 11のねじ部11aが螺合する。ここでφD3はφD2より大きい。
【0008】 このように構成されたねじ止め固定構造は次のようにして組み立てられる。 先ず、固定用ねじ11で構造物12をボス13にねじ止め固定する前に、構造 物12の仮固定部12cをボス13の漏斗状案内孔13Aの案内部13aに挿着 する。次に、構造物12の挿通孔12aに固定用ねじ11を挿通し、さらに、押 し込んで、ボス13のねじ穴13cにねじ部11aを螺着する。すると、固定用 ねじ11の締結力によって、構造物12の仮固定部12cは、部材プラスチック の可撓性により、その外径φD2からボス13の底狭部Bの内径φD4まで変形縮小 する。と同時に、構造物12の挿通孔12aの孔径はφD1から固定用ねじ11の 円筒部11bの外径φd まで縮小変形する。この時、変形量を構造物12に使用 したプラスチックの塑性変形域に達するように設定することによって、固定用ね じ11をボス13から外しても、仮固定部12cの先端部12dの孔径は固定用 ねじ11の円筒部11bの外径φd の状態を保持し、ねじ部11aの外径φD よ りも小さくなるから、固定用ねじ11は構造物12の挿通孔12aから外れなく なる。
【0009】 上記実施例では、構造物12が取り付けられる被取付体としてボスの場合につ いて説明したが、漏斗状案内部が設けてある被取付体であればボスでなくてもよ い。
【0010】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、プラスチック製構造物の取付面 側に環状ねじ仮固定部を突設するとともに、金属製ボス側に漏斗状の案内孔を形 成したので、プラスチック製構造物の環状ねじ仮固定部を固定用ねじの締結力に より、漏斗状の案内孔内において塑性変形させることによって、ねじがプラスチ ック製構造物から外れるのを防止できるようになり、ねじの紛失、誤って別種の ねじを使用する等の問題点が解決される効果が得られる。また、別部品を使用し ていないので、従来品に比べて、部材コストが上昇することもない。
【図1】本考案の一実施例を示す要部側断面図。
【図2】本考案の固定用ねじの外観図。
【図3】本考案のプラスチック製構造物の側断面図。
【図4】本考案の金属製ボスの側断面図。
【図5】従来の構成例を示す側断面図。
11 固定用ねじ 12 プラスチック製構造物 12a 挿通孔 12b 取付面 12c 環状ねじ仮固定部 13 金属製ボス 13A 漏斗状案内孔 13a 截頭円錐状案内部 13c ねじ穴
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 金属製被取付体に漏斗状案内部と隣接し
てねじ穴を設け、該漏斗状案内部に、中央部に取付本体
と連通する挿通孔を有する環状のねじ仮固定部を一体成
形したプラスチック製取付体の該環状ねじ仮固定部を挿
入すると共に、このプラスチック製取付体の挿通孔に、
円筒部径よりも大きなねじ部径の固定用ねじを挿入し、
前記金属製被取付体のねじ穴に螺合せしめることによ
り、プラスチック製取付体の環状ねじ仮固定部を塑性変
形して、その先端部にて固定用ねじの円筒部を保持する
ことを特徴とするねじの脱落防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4852891U JPH051011U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ねじの脱落防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4852891U JPH051011U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ねじの脱落防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051011U true JPH051011U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12805864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4852891U Pending JPH051011U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ねじの脱落防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051011U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012243860A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Takigen Mfg Co Ltd | ケーブルクランプ |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4852891U patent/JPH051011U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012243860A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Takigen Mfg Co Ltd | ケーブルクランプ |
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