JPH0510152U - 面状スイツチを備えたステアリングホイールのパツド - Google Patents

面状スイツチを備えたステアリングホイールのパツド

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JPH0510152U
JPH0510152U JP5755691U JP5755691U JPH0510152U JP H0510152 U JPH0510152 U JP H0510152U JP 5755691 U JP5755691 U JP 5755691U JP 5755691 U JP5755691 U JP 5755691U JP H0510152 U JPH0510152 U JP H0510152U
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JP
Japan
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membrane switch
switch
resin cover
pad
insert
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Application number
JP5755691U
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English (en)
Inventor
淳一 水谷
眞 金井
徹至 平光
道夫 井上
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面状スイッチとしてのメンブレンスイッチの
変形を防止して、メンブレンスイッチの耐電圧、絶縁性
等の性能を保持できるメンブレンスイッチを備えたステ
アリングホイールのパッドを提供することにある。 【構成】 硬質材からなるインサート7と、同インサー
ト7上に設けられた軟質材からなる樹脂カバー9と、同
樹脂カバー9に埋設されるメンブレンスイッチ10とか
らなり、前記メンブレンスイッチ10と樹脂カバー9と
の間にメンブレンスイッチ10の変形を防止する液状の
離型剤、潤滑剤等により形成された変形防止層17を設
けたことからなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のステアリングホイールに装着され、面状スイッチを備えた ステアリングホイールのパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エアバッグを備えたステアリングホイールのパッドとしては、次のよう なものが知られている。即ち、図7に示すように、パッドPのフレームを構成し 、金属板よりなるホルダー1はステアリングシャフトSのボス部2の上部に装着 されている。パッドP内の中央部にはインフレータ3がフランジ部4を介して複 数のリベット5により前記ホルダー1に取付固定されている。
【0003】 このインフレータ3は発火装置を備え、発火装置の作動によりガス発生剤が分 解して窒素ガスを発生するようになっている。このインフレータ3の上部外周に はポリアミド繊維からなるエアバッグ6が折り畳まれて収納されている。そして 、エアバッグ6はインフレータ3で発生する窒素ガスにより膨らむようになって いる。
【0004】 前記ホルダー1にはインサート7がリベット8により取付固定されている。こ のインサート7は、一定の形状を保持し、インフレータ3やエアバッグ6を保護 するために硬質材、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、硬度の高い 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、アルミニウム等の金属等で形成されている。
【0005】 前記インサート7の上部には、ポリアミド樹脂製のネット11が取付固定され 、その上には上からの押圧力により作動する面状スイッチ(以下メンブレンスイ ッチという)10が配置されている。これらネット11及びメンブレンスイッチ 10は、前記インサート7とともに、インサート成形法によって樹脂カバー9内 に形成されている。即ち、前記インサート7を図示しない金型のキャビティ内に セットした後、樹脂カバー9を形成する溶融した樹脂材料をこのキャビティ内へ 射出することにより成形されている。前記樹脂カバー9は軟質塩化ビニル樹脂、 前記TPU等の軟質材からなっている。
【0006】 このメンブレンスイッチ10は、図6に示すように、エアバッグ6が膨張して パッドPが拡開するときのライン、即ちインフレーションラインLより図6にお いて下側に配設されている。同メンブレンスイッチ10は、図5に示すように、 平面台形状をなし、その下部両側からリード線18a,18bが取出され、図示 しないホーン装置に接続されている。図4に示すように、このメンブレンスイッ チ10は、2枚のステンレス製の薄板12の間にリン青銅製の薄板13が挟着さ れ、さらにこれらが樹脂製の薄いフィルム14で覆われることにより形成されて いる。
【0007】 前記2枚のステンレス製の薄板12には、図4,5に示すように、それぞれ外 周部に帯状に間隔保持部材としての絶縁層15が設けられるとともに、所定間隔 をおいて同じく間隔保持部材としてのスペーサ16が多数突出形成されている。 これら絶縁層15、スペーサ16によって、ステンレス製の薄板12とリン青銅 製の薄板13との間の絶縁が図られている。そして、このメンブレンスイッチ1 0を押圧することにより、いずれかのステンレス製の薄板12がリン青銅製の薄 板13と接触することによって導通し、リード線18a,18bを介してホーン を鳴らすことができるようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記薄膜状のメンブレンスイッチ10は、前述のように、インサー ト7、ネット11とともにインサート成形法により成形され、成形後には樹脂カ バー9に密着した状態で埋設される。一方、樹脂カバー9を構成するウレタン樹 脂よりメンブレンスイッチ10の薄板12,13を構成するステンレスやリン青 銅の方が熱膨張率が小さい。
【0009】 そのため、使用時においてパッドPの雰囲気温度が上昇したり、下降したりす ると、メンブレンスイッチ10は、樹脂カバー9よりも膨張、収縮量が小さい。 その結果、メンブレンスイッチ10と樹脂カバー9とが密着状態にあると、メン ブレンスイッチ10が変形するおそれがある。
【0010】 その場合、メンブレンスイッチ10の耐電圧、絶縁性等の性能が低下するとい う問題点があった。 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は面状スイッチ の変形を防止して、面状スイッチの耐電圧、絶縁性等の性能を保持できる面状ス イッチを備えたステアリングホイールのパッドを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案ではパッド内に配設されてパッドを補強す るための硬質材からなるインサートと、 同インサート上に設けられた軟質材からなるカバー層と、 前記カバー層内に埋設される面状スイッチとからなり、 前記面状スイッチと前記カバー層との間に面状スイッチの変形を防止する変形 防止層を設けた面状スイッチを備えたステアリングホイールのパッドをその要旨 としている。
【0012】
【作用】
面状スイッチとカバー層との間には、変形防止層が設けられている。従って、 パッドの雰囲気温度が上昇又は下降して面状スイッチと樹脂カバーとが異なる膨 張又は収縮を起こしても、面状スイッチは樹脂カバーに対して相対移動する。そ の結果、面状スイッチは、変形を起こすことがなくなり、耐電圧、絶縁性等の性 能が保持される。
【0013】
【実施例】
以下に本考案を具体化した一実施例について図1〜3に従って説明する。なお 、本実施例においては主に従来例と異なる部分について説明し、また従来例と同 一の部材については、同一の符号を用いる。
【0014】 図1に示すように、ウレタン樹脂製の樹脂カバー9内には、インサート7及び 端部をインサート7に固定されたネット11が埋め込まれた状態で形成されてい る。前記ネット11上には面状スイッチとしてのメンブレンスイッチ10が配置 されている。このメンブレンスイッチ10の外表面には、メンブレンスイッチ1 0の変形を防止するための変形防止層17が設けられている。
【0015】 この変形防止層17は、シリコーン系の離型剤、潤滑剤、その他のオイル、グ リース類等の液状又はペースト状物質によって形成されている。この変形防止層 17の形成方法としては、浸漬法の他、ハケやスプレーで塗布する方法であって もよい。この変形防止層17の厚さは、前記液状又はペースト状物質の主に粘度 によって左右され、粘度が高いほど厚くなるが、多少薄くても樹脂カバー9に対 しメンブレンスイッチ10を相対移動させることができる。
【0016】 上記のように構成されたステアリングホイールにおけるメンブレンスイッチ1 0の組付け及び使用時の作用及び効果について説明する。 まず、予めメンブレンスイッチ10を前記液状物質中に浸漬することによって 、メンブレンスイッチ10の外表面に変形防止層17を被覆形成する。次に、イ ンサート7、ネット11及び前記変形防止層17で被覆されたメンブレンスイッ チ10を金型のキャビティ内の所定位置に固定し、その状態で溶融したウレタン 樹脂材料をキャビティ内へ射出することにより、図1,2に示すように、樹脂カ バー9内にメンブレンスイッチ10が埋設されたパッドPを成形する。
【0017】 このように成形されたパッドPは、使用時において夏期には高温の雰囲気又は 冬期には低温の雰囲気に晒される。そのとき、ステンレスやリン青銅で形成され たメンブレンスイッチ10の薄板12,13は、ウレタン樹脂で形成された樹脂 カバー9に比べて熱膨張率又は熱収縮率が小さいので、樹脂カバー9よりも膨張 、収縮が小さい。従って、メンブレンスイッチ10は樹脂カバー9に対して相対 的に移動しようとする。
【0018】 このとき、メンブレンスイッチ10は、図2に拡大して示すように、液状物質 による変形防止層17で覆われているので、メンブレンスイッチ10はその膨張 、収縮時には樹脂カバー9に対して相対移動が可能となっている。例えば、図3 に示すように、雰囲気温度が高温になったとき、メンブレンスイッチ10は樹脂 カバー9よりも収縮が小さいので、メンブレンスイッチ10は樹脂カバー9に対 して図中左側へ相対移動する。
【0019】 従って、従来のようにメンブレンスイッチ10が樹脂カバー9に密着している ためメンブレンスイッチ10が変形するような事態が避けられる。その結果、メ ンブレンスイッチ10の耐電圧、絶縁性等の初期の性能が継続的に保持される。 よって、メンブレンスイッチ10の操作が正常に維持される。
【0020】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、以下のように構成してもよい 。 (1)前記実施例ではパッドP内にエアバッグ6を収容した構造のパッドPに適 用したが、このエアバッグ6のないパッドPに適用してもよい。 (2)前記実施例における樹脂カバー9上に、シート状表皮としての革や布等を 被覆してもよい。 (3)変形防止層17は、実施例に示した液状物質以外でも例えばスポンジのよ うに変形が容易で、樹脂カバー9とメンブレンスイッチ10とが相対移動可能な 部材でもよい。 (4)メンブレンスイッチ10をホーンスイッチ以外のオートドライブ等のスイ ッチとして利用してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、面状スイッチの変形を防止して、面状 スイッチの耐電圧、絶縁性等の性能を継続的に保持できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を表し、ステアリングホイール
のパッドを示す要部断面図である。
【図2】パッド内のメンブレンスイッチを拡大して示す
要部拡大断面図である。
【図3】本実施例の作用を示す要部拡大断面図である。
【図4】メンブレンスイッチを示す部分断面図である。
【図5】メンブレンスイッチを示す平面図である。
【図6】ステアリングホイールを示す概略平面図であ
る。
【図7】ステアリングホイールのパッドを示す概略断面
図である。
【符号の説明】
7…インサート、9…カバー層としての樹脂カバー、1
0…面状スイッチとしてのメンブレンスイッチ、17…
変形防止層、P…パッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平光 徹至 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 井上 道夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 パッド(P)内に配設されてパッド
    (P)を補強するための硬質材からなるインサート
    (7)と、 同インサート(7)上に設けられた軟質材からなるカバ
    ー層(9)と、 前記カバー層(9)内に埋設される面状スイッチ(1
    0)とからなり、 前記面状スイッチ(10)と前記カバー層(9)との間
    に面状スイッチ(10)の変形を防止する変形防止層
    (17)を設けたことを特徴とする面状スイッチを備え
    たステアリングホイールのパッド。
JP5755691U 1991-07-23 1991-07-23 面状スイツチを備えたステアリングホイールのパツド Pending JPH0510152U (ja)

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