JPH0510314A - 締結方法および締結装置 - Google Patents

締結方法および締結装置

Info

Publication number
JPH0510314A
JPH0510314A JP16190291A JP16190291A JPH0510314A JP H0510314 A JPH0510314 A JP H0510314A JP 16190291 A JP16190291 A JP 16190291A JP 16190291 A JP16190291 A JP 16190291A JP H0510314 A JPH0510314 A JP H0510314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
clamper
heating
members
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16190291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadakatsu Maruyama
忠克 丸山
Toshiji Kikuchi
利治 菊池
Takahiko Mio
堯彦 三尾
Kazutomi Oka
和富 岡
Morihiko Yano
守彦 谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neturen Co Ltd
Awaji Sangyo KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Neturen Co Ltd
Awaji Sangyo KK
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Neturen Co Ltd, Awaji Sangyo KK, Nippon Steel Corp filed Critical Neturen Co Ltd
Priority to JP16190291A priority Critical patent/JPH0510314A/ja
Publication of JPH0510314A publication Critical patent/JPH0510314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、形状記憶合金製継手でパイプや棒
等の部材を締結する際に、継手と部材を正しい位置関係
に設定し、かつ継手を加熱して収縮させる間に位置ずれ
が生じないようにクランプしながら加熱するための方法
と装置を提供することを目的とする。 【構成】 締結する両部材と継手の3点をそれぞれ固定
できるクランプ機構と、これに組み合せて使用できる加
熱機構とで構成し、部材と継手の位置関係が適正になる
ように調節した上で、これらをクランプ機構で固定した
ままの状態で、加熱機構によって継手部分を加熱できる
ようにした。 【効果】 形状記憶合金継手の締結に必要な加熱作業中
には、継手と締結すべき部材との位置関係が観察できな
くなるので、施工者は加熱中に位置ずれが生じないよう
に細心の注意を払うことが要求された。本発明により位
置ずれの心配が不要になったので、作業負荷が著しく軽
減された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプや棒等の部材を、
加熱によって内径が収縮する筒状の形状記憶合金製の継
手によって締結する際の、締結方法並びに締結装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パイプや棒等の部材を接続する方法の一
つとして、筒状に形成した形状記憶合金の継手に前記部
材を挿入し、形状記憶合金の形状回復温度以上に加熱し
て継手内径を収縮させて締結する方法がある。継手を何
度まで加熱するかは使用する形状記憶合金の種類によっ
て異なるが、一般的には100℃から400℃程度の範
囲が普通である。
【0003】継手を収縮させるための加熱の方法にも色
々あり、電気加熱ヒーター(例えば特開平2−2780
92号公報)や通電加熱(例えば特開平2−27809
1号公報)を利用したもの等、幅広い検討が行われてい
る。しかし特にパイプの接続の場合がそうであるが、接
続は限られたスペースの中で短時間で行えることが必要
である。このような条件を満たすものとして、本発明者
らは、先に加熱速度の速い誘導加熱法を採用した継手加
熱装置を提案した(実開平2−20294号公報)。電
源容量を100Vコンセントの利用可能な1KW程度に
限定しても、この誘導加熱式の継手加熱装置によれば、
サイズ15Aのパイプ用の継手を1分以内の短時間で3
00℃程度に加熱することが可能である。
【0004】ところで形状記憶合金製継手で部材を締結
する場合には、締結する二つの部材と継手との相対的な
位置関係が正確に維持されることが必要である。特殊な
場合を別にすれば、締結しようとする両部材がそれぞれ
半分ずつ均等に継手内に挿入された状態で継手を収縮さ
せて固定することが望ましい。このような適正な差込み
状態を実現するために、形状記憶合金製継手を用いた通
常の締結作業においては、例えば締結しようとする部材
の端面から、継手内に挿入すべき適正長さ部分を示す位
置にマーク付けを行って、部材の必要な長さが継手内に
確実に挿入されることを確認する等の配慮が払われるの
が普通である。このような対策は、配管施工作業者の注
意力に全面的に依存することになるから、施工者に対し
て過度の精神的負担を強いるものであり、最終的な解決
策となり得るものでないことは明らかである。しかも継
手と部材が適正な位置で一時的にセットされたとしても
なお、締結のために加熱されている間に正常な位置から
動いてしまうということが起こりがちであった。すなわ
ち作業者がいかに注意深く作業を行ったとしても、継手
が締結しようとする二つの部材に対して片寄った位置で
収縮して両部材を固定してしまうという不都合の生じる
ことを、完全に避けることは不可能であった。
【0005】継手が適正な位置から大きく外れて、締結
部の外観から異常であることを発見できる場合はその部
分の締結をやり直すことが可能であるが、位置のずれが
わずかな場合には見かけ上は締結が正常なように見誤る
虞が多分にある。このような不良締結部が発見できずに
見過ごされてしまうと、実際に配管が使用されはじめて
内圧が付加されるようになって漏れを生じることにな
り、配管系のみではなく周辺に設置されている装置や建
屋全体にまで大きな障害を引き起こす極めて重大な事態
に発展する心配が常に付きまとう。
【0006】形状記憶合金製の継手は、本質的にパイプ
や棒等の締結しようとする部材よりも大きめに作る必要
があり、加熱して収縮させる前の状態では、継手の中に
挿入された部材が継手内部で動き得る余地を持ってしま
うのは避けることができない。しかもいったん継手の中
に差し込まれた部材は、その先端位置が継手のどこにあ
るかを外部から確認することはできない。適正差込み長
さを確保するためには差し込む前の部材に印を付けて、
その印のところまで正確に差しこまれているかどうかを
確認するのが唯一の実用的な手段である。しかしこのよ
うな配慮をしてもなお、前述のように、その後の加熱作
業中に継手の位置が動いてしまうのを防止することがで
きないのである。
【0007】加熱中の継手の位置ずれを避けるための方
法として、形状記憶合金製継手の端面近傍の内面側に溝
を設けて仮固定リングを組み込み、パイプを継手に差し
込んだ時の配管部材と継手との間を仮固定する役割を持
たせる提案がなされている(特開平2−286991号
公報)。しかしながらこの継手は、いったん加熱されて
形状記憶合金本来の収縮力でパイプを固定してしまえば
不要になる仮固定リングを一次的な仮固定のためだけに
組み込んだものとなり、継手の製造コストを大幅に上昇
させることから、必ずしも広く受け入れられるものとは
なっていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べたように、
形状記憶合金製継手でパイプもしくは棒等の部材を締結
するときに、使用する継手が締結しようとする二つの部
材に対して適正な位置に保たれたままで加熱されること
が必要である。また、加熱中に継手の位置が適正な状態
で保たれるための配慮は、すでに提案のあるような個々
の継手側の機能として付け加える方法ではなく、加熱の
ために使用する装置側に受け持たせることができれば、
低コストで狙いを実現することが可能になると思われ
る。本発明の目的は、形状記憶合金製継手を加熱するた
めの加熱装置の方に、締結しようとするパイプもしくは
棒等の部材と継手を完全に位置決めして仮固定できるよ
うな機能を持たせた締結方法と装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、パイプ、棒等
の2部材を、前記2部材の外径より小さい内径を予め記
憶させた後に拡径されて前記部材が差し込めるように製
作された形状記憶合金製の継手を用いて締結するに際
し、所定間隔を隔てた第1クランパーと第2クランパー
によって前記2部材の各々を仮固定するとともに、仮固
定された前記2部材に対する相対的な位置関係を特定し
て継手を仮固定するための第3のクランパーによって継
手を仮固定した後、加熱装置を前記第1クランパーと第
2クランパーとの間に収容して、前記継手を加熱するこ
とによって継手内径を収縮させて前記2部材を締結する
ことを特徴とする締結方法、並びにパイプ、棒等の2部
材を接続するための形状記憶合金製継手の締結のための
装置であって、パイプ、棒等の2部材各々と継手とを位
置決めして仮固定するクランプ機構と継手を加熱するた
めの加熱機構とからなり、クランプ機構は、締結しよう
とする一方側の部材を仮固定する第1クランパーと締結
する他方側の部材を仮固定する第2クランパー、および
該第1クランパーと第2クランパーとを所定間隔を隔て
て保持する連結材とで構成するとともに、継手の適正位
置に相当する部分に切込みを有しかつ待機位置と継手固
定位置の二つの状態を移動可能な第3のクランパーを持
ってなり、加熱機構は前記クランプ機構の第1および第
2クランパーの間に着脱可能に収容したことを特徴とす
る締結装置、を要旨とするものである。
【0010】ただし前記装置において、第1、第2クラ
ンパーの少なくとも一方に、継手端面が突き当たる止め
を設けることによって継手を位置決め・仮固定する第3
クランパーとしての機能を持たせた実施形態、並びにク
ランプ機構に対して加熱機構を組み合わせる方法とし
て、クランプ機構側に設けた溝に沿って加熱機構を挿入
する方式や、加熱機構の第1、第2加熱部を開閉可能に
構成して開口状態でクランプ機構に組み合わせた後噛み
合わせた状態で加熱する方式としても差し支えない。さ
らに加熱機構の加熱方式としては、抵抗線加熱方式や誘
導加熱方式等、既存の方法を二つ割り等の分割方式とし
てクランプ機構に組み合わせ可能に構成したものを利用
することができる。また加熱方法として継手部分に直接
通電して発熱させる方式を採用することも可能である
が、この場合にはクランパー等の締結部材や継手と直接
接触する部分を電気の非伝導体で構成して、電気が逃げ
ないように配慮することが必要である。
【0011】
【作用】以下本発明について、本発明の装置の一例を示
す図1と、これを用いた継手締結の具体的方法の一例を
示す図2に基づいて説明する。形状記憶合金製継手によ
ってパイプ、棒等の部材を確実に締結するためには、部
材を縦位置で締結する状態もあり得ることを想定する
と、まず基準となる一方の部材の適正位置を締結装置内
の一つのクランパーで仮固定することによって、締結装
置自体を一方の部材と一体化することが有効である。こ
れによって、他方の部材をクランプすべき位置と継手を
配すべき位置が、前記のクランパーで仮固定された側の
部材位置を基準として定められるようになる。このよう
な考え方を実現する一手段が図1の装置の中のクランプ
機構100である。1および2が締結する二つの部材の
各々を仮固定するためのクランパーである。両クランパ
ーは連結材3を介して一体をなすように構成されてい
る。各クランパーは、部材を安定して受けるための切込
み14、24を設けた挟持部12a、22aと、これら
に対向する位置で部材を仮固定する手段11、21(こ
こでは一例としてねじ式の場合を示す)を有する挟持部
12b、22bとで構成され、連結材3には部材先端位
置の目安を与える印0が表示されている。図1の例で
は、継手を適正位置にクランプするための第3のクラン
パー4は、クランプ機構の本体100とは離れた構成を
とっているが、これをクランプ機構100の一部に待機
位置と継手固定位置との間を往復可動なように取り付け
て一体化した構造とすることも当然可能である。また図
上200で示される加熱機構は、ここでは抵抗線ヒータ
ーを成形して二つ割り構造としたものを、前記クランプ
機構100が部材と継手を適正位置に仮固定した後に、
その二つのクランパーの間で継手部分を包込むように組
み合わせて使用するように構成されている。
【0012】次に図2によって締結方法の具体的な手順
について説明する。図2(イ)はクランパー1(第1ク
ランパーと呼ぶ)側に締結しようとする一方の部材P1
を位置合わせして、固定ねじ11を締めて仮固定した状
態である。部材の先端位置は、連結材3上に記されたマ
ーク0を基準にして決めたものである。図2(ロ)は部
材P1に継手Jを差し込んだ状態である。これは最も基
本的なステップを示したものであって、実際上は、部材
P1に予め継手Jを差し込んでしまってから、クランパ
ー1にセットすることも可能である。また図では継手を
差し込んだことによって部材P1の先端が隠れた状態に
なっているが、この点も実際には、部材先端が露出する
程度に継手を深く差し込む方が好ましい場合もある。
【0013】図2(ハ)はもう一方の部材P2をクラン
パー2(第2クランパーと呼ぶ)の固定ねじによって仮
固定した状態である。前段階で継手Jが部材P1に浅く
差し込まれただけの場合には、この部材P2を位置決め
する時に先端を継手に差し込んでしまうようにすること
も可能である。なお、この例では継手JはP1側に先に
挿入された状態で示されているが、継手をP2側に挿入
してセットしてもまったく同じである。
【0014】図2(ニ)は継手を横に移動させ、第3の
クランパー4によって適正位置に位置決めした状態であ
る。この後、継手上に加熱機構200をセットして(図
2(ホ))通電することによって、継手Jが収縮し部材
P1とP2が締結される。以上の例においては、締結す
る部材の内最初にクランプする側の部材の先端位置を、
クランパー上に記された標識を基準にして作業者の手加
減で定めて仮固定する場合を説明した。この標識は図3
の0′のように、必要な時に部材先端のストッパーとし
て機能するような突起状として構成することもできる。
突起0′は通常は図3(イ)のような待機位置に置か
れ、最初の部材をクランパー1で仮固定する直前に同図
(ロ)のような位置に引出し、同図(ハ)のように部材
P1の先端をこれに当てて位置決めを行うようにすれ
ば、より確実な作業が可能になる。部材P1の仮固定が
終わったら再び突起0′を待機位置に戻して、継手Jを
P1に差し込むことにより(図3(ニ))、以下は図2
の(ハ)以降の工程を経て部材P1とP2を締結するこ
とができる。
【0015】形状記憶合金製継手の中には、継手内面中
央部に、差し込んだ部材の先端が当たって位置決めされ
るような当て止めを有するものがある。このような当て
止めのある継手を用いる場合でも、以上の場合と同じよ
うに作業を進めることが不可能ではないが、図4のよう
に、予めクランプ機構の外で二つの締結部材P1および
P2を継手Jの両端に差し込んでしまっておき、その部
材と継手を組み合わせたままでクランプ機構にセットす
ることも可能である。この場合には、部材の両側から軽
く力を与えて、継手内面の当て止めJ1に両部材P1と
P2の先端が確実に達するようにしておけば、部材と継
手の位置関係は自動的に正常な状態に保たれる。したが
って継手を位置決めするためには第3クランパーは必ず
しも使用する必要がないが、継手が加熱機構に対して適
正位置にセットされるためには、継手がクランパーの中
の正規の位置に配置される必要があるから、第3クラン
パーが継手をクランプできる位置にくるように継手を部
材ごと(もしくはクランパー側を)動かして調整したう
えで両部材の仮固定を行うことが必要である。
【0016】
【実施例】
実施例1 先の図1の装置が既に、本発明の最も基本的な機能を具
備した実施例の一つであるが、ここではさらに、本発明
法を確実に実施できる実用的な装置として、図5に示す
具体例について説明する。装置は100として示すクラ
ンプ機構と200として示す加熱機構とからなる。クラ
ンプ機構100は第1クランパー1と第2クランパー
2、およびこれら二つのクランパーを所定間隔を隔てて
保持する連結材3、さらに前記二つのクランパーに可動
な状態で固定された耐熱性絶縁板製の第3クランパー4
とで構成されている。第3クランパーは加熱される継手
に接近するため耐熱性が必要であるが、本実施例1では
加熱機構を後に述べるように誘導加熱方式としたため
に、誘導による直接的な発熱を防止するためにさらに絶
縁性能も有するヘミット板製とした。
【0017】第1クランパー1は、握り部11aと11
bとを把握すると先端方向の一方側の挟持部12aに対
してこれに対抗する他方側挟持部12bが矢印で示され
るように動き、両者間に置いた一方側の部材P1を挟持
することができる。第2クランパーも同様に、握り部2
1aと21bとを把握すると挟持部22aに対してこれ
に対抗する他方側挟持部22bが動き、他方側の部材P
2を挟持することができる。13および23は、各々の
挟持力調節用のノブである。このクランプ機構では、各
クランパー1、2各々の一方側挟持部12aおよび22
aが他方側挟持部12b、22bの先端より所定長さだ
け長く形成されており、それらの内側には締結部材を受
けとめるための切込み14および24が設けられてい
る。また16(図では隠れていて見えない)と26は一
方側挟持部12aおよび22aが対面する側面に形成さ
れている溝であり、本実施例装置の特徴の一つである
が、その作用については後述する。
【0018】第3クランパー4は、第1、第2クランパ
ーで仮固定された締結部材に対して適正な位置で継手を
仮固定するための役割を受け持つ。その平面上には締結
部材の先端位置を明示するための標識0が記されてお
り、かつ適正継手位置に相当する位置には浅い切込み5
が形成されていて、待機状態と継手固定状態の二つの状
態を可動なように、第1・第2クランパーの各一方側狭
持部12aと22aの先端付近に固定されている。
【0019】図5はすでに、締結する二つの部材の内の
一方のP1を第1クランパーが、他方のP2を第2クラ
ンパーが、そしてこれらに対する適正な位置で継手を第
3クランパーが仮固定した状態を表現している。ここに
至るまでの両締結部材P1・P2および継手Jを仮固定
する過程は、固定する手段が異なるだけで、先に図2に
ついて説明したのとまったく同様の手順をとることがで
きる。
【0020】加熱機構200は耐熱性かつ非導電性材中
に渦巻状に巻回した導体を埋め込んでなる平板状の第1
加熱部6aと第2加熱部6b、およびコ字状の枠体7と
これに連結する取っ手8で構成されている。上記コ字状
の枠体7の一方側対向辺71aの対向面に前記第1加熱
部6aが断熱板9aを介して固定され、他方側対向辺7
1bの対向面に前記第2加熱部6bが断熱板9bを介し
て固定されている。第1加熱部6aと第2加熱部6bと
は連結辺71cにより二分割された状態ではあるが、各
々の加熱部6aと6bに埋め込んだ導体(図示せず)
は、前述の実開平2−20294号公報に詳述してある
ごとく、発生する磁束が互いに強めあう電流の流れとな
るような回路構成に接続され、図示しない電源から給電
を受ける設定となっている。
【0021】枠体の一方側対向辺71aと他方側対向辺
71b各々の幅は、クランプ機構100の第1クランパ
ー1と第2クランパー2の間に挿入できる寸法で作られ
ており、この挿入は、先に説明を省略したクランプ機構
の挟持部に設けた溝16・26を使って行われる。また
加熱機構200の取っ手8の立ち上がり部81は、加熱
機構200をクランプ機構100に挿入して前進させる
際の停止位置を規制するために設けたものである。な
お、加熱機構200には締結のための加熱温度を把握す
るための測温器9が付属し、その検出器S(ここでは熱
電対)の先端は測温対象の継手に一定の押圧力を与える
ように図示しないバネを介して取り付けられている。
【0022】加熱機構200は、図5のようにクランプ
機構100が両部材P1・P2並びに継手Jを仮固定し
た後に、矢印で示したようにクランプ機構に差し込んで
使用される。加熱機構200の取っ手8に設けられた立
ち上がり部81によって、加熱機構200をクランプ機
構100の溝に沿って突き当たるまで十分に押し込め
ば、第1・第2加熱部6a・6bは加熱すべき継手Jに
対して適正な位置に自動的に停止させられる。
【0023】実施例2 本発明法を確実に実施できる別な装置例を図6に示す。
締結する部材を仮固定する仕方については先の実施例と
変わらないので、図6には部材と継手は記載せず、装置
のみを描くにとどめた。本実施例2が先の実施例1と異
なる重要な点は、継手をクランプする第3クランパーに
関する部分と加熱機構の加熱方式に関する部分の2点で
あるので、これらに関連のある部分を中心に説明を加え
る。
【0024】まず先の実施例1では第1クランパー1と
第2クランパー2の一方側挟持部先端に移動可能に取り
付けてあった一体ものの第3クランパーを分割し、第1
・第2クランパーの内側に図で41(図6では隠れてい
て見えてない)および42として示すように固定したの
が大きな違いである。またこれに伴って、実施例1では
第3クランパー上にあった部材先端基準位置を示す標識
0を、本実施例2においては連結材3上に表示するよう
に変更した。ここで二つに分割された第3クランパーの
41と42で挟まれた空間の内矩長さが継手の長さにほ
ぼ一致するように作られているので、まず第1クランパ
ーが、締結しようとする一方の部材を標識0を基準とし
て先端位置合わせをしてクランプすると、第3クランパ
ー41の先端は、締結された部材に対して継手を差し込
んだ際の差込み停止位置に相当する位置で待機する形に
なる。そこで次に継手をこの第3クランパー41に突き
当たるまで差込み、続いて締結しようとするもう一方の
部材をこの継手に差し込んでから第2クランパーで部材
をクランプすると、第2クランパー側に固定されている
第3クランパーの分身42が、継手の一端を動かないよ
うに押さえる形になり、継手が加熱中に部材に対して位
置ずれしないように仮固定する役割を果たすことができ
るようになる。
【0025】さらに本実施例2においては加熱機構にも
変更があり、先の例の誘導加熱法に代わって、二つ割に
したバンドヒーターを用いるようにした。すなわち図6
の6a・6bが、バンドヒーターを利用した第1加熱部
・第2加熱部にそれぞれ相当する。またこの例では第1
・第2両加熱部を挟持式の取っ手8a・8bで開閉可能
に対向させているので、前述のクランプ機構100が部
材と継手を適正位置にクランプした状態において継手部
分を覆うように組み合わせることによって、部材と継手
との相対的な位置ずれの起こらない状態で形状記憶合金
製継手を規定温度まで加熱して内径を収縮させることが
でき、適正な締結状態を安定して得ることが可能であ
る。
【0026】なお加熱機構は本実施例2とほぼ同じ構造
で、加熱すべき継手部分に直接電流を流して通電加熱す
る方式を採用することも可能であった。誘導加熱、抵抗
発熱加熱、通電加熱などの加熱方式の選択は、加熱すべ
き継手のサイズや許される所用時間、使用環境などの要
因を考慮して、自由に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、締結しようとするパイプや棒
などの部材を形状記憶合金製継手に差し込み、形状記憶
合金製継手を加熱・収縮させることによって締結する場
合に、締結する部材と継手を適正位置に仮固定したまま
で加熱することができるため、部材と継手の位置関係が
常に正常な状態での締結が実現されるので、継手の性能
が安定する他、施工作業者が部材と継手の位置関係につ
いて過度の注意力を集中させることを要求する必要がな
くなるので精神的負担を軽減でき、正常な締結作業をき
わめて能率的に行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な要素を説明するための装置例
を示す図である。
【図2】本発明方法の標準的な工程を示すための図であ
る。
【図3】標準的な図2の工程の一部を変更した場合の方
法を説明する図である。
【図4】標準的な図2の工程の一部を変更した場合の方
法を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
P1、P2 締結するパイプか棒等の部材 J 形状記憶合金製継手 100 クランプ機構 200 加熱機構 1 第1クランパー 12a 第1クランパーの一方側挟持部 12b 第1クランパーの他方側挟持部 2 第2クランパー 22a 第2クランパーの一方側挟持部 22b 第2クランパーの他方側挟持部 13、23 挟持力調整ノブ 14、24 部材受け用切込み 16、26 加熱機構係止用の溝 3 連結材 4 第3クランパー 41、42 別形態の第3クランパー 5 継手位置決め用切込み 0 締結すべき部材の先端位置を示す標識 0′ 締結すべき部材の先端を位置決めするための突
起 6a 第1加熱部 6b 第2加熱部 7 コ字状枠体 71a、71b 枠体の対向辺 71c 第1・第2加熱部連結辺 8 取っ手 81 加熱機構の差込み限界ストッパー 8a、8b 加熱部を挟持式とする場合の取っ手 9 測温器 S 測温用検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 利治 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社第1技術研究所内 (72)発明者 三尾 堯彦 東京都千代田区神田錦町3−6 淡路産業 株式会社東京支社内 (72)発明者 岡 和富 神奈川県平塚市片岡386−5 (72)発明者 谷野 守彦 神奈川県平塚市四之宮798−2

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ、棒等の2部材を、前記2部材の
    外径より小さい内径を予め記憶させた後に拡径されて前
    記部材が差し込めるように製作された形状記憶合金製の
    継手を用いて締結するに際し、所定間隔を隔てた第1ク
    ランパーと第2クランパーによって前記2部材の各々を
    仮固定するとともに、仮固定された前記2部材に対する
    相対的な位置関係を特定して継手を仮固定するための第
    3のクランパーによって継手を仮固定した後、加熱装置
    を前記第1クランパーと第2クランパーとの間に収容し
    て、前記継手を加熱することによって継手内径を収縮さ
    せて前記2部材を締結することを特徴とする締結方法。
  2. 【請求項2】 加熱機構が、2分割状態の加熱用コイル
    を備え、継手を対向半径方向からそれぞれ誘導加熱する
    ものである請求項1記載の締結方法。
  3. 【請求項3】 パイプ、棒等の2部材を接続するための
    形状記憶合金製継手の締結のための装置であって、パイ
    プ、棒等の2部材各々と継手とを位置決めして仮固定す
    るクランプ機構と継手を加熱するための加熱機構とから
    なり、クランプ機構は、締結しようとする一方側の部材
    を仮固定する第1クランパーと締結する他方側の部材を
    仮固定する第2クランパー、および該第1クランパーと
    第2クランパーとを所定間隔を隔てて保持する連結材と
    で構成するとともに、継手の適正位置に相当する部分に
    切込みを有しかつ待機位置と継手固定位置の二つの状態
    を移動可能な第3のクランパーを持ってなり、加熱機構
    は前記クランプ機構の第1および第2クランパーの間に
    着脱可能に収容したことを特徴とする締結装置。
  4. 【請求項4】 加熱機構が、耐熱性かつ非導電性材中に
    渦巻状に巻回した導体を埋め込んでなる平板状の第1加
    熱部と第2加熱部、および両加熱部を固定する枠体、こ
    れに連結する取っ手によって構成されるとともに、前記
    第1、第2加熱部のそれぞれの導体から発生する磁束が
    互いに強め合うように結線されているものである請求項
    3記載の締結装置。
  5. 【請求項5】 第1クランパーと第2クランパーの少な
    くともいずれか一方に、締結しようとするパイプまたは
    棒に継手を差し込んだ時の適正位置で継手端面を突き当
    たらせるための止めを設けることによって継手を位置決
    め並びに仮固定する第3クランパーとしての機能を合わ
    せ持たせた請求項3記載の締結装置。
  6. 【請求項6】 第1クランパーと第2クランパーの対向
    する内面側に溝を設け、加熱機構の第1、第2加熱部を
    構成する枠体を前記溝に沿って挿入する構成とした請求
    項3記載の締結装置。
  7. 【請求項7】 加熱機構の第1加熱部と第2加熱部とを
    取っ手側の基点を支点として開閉可能に構成し、パイプ
    または棒を仮固定した後のクランプ機構に対して前記加
    熱機構を組み合わせる際には、第1、第2加熱部を開口
    状態で組み合せた後に閉口させることによって継手が仮
    固定されるように構成した請求項3記載の締結装置。
JP16190291A 1991-07-02 1991-07-02 締結方法および締結装置 Pending JPH0510314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190291A JPH0510314A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 締結方法および締結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190291A JPH0510314A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 締結方法および締結装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510314A true JPH0510314A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15744192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16190291A Pending JPH0510314A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 締結方法および締結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510314A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993242A (ja) * 1973-10-09 1984-05-29 レイチエム コーポレーシヨン 継手装置
JPS6282152A (ja) * 1985-10-08 1987-04-15 三井建設株式会社 鉄筋の接続方法およびそれに使用する継手金具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5993242A (ja) * 1973-10-09 1984-05-29 レイチエム コーポレーシヨン 継手装置
JPS6282152A (ja) * 1985-10-08 1987-04-15 三井建設株式会社 鉄筋の接続方法およびそれに使用する継手金具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5352871A (en) System and method for joining plastic materials
US5919387A (en) Inductive systems for bonding and joining pipes
CN109352110A (zh) 超导带材带间接头焊接装置
JPH02199786A (ja) 電気ターミナル及びこれを使用する電気コネクタの製造方法
US4987283A (en) Methods of terminating and sealing electrical conductor means
WO1985000263A1 (en) Flexible autoregulating heater with a latching mechanism
EP0405561A2 (en) Means for terminating and sealing electrical conductors
PL329191A1 (en) Method of and tool for jointing, repairing and maintaining thermally insulated pipings
US2400994A (en) Transformer core
JPH0510314A (ja) 締結方法および締結装置
GB2107078A (en) Jointing devices
JPH0626163U (ja) フラット回路体の端子接続構造
JPH0845727A (ja) 超伝導磁石アセンブリ
US4683361A (en) Brazing apparatus having a dual function heating and eddy current probe coil
TWI236883B (en) Hair perm rod
JPH11118087A (ja) ロケーティングワイヤーの合成樹脂管への配線方法
JP2889548B2 (ja) エレクトロフュージョン継手用クランプ装置
JPH0419494A (ja) 電気融着継手
US4789349A (en) Thermal contraction conductor joint
US4481709A (en) Method of making a coil assembly for hot melt induction heater apparatus
EP0624920B1 (en) Electrical connection
EP0371455B1 (en) Method of joining a plurality of associated pairs of electrical conductors
JPH0661457U (ja) 歯科用の針金を折り曲げるためのペンチ
JPS5935994Y2 (ja) 熱収縮性チユ−ブの収縮用治具
JPS59222048A (ja) 電動機固定子

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960514