JPH0510604A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
冷凍サイクル装置Info
- Publication number
- JPH0510604A JPH0510604A JP3163091A JP16309191A JPH0510604A JP H0510604 A JPH0510604 A JP H0510604A JP 3163091 A JP3163091 A JP 3163091A JP 16309191 A JP16309191 A JP 16309191A JP H0510604 A JPH0510604 A JP H0510604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- control means
- refrigerant superheat
- expansion valve
- degree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/21—Refrigerant outlet evaporator temperature
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液バック状態を迅速に脱却して圧縮機の寿命
向上を図り、しかも液バック状態と冷媒過熱度の過大状
態とが交互に繰返されるハンチングを防止して運転効率
および快適性の向上を図る。 【構成】 蒸発器の冷媒過熱度SHが一定値となるよ
う、第1制御手段により、電子膨張弁4の開度を制御す
る。ただし、冷媒過熱度SHが零deg またはそれ以下に
なると、第2制御手段により、冷媒過熱度SHが迅速に
零deg以上となるよう電子膨張弁4の開度を制御する。
そして、この第2制御手段の制御から第1制御手段の制
御に移り、それから一定時間たとえば5分内に第2制御
手段の制御に移った場合には、開度の制御量を所定時間
たとえば5分にわたって通常よりも少なくする。
向上を図り、しかも液バック状態と冷媒過熱度の過大状
態とが交互に繰返されるハンチングを防止して運転効率
および快適性の向上を図る。 【構成】 蒸発器の冷媒過熱度SHが一定値となるよ
う、第1制御手段により、電子膨張弁4の開度を制御す
る。ただし、冷媒過熱度SHが零deg またはそれ以下に
なると、第2制御手段により、冷媒過熱度SHが迅速に
零deg以上となるよう電子膨張弁4の開度を制御する。
そして、この第2制御手段の制御から第1制御手段の制
御に移り、それから一定時間たとえば5分内に第2制御
手段の制御に移った場合には、開度の制御量を所定時間
たとえば5分にわたって通常よりも少なくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子膨張弁を備えた
冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機等に用いる冷凍サイクルとし
ては、電子膨張弁を備え、その電子膨張弁の開度を蒸発
器の冷媒過熱度が一定値となるよう制御し、運転の安定
化を図るものがある。
ては、電子膨張弁を備え、その電子膨張弁の開度を蒸発
器の冷媒過熱度が一定値となるよう制御し、運転の安定
化を図るものがある。
【0003】ただし、負荷変動等の影響により、冷媒過
熱度が零またはそれ以下に下がり、圧縮機1に液冷媒が
吸い込まれる現象、いわゆる液バックを生じることがあ
る。この液バックは圧縮機の寿命に悪影響を与える。そ
こで、従来より、図3に示す制御が実行される。
熱度が零またはそれ以下に下がり、圧縮機1に液冷媒が
吸い込まれる現象、いわゆる液バックを生じることがあ
る。この液バックは圧縮機の寿命に悪影響を与える。そ
こで、従来より、図3に示す制御が実行される。
【0004】すなわち、冷媒過熱度SHを検出し、その
冷媒過熱度SHが零よりも大きければ、冷媒過熱度SH
に対応する開度補正量ΔPLSを求め、そのΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する。
冷媒過熱度SHが零よりも大きければ、冷媒過熱度SH
に対応する開度補正量ΔPLSを求め、そのΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する。
【0005】冷媒過熱度が零またはそれ以下になると、
冷媒過熱度が迅速に零以上となるよう、開度補正量ΔP
LSとして減少方向の所定値を選択し、そのΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する。これにより、液バッ
クからの迅速な脱却を図るようにしている。
冷媒過熱度が迅速に零以上となるよう、開度補正量ΔP
LSとして減少方向の所定値を選択し、そのΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する。これにより、液バッ
クからの迅速な脱却を図るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子膨
張弁の開度変化が冷媒過熱度の変化となって現われるま
でにはある程度の時間遅れがあり、このため液バック状
態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返されるいわゆ
るハンチングを起こすことがある。このハンチングが生
じると、当然ながら冷凍サイクルが不安定となり、運転
効率の低下や快適性の低下を招いてしまう。
張弁の開度変化が冷媒過熱度の変化となって現われるま
でにはある程度の時間遅れがあり、このため液バック状
態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返されるいわゆ
るハンチングを起こすことがある。このハンチングが生
じると、当然ながら冷凍サイクルが不安定となり、運転
効率の低下や快適性の低下を招いてしまう。
【0007】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、液バック状態を迅速に脱却す
ることができ、これにより圧縮機の寿命向上が図れ、し
かも液バック状態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰
返されるハンチングを防止することができ、これにより
運転効率および快適性の向上が図れる冷凍サイクル装置
を提供することにある。
その目的とするところは、液バック状態を迅速に脱却す
ることができ、これにより圧縮機の寿命向上が図れ、し
かも液バック状態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰
返されるハンチングを防止することができ、これにより
運転効率および快適性の向上が図れる冷凍サイクル装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の冷凍サイクル
装置は、圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、および蒸発器を
順次接続した冷凍サイクルと、上記蒸発器の冷媒過熱度
を検知する手段と、この冷媒過熱度が零以上のとき冷媒
過熱度が一定値となるよう上記電子膨張弁の開度を制御
する第1制御手段と、上記冷媒過熱度が零またはそれ以
下のとき冷媒過熱度が迅速に零以上となるよう上記電子
膨張弁の開度を制御する第2制御手段と、この第2制御
手段の制御から上記第1制御手段の制御に移り、それか
ら一定時間内に第2制御手段の制御に移ったとき、開度
の制御量を所定時間にわたって通常よりも少なくする手
段とを備える。
装置は、圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、および蒸発器を
順次接続した冷凍サイクルと、上記蒸発器の冷媒過熱度
を検知する手段と、この冷媒過熱度が零以上のとき冷媒
過熱度が一定値となるよう上記電子膨張弁の開度を制御
する第1制御手段と、上記冷媒過熱度が零またはそれ以
下のとき冷媒過熱度が迅速に零以上となるよう上記電子
膨張弁の開度を制御する第2制御手段と、この第2制御
手段の制御から上記第1制御手段の制御に移り、それか
ら一定時間内に第2制御手段の制御に移ったとき、開度
の制御量を所定時間にわたって通常よりも少なくする手
段とを備える。
【0009】
【作用】この発明の冷凍サイクル装置では、蒸発器の冷
媒過熱度が一定値となるよう、第1制御手段により、電
子膨張弁の開度を制御する。ただし、冷媒過熱度が零ま
たはそれ以下になると、第2制御手段により、冷媒過熱
度が迅速に零以上となるよう電子膨張弁の開度を制御す
る。そして、この第2制御手段の制御から第1制御手段
の制御に移り、それから一定時間内に第2制御手段の制
御に移った場合には、開度の制御量を所定時間にわたっ
て通常よりも少なくする。
媒過熱度が一定値となるよう、第1制御手段により、電
子膨張弁の開度を制御する。ただし、冷媒過熱度が零ま
たはそれ以下になると、第2制御手段により、冷媒過熱
度が迅速に零以上となるよう電子膨張弁の開度を制御す
る。そして、この第2制御手段の制御から第1制御手段
の制御に移り、それから一定時間内に第2制御手段の制
御に移った場合には、開度の制御量を所定時間にわたっ
て通常よりも少なくする。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、空気調和機への搭載例を示し
ている。
照して説明する。図1は、空気調和機への搭載例を示し
ている。
【0011】図1において、1は能力可変圧縮機であ
る。この圧縮機1の吐出口に四方弁2を介して室外熱交
換器3を接続し、その室外熱交換器3に電子膨張弁(パ
ルスモータバルブ;PMV)4を介して室内熱交換器5
を接続している。そして、室内熱交換器5を上記四方弁
2を介して圧縮機1の吸込口に接続している。つまり、
冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒を流して冷房サ
イクルを形成し、室外熱交換器3を凝縮器、室内熱交換
器5を蒸発器として働かせる。
る。この圧縮機1の吐出口に四方弁2を介して室外熱交
換器3を接続し、その室外熱交換器3に電子膨張弁(パ
ルスモータバルブ;PMV)4を介して室内熱交換器5
を接続している。そして、室内熱交換器5を上記四方弁
2を介して圧縮機1の吸込口に接続している。つまり、
冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒を流して冷房サ
イクルを形成し、室外熱交換器3を凝縮器、室内熱交換
器5を蒸発器として働かせる。
【0012】暖房運転時は、四方弁2の切換作動によ
り、図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイクルを
形成し、室内熱交換器5を凝縮器、室外熱交換器3を蒸
発器として働かせる。
り、図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイクルを
形成し、室内熱交換器5を凝縮器、室外熱交換器3を蒸
発器として働かせる。
【0013】さらに、室外熱交換器3と電子膨張弁4の
接続配管にバイパス6の一端を接続し、そのバイパス6
の他端を圧縮機1の吸込口に接続する。そして、バイパ
ス6にキャピラリチューブ7を設ける。圧縮機1の吸込
側配管において、上記バイパス6の接続部よりも上流側
に温度センサ11を取付ける。バイパス6の出口側に温
度センサ12を取付ける。室外熱交換器3に温度センサ
13を取付ける。一方、制御部20を設ける。この制御
部20は、空気調和機の全般にわたる制御を行なうもの
で、マイクロコンピュータおよびその周辺回路からな
る。
接続配管にバイパス6の一端を接続し、そのバイパス6
の他端を圧縮機1の吸込口に接続する。そして、バイパ
ス6にキャピラリチューブ7を設ける。圧縮機1の吸込
側配管において、上記バイパス6の接続部よりも上流側
に温度センサ11を取付ける。バイパス6の出口側に温
度センサ12を取付ける。室外熱交換器3に温度センサ
13を取付ける。一方、制御部20を設ける。この制御
部20は、空気調和機の全般にわたる制御を行なうもの
で、マイクロコンピュータおよびその周辺回路からな
る。
【0014】この制御部20に、四方弁2、電子膨張弁
4、操作器21、室内温度センサ22、タイマ23、イ
ンバータ回路24、および温度センサ11,12,13
を接続する。
4、操作器21、室内温度センサ22、タイマ23、イ
ンバータ回路24、および温度センサ11,12,13
を接続する。
【0015】インバータ回路24は、図示しない商用交
流電源の電圧を整流し、それを制御部20の指令に応じ
たスイッチングによって所定周波数の電圧に変換し、出
力する。このインバータ回路24の出力を圧縮機1へ駆
動電力として供給する。そして、制御部20は、通常の
運転機能に加え、次の機能手段を備える。
流電源の電圧を整流し、それを制御部20の指令に応じ
たスイッチングによって所定周波数の電圧に変換し、出
力する。このインバータ回路24の出力を圧縮機1へ駆
動電力として供給する。そして、制御部20は、通常の
運転機能に加え、次の機能手段を備える。
【0016】(1)冷房運転時、温度センサ11の検知
温度T1 と温度センサ12の検知温度T2 との差(=T
1 −T2 )を蒸発器として働く室内熱交換器5の冷媒過
熱度SHとして検出する手段。
温度T1 と温度センサ12の検知温度T2 との差(=T
1 −T2 )を蒸発器として働く室内熱交換器5の冷媒過
熱度SHとして検出する手段。
【0017】(2)暖房運転時、温度センサ11の検知
温度T1 と温度センサ13の検知温度T3 との差(=T
1 −T3 )を蒸発器として働く室外熱交換器3の冷媒過
熱度SHとして検出する手段。 (3)検出した冷媒過熱度SHが一定値(たとえば5de
g )となるよう電子膨張弁4の開度を制御する第1制御
手段。
温度T1 と温度センサ13の検知温度T3 との差(=T
1 −T3 )を蒸発器として働く室外熱交換器3の冷媒過
熱度SHとして検出する手段。 (3)検出した冷媒過熱度SHが一定値(たとえば5de
g )となるよう電子膨張弁4の開度を制御する第1制御
手段。
【0018】(3)検出した冷媒過熱度SHが零または
それ以下のとき、冷媒過熱度SHが迅速に零以上となる
よう、電子膨張弁4の開度を所定値ずつ減少させる第2
制御手段。
それ以下のとき、冷媒過熱度SHが迅速に零以上となる
よう、電子膨張弁4の開度を所定値ずつ減少させる第2
制御手段。
【0019】(4)この第2制御手段の制御から第1制
御手段の制御に移り、それから一定時間(たとえば5
分)内に第2制御手段の制御に移ったとき、開度の制御
量を所定時間(たとえば5分)にわたって通常よりも少
なくする手段。つぎに、作用を説明する。まず、冷房運
転について説明する。操作器21で冷房運転モードおよ
び所望の室内温度を設定し、かつ運転開始操作を行な
う。すると、制御部20は、インバータ回路24を駆動
し圧縮機1を起動する。
御手段の制御に移り、それから一定時間(たとえば5
分)内に第2制御手段の制御に移ったとき、開度の制御
量を所定時間(たとえば5分)にわたって通常よりも少
なくする手段。つぎに、作用を説明する。まず、冷房運
転について説明する。操作器21で冷房運転モードおよ
び所望の室内温度を設定し、かつ運転開始操作を行な
う。すると、制御部20は、インバータ回路24を駆動
し圧縮機1を起動する。
【0020】この場合、圧縮機1から吐出される冷媒が
図示実線矢印の方向に流れて冷房サイクルが形成され、
室外熱交換器3が凝縮器、室内熱交換器5が蒸発器とし
て働く。これにより、室内が冷房される。
図示実線矢印の方向に流れて冷房サイクルが形成され、
室外熱交換器3が凝縮器、室内熱交換器5が蒸発器とし
て働く。これにより、室内が冷房される。
【0021】この冷房運転時、制御部20は、操作器2
1での設定室内温度と室内温度センサ22の検知温度と
の差を空調負荷として求め、求めた空調負荷に応じてイ
ンバータ回路24の出力周波数を制御する。すなわち、
温度差が大きいときはインバータ回路24の出力周波数
を高め、温度差が小さくなるに従って出力周波数を下げ
る制御を行なう。
1での設定室内温度と室内温度センサ22の検知温度と
の差を空調負荷として求め、求めた空調負荷に応じてイ
ンバータ回路24の出力周波数を制御する。すなわち、
温度差が大きいときはインバータ回路24の出力周波数
を高め、温度差が小さくなるに従って出力周波数を下げ
る制御を行なう。
【0022】インバータ回路24の出力周波数が高くな
ると、圧縮機1の能力が上がり、冷房能力がアップす
る。インバータ回路24の出力周波数が低くなると、圧
縮機1の能力が下がり、冷房能力がダウンする。こうし
て、室内温度が設定室内温度に向かって収束する。
ると、圧縮機1の能力が上がり、冷房能力がアップす
る。インバータ回路24の出力周波数が低くなると、圧
縮機1の能力が下がり、冷房能力がダウンする。こうし
て、室内温度が設定室内温度に向かって収束する。
【0023】この冷房運転時、冷媒の一部がバイパス6
に入り、そのバイパス6に入った冷媒は圧縮機1の吸込
口に導かれる。このとき、バイパス6を通る冷媒の温度
(飽和冷媒温度)が温度センサ12によって検知され
る。同時に、四方弁2を経た冷媒が圧縮機1に吸込まれ
るとき、その冷媒の温度が温度センサ11によって検知
される。
に入り、そのバイパス6に入った冷媒は圧縮機1の吸込
口に導かれる。このとき、バイパス6を通る冷媒の温度
(飽和冷媒温度)が温度センサ12によって検知され
る。同時に、四方弁2を経た冷媒が圧縮機1に吸込まれ
るとき、その冷媒の温度が温度センサ11によって検知
される。
【0024】制御部20は、所定の制御インターバル
(たとえば1分)ごとに、温度センサ11,12の検知
温度T1 ,T2 を取込み、両検知温度の差(=T1 −T
2 )を検出する。この温度差は、蒸発器として働く室内
熱交換器5の冷媒過熱度SHに相当する。次に、暖房運
転について説明する。操作部21で暖房運転モードおよ
び所望の室内温度を設定し、かつ運転開始操作を行な
う。すると、制御部20は、インバータ回路24を駆動
して圧縮機1を起動するとともに、四方弁2を切換作動
する。
(たとえば1分)ごとに、温度センサ11,12の検知
温度T1 ,T2 を取込み、両検知温度の差(=T1 −T
2 )を検出する。この温度差は、蒸発器として働く室内
熱交換器5の冷媒過熱度SHに相当する。次に、暖房運
転について説明する。操作部21で暖房運転モードおよ
び所望の室内温度を設定し、かつ運転開始操作を行な
う。すると、制御部20は、インバータ回路24を駆動
して圧縮機1を起動するとともに、四方弁2を切換作動
する。
【0025】この場合、圧縮機1から吐出される冷媒が
図示破線矢印の方向に流れて暖房サイクルが形成され、
室内熱交換器5が凝縮器、室外熱交換器3が蒸発器とし
て働く。これにより、室内が暖房される。この暖房運転
時、蒸発器として働く室外熱交換器3の温度が温度セン
サ13によって検知される。同時に、四方弁2を経た冷
媒が圧縮機1に吸込まれるとき、その冷媒の温度が温度
センサ11によって検知される。
図示破線矢印の方向に流れて暖房サイクルが形成され、
室内熱交換器5が凝縮器、室外熱交換器3が蒸発器とし
て働く。これにより、室内が暖房される。この暖房運転
時、蒸発器として働く室外熱交換器3の温度が温度セン
サ13によって検知される。同時に、四方弁2を経た冷
媒が圧縮機1に吸込まれるとき、その冷媒の温度が温度
センサ11によって検知される。
【0026】制御部20は、所定の制御インターバル
(たとえば1分)ごとに、温度センサ11,13の検知
温度T1 ,T3 を取込み、両検知温度の差(=T1 −T
3 )を検出する。この温度差は、蒸発器として働く室外
熱交換器3の冷媒過熱度SHに相当する。そして、冷房
および暖房運転時、制御部20は図2に示す制御を実行
する。まず、検出した冷媒過熱度SH(ステップS1)
と零deg とを比較する(ステップS2)。
(たとえば1分)ごとに、温度センサ11,13の検知
温度T1 ,T3 を取込み、両検知温度の差(=T1 −T
3 )を検出する。この温度差は、蒸発器として働く室外
熱交換器3の冷媒過熱度SHに相当する。そして、冷房
および暖房運転時、制御部20は図2に示す制御を実行
する。まず、検出した冷媒過熱度SH(ステップS1)
と零deg とを比較する(ステップS2)。
【0027】冷媒過熱度SHが零deg よりも大きければ
(液バックが生じていない状態)、、冷媒過熱度SHを
一定値に至らせるべく、電子膨張弁4の現時点の開度に
対する補正量(駆動パルス数)ΔPLSをたとえばPI
制御によって求める(ステップS3)。 ΔPLS=P+I
(液バックが生じていない状態)、、冷媒過熱度SHを
一定値に至らせるべく、電子膨張弁4の現時点の開度に
対する補正量(駆動パルス数)ΔPLSをたとえばPI
制御によって求める(ステップS3)。 ΔPLS=P+I
【0028】このPI制御に当たっては、現時点の冷媒
過熱度SHn と前回の冷媒過熱度SHn-1 との差ΔSH
1 (=SHn −SHn-1 )を求め、そのΔSH1 と内部
メモリに記憶しているP値選択条件とからPの値を選択
する。
過熱度SHn と前回の冷媒過熱度SHn-1 との差ΔSH
1 (=SHn −SHn-1 )を求め、そのΔSH1 と内部
メモリに記憶しているP値選択条件とからPの値を選択
する。
【0029】同時に、現時点の冷媒過熱度SHn と一定
値SHoの差ΔSH2 (=SHn −SHo )を求め、そ
のΔSH2 と内部メモリに記憶しているI値選択条件と
からIの値を選択する。
値SHoの差ΔSH2 (=SHn −SHo )を求め、そ
のΔSH2 と内部メモリに記憶しているI値選択条件と
からIの値を選択する。
【0030】そして、フラグF1 ,F3 が共に“1”で
ないことを確認したら(ステップS4,S5)、求めた
補正量ΔPLSだけ電子膨張弁4の開度を補正する(ス
テップS6)。ここまでは、第1制御手段による制御で
ある。運転開始から5分間が経過したら(ステップS
4)、冷媒過熱度SHが零degかどうかを確認する(ス
テップS5)。ステップS2において、冷媒過熱度SH
が零deg またはそれ以下になった場合、つまり圧縮機1
への液バックが生じた場合には、第2制御手段の制御に
入る。
ないことを確認したら(ステップS4,S5)、求めた
補正量ΔPLSだけ電子膨張弁4の開度を補正する(ス
テップS6)。ここまでは、第1制御手段による制御で
ある。運転開始から5分間が経過したら(ステップS
4)、冷媒過熱度SHが零degかどうかを確認する(ス
テップS5)。ステップS2において、冷媒過熱度SH
が零deg またはそれ以下になった場合、つまり圧縮機1
への液バックが生じた場合には、第2制御手段の制御に
入る。
【0031】すなわち、冷媒過熱度SHが迅速に零deg
以上となるよう、開度補正量ΔPLSとして減少方向の
所定値を選択する(ステップS7)。このとき、フラグ
F2が“1”でないことを確認したら(ステップS
8)、フラグF1 を“1”とする(ステップS9)。
以上となるよう、開度補正量ΔPLSとして減少方向の
所定値を選択する(ステップS7)。このとき、フラグ
F2が“1”でないことを確認したら(ステップS
8)、フラグF1 を“1”とする(ステップS9)。
【0032】そして、フラグF3 が“1”でないことを
確認したら(ステップS5)、求めた補正量ΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する(ステップS6)。つ
まり、電子膨張弁4の開度を縮小して蒸発器に流入する
冷媒の量を減少させ、冷媒過熱度SHの上昇、ひいては
液バックからの迅速な脱却を図る。これにより、圧縮機
の寿命向上を図る。
確認したら(ステップS5)、求めた補正量ΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する(ステップS6)。つ
まり、電子膨張弁4の開度を縮小して蒸発器に流入する
冷媒の量を減少させ、冷媒過熱度SHの上昇、ひいては
液バックからの迅速な脱却を図る。これにより、圧縮機
の寿命向上を図る。
【0033】第2制御手段の制御から再び第1制御手段
の制御に移った場合には、ステップS4においてフラグ
F1 が“1”となっていることから、タイマ23でタイ
ムカウントt1 を開始する(ステップS10)。このと
き、フラグF2 を“1”とする(ステップS11)。
の制御に移った場合には、ステップS4においてフラグ
F1 が“1”となっていることから、タイマ23でタイ
ムカウントt1 を開始する(ステップS10)。このと
き、フラグF2 を“1”とする(ステップS11)。
【0034】ここで、第1制御手段の制御がそのまま続
けばよいが、すぐに第2制御手段の制御に戻ることがあ
る。この場合、ステップS8においてフラグF2 が
“1”となっており、ここでフラグF3 を“1”とする
(ステップS12)。フラグF3 が“1”になると(ステ
ップS5)、タイムカウントt1 が一定時間(5分)よ
りも短いかどうか確認する(ステップS13)。
けばよいが、すぐに第2制御手段の制御に戻ることがあ
る。この場合、ステップS8においてフラグF2 が
“1”となっており、ここでフラグF3 を“1”とする
(ステップS12)。フラグF3 が“1”になると(ステ
ップS5)、タイムカウントt1 が一定時間(5分)よ
りも短いかどうか確認する(ステップS13)。
【0035】タイムカウントt1 が一定時間よりも短け
れば、そのときの補正量ΔPLSを1/2に減らすとと
もに(ステップS14)、タイマ23でタイムカウントt
2 を開始し且つタイムカウントt1 をクリアする(ステ
ップS15)。そして、半分に減らした補正量ΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する(ステップS6)。
れば、そのときの補正量ΔPLSを1/2に減らすとと
もに(ステップS14)、タイマ23でタイムカウントt
2 を開始し且つタイムカウントt1 をクリアする(ステ
ップS15)。そして、半分に減らした補正量ΔPLSだ
け電子膨張弁4の開度を補正する(ステップS6)。
【0036】こうして、電子膨張弁4に対する開度の制
御量を半分に減らすことにより、冷媒過熱度SHの変化
量が小さくなり、第1制御手段の制御と第2制御手段の
制御とが頻繁に繰返される現象、つまり液バック状態と
冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返されるいわゆるハ
ンチングへの移行を阻止することができる。このハンチ
ングの防止により、冷凍サイクルの運転が安定化し、運
転効率の向上および快適性の向上が図れる。
御量を半分に減らすことにより、冷媒過熱度SHの変化
量が小さくなり、第1制御手段の制御と第2制御手段の
制御とが頻繁に繰返される現象、つまり液バック状態と
冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返されるいわゆるハ
ンチングへの移行を阻止することができる。このハンチ
ングの防止により、冷凍サイクルの運転が安定化し、運
転効率の向上および快適性の向上が図れる。
【0037】その後、タイムカウントt2 が所定時間
(5分)に達したら、フラグF1 ,F2 ,F3 を“0”
にするとともに、タイムカウントt1 ,t2 をクリア
し、通常の制御に復帰する(ステップS17)。
(5分)に達したら、フラグF1 ,F2 ,F3 を“0”
にするとともに、タイムカウントt1 ,t2 をクリア
し、通常の制御に復帰する(ステップS17)。
【0038】また、ステップS13において、タイムカウ
ントt1 が一定時間(5分)を過ぎている場合には、ハ
ンチングの発生の心配がないという判断の下に、フラグ
F1,F2 ,F3 を“0”とし、かつタイムカウントt
1 ,t2 をクリアし、ステップS14への進行を回避す
る。(ステップS18)。
ントt1 が一定時間(5分)を過ぎている場合には、ハ
ンチングの発生の心配がないという判断の下に、フラグ
F1,F2 ,F3 を“0”とし、かつタイムカウントt
1 ,t2 をクリアし、ステップS14への進行を回避す
る。(ステップS18)。
【0039】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
2制御手段の制御から第1制御手段の制御に移り、それ
から一定時間内に第2制御手段の制御に移ったとき、開
度の制御量を所定時間にわたって通常よりも少なくする
手段を設けたので、液バック状態を迅速に脱却すること
ができ、これにより圧縮機の寿命向上が図れ、しかも液
バック状態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返され
るハンチングを防止することができ、これにより運転効
率および快適性の向上が図れる冷凍サイクル装置を提供
できる。
2制御手段の制御から第1制御手段の制御に移り、それ
から一定時間内に第2制御手段の制御に移ったとき、開
度の制御量を所定時間にわたって通常よりも少なくする
手段を設けたので、液バック状態を迅速に脱却すること
ができ、これにより圧縮機の寿命向上が図れ、しかも液
バック状態と冷媒過熱度の過大状態とが交互に繰返され
るハンチングを防止することができ、これにより運転効
率および快適性の向上が図れる冷凍サイクル装置を提供
できる。
【図1】この発明の一実施例の全体的な構成を示す図。
【図2】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図3】従来装置の作用を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
1…能力可変圧縮機、3…室外熱交換器、4…電子膨張
弁、5…室内熱交換器、11,12,13…温度セン
サ、20…制御部。
弁、5…室内熱交換器、11,12,13…温度セン
サ、20…制御部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、および蒸
発器を順次接続した冷凍サイクルと、前記蒸発器の冷媒
過熱度を検知する手段と、この冷媒過熱度が零以上のと
き冷媒過熱度が一定値となるよう前記電子膨張弁の開度
を制御する第1制御手段と、前記冷媒過熱度が零または
それ以下のとき冷媒過熱度が迅速に零以上となるよう前
記電子膨張弁の開度を制御する第2制御手段と、この第
2制御手段の制御から前記第1制御手段の制御に移り、
それから一定時間内に第2制御手段の制御に移ったと
き、開度の制御量を所定時間にわたって通常よりも少な
くする手段とを具備したことを特徴とする冷凍サイクル
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163091A JPH0510604A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 冷凍サイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163091A JPH0510604A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 冷凍サイクル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510604A true JPH0510604A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15767018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3163091A Pending JPH0510604A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 冷凍サイクル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510604A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003521597A (ja) * | 2000-01-31 | 2003-07-15 | ジェオックス エス.ピー.エー. | 通気穴付き衣料品 |
| CN102628834A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-08 | 广东电网公司电力科学研究院 | 大型汽轮机叶片断裂故障在线诊断方法 |
| US9395270B2 (en) | 2012-10-19 | 2016-07-19 | Florida Power & Light Company | Method and system for monitoring rotor blades in combustion turbine engine |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3163091A patent/JPH0510604A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003521597A (ja) * | 2000-01-31 | 2003-07-15 | ジェオックス エス.ピー.エー. | 通気穴付き衣料品 |
| CN102628834A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-08-08 | 广东电网公司电力科学研究院 | 大型汽轮机叶片断裂故障在线诊断方法 |
| US9395270B2 (en) | 2012-10-19 | 2016-07-19 | Florida Power & Light Company | Method and system for monitoring rotor blades in combustion turbine engine |
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