JPH05103025A - 位相検波器 - Google Patents
位相検波器Info
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- JPH05103025A JPH05103025A JP25664691A JP25664691A JPH05103025A JP H05103025 A JPH05103025 A JP H05103025A JP 25664691 A JP25664691 A JP 25664691A JP 25664691 A JP25664691 A JP 25664691A JP H05103025 A JPH05103025 A JP H05103025A
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- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims abstract description 40
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリの記憶容量を小さくして経済性、実現
性、及び物理的大きさの面で有効性の向上を図る。 【構成】 直交検波器10に入力する位相偏移変調信号
Sinをリミッタ50により振幅制限し、該位相偏移変
調信号Sinを振幅変動成分をなくして位相変動成分の
みとし、その信号を直交検波器10へ与える。直交検波
器10は、基準搬送波S20を用いリミッタ50からの
入力信号を直交検波して互いに直交した直交成分信号Q
3と同相成分信号I3を出力する。この信号Q3,I3
は、A/D変換器31,32でそれぞれディジタル信号
に変換された後、アドレス信号としてメモリ40に入力
される。これにより、メモリ40から位相検波出力θが
読出される。
性、及び物理的大きさの面で有効性の向上を図る。 【構成】 直交検波器10に入力する位相偏移変調信号
Sinをリミッタ50により振幅制限し、該位相偏移変
調信号Sinを振幅変動成分をなくして位相変動成分の
みとし、その信号を直交検波器10へ与える。直交検波
器10は、基準搬送波S20を用いリミッタ50からの
入力信号を直交検波して互いに直交した直交成分信号Q
3と同相成分信号I3を出力する。この信号Q3,I3
は、A/D変換器31,32でそれぞれディジタル信号
に変換された後、アドレス信号としてメモリ40に入力
される。これにより、メモリ40から位相検波出力θが
読出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置などに用いら
れ、変調された位相偏移変調信号から信号波である位相
検波出力を取り出す位相検波器に関するものである。
れ、変調された位相偏移変調信号から信号波である位相
検波出力を取り出す位相検波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の位相検波器の一構成例を
示すブロック図である。この位相検波器は、変調された
位相偏移変調信号Sinを入力する入力端子1を有し、
その入力端子1には直交検波器10が接続されている。
直交検波器10は、基準信号発生器20で作られた基準
搬送波S20を入力し、位相偏移変調信号Sinを直交
検波して互いに直交した同相成分信号I1と直交成分信
号Q1の二つの検波信号を出力する機能を有し、二つの
検波回路11,12と、基準搬送波S20を90゜位相
シフトして検波回路11に与える90゜移相回路13と
で、構成されている。
示すブロック図である。この位相検波器は、変調された
位相偏移変調信号Sinを入力する入力端子1を有し、
その入力端子1には直交検波器10が接続されている。
直交検波器10は、基準信号発生器20で作られた基準
搬送波S20を入力し、位相偏移変調信号Sinを直交
検波して互いに直交した同相成分信号I1と直交成分信
号Q1の二つの検波信号を出力する機能を有し、二つの
検波回路11,12と、基準搬送波S20を90゜位相
シフトして検波回路11に与える90゜移相回路13と
で、構成されている。
【0003】直交検波器10の二つの出力側には、直交
成分信号Q1及び同相成分信号I1をそれぞれnビット
のディジタル信号Q2,I2に変換するアナログ/ディ
ジタル変換器(以下、A/D変換器という)31,32
が接続され、その出力側に、リード・オンリ・メモリ
(ROM)等のメモリ40が接続されている。メモリ4
0には、直交成分信号Q1と同相成分信号I1の大きさ
に応じた基準搬送波S20と位相偏移変調信号Sinの
位相差が記憶されており、ディジタル信号Q2,I2が
アドレスとして入力されると、それに応じた位相検波出
力θを出力端子41へ出力する機能を有している。
成分信号Q1及び同相成分信号I1をそれぞれnビット
のディジタル信号Q2,I2に変換するアナログ/ディ
ジタル変換器(以下、A/D変換器という)31,32
が接続され、その出力側に、リード・オンリ・メモリ
(ROM)等のメモリ40が接続されている。メモリ4
0には、直交成分信号Q1と同相成分信号I1の大きさ
に応じた基準搬送波S20と位相偏移変調信号Sinの
位相差が記憶されており、ディジタル信号Q2,I2が
アドレスとして入力されると、それに応じた位相検波出
力θを出力端子41へ出力する機能を有している。
【0004】次に、図2の位相検波器の動作を、図3を
参照しつつ説明する。図3は、図2の直交検波出力波形
図であり、位相偏移変調信号Sinの一種であるπ/4
シフトQPSK(quadrature phase shift keying )変
調信号を直交検波したときの同相成分信号I1を横軸
に、直交成分信号Q1を縦軸にしてそのベクトルの軌跡
を描いた図である。
参照しつつ説明する。図3は、図2の直交検波出力波形
図であり、位相偏移変調信号Sinの一種であるπ/4
シフトQPSK(quadrature phase shift keying )変
調信号を直交検波したときの同相成分信号I1を横軸
に、直交成分信号Q1を縦軸にしてそのベクトルの軌跡
を描いた図である。
【0005】変調された位相偏移変調信号Sinを入力
端子1に入力すると、該位相偏移変調信号Sinは直交
検波器10内で分岐して検波回路11,12へ送られ
る。このとき、基準信号発生器20から発生した基準搬
送波S20は、検波回路12へ与えられると共に、90
゜移相回路13で90゜位相がシフトされて検波回路1
1へ与えられる。検波回路11は、90゜移相回路13
の出力で位相偏移変調信号Sinを検波して直交成分信
号Q1を出力する。同時に、検波回路12は、基準搬送
波S20で位相偏移変調信号Sinを検波して同相成分
信号I1を出力する。
端子1に入力すると、該位相偏移変調信号Sinは直交
検波器10内で分岐して検波回路11,12へ送られ
る。このとき、基準信号発生器20から発生した基準搬
送波S20は、検波回路12へ与えられると共に、90
゜移相回路13で90゜位相がシフトされて検波回路1
1へ与えられる。検波回路11は、90゜移相回路13
の出力で位相偏移変調信号Sinを検波して直交成分信
号Q1を出力する。同時に、検波回路12は、基準搬送
波S20で位相偏移変調信号Sinを検波して同相成分
信号I1を出力する。
【0006】直交検波器10の直交検波出力のうち、直
交成分信号Q1はA/D変換器31でnビットのディジ
タル信号Q2に変換されると共に、同相成分信号I1が
A/D変換器32でnビットのディジタル信号I2に変
換される。このディジタル信号I2,Q2は、メモリ4
0のアドレス信号入力端子に加えられる。そのアドレス
情報に対応するメモリ40の内容が次式(1)のような
内容であるとすると、該メモリ40の出力端子41に
は、位相検波出力θが得られる。 θ=tan-1{(Q2の大きさ)/(I2の大きさ)} ・・・(1)
交成分信号Q1はA/D変換器31でnビットのディジ
タル信号Q2に変換されると共に、同相成分信号I1が
A/D変換器32でnビットのディジタル信号I2に変
換される。このディジタル信号I2,Q2は、メモリ4
0のアドレス信号入力端子に加えられる。そのアドレス
情報に対応するメモリ40の内容が次式(1)のような
内容であるとすると、該メモリ40の出力端子41に
は、位相検波出力θが得られる。 θ=tan-1{(Q2の大きさ)/(I2の大きさ)} ・・・(1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の位相検波器では、次のような課題があった。
成の位相検波器では、次のような課題があった。
【0008】従来の位相検波器では、図3のベクトルの
軌跡をみて理解できるように、振幅ならびに位相が大幅
に変わっている。実際の通信装置では、更に雑音が相加
されるので、振幅変動成分が更に大きくなる。位相検波
出力θの分解精度を1゜程度にすると、ディジタル信号
I2,Q2はそれぞれn=14ビットの幅が必要で、該
位相検波出力θが9ビットの大きさになる。従って、メ
モリ40の記憶容量は次式(2)のようになる。 228×9=2.4×109 ビット ・・・(2) このように、位相偏移変調信号Sinを基準搬送波S2
0で検波するメモリ40を利用した従来の位相検波器
は、メモリ40に予め記憶しておいたデータを読出すこ
とによって移送検波出力θを出力するようにしているの
で、動作速度が速いという利点を有する反面、該メモリ
40の規模が非常に大きくなるので、経済性及び実現性
の面で大きな困難性がある。
軌跡をみて理解できるように、振幅ならびに位相が大幅
に変わっている。実際の通信装置では、更に雑音が相加
されるので、振幅変動成分が更に大きくなる。位相検波
出力θの分解精度を1゜程度にすると、ディジタル信号
I2,Q2はそれぞれn=14ビットの幅が必要で、該
位相検波出力θが9ビットの大きさになる。従って、メ
モリ40の記憶容量は次式(2)のようになる。 228×9=2.4×109 ビット ・・・(2) このように、位相偏移変調信号Sinを基準搬送波S2
0で検波するメモリ40を利用した従来の位相検波器
は、メモリ40に予め記憶しておいたデータを読出すこ
とによって移送検波出力θを出力するようにしているの
で、動作速度が速いという利点を有する反面、該メモリ
40の規模が非常に大きくなるので、経済性及び実現性
の面で大きな困難性がある。
【0009】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、メモリの規模が大きくなって経済性及び実現性
の面で困難性があるという点について解決した位相検波
器を提供するものである。
として、メモリの規模が大きくなって経済性及び実現性
の面で困難性があるという点について解決した位相検波
器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は前記課題を
解決するために、基準搬送波で位相偏移変調信号を直交
検波して互いに直交した同相成分信号と直交成分信号を
出力する直交検波器と、前記同相成分信号と直交成分信
号の大きさに応じた前記基準搬送波と位相偏移変調信号
の位相差を記憶するメモリとを備え、前記同相成分信号
及び直交成分信号をA/D変換し、そのディジタル信号
をアドレスとして前記メモリから位相検波出力を読出す
位相検波器において、前記直交検波器の入力側にリミッ
タを設けている。このリミッタは、位相偏移変調信号を
振幅制限して振幅変動成分を除去した信号を直交検波器
へ入力する機能を有している。
解決するために、基準搬送波で位相偏移変調信号を直交
検波して互いに直交した同相成分信号と直交成分信号を
出力する直交検波器と、前記同相成分信号と直交成分信
号の大きさに応じた前記基準搬送波と位相偏移変調信号
の位相差を記憶するメモリとを備え、前記同相成分信号
及び直交成分信号をA/D変換し、そのディジタル信号
をアドレスとして前記メモリから位相検波出力を読出す
位相検波器において、前記直交検波器の入力側にリミッ
タを設けている。このリミッタは、位相偏移変調信号を
振幅制限して振幅変動成分を除去した信号を直交検波器
へ入力する機能を有している。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
リミッタで振幅変動成分を除去した信号を入力とする前
記直交検波器の同相成分信号または直交成分信号のいず
れか一方の極性を判別してそれに応じた極性判別信号を
出力する極性判別器を設けている。更に、前記同相成分
信号または直交成分信号のいずれか他方のA/D変換後
のディジタル信号と、前記極性判別信号とを、アドレス
として前記メモリから位相検波出力を読出す構成にして
いる。
リミッタで振幅変動成分を除去した信号を入力とする前
記直交検波器の同相成分信号または直交成分信号のいず
れか一方の極性を判別してそれに応じた極性判別信号を
出力する極性判別器を設けている。更に、前記同相成分
信号または直交成分信号のいずれか他方のA/D変換後
のディジタル信号と、前記極性判別信号とを、アドレス
として前記メモリから位相検波出力を読出す構成にして
いる。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、以上のように位相検波器
を構成したので、直交検波器に入力する位相偏移変調信
号をリミッタによって振幅制限し、該位相偏移変調信号
を振幅変動成分をなくして位相変動成分のみとする。こ
れにより、メモリの記憶容量の削減化が図れる。
を構成したので、直交検波器に入力する位相偏移変調信
号をリミッタによって振幅制限し、該位相偏移変調信号
を振幅変動成分をなくして位相変動成分のみとする。こ
れにより、メモリの記憶容量の削減化が図れる。
【0013】第2の発明によれば、第1の発明と同様
に、直交検波器に入力する位相偏移変調信号をリミッタ
によって振幅制限し、該位相偏移変調信号を振幅変動成
分をなくして位相変動成分のみとする。更に、直交検波
出力のいずれか一方を極性判別器により極性判別し、該
極性判別信号と、他方のディジタル信号に変換された直
交検波出力とを、アドレスとしてメモリに加える。する
と、そのアドレス入力に対応した位相検波出力が、メモ
リから読出される。これにより、メモリの記憶容量をよ
り小さくすることが可能となる。従って、前記課題を解
決できるのである。
に、直交検波器に入力する位相偏移変調信号をリミッタ
によって振幅制限し、該位相偏移変調信号を振幅変動成
分をなくして位相変動成分のみとする。更に、直交検波
出力のいずれか一方を極性判別器により極性判別し、該
極性判別信号と、他方のディジタル信号に変換された直
交検波出力とを、アドレスとしてメモリに加える。する
と、そのアドレス入力に対応した位相検波出力が、メモ
リから読出される。これにより、メモリの記憶容量をよ
り小さくすることが可能となる。従って、前記課題を解
決できるのである。
【0014】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す位相検波器の構成
ブロック図であり、従来の図2中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この位相検波器では、従
来の図2の位相検波器において、入力端子1と直交検波
器10の入力側との間に、リミッタ50が接続されてい
る点のみが異なっている。このリミッタ50は、入力端
子1から入力される位相偏移変調信号Sinを振幅制限
し、該位相偏移変調信号Sinから振幅変動成分をなく
して位相変動成分のみとし、その信号を直交検波器10
へ与える機能を有している。
ブロック図であり、従来の図2中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この位相検波器では、従
来の図2の位相検波器において、入力端子1と直交検波
器10の入力側との間に、リミッタ50が接続されてい
る点のみが異なっている。このリミッタ50は、入力端
子1から入力される位相偏移変調信号Sinを振幅制限
し、該位相偏移変調信号Sinから振幅変動成分をなく
して位相変動成分のみとし、その信号を直交検波器10
へ与える機能を有している。
【0015】図1中のQ3は検波回路11から出力され
る直交成分信号、I3は検波回路12から出力される同
相成分信号である。そして、メモリ40には、直交成分
信号Q3の大きさと同相成分信号I3の極性をアドレス
として、次式(3)に示す内容のデータが記憶されてい
る。 θ=tan-1{(Q3の大きさ)/(I3の大きさ)} ・・・(3) このような構成の位相検波器の動作を、図4を参照しつ
つ、説明する。図4は、図3と同様な表現形式の図1の
動作説明図であり、横軸に同相成分信号I3、縦軸に直
交成分信号Q3がそれぞれとられている。
る直交成分信号、I3は検波回路12から出力される同
相成分信号である。そして、メモリ40には、直交成分
信号Q3の大きさと同相成分信号I3の極性をアドレス
として、次式(3)に示す内容のデータが記憶されてい
る。 θ=tan-1{(Q3の大きさ)/(I3の大きさ)} ・・・(3) このような構成の位相検波器の動作を、図4を参照しつ
つ、説明する。図4は、図3と同様な表現形式の図1の
動作説明図であり、横軸に同相成分信号I3、縦軸に直
交成分信号Q3がそれぞれとられている。
【0016】変調された位相偏移変調信号Sinを入力
端子1に入力すると、該位相偏移変調信号Sinはリミ
ッタ50によって振幅制限され、その振幅制限された入
力信号が直交検波器10内の検波回路11,12へ送ら
れる。検波回路11では、基準信号発生器20から発生
する基準搬送波S20を90゜移相回路13で90゜位
相をシフトした基準搬送波を用い、リミッタ50からの
位相偏移変調信号を検波して直交成分信号Q3を出力す
る。検波回路12は、基準信号発生器20からの基準搬
送波S20を用い、リミッタ50からの位相偏移変調信
号を検波して同相成分信号I3を出力する。
端子1に入力すると、該位相偏移変調信号Sinはリミ
ッタ50によって振幅制限され、その振幅制限された入
力信号が直交検波器10内の検波回路11,12へ送ら
れる。検波回路11では、基準信号発生器20から発生
する基準搬送波S20を90゜移相回路13で90゜位
相をシフトした基準搬送波を用い、リミッタ50からの
位相偏移変調信号を検波して直交成分信号Q3を出力す
る。検波回路12は、基準信号発生器20からの基準搬
送波S20を用い、リミッタ50からの位相偏移変調信
号を検波して同相成分信号I3を出力する。
【0017】直交成分信号Q3と同相成分信号I3は、
A/D変換器31,32でそれぞれディジタル信号に変
換された後、メモリ40のアドレス信号入力端子に加え
られる。このメモリ40には、予め(3)式のデータが
記憶されているため、アドレス入力に応じた位相検波出
力θを出力端子41から出力する。
A/D変換器31,32でそれぞれディジタル信号に変
換された後、メモリ40のアドレス信号入力端子に加え
られる。このメモリ40には、予め(3)式のデータが
記憶されているため、アドレス入力に応じた位相検波出
力θを出力端子41から出力する。
【0018】ここで、直交検波出力である直交成分信号
Q3及び同相成分信号I3は、図4に示すように、該直
交成分信号Q3と同相成分信号I3のベクトルの軌跡が
半径を1とする円となる。この軌跡上の点aは、同相成
分iと直交成分qで表現され、次式(4)の関係とな
る。 (i2 +q2 )0.5 =1 ・・・(4) 同相成分信号I3及び直交成分信号Q3は、それぞれ位
相角が1゜の分解能で表現できるようにすると、それぞ
れ7ビットあればよい。そのため、A/D変換器31,
32は7ビットの分解能があればよく、更にそのA/D
変換器出力をアドレス入力とするメモリ40は、14ビ
ットのアドレス空間があればよい。出力端子41に得る
位相検波出力θを9ビットで表現すると、214×9ビッ
ト(約1.5×105 ビット)の記憶容量があればよ
い。
Q3及び同相成分信号I3は、図4に示すように、該直
交成分信号Q3と同相成分信号I3のベクトルの軌跡が
半径を1とする円となる。この軌跡上の点aは、同相成
分iと直交成分qで表現され、次式(4)の関係とな
る。 (i2 +q2 )0.5 =1 ・・・(4) 同相成分信号I3及び直交成分信号Q3は、それぞれ位
相角が1゜の分解能で表現できるようにすると、それぞ
れ7ビットあればよい。そのため、A/D変換器31,
32は7ビットの分解能があればよく、更にそのA/D
変換器出力をアドレス入力とするメモリ40は、14ビ
ットのアドレス空間があればよい。出力端子41に得る
位相検波出力θを9ビットで表現すると、214×9ビッ
ト(約1.5×105 ビット)の記憶容量があればよ
い。
【0019】従って、本実施例では、従来の位相検波器
に比べ、メモリ40の規模を大幅に小さくでき、それに
よって経済性、実現性、及び物理的大きさの面で有効で
ある。しかも、従来の位相検波器にリミッタ50を付加
するのみでよいため、回路構成をそれほど複雑化及び増
大させることなく、前記のような利点が得られる。
に比べ、メモリ40の規模を大幅に小さくでき、それに
よって経済性、実現性、及び物理的大きさの面で有効で
ある。しかも、従来の位相検波器にリミッタ50を付加
するのみでよいため、回路構成をそれほど複雑化及び増
大させることなく、前記のような利点が得られる。
【0020】第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例を示す位相検波器の構成
ブロック図であり、第1の実施例の図1と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この位相検波器が第1の
実施例と異なる点は、図1のA/D変換器32に代えて
極性判別器52を設けたことである。この極性判別器5
2は、基準信号を用い、検波回路12から出力される同
相成分信号I3の正負の極性を判別し、それに応じた極
性判別信号をメモリ40のアドレス信号入力端子へ加え
る回路であり、通常この機能はA/D変換器31内にも
設けられている。
ブロック図であり、第1の実施例の図1と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この位相検波器が第1の
実施例と異なる点は、図1のA/D変換器32に代えて
極性判別器52を設けたことである。この極性判別器5
2は、基準信号を用い、検波回路12から出力される同
相成分信号I3の正負の極性を判別し、それに応じた極
性判別信号をメモリ40のアドレス信号入力端子へ加え
る回路であり、通常この機能はA/D変換器31内にも
設けられている。
【0021】このような位相検波器の動作を、図6を参
照しつつ説明する。図6は、図4と同様な表現形式の図
5の動作説明図であり、横軸に同相成分信号I3、縦軸
に直交成分信号Q3がとられている。
照しつつ説明する。図6は、図4と同様な表現形式の図
5の動作説明図であり、横軸に同相成分信号I3、縦軸
に直交成分信号Q3がとられている。
【0022】位相偏移変調信号Sinが入力端子1に入
力されると、その位相偏移変調信号Sinがリミッタ5
0で振幅制限された後、基準搬送波S20を入力とする
直交検波器10で直交検波され、検波回路11,12か
らそれぞれ直交成分信号Q3及び同相成分信号I3が出
力される。
力されると、その位相偏移変調信号Sinがリミッタ5
0で振幅制限された後、基準搬送波S20を入力とする
直交検波器10で直交検波され、検波回路11,12か
らそれぞれ直交成分信号Q3及び同相成分信号I3が出
力される。
【0023】直交成分信号Q3は、A/D変換器31で
ディジタル信号に変換された後、メモリ40のアドレス
信号入力端子に入力される。一方、同相成分信号I3
は、極性判別器52で極性判別され、その極性判別信号
がメモリ40のアドレス信号入力端子に入力される。メ
モリ40には、(3)式のデータが記憶されているた
め、アドレス入力に応じた位相検波出力θを出力端子4
1より出力する。
ディジタル信号に変換された後、メモリ40のアドレス
信号入力端子に入力される。一方、同相成分信号I3
は、極性判別器52で極性判別され、その極性判別信号
がメモリ40のアドレス信号入力端子に入力される。メ
モリ40には、(3)式のデータが記憶されているた
め、アドレス入力に応じた位相検波出力θを出力端子4
1より出力する。
【0024】ここで、直交検波器10の検波出力である
直交成分信号Q3と同相成分信号I3は、図6に示すよ
うに、該同相成分信号I3と直交成分信号Q3のベクト
ルの軌跡が半径を1とする円となる。この軌跡上の点a
1は図4の点aに対応するもので、この点a1は同相成
分iと直交成分qで表現され、(4)式の関係となる。
この点a1の直交成分qと等しい大きさの直交成分を示
す点は点a2となる。この二つの点a1,a2を区別す
るためには、同相成分iの極性だけである。そのため、
前記(4)式の性質と同相成分を量子化し、その大きさ
と直交成分を極性判別すれば、直交検波器10の直交検
波出力が、図6に示すベクトルの軌跡のどの位置にある
のかがディジタル的に表現できる。よって、直交成分信
号Q3をA/D変換器31でディジタル信号に変換し、
同相成分信号I3を極性判別器52によって極性判別
し、該A/D変換器31及び極性判別器52の両出力を
メモリ40のアドレス信号として加えると、位相検波器
として動作する。
直交成分信号Q3と同相成分信号I3は、図6に示すよ
うに、該同相成分信号I3と直交成分信号Q3のベクト
ルの軌跡が半径を1とする円となる。この軌跡上の点a
1は図4の点aに対応するもので、この点a1は同相成
分iと直交成分qで表現され、(4)式の関係となる。
この点a1の直交成分qと等しい大きさの直交成分を示
す点は点a2となる。この二つの点a1,a2を区別す
るためには、同相成分iの極性だけである。そのため、
前記(4)式の性質と同相成分を量子化し、その大きさ
と直交成分を極性判別すれば、直交検波器10の直交検
波出力が、図6に示すベクトルの軌跡のどの位置にある
のかがディジタル的に表現できる。よって、直交成分信
号Q3をA/D変換器31でディジタル信号に変換し、
同相成分信号I3を極性判別器52によって極性判別
し、該A/D変換器31及び極性判別器52の両出力を
メモリ40のアドレス信号として加えると、位相検波器
として動作する。
【0025】同相成分信号I3または直交成分信号Q3
で位相角が1゜の分解能で表現できるようにすると、そ
れぞれ7ビットあればよい。そのため、A/D変換器3
1は7ビットの分解能があればよく、更にそのA/D変
換器出力をアドレス入力とするメモリ40は、他方の同
相成分信号I3または直交成分信号Q3の極性ビットの
合計8ビットのアドレス空間があればよい。出力端子4
1に得る位相検波出力θを9ビットで表現すると、28
×9ビットの記憶容量があればよい。
で位相角が1゜の分解能で表現できるようにすると、そ
れぞれ7ビットあればよい。そのため、A/D変換器3
1は7ビットの分解能があればよく、更にそのA/D変
換器出力をアドレス入力とするメモリ40は、他方の同
相成分信号I3または直交成分信号Q3の極性ビットの
合計8ビットのアドレス空間があればよい。出力端子4
1に得る位相検波出力θを9ビットで表現すると、28
×9ビットの記憶容量があればよい。
【0026】従って、この第2の実施例の位相検波器
は、第1の実施例のものよりもメモリ40の記憶容量が
大幅に小さくてよく、経済性、実現性、及び物理的大き
さの面で有効性がより向上する。しかも、この第2の実
施例では、第1の実施例のA/D変換器32に代えて極
性判別器52を設けており、その極性判別器52はA/
D変換器32よりも回路構成が簡単であるため、第1の
実施例よりも回路規模を小さくできる。
は、第1の実施例のものよりもメモリ40の記憶容量が
大幅に小さくてよく、経済性、実現性、及び物理的大き
さの面で有効性がより向上する。しかも、この第2の実
施例では、第1の実施例のA/D変換器32に代えて極
性判別器52を設けており、その極性判別器52はA/
D変換器32よりも回路構成が簡単であるため、第1の
実施例よりも回路規模を小さくできる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a)図5において、A/D変換器31を同相成分信号
I3側に、極性判別器52を直交成分信号Q3側に設け
ても、第2の実施例と同様の作用・効果が得られる。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a)図5において、A/D変換器31を同相成分信号
I3側に、極性判別器52を直交成分信号Q3側に設け
ても、第2の実施例と同様の作用・効果が得られる。
【0028】(b)図2及び図5において、検波性能の
向上を図るために他の回路等を付加する等、種々の変形
が可能である。
向上を図るために他の回路等を付加する等、種々の変形
が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、リミッタによって位相偏移変調信号を振幅制
限し、該位相偏移変調信号を振幅変動成分をなくして位
相変動成分のみとし、それを直交変換器で直交変換する
ようにしたので、回路構成を複雑にすることなく、経済
性、実現性、及び物理的大きさの面で有効である。
によれば、リミッタによって位相偏移変調信号を振幅制
限し、該位相偏移変調信号を振幅変動成分をなくして位
相変動成分のみとし、それを直交変換器で直交変換する
ようにしたので、回路構成を複雑にすることなく、経済
性、実現性、及び物理的大きさの面で有効である。
【0030】第2の発明によれば、直交検波出力のいず
れか一方を極性判別器によって極性判別し、その極性判
別信号と他方のディジタル化された直交検波出力とをア
ドレス信号としてメモリに加え、該メモリから位相検波
出力を読出すようにしたので、第1の発明に比べてより
回路構成が簡単になり、しかもメモリの記憶容量をより
小さくでき、それによって経済性、実現性、及び物理的
大きさの面でより有効である。
れか一方を極性判別器によって極性判別し、その極性判
別信号と他方のディジタル化された直交検波出力とをア
ドレス信号としてメモリに加え、該メモリから位相検波
出力を読出すようにしたので、第1の発明に比べてより
回路構成が簡単になり、しかもメモリの記憶容量をより
小さくでき、それによって経済性、実現性、及び物理的
大きさの面でより有効である。
【図1】本発明の第1の実施例を示す位相検波器の構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来の位相検波器の構成ブロック図である。
【図3】図2の直交検波出力波形図である。
【図4】図1の動作説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す位相検波器の構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】図5の動作説明図である。
10 直交検波器 11,12 検波回路 13 90゜移相回路 20 基準信号発生器 31,32 A/D変換器 40 メモリ 50 リミッタ 52 極性判別器
Claims (2)
- 【請求項1】 基準搬送波で位相偏移変調信号を互いに
90゜位相シフトした関係で直交検波して互いに直交し
た同相成分信号と直交成分信号を出力する直交検波器
と、前記同相成分信号と直交成分信号の大きさに応じた
前記基準搬送波と位相偏移変調信号の位相差を記憶する
メモリとを備え、前記同相成分信号及び直交成分信号を
アナログ/ディジタル変換し、そのディジタル信号をア
ドレスとして前記メモリから位相検波出力を読出す位相
検波器において、 前記位相偏移変調信号を振幅制限して振幅変動成分を除
去した信号を前記直交検波器へ入力するリミッタを、設
けたことを特徴とする位相検波器。 - 【請求項2】 請求項1記載の位相検波器において、 前記リミッタで振幅変動成分を除去した信号を入力とす
る前記直交検波器の同相成分信号または直交成分信号の
いずれか一方の極性を判別してそれに応じた極性判別信
号を出力する極性判別器を設け、 前記同相成分信号または直交成分信号のいずれか他方の
アナログ/ディジタル変換後のディジタル信号と、前記
極性判別信号とを、アドレスとして前記メモリから位相
検波出力を読出す構成にしたことを特徴とする位相検波
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25664691A JPH05103025A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 位相検波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25664691A JPH05103025A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 位相検波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05103025A true JPH05103025A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17295503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25664691A Pending JPH05103025A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 位相検波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05103025A (ja) |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25664691A patent/JPH05103025A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980526 |