JPH0510529B2 - - Google Patents
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- JPH0510529B2 JPH0510529B2 JP59206275A JP20627584A JPH0510529B2 JP H0510529 B2 JPH0510529 B2 JP H0510529B2 JP 59206275 A JP59206275 A JP 59206275A JP 20627584 A JP20627584 A JP 20627584A JP H0510529 B2 JPH0510529 B2 JP H0510529B2
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- JP
- Japan
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- oil
- bearing
- seal
- shaft
- spring
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/024—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with flexible leaves to create hydrodynamic wedge, e.g. radial foil bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は軸シールを有する弾性フオイル軸受構
造に係り、特に一枚のフオイル素材の表・裏に加
工を施して軸受と軸シールとを一体化させて軸受
構造の簡素化をはかつたものに関する。
造に係り、特に一枚のフオイル素材の表・裏に加
工を施して軸受と軸シールとを一体化させて軸受
構造の簡素化をはかつたものに関する。
[従来の技術]
従来、回転軸を支承する機能を有する動圧型流
体軸受と回転軸を非接触で密封する機能を有する
動圧型軸シールとはその機能・構造が異なるとこ
ろから別体構造であり、一体化したものは未だ存
在していない。まして先に本発明者が新規に発明
したフオイル軸受構造にあつてはなおさらであ
る。
体軸受と回転軸を非接触で密封する機能を有する
動圧型軸シールとはその機能・構造が異なるとこ
ろから別体構造であり、一体化したものは未だ存
在していない。まして先に本発明者が新規に発明
したフオイル軸受構造にあつてはなおさらであ
る。
[発明が解決しようとする問題点]
従来は軸受と軸シールとが別体であつたので、
回転軸の軸方向長さが長くなつて軽量化が阻害さ
れると共に回転軸の剛性の低下をもたらし、十分
な高速化・高性能化を得ることができなかつた。
回転軸の軸方向長さが長くなつて軽量化が阻害さ
れると共に回転軸の剛性の低下をもたらし、十分
な高速化・高性能化を得ることができなかつた。
[発明の目的]
本発明は軸受と軸シールとを一体化して小型軽
量化をはかると共に回転軸の剛性を上げてより大
きな高速化・高性能化が達成できる軸シール付フ
オイル軸受構造を得ようとするものである。
量化をはかると共に回転軸の剛性を上げてより大
きな高速化・高性能化が達成できる軸シール付フ
オイル軸受構造を得ようとするものである。
[発明の概要]
上記目的に沿う本発明の構成は、一枚の弾性フ
オイル素材の幅方向に軸受部と軸シール部とを隣
接して一体に設けるべく、長さ方向に軸受部及び
シール部の要素たるベアリングフオイル又はシー
ルフオイル部、ダンプフオイル部、スプリングフ
オイル部を順にそれぞれ並列且つ連続して設けて
軸シール付弾性フオイル体を形成し、この軸シー
ル付弾性フオイル体を回転軸とケースの支承面と
のすき間に上記順序で巻回し、3層に積層して構
成したものである。これにより、軸受部は流体膜
圧力を発生して軸荷重を支承する一方、軸シール
部は弾性的に変位して軸を密封できるようにし、
高温(低温)、高速で安定した軸機能、軸シール
機能を発揮し得るようにしたものである。
オイル素材の幅方向に軸受部と軸シール部とを隣
接して一体に設けるべく、長さ方向に軸受部及び
シール部の要素たるベアリングフオイル又はシー
ルフオイル部、ダンプフオイル部、スプリングフ
オイル部を順にそれぞれ並列且つ連続して設けて
軸シール付弾性フオイル体を形成し、この軸シー
ル付弾性フオイル体を回転軸とケースの支承面と
のすき間に上記順序で巻回し、3層に積層して構
成したものである。これにより、軸受部は流体膜
圧力を発生して軸荷重を支承する一方、軸シール
部は弾性的に変位して軸を密封できるようにし、
高温(低温)、高速で安定した軸機能、軸シール
機能を発揮し得るようにしたものである。
[実施例]
本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明すれば以下の通りである。
明すれば以下の通りである。
第2図イ,ニに示す如く、一枚の可撓性を有す
る弾性フオイル素材の幅方向は軸受部aと軸シー
ル部bとに分かれている。長さ方向は、軸受部a
にあつてはロ矢視断面図である同図ロに示す如く
右から順にベアリングフオイル部Ba、ダンプフ
オイル部Da、スプリングフオイル部Saが又軸シ
ール部bにあつてはハ矢視断面図である同図ハに
示す如く、シールフオイル部Lb、ダンプフオイ
ル部Db、スプリングフオイル部Sbが連続形成し
てある。すなわち、一枚のフオイル素材からこれ
の表面および裏面に加工を施して軸受部aと軸シ
ール部bとを並列に一体成形した弾性フオイル体
1を得ている。この弾性フオイル体1の各部の長
さは後述のケース支承面を一周する円筒の周長に
相当し、幅長さは軸支承と軸シールをするに必要
な長さとしている。又、軸受部aと軸シール部b
とに分けた幅方向の中間部に、長さ方向に適宜の
間隔を開けて複数の通気孔2,2…を穿設し、軸
受部aの両端圧力(幅方向圧力)を均等化させ
る。
る弾性フオイル素材の幅方向は軸受部aと軸シー
ル部bとに分かれている。長さ方向は、軸受部a
にあつてはロ矢視断面図である同図ロに示す如く
右から順にベアリングフオイル部Ba、ダンプフ
オイル部Da、スプリングフオイル部Saが又軸シ
ール部bにあつてはハ矢視断面図である同図ハに
示す如く、シールフオイル部Lb、ダンプフオイ
ル部Db、スプリングフオイル部Sbが連続形成し
てある。すなわち、一枚のフオイル素材からこれ
の表面および裏面に加工を施して軸受部aと軸シ
ール部bとを並列に一体成形した弾性フオイル体
1を得ている。この弾性フオイル体1の各部の長
さは後述のケース支承面を一周する円筒の周長に
相当し、幅長さは軸支承と軸シールをするに必要
な長さとしている。又、軸受部aと軸シール部b
とに分けた幅方向の中間部に、長さ方向に適宜の
間隔を開けて複数の通気孔2,2…を穿設し、軸
受部aの両端圧力(幅方向圧力)を均等化させ
る。
幅方向に分けたうちの軸受部aのベアリングフ
オイル部Baは第2図イで示す外表面と同様に同
図ニで示す如く内表面がフラツトなプレーン型が
例示してあり、このフラツトな内表面には適宜な
耐摩耗処理を施してある。なお、ベアリングフオ
イル部Baの形式は図示例のものに限らず、スパ
イラルグルーブ、ヘリングボーン、ステツプ型、
ポケツト型等任意である。また、ベアリングフオ
イル部Baは、図示する如く、幅方向中央で長さ
方向に適宜の間隔を隔てて高速安定化させるため
の複数の圧力解放路3を有している。この圧力解
放路3は、外表面側に穿設した大径なポケツト4
と内表面側に穿設した小径なオリフイス5とから
成り、内表面側圧力をオリフイス5からポケツト
4に導き外表面側に大きな力で解放する。
オイル部Baは第2図イで示す外表面と同様に同
図ニで示す如く内表面がフラツトなプレーン型が
例示してあり、このフラツトな内表面には適宜な
耐摩耗処理を施してある。なお、ベアリングフオ
イル部Baの形式は図示例のものに限らず、スパ
イラルグルーブ、ヘリングボーン、ステツプ型、
ポケツト型等任意である。また、ベアリングフオ
イル部Baは、図示する如く、幅方向中央で長さ
方向に適宜の間隔を隔てて高速安定化させるため
の複数の圧力解放路3を有している。この圧力解
放路3は、外表面側に穿設した大径なポケツト4
と内表面側に穿設した小径なオリフイス5とから
成り、内表面側圧力をオリフイス5からポケツト
4に導き外表面側に大きな力で解放する。
ベアリングフオイル部Baに連続するダンプフ
オイル部Daとスプリングフオイル部Saとはその
外表面に幅方向全長を横切り且つ長さ方向に適宜
の間隔を隔てて(上記解放路3よりも更に短いピ
ツチで)形成したバネ要素となる線状の支持突起
6,6…を複数本有している。ダンプフオイル部
Daとスプリングフオイル部Saとの境界は支持突
起6のピツチbの1.5倍としてある。スプリング
フオイル部Saの外表面端部は係止固定用のキー
7を有している。かくして、スプリングフオイル
部Saとダンプフオイル部Daとはキー7を除けば
全く同一形状をしている。
オイル部Daとスプリングフオイル部Saとはその
外表面に幅方向全長を横切り且つ長さ方向に適宜
の間隔を隔てて(上記解放路3よりも更に短いピ
ツチで)形成したバネ要素となる線状の支持突起
6,6…を複数本有している。ダンプフオイル部
Daとスプリングフオイル部Saとの境界は支持突
起6のピツチbの1.5倍としてある。スプリング
フオイル部Saの外表面端部は係止固定用のキー
7を有している。かくして、スプリングフオイル
部Saとダンプフオイル部Daとはキー7を除けば
全く同一形状をしている。
一方、幅方向に分けたうちの軸シール部bのシ
ールフオイル部Lbは、ベアリングフオイル部Ba
と同様に内表面がフラツトなプレーン型を例示し
てあり、実質的なシール面を軸シール部bの幅方
向全長より狭くするため両端を削つて断面凸形状
をしている。この凸形状のシール凸面には適宜な
耐摩耗処理を施してある。
ールフオイル部Lbは、ベアリングフオイル部Ba
と同様に内表面がフラツトなプレーン型を例示し
てあり、実質的なシール面を軸シール部bの幅方
向全長より狭くするため両端を削つて断面凸形状
をしている。この凸形状のシール凸面には適宜な
耐摩耗処理を施してある。
シールフオイル部Lbに連続するダンプフオイ
ル部Dbとスプリングフオイル部Sbとはその外表
面に梯子状の突起を有している。すなわち、所定
深さの矩形状凹部8,8…を長さ方向に適宜の間
隔を隔てて複数個形成することにより、シール性
を確保するための幅方向両端の残部9,10と矩
形状凹部8,8間に残つた線状の支持突起11と
から成る梯子状の突起を形成している。この梯子
状の突起のうちの線状支持突起11のピツチは軸
受部aの支持突起6と同様にバネ要素となるが、
軸受部aの支持突起6のピツチよりも大きくとつ
て、バネ性を相対的に低く設定している。図示例
では軸受部aの2倍に設定してある。なお、軸シ
ール部bのスプリングフオイルSbの外表面端部
は軸受部aの場合と異なり、シール性を保持する
ためにこれを阻害するキーは有さない。上述した
フオイル面の加工はフオトエツチング等の公知の
技術によつて一工程で行なうことができる。
ル部Dbとスプリングフオイル部Sbとはその外表
面に梯子状の突起を有している。すなわち、所定
深さの矩形状凹部8,8…を長さ方向に適宜の間
隔を隔てて複数個形成することにより、シール性
を確保するための幅方向両端の残部9,10と矩
形状凹部8,8間に残つた線状の支持突起11と
から成る梯子状の突起を形成している。この梯子
状の突起のうちの線状支持突起11のピツチは軸
受部aの支持突起6と同様にバネ要素となるが、
軸受部aの支持突起6のピツチよりも大きくとつ
て、バネ性を相対的に低く設定している。図示例
では軸受部aの2倍に設定してある。なお、軸シ
ール部bのスプリングフオイルSbの外表面端部
は軸受部aの場合と異なり、シール性を保持する
ためにこれを阻害するキーは有さない。上述した
フオイル面の加工はフオトエツチング等の公知の
技術によつて一工程で行なうことができる。
第3図、第4図に示す如く、上述した一枚のフ
オイル素材から成形した弾性フオイル体1をベア
リングフオイル部Ba、シールフオイル部Lb、ダ
ンプフオイル部Da,Db、スプリングフオイル部
Sa,Sbの順で巻回し、回転軸12とケース支承
面13との間に積層する。すなわち、弾性フオイ
ル体1を三重巻きの円筒に形成して、軸受部aに
あつては第3図に示す如く、径方向外方に向かつ
てベアリングフオイル部Ba、ダンプフオイル部
Da、スプリングフオイル部Saを順に重ね、ベア
リングフオイル部Baをダンプフオイル部Daに密
接するとともに、圧力解放路3がダンプフオイル
部Daの支持突起6,6間に来るように、また、
ダンプフオイル部Daの支持突起6がスプリング
フオイル部Saの支持突起6,6間に来るように
各部の相互位置を調整する。この調整により軸シ
ール部bは第4図に示す如く自動的にダンプフオ
イル部Dbの支持突起11がスプリングフオイル
部Sbの支持突起11,11間に来るように積層
されることになる。
オイル素材から成形した弾性フオイル体1をベア
リングフオイル部Ba、シールフオイル部Lb、ダ
ンプフオイル部Da,Db、スプリングフオイル部
Sa,Sbの順で巻回し、回転軸12とケース支承
面13との間に積層する。すなわち、弾性フオイ
ル体1を三重巻きの円筒に形成して、軸受部aに
あつては第3図に示す如く、径方向外方に向かつ
てベアリングフオイル部Ba、ダンプフオイル部
Da、スプリングフオイル部Saを順に重ね、ベア
リングフオイル部Baをダンプフオイル部Daに密
接するとともに、圧力解放路3がダンプフオイル
部Daの支持突起6,6間に来るように、また、
ダンプフオイル部Daの支持突起6がスプリング
フオイル部Saの支持突起6,6間に来るように
各部の相互位置を調整する。この調整により軸シ
ール部bは第4図に示す如く自動的にダンプフオ
イル部Dbの支持突起11がスプリングフオイル
部Sbの支持突起11,11間に来るように積層
されることになる。
そして、第1図に示す如く、ケース支承面13
の軸方向に軸受部aの幅長さだけキー溝15を設
け、このキー溝15に軸受部端部の係止固定用キ
ー7を挿入し、取付板16で押えて、弾性フオイ
ル体1の軸廻り方向と軸方向との移動を規制する
ことによつて軸シール付フオイル軸受構造を構成
する。
の軸方向に軸受部aの幅長さだけキー溝15を設
け、このキー溝15に軸受部端部の係止固定用キ
ー7を挿入し、取付板16で押えて、弾性フオイ
ル体1の軸廻り方向と軸方向との移動を規制する
ことによつて軸シール付フオイル軸受構造を構成
する。
このように本実施例の軸シール付フオイル軸受
構造は、軸受部aおよび軸シール部bを3重層か
らなるフオイル構造とし、各層間にバネ要素、ダ
ンピング要素、軸受要素、シール要素をケース支
承面13の周方向に配置してなる。
構造は、軸受部aおよび軸シール部bを3重層か
らなるフオイル構造とし、各層間にバネ要素、ダ
ンピング要素、軸受要素、シール要素をケース支
承面13の周方向に配置してなる。
さて、上記のような構成による本実施例の作用
を説明する。
を説明する。
本実施例の軸受ならびに軸シールの作動原理
は、作動流体(気体または液体)の粘性が支配的
な流体潤滑に基づく機能により軸受部aが軸受す
き間を生成させて回転軸12を支持する一方、軸
シール部bが軸シールすき間を生成させて回転軸
12との接触を回避しつつシールする非接触型の
軸受・軸シールである。
は、作動流体(気体または液体)の粘性が支配的
な流体潤滑に基づく機能により軸受部aが軸受す
き間を生成させて回転軸12を支持する一方、軸
シール部bが軸シールすき間を生成させて回転軸
12との接触を回避しつつシールする非接触型の
軸受・軸シールである。
すなわち、回転軸12を支持する弾性フオイル
体1の軸受部aは軸荷重の大きさに対応して軸が
偏心すると、回転軸12とベアリングフオイル部
Baとの間を軸受すき間Gaにくさび膜を発生して
流体膜圧を形成し、この流体膜圧が軸荷重を支持
するのである。ところで、回転軸12が高速回転
すると軸受すき間Gaの流体膜圧が昇圧する。
体1の軸受部aは軸荷重の大きさに対応して軸が
偏心すると、回転軸12とベアリングフオイル部
Baとの間を軸受すき間Gaにくさび膜を発生して
流体膜圧を形成し、この流体膜圧が軸荷重を支持
するのである。ところで、回転軸12が高速回転
すると軸受すき間Gaの流体膜圧が昇圧する。
この昇圧流体膜圧の一部は圧力解放路3からこ
れに密接しているダンプフオイル部Daの内表面
に導かれて解放する。この圧力解放は小径なオリ
フイス5から大径なポケツト4を経由して行なわ
れるため、ダンプフオイル部Da内表面に径方向
外方へ大きな力が作用し、その内表面を局部変形
させて変形局部に流体溜りを形成する。したがつ
て、ダンプフオイル部Daにスクイズ膜ダンパ作
用が生じて軸振動を制振させる。一方、解放され
なかつた昇圧流体膜圧はベアリングフオイル部
Baを介してダンプフオイル部Daの全周に作用す
るので、その外表面に設けた支持突起6がスプリ
ングフオイル部Saの支持突起6,6間の内表面
を径方向外方へ押し出す。このためスプリングフ
オイル部Saは周方向に波状変形してバネ機能を
発揮する。したがつて、ダンプフオイル部Daは
ケース支承面13上に弾性支持されることにな
り、軸の遠心変形、熱変形を許容する。このよう
にして流体膜圧自信によるダンピング要素、バネ
要素に加えて、フオイル積層構造の軸受部aによ
るダンピング機能、バネ機能が発揮されるので、
高速・高温(低温)においても回転軸12を安定
に支持することができる。
れに密接しているダンプフオイル部Daの内表面
に導かれて解放する。この圧力解放は小径なオリ
フイス5から大径なポケツト4を経由して行なわ
れるため、ダンプフオイル部Da内表面に径方向
外方へ大きな力が作用し、その内表面を局部変形
させて変形局部に流体溜りを形成する。したがつ
て、ダンプフオイル部Daにスクイズ膜ダンパ作
用が生じて軸振動を制振させる。一方、解放され
なかつた昇圧流体膜圧はベアリングフオイル部
Baを介してダンプフオイル部Daの全周に作用す
るので、その外表面に設けた支持突起6がスプリ
ングフオイル部Saの支持突起6,6間の内表面
を径方向外方へ押し出す。このためスプリングフ
オイル部Saは周方向に波状変形してバネ機能を
発揮する。したがつて、ダンプフオイル部Daは
ケース支承面13上に弾性支持されることにな
り、軸の遠心変形、熱変形を許容する。このよう
にして流体膜圧自信によるダンピング要素、バネ
要素に加えて、フオイル積層構造の軸受部aによ
るダンピング機能、バネ機能が発揮されるので、
高速・高温(低温)においても回転軸12を安定
に支持することができる。
また、回転軸12をシールする弾性フオイル体
1の軸シール部bは回転軸2の偏心に対応してシ
ール部自信がくさび膜を形成しつつ弾性的に変位
して軸シール部bへの接触を回避しつつ回転軸1
2をシールする。すなわち、支持突起6,6間の
凹部が幅方向に解放している軸受部aの場合と異
なり、軸シール部bの矩形状凹部8は両端の残部
9,10により幅方向が閉塞しているため、ダン
プフオイル部Dbとスプリングフオイル部Saとの
夫々の矩形状凹部8に、もともと流体溜りが存在
する。それ故、回転軸12とシールフオイル部
Lbとの間のシールすき間のGbに昇圧流体膜圧が
発生してシールフオイル部Lbを径方向外方へ押
圧すると、スプリングフオイル部Sbの波状変形
が起きてバネ機能を発揮するとともに、矩形状凹
部8,8内の流体が圧搾されてスクイズ膜ダンパ
作用が生じる。しかも、軸シール部bのバネ要素
となる支持突起11のピツチが軸受部aのそれよ
りも大きくとつてバネ性を相対的に低く設定して
あるので、軸振動や軸膨張が生じても回転軸12
と接触することなく、きわめて小さなシールすき
間を安定に保持することができる。図示例の軸シ
ール部bは単なる円筒面のシールのクリアランス
シールであり、この場合、シール性能と等価なも
れ量は差圧に比例し、シールすき間の3乗に反比
例する特性があることから、きわめて小さなシー
ルすき間を保持できることは、シール性能が格段
に向上することを意味する。このようにしてフオ
イル積層構造の軸シール部bによるダンピング機
能、バネ機能が流体膜圧による機能に加えて発揮
されるので、高速・高温(低温)においても接触
や抱き付きのない安定したシール性能を得ること
ができる。
1の軸シール部bは回転軸2の偏心に対応してシ
ール部自信がくさび膜を形成しつつ弾性的に変位
して軸シール部bへの接触を回避しつつ回転軸1
2をシールする。すなわち、支持突起6,6間の
凹部が幅方向に解放している軸受部aの場合と異
なり、軸シール部bの矩形状凹部8は両端の残部
9,10により幅方向が閉塞しているため、ダン
プフオイル部Dbとスプリングフオイル部Saとの
夫々の矩形状凹部8に、もともと流体溜りが存在
する。それ故、回転軸12とシールフオイル部
Lbとの間のシールすき間のGbに昇圧流体膜圧が
発生してシールフオイル部Lbを径方向外方へ押
圧すると、スプリングフオイル部Sbの波状変形
が起きてバネ機能を発揮するとともに、矩形状凹
部8,8内の流体が圧搾されてスクイズ膜ダンパ
作用が生じる。しかも、軸シール部bのバネ要素
となる支持突起11のピツチが軸受部aのそれよ
りも大きくとつてバネ性を相対的に低く設定して
あるので、軸振動や軸膨張が生じても回転軸12
と接触することなく、きわめて小さなシールすき
間を安定に保持することができる。図示例の軸シ
ール部bは単なる円筒面のシールのクリアランス
シールであり、この場合、シール性能と等価なも
れ量は差圧に比例し、シールすき間の3乗に反比
例する特性があることから、きわめて小さなシー
ルすき間を保持できることは、シール性能が格段
に向上することを意味する。このようにしてフオ
イル積層構造の軸シール部bによるダンピング機
能、バネ機能が流体膜圧による機能に加えて発揮
されるので、高速・高温(低温)においても接触
や抱き付きのない安定したシール性能を得ること
ができる。
このように、本実施例によれば上述した軸受部
aと軸シール部bとヲ一片のフオイル素材から形
成し、しかも素材表面の加工はフオトエツチング
等公知の技術によつて一工程で行なうことができ
るので、量産性があり、非常に低コストで製作す
ることができる。そして、組立てに際しても3重
巻きにして回転軸12とケース支承面13との間
に挿入すれば、弾性フオイル体1自身が有するバ
ネ性により拡開してスプリングフオイル部Sa,
Sbがケース支承面13にぴつたり当接し、これ
に伴ない他のフオイル部も自動的に周方向の位置
調整がなされるので、積層フオイル同士の位置調
整を個別的に行なう必要がなくなり、組立作業が
極めて容易になる。
aと軸シール部bとヲ一片のフオイル素材から形
成し、しかも素材表面の加工はフオトエツチング
等公知の技術によつて一工程で行なうことができ
るので、量産性があり、非常に低コストで製作す
ることができる。そして、組立てに際しても3重
巻きにして回転軸12とケース支承面13との間
に挿入すれば、弾性フオイル体1自身が有するバ
ネ性により拡開してスプリングフオイル部Sa,
Sbがケース支承面13にぴつたり当接し、これ
に伴ない他のフオイル部も自動的に周方向の位置
調整がなされるので、積層フオイル同士の位置調
整を個別的に行なう必要がなくなり、組立作業が
極めて容易になる。
また、組立てられた軸受構造はフオイル構造で
あるため小型軽量であると共に高速・高温(低
温)おいても安定した軸受機能、軸シール機能を
発揮できる。したがつて、特に高温または低温の
気体をプロセス流体とするターボ圧縮機、ターボ
膨張機、ターボチヤージヤ、ターボ冷凍機等の高
速回転するターボ機械に適用して高効率化を得る
ことができる。
あるため小型軽量であると共に高速・高温(低
温)おいても安定した軸受機能、軸シール機能を
発揮できる。したがつて、特に高温または低温の
気体をプロセス流体とするターボ圧縮機、ターボ
膨張機、ターボチヤージヤ、ターボ冷凍機等の高
速回転するターボ機械に適用して高効率化を得る
ことができる。
なお、フオイル構造であることにより異物の侵
入に強いという副次的効果もある。
入に強いという副次的効果もある。
第5図及び第6図は軸シール部bの形式が単な
る円筒面のプレーン型である第1図の実施例の変
形例を示すもので、シール面に複数個のグルーブ
加工を施してある。すなわち第5図のものとはシ
ールフオイル部Lbのシール凸面にその長さ方向
にスパイラルグルーブ18を等間隔で複数個刻設
してあり、第6図のものはシールフオイル部Lb
ではなくシール部の回転軸12にスパイラルグル
ーブ18を刻設してあつて、スパイラルグルーブ
18によるポンピング作用によりシール効果を高
める構造になつている。スパイラルグルーブ18
の方向は、高圧側と低圧側および回転方向を定め
て設計することが望ましく、図示例ではP1>P2
とし矢印の如く回転軸12が回転する場合を示し
ている。
る円筒面のプレーン型である第1図の実施例の変
形例を示すもので、シール面に複数個のグルーブ
加工を施してある。すなわち第5図のものとはシ
ールフオイル部Lbのシール凸面にその長さ方向
にスパイラルグルーブ18を等間隔で複数個刻設
してあり、第6図のものはシールフオイル部Lb
ではなくシール部の回転軸12にスパイラルグル
ーブ18を刻設してあつて、スパイラルグルーブ
18によるポンピング作用によりシール効果を高
める構造になつている。スパイラルグルーブ18
の方向は、高圧側と低圧側および回転方向を定め
て設計することが望ましく、図示例ではP1>P2
とし矢印の如く回転軸12が回転する場合を示し
ている。
これによれば、回転軸12が回転するとシール
部を挟んで流体は差圧によりP1→P2へ流れよう
とするがスパイルグルーブ18のポンピング作用
により低圧のP2側の流体を高圧のP1側へ移送す
る機能が発揮され、シール性能の積極的な向上を
図ることができる。特に、ポンピング作用は高速
になる程大きくなるので、高速時のシール効果は
著大である。
部を挟んで流体は差圧によりP1→P2へ流れよう
とするがスパイルグルーブ18のポンピング作用
により低圧のP2側の流体を高圧のP1側へ移送す
る機能が発揮され、シール性能の積極的な向上を
図ることができる。特に、ポンピング作用は高速
になる程大きくなるので、高速時のシール効果は
著大である。
なお、P2>P1の場合には、図示していないが、
スパイラルグルーブ18を第5図、第6図とは逆
向きに設けるとともにランド部19を反対側端部
に設ければよい。
スパイラルグルーブ18を第5図、第6図とは逆
向きに設けるとともにランド部19を反対側端部
に設ければよい。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば次のような優れた
効果を発揮する。
効果を発揮する。
(1) 軸受部と軸シール部とが一枚の弾性フオイル
に一体化して形成されているので、固定側の小
型軽量化をはかることができると共に、回転軸
の軸方向長さを短縮 できて回転側の重量の軽減化と剛性の向上をも
はかることができる。したがつて回転機械の高
速化、高性能化を著しく高めることができる。
に一体化して形成されているので、固定側の小
型軽量化をはかることができると共に、回転軸
の軸方向長さを短縮 できて回転側の重量の軽減化と剛性の向上をも
はかることができる。したがつて回転機械の高
速化、高性能化を著しく高めることができる。
(2) 軸受部および軸シール部をフオイル構造とし
たことにより、回転軸の遠心膨張、熱膨張に充
分対応できて、すき間を小さく設計しても従来
問題となついた接触や抱き付きを発生すること
なく、高温(低温)高速で安定かつ安全に機能
することができる。
たことにより、回転軸の遠心膨張、熱膨張に充
分対応できて、すき間を小さく設計しても従来
問題となついた接触や抱き付きを発生すること
なく、高温(低温)高速で安定かつ安全に機能
することができる。
第1図は本発明に係る軸シール付フオイル軸受
構造の好適一実施例を示す一部展開状態を含む側
断面図、第2図は第1図の主要部となる弾性フオ
イル体の周方向の展開図、第3図は第1図の矢
視断面図であつて軸受部の正断面図、第4図は第
1図の矢視断面図であつて軸シール部の正断面
図、第5図及び第6図は本発明の変形例を示す一
部展開状態を含む側断面図である。 図中、1は弾性フオイル体、3は圧力解放路、
12は回転軸、13はケース支承面、aは軸受
部、bは軸シール部、Baはベアリングフオイル
部、Daはダンプフオイル部、Saはスプリングフ
オイル部、Lbはシールフオイル部、Dbはダンプ
フオイル部、Sbはスプリングフオイル部である。
構造の好適一実施例を示す一部展開状態を含む側
断面図、第2図は第1図の主要部となる弾性フオ
イル体の周方向の展開図、第3図は第1図の矢
視断面図であつて軸受部の正断面図、第4図は第
1図の矢視断面図であつて軸シール部の正断面
図、第5図及び第6図は本発明の変形例を示す一
部展開状態を含む側断面図である。 図中、1は弾性フオイル体、3は圧力解放路、
12は回転軸、13はケース支承面、aは軸受
部、bは軸シール部、Baはベアリングフオイル
部、Daはダンプフオイル部、Saはスプリングフ
オイル部、Lbはシールフオイル部、Dbはダンプ
フオイル部、Sbはスプリングフオイル部である。
Claims (1)
- 1 流体膜圧を形成すると共に流体膜圧を解放す
る圧力解放路を有するベアリングフオイル部、圧
力解放路から解放される流体膜圧を受圧して制振
するダンプフオイル部、ダンプフオイル部を弾性
支持するスプリングフオイル部を順に連続形成し
た弾性フオイル軸受部と、流体膜圧を形成するシ
ールフオイル部、シールフオイル部を制振するダ
ンプフオイル部、ダンプフオイル部を弾性支持す
るスプリングフオイル部を順に連続形成した弾性
フオイル軸シール部とを並列に一体成形してなる
弾性フオイル体を、回転軸とケース支承面との間
に上記連続形成の順で巻回して積層したことを特
徴とする軸シール付フオイル軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59206275A JPS6184415A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 軸シ−ル付フオイル軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59206275A JPS6184415A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 軸シ−ル付フオイル軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6184415A JPS6184415A (ja) | 1986-04-30 |
| JPH0510529B2 true JPH0510529B2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=16520623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59206275A Granted JPS6184415A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 軸シ−ル付フオイル軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6184415A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6347520A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-29 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | フオイルジヤ−ナル軸受 |
| JPH01242817A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Osaka Sangyo Univ | 流体力学的箔軸受 |
| DE4030996A1 (de) * | 1990-10-01 | 1992-04-02 | Happich Gmbh Gebr | Blendschutzvorrichtung |
| KR100938919B1 (ko) * | 2007-08-22 | 2010-01-28 | 한국기계연구원 | 그루브가 형성된 포일 베어링 |
| JP5760680B2 (ja) * | 2011-05-18 | 2015-08-12 | 株式会社Ihi | ラジアルフォイル軸受 |
| WO2015026655A1 (en) * | 2013-08-20 | 2015-02-26 | Borgwarner Inc. | Air bearing arrangement |
| JP2022131521A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 | ガス軸受装置及びターボチャージャ |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP59206275A patent/JPS6184415A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6184415A (ja) | 1986-04-30 |
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