JPH05104773A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JPH05104773A JPH05104773A JP3267867A JP26786791A JPH05104773A JP H05104773 A JPH05104773 A JP H05104773A JP 3267867 A JP3267867 A JP 3267867A JP 26786791 A JP26786791 A JP 26786791A JP H05104773 A JPH05104773 A JP H05104773A
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- coil
- electrode
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像剤搬送路における現像剤の不動層の発生
を確実に防止し、高解像度で濃度ムラ等の画像不良のな
い良好な記録画像を長期に亘り安定して形成可能な静電
記録装置を提供する 【構成】 現像剤の搬送路に沿ってA,B2組のコイル
部16A,16Bを交互に並設し、記録部Wを挟んで上流
側のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1),16A(i-2),
…と下流側のコイル部16Bi,16Ai,16*B(i+1),
…の間に双方のコイル部を夫々形成する導線16aA,
16aBの接続を切り換えるスイッチ17を介設する。
非記録時にスイッチを動作させて接続を(a)から
(b)に切り換えることにより、記録部W上流側におけ
る現像剤の搬送方向だけを逆転させることができる。
を確実に防止し、高解像度で濃度ムラ等の画像不良のな
い良好な記録画像を長期に亘り安定して形成可能な静電
記録装置を提供する 【構成】 現像剤の搬送路に沿ってA,B2組のコイル
部16A,16Bを交互に並設し、記録部Wを挟んで上流
側のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1),16A(i-2),
…と下流側のコイル部16Bi,16Ai,16*B(i+1),
…の間に双方のコイル部を夫々形成する導線16aA,
16aBの接続を切り換えるスイッチ17を介設する。
非記録時にスイッチを動作させて接続を(a)から
(b)に切り換えることにより、記録部W上流側におけ
る現像剤の搬送方向だけを逆転させることができる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、所定経路に沿って搬送
される現像剤を記録情報に応じ記録媒体へ転移させて記
録画像を形成する静電記録装置に関するものである。
される現像剤を記録情報に応じ記録媒体へ転移させて記
録画像を形成する静電記録装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、静電記録装置の一つと
して、マルチスタイラスプリンタがよく知られている。
このマルチスタイラスプリンタは、多数の針状の記録電
極を主走査方向へ微小等間隔に並べて記録ヘッドを構成
し、記録信号に応じて各針状電極に電圧を選択的に印加
し、用紙上に直接放電を行なって静電潜像を形成するも
のである。この場合、用紙上に電荷を容易且つ安定的に
保持できる様に、高電気抵抗剤を塗布した特殊紙を使用
する。しかし、この様な特殊紙は、鉛筆やペンによる記
入性が悪く、又、湿度等の環境条件に依って変質するか
ら保存性にも問題があり、事務用の用紙としては好まし
くない。
して、マルチスタイラスプリンタがよく知られている。
このマルチスタイラスプリンタは、多数の針状の記録電
極を主走査方向へ微小等間隔に並べて記録ヘッドを構成
し、記録信号に応じて各針状電極に電圧を選択的に印加
し、用紙上に直接放電を行なって静電潜像を形成するも
のである。この場合、用紙上に電荷を容易且つ安定的に
保持できる様に、高電気抵抗剤を塗布した特殊紙を使用
する。しかし、この様な特殊紙は、鉛筆やペンによる記
入性が悪く、又、湿度等の環境条件に依って変質するか
ら保存性にも問題があり、事務用の用紙としては好まし
くない。
【0003】又、針状電極先端と用紙表面との間隔が大
きいと、放電電界が広がって形成するドットが大きくな
り、高解像度の記録画像を得ることが難しい。その為、
用紙表面にギャップ材を設け、そのギャップ材と針状電
極先端を摺接させることにより微小な間隙を確保してい
る。然るに、この方式による場合、針状電極先端が摩耗
するという問題がある。
きいと、放電電界が広がって形成するドットが大きくな
り、高解像度の記録画像を得ることが難しい。その為、
用紙表面にギャップ材を設け、そのギャップ材と針状電
極先端を摺接させることにより微小な間隙を確保してい
る。然るに、この方式による場合、針状電極先端が摩耗
するという問題がある。
【0004】そこで、普通紙を用いることができ、且
つ、記録電極先端を摩耗させずに記録媒体に対する微小
間隙を正確に確保できる方式として、ドラム状の中間記
録媒体上にトナー画像を形成した後そのトナー画像を最
終記録媒体の用紙上に転写する方式が用いられている。
この方式による場合、中間記録媒体を用いる為に記録装
置が大型化するという欠点がある。この欠点を解消する
為、現像剤を所定経路に沿って循環搬送しつつ記録情報
に応じてトナーを中間記録媒体上に転移させトナー画像
を形成する方法が提案されている。即ち、記録と現像を
同時に実施する構成とし、記録装置の小型化を図るもの
である。
つ、記録電極先端を摩耗させずに記録媒体に対する微小
間隙を正確に確保できる方式として、ドラム状の中間記
録媒体上にトナー画像を形成した後そのトナー画像を最
終記録媒体の用紙上に転写する方式が用いられている。
この方式による場合、中間記録媒体を用いる為に記録装
置が大型化するという欠点がある。この欠点を解消する
為、現像剤を所定経路に沿って循環搬送しつつ記録情報
に応じてトナーを中間記録媒体上に転移させトナー画像
を形成する方法が提案されている。即ち、記録と現像を
同時に実施する構成とし、記録装置の小型化を図るもの
である。
【0005】然るに、上述した現像剤の循環搬送経路に
は、通常、現像剤が滞留し易い箇所が幾つか存在し、そ
の箇所に滞留した現像剤が付着して所謂不動層を形成す
ることがある。不動層が現像剤搬送路に形成されると、
現像剤が円滑に搬送されず、又、現像剤の摩擦帯電も不
十分となり、濃度ムラ等の画像不良が発生する原因とな
る。
は、通常、現像剤が滞留し易い箇所が幾つか存在し、そ
の箇所に滞留した現像剤が付着して所謂不動層を形成す
ることがある。不動層が現像剤搬送路に形成されると、
現像剤が円滑に搬送されず、又、現像剤の摩擦帯電も不
十分となり、濃度ムラ等の画像不良が発生する原因とな
る。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の問題点
に鑑みなされたものであって、普通紙上に濃度ムラ等の
画像不良が無く高解像度の記録画像を安定して形成する
ことができる静電記録装置を提供することを目的とす
る。
に鑑みなされたものであって、普通紙上に濃度ムラ等の
画像不良が無く高解像度の記録画像を安定して形成する
ことができる静電記録装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【発明の要点】この発明は、上述した目的を達成するた
めに、表面が現像剤搬送路となる現像剤担持部材と、前
記現像剤担持部材表面に沿って磁性現像剤を搬送する現
像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材表面の現像剤搬送
方向と直角の幅方向へ所定の間隔で電気的に絶縁を保っ
て並列配置した複数の記録電極と、該記録電極に入力記
録情報に応じた記録電圧を出力する電極駆動回路とから
成る記録手段と、前記記録電極に対し所定の間隙を保っ
て対向配設した円筒電極とを有し、前記現像剤搬送手段
は、磁性材料で形成した基体を前記現像剤担持部材の裏
面に沿って配設し、該基体の前記現像剤担持部材裏面に
対向する表面に複数個の凹部溝を前記幅方向に延在形成
し、各該凹部溝内に複数の導線を前記幅方向に沿って敷
設して複数個のコイル部を形成し、該コイル部をm個の
組に分け、各組のコイル部を(m−1)個おきに配置し
て成り、前記コイル部の内の同じ組に属する各コイル部
には励磁される磁極の方向が交互に逆となる様に繰り返
し波形を備えた電流を通電すると共に、異なる組に属す
る隣設したm個のコイル部にはπ/mづつ配置順に順次
位相のずれた繰り返し波形を備える電流を通電すること
により、前記現像剤担持部材の表面に沿って進行する進
行波磁界を形成して前記磁性現像剤を所定の順方向に搬
送し、前記記録電極が前記円筒電極周表面に近接する記
録部で搬送されてくる前記磁性現像剤を前記記録電圧に
応じて前記円筒電極周表面へ選択的に転移させて記録画
像を形成する静電記録装置において、前記記録電圧が前
記記録電極に印加される記録時には現像剤を前記順方向
に搬送し、前記記録電圧が前記記録電極に印加されない
非記録時には、前記記録部の前記順方向に対して上流側
では現像剤を前記順方向とは逆方向に搬送し、前記記録
部下流側では現像剤を前記順方向へ搬送する現像剤搬送
制御手段を設けたことを要点とするものである。
めに、表面が現像剤搬送路となる現像剤担持部材と、前
記現像剤担持部材表面に沿って磁性現像剤を搬送する現
像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材表面の現像剤搬送
方向と直角の幅方向へ所定の間隔で電気的に絶縁を保っ
て並列配置した複数の記録電極と、該記録電極に入力記
録情報に応じた記録電圧を出力する電極駆動回路とから
成る記録手段と、前記記録電極に対し所定の間隙を保っ
て対向配設した円筒電極とを有し、前記現像剤搬送手段
は、磁性材料で形成した基体を前記現像剤担持部材の裏
面に沿って配設し、該基体の前記現像剤担持部材裏面に
対向する表面に複数個の凹部溝を前記幅方向に延在形成
し、各該凹部溝内に複数の導線を前記幅方向に沿って敷
設して複数個のコイル部を形成し、該コイル部をm個の
組に分け、各組のコイル部を(m−1)個おきに配置し
て成り、前記コイル部の内の同じ組に属する各コイル部
には励磁される磁極の方向が交互に逆となる様に繰り返
し波形を備えた電流を通電すると共に、異なる組に属す
る隣設したm個のコイル部にはπ/mづつ配置順に順次
位相のずれた繰り返し波形を備える電流を通電すること
により、前記現像剤担持部材の表面に沿って進行する進
行波磁界を形成して前記磁性現像剤を所定の順方向に搬
送し、前記記録電極が前記円筒電極周表面に近接する記
録部で搬送されてくる前記磁性現像剤を前記記録電圧に
応じて前記円筒電極周表面へ選択的に転移させて記録画
像を形成する静電記録装置において、前記記録電圧が前
記記録電極に印加される記録時には現像剤を前記順方向
に搬送し、前記記録電圧が前記記録電極に印加されない
非記録時には、前記記録部の前記順方向に対して上流側
では現像剤を前記順方向とは逆方向に搬送し、前記記録
部下流側では現像剤を前記順方向へ搬送する現像剤搬送
制御手段を設けたことを要点とするものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、この発明を図1乃至図8に示す
実施例に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明
の一実施例としての記録装置の全体構成を示す模式的断
面図である。同図において、1は普通紙Pを積載収納し
た給紙カセットであり、機体側方に挿脱自在に装着して
ある。挿着した給紙カセット1の先端部上方には、給紙
コロ1aが矢印方向に駆動回転可能に配設してある。給
紙コロ1aの前方には、絶縁部材よりなる上、下搬送ガ
イド板2a,2bで画定される用紙搬入経路を形成して
ある。この用紙搬入経路中には、待機ロール対3を配設
してあり、給紙コロ1aにより繰り出された用紙Pの進
行を一旦停止させて搬送姿勢を整えた後、下流側の画像
転写部Tへ後述する記録画像の到達タイミングと同期す
る様に再給送する。
実施例に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明
の一実施例としての記録装置の全体構成を示す模式的断
面図である。同図において、1は普通紙Pを積載収納し
た給紙カセットであり、機体側方に挿脱自在に装着して
ある。挿着した給紙カセット1の先端部上方には、給紙
コロ1aが矢印方向に駆動回転可能に配設してある。給
紙コロ1aの前方には、絶縁部材よりなる上、下搬送ガ
イド板2a,2bで画定される用紙搬入経路を形成して
ある。この用紙搬入経路中には、待機ロール対3を配設
してあり、給紙コロ1aにより繰り出された用紙Pの進
行を一旦停止させて搬送姿勢を整えた後、下流側の画像
転写部Tへ後述する記録画像の到達タイミングと同期す
る様に再給送する。
【0009】待機ロール対3下流側の画像転写部Tに
は、転写帯電器4を像担持体を兼ねる円筒電極5に対向
配置してある。本例では、円筒電極5を矢印aで示す反
時計回り方向に駆動回転させる。この円筒電極5には、
本例の場合、後述する様に負(−)の摩擦帯電極性を備
えた現像剤を使用するからバイアス電圧も負電圧を印加
し、−30〜−40Vのバイアス電圧を印加可能なバイ
アス電源5aを接続してある。円筒電極5の反対側の周
面には、後述する記録画像形成ユニットUを対向設置し
てある。この記録画像形成ユニットUにより円筒電極5
表面にトナー記録画像が形成され、円筒電極5の回転と
共にトナー記録画像が画像転写部Tへ搬送され、再給送
されてくる用紙上に転写される。記録画像形成ユニット
Uの構成については、後程詳細に説明する。
は、転写帯電器4を像担持体を兼ねる円筒電極5に対向
配置してある。本例では、円筒電極5を矢印aで示す反
時計回り方向に駆動回転させる。この円筒電極5には、
本例の場合、後述する様に負(−)の摩擦帯電極性を備
えた現像剤を使用するからバイアス電圧も負電圧を印加
し、−30〜−40Vのバイアス電圧を印加可能なバイ
アス電源5aを接続してある。円筒電極5の反対側の周
面には、後述する記録画像形成ユニットUを対向設置し
てある。この記録画像形成ユニットUにより円筒電極5
表面にトナー記録画像が形成され、円筒電極5の回転と
共にトナー記録画像が画像転写部Tへ搬送され、再給送
されてくる用紙上に転写される。記録画像形成ユニット
Uの構成については、後程詳細に説明する。
【0010】画像転写部Tの下流側には、分離爪6を先
端を円筒電極周面に圧接させて配設してある。そして、
分離爪6の下流側には、エアーサクション方式の搬送ベ
ルト7が水平方向に張設されており、記録画像の転写を
終え分離爪6により円筒電極5周面から分離された用紙
の裏面を吸引しつつその前方に設けられている定着器8
に向けて搬送する。定着器8は加熱ロール8aと圧接ロ
ール8bから成り、両ロール間に用紙を挾持し搬送する
際にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排出
口9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙ト
レイ10上に排出積載される。
端を円筒電極周面に圧接させて配設してある。そして、
分離爪6の下流側には、エアーサクション方式の搬送ベ
ルト7が水平方向に張設されており、記録画像の転写を
終え分離爪6により円筒電極5周面から分離された用紙
の裏面を吸引しつつその前方に設けられている定着器8
に向けて搬送する。定着器8は加熱ロール8aと圧接ロ
ール8bから成り、両ロール間に用紙を挾持し搬送する
際にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排出
口9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙ト
レイ10上に排出積載される。
【0011】以上の如く、本例の記録装置においては、
用紙の給紙から排紙に至る全用紙搬送経路が略ストレー
ト状に形成されている為、通紙動作が全般的に滑らかで
あり、画像不良やジャム等の通紙不良が発生し難い。
又、記録装置にとって好ましいページ揃えが不要なフェ
イスダウン排紙状態を上述のストレート通紙経路で得る
ことができるという利点も備えている。
用紙の給紙から排紙に至る全用紙搬送経路が略ストレー
ト状に形成されている為、通紙動作が全般的に滑らかで
あり、画像不良やジャム等の通紙不良が発生し難い。
又、記録装置にとって好ましいページ揃えが不要なフェ
イスダウン排紙状態を上述のストレート通紙経路で得る
ことができるという利点も備えている。
【0012】ここで、記録画像形成ユニットUの詳細な
構成について説明する。記録画像形成ユニットUは、大
略、現像剤を貯留するユニット容器11内の底部に撹拌
ロール12と供給ロール13を駆動回転可能に配設し、
画像記録手段と現像剤搬送手段を一体化した記録ユニッ
トUwを、円筒電極5周面に向けて開いた容器11の開
口11aにその記録ヘッド部が位置する姿勢で配設して
成る。本例では、現像剤として、少なくとも絶縁性樹
脂、磁性微粉末及び着色剤粒子を含有する一成分現像剤
で、負(−)の摩擦帯電特性を備えた絶縁性磁性トナー
を使用する。尚、現像剤としては、磁性体キャリヤと絶
縁性トナーを所定の割合で混合した二成分現像剤も使用
できる。
構成について説明する。記録画像形成ユニットUは、大
略、現像剤を貯留するユニット容器11内の底部に撹拌
ロール12と供給ロール13を駆動回転可能に配設し、
画像記録手段と現像剤搬送手段を一体化した記録ユニッ
トUwを、円筒電極5周面に向けて開いた容器11の開
口11aにその記録ヘッド部が位置する姿勢で配設して
成る。本例では、現像剤として、少なくとも絶縁性樹
脂、磁性微粉末及び着色剤粒子を含有する一成分現像剤
で、負(−)の摩擦帯電特性を備えた絶縁性磁性トナー
を使用する。尚、現像剤としては、磁性体キャリヤと絶
縁性トナーを所定の割合で混合した二成分現像剤も使用
できる。
【0013】図2は、記録ユニットUwとその周辺構成
を示す模式的断面図である。本例の記録ユニットUw
は、断面が長円形で紙面垂直方向に延びる柱体をなす基
体14の外周面の一部を除いた領域に、表面が磁性トナ
ーdの搬送路となる現像剤担持部材としての外被部材1
5を被覆してなる。基体14は、鉄、ニッケル、パーマ
ロイ等の高透磁率部材から成り、外被部材15は非磁性
材料で形成してある。基体14の外被部材15で覆った
周表面には、断面がV字形をなす多数の凹部溝14a
を、基体長手軸方向(紙面垂直方向)に沿って平行且つ
等間隔に凹設形成してある。各凹部溝14aの長さは、
外被部材15周表面上に設定してある搬送経路の幅より
も長く設定してある。
を示す模式的断面図である。本例の記録ユニットUw
は、断面が長円形で紙面垂直方向に延びる柱体をなす基
体14の外周面の一部を除いた領域に、表面が磁性トナ
ーdの搬送路となる現像剤担持部材としての外被部材1
5を被覆してなる。基体14は、鉄、ニッケル、パーマ
ロイ等の高透磁率部材から成り、外被部材15は非磁性
材料で形成してある。基体14の外被部材15で覆った
周表面には、断面がV字形をなす多数の凹部溝14a
を、基体長手軸方向(紙面垂直方向)に沿って平行且つ
等間隔に凹設形成してある。各凹部溝14aの長さは、
外被部材15周表面上に設定してある搬送経路の幅より
も長く設定してある。
【0014】各凹部溝14a内に導線16aを埋め込み
敷設し、励磁コイルを構成するコイル部16を夫々形成
してある。このコイル部16を、A,B,…Mのm組に
分け、同じ組のコイル部は(m−1)個おきに配置してあ
る。図示例では、A組の(i−1)番目のコイル部16
*A(i-1)とi番目のコイル部16Ai間にB組からM組の
i番目のコイル部16Bi…16Miを配置してある。この
場合、コイル部16Bi…16Miを、後述する磁性トナー
の順搬送方向(ロ)に沿って16M,……16B,の順序で
配設する。
敷設し、励磁コイルを構成するコイル部16を夫々形成
してある。このコイル部16を、A,B,…Mのm組に
分け、同じ組のコイル部は(m−1)個おきに配置してあ
る。図示例では、A組の(i−1)番目のコイル部16
*A(i-1)とi番目のコイル部16Ai間にB組からM組の
i番目のコイル部16Bi…16Miを配置してある。この
場合、コイル部16Bi…16Miを、後述する磁性トナー
の順搬送方向(ロ)に沿って16M,……16B,の順序で
配設する。
【0015】同じ組において他の組の(m−1)個のコ
イル部16をおいて隣合う一対のコイル部、例えばA組
のコイル部16Aiと16*A(i-1)は、同一導線16aを
(m−1)個おきの一対の凹部溝14a,14aに亘っ
て所定方向に多数回巻きつけて形成してある。従って、
同じ組において(m−1)個の他組のコイル部16を置
いて隣合う一対のコイル部における各導線の走行方向
(巻線方向)は互いに逆方向となる。例えばコイル部1
6Aiの導線走行方向が本例では紙面に垂直で表向きとす
れば、コイル部16*A(i-1)の導線走行方向は紙面に垂
直で裏向きとなる。尚、コイル部16*A(i-1)の「*」
は、導線16aの走行方向が例えば無印のコイル部16
Aiの逆であること、即ち本例では紙面に垂直で裏向きで
あることを示している。
イル部16をおいて隣合う一対のコイル部、例えばA組
のコイル部16Aiと16*A(i-1)は、同一導線16aを
(m−1)個おきの一対の凹部溝14a,14aに亘っ
て所定方向に多数回巻きつけて形成してある。従って、
同じ組において(m−1)個の他組のコイル部16を置
いて隣合う一対のコイル部における各導線の走行方向
(巻線方向)は互いに逆方向となる。例えばコイル部1
6Aiの導線走行方向が本例では紙面に垂直で表向きとす
れば、コイル部16*A(i-1)の導線走行方向は紙面に垂
直で裏向きとなる。尚、コイル部16*A(i-1)の「*」
は、導線16aの走行方向が例えば無印のコイル部16
Aiの逆であること、即ち本例では紙面に垂直で裏向きで
あることを示している。
【0016】上述の様に構成したコイル部16に対し、
繰り返し波形を備える電流として、次に示す様にπ/m
づつ位相のずれたm種類の正弦波電流を通電する。この
場合、A,B,…M組の各コイル部16に対し、π/m
づつ位相が遅れる方向にづれた正弦波電流を順搬送方向
(ロ)に沿った配置順に通電する。即ち、 コイル部16Ai…iAi=Isin(ωt) コイル部16Bi…iBi=Isin(ωt+π/m) コイル部16Ci…iCi=Isin(ωt+2π/m) コイル部16Mi…iMi=Isin〔ωt+(m−1)π/
m〕 を夫々通電する。これにより、コイル部16*A(i-1)…
…16*M(i-1)には、 コイル部16*A(i-1)…iA(i-1)=−iAi=−Isin(ω
t) コイル部16*B(i-1)…iB(i-1)=−iBi=−Isin(ω
t+π/m) コイル部16*C(i-1)…iC(i-1)=−iCi=−Isin(ω
t+2π/m) コイル部16*M(i-1)…iM(i-1)=−iMi=-Isin〔ω
t+(m-1)π/m〕 の様に各逆相電流が夫々通電される。
繰り返し波形を備える電流として、次に示す様にπ/m
づつ位相のずれたm種類の正弦波電流を通電する。この
場合、A,B,…M組の各コイル部16に対し、π/m
づつ位相が遅れる方向にづれた正弦波電流を順搬送方向
(ロ)に沿った配置順に通電する。即ち、 コイル部16Ai…iAi=Isin(ωt) コイル部16Bi…iBi=Isin(ωt+π/m) コイル部16Ci…iCi=Isin(ωt+2π/m) コイル部16Mi…iMi=Isin〔ωt+(m−1)π/
m〕 を夫々通電する。これにより、コイル部16*A(i-1)…
…16*M(i-1)には、 コイル部16*A(i-1)…iA(i-1)=−iAi=−Isin(ω
t) コイル部16*B(i-1)…iB(i-1)=−iBi=−Isin(ω
t+π/m) コイル部16*C(i-1)…iC(i-1)=−iCi=−Isin(ω
t+2π/m) コイル部16*M(i-1)…iM(i-1)=−iMi=-Isin〔ω
t+(m-1)π/m〕 の様に各逆相電流が夫々通電される。
【0017】今、m=2としてコイル部16を2組に組
分けする場合を考える。この場合、A組のコイル部16
AとB組のコイル部16Bに対し、図3に示す様にπ/2
だけ位相を遅れる方向にずらせた2種類(2相)の正弦
波電流iA,iB iA=Isin(ωt) …………(1) iB=Isin(ωt+π/2)……(2) を、夫々通電する。
分けする場合を考える。この場合、A組のコイル部16
AとB組のコイル部16Bに対し、図3に示す様にπ/2
だけ位相を遅れる方向にずらせた2種類(2相)の正弦
波電流iA,iB iA=Isin(ωt) …………(1) iB=Isin(ωt+π/2)……(2) を、夫々通電する。
【0018】2組のコイル部16へ上述の様に正弦波電
流を通電することにより、基体14の周表面上には、図
4に示す様な通電電流に対応した磁界が励磁される。図
4は、外被部材15表面における励磁磁界分布曲線の時
間的変化を示すグラフ図である。同グラフ図では、縦軸
が励磁磁界の基体14周表面と垂直方向の成分(ラジア
ル成分)Hrを表し、横軸が基体14周表面上の位置を
表している。尚、Tは、通電する正弦波電流の周期であ
る。本例では、前述した様に各組の連続する順番の各コ
イル部16(例えば16Aiと16*A(i+1))における導
線の走行方向が逆になっている。従って、同じ組のコイ
ル部16に同位相の正弦波電流を流せば、連続する順番
の各コイル部16により励磁される磁界の方向が互いに
逆方向となる。その結果、基体14周表面上に形成され
る磁界の分布曲線も、図4に示す様に正弦波電流に対応
した波形を描いている。そして、この磁界は正弦波電流
と同様に周期Tで変化するから、結果的に図中(ハ)方向
へ周期Tで進行する進行波磁界を形成することになる。
即ち、図2おいて、全コイル部16により外被部材15
表面に形成された進行波磁界が、外被部材15表面に沿
って反時計回り方向(イ)へ所定速度で進行することにな
る。その結果、進行波磁界の進行方向(イ)とは逆の時計
回り方向(ロ)に磁性トナーdを搬送することができる。
この場合、磁性トナーdは進行波磁界の磁力線に対応し
たトナーの穂を形成しつつ搬送される。
流を通電することにより、基体14の周表面上には、図
4に示す様な通電電流に対応した磁界が励磁される。図
4は、外被部材15表面における励磁磁界分布曲線の時
間的変化を示すグラフ図である。同グラフ図では、縦軸
が励磁磁界の基体14周表面と垂直方向の成分(ラジア
ル成分)Hrを表し、横軸が基体14周表面上の位置を
表している。尚、Tは、通電する正弦波電流の周期であ
る。本例では、前述した様に各組の連続する順番の各コ
イル部16(例えば16Aiと16*A(i+1))における導
線の走行方向が逆になっている。従って、同じ組のコイ
ル部16に同位相の正弦波電流を流せば、連続する順番
の各コイル部16により励磁される磁界の方向が互いに
逆方向となる。その結果、基体14周表面上に形成され
る磁界の分布曲線も、図4に示す様に正弦波電流に対応
した波形を描いている。そして、この磁界は正弦波電流
と同様に周期Tで変化するから、結果的に図中(ハ)方向
へ周期Tで進行する進行波磁界を形成することになる。
即ち、図2おいて、全コイル部16により外被部材15
表面に形成された進行波磁界が、外被部材15表面に沿
って反時計回り方向(イ)へ所定速度で進行することにな
る。その結果、進行波磁界の進行方向(イ)とは逆の時計
回り方向(ロ)に磁性トナーdを搬送することができる。
この場合、磁性トナーdは進行波磁界の磁力線に対応し
たトナーの穂を形成しつつ搬送される。
【0019】ここで、磁性トナーdの搬送速度は、上記
進行波磁界の進行速度に基づく。その進行波磁界の進行
速度SHは、 SH=G・f 〔m/s〕 但し、G:コイル部16Aiと16*A(i+1)間の外被部材
15表面上での間隔 f:通電電流の周波数でこれは進行波磁界の周波数と同
一即ち、磁性トナーdの搬送速度は、コイル部16に通
電する電流の周波数fとコイル部間隔Gに比例する。コ
イル部間隔Gは、 G=π・Ds÷(Vc/2m) 〔m〕 但し、Vc:コイル数 Ds:スリーブ直径〔m〕 m:電流の相数 となる。従って、進行波磁界の移動速度SHは、 SH=(2π・Ds・m・f)/Vc 〔m/s〕 となる。本例では、2相の電流を通電するから、進行波
磁界の移動速度SHは、 SH=(4π・Ds・f)/Vc 〔m/s〕 となる。
進行波磁界の進行速度に基づく。その進行波磁界の進行
速度SHは、 SH=G・f 〔m/s〕 但し、G:コイル部16Aiと16*A(i+1)間の外被部材
15表面上での間隔 f:通電電流の周波数でこれは進行波磁界の周波数と同
一即ち、磁性トナーdの搬送速度は、コイル部16に通
電する電流の周波数fとコイル部間隔Gに比例する。コ
イル部間隔Gは、 G=π・Ds÷(Vc/2m) 〔m〕 但し、Vc:コイル数 Ds:スリーブ直径〔m〕 m:電流の相数 となる。従って、進行波磁界の移動速度SHは、 SH=(2π・Ds・m・f)/Vc 〔m/s〕 となる。本例では、2相の電流を通電するから、進行波
磁界の移動速度SHは、 SH=(4π・Ds・f)/Vc 〔m/s〕 となる。
【0020】又、搬送される磁性トナーdの層厚は、先
ず、コイル部16に通電する電流の大きさ、即ち、上記
(1)式における電流波高値Iに或る程度まで比例した
厚さとなるが、最終的には後述するトナー層厚規制部材
18により所期の厚さに規制される。記録部Wにおい
て、充分な濃度で且つ地肌汚れ等の画質不良を発生させ
ない良好な記録画像を安定して形成するには、トナー層
厚規制部材18により形成したトナー薄層をより均一に
記録位置Wへ搬送供給することが必要とされる。トナー
薄層を均一に搬送するには、図4に示した進行波磁界の
波形においてピーク間の間隔(波長に相当する)を短く
すると共に、その波形自体を図3に示す様なsin波形
に近づければよい。
ず、コイル部16に通電する電流の大きさ、即ち、上記
(1)式における電流波高値Iに或る程度まで比例した
厚さとなるが、最終的には後述するトナー層厚規制部材
18により所期の厚さに規制される。記録部Wにおい
て、充分な濃度で且つ地肌汚れ等の画質不良を発生させ
ない良好な記録画像を安定して形成するには、トナー層
厚規制部材18により形成したトナー薄層をより均一に
記録位置Wへ搬送供給することが必要とされる。トナー
薄層を均一に搬送するには、図4に示した進行波磁界の
波形においてピーク間の間隔(波長に相当する)を短く
すると共に、その波形自体を図3に示す様なsin波形
に近づければよい。
【0021】進行波磁界のピーク間隔を短くするには、
磁極の数を増やせばよい。磁極数Pとコイル4の数 Vc 及び通電電流の相数mとの間には、 P=Vc/m ・・・・・・・・(3) の関係が成り立つ。従って、電流の相数mが一定なら
ば、コイル数Vc を増やすことにより、極数Pが増加し
て進行波磁界のピーク間隔が短くなる。これに対応し
て、外被部材15上を搬送されるトナー薄層のピーク間
隔も狭くなり、記録部Wへ磁性トナーをより均一に搬送
することができる。
磁極の数を増やせばよい。磁極数Pとコイル4の数 Vc 及び通電電流の相数mとの間には、 P=Vc/m ・・・・・・・・(3) の関係が成り立つ。従って、電流の相数mが一定なら
ば、コイル数Vc を増やすことにより、極数Pが増加し
て進行波磁界のピーク間隔が短くなる。これに対応し
て、外被部材15上を搬送されるトナー薄層のピーク間
隔も狭くなり、記録部Wへ磁性トナーをより均一に搬送
することができる。
【0022】而して、トナー搬送路を平面的に示した模
式図の図5に示す様に、記録部Wを挟んで、トナー搬送
方向(ロ)に対し下流側に配設したコイル部16Bi,16
Ai,16*B(i+1),……と、上流側に配設したコイル部
16*A(i-1),16*B(i-1),16A(i-2),……との間
に、A,B各組のコイル部16を形成する2本の導線1
6aA,16aBの接続を切換えるスイッチ17を介設し
てある。この接続切換えスイッチ17を操作することに
より、各組のコイル部16の配列を記録部Wの上流側と
下流側とで変換することができる。即ち、図8の〔a〕
に示す様に導線16aを平行接続した場合はトナー搬送
路の全行程を通じて交互に異なる組のコイル部16A,
16Bが位置する配列となるが、図8の〔b〕に示す様
にスイッチ17を交差接続に切換えると、切換え部(記
録部W)を挟んでその両側に同じB組のコイル部16*B
(i-1),16Biが位置し、A組のコイル部16A*(i-1)と
コイル部16AiはそれらB組の2個のコイル部16*B(i
-1),16Biをおいた配置となっている。即ち、上流側の
コイル部16の組の配列がトナー搬送方向(ロ)に沿って
A,B,A,Bの順序となり、下流側のB,A,B,A
の順序と逆に切り換えられている。
式図の図5に示す様に、記録部Wを挟んで、トナー搬送
方向(ロ)に対し下流側に配設したコイル部16Bi,16
Ai,16*B(i+1),……と、上流側に配設したコイル部
16*A(i-1),16*B(i-1),16A(i-2),……との間
に、A,B各組のコイル部16を形成する2本の導線1
6aA,16aBの接続を切換えるスイッチ17を介設し
てある。この接続切換えスイッチ17を操作することに
より、各組のコイル部16の配列を記録部Wの上流側と
下流側とで変換することができる。即ち、図8の〔a〕
に示す様に導線16aを平行接続した場合はトナー搬送
路の全行程を通じて交互に異なる組のコイル部16A,
16Bが位置する配列となるが、図8の〔b〕に示す様
にスイッチ17を交差接続に切換えると、切換え部(記
録部W)を挟んでその両側に同じB組のコイル部16*B
(i-1),16Biが位置し、A組のコイル部16A*(i-1)と
コイル部16AiはそれらB組の2個のコイル部16*B(i
-1),16Biをおいた配置となっている。即ち、上流側の
コイル部16の組の配列がトナー搬送方向(ロ)に沿って
A,B,A,Bの順序となり、下流側のB,A,B,A
の順序と逆に切り換えられている。
【0023】図5において、スイッチ17を分図〔a〕
に示す平行接続から分図〔b〕に示す交差接続に切り換
えると、記録部Wより上流側のトナー搬送路における進
行波磁界の進行方向だけを選択的に矢印(イ)方向から矢
印(ロ)方向に切り換えることができる。その理由は、
次の通りである。
に示す平行接続から分図〔b〕に示す交差接続に切り換
えると、記録部Wより上流側のトナー搬送路における進
行波磁界の進行方向だけを選択的に矢印(イ)方向から矢
印(ロ)方向に切り換えることができる。その理由は、
次の通りである。
【0024】今、記録部Wより下流側のコイル部16A
i,16Biを流れる各電流iAi,iBiを、夫々、上記
(1),(2)式より、 iAi=Isin(ωt) iBi=Isin(ωt+π/2) と表すと、上流側のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1)
には位相が夫々πだけずれた電流が流れるから、電流i
A(i-1),iB(i-1)は、 iA(i-1)=Isin(ωt+π) iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) となる。
i,16Biを流れる各電流iAi,iBiを、夫々、上記
(1),(2)式より、 iAi=Isin(ωt) iBi=Isin(ωt+π/2) と表すと、上流側のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1)
には位相が夫々πだけずれた電流が流れるから、電流i
A(i-1),iB(i-1)は、 iA(i-1)=Isin(ωt+π) iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) となる。
【0025】図5の〔b〕に示す交差接続の場合、記録
部Wを挟む4個のコイル部16は、上流側から16*A(i
-1),16*B(i-1),16Bi,16Aiの配列順序となる。
これら4個のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1),16
Bi,16Aiを流れる各電流iA(i-1),iB(i-1),iBi,
iAiは、 iA(i-1)=Isin(ωt+π) iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) iBi =Isin(ωt+π/2) iAi =Isin(ωt) となる。これに対して、図5の〔a〕に示す平行接続の
場合は、それら4個のコイル部が16*B(i-1),16*A
(i-1),16Bi,16Aiの順序で並び、それらに流れる
各電流iB(i-1),iA(i-1),iBi,iAiは、 iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) iA(i-1)=Isin(ωt+π) iBi =Isin(ωt+π/2) iAi =Isin(ωt) となる。これから分かる様に、平行接続の場合は各コイ
ル部を流れる電流の位相がトナー搬送方向(ロ)と逆方向
にπ/2づつ進んでいるのに対し、交差接続の場合は、
記録部Wの下流側と上流側で位相の進む方向が互いに逆
になっている。
部Wを挟む4個のコイル部16は、上流側から16*A(i
-1),16*B(i-1),16Bi,16Aiの配列順序となる。
これら4個のコイル部16*A(i-1),16*B(i-1),16
Bi,16Aiを流れる各電流iA(i-1),iB(i-1),iBi,
iAiは、 iA(i-1)=Isin(ωt+π) iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) iBi =Isin(ωt+π/2) iAi =Isin(ωt) となる。これに対して、図5の〔a〕に示す平行接続の
場合は、それら4個のコイル部が16*B(i-1),16*A
(i-1),16Bi,16Aiの順序で並び、それらに流れる
各電流iB(i-1),iA(i-1),iBi,iAiは、 iB(i-1)=Isin(ωt+3π/2) iA(i-1)=Isin(ωt+π) iBi =Isin(ωt+π/2) iAi =Isin(ωt) となる。これから分かる様に、平行接続の場合は各コイ
ル部を流れる電流の位相がトナー搬送方向(ロ)と逆方向
にπ/2づつ進んでいるのに対し、交差接続の場合は、
記録部Wの下流側と上流側で位相の進む方向が互いに逆
になっている。
【0026】各コイル部16により励磁される進行波磁
界は電流の位相の進行方向と同方向に進行するから、平
行接続の場合は、図6の〔a〕に示す様に、トナー搬送
路の全行程に亘り進行波磁界が矢印(イ)方向に進行し、
磁性トナーを矢印(ロ)方向に搬送する。一方、交差接続
の場合は、図6の〔b〕に示す様に、下流側のコイル部
16Bi,16Ai,……により励磁される進行波磁界は矢
印(イ)方向に進行し、磁性トナーが矢印(ロ)方向に
搬送されるが、上流側ではコイル部16*A(i-1),16*
B(i-1),……により励磁される進行波磁界は矢印(ロ)
方向に進行し、磁性トナーを矢印(イ)方向に搬送す
る。尚、3組以上のm組のコイル部を配設した場合に同
様にトナー搬送方向を記録部Wの上流側と下流側とで切
り換えるには、トナー搬送方向に沿ってA,B,C,…
…,M,記録部W,M,……,C,B,A組の順序でコ
イル部が並ぶ様にm本の導線接続を切り換え可能なスイ
ッチを設ければよい。
界は電流の位相の進行方向と同方向に進行するから、平
行接続の場合は、図6の〔a〕に示す様に、トナー搬送
路の全行程に亘り進行波磁界が矢印(イ)方向に進行し、
磁性トナーを矢印(ロ)方向に搬送する。一方、交差接続
の場合は、図6の〔b〕に示す様に、下流側のコイル部
16Bi,16Ai,……により励磁される進行波磁界は矢
印(イ)方向に進行し、磁性トナーが矢印(ロ)方向に
搬送されるが、上流側ではコイル部16*A(i-1),16*
B(i-1),……により励磁される進行波磁界は矢印(ロ)
方向に進行し、磁性トナーを矢印(イ)方向に搬送す
る。尚、3組以上のm組のコイル部を配設した場合に同
様にトナー搬送方向を記録部Wの上流側と下流側とで切
り換えるには、トナー搬送方向に沿ってA,B,C,…
…,M,記録部W,M,……,C,B,A組の順序でコ
イル部が並ぶ様にm本の導線接続を切り換え可能なスイ
ッチを設ければよい。
【0027】図2に戻って、本例では、基体14を2個
に接離可能に分割し、分割基体14A,14Bを接合した
状態で内部空間Sが形成される構成となっている。各分
割基体14A,14Bには、個々に外被部材15A,15B
を被設してある。そして、平坦なトナー搬送路を形成す
る為、両外被部材15A,15Bの接合部にブリッジ部材
15aを架設してある。
に接離可能に分割し、分割基体14A,14Bを接合した
状態で内部空間Sが形成される構成となっている。各分
割基体14A,14Bには、個々に外被部材15A,15B
を被設してある。そして、平坦なトナー搬送路を形成す
る為、両外被部材15A,15Bの接合部にブリッジ部材
15aを架設してある。
【0028】トナー搬送路の上流側には、トナーの穂を
適正な長さに規制してトナー層を形成するためのドクタ
ブレード18を配設してある。本例のドクタブレード1
8は、先端を外被部材15B表面に近接させた姿勢で、
ユニット容器11の側壁に固着してある。ドクタブレー
ド18の下流側で外被部材15Aの周表面が円筒電極5
周表面に微小間隙を保って最近接する位置が記録部Wと
なり、ここで磁性トナーdを入力記録データに応じて円
筒電極5表面へ選択的に転移させ、トナー記録画像を形
成する。記録部Wより下流側には、掻取り板19を、先
端を外被部材15A表面に圧接させた姿勢で配設してあ
る。この掻取り板19により、記録部Wで使用されずに
搬送されてきた残留磁性トナーd′を掻き落とす。
適正な長さに規制してトナー層を形成するためのドクタ
ブレード18を配設してある。本例のドクタブレード1
8は、先端を外被部材15B表面に近接させた姿勢で、
ユニット容器11の側壁に固着してある。ドクタブレー
ド18の下流側で外被部材15Aの周表面が円筒電極5
周表面に微小間隙を保って最近接する位置が記録部Wと
なり、ここで磁性トナーdを入力記録データに応じて円
筒電極5表面へ選択的に転移させ、トナー記録画像を形
成する。記録部Wより下流側には、掻取り板19を、先
端を外被部材15A表面に圧接させた姿勢で配設してあ
る。この掻取り板19により、記録部Wで使用されずに
搬送されてきた残留磁性トナーd′を掻き落とす。
【0029】外被部材15Aの表面上で、記録部Wから
トナー搬送方向ロに対して上流側の領域には、記録電極
シート20を被着敷設してある。本例の記録電極シート
20は、図7に示す様に、可撓性印刷回路基板(FP
C)で構成してあり、シート長手方向に互いに平行に延
びる複数の記録電極線20aを、ベースフィルム20b
上にシート幅方向(トナー搬送路幅方向:主走査方向)
へ所定の微細ピッチで並列に延在形成してある。この記
録電極線20aの数は、主走査1ライン分の最大データ
数に対応させてある。本例では、多数の記録電極線20
aを、40μmの間隔を保って86μmピッチ(300
DPI)の密度で、エッチング加工によりパターン形成
してある。そして、これら記録電極線20a上には先端
部を除いて絶縁材料からなる保護コート20cを被着
し、各記録電極線20aの露出先端部を記録電極ELと
してある。保護コート20cは、各記録電極線20aが
磁性トナーとの摩擦により摩耗するのを防止すると共
に、各記録電極線20a間の絶縁性を確保する為に被着
してある。
トナー搬送方向ロに対して上流側の領域には、記録電極
シート20を被着敷設してある。本例の記録電極シート
20は、図7に示す様に、可撓性印刷回路基板(FP
C)で構成してあり、シート長手方向に互いに平行に延
びる複数の記録電極線20aを、ベースフィルム20b
上にシート幅方向(トナー搬送路幅方向:主走査方向)
へ所定の微細ピッチで並列に延在形成してある。この記
録電極線20aの数は、主走査1ライン分の最大データ
数に対応させてある。本例では、多数の記録電極線20
aを、40μmの間隔を保って86μmピッチ(300
DPI)の密度で、エッチング加工によりパターン形成
してある。そして、これら記録電極線20a上には先端
部を除いて絶縁材料からなる保護コート20cを被着
し、各記録電極線20aの露出先端部を記録電極ELと
してある。保護コート20cは、各記録電極線20aが
磁性トナーとの摩擦により摩耗するのを防止すると共
に、各記録電極線20a間の絶縁性を確保する為に被着
してある。
【0030】上述の様に構成した記録電極シート20
は、ブリッジ部材15aの下方に潜らせ、分割基体14
A,14Bの接合面を通って内部空間Sまで敷設してあ
る。内部空間S内には、記録データに応じて記録電極線
を駆動する為の複数個の電極駆動回路素子21を配設し
てある。これら電極駆動回路素子21に、上述した記録
電極シート20の記録電極線を適切な本数づつに分けて
夫々接続してある。各電極駆動回路素子21からは、入
力配線回路22を分割基体14A,14Bの他方の接合面
から記録ユニットUw外へ引き出してある。入力配線回
路22は、図外の記録制御部に接続してある。
は、ブリッジ部材15aの下方に潜らせ、分割基体14
A,14Bの接合面を通って内部空間Sまで敷設してあ
る。内部空間S内には、記録データに応じて記録電極線
を駆動する為の複数個の電極駆動回路素子21を配設し
てある。これら電極駆動回路素子21に、上述した記録
電極シート20の記録電極線を適切な本数づつに分けて
夫々接続してある。各電極駆動回路素子21からは、入
力配線回路22を分割基体14A,14Bの他方の接合面
から記録ユニットUw外へ引き出してある。入力配線回
路22は、図外の記録制御部に接続してある。
【0031】又、図2に示す様に、内部空間S内には、
上述したコイル部の導線接続を切り換えるスイッチ17
(図5参照)と接続したトナー搬送制御回路素子23も
配設してある。このトナー搬送制御回路素子23と図5
に示すスイッチ17とで現像剤搬送制御手段を構成す
る。トナー搬送制御回路素子23により、非記録時に選
択的に導線16aの接続切換えスイッチを平行接続から
交差接続に切り換え、記録部W上流側のトナー搬送方向
を切り換える。但し、非記録時とは、図外の記録制御部
から電極駆動回路素子21に記録データが入力されない
時のことである。
上述したコイル部の導線接続を切り換えるスイッチ17
(図5参照)と接続したトナー搬送制御回路素子23も
配設してある。このトナー搬送制御回路素子23と図5
に示すスイッチ17とで現像剤搬送制御手段を構成す
る。トナー搬送制御回路素子23により、非記録時に選
択的に導線16aの接続切換えスイッチを平行接続から
交差接続に切り換え、記録部W上流側のトナー搬送方向
を切り換える。但し、非記録時とは、図外の記録制御部
から電極駆動回路素子21に記録データが入力されない
時のことである。
【0032】ここで、上述の様に構成した静電記録装置
における記録画像形成動作について説明する。図2にお
いて、励磁コイルに前述した様な正弦波電流を通電する
と、記録ユニットUwの励磁コイルを配設した領域の外
周面上には、矢印(イ)方向に移動する進行波磁界が形成
され、磁性トナーdが穂を形成しつつその反対の矢印
(ロ)方向に搬送される。搬送される磁性トナーdは、ド
クタブレード18により所定の厚さに穂切り規制された
後、記録部Wへ搬送される。この際に、磁性トナーdは
負極性に摩擦帯電される。
における記録画像形成動作について説明する。図2にお
いて、励磁コイルに前述した様な正弦波電流を通電する
と、記録ユニットUwの励磁コイルを配設した領域の外
周面上には、矢印(イ)方向に移動する進行波磁界が形成
され、磁性トナーdが穂を形成しつつその反対の矢印
(ロ)方向に搬送される。搬送される磁性トナーdは、ド
クタブレード18により所定の厚さに穂切り規制された
後、記録部Wへ搬送される。この際に、磁性トナーdは
負極性に摩擦帯電される。
【0033】記録部Wでは、各記録電極ELに対し駆動
回路素子21が記録データに応じて記録電圧を選択的に
印加し、記録電極ELと円筒電極5周表面間に電界を形
成し、磁性トナーdを円筒電極5周表面へ選択的に転移
させる。本例では、1ビットの記録データが“H”のと
き、対応する記録電極ELに−180Vの電圧を印加す
る。このとき、記録電極ELに対向する円筒電極5に
は、バイアス電源5aにより、トナーの帯電極性と同極
性のバイアス電圧が印加されている。本例ではトナーの
摩擦帯電極性が負(−)であるから、マイナスのバイア
ス電圧が印加され、電圧は−30Vに設定されている。
従って、円筒電極5から記録電極ELに向けて150V
の電位差に基づく電界が形成されている。負極性に帯電
した磁性トナーdは電位の高い方へ移動するから、間隔
が最も狭く電界が最大となる記録部Wにおいて、−18
0Vの電圧が印加されている記録電極EL上の磁性トナ
ーdだけが選択的に円筒電極5表面に転移し、黒ドット
を形成する。
回路素子21が記録データに応じて記録電圧を選択的に
印加し、記録電極ELと円筒電極5周表面間に電界を形
成し、磁性トナーdを円筒電極5周表面へ選択的に転移
させる。本例では、1ビットの記録データが“H”のと
き、対応する記録電極ELに−180Vの電圧を印加す
る。このとき、記録電極ELに対向する円筒電極5に
は、バイアス電源5aにより、トナーの帯電極性と同極
性のバイアス電圧が印加されている。本例ではトナーの
摩擦帯電極性が負(−)であるから、マイナスのバイア
ス電圧が印加され、電圧は−30Vに設定されている。
従って、円筒電極5から記録電極ELに向けて150V
の電位差に基づく電界が形成されている。負極性に帯電
した磁性トナーdは電位の高い方へ移動するから、間隔
が最も狭く電界が最大となる記録部Wにおいて、−18
0Vの電圧が印加されている記録電極EL上の磁性トナ
ーdだけが選択的に円筒電極5表面に転移し、黒ドット
を形成する。
【0034】一方、1ビットの記録データが“L”の場
合、記録電極ELが接地電位となる。その結果、円筒電
極5からその対応記録電極ELに見た電位差は−30V
となり、負極性の磁性トナーdは記録電極EL側に保持
されたままで転移しない。
合、記録電極ELが接地電位となる。その結果、円筒電
極5からその対応記録電極ELに見た電位差は−30V
となり、負極性の磁性トナーdは記録電極EL側に保持
されたままで転移しない。
【0035】上述の様に、入力記録データに応じて記録
電極ELの電位が−180Vと接地電位に選択的に制御
され、円筒電極5周表面の対向部に記録データに応じた
トナー記録画像が形成される。このトナー記録画像の濃
度は、バイアス電源5aのバイアス電圧を変化させるこ
とにより調節できる。その場合、適切な調節範囲は0〜
−40V程度であり、0Vに近い程、画像濃度が高くな
る。
電極ELの電位が−180Vと接地電位に選択的に制御
され、円筒電極5周表面の対向部に記録データに応じた
トナー記録画像が形成される。このトナー記録画像の濃
度は、バイアス電源5aのバイアス電圧を変化させるこ
とにより調節できる。その場合、適切な調節範囲は0〜
−40V程度であり、0Vに近い程、画像濃度が高くな
る。
【0036】記録部Wで円筒電極5側へ転移せずに残留
する磁性トナーd′は下流側へ移動し、掻取り板19に
より外被部材15A表面から掻き落とされ、貯留磁性ト
ナーと撹拌混合される。
する磁性トナーd′は下流側へ移動し、掻取り板19に
より外被部材15A表面から掻き落とされ、貯留磁性ト
ナーと撹拌混合される。
【0037】円筒電極5周表面に形成されたトナー記録
画像は、図1に示す様に円筒電極5の反時計回り方向a
の回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロー
ル対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙
上に転写される。転写されずに円筒電極5周表面に残留
する未転写トナーdrは、円筒電極5の回転と共に再度
記録部Wに搬送されてくる。
画像は、図1に示す様に円筒電極5の反時計回り方向a
の回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロー
ル対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙
上に転写される。転写されずに円筒電極5周表面に残留
する未転写トナーdrは、円筒電極5の回転と共に再度
記録部Wに搬送されてくる。
【0038】記録部Wに返送されてきた未転写トナーd
rは、記録部Wの上流側領域において、入力記録データ
が“L”で記録電極線が接地電位になったときに記録電
極側に引かれ、一旦円筒電極5表面から離脱する。又、
この領域では、記録ユニットUw側のトナー搬送路が円
筒電極5と対向して急激に狭くなっている為、搬送され
てくる磁性トナーdが一時的に滞留し、これに円筒電極
5側から離脱した未転写トナーdrが加わって、磁性ト
ナーが比較的高密度に溜るトナー溜りRtが形成されて
いる。このトナー溜りRtで成長したトナーチェーンに
よる掻き取り効果によっても、未転写トナーdrが円筒
電極5表面から除去される。この様にして円筒電極5周
表面から未転写トナーdrがクリーニング除去された
後、記録部Wにおいて再度記録動作が実施されるから、
専用のクリーニング手段を設けなくても、残像等の画像
欠陥のない高解像度の記録画像が安定的に形成される。
rは、記録部Wの上流側領域において、入力記録データ
が“L”で記録電極線が接地電位になったときに記録電
極側に引かれ、一旦円筒電極5表面から離脱する。又、
この領域では、記録ユニットUw側のトナー搬送路が円
筒電極5と対向して急激に狭くなっている為、搬送され
てくる磁性トナーdが一時的に滞留し、これに円筒電極
5側から離脱した未転写トナーdrが加わって、磁性ト
ナーが比較的高密度に溜るトナー溜りRtが形成されて
いる。このトナー溜りRtで成長したトナーチェーンに
よる掻き取り効果によっても、未転写トナーdrが円筒
電極5表面から除去される。この様にして円筒電極5周
表面から未転写トナーdrがクリーニング除去された
後、記録部Wにおいて再度記録動作が実施されるから、
専用のクリーニング手段を設けなくても、残像等の画像
欠陥のない高解像度の記録画像が安定的に形成される。
【0039】然るに、上述のトナー溜りRtにおいて
は、長く滞留する磁性トナーdが外被部材15A表面上
に堆積してトナーの不動層を形成する傾向がある。トナ
ー不動層が形成されると、トナーの搬送や摩擦帯電に支
障を来し、記録画像の画像品質を低下させる。この不動
層の発生を防止する為、この発明においては、図5に示
すコイル部の導線接続を切り換えるスイッチ17を動作
させ、記録部W上流側のトナー搬送方向を非記録時に選
択的に順方向(ロ)から逆方向(イ)へ切り換える。即
ち、記録制御部が非記録時になったことを判断してトナ
ー搬送制御回路素子23に搬送方向を切り換える旨の信
号を送り、この信号を受けたトナー搬送制御回路素子2
3が図5の切換えスイッチ17を分図〔a〕に示す平行
接続から分図〔b〕に示す交差接続に切り換える。これ
により、記録部W上流側の磁性トナーだけが矢印(ロ)で
示す順方向と逆方向の上流側へ搬送される。下流側の磁
性トナーはスイッチ切換え前と同様に順方向(ロ)に沿
って下流側へ搬送される。その結果、トナー溜りRtが
解消されて不動層の発生が確実に防止される。よって、
十分に帯電した磁性トナーを適量つづ円滑に記録部Wへ
搬送でき、濃度ムラや残像等の画像不良の無い良好な画
質の記録画像を安定して形成することが可能となる。
は、長く滞留する磁性トナーdが外被部材15A表面上
に堆積してトナーの不動層を形成する傾向がある。トナ
ー不動層が形成されると、トナーの搬送や摩擦帯電に支
障を来し、記録画像の画像品質を低下させる。この不動
層の発生を防止する為、この発明においては、図5に示
すコイル部の導線接続を切り換えるスイッチ17を動作
させ、記録部W上流側のトナー搬送方向を非記録時に選
択的に順方向(ロ)から逆方向(イ)へ切り換える。即
ち、記録制御部が非記録時になったことを判断してトナ
ー搬送制御回路素子23に搬送方向を切り換える旨の信
号を送り、この信号を受けたトナー搬送制御回路素子2
3が図5の切換えスイッチ17を分図〔a〕に示す平行
接続から分図〔b〕に示す交差接続に切り換える。これ
により、記録部W上流側の磁性トナーだけが矢印(ロ)で
示す順方向と逆方向の上流側へ搬送される。下流側の磁
性トナーはスイッチ切換え前と同様に順方向(ロ)に沿
って下流側へ搬送される。その結果、トナー溜りRtが
解消されて不動層の発生が確実に防止される。よって、
十分に帯電した磁性トナーを適量つづ円滑に記録部Wへ
搬送でき、濃度ムラや残像等の画像不良の無い良好な画
質の記録画像を安定して形成することが可能となる。
【0040】尚、この発明は、上記の特定の実施例に限
定されるものではなく、この発明の技術的範囲において
種々の変形が可能である。例えば、現像剤搬送手段のコ
イル部に通電する繰返し波形を有する電流としては、図
8に示す様なPWM(パルス幅変調)電流も適用可能で
ある。図8に示した例は、コイル部を2組に分けた場合
に通電するPWM電流を示している。この場合、 iA=PWM〔Isin(ωt)〕 で示すPWM電流は、 iA=Isin(ωt) で定義される上述の正弦波電流を通電したときと同様な
積分電流を得られる。即ち、破線で示す様な2種類の正
弦波電流を通電した場合と同様の結果となる。
定されるものではなく、この発明の技術的範囲において
種々の変形が可能である。例えば、現像剤搬送手段のコ
イル部に通電する繰返し波形を有する電流としては、図
8に示す様なPWM(パルス幅変調)電流も適用可能で
ある。図8に示した例は、コイル部を2組に分けた場合
に通電するPWM電流を示している。この場合、 iA=PWM〔Isin(ωt)〕 で示すPWM電流は、 iA=Isin(ωt) で定義される上述の正弦波電流を通電したときと同様な
積分電流を得られる。即ち、破線で示す様な2種類の正
弦波電流を通電した場合と同様の結果となる。
【0041】又、トナー搬送方向を切り換える為には、
図5に示す様にスイッチ17を用いて導線16aの接続
を切り換える方法に限らず、記録部の上流側と下流側の
各コイル部に送電する電流を個々に制御し、上流側と下
流側で独自にコイル部に流れる電流の位相の進行方向を
切り換える構成としてもよい。
図5に示す様にスイッチ17を用いて導線16aの接続
を切り換える方法に限らず、記録部の上流側と下流側の
各コイル部に送電する電流を個々に制御し、上流側と下
流側で独自にコイル部に流れる電流の位相の進行方向を
切り換える構成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、この発明に
よれば、現像剤搬送路に沿ってm組のコイル部を並設す
ると共にコイル部を形成するm本の導線の接続を記録部
を挟んで上流側と下流側のコイル部の間で切り換え可能
な構成とし、これらコイル部に繰返し波形を備えた電流
を配置順にπ/mづつ位相をずらして通電し、各組コイ
ル部の配列順序が記録部を境に上流側と下流側とで逆と
なるようにm本の導線の接続を非記録時に選択的に切り
換えることにより、記録部W上流側だけの現像剤の搬送
方向を非記録時に逆転させることができる。これによ
り、記録部の上流側に形成される現像剤溜りを解消して
現像剤の不動層の発生を確実に防止することができる。
従って、現像剤を十分に摩擦帯電させて適量づつ円滑に
記録部に搬送でき、画像ムラ等の画像不良が無く高解像
度の記録画像を長期に亘り安定して得ることが可能とな
る。
よれば、現像剤搬送路に沿ってm組のコイル部を並設す
ると共にコイル部を形成するm本の導線の接続を記録部
を挟んで上流側と下流側のコイル部の間で切り換え可能
な構成とし、これらコイル部に繰返し波形を備えた電流
を配置順にπ/mづつ位相をずらして通電し、各組コイ
ル部の配列順序が記録部を境に上流側と下流側とで逆と
なるようにm本の導線の接続を非記録時に選択的に切り
換えることにより、記録部W上流側だけの現像剤の搬送
方向を非記録時に逆転させることができる。これによ
り、記録部の上流側に形成される現像剤溜りを解消して
現像剤の不動層の発生を確実に防止することができる。
従って、現像剤を十分に摩擦帯電させて適量づつ円滑に
記録部に搬送でき、画像ムラ等の画像不良が無く高解像
度の記録画像を長期に亘り安定して得ることが可能とな
る。
【図1】この発明の一実施例としての静電記録装置の全
体構成を示す模式的断面図である。
体構成を示す模式的断面図である。
【図2】上記静電記録装置における記録画像形成ユニッ
トとその周辺部の構成を示す模式的拡大断面図である。
トとその周辺部の構成を示す模式的拡大断面図である。
【図3】上記静電記録装置に通電する正弦波電流を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図4】上記静電記録装置において形成される進行波磁
界の順搬送方向に進行する波形を示すグラフ図である。
界の順搬送方向に進行する波形を示すグラフ図である。
【図5】上記記録画像形成ユニットにおけるコイル部の
導線接続構成とその接続切換え動作を示す説明図であ
る。
導線接続構成とその接続切換え動作を示す説明図であ
る。
【図6】上記コイル部の配列と導線接続の切換えに伴う
トナー搬送方向の変換動作を示す模式的断面図である。
トナー搬送方向の変換動作を示す模式的断面図である。
【図7】上記記録画像形成ユニットの構成を示す一部破
断斜視図である。
断斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例として通電するPWM電
流を示すグラフ図である。
流を示すグラフ図である。
5 円筒電極 14 基体 14A,14B 分割基体 15,15A,15B 外被部材 16,16Ai…16Mi コイル部 16a 導線 17 スイッチ(導線接続切換え) 18 ドクタブレード 19 掻き取り板 20 記録電極シート 21 電極駆動回路素子 23 トナー搬送制御回路素子 Rt 現像剤溜り W 記録部
Claims (1)
- 【請求項1】 表面が現像剤搬送路となる現像剤担持部
材と、 前記現像剤担持部材表面に沿って磁性現像剤を搬送する
現像剤搬送手段と、 前記現像剤担持部材表面の現像剤搬送方向と直角の幅方
向へ所定の間隔で電気的に絶縁を保って並列配置した複
数の記録電極と、該記録電極に入力記録情報に応じた記
録電圧を出力する電極駆動回路とから成る記録手段と、 前記記録電極に対し所定の間隙を保って対向配設した円
筒電極とを有し、 前記現像剤搬送手段は、磁性材料で形成した基体を前記
現像剤担持部材の裏面に沿って配設し、該基体の前記現
像剤担持部材裏面に対向する表面に複数個の凹部溝を前
記幅方向に延在形成し、各該凹部溝内に複数の導線を前
記幅方向に沿って敷設して複数個のコイル部を形成し、
該コイル部をm個の組に分け、各組のコイル部を(m−
1)個おきに配置して成り、 前記コイル部の内の同じ組に属する各コイル部には励磁
される磁極の方向が交互に逆となる様に繰り返し波形を
備えた電流を通電すると共に、異なる組に属する隣設し
たm個のコイル部にはπ/mづつ配置順に順次位相のず
れた繰り返し波形を備える電流を通電することにより、
前記現像剤担持部材の表面に沿って進行する進行波磁界
を形成して前記磁性現像剤を所定の順方向に搬送し、前
記記録電極が前記円筒電極周表面に近接する記録部で搬
送されてくる前記磁性現像剤を前記記録電圧に応じて前
記円筒電極周表面へ選択的に転移させて記録画像を形成
する静電記録装置において、 前記記録電圧が前記記録電極に印加される記録時には現
像剤を前記順方向に搬送し、前記記録電圧が前記記録電
極に印加されない非記録時には、前記記録部の前記順方
向に対して上流側では現像剤を前記順方向とは逆方向に
搬送し、前記記録部下流側では現像剤を前記順方向へ搬
送する現像剤搬送制御手段を設けたことを特徴とする静
電記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267867A JPH05104773A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3267867A JPH05104773A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 静電記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05104773A true JPH05104773A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17450739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3267867A Pending JPH05104773A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05104773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007108604A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Ricoh Co Ltd | トナー搬送装置、及びこれを具備する現像装置 |
| JP2010145912A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置 |
| JP2010145911A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP3267867A patent/JPH05104773A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007108604A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Ricoh Co Ltd | トナー搬送装置、及びこれを具備する現像装置 |
| JP2010145912A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置 |
| JP2010145911A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Brother Ind Ltd | 現像剤供給装置 |
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