JPH0510190Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510190Y2 JPH0510190Y2 JP1986105788U JP10578886U JPH0510190Y2 JP H0510190 Y2 JPH0510190 Y2 JP H0510190Y2 JP 1986105788 U JP1986105788 U JP 1986105788U JP 10578886 U JP10578886 U JP 10578886U JP H0510190 Y2 JPH0510190 Y2 JP H0510190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulator
- partition plate
- outlet pipe
- compressor
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は圧縮機のアキユムレータに消音効果
をもたせることにより、蒸発器との間での音響共
振をなくすようにしたものである。
をもたせることにより、蒸発器との間での音響共
振をなくすようにしたものである。
冷凍、空調装置においては、第7図に示すよう
に圧縮機1,凝縮器2、絞り機構3および蒸発器
4より成る冷凍サイクルで圧縮機1の吸入側と蒸
発器との間にアキユムレータ5を配置し、このア
キユムレータ5で蒸発器から戻つてくる気液混合
状態にある冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、ガ
ス冷媒のみが圧縮機1に吸入されるようにしてい
る。
に圧縮機1,凝縮器2、絞り機構3および蒸発器
4より成る冷凍サイクルで圧縮機1の吸入側と蒸
発器との間にアキユムレータ5を配置し、このア
キユムレータ5で蒸発器から戻つてくる気液混合
状態にある冷媒を液冷媒とガス冷媒に分離し、ガ
ス冷媒のみが圧縮機1に吸入されるようにしてい
る。
上記の目的のため、従来のアキユムレータは第
5図、第6図に示すような構造になつている。す
なわち、アキユムレータ5の外殻を成す密閉容器
6の頂面に冷媒の入口管7を、また底面に冷媒の
出口管8が設けられており、そしてこの出口管8
は密閉容器6の中央部より上方位置に、その開口
端が位置するよう長く挿入されており、かつこの
出口管8の密閉容器内底部に近い位置には、潤滑
油を圧縮機1に戻すための小孔14が穿設されて
いる。また上記の入口管7と出口管8の間には入
口管7より流入した液冷媒が直接出口管8に流入
するのを防ぐため、冷媒の通路となる透孔15を
有する密閉容器6内の仕切り板9が設けられてい
る。
5図、第6図に示すような構造になつている。す
なわち、アキユムレータ5の外殻を成す密閉容器
6の頂面に冷媒の入口管7を、また底面に冷媒の
出口管8が設けられており、そしてこの出口管8
は密閉容器6の中央部より上方位置に、その開口
端が位置するよう長く挿入されており、かつこの
出口管8の密閉容器内底部に近い位置には、潤滑
油を圧縮機1に戻すための小孔14が穿設されて
いる。また上記の入口管7と出口管8の間には入
口管7より流入した液冷媒が直接出口管8に流入
するのを防ぐため、冷媒の通路となる透孔15を
有する密閉容器6内の仕切り板9が設けられてい
る。
以上のようにして入口管7から流入した気液混
合冷媒を、上記の仕切り板9によつてその下方の
密閉容器6の下部に液冷媒として溜め、上部にガ
ス冷媒を溜めるようにしており、そしてこのガス
冷媒のみを出口管8を通して圧縮機1の吸込側へ
流すようにしている。
合冷媒を、上記の仕切り板9によつてその下方の
密閉容器6の下部に液冷媒として溜め、上部にガ
ス冷媒を溜めるようにしており、そしてこのガス
冷媒のみを出口管8を通して圧縮機1の吸込側へ
流すようにしている。
従来のアキユムレータは以上のように構成さ
れ、そして溜まつた液冷媒をすみやかに蒸発させ
るために、これを圧縮機1に近接させて取付けら
れており、したがつて圧縮機1から伝わる吸入時
の脈動等による振動が、当該アキユムレータを介
して蒸発器4に伝達されて共鳴し、装置全体とし
て騒音が大きくなるという問題点があつた。
れ、そして溜まつた液冷媒をすみやかに蒸発させ
るために、これを圧縮機1に近接させて取付けら
れており、したがつて圧縮機1から伝わる吸入時
の脈動等による振動が、当該アキユムレータを介
して蒸発器4に伝達されて共鳴し、装置全体とし
て騒音が大きくなるという問題点があつた。
また、仕切板9の透孔15が出口管8の開口よ
り高い位置にあるため、透孔15を通過した液冷
媒の一部が直接出口管8の開口から吸引される恐
れがあつた。
り高い位置にあるため、透孔15を通過した液冷
媒の一部が直接出口管8の開口から吸引される恐
れがあつた。
この考案は上記の問題点を除去するように蒸発
器との共鳴をなくし、かつ出口管からの液冷媒の
直接の吸引をなくすように、アキユムレータを改
変するものである。
器との共鳴をなくし、かつ出口管からの液冷媒の
直接の吸引をなくすように、アキユムレータを改
変するものである。
一般に圧縮機から伝わる吸入時の脈動等による
振動が、アキユムレータのボリユームや、蒸発器
のボリユームおよびこれら両者を接続する配管の
径や長さにより、その音響共振が例えば300Hz〜
1KHzの比較的低周波域に生じ、鋭い山を持つ周
波数特性を示すことがある。
振動が、アキユムレータのボリユームや、蒸発器
のボリユームおよびこれら両者を接続する配管の
径や長さにより、その音響共振が例えば300Hz〜
1KHzの比較的低周波域に生じ、鋭い山を持つ周
波数特性を示すことがある。
そしてこの音響共振が生じた場合、アキユムレ
ータ、蒸発器、配管のいずれかの仕様の変更を行
う必要があるが、冷凍サイクル上の性能への影響
や、寸法上の規制により、これらの仕様変更は難
しく、一般的にはアキユムレータと蒸発器の間に
別個に消音マフラーを設けることにより、解決し
ていたが、この考案の場合はこのような別部分を
使用することなく、一般に知られているヘルムホ
ルツの共鳴器の原理を応用してアキユムレータに
消音効果をもたせようとするものである。
ータ、蒸発器、配管のいずれかの仕様の変更を行
う必要があるが、冷凍サイクル上の性能への影響
や、寸法上の規制により、これらの仕様変更は難
しく、一般的にはアキユムレータと蒸発器の間に
別個に消音マフラーを設けることにより、解決し
ていたが、この考案の場合はこのような別部分を
使用することなく、一般に知られているヘルムホ
ルツの共鳴器の原理を応用してアキユムレータに
消音効果をもたせようとするものである。
ところで、この際に問題となる周波数に対し説
明すると、ヘルムホルツの共鳴器の場合では共鳴
周波数0=C/2π√S/lVで示され、Cは流体の音速
、 Sは管路断面積、lは管路長(但し算式がある)、
Vは空間容積である。したがつてこの種アキユム
レータの場合、共振周波数を低周波側にずらすた
めには上記のSを小さくするか、あるいはlもし
くはVを大きくしなければならないが、Sを小さ
くすることは冷媒流量との関係によりこれを一定
以上にしなければ性能低下につながる。またVを
大きくすることは、寸法上の制約により難しい場
合がある。
明すると、ヘルムホルツの共鳴器の場合では共鳴
周波数0=C/2π√S/lVで示され、Cは流体の音速
、 Sは管路断面積、lは管路長(但し算式がある)、
Vは空間容積である。したがつてこの種アキユム
レータの場合、共振周波数を低周波側にずらすた
めには上記のSを小さくするか、あるいはlもし
くはVを大きくしなければならないが、Sを小さ
くすることは冷媒流量との関係によりこれを一定
以上にしなければ性能低下につながる。またVを
大きくすることは、寸法上の制約により難しい場
合がある。
以上のことから、この考案ではアキユムレータ
本来の性能を損うことなく、これに付設されるそ
の内部の仕切り板の改変により所望の上記Sやl
を選択設定して、これに消音効果を持たせようと
するものである。
本来の性能を損うことなく、これに付設されるそ
の内部の仕切り板の改変により所望の上記Sやl
を選択設定して、これに消音効果を持たせようと
するものである。
この考案の場合は、密閉容器6内の仕切り板1
9に所定の断面積と長さを有し、下端が出口管の
開口より低い位置で下方に向けて開口するマフラ
ー管路を形成させている。
9に所定の断面積と長さを有し、下端が出口管の
開口より低い位置で下方に向けて開口するマフラ
ー管路を形成させている。
この考案の場合は、上記ヘルムホルツの原理を
応用して、圧縮機から伝わる吸入時の脈動等によ
る振動により生ずる蒸発器の共鳴が、これらの間
に設けたアキユムレータそれ自体の消音設計によ
り除去されることになる。また、マフラー管路の
下端が出口管の開口より低い位置で下方に向け開
口しているので出口管からの液冷媒の直接の吸入
がなくなる。
応用して、圧縮機から伝わる吸入時の脈動等によ
る振動により生ずる蒸発器の共鳴が、これらの間
に設けたアキユムレータそれ自体の消音設計によ
り除去されることになる。また、マフラー管路の
下端が出口管の開口より低い位置で下方に向け開
口しているので出口管からの液冷媒の直接の吸入
がなくなる。
以下、この考案のアキユムレータの一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
すなわち、第1図および第2図はこの考案のア
キユムレータの一実施例で、図中第5図ないし第
7図の従来のものと同一個所は同一符号を付して
その重複説明は省略することにするが、この考案
の場合における密閉容器6内の仕切り板19は第
2図に示すように密閉容器6の内径とほゞ同一の
外径を有するカツプ状に形成し、かつ上記の密閉
容器6との接触面となる外周面にはその上部空気
間11より、下部空間12への冷媒の通路となる
所定断面積と長さを有し、下端が出口管の開口よ
り低い位置で下方に向けて開口するマフラー管路
13を一体成形させている点に特徴があり、そし
てこの仕切り板19は密閉容器6内に圧入もしく
はろう付により固定されている。
キユムレータの一実施例で、図中第5図ないし第
7図の従来のものと同一個所は同一符号を付して
その重複説明は省略することにするが、この考案
の場合における密閉容器6内の仕切り板19は第
2図に示すように密閉容器6の内径とほゞ同一の
外径を有するカツプ状に形成し、かつ上記の密閉
容器6との接触面となる外周面にはその上部空気
間11より、下部空間12への冷媒の通路となる
所定断面積と長さを有し、下端が出口管の開口よ
り低い位置で下方に向けて開口するマフラー管路
13を一体成形させている点に特徴があり、そし
てこの仕切り板19は密閉容器6内に圧入もしく
はろう付により固定されている。
また第3図および第4図は、この考案の他の実
施例を示すもので、この場合の仕切り板19に
は、密閉容器6の上部空間11より、下部空間1
2への冷媒の通路となるマフラー管路13が所定
の断面積と長さとを有する2本の筒状管10によ
つて形成されている。
施例を示すもので、この場合の仕切り板19に
は、密閉容器6の上部空間11より、下部空間1
2への冷媒の通路となるマフラー管路13が所定
の断面積と長さとを有する2本の筒状管10によ
つて形成されている。
この考案は以上のようにアキユムレータ内の仕
切り板に、所定の断面積と長さを有するマフラー
管路を付設させるというわずかの改変により、ア
キユムレータそれ自体に消音効果を持たせること
ができ、またこの仕切り板により密閉容器の剛性
を高めているので、この密閉容器の共振を高周波
側へずらすことになり、上記マフラー管路と相俟
つて蒸発器の共鳴による騒音を低減できるという
効果が得られるものである。さらに、マフラー管
路の下端が出口管の開口より低い位置で下方に向
け開口しているので、出口管からの液冷媒の直接
の吸入がなくなり、気液分離効果が向上するとい
う効果もある。
切り板に、所定の断面積と長さを有するマフラー
管路を付設させるというわずかの改変により、ア
キユムレータそれ自体に消音効果を持たせること
ができ、またこの仕切り板により密閉容器の剛性
を高めているので、この密閉容器の共振を高周波
側へずらすことになり、上記マフラー管路と相俟
つて蒸発器の共鳴による騒音を低減できるという
効果が得られるものである。さらに、マフラー管
路の下端が出口管の開口より低い位置で下方に向
け開口しているので、出口管からの液冷媒の直接
の吸入がなくなり、気液分離効果が向上するとい
う効果もある。
第1図はこの考案のアキユムレータの一実施例
を示す縦断面図、第2図はアキユムレータの仕切
り板を示す密閉容器の横断面図、第3図はこの考
案のアキユムレータの他の実施例を示す縦断面
図、第4図は同じくアキユムレータの仕切り板を
示す密閉容器の横断面図、第5図は従来のアキユ
ムレータを示す縦断面図、第6図は従来のアキユ
ムレータの仕切り板を示す密閉容器の横断面図、
第7図は一般的な冷凍、空調装置の冷凍サイクル
を示す説明図である。 なお図中、1は圧縮機、4は蒸発器、6は密閉
容器、7は入口管、8は出口管、11は上部空
間、12は下部空間、13はマフラー管路、19
は仕切り板である。その他図中同一符号は同一部
分を示すものとする。
を示す縦断面図、第2図はアキユムレータの仕切
り板を示す密閉容器の横断面図、第3図はこの考
案のアキユムレータの他の実施例を示す縦断面
図、第4図は同じくアキユムレータの仕切り板を
示す密閉容器の横断面図、第5図は従来のアキユ
ムレータを示す縦断面図、第6図は従来のアキユ
ムレータの仕切り板を示す密閉容器の横断面図、
第7図は一般的な冷凍、空調装置の冷凍サイクル
を示す説明図である。 なお図中、1は圧縮機、4は蒸発器、6は密閉
容器、7は入口管、8は出口管、11は上部空
間、12は下部空間、13はマフラー管路、19
は仕切り板である。その他図中同一符号は同一部
分を示すものとする。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 密閉容器と、蒸発器に接続され、上記密閉容
器の頂面に設けられた冷媒の入口管と、圧縮機
に接続され、上記密閉容器の底面に設けられて
この密閉容器の中央部より上方位置に開口する
冷媒の出口管と、上記密閉容器内を上記出口管
の開口より高い位置で上部空間と下部空間とに
分割する仕切り板とを備え、この仕切り板に所
定の断面積と長さに設定され、下端が上記出口
管の開口より低い位置で下方に向けて開口する
マフラー管路を一個もしくは複数個付設させた
ことを特徴とする圧縮機用アキユムレータ。 (2) 密閉容器内に嵌挿され、その内部を上部空間
と下部空間とに分割する仕切り板をカツプ状に
形成すると共に、その外周面に一個もしくは複
数個のマフラー管路を一体成形させた実用新案
登録請求の範囲第1項記載の圧縮機用アキユム
レータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986105788U JPH0510190Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986105788U JPH0510190Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314963U JPS6314963U (ja) | 1988-01-30 |
| JPH0510190Y2 true JPH0510190Y2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=30980545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986105788U Expired - Lifetime JPH0510190Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510190Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5958621B2 (ja) * | 2014-08-22 | 2016-08-02 | ダイキン工業株式会社 | アキュームレータ |
| JP6589235B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2019-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 空気調和装置 |
| JPWO2023228422A1 (ja) | 2022-05-27 | 2023-11-30 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5177610U (ja) * | 1974-12-16 | 1976-06-18 | ||
| JPS5530979U (ja) * | 1978-08-22 | 1980-02-28 | ||
| JPS58178166A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-19 | 株式会社日立製作所 | 冷凍サイクル |
| JPS59146580U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 三菱重工業株式会社 | 圧縮機 |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP1986105788U patent/JPH0510190Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314963U (ja) | 1988-01-30 |
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