JPH0510414B2 - - Google Patents
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- JPH0510414B2 JPH0510414B2 JP24733887A JP24733887A JPH0510414B2 JP H0510414 B2 JPH0510414 B2 JP H0510414B2 JP 24733887 A JP24733887 A JP 24733887A JP 24733887 A JP24733887 A JP 24733887A JP H0510414 B2 JPH0510414 B2 JP H0510414B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line speed
- coil
- temperature
- plate temperature
- furnace
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、薄板コイルの端部に別コイルの端部
を溶接して一続きの金属板とし、これを連続的に
炉内に通板することによつて、所定の加熱・冷却
パターンを金属板に与える、連続焼鈍炉の板温制
御に関するものである。
を溶接して一続きの金属板とし、これを連続的に
炉内に通板することによつて、所定の加熱・冷却
パターンを金属板に与える、連続焼鈍炉の板温制
御に関するものである。
〔従来技術〕
連続焼鈍炉では連続的に金属板を炉内に通板す
るため、先行コイルと後行コイルの板厚・板幅が
異なる場合、その溶接部では異サイズの金属板を
加熱することになり、先行コイルと後行コイルの
炉出口温度は溶接部前後では不連続となり、先行
コイルと後行コイルの板温の差(板温ジヤンプ
量)を生じることになる。このために、溶接部付
近では板温外れが発生し易い。特に近年生産性向
上の目的からラインが高速化されるにつれて、サ
イズ変更部の板温のジヤンプ量は増大し、サイズ
変更部周辺で焼き過ぎまたは焼き不足による不良
品が発生するという問題が起こつている。
るため、先行コイルと後行コイルの板厚・板幅が
異なる場合、その溶接部では異サイズの金属板を
加熱することになり、先行コイルと後行コイルの
炉出口温度は溶接部前後では不連続となり、先行
コイルと後行コイルの板温の差(板温ジヤンプ
量)を生じることになる。このために、溶接部付
近では板温外れが発生し易い。特に近年生産性向
上の目的からラインが高速化されるにつれて、サ
イズ変更部の板温のジヤンプ量は増大し、サイズ
変更部周辺で焼き過ぎまたは焼き不足による不良
品が発生するという問題が起こつている。
このような温度制御不良を解消する方法とし
て、従来より、燃料流量を一時的に過大に操作し
て応答の遅れを補償するもの(特開昭61−113728
号公報)や、炉出口板温と燃料流量、炉温、板
厚、板幅、ライン速度との関係を表す数式モデル
を用いて、サイズ変更時またはヒートサイクル変
更時に所定の評価関数の最小値を与える板温の推
移軌道、ライン速度変更量およびライン速度の変
更開始時期を予め求め、この推移軌道に向かつて
板温が追随するように燃料流量を制御するもの
(特開昭61−190026号公報)、サイズ変更時のスト
リツプ移送速度を板厚変更前の定常速度および板
厚変更後の定常速度のいずれよりも小さくしてス
トリツプの通過時間を延長させてサーマルヘツド
を小さくし、かつ、前記ストリツプの移送速度の
変化を予め計算すると共に、該計算結果およびス
トリツプの諸条件をもとに前もつて炉温を計算
し、その計算値に見合つたフイードフオワード方
式による加熱制御を行なう方法(特公昭57−
14413号公報)が提案されている。
て、従来より、燃料流量を一時的に過大に操作し
て応答の遅れを補償するもの(特開昭61−113728
号公報)や、炉出口板温と燃料流量、炉温、板
厚、板幅、ライン速度との関係を表す数式モデル
を用いて、サイズ変更時またはヒートサイクル変
更時に所定の評価関数の最小値を与える板温の推
移軌道、ライン速度変更量およびライン速度の変
更開始時期を予め求め、この推移軌道に向かつて
板温が追随するように燃料流量を制御するもの
(特開昭61−190026号公報)、サイズ変更時のスト
リツプ移送速度を板厚変更前の定常速度および板
厚変更後の定常速度のいずれよりも小さくしてス
トリツプの通過時間を延長させてサーマルヘツド
を小さくし、かつ、前記ストリツプの移送速度の
変化を予め計算すると共に、該計算結果およびス
トリツプの諸条件をもとに前もつて炉温を計算
し、その計算値に見合つたフイードフオワード方
式による加熱制御を行なう方法(特公昭57−
14413号公報)が提案されている。
しかしながら、前記特開昭61−113728号公報や
特開昭61−190026号公報に示されている方法は、
溶接部近傍における板温の変化を管理するももの
ではないので、サイズ変更時の溶接部近傍での先
行コイルと後行コイルの板温を共に目標炉出口温
度に保持することが不可能になる場合があり、特
公昭57−14413号公報に開示される方法では、移
送速度の変更量と変更のパターンはは予め決めら
れており、板厚、目標炉出口温度等によつて変化
させていないので、通常その変更は余裕を持たせ
て緩慢に行わざるをえず、そのため生産性が必要
以上に低下するという問題がある。
特開昭61−190026号公報に示されている方法は、
溶接部近傍における板温の変化を管理するももの
ではないので、サイズ変更時の溶接部近傍での先
行コイルと後行コイルの板温を共に目標炉出口温
度に保持することが不可能になる場合があり、特
公昭57−14413号公報に開示される方法では、移
送速度の変更量と変更のパターンはは予め決めら
れており、板厚、目標炉出口温度等によつて変化
させていないので、通常その変更は余裕を持たせ
て緩慢に行わざるをえず、そのため生産性が必要
以上に低下するという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためにさ
れたもので、その目的はサイズ変更時の溶接部近
傍における先行コイルと後行コイルの板温を共に
目標炉出口温度の許容値以内に保ち、しかも生産
性を必要以上に低下させない連続焼鈍炉の板温制
御方法を提供することにある。
れたもので、その目的はサイズ変更時の溶接部近
傍における先行コイルと後行コイルの板温を共に
目標炉出口温度の許容値以内に保ち、しかも生産
性を必要以上に低下させない連続焼鈍炉の板温制
御方法を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明においては、
金属板用直火型連続焼鈍炉における被焼鈍材の、
先行コイルと後行コイルの目標出口板温が同じで
ある場合における、サイズ変更時の板温制御にお
いて、先行コイルと後行コイルの炉出口における
温度の差が所定値以下となるように、変更ライン
速度を、ライン速度と板温との関係を表す数式モ
デルにより決定し、サイズ変更部が炉入口に到達
する以前に前記変更ライン速度となるような時点
で、ライン速度の減速を開始すると共に炉出口板
温の目標値を前記温度差の半分だけ温度変化の逆
方向にシフトさせ、サイズ変更部が炉出口を通過
した後は、ライン速度を後行コイルの規定ライン
速度に戻すと共に、出口板温の目標値を初期の値
即ち定常の目標値に戻す制御方法を採用してい
る。
金属板用直火型連続焼鈍炉における被焼鈍材の、
先行コイルと後行コイルの目標出口板温が同じで
ある場合における、サイズ変更時の板温制御にお
いて、先行コイルと後行コイルの炉出口における
温度の差が所定値以下となるように、変更ライン
速度を、ライン速度と板温との関係を表す数式モ
デルにより決定し、サイズ変更部が炉入口に到達
する以前に前記変更ライン速度となるような時点
で、ライン速度の減速を開始すると共に炉出口板
温の目標値を前記温度差の半分だけ温度変化の逆
方向にシフトさせ、サイズ変更部が炉出口を通過
した後は、ライン速度を後行コイルの規定ライン
速度に戻すと共に、出口板温の目標値を初期の値
即ち定常の目標値に戻す制御方法を採用してい
る。
サイズ変更部での先行コイルと後行コイルとの
温度差即ちジヤンプ量は、ライン速度が小さいほ
ど小さくなる。しかし、ライン速度の低下は生産
性の低下につながるので、これを必要以上に低下
させないためには、先行コイル、後行コイルとも
に許容温度範囲内の炉出口での板温変化を許し、
その範囲内で最大のライン速度で操業すればよ
い。
温度差即ちジヤンプ量は、ライン速度が小さいほ
ど小さくなる。しかし、ライン速度の低下は生産
性の低下につながるので、これを必要以上に低下
させないためには、先行コイル、後行コイルとも
に許容温度範囲内の炉出口での板温変化を許し、
その範囲内で最大のライン速度で操業すればよ
い。
最ライン速度は次のようにして求められる。先
ず許容温度範囲幅内に所定値を設け、次に先行コ
イルと後行コイルの炉出口における温度の差即ち
ジヤンプ量が所定値以下となるように、変更すべ
きライン速度をもとめる。その際、このライン速
度は数式モデルによる計算によつて行われ、この
数式モデルは、ライン速度と板温の関係を表すも
のである。
ず許容温度範囲幅内に所定値を設け、次に先行コ
イルと後行コイルの炉出口における温度の差即ち
ジヤンプ量が所定値以下となるように、変更すべ
きライン速度をもとめる。その際、このライン速
度は数式モデルによる計算によつて行われ、この
数式モデルは、ライン速度と板温の関係を表すも
のである。
この計算に基づいて、燃料流量やライン速度が
制御され、ジヤンプ量は所定値以下に抑えられる
が、先行コイル及び後行コイルの何れの板温も許
容温度を超えてはならない。このため、先行コイ
ルの出口温度の目標値を許容温度の範囲内で変
え、後行コイルの板温も許容温度の範囲内に入る
ようにする。例えば、先行コイルの板厚が薄く後
行コイルの板厚が厚い場合、炉内ではサイズ変更
部の後攻コイル側よりも先行コイル側の昇温の方
が早いので、先行コイル側の温度が定常の目標値
よりジヤンプ量の半分だけ高くなるように板温を
調整する。これによつて、後行コイル側の温度は
定常の目標値より残りの半分量しか低くならない
ので、許容温度より下がることはない。
制御され、ジヤンプ量は所定値以下に抑えられる
が、先行コイル及び後行コイルの何れの板温も許
容温度を超えてはならない。このため、先行コイ
ルの出口温度の目標値を許容温度の範囲内で変
え、後行コイルの板温も許容温度の範囲内に入る
ようにする。例えば、先行コイルの板厚が薄く後
行コイルの板厚が厚い場合、炉内ではサイズ変更
部の後攻コイル側よりも先行コイル側の昇温の方
が早いので、先行コイル側の温度が定常の目標値
よりジヤンプ量の半分だけ高くなるように板温を
調整する。これによつて、後行コイル側の温度は
定常の目標値より残りの半分量しか低くならない
ので、許容温度より下がることはない。
先行コイルと後行コイルの立場が入れ替わつて
いる場合は、この逆である。
いる場合は、この逆である。
即ち、ライン速度変更時に炉出口板温の目標値
をシフトするが、その方向を予測されるジヤンプ
の方向と逆にし、その量を予測されるジヤンプ量
の半分とすれば、先行コイル側の温度は勿論のこ
と後行コイル側の温度も許容温度範囲を超えるこ
とはない。因に、ジヤンプ量と許容温度範囲幅が
非常に接近する場合は、このシフト量は厳密に決
める必要があるが、ジヤンプ量と許容温度範囲幅
との間に余裕がある場合は、その程度に応じて決
めればよい。
をシフトするが、その方向を予測されるジヤンプ
の方向と逆にし、その量を予測されるジヤンプ量
の半分とすれば、先行コイル側の温度は勿論のこ
と後行コイル側の温度も許容温度範囲を超えるこ
とはない。因に、ジヤンプ量と許容温度範囲幅が
非常に接近する場合は、このシフト量は厳密に決
める必要があるが、ジヤンプ量と許容温度範囲幅
との間に余裕がある場合は、その程度に応じて決
めればよい。
サイズ変更部が炉出口を通過した後はライン速
度を後行コイルの規定ライン速度に戻すととも
に、出口板温の目標値を後行コイルの定常の目標
値即ち先行コイルについての初期の目標値に戻し
てやればよい。
度を後行コイルの規定ライン速度に戻すととも
に、出口板温の目標値を後行コイルの定常の目標
値即ち先行コイルについての初期の目標値に戻し
てやればよい。
以下、本発明の実施例を第1図を使用して説明
する。第1図において1は連続焼鈍炉のうちの加
熱炉、2は被焼鈍材であるコイル、4はライン駆
動電動機、5は板温検出器、6はライン速度検出
器、7は炉温検出器、9は焼鈍条件指令器、10
はライン速度変更パターン計算器、11は炉出口
板温設定器、12はライン速度設定器、13は炉
出口板温調節器、14は燃料流量調節器、Y.は
ライン速度調節器である。
する。第1図において1は連続焼鈍炉のうちの加
熱炉、2は被焼鈍材であるコイル、4はライン駆
動電動機、5は板温検出器、6はライン速度検出
器、7は炉温検出器、9は焼鈍条件指令器、10
はライン速度変更パターン計算器、11は炉出口
板温設定器、12はライン速度設定器、13は炉
出口板温調節器、14は燃料流量調節器、Y.は
ライン速度調節器である。
先行コイルの尾端に後行コイルの端部を溶接機
(図示せず)で溶接し連続したコイルとされたコ
イル2は、入側ルーパ(図示せず)を経て加熱炉
1に送られ、ここで所定の温度まで加熱された
後、均熱炉、ガスジエツト炉、過時効炉、急冷炉
(図示せず)に通板されて必要熱サイクルが加え
られる。加熱炉1における加熱燃料の流量制御
は、燃料供給配管3に設置した燃料流量調節弁1
5および燃料流量検出器8と燃料流量調節器14
によつて行われる。また、ライン速度制御はライ
ン速度検出器6とライン速度調節器16によつて
ライン駆動電動機4の回転数を制御することによ
つて行われる。
(図示せず)で溶接し連続したコイルとされたコ
イル2は、入側ルーパ(図示せず)を経て加熱炉
1に送られ、ここで所定の温度まで加熱された
後、均熱炉、ガスジエツト炉、過時効炉、急冷炉
(図示せず)に通板されて必要熱サイクルが加え
られる。加熱炉1における加熱燃料の流量制御
は、燃料供給配管3に設置した燃料流量調節弁1
5および燃料流量検出器8と燃料流量調節器14
によつて行われる。また、ライン速度制御はライ
ン速度検出器6とライン速度調節器16によつて
ライン駆動電動機4の回転数を制御することによ
つて行われる。
本発明においては、板厚、板幅などのサイズ変
更部を検出すると、焼鈍条件指令器9によつて、
後述する板温予測モデルに必要な板厚、板幅、目
標出口板温等の焼鈍条件が設定される。サイズ変
更部の検出は、例えば先行コイルと後行コイルの
端部の溶接の完了信号で行なつてもよく、ライン
の途中に周知の光学式または磁気式溶接部を設置
して検出してもよい。ライン速度変更パターン計
算器10は後するように第4図のフローに従つて
サイズ変更部の先行コイルと後行コイルの炉出口
板温の差絶対値が所定値α以下となるように、ラ
イン速度変更パターンを計算する。先行コイルと
後行コイルの炉出口板温の差の絶対値はライン速
度が遅くなるほど炉内通過時間が長くなるのでコ
イルと燃焼ガス温度、炉壁温度とのサーマルヘツ
ドが小さくなることから、第2図に示すように小
さくなる。
更部を検出すると、焼鈍条件指令器9によつて、
後述する板温予測モデルに必要な板厚、板幅、目
標出口板温等の焼鈍条件が設定される。サイズ変
更部の検出は、例えば先行コイルと後行コイルの
端部の溶接の完了信号で行なつてもよく、ライン
の途中に周知の光学式または磁気式溶接部を設置
して検出してもよい。ライン速度変更パターン計
算器10は後するように第4図のフローに従つて
サイズ変更部の先行コイルと後行コイルの炉出口
板温の差絶対値が所定値α以下となるように、ラ
イン速度変更パターンを計算する。先行コイルと
後行コイルの炉出口板温の差の絶対値はライン速
度が遅くなるほど炉内通過時間が長くなるのでコ
イルと燃焼ガス温度、炉壁温度とのサーマルヘツ
ドが小さくなることから、第2図に示すように小
さくなる。
所定値αとしては普通は炉出口の目標板温の上
下に設けられている板温許容幅を基にして決定さ
れる。ここで炉出口板温は以下の数式モデルを基
にして計算される。
下に設けられている板温許容幅を基にして決定さ
れる。ここで炉出口板温は以下の数式モデルを基
にして計算される。
ρ・h・v・{dQ(Ts)/dx}=2・Ugs・σ・{(Tg
+273)4−(Ts+273)4}+2・Uws・σ・{(Tw+273
)4
−(Ts+273)4} ……(1) (dTw/dt)=f1(u)(u) ……(2) Tg=f2(u,Tw) ……(3) ここに、Ts:板温〔℃〕、Tg:燃焼ガス温度
〔℃〕、Tw:炉壁温度〔℃〕、Q(Ts):コイル含熱
量〔kcal/Kg〕、v:ライン速度〔mpm〕、u:
燃料流量〔Nm3/h〕、ρ:コイル密度〔Kg/
m3〕、h:板厚〔m〕、Ugs:燃焼ガスからコイル
への総括熱吸収率、Uws:炉壁からコイルへの総
括熱吸収率、σ:ステフアン・ボルツマン定数
〔kcal/m2・h・k4〕、x:炉入らの距離〔m〕で
ある。
+273)4−(Ts+273)4}+2・Uws・σ・{(Tw+273
)4
−(Ts+273)4} ……(1) (dTw/dt)=f1(u)(u) ……(2) Tg=f2(u,Tw) ……(3) ここに、Ts:板温〔℃〕、Tg:燃焼ガス温度
〔℃〕、Tw:炉壁温度〔℃〕、Q(Ts):コイル含熱
量〔kcal/Kg〕、v:ライン速度〔mpm〕、u:
燃料流量〔Nm3/h〕、ρ:コイル密度〔Kg/
m3〕、h:板厚〔m〕、Ugs:燃焼ガスからコイル
への総括熱吸収率、Uws:炉壁からコイルへの総
括熱吸収率、σ:ステフアン・ボルツマン定数
〔kcal/m2・h・k4〕、x:炉入らの距離〔m〕で
ある。
炉出口板温、炉入り口板温を初期条件として数
式(1),(2),(3)を炉入口から炉出口まで炉長Lにわ
たつて数値積分することによつて求められる。
式(1),(2),(3)を炉入口から炉出口まで炉長Lにわ
たつて数値積分することによつて求められる。
以下第4図に基づいてライン速度変更パターン
計算器10がライン速度変更パターンを計算する
手順を説明する。
計算器10がライン速度変更パターンを計算する
手順を説明する。
まず、現在のライン速度での先行コイルと後行
コイルの炉出口板温の差を求める(ステツプ4
1)。この差の絶対値が所定値α以下か判断し
(ステツプ42)、もし所定値以下ならばライン速
度は変更しない(ステツプ43)。所定値以上の
場合はライン速度を予め定めた一定量減速した値
に基づいて先行コイルと後行コイルの炉出口板温
の差を求める(ステツプ44)。そしてこの差絶
対値が所定値α以下か判断し(ステツプ45)、
所定値より大きければ再びステツプ44に戻つて
所定値以下になるまで繰り返す。このようにして
求まつた先行コイルと後行コイルの炉出口板温の
差の絶対値は所定値α以下なので、1ステツプ前
のライン速度と炉出口板温の差の絶対値との間で
線形補間を行ない、先行コイルと後行コイルの炉
出口板温の差の絶対値が所定値αとなる変更ライ
ン速度を求める(ステツプ46)。次に計算され
たライン速度に基づいてライン速度変更パターン
を計算する(ステツプ47)。
コイルの炉出口板温の差を求める(ステツプ4
1)。この差の絶対値が所定値α以下か判断し
(ステツプ42)、もし所定値以下ならばライン速
度は変更しない(ステツプ43)。所定値以上の
場合はライン速度を予め定めた一定量減速した値
に基づいて先行コイルと後行コイルの炉出口板温
の差を求める(ステツプ44)。そしてこの差絶
対値が所定値α以下か判断し(ステツプ45)、
所定値より大きければ再びステツプ44に戻つて
所定値以下になるまで繰り返す。このようにして
求まつた先行コイルと後行コイルの炉出口板温の
差の絶対値は所定値α以下なので、1ステツプ前
のライン速度と炉出口板温の差の絶対値との間で
線形補間を行ない、先行コイルと後行コイルの炉
出口板温の差の絶対値が所定値αとなる変更ライ
ン速度を求める(ステツプ46)。次に計算され
たライン速度に基づいてライン速度変更パターン
を計算する(ステツプ47)。
このライン速度変更パターンの計算方法の一例
について第5図に基づいて説明する。まずバーナ
の燃焼量を最小とする(ステツプ471)。次に
ラインに許容される最大速度変更率で一定速度だ
け減速したとして数式(1),(2),(3)を解いてコイル
の板温を求める(ステツプ472,473)。コ
イルの板温が許容値以内であるかどうかを判断し
(ステツプ474)、許容値を越える場合には板温
が許容値に保たれるような最大許容速度変更率を
求める(ステツプ475)。次にライン速度が変
更ライン速度に達したかどうかを判断し(ステツ
プ476)、達していなければステツプ472に
戻つて繰り返し計算を行なう。
について第5図に基づいて説明する。まずバーナ
の燃焼量を最小とする(ステツプ471)。次に
ラインに許容される最大速度変更率で一定速度だ
け減速したとして数式(1),(2),(3)を解いてコイル
の板温を求める(ステツプ472,473)。コ
イルの板温が許容値以内であるかどうかを判断し
(ステツプ474)、許容値を越える場合には板温
が許容値に保たれるような最大許容速度変更率を
求める(ステツプ475)。次にライン速度が変
更ライン速度に達したかどうかを判断し(ステツ
プ476)、達していなければステツプ472に
戻つて繰り返し計算を行なう。
なお、この速度変更パターンの求めかた自体は
本発明の要旨とするところではなく、ラインの特
性に合わせて任意に決定することが出来る。例え
ば、現在のライン速度から変更ライン速度まで一
定の速度変更率で減速することとし、その速度変
更率をコイルの板温が許容値以内に保たれるよう
に数式(1),(2),(3)を解くことによつて求めてもよ
い。減速の開始点は前記方法により求められた速
度変更率でラインを減速した場合、サイズ変更点
が炉入口に入る前にライン速度が変更ライン速度
に達するような時点とする。以上説明したごと
く、求められた速度変更パターンに従つてライン
速度の変更を行えば板温は許容値以内に保たれ、
先行コイルと後行コイルの炉出口板温の差の絶対
値が所定値α以内となる。ライン速度変更パター
ン計算器10はライン速度設定器12にこの速度
変更パターンの指令を与えライン速度調節器16
を介してライン速度を制御する。
本発明の要旨とするところではなく、ラインの特
性に合わせて任意に決定することが出来る。例え
ば、現在のライン速度から変更ライン速度まで一
定の速度変更率で減速することとし、その速度変
更率をコイルの板温が許容値以内に保たれるよう
に数式(1),(2),(3)を解くことによつて求めてもよ
い。減速の開始点は前記方法により求められた速
度変更率でラインを減速した場合、サイズ変更点
が炉入口に入る前にライン速度が変更ライン速度
に達するような時点とする。以上説明したごと
く、求められた速度変更パターンに従つてライン
速度の変更を行えば板温は許容値以内に保たれ、
先行コイルと後行コイルの炉出口板温の差の絶対
値が所定値α以内となる。ライン速度変更パター
ン計算器10はライン速度設定器12にこの速度
変更パターンの指令を与えライン速度調節器16
を介してライン速度を制御する。
また、サイズ変更部が炉出口を通過した時点で
ライン速度を後行コイルの規定ライン速度にしな
ければならないが、このライン速度の変更パター
ンも同様の手法により求める。この場合、バー
ナ、ライン速度等の操作は前記減速の場合と逆に
なる。
ライン速度を後行コイルの規定ライン速度にしな
ければならないが、このライン速度の変更パター
ンも同様の手法により求める。この場合、バー
ナ、ライン速度等の操作は前記減速の場合と逆に
なる。
一方、板温の制御は以下のように行なう。即
ち、炉出口板温設定器11はライン速度の変更開
始と同時に、ライン速度変更パターン計算器10
によつて与えられる先行コイルと後行コイルの炉
出口板温の差(αまたは−α)の半分を逆方向に
上乗せした温度を、設定炉出口板温として炉出口
板温調節器13に与える。炉出口板温調節器13
は前記設定炉出口板温とライン速度検出器6によ
つて検出されたライン速度、板温検出器5によつ
て検出された炉出口板温に基づいて燃料流量の設
定値を求め燃料流量調節器14に設定信号を送
る。炉出口板温調節器13は周知の温度調節計で
ある。
ち、炉出口板温設定器11はライン速度の変更開
始と同時に、ライン速度変更パターン計算器10
によつて与えられる先行コイルと後行コイルの炉
出口板温の差(αまたは−α)の半分を逆方向に
上乗せした温度を、設定炉出口板温として炉出口
板温調節器13に与える。炉出口板温調節器13
は前記設定炉出口板温とライン速度検出器6によ
つて検出されたライン速度、板温検出器5によつ
て検出された炉出口板温に基づいて燃料流量の設
定値を求め燃料流量調節器14に設定信号を送
る。炉出口板温調節器13は周知の温度調節計で
ある。
サイズ変更部が炉出口を通過したとき、炉出口
板温設定器11は設定炉出口板温を初の値に戻
す。
板温設定器11は設定炉出口板温を初の値に戻
す。
本発明によるライン速度変更パターンおよび炉
出口板温の設定値の計算結果の一例を第3図に示
す。第3図は先行コイルが薄物、後行コイルが厚
物の場合の計算例であり、先行コイルのライン速
度v1から、先行コイルと後行コイルの炉出口板温
の差の絶対値が所定値α以内となる変更ライン速
度v2に減速した後サイズ変更部を炉内に迎え、サ
イズ変更部が炉出口に到達した時点で後行コイル
の規定ライン速度v3とするようにしている。v1か
らv2,v2からv3への速度変更過程で加減速率が2
段階に分かれているのは、急激なライン速度変化
中に燃料流量が限界に達したからである。即ち、
v1からv2への急激な減速途中で燃料流量は最小値
に達し、その後は燃料流量一定下で穏やかなライ
ン速度制御が行われたからである。v2からv3への
加速の場合はこの逆である。
出口板温の設定値の計算結果の一例を第3図に示
す。第3図は先行コイルが薄物、後行コイルが厚
物の場合の計算例であり、先行コイルのライン速
度v1から、先行コイルと後行コイルの炉出口板温
の差の絶対値が所定値α以内となる変更ライン速
度v2に減速した後サイズ変更部を炉内に迎え、サ
イズ変更部が炉出口に到達した時点で後行コイル
の規定ライン速度v3とするようにしている。v1か
らv2,v2からv3への速度変更過程で加減速率が2
段階に分かれているのは、急激なライン速度変化
中に燃料流量が限界に達したからである。即ち、
v1からv2への急激な減速途中で燃料流量は最小値
に達し、その後は燃料流量一定下で穏やかなライ
ン速度制御が行われたからである。v2からv3への
加速の場合はこの逆である。
以上説明したごとく本発明によれば、サイズ変
更時の溶接部近傍における先行コイルと後行コイ
ルの板温を共に目標炉出口温の許容値以内に保
ち、しかも生産性を必要以上に低下させない連続
焼鈍炉の板温制御方法を実現することができ、生
産性、品質の向上という極めて有益な効果があ
る。
更時の溶接部近傍における先行コイルと後行コイ
ルの板温を共に目標炉出口温の許容値以内に保
ち、しかも生産性を必要以上に低下させない連続
焼鈍炉の板温制御方法を実現することができ、生
産性、品質の向上という極めて有益な効果があ
る。
第1図は本発明の1実施例を実現するための装
置の構成を示すブロツク図、第2図ライン速度と
板温ジヤンプ量の関係を示す図、第3図は本発明
の1実施例におけるライン速度と炉出口板温設定
値の変化の計算例を示す図、第4図、第5図はラ
イン速度変更パターンの計算手順の1例を示すフ
ローチヤート図である。 1……加熱炉、2……コイル、3……燃料供給
配管、4……ライン駆動電動機、5……板温検出
器、6……ライン速度検出器、7……板温検出
器、8……燃料流量検出器、9……焼鈍条件指令
器、10……ライン速度変更パターン計算器、1
1……炉出口板温設定器、12……ライン速度設
定器、13……炉出口板温調節器、14……燃料
流量調節器、15……燃料流量調節弁、16……
ライン速度調節器。
置の構成を示すブロツク図、第2図ライン速度と
板温ジヤンプ量の関係を示す図、第3図は本発明
の1実施例におけるライン速度と炉出口板温設定
値の変化の計算例を示す図、第4図、第5図はラ
イン速度変更パターンの計算手順の1例を示すフ
ローチヤート図である。 1……加熱炉、2……コイル、3……燃料供給
配管、4……ライン駆動電動機、5……板温検出
器、6……ライン速度検出器、7……板温検出
器、8……燃料流量検出器、9……焼鈍条件指令
器、10……ライン速度変更パターン計算器、1
1……炉出口板温設定器、12……ライン速度設
定器、13……炉出口板温調節器、14……燃料
流量調節器、15……燃料流量調節弁、16……
ライン速度調節器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属板用直火型連続焼鈍炉における被焼鈍材
の、先行コイルと後行コイルの目標出口板温が同
じである場合における、サイズ変更時の板温制御
において、 イ 先行コイルと後行コイルの炉出口における温
度の差が所定値以下となるように、変更ライン
速度を、ライン速度と板温との関係を表す数式
モデルにより決定し、 ロ サイズ変更部が炉入口に到達する以前に前記
変更ライン速度となるような時点で、ライン速
度の減速を開始すると共に炉出口板温の目標値
を前記温度差の半分だけ温度変化の逆方向にシ
フトさせ、 ハ サイズ変更部が炉出口を通過した後は、ライ
ン速度を後行コイルの規定ライン速度に戻すと
共に、出口板温の目標値を初期の値に戻すこと
を特徴とする連続焼鈍炉の板温制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24733887A JPH0192323A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 連続焼鈍炉の板温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24733887A JPH0192323A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 連続焼鈍炉の板温制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0192323A JPH0192323A (ja) | 1989-04-11 |
| JPH0510414B2 true JPH0510414B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=17161922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24733887A Granted JPH0192323A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 連続焼鈍炉の板温制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0192323A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101868669B1 (ko) * | 2014-03-13 | 2018-06-18 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 제어 장치, 기판 처리 장치 및 기판 처리 시스템 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005213624A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Jfe Steel Kk | 金属帯の連続熱処理方法 |
| JP5136348B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2013-02-06 | 新日鐵住金株式会社 | 連続熱処理設備の速度制御方法、装置及びプログラム |
| JP5907095B2 (ja) * | 2013-03-07 | 2016-04-20 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍炉における板温制御方法 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP24733887A patent/JPH0192323A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101868669B1 (ko) * | 2014-03-13 | 2018-06-18 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 제어 장치, 기판 처리 장치 및 기판 처리 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0192323A (ja) | 1989-04-11 |
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