JPH0510278B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510278B2 JPH0510278B2 JP61057684A JP5768486A JPH0510278B2 JP H0510278 B2 JPH0510278 B2 JP H0510278B2 JP 61057684 A JP61057684 A JP 61057684A JP 5768486 A JP5768486 A JP 5768486A JP H0510278 B2 JPH0510278 B2 JP H0510278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underwater
- watertightly
- bottom plate
- pair
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63C—LAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
- B63C11/00—Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
- B63C11/48—Means for searching for underwater objects
- B63C11/49—Floating structures with underwater viewing devices, e.g. with windows ; Arrangements on floating structures of underwater viewing devices, e.g. on boats
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乗客が海中等の水中の様子を見物す
ることができる水中観光船に関する。
ることができる水中観光船に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種の水中観光船においては、例えば
第8図の横断面図に示す如く、船殻1の船底部1
aに船内に向つて立ち上る水箱2を水密に固着
し、この水箱2の底を透明板3として、乗客は上
方から透明板3を通して水中の様子を見物してい
た。そして、水箱2の上縁2aは如何なる状況に
おいても常に吃水線Wより上方に位置するように
して、仮に透明板3が破損した場合であつても浸
入する水は水箱2内に止まり、浸水により船が沈
没することがないようにしていた。
第8図の横断面図に示す如く、船殻1の船底部1
aに船内に向つて立ち上る水箱2を水密に固着
し、この水箱2の底を透明板3として、乗客は上
方から透明板3を通して水中の様子を見物してい
た。そして、水箱2の上縁2aは如何なる状況に
おいても常に吃水線Wより上方に位置するように
して、仮に透明板3が破損した場合であつても浸
入する水は水箱2内に止まり、浸水により船が沈
没することがないようにしていた。
しかしながら、かかる従来技術では水箱2が邪
魔になつて乗客は顔を透明板3に近付けることが
できないので水中を見ることができる視野が狭く
限られ、また上方のみからしか水中を見ることが
できないので、水中の見物を充分に楽しむことが
できないという問題があつた。これを解決するた
めに船の吃水を深くして、舷側の水中に位置する
部分に透明板を備えた窓を設けることが考えられ
る。しかしながら、このようなものは、もし透明
板が破損すれば浸水により船が沈没する危険があ
るので、実用に供することができないという問題
があつた。このような問題を解決する技術として
オーストラリヤ特許願第31407/84号(昭和60年
2月7日出願公開)で開示された技術がある。こ
れは、前後方向に延びて内部に乗客を乗せる船殻
両側面の下半部に複数の覗き窓を並べて設けると
共にこの覗き窓より上側の船殻両側面の外側にバ
ラストタンク及び浮力タンクを一体形成し、覗き
窓の位置が水面よりも下となるようにバラストタ
ンクに水を入れて吃水を深めたものである。この
ような技術によれば、乗客は覗き窓に接近して水
平方向からも水中を見物することができる。
魔になつて乗客は顔を透明板3に近付けることが
できないので水中を見ることができる視野が狭く
限られ、また上方のみからしか水中を見ることが
できないので、水中の見物を充分に楽しむことが
できないという問題があつた。これを解決するた
めに船の吃水を深くして、舷側の水中に位置する
部分に透明板を備えた窓を設けることが考えられ
る。しかしながら、このようなものは、もし透明
板が破損すれば浸水により船が沈没する危険があ
るので、実用に供することができないという問題
があつた。このような問題を解決する技術として
オーストラリヤ特許願第31407/84号(昭和60年
2月7日出願公開)で開示された技術がある。こ
れは、前後方向に延びて内部に乗客を乗せる船殻
両側面の下半部に複数の覗き窓を並べて設けると
共にこの覗き窓より上側の船殻両側面の外側にバ
ラストタンク及び浮力タンクを一体形成し、覗き
窓の位置が水面よりも下となるようにバラストタ
ンクに水を入れて吃水を深めたものである。この
ような技術によれば、乗客は覗き窓に接近して水
平方向からも水中を見物することができる。
このように船体両側のバラストタンクに水を入
れて吃水を調整し更には潜水することは潜水艦な
どでよく行われているが、上記従来技術のように
船殻の上部両側に位置するバラストタンクに吃水
を調整するために水を入れると船の重心位置が高
くなるので船が傾斜した場合の復元力が減少し、
一般の乗客を乗せる客船では船舶の安全規則上の
問題が生じる。またバラストタンク内の水は自由
に流動するので、特に波が荒い場合などの安定に
悪影響を及ぼす。
れて吃水を調整し更には潜水することは潜水艦な
どでよく行われているが、上記従来技術のように
船殻の上部両側に位置するバラストタンクに吃水
を調整するために水を入れると船の重心位置が高
くなるので船が傾斜した場合の復元力が減少し、
一般の乗客を乗せる客船では船舶の安全規則上の
問題が生じる。またバラストタンク内の水は自由
に流動するので、特に波が荒い場合などの安定に
悪影響を及ぼす。
本発明は船殻の水中部に設けた透明板に乗客が
接近して水中を見物することができるようにした
この種の水中観光船において、前述のような各問
題を解決することが目的とする。
接近して水中を見物することができるようにした
この種の水中観光船において、前述のような各問
題を解決することが目的とする。
このために、本発明による水中観光船は、第1
図〜第7図に例示するように、前後方向に延びる
中央船底板11、この中央船底板の両外側縁に水
密に連結されて上方に延びる左右一対の中間舷側
板12、各中間舷側板12の上縁に水密に連結さ
れて左右両側外方に延びる左右一対の側部船底板
13及び各側部船底板13の外側縁に水密に連結
されて上方に延びる左右一対の外舷側板14より
なる船穀10と、この船殻の上面を覆つて同船殻
に水密に固定されたデツキ30と、前記中間舷側
板12の上縁付近に沿つて前記船穀10に下縁が
水密に連結されて上方に延び上縁が前記デツキ3
0に水密に固着されて同船穀10内を前記中央船
底板11上方の水中キヤビンAと前記各側部船底
板13上方の左右一対のフロート室Bに水密に仕
切る左右一対の仕切壁20と、前記各中間舷側板
12に開口された複数の窓穴40を覆つて同中間
舷側板12に水密に当接固定された複数の透明板
41と、前記デツキ30に設けられて前記水中キ
ヤビンA内と同デツキ30上を連絡する少なくと
も1個の出入口31,32,33を備えてなる水
中観光船において、前記各フロート室Bを前記水
中キヤビンAの上半部両側の前後方向ほゞ全長に
わたり形成し、前記中央船底板11にバラストウ
エイト19を固着したことを特徴とするものであ
る。
図〜第7図に例示するように、前後方向に延びる
中央船底板11、この中央船底板の両外側縁に水
密に連結されて上方に延びる左右一対の中間舷側
板12、各中間舷側板12の上縁に水密に連結さ
れて左右両側外方に延びる左右一対の側部船底板
13及び各側部船底板13の外側縁に水密に連結
されて上方に延びる左右一対の外舷側板14より
なる船穀10と、この船殻の上面を覆つて同船殻
に水密に固定されたデツキ30と、前記中間舷側
板12の上縁付近に沿つて前記船穀10に下縁が
水密に連結されて上方に延び上縁が前記デツキ3
0に水密に固着されて同船穀10内を前記中央船
底板11上方の水中キヤビンAと前記各側部船底
板13上方の左右一対のフロート室Bに水密に仕
切る左右一対の仕切壁20と、前記各中間舷側板
12に開口された複数の窓穴40を覆つて同中間
舷側板12に水密に当接固定された複数の透明板
41と、前記デツキ30に設けられて前記水中キ
ヤビンA内と同デツキ30上を連絡する少なくと
も1個の出入口31,32,33を備えてなる水
中観光船において、前記各フロート室Bを前記水
中キヤビンAの上半部両側の前後方向ほゞ全長に
わたり形成し、前記中央船底板11にバラストウ
エイト19を固着したことを特徴とするものであ
る。
本水中観光船の航走中などに、乗客は水中キヤ
ビンA内に入つて左右の中間舷側板12に設けた
透明板41より水中の様子を見物する。左右の各
フロート室Bは水中キヤビンAの上半部両側の前
後方向ほゞ全長にわたり形成され、またバラスト
ウエイト19は水中キヤビンA下部の中央船底板
11に固着されているので、浮力の中心が高くな
ると共に重心は低下し、従つて水中観光船が大き
く傾斜した場合でも復元性はきわめて大きい。
ビンA内に入つて左右の中間舷側板12に設けた
透明板41より水中の様子を見物する。左右の各
フロート室Bは水中キヤビンAの上半部両側の前
後方向ほゞ全長にわたり形成され、またバラスト
ウエイト19は水中キヤビンA下部の中央船底板
11に固着されているので、浮力の中心が高くな
ると共に重心は低下し、従つて水中観光船が大き
く傾斜した場合でも復元性はきわめて大きい。
仮に1枚または複数の透明板41が破損して水
中キヤビンA内に浸水することがあつても、仕切
壁20により水中キヤビンAから水密に仕切られ
たフロート室B内に浸水することはないのでこれ
により浮力は保たれ、船の吃水線が多少上昇する
ことはあるが沈没することはなく、水中キヤビン
A内に侵入した水も上昇した吃水線まで達すれば
そこで止まり、それ以上浸水することはない。こ
の状態では水中キヤビテイA両側の前後方向ほゞ
全長にわたり形成されたフロート室Bにより船の
両側部分の浮力が大となるので、デツキ30上に
脱出した乗客が片側に寄つた場合でも水中観光船
の傾斜は僅かである。
中キヤビンA内に浸水することがあつても、仕切
壁20により水中キヤビンAから水密に仕切られ
たフロート室B内に浸水することはないのでこれ
により浮力は保たれ、船の吃水線が多少上昇する
ことはあるが沈没することはなく、水中キヤビン
A内に侵入した水も上昇した吃水線まで達すれば
そこで止まり、それ以上浸水することはない。こ
の状態では水中キヤビテイA両側の前後方向ほゞ
全長にわたり形成されたフロート室Bにより船の
両側部分の浮力が大となるので、デツキ30上に
脱出した乗客が片側に寄つた場合でも水中観光船
の傾斜は僅かである。
上述の如く、本発明の水中観光船によれば、水
中キヤビン内の乗客は左右の中間舷側板に設けた
透明板に接近して水中を眺めることができるので
水平方向から下方にわたり充分広い視野が得られ
水中の見物を充分に楽しむことができる。また本
発明の水中観光船は傾斜した場合の復元性が大き
いので転覆の恐れはなく、きわめて安全である。
中キヤビン内の乗客は左右の中間舷側板に設けた
透明板に接近して水中を眺めることができるので
水平方向から下方にわたり充分広い視野が得られ
水中の見物を充分に楽しむことができる。また本
発明の水中観光船は傾斜した場合の復元性が大き
いので転覆の恐れはなく、きわめて安全である。
仮に透明板が破損した場合でもフロート室内に
浸水することはないのでその浮力により船が沈没
するおそれはなく、水中キヤビン内への浸水も一
定の深さで止まるので安全であり、乗客は出入口
により水中キヤビン内から直ちにデツキ上へ脱出
することができる。またデツキ上に脱出した乗客
が片側に寄つた場合でも水中観光船の傾斜は僅か
であるので転覆の恐れはなく安全であ。
浸水することはないのでその浮力により船が沈没
するおそれはなく、水中キヤビン内への浸水も一
定の深さで止まるので安全であり、乗客は出入口
により水中キヤビン内から直ちにデツキ上へ脱出
することができる。またデツキ上に脱出した乗客
が片側に寄つた場合でも水中観光船の傾斜は僅か
であるので転覆の恐れはなく安全であ。
以下に、本発明を第1図〜第7図に示す実施例
により説明する。
により説明する。
第1図〜第4図に示す如く、本水中観光船の船
体は船穀10と、仕切壁20と、バルグヘツド2
1,22と、デツキ30と、上部ハウジング37
を主要な構成部材としている。船穀10は、主と
して第1図及び第4図に示す如く、中央船底板1
1、この中央船底板11の両外側縁から上方に折
曲形成された左右一対の中間舷側板12、各中間
舷側板12の上縁からそれぞれ左右両側方に折曲
形成された左右一対の側部船底板13及び各側部
船底板13の外側縁から上方に折曲形成された左
右一対の外舷側板14よりなり、各板部材11〜
14は、第2図及び第3図に示す如く、前後方向
に伸び、繊維強化プラスチツク(以下単にFRP
という)により互に一体に積層成形されている。
各船底板11,13の前部は上方に湾曲して立上
り、後部は折曲して立上がつている。中央船底板
11上には鉛等よりなるバラストウエイト19が
固定され、船体の安定性が向上させると共に、吃
水線が第1図及び第4図のWの位置となるように
している。船穀10の上面を覆うように設けられ
たデツキ30は合板の下面にFRPを積層してな
り、船穀10の上縁全周に水密に固着されてい
る。デツキ30上には上部キヤビンを形成する
FRP製のハウジング37が設けられている。
体は船穀10と、仕切壁20と、バルグヘツド2
1,22と、デツキ30と、上部ハウジング37
を主要な構成部材としている。船穀10は、主と
して第1図及び第4図に示す如く、中央船底板1
1、この中央船底板11の両外側縁から上方に折
曲形成された左右一対の中間舷側板12、各中間
舷側板12の上縁からそれぞれ左右両側方に折曲
形成された左右一対の側部船底板13及び各側部
船底板13の外側縁から上方に折曲形成された左
右一対の外舷側板14よりなり、各板部材11〜
14は、第2図及び第3図に示す如く、前後方向
に伸び、繊維強化プラスチツク(以下単にFRP
という)により互に一体に積層成形されている。
各船底板11,13の前部は上方に湾曲して立上
り、後部は折曲して立上がつている。中央船底板
11上には鉛等よりなるバラストウエイト19が
固定され、船体の安定性が向上させると共に、吃
水線が第1図及び第4図のWの位置となるように
している。船穀10の上面を覆うように設けられ
たデツキ30は合板の下面にFRPを積層してな
り、船穀10の上縁全周に水密に固着されてい
る。デツキ30上には上部キヤビンを形成する
FRP製のハウジング37が設けられている。
主として第2図及び第3図に示す如く、船穀1
0内の前部及び後部には、全周を船穀10及びデ
ツキ30の内面に水密に固着したバルクヘツド2
1,22が設けられて前部及び後部フロート室
C,Dを形成している。また、主として第1図及
び第2図に示す如く、前後のバルクヘツド21,
22の間には、下線が各中間舷側板12と各側部
船底板13の間の折曲部に水密に固着されて上方
に立ち上り、その他の外周縁がバルクヘツド2
1,22及びデツキ30に水密に固着された左右
一対の仕切壁20が設けられて、船穀10内の前
後のバルクヘツド21,22の間の部分全部を、
中央船底板11上方の水中キヤビンAと各側部船
底板13上方の左右一対の側部フロート室Bとに
水密に仕切つている。各側部フロート室Bは隔壁
23によりそれぞれ5個の区画に水密に仕切ら
れ、前部フロート室Cも同様に隔壁24により2
区画に仕切られ、各区画にはそれぞれデツキ30
に開口する水密の点検穴(図示せず)が設けられ
ている。後部フロート室Dにはデツキ30に開口
するハツチ(図示せず)が設けられ、その内部に
は、船外ドライブ装置49aを備えた2基の舶用
エンジン49及び発電機、燃料タンク等が収納さ
れている。各仕切壁20、バルクヘツド21,2
2及び隔壁23,24は合板の両面にFRPを積
層してなるもので、各部材相互間及び船穀10と
の間は水密に一体に接着されている。
0内の前部及び後部には、全周を船穀10及びデ
ツキ30の内面に水密に固着したバルクヘツド2
1,22が設けられて前部及び後部フロート室
C,Dを形成している。また、主として第1図及
び第2図に示す如く、前後のバルクヘツド21,
22の間には、下線が各中間舷側板12と各側部
船底板13の間の折曲部に水密に固着されて上方
に立ち上り、その他の外周縁がバルクヘツド2
1,22及びデツキ30に水密に固着された左右
一対の仕切壁20が設けられて、船穀10内の前
後のバルクヘツド21,22の間の部分全部を、
中央船底板11上方の水中キヤビンAと各側部船
底板13上方の左右一対の側部フロート室Bとに
水密に仕切つている。各側部フロート室Bは隔壁
23によりそれぞれ5個の区画に水密に仕切ら
れ、前部フロート室Cも同様に隔壁24により2
区画に仕切られ、各区画にはそれぞれデツキ30
に開口する水密の点検穴(図示せず)が設けられ
ている。後部フロート室Dにはデツキ30に開口
するハツチ(図示せず)が設けられ、その内部に
は、船外ドライブ装置49aを備えた2基の舶用
エンジン49及び発電機、燃料タンク等が収納さ
れている。各仕切壁20、バルクヘツド21,2
2及び隔壁23,24は合板の両面にFRPを積
層してなるもので、各部材相互間及び船穀10と
の間は水密に一体に接着されている。
水中キヤビンAは、外周縁が中央船底板11、
両中間舷側板12、両仕切壁20及びデツキ30
に固着された隔壁25により前室A1及び後室A
2に水密に仕切られ、隔壁25に設けた窓穴25
aにはアクリル樹脂よりなる透明板26が水密に
当接固定されている。隔壁25は隔壁23等と同
様に合板の両面にFRPを積層してなるものであ
る。なお隔壁25は、その延長上にある左右の隔
壁23と一体としてバルクヘツドを構成し、仕切
壁20を前後の2部分に分割するようにしてもよ
い。
両中間舷側板12、両仕切壁20及びデツキ30
に固着された隔壁25により前室A1及び後室A
2に水密に仕切られ、隔壁25に設けた窓穴25
aにはアクリル樹脂よりなる透明板26が水密に
当接固定されている。隔壁25は隔壁23等と同
様に合板の両面にFRPを積層してなるものであ
る。なお隔壁25は、その延長上にある左右の隔
壁23と一体としてバルクヘツドを構成し、仕切
壁20を前後の2部分に分割するようにしてもよ
い。
第1図及び第3図に示す如く、デツキ30には
水中キヤビンAの前後両室A1,A2内に開口す
る中央出入口31、前室A1内に開口する前部出
入口32及び後室A2内に開口する後部出入口3
3が設けられ、各出入口31,32,33の上側
にはそれぞれ袖壁34,35,36が設けられて
いる。中央出入口31には前室A1及び後室A2
とデツキ30上を連絡する2個の中央ステツプ45
が設けられ、前後の出入口32,33にはそれぞ
れ前室A1及び後室A2とデツキ30上を連絡す
る前部ステツプ46及び後部ステツプ47が設けられ
ている。なお、一方の(第1図において右側)の
仕切壁20と各バルクヘツド21,22にはそれ
ぞれステツプ45、46、47を通すための凹部20
a,21a,22aが形成されている。水中キヤ
ビンA内には乗客のための多数の椅子48が設け
られている。
水中キヤビンAの前後両室A1,A2内に開口す
る中央出入口31、前室A1内に開口する前部出
入口32及び後室A2内に開口する後部出入口3
3が設けられ、各出入口31,32,33の上側
にはそれぞれ袖壁34,35,36が設けられて
いる。中央出入口31には前室A1及び後室A2
とデツキ30上を連絡する2個の中央ステツプ45
が設けられ、前後の出入口32,33にはそれぞ
れ前室A1及び後室A2とデツキ30上を連絡す
る前部ステツプ46及び後部ステツプ47が設けられ
ている。なお、一方の(第1図において右側)の
仕切壁20と各バルクヘツド21,22にはそれ
ぞれステツプ45、46、47を通すための凹部20
a,21a,22aが形成されている。水中キヤ
ビンA内には乗客のための多数の椅子48が設け
られている。
第1図及び第3図に示す如く、左右の中間舷側
板12には多数の窓穴40が設けられている。第
6図及び第7図に詳細を示す如く、中間舷側板1
2には窓穴40の全周に沿つて内側に突出する段
部40aが形成され、この段部40aには窓穴4
0を覆うアクリル樹脂製の透明板41が二液性の
シールラバー43を介して外側より水密に当接さ
れ、ねじ58により中間舷側板12に取り付けら
れステンレス鋼板製の枠板42により固定されて
いる。窓穴40の上線の高さは、椅子48に座つ
た乗客の顔の高さあるいはそれよりもやや低い程
度とすればよい。
板12には多数の窓穴40が設けられている。第
6図及び第7図に詳細を示す如く、中間舷側板1
2には窓穴40の全周に沿つて内側に突出する段
部40aが形成され、この段部40aには窓穴4
0を覆うアクリル樹脂製の透明板41が二液性の
シールラバー43を介して外側より水密に当接さ
れ、ねじ58により中間舷側板12に取り付けら
れステンレス鋼板製の枠板42により固定されて
いる。窓穴40の上線の高さは、椅子48に座つ
た乗客の顔の高さあるいはそれよりもやや低い程
度とすればよい。
第5図〜第7図に示す如く、左右の中間舷側板
12の内面には、各窓穴40の段部40aの周囲
に位置して、アルミニウム鋳物製の窓枠50がね
じ58により固定されている。窓枠50の上部に
形成された2対の突起52の間には窓蓋60の突
起63がヒンジピン54を介して枢支され、これ
により窓蓋60は上方に開閉自在となつている。
窓蓋60はアルミニウム鋳物製の枠体61と、そ
の内側に水密に溶接固定されたアルミニウム板6
5よりなり、枠体61には片側の全周に沿つて、
係合溝62が形成されている。窓蓋60は閉じら
れた状態においては、窓枠50内周の突縁51が
窓蓋60の係合溝60内の柔軟なシール材66に
当接するようになつており、一方、第6図に示す
如く、ヒンジピン54は突起63に設けた長孔6
3a内を貫通しているので、ピン56を介して窓
枠50の突部53に枢支された複数の締付ボルト
55を窓枠60の各外周部の突起64の係合凹部
64aに係合して蝶ナツト57を締めれば、突縁
51がシール材66に押圧されて窓枠50の内外
部を水密にシールするようになつている。窓蓄6
0は、第5図の右半部に示す如く、上方に開かれ
た状態においては、仕切壁20に枢支された締付
ボルト68及び蝶ナツト69により開状態に保持
される。透明板41にひび割れが生じた場合ある
いは波浪の激しい海上を航行する場合等には窓蓄
60を閉じて、透明板41が仮に破損しても水中
キヤビンA内に浸水することがないように予防す
るものである。なお、2個の中央ステツプ45の後
側に位置する窓枠50に設ける窓蓋60は開閉式
とはせず、別途収納したものを必要に応じて取り
出して取り付けるようにする。
12の内面には、各窓穴40の段部40aの周囲
に位置して、アルミニウム鋳物製の窓枠50がね
じ58により固定されている。窓枠50の上部に
形成された2対の突起52の間には窓蓋60の突
起63がヒンジピン54を介して枢支され、これ
により窓蓋60は上方に開閉自在となつている。
窓蓋60はアルミニウム鋳物製の枠体61と、そ
の内側に水密に溶接固定されたアルミニウム板6
5よりなり、枠体61には片側の全周に沿つて、
係合溝62が形成されている。窓蓋60は閉じら
れた状態においては、窓枠50内周の突縁51が
窓蓋60の係合溝60内の柔軟なシール材66に
当接するようになつており、一方、第6図に示す
如く、ヒンジピン54は突起63に設けた長孔6
3a内を貫通しているので、ピン56を介して窓
枠50の突部53に枢支された複数の締付ボルト
55を窓枠60の各外周部の突起64の係合凹部
64aに係合して蝶ナツト57を締めれば、突縁
51がシール材66に押圧されて窓枠50の内外
部を水密にシールするようになつている。窓蓄6
0は、第5図の右半部に示す如く、上方に開かれ
た状態においては、仕切壁20に枢支された締付
ボルト68及び蝶ナツト69により開状態に保持
される。透明板41にひび割れが生じた場合ある
いは波浪の激しい海上を航行する場合等には窓蓄
60を閉じて、透明板41が仮に破損しても水中
キヤビンA内に浸水することがないように予防す
るものである。なお、2個の中央ステツプ45の後
側に位置する窓枠50に設ける窓蓋60は開閉式
とはせず、別途収納したものを必要に応じて取り
出して取り付けるようにする。
通常の使用に際しては、乗客は水中キヤビンA
内の椅子48に座り、左右の中間舷側板12の窓
穴40に設けた透明板41より水中の様子を見物
する。乗客は顔を透明板41に充分接近させるこ
とができるので、水平方向から下方にわたり充分
広い視野が得られる。
内の椅子48に座り、左右の中間舷側板12の窓
穴40に設けた透明板41より水中の様子を見物
する。乗客は顔を透明板41に充分接近させるこ
とができるので、水平方向から下方にわたり充分
広い視野が得られる。
左右の各フロート室Bは水中キヤビンAの上半
身部両側の前後方向ほゞ全長にわたり形成され、
またバラストウエイト19は水中キヤビンA下部
の中央船底板11に固着されているので、浮力の
中心が高くなると共に重心は低下する。このため
図示の実施例のものでは、船体を90度以上横に傾
斜させても確実に復元するなど、きわめて大きい
復元性を得ている。
身部両側の前後方向ほゞ全長にわたり形成され、
またバラストウエイト19は水中キヤビンA下部
の中央船底板11に固着されているので、浮力の
中心が高くなると共に重心は低下する。このため
図示の実施例のものでは、船体を90度以上横に傾
斜させても確実に復元するなど、きわめて大きい
復元性を得ている。
仮に1枚または複数枚の透明板41が破損して
水中キヤビンA内に浸水することがあつても仕切
壁20及びバルクヘツド21,22により水中キ
ヤビンAから水密に仕切られた各フロート室B,
C,Dに浸入することはなく、各フロート室B,
C,Dにより充分な浮力が保たれる。従つて、水
中キヤビンA内への浸水により吃水線Wが多少上
昇することはあるが船が沈没するおそれはなく、
また水中キヤビン内への浸水も吃水線Wまで達す
ればそれで止まる。この状態における水中キヤビ
ンA内への浸水の深さは大人ならば充分歩ける程
度であるので、対応がおくれた場合でもステツプ
45〜47から出入口31,32,33を通つてデツ
キ30上へ脱出することは容易である。この状態
では水中キヤビンA両側の前後方向ほゞ全長にわ
たり形成されたフロート室Bにより船の両側部分
の浮力は大であり双胴船のような浮力特性となる
ので、デツキ30上に避難した乗客が片側に寄つ
た場合でも船体の傾斜は僅かであり、転覆の恐れ
はない。従つてそのまま自力または曳航により帰
港するすることもできる。
水中キヤビンA内に浸水することがあつても仕切
壁20及びバルクヘツド21,22により水中キ
ヤビンAから水密に仕切られた各フロート室B,
C,Dに浸入することはなく、各フロート室B,
C,Dにより充分な浮力が保たれる。従つて、水
中キヤビンA内への浸水により吃水線Wが多少上
昇することはあるが船が沈没するおそれはなく、
また水中キヤビン内への浸水も吃水線Wまで達す
ればそれで止まる。この状態における水中キヤビ
ンA内への浸水の深さは大人ならば充分歩ける程
度であるので、対応がおくれた場合でもステツプ
45〜47から出入口31,32,33を通つてデツ
キ30上へ脱出することは容易である。この状態
では水中キヤビンA両側の前後方向ほゞ全長にわ
たり形成されたフロート室Bにより船の両側部分
の浮力は大であり双胴船のような浮力特性となる
ので、デツキ30上に避難した乗客が片側に寄つ
た場合でも船体の傾斜は僅かであり、転覆の恐れ
はない。従つてそのまま自力または曳航により帰
港するすることもできる。
なお、本実施例においては水中キヤビンA内を
隔壁25により前後室A1,A2に区画したので
通常の浸水は前後室A1,A2の何れか一方に限
られて浸水も少くなり、また各室にそれぞれ2個
の出入口及びステツプを設けているので一層安全
である。また、本実施例においては前後にもフロ
ート室C,Dが設けたが、側部フロート室Bを充
分大として浮力を確保するこどができれば、前後
のフロート室C,Dは必ずしも必要ではない。
隔壁25により前後室A1,A2に区画したので
通常の浸水は前後室A1,A2の何れか一方に限
られて浸水も少くなり、また各室にそれぞれ2個
の出入口及びステツプを設けているので一層安全
である。また、本実施例においては前後にもフロ
ート室C,Dが設けたが、側部フロート室Bを充
分大として浮力を確保するこどができれば、前後
のフロート室C,Dは必ずしも必要ではない。
本発明は、上記実施例の如く比較的大型の水中
観光船に限らず、1〜2名乗り程度の小型のもの
に適用することも可能であり、その場合には水中
キヤビン内とデツキ上を連結する出入口は1個に
て足り、またステツプを省略しても差し支えな
い。
観光船に限らず、1〜2名乗り程度の小型のもの
に適用することも可能であり、その場合には水中
キヤビン内とデツキ上を連結する出入口は1個に
て足り、またステツプを省略しても差し支えな
い。
第1図〜第7図は本発明による水中観光船の一
実施例を示し、第1図は全体の横断断面図で第2
図の−断面図に相当し、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第1図の−の断面図、
第4図は全体正面図、第5図は窓蓄の一部を破断
して上方に開いた状態における窓枠及び窓蓋の正
面図、第6図は第5図の−線に沿つた拡大断
面図、第7図は第5図の−線に沿つた拡大断
面図、第8図は従来例の全体横断面図である。 符号の説明、10……船穀、11……中央船底
板、12……中間舷側板、13……側部船底板、
14……外舷側板、19……バラストウエイト、
20……仕切壁、30……デツキ、31,32,
33……出入口、40……窓穴、41……透明
板、45,46,47……ステツプ、A……水中
キヤビン、B……フロート室(側部フロート室)。
実施例を示し、第1図は全体の横断断面図で第2
図の−断面図に相当し、第2図は第1図の
−断面図、第3図は第1図の−の断面図、
第4図は全体正面図、第5図は窓蓄の一部を破断
して上方に開いた状態における窓枠及び窓蓋の正
面図、第6図は第5図の−線に沿つた拡大断
面図、第7図は第5図の−線に沿つた拡大断
面図、第8図は従来例の全体横断面図である。 符号の説明、10……船穀、11……中央船底
板、12……中間舷側板、13……側部船底板、
14……外舷側板、19……バラストウエイト、
20……仕切壁、30……デツキ、31,32,
33……出入口、40……窓穴、41……透明
板、45,46,47……ステツプ、A……水中
キヤビン、B……フロート室(側部フロート室)。
Claims (1)
- 1 前後方向に延びる中央船底板、この中央船底
板の両外側縁に水密に連結されて上方に延びる左
右一対の中間舷側板、各中間舷側板の上縁に水密
に連結されて左右両側外方に延びる左右一対の側
部船底板及び各側部船底板の外側縁に水密に連結
されて上方に延びる左右一対の外舷側板よりなる
船殻と、この船殻の上面を覆つて同船殻に水密に
固定されたデツキと、前記各中間舷側板の上縁付
近に沿つて前記船殻に下縁が水密に連結されて上
方に延び上縁が前記デツキに水密に固着されて同
船殻内を前記中央船底板上方の水中キヤビンと前
記各側部船底板上方の左右一対のフロート室に水
密に仕切る左右一対の仕切壁と、前記各中間舷側
板に開口された複数の窓穴を覆つて同中間舷側板
に水密に当接固定された複数の透明板と、前記デ
ツキに設けられて前記水中キヤビン内と同デツキ
上を連絡する少なくとも1個の出入口を備えてな
る水中観光船において、前記各フロート室を前記
水中キヤビンの上半部両側の前後方向ほゞ全長に
わたり形成し、前記中央船底板にバラストウエイ
トを固着したことを特徴とする水中観光船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61057684A JPS62214092A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 水中観光船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61057684A JPS62214092A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 水中観光船 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6000702A Division JPH06278683A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | 水中観光船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62214092A JPS62214092A (ja) | 1987-09-19 |
| JPH0510278B2 true JPH0510278B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=13062761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61057684A Granted JPS62214092A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 水中観光船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62214092A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02102899U (ja) * | 1989-02-02 | 1990-08-15 | ||
| GB2227468B (en) * | 1988-12-02 | 1992-12-09 | Mitsui Shipbuilding Eng | Semi-submerged observation boat |
| JPH0433195Y2 (ja) * | 1988-12-02 | 1992-08-10 | ||
| JPH0277199U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | ||
| JPH0311998U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-06 | ||
| AU644152B2 (en) * | 1990-04-26 | 1993-12-02 | Cofordo 311 Pty Limited | Underwater viewing craft |
| MX370143B (es) | 2012-01-05 | 2019-12-03 | Canopy Entpr Inc | Sistema y metodo para la observacion bajo el agua. |
| CN115503893A (zh) * | 2022-09-23 | 2022-12-23 | 张家港江苏科技大学产业技术研究院 | 一种半潜式观光船 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU554889B2 (en) * | 1983-08-01 | 1986-09-04 | Barry May | Underwater observatory surface vessel |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP61057684A patent/JPS62214092A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62214092A (ja) | 1987-09-19 |
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