JPH0510327A - 超電導軸受装置 - Google Patents
超電導軸受装置Info
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- JPH0510327A JPH0510327A JP3180582A JP18058291A JPH0510327A JP H0510327 A JPH0510327 A JP H0510327A JP 3180582 A JP3180582 A JP 3180582A JP 18058291 A JP18058291 A JP 18058291A JP H0510327 A JPH0510327 A JP H0510327A
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- pellets
- peripheral surface
- permanent magnet
- superconducting bearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/0408—Passive magnetic bearings
- F16C32/0436—Passive magnetic bearings with a conductor on one part movable with respect to a magnetic field, e.g. a body of copper on one part and a permanent magnet on the other part
- F16C32/0438—Passive magnetic bearings with a conductor on one part movable with respect to a magnetic field, e.g. a body of copper on one part and a permanent magnet on the other part with a superconducting body, e.g. a body made of high temperature superconducting material such as YBaCuO
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】品質の安定した超電導軸受リング14を得る。
又、酸化物超電導材料製のペレット15、15に水分が
吸収されたり、或はこのペレット15、15内の酸素が
離脱する事で、超電導性が損なわれるのを防止する。 【構成】回転軸5に永久磁石9を固定している。この永
久磁石9に対向して超電導軸受リング14を設けてい
る。超電導軸受リング14に配置した超電導材製の複数
のペレット15、15を、ハウジング10の冷却剤溜り
13内の液体窒素により冷却し、超電導状態とする。上
記ペレット15、15の支承面を、非磁性且つ非透水性
の皮膜17により覆う。
又、酸化物超電導材料製のペレット15、15に水分が
吸収されたり、或はこのペレット15、15内の酸素が
離脱する事で、超電導性が損なわれるのを防止する。 【構成】回転軸5に永久磁石9を固定している。この永
久磁石9に対向して超電導軸受リング14を設けてい
る。超電導軸受リング14に配置した超電導材製の複数
のペレット15、15を、ハウジング10の冷却剤溜り
13内の液体窒素により冷却し、超電導状態とする。上
記ペレット15、15の支承面を、非磁性且つ非透水性
の皮膜17により覆う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る超電導軸受装置
は、超高速で回転する回転軸を、非接触状態で支承する
為に利用する。
は、超高速で回転する回転軸を、非接触状態で支承する
為に利用する。
【0002】
【従来の技術】超高速で回転する回転軸は、滑り軸受や
転がり軸受等の通常の軸受装置では支持出来ず、上記回
転軸を非接触状態で支持する必要がある。この様に、回
転軸を非接触状態で支持する為の軸受装置として近年、
超電導体のピン止め効果を利用して、回転軸を浮上状態
のまま支持する超電導軸受装置が研究されている。
転がり軸受等の通常の軸受装置では支持出来ず、上記回
転軸を非接触状態で支持する必要がある。この様に、回
転軸を非接触状態で支持する為の軸受装置として近年、
超電導体のピン止め効果を利用して、回転軸を浮上状態
のまま支持する超電導軸受装置が研究されている。
【0003】図4〜5は、従来から提案されている超電
導軸受装置の内、『1991年度春季低温工学・超電導
学会講演概要集』の第18頁に記載されたものを示して
いる。
導軸受装置の内、『1991年度春季低温工学・超電導
学会講演概要集』の第18頁に記載されたものを示して
いる。
【0004】この従来から知られている超電導軸受装置
は、スラスト方向の軸受を目的としたもので、原理を表
わした図4に示す様に、円環状の永久磁石1に複数の超
電導材製のペレット2、2を対向させる事で構成され
る。上記永久磁石1及びペレット2、2は、それぞれ銅
製の円板3、4内に埋め込まれている。又、イットリウ
ム系の酸化物超電導材(例えばYBa2Cu3Ox )により造ら
れたペレット2、2は同心円状に配置し、上記永久磁石
1に対向させている。
は、スラスト方向の軸受を目的としたもので、原理を表
わした図4に示す様に、円環状の永久磁石1に複数の超
電導材製のペレット2、2を対向させる事で構成され
る。上記永久磁石1及びペレット2、2は、それぞれ銅
製の円板3、4内に埋め込まれている。又、イットリウ
ム系の酸化物超電導材(例えばYBa2Cu3Ox )により造ら
れたペレット2、2は同心円状に配置し、上記永久磁石
1に対向させている。
【0005】上記ペレット2、2を埋め込んだ円板4を
冷却する事で、各ペレット2、2を超電導状態とすれ
ば、各ペレット2、2と永久磁石1との間に働くピン止
め効果により、上記各ペレット2、2と永久磁石1との
距離が変化しなくなる。即ち、各ペレット2、2が超電
導状態になると、上記永久磁石1から出た磁束が各ペレ
ット2、2内にトラップされる。
冷却する事で、各ペレット2、2を超電導状態とすれ
ば、各ペレット2、2と永久磁石1との間に働くピン止
め効果により、上記各ペレット2、2と永久磁石1との
距離が変化しなくなる。即ち、各ペレット2、2が超電
導状態になると、上記永久磁石1から出た磁束が各ペレ
ット2、2内にトラップされる。
【0006】この結果、永久磁石1とペレット2、2と
の距離が開く傾向となった場合には、両部材1、2同士
の間に引っ張り力が働き、反対に永久磁石1とペレット
2、2との距離が狭まる傾向となった場合には、両部材
1、2同士の間に突っ張り力が働く。この様な引っ張り
力或は突っ張り力はピン止め力と呼ばれるが、このピン
止め力により、永久磁石1とペレット2、2との距離が
一定に保持される。従って、上記永久磁石1を回転軸に
固定すれば、この回転軸を浮上状態のまま回転自在に支
持出来る。
の距離が開く傾向となった場合には、両部材1、2同士
の間に引っ張り力が働き、反対に永久磁石1とペレット
2、2との距離が狭まる傾向となった場合には、両部材
1、2同士の間に突っ張り力が働く。この様な引っ張り
力或は突っ張り力はピン止め力と呼ばれるが、このピン
止め力により、永久磁石1とペレット2、2との距離が
一定に保持される。従って、上記永久磁石1を回転軸に
固定すれば、この回転軸を浮上状態のまま回転自在に支
持出来る。
【0007】図5は、上述の様な原理の超電導軸受装置
により、回転軸5を回転自在に支承した状態を示してい
る。それぞれ複数のペレット2、2を埋め込んだ1対の
円輪板4a、4aは、互いに間隔をあけて平行に配置さ
れており、ハウジング6の冷却ジャケット7内に貯溜さ
れた液体窒素により冷却自在としている。上記1対の円
輪板4a、4aの内側を挿通された回転軸5の中間部
で、上記1対の円輪板4a、4aの間部分には、円輪板
3aを固定している。そしてこの円輪板3aの上下両面
にそれぞれ埋め込まれた永久磁石1、1を、上記ペレッ
ト2、2に対向させている。回転軸5の端部には電動モ
ータ22を設け、この回転軸5を回転駆動自在としてい
る。
により、回転軸5を回転自在に支承した状態を示してい
る。それぞれ複数のペレット2、2を埋め込んだ1対の
円輪板4a、4aは、互いに間隔をあけて平行に配置さ
れており、ハウジング6の冷却ジャケット7内に貯溜さ
れた液体窒素により冷却自在としている。上記1対の円
輪板4a、4aの内側を挿通された回転軸5の中間部
で、上記1対の円輪板4a、4aの間部分には、円輪板
3aを固定している。そしてこの円輪板3aの上下両面
にそれぞれ埋め込まれた永久磁石1、1を、上記ペレッ
ト2、2に対向させている。回転軸5の端部には電動モ
ータ22を設け、この回転軸5を回転駆動自在としてい
る。
【0008】冷却ジャケット7内に液体窒素を送り込
み、各円輪板4a、4aに埋め込まれたペレット2、2
を超電導状態にした場合には、回転軸5の中間部に固定
された円輪板3aが上記各円輪板4a、4aに対して遠
近動する事がなくなる為、上記回転軸5は浮上状態で保
持され、この回転軸5を回転させる事が可能となる。
み、各円輪板4a、4aに埋め込まれたペレット2、2
を超電導状態にした場合には、回転軸5の中間部に固定
された円輪板3aが上記各円輪板4a、4aに対して遠
近動する事がなくなる為、上記回転軸5は浮上状態で保
持され、この回転軸5を回転させる事が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来か
ら提案されている超電導軸受装置の場合、永久磁石1、
1と超電導材製のペレット2、2とをスラスト方向に亙
って互いに対向させている為、スラスト方向に亙っては
比較的大きな荷重を支承出来るが、ラジアル方向に亙っ
ては小さな荷重しか支承出来ない。
ら提案されている超電導軸受装置の場合、永久磁石1、
1と超電導材製のペレット2、2とをスラスト方向に亙
って互いに対向させている為、スラスト方向に亙っては
比較的大きな荷重を支承出来るが、ラジアル方向に亙っ
ては小さな荷重しか支承出来ない。
【0010】回転軸の外周面に円環状の永久磁石を外嵌
固定すると共に、この永久磁石の周囲に円環状の超電導
体を配置すれば、ラジアル方向に亙って比較的大きな荷
重が加わる場合にも、これを十分に支承出来るが、新た
に次に述べる様な問題が生じる。
固定すると共に、この永久磁石の周囲に円環状の超電導
体を配置すれば、ラジアル方向に亙って比較的大きな荷
重が加わる場合にも、これを十分に支承出来るが、新た
に次に述べる様な問題が生じる。
【0011】即ち、ランニングコストの安い、実用的な
超電導軸受装置を構成する為には、液体窒素の温度で超
電導状態となる、所謂高温超電導材を使用する事が好ま
しい。ところが、現在知られている高温超電導材で、得
られるピン止め力の大きさ等の点から実用になるもの
は、酸化物粉末を焼成する事により造られる、酸化物超
電導材に限られるのが現状である。
超電導軸受装置を構成する為には、液体窒素の温度で超
電導状態となる、所謂高温超電導材を使用する事が好ま
しい。ところが、現在知られている高温超電導材で、得
られるピン止め力の大きさ等の点から実用になるもの
は、酸化物粉末を焼成する事により造られる、酸化物超
電導材に限られるのが現状である。
【0012】ところが、酸化物超電導材により、回転軸
に外嵌した永久磁石の周囲を囲む様な、比較的径の大き
な超電導体を焼成する事は難しく、仮に焼成しても、焼
成時にクラックやむらが発生して、十分に実用的な超電
導軸受を構成出来ない。
に外嵌した永久磁石の周囲を囲む様な、比較的径の大き
な超電導体を焼成する事は難しく、仮に焼成しても、焼
成時にクラックやむらが発生して、十分に実用的な超電
導軸受を構成出来ない。
【0013】本発明の超電導軸受装置は、上述の様な問
題を解決するものである。
題を解決するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の超電導軸受装置
は、回転軸の外周面に固定され且つ外周面を被支承面と
した円環状の永久磁石と、上記被支承面に対向させて、
上記回転軸の周囲に設けられたハウジングと、それぞれ
の内側面を支承面とした複数の超電導材製のペレットを
円周上に配置し且つ上記ハウジングの内周面に支持され
た超電導軸受リングと、上記ハウジングの内側に設けら
れ、内部に貯溜した冷却剤を、上記ペレットの支承面を
除く部分に接触させる冷却剤溜りと、この冷却剤溜り内
に冷却剤を送り込む為の供給口並びに冷却剤溜り内の冷
却剤を排出する為の排出口と、上記各ペレットの支承面
を被覆した、非磁性材製の皮膜とを備える。
は、回転軸の外周面に固定され且つ外周面を被支承面と
した円環状の永久磁石と、上記被支承面に対向させて、
上記回転軸の周囲に設けられたハウジングと、それぞれ
の内側面を支承面とした複数の超電導材製のペレットを
円周上に配置し且つ上記ハウジングの内周面に支持され
た超電導軸受リングと、上記ハウジングの内側に設けら
れ、内部に貯溜した冷却剤を、上記ペレットの支承面を
除く部分に接触させる冷却剤溜りと、この冷却剤溜り内
に冷却剤を送り込む為の供給口並びに冷却剤溜り内の冷
却剤を排出する為の排出口と、上記各ペレットの支承面
を被覆した、非磁性材製の皮膜とを備える。
【0015】
【作用】上述の様に構成される本発明の超電導軸受装置
の場合、冷却剤により冷却され、超電導状態を保持され
る複数のペレットと永久磁石との間に働くピン止め効果
により、上記複数のペレットの支承面と永久磁石の被支
承面との間隔が一定に保たれ、上記永久磁石並びにこの
永久磁石を支持した回転軸が、浮上状態に保持される。
の場合、冷却剤により冷却され、超電導状態を保持され
る複数のペレットと永久磁石との間に働くピン止め効果
により、上記複数のペレットの支承面と永久磁石の被支
承面との間隔が一定に保たれ、上記永久磁石並びにこの
永久磁石を支持した回転軸が、浮上状態に保持される。
【0016】又、超電導材製のペレットの支承面が非磁
性の皮膜により覆われている為、上記ペレットが空気や
真空に曝らされず、ペレットを構成する超電導材が酸化
物超電導材料により造られていた場合にも、超電導性が
劣化する事がなくなる。この為、超電導材製のペレット
の寿命が延び、このペレットを組み込んだ超電導軸受装
置の耐久性が向上する。
性の皮膜により覆われている為、上記ペレットが空気や
真空に曝らされず、ペレットを構成する超電導材が酸化
物超電導材料により造られていた場合にも、超電導性が
劣化する事がなくなる。この為、超電導材製のペレット
の寿命が延び、このペレットを組み込んだ超電導軸受装
置の耐久性が向上する。
【0017】
【実施例】図1〜2は本発明の第一実施例を示してい
る。回転軸5の外周面中間部に形成された段部8には、
円筒状の永久磁石9の一端面(図1の左端面)を突き当
てると共に、止め輪21により上記永久磁石9の他端面
を抑え付けて、この永久磁石9を上記回転軸5の外周面
中間部に支持固定している。
る。回転軸5の外周面中間部に形成された段部8には、
円筒状の永久磁石9の一端面(図1の左端面)を突き当
てると共に、止め輪21により上記永久磁石9の他端面
を抑え付けて、この永久磁石9を上記回転軸5の外周面
中間部に支持固定している。
【0018】一方、上記回転軸5の周囲で、永久磁石9
の外周面9aと対向する部分には、ハウジング10を設
けている。このハウジング10は、断面L字形で円環状
の主体11と円環状の蓋体12とを組み合わせる事によ
り、内方が開口した断面コ字形で円環状としたもので、
その内部を冷却剤溜り13としている。
の外周面9aと対向する部分には、ハウジング10を設
けている。このハウジング10は、断面L字形で円環状
の主体11と円環状の蓋体12とを組み合わせる事によ
り、内方が開口した断面コ字形で円環状としたもので、
その内部を冷却剤溜り13としている。
【0019】又、上記冷却剤溜り13の内周側開口部
は、円環状の超電導軸受リング14により塞いでいる。
この超電導軸受リング14は、それぞれの内側面を支承
面とした、複数の超電導材製のペレット15、15を単
一円周上に配置すると共に、各ペレット15、15を
銅、アルミニウム等の非磁性材製の保持筒16内に埋設
する事により構成されている。各ペレット15、15の
支承面並びに保持筒16の内周面は、超電導軸受リング
14構成後、ダイヤモンドバイト等の超硬工具により仕
上加工を施す事で、単一の円筒面としている。
は、円環状の超電導軸受リング14により塞いでいる。
この超電導軸受リング14は、それぞれの内側面を支承
面とした、複数の超電導材製のペレット15、15を単
一円周上に配置すると共に、各ペレット15、15を
銅、アルミニウム等の非磁性材製の保持筒16内に埋設
する事により構成されている。各ペレット15、15の
支承面並びに保持筒16の内周面は、超電導軸受リング
14構成後、ダイヤモンドバイト等の超硬工具により仕
上加工を施す事で、単一の円筒面としている。
【0020】各ペレット15、15の大きさは、超電導
軸受リング14に比べて十分に小さい為、このペレット
15、15を酸化物超電導材料を焼成して造る場合で
も、クラックやむらを生じる事はない。
軸受リング14に比べて十分に小さい為、このペレット
15、15を酸化物超電導材料を焼成して造る場合で
も、クラックやむらを生じる事はない。
【0021】そして、上述の様に超電導材製のペレット
15、15を含んで構成された超電導軸受リング14の
内周面14aを、非磁性且つ非透水性の材料をコーティ
ングする事により形成された皮膜17により覆ってい
る。この皮膜17を形成するコーティング層の材料とし
ては、非磁性且つ非透水性で、低温(液体窒素温度)で
使用可能なものであれば使用出来る。例えば、ポリエス
テル系の2液混合型の接着剤で、使用温度が−196℃
〜+250℃のものが好ましく使用出来る。又、図示の
実施例に於いては、超電導軸受リング14の内周面14
aに被覆された皮膜17の表面を更に、非磁性の金属箔
18により覆っている。
15、15を含んで構成された超電導軸受リング14の
内周面14aを、非磁性且つ非透水性の材料をコーティ
ングする事により形成された皮膜17により覆ってい
る。この皮膜17を形成するコーティング層の材料とし
ては、非磁性且つ非透水性で、低温(液体窒素温度)で
使用可能なものであれば使用出来る。例えば、ポリエス
テル系の2液混合型の接着剤で、使用温度が−196℃
〜+250℃のものが好ましく使用出来る。又、図示の
実施例に於いては、超電導軸受リング14の内周面14
aに被覆された皮膜17の表面を更に、非磁性の金属箔
18により覆っている。
【0022】更に、前記主体11の外周面の或る個所に
は供給口19を、他の個所には排出口20を、それぞれ
設けて、前記冷却剤溜り13内に、冷却剤である液体窒
素を送り込み自在とし、この冷却剤溜り13を覆う状態
で、前記ハウジング10の内周面部分に支持固定した超
電導軸受リング14を構成する複数のペレット15、1
5を冷却し、超電導状態に保持する様にしている。
は供給口19を、他の個所には排出口20を、それぞれ
設けて、前記冷却剤溜り13内に、冷却剤である液体窒
素を送り込み自在とし、この冷却剤溜り13を覆う状態
で、前記ハウジング10の内周面部分に支持固定した超
電導軸受リング14を構成する複数のペレット15、1
5を冷却し、超電導状態に保持する様にしている。
【0023】供給口19から冷却剤溜り13内に送り込
まれた液体窒素の一部は、この冷却剤溜り13内で気化
するが、別途設けた冷却器から供給口19を通じて冷却
剤溜り13内に、常に新しい液体窒素を送り込み、気化
した窒素は、排出口20から上記冷却器に送り、再び液
化してから上記冷却剤溜り13に還流させる様にしてい
る。
まれた液体窒素の一部は、この冷却剤溜り13内で気化
するが、別途設けた冷却器から供給口19を通じて冷却
剤溜り13内に、常に新しい液体窒素を送り込み、気化
した窒素は、排出口20から上記冷却器に送り、再び液
化してから上記冷却剤溜り13に還流させる様にしてい
る。
【0024】上述の様に構成される本発明の超電導軸受
装置の場合、冷却剤溜り13内に送り込まれた液体窒素
により冷却され超電導状態を保持されるペレット15、
15と、永久磁石9との間に働くピン止め効果により、
上記永久磁石9並びに回転軸1が前記ハウジング10の
内側に、非接触状態で保持される。
装置の場合、冷却剤溜り13内に送り込まれた液体窒素
により冷却され超電導状態を保持されるペレット15、
15と、永久磁石9との間に働くピン止め効果により、
上記永久磁石9並びに回転軸1が前記ハウジング10の
内側に、非接触状態で保持される。
【0025】即ち、回転軸5がラジアル方向に変位する
傾向となった場合には、この変位に伴なって永久磁石9
の外周面9aと超電導軸受リング14の内周面14aと
が近付く部分で反発力が生じ、遠ざかる部分で吸引力が
生じる。この結果上記回転軸5は、超電導軸受リング1
4と同心に保持される。
傾向となった場合には、この変位に伴なって永久磁石9
の外周面9aと超電導軸受リング14の内周面14aと
が近付く部分で反発力が生じ、遠ざかる部分で吸引力が
生じる。この結果上記回転軸5は、超電導軸受リング1
4と同心に保持される。
【0026】更に、超電導軸受リング14は、内周面1
4aが皮膜17により覆われている為、上記超電導軸受
リング14を構成する、冷却された超電導材製のペレッ
ト15、15に、大気中の水分が付着したり、或は水分
付着防止の為に超電導軸受を真空中で使用しても、上記
ペレット15、15が真空に曝らされる事がなく、この
ペレット15、15が酸化物超電導材料により造られて
いた場合にも、超電導性が劣化する事がなくなる。
4aが皮膜17により覆われている為、上記超電導軸受
リング14を構成する、冷却された超電導材製のペレッ
ト15、15に、大気中の水分が付着したり、或は水分
付着防止の為に超電導軸受を真空中で使用しても、上記
ペレット15、15が真空に曝らされる事がなく、この
ペレット15、15が酸化物超電導材料により造られて
いた場合にも、超電導性が劣化する事がなくなる。
【0027】即ち、酸化物超電導材料は、内部に水が進
入したり、或は内部に存在する酸素が外部に抜け出す事
で、その超電導性が劣化するが、上記皮膜17の存在に
より、ペレット15、15内に水が進入したり、このペ
レット15、15内の酸素が抜け出す事が防止され、ペ
レット15、15の寿命が延び、このペレット15、1
5を備えた超電導軸受リング14を組み込んだ超電導軸
受装置の耐久性が向上する。
入したり、或は内部に存在する酸素が外部に抜け出す事
で、その超電導性が劣化するが、上記皮膜17の存在に
より、ペレット15、15内に水が進入したり、このペ
レット15、15内の酸素が抜け出す事が防止され、ペ
レット15、15の寿命が延び、このペレット15、1
5を備えた超電導軸受リング14を組み込んだ超電導軸
受装置の耐久性が向上する。
【0028】更に、図示の実施例の場合には、皮膜17
の表面を更に、アルミニウム箔等、非磁性の金属箔18
により覆っている為、超電導軸受リング14内に水が吸
収されたり、或は超電導軸受リング14の内部から酸素
が離脱したりするのを、より確実に防止出来る。
の表面を更に、アルミニウム箔等、非磁性の金属箔18
により覆っている為、超電導軸受リング14内に水が吸
収されたり、或は超電導軸受リング14の内部から酸素
が離脱したりするのを、より確実に防止出来る。
【0029】次に、図3は本発明の第二実施例を示して
いる。前述の第一実施例が、永久磁石9の外周面9a及
び超電導軸受リング14の内周面14aを単なる円筒面
としていたのに対して、本実施例の場合には、上記外周
面9a及び内周面14aを、円錐テーパ面としている。
いる。前述の第一実施例が、永久磁石9の外周面9a及
び超電導軸受リング14の内周面14aを単なる円筒面
としていたのに対して、本実施例の場合には、上記外周
面9a及び内周面14aを、円錐テーパ面としている。
【0030】この様に構成する結果、本実施例の場合に
は、前述の第一実施例の場合に比べて、大きなスラスト
荷重を支承出来る。即ち、上記外周面9a及び内周面1
4aを円錐テーパ面とする事に伴ない、回転軸5とハウ
ジング10とがスラスト方向に変位する場合に、これら
外周面9aと内周面14aとの距離が変化する傾向とな
る。この結果、回転軸5とハウジング10とがスラスト
方向に変位する場合にも、これら両部材5、10の間
に、前述の第一実施例の場合に比較して大きなピン止め
力が働く。
は、前述の第一実施例の場合に比べて、大きなスラスト
荷重を支承出来る。即ち、上記外周面9a及び内周面1
4aを円錐テーパ面とする事に伴ない、回転軸5とハウ
ジング10とがスラスト方向に変位する場合に、これら
外周面9aと内周面14aとの距離が変化する傾向とな
る。この結果、回転軸5とハウジング10とがスラスト
方向に変位する場合にも、これら両部材5、10の間
に、前述の第一実施例の場合に比較して大きなピン止め
力が働く。
【0031】勿論、回転軸5とハウジング10とがラジ
アル方向に変位する場合にも、これら外周面9aと内周
面14aとの距離が変化する為、結局本実施例の場合、
ラジアル、スラスト両方向に亙る位置決めを図れる。
アル方向に変位する場合にも、これら外周面9aと内周
面14aとの距離が変化する為、結局本実施例の場合、
ラジアル、スラスト両方向に亙る位置決めを図れる。
【0032】その他の構成及び作用は、前述の第一実施
例の場合と同様である為、同等部分には同一符合を付し
て、重複する説明を省略する。
例の場合と同様である為、同等部分には同一符合を付し
て、重複する説明を省略する。
【0033】
【発明の効果】本発明の超電導軸受装置は、以上に述べ
た通り構成され作用する為、品質の安定した超電導軸受
リングを得る事により、性能の安定した超電導軸受装置
を得られ、しかも超電導材製のペレットの寿命を延ばし
て、超電導軸受装置の耐久性向上を図れる。
た通り構成され作用する為、品質の安定した超電導軸受
リングを得る事により、性能の安定した超電導軸受装置
を得られ、しかも超電導材製のペレットの寿命を延ばし
て、超電導軸受装置の耐久性向上を図れる。
【図1】本発明の第一実施例を示す断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の第二実施例を示す断面図。
【図4】従来例の基本原理を示す斜視図。
【図5】従来例の具体的構成を示す斜視図。
1 永久磁石 2 ペレット 3 円板 3a 円輪板 4 円板 4a 円輪板 5 回転軸 6 ハウジング 7 冷却ジャケット 8 段部 9 永久磁石 9a 外周面 10 ハウジング 11 主体 12 蓋体 13 冷却剤溜り 14 超電導軸受リング 14a 内周面 15 ペレット 16 保持筒 17 皮膜 18 金属箔 19 供給口 20 排出口 21 止め輪 22 電動モータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転軸の外周面に固定され且つ外周面を
被支承面とした円環状の永久磁石と、上記被支承面に対
向させて、上記回転軸の周囲に設けられたハウジング
と、それぞれの内側面を支承面とした複数の超電導材製
のペレットを円周上に配置し且つ上記ハウジングの内周
面に支持された超電導軸受リングと、上記ハウジングの
内側に設けられ、内部に貯溜した冷却剤を、上記ペレッ
トの支承面を除く部分に接触させる冷却剤溜りと、この
冷却剤溜り内に冷却剤を送り込む為の供給口並びに冷却
剤溜り内の冷却剤を排出する為の排出口と、上記各ペレ
ットの支承面を被覆した、非磁性材製の皮膜とを備えた
超電導軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18058291A JP3149461B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 超電導軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18058291A JP3149461B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 超電導軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510327A true JPH0510327A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3149461B2 JP3149461B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=16085787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18058291A Expired - Fee Related JP3149461B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 超電導軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3149461B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215513A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-09-22 | エルヴェエムアッシュ・ルシェルシュ | レチノイドまたはカロチノイドを含む含水脂質ラメラ相からなる薬剤組成物 |
| CN110886774A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-03-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种新型磁悬浮径向轴承转子结构、径向轴承、电机 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP18058291A patent/JP3149461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215513A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-09-22 | エルヴェエムアッシュ・ルシェルシュ | レチノイドまたはカロチノイドを含む含水脂質ラメラ相からなる薬剤組成物 |
| CN110886774A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-03-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种新型磁悬浮径向轴承转子结构、径向轴承、电机 |
| CN110886774B (zh) * | 2019-11-13 | 2025-04-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种磁悬浮径向轴承转子结构、径向轴承、电机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3149461B2 (ja) | 2001-03-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |