JPH05106202A - 磁気浮上走行体用の走行路 - Google Patents

磁気浮上走行体用の走行路

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JPH05106202A
JPH05106202A JP3271345A JP27134591A JPH05106202A JP H05106202 A JPH05106202 A JP H05106202A JP 3271345 A JP3271345 A JP 3271345A JP 27134591 A JP27134591 A JP 27134591A JP H05106202 A JPH05106202 A JP H05106202A
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JP
Japan
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guide rail
linear motor
wedge
motor stator
main girder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3271345A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Okochi
勝也 大河内
Yozo Fukumoto
陽三 福本
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアモータカーが走行する走行路の製作精
度が悪くても案内軌条を高精度に取付け可能にし、損傷
した部品だけを交換する。 【構成】 主桁部3の上部に設けられるフランジ受部3
aの上に歯が形成された傾斜面を有し、かつ長手方向に
沿う長穴を有する上側楔9と下側楔10とを重ねてなる
上下調整用楔8を介して、先端にリニアモータカーの上
下垂直案内輪と水平案内輪とが転動する案内軌条5を有
するリニアモータ固定子取付部4をボルト14で着脱自
在に固定する構成にし、ボルト14の弛め作業と締付け
作業だけで案内軌条5を相対する他の案内軌条5の方向
と上下方向との位置調整とが容易に行えるので、走行路
1の製作精度が悪くとも案内軌条5を高精度で取付ける
ことができ、また損傷した案内軌条5を簡単に交換する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気吸引による半浮上
式リニアモータカーの走行路の構造に関し、特に主桁部
に軌道を分離可能に結合し得るようにした磁気浮上走行
体用の走行路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、複数種の形式のリニアモ
ータカーの中に、例えば半浮上式リニアモータカー(以
下、リニアモータカーという)がある。この形式のリニ
アモータカーはその車両を支持案内する磁気的保持装置
の一部が走行路の案内軌条の走行面と接触して走行する
ものであって、上記磁気的保持装置に設けた永久磁石と
走行路に設けた鉄心(磁気吸引装置に相当する)との間
に働く吸引力によってリニアモータカーの車両重量の大
部分が支持され、そして別に設けた車輪が案内軌条の走
行面に接触して案内される構成になっている。
【0003】上記のようなリニアモータカーを案内する
走行路は、一般に走行路の幅方向の一端側を示す断面構
成説明図の図5に示すような断面構成になっている。即
ち、同図に示す符号51は、幅方向の中心に対して実質
的に左右対称な断面を有する、リニアモータカー(図示
省略)が走行する走行路である。即ち、この走行路51
は、主桁結合部材52と、この主桁結合部材52の幅方
向の両端面に垂直に固着される主桁部53と、これら主
桁部53上部において相対する主桁部側に突出し、下面
部にリニアモータ固定子Mが付設される片持ち梁状のリ
ニアモータ固定子取付部54と、これらリニアモータ固
定子取付部54の先端に固着され、リニアモータカーの
上下垂直案内輪Wv,Wgおよび水平案内輪Whが転動
し得る、3つの走行面を有する断面が「Γの字」状の案
内軌条55とを備えてなる構成になっている。
【0004】ところで、走行路51が鋼製構造になる場
合には主桁結合部材52、主桁部53、リニアモータ固
定子取付部54、案内軌条55とは何れも溶接により接
合されている。なお、主桁部53の相対する内側面にお
いて走行路51の幅方向の中心方向に延設されてなるブ
ラケット56の先端部に立設された支持体の上部に支持
されている円断面をしたものは車上側と地上側との間の
情報伝達用の誘導ループ線57である。
【0005】また、例えば実公昭60−40645号公
報には、リニアモータカーに適用する場合の水平輪のみ
を案内する案内軌条の支持構造の例が記載されている。
以下、これを走行路の幅方向の一端側を示す断面構成説
明図の図6と、図6のA−A線断面図の図7とを参照し
ながら説明すると、コンクリート構造製になる軌条支持
構造体61の相対する側に、上下位置関係を有する上締
結ボルト63と下締結ボルト64とをそれらの先端を相
対する側、つまり軌条支持構造体61の幅方向の中心側
に向けて突出させて埋設し、上記上締結ボルト63の突
出端の雄ねじ部にタイプレート65を挟む状態でナット
63a、63bを螺着して相対するタイプレート(図示
省略)方向への位置調整をして固定する。勿論、下締結
ボルト64にもナット64aが螺着されていて、これに
タイプレート65が当接しており、このタイプレート6
5の下側は後述するナット64bにより下クリップ67
を介して締付けられる構成になっている。
【0006】そして、このタイプレート65の反軌条支
持構造体側の面にH型鋼からなる案内軌条62の下部の
一方の片62aを重ねて、この案内軌条62をタイプレ
ート65に植設した植込ボルト65aに上クリップ66
を、また下部締結ボルト64に下クリップ67を介して
それぞれナット65b,64bにより締結する一方、タ
イプレート65に設けた段状部分の第二傾斜面65cと
案内軌条62の下部の一方の片62aの端面との間に、
上面に上面切欠き68aを有しかつ下面に凹凸68bを
有する楔68の前記上面切欠き68aに調節片69を載
せて打ち込み、これにより案内軌条62の上下方向の位
置調整をしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者の第1従来例に係
る走行路では、主桁部1とリニアモータ固定子取付部と
が一体化された溶接構造であるために、次のような課題
がある。即ち、リニアモータカーの乗心地性能向上のた
めには、リニアモータ固定子取付部の先端の案内軌条に
おける案内面の傾きや間隔、またリニアモータ固定子と
案内面との間隔を高精度で製作して取り付ける必要があ
る。しかし、走行路は鋼製溶接構造であるために、走行
路の構造物全体に高い精度の製作及び取り付けが要求さ
れることになり、設備コストの高騰は免れない。さら
に、前述の製作、取り付けの精度確保のため、溶接によ
る熱歪みの除去作業が欠かせず面倒であり、また鋼製で
しか製作できない制限があり、その他にリニアモータ固
定子巻線の断線または案内軌条の損傷などの異常時対策
として、所定長さは走行路の構造物の全体を取り替える
必要があるなどの解決すべき課題がある。
【0008】また、後者の第2従来例に係る走行路で
は、上・下締結ボルトに螺着したナットのねじ込み程度
によって案内軌条の相対する側への位置調整を行う一
方、楔の打ち込み程度によって案内軌条の上下方向の位
置調整を行っていて、いわゆる2段構えの位置調整であ
るために極めて案内軌条の位置調整が面倒であるという
解決すべき課題がある。
【0009】従って、本発明の目的は、主桁部とリニア
モータ固定子とを分離可能な結合構造とすると共に、主
桁部に対する案内軌条の上下・左右方向の位置調整可能
な構造とすることによって、走行路の構造物全体の製作
精度の緩和ならびに製造・取付けの合理化に寄与し得る
磁気浮上体用の走行路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、従って本発明の請
求項1に係る走行路の特徴とするところは、支持構造部
材としての主桁部と、ボルトを挿入する調整用長穴が設
けられた板状または短冊状の取付材を有するリニアモー
タ固定子取付部と垂直案内輪および水平案内輪を案内す
るための案内軌条部とを一体に固着させて形成される走
行路設備とが分離可能に結合されてなり、リニアモータ
固定子取付部が前記取付材によって、主桁部に固着され
るフランジ受部の上面に対し、上側楔および下側楔から
なる一組の上下調整用楔を介在させて前記ボルトで固定
されていて、上側楔は、下面が傾斜しかつ傾斜方向に歯
を並べる歯面に形成されると共に、前記調整用長穴に対
応する長穴が設けられ、下側楔は、上面が傾斜しかつ傾
斜方向に歯を並べる歯面に形成されると共に、前記調整
用長穴に対応する長穴が設けられているところにある。
【0011】
【作用】本発明に係る走行路によれば、リニアモータ固
定子取付部の主桁部への取付けはボルト締めによって行
うものであるから、溶接の場合における熱歪み対策につ
いて何ら考慮する必要がなくなり、またリニアモータ固
定子取付部のみの取り換えが可能で異常時対策が容易で
ある。また、主桁部が鋼製、鉄筋コンクリート製の如何
にかかわりなくリニアモータ固定子取付部の取り付けが
でき、その際、調整用の長穴を有する一組の上下調整用
楔を利用して上下・左右の位置微調整が簡単に行える。
さらに、主桁部とリニアモータ固定子取付部との間の温
度差による熱膨張差の影響は前記取付材と一組の上下調
整用楔とに設けられる調整用の長穴によって吸収される
ので、気温変化に対する自由度を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、リニアモータカー
の走行路の主要部を示す横断面図の図1と、同じく走行
路の主要部を示す部分正面図の図2と、楔の構成説明図
の図3および図4を参照しながら説明すると、図1に示
す符号1は走行路であり、この走行路1は、主桁部3
と、この主桁部3の上部に1組の上下調整用楔8を介し
て着脱自在に固着されるリニアモータ固定子取付部4
と、このリニアモータ固定子取付部4の先端に固着され
る案内軌条5とからなっている。
【0013】より詳しくは、主桁部3は鋼製であって、
上端部に鋼製のフランジ受部3aが溶接されてなり、こ
のフランジ受部3aの上に1組の上下調整用楔8を介し
てリニアモータ固定子取付部4が着脱自在に固着されて
いる。このフランジ受部3aは受止面である上面が水平
になるように取付けられ、そしてこの上面にねじ穴が2
個設けられている。
【0014】案内軌条5は、L型鋼からなっていて、水
平側の辺を一対の垂直案内輪が上下から挟み、垂直側の
辺を水平案内輪が横内側から沿うことによって、リニア
モータカーを案内するようになっている。この案内軌条
5を一端部に有するリニアモータ固定子取付部4は、板
状または短冊状の鋼材からなる取付材4aを主材として
いて、この取付材4aは取付側となる他端部寄りに、2
本のボルト14を挿入する調整用長穴11が設けられ、
一方案内軌条5の取り付け側の下面に、リニアモータ固
定子固定用リブ12と、リニアモータ固定子モールド用
枠13とが固定されている。
【0015】上記リニアモータ固定子取付部4は、取付
材4aの調整用長穴11を利用してフランジ受部3aに
設けられる前記ねじ穴にボルト14をそれぞれ螺着する
ことによって、主桁部3のフランジ受部3aに一体結合
されるが、その際には上記したように、取付材4aとフ
ランジ受部3aの取付面である上面との間に上下調整用
楔8が介装されることとなる。
【0016】上下調整用楔8は、上下に重ね合わせて用
いる上側楔9と下側楔10とからなっていて、これらの
上・下側楔9,10には上記調整用長穴11に対応する
長穴15、長穴16がそれぞれ穿設されている。上記上
側楔9の詳細は、その平面図の図3aとその側面図の図
3bとに示すように、取付材4aの端縁部に当接する立
ち上がり片9uを端部に有していて、上面は水平で取付
材4aに面接触し、また上側楔9の下側楔10の上面に
面接触する下面は傾斜しており、その傾斜面にはその長
手方向に所定のピッチで配列されてなる複数の歯を有す
る歯面9tが形成されている。
【0017】一方、下側楔10の詳細は、その平面図の
図4aとその側面図の図4bとに示すように、上記上側
楔9の歯面9tの歯に噛み合い得るその長手方向に所定
のピッチで配列されてなる複数の歯を有する歯面10t
が形成され、またフランジ受部3aの上面に面接触する
水平な下面にもその長手方向に所定のピッチで配列され
た複数の歯を有する歯面10tが形成されている。な
お、フランジ受部3aの上面にも前記下側楔10の水平
な下面に形成された歯面10tの歯に噛み合い得る歯を
有する歯面(図示省略)が形成されてなる構成になって
いる。
【0018】上記実施例において、常に安定的に楔効果
を発揮し得るように、歯面9tおよび歯面10tの歯面
の歯の形態は追歯(ラチェット)となっていて、重ね合
わせた上下両楔9,10の上下厚み寸法が増す方向の移
動に対しては噛み合いが外れて自由であり、逆に上下厚
み寸法が減る方向の移動に対しては噛み合ったままで動
きが拘束されるように構成されている。
【0019】以上述べた構成の走行路1は、主桁部3を
基準としたときの案内軌条5の上下左右寸法の微調整を
行うには、フランジ受部3aのねじ穴に螺合しているボ
ルト14を弛めて取付材4aを左右方向に移動させると
共に、上側楔9と下側楔10の重なりをずらして厚み寸
法を調整した後、ボルト14を締め付ければ良く、これ
により極めて簡単かつ確実に、しかも迅速に案内軌条5
の微調整が行える。
【0020】なお、この実施例のように、下側楔10の
下面と、フランジ受部3aの上面とに歯面を形成しない
で平滑面として下側楔10とフランジ受部3aの間の滑
り止めのために、溶接などの手段で一体的に固定するよ
うにしたものであっても良く、また主桁部3は鋼製に限
らず、例えば鉄筋コンクリート製であってフランジ受部
3aをボルト締めで固定する形態のものであっても良
く、これらの変形も当然、本発明の範囲に包含されるこ
とはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る磁気
浮上走行体用の走行路によれば、主桁部へのリニアモー
タ固定子取付部の取付けに際して、案内軌条の位置調整
が可能となるため主桁部の製作精度が緩和され、製造費
に係る経済性の点で頗る有利である。しかも、リニアモ
ータ固定子取付部をボルトによって取付ける構成として
いるので、溶接の際の熱歪み対策を何ら考慮する必要が
なくなる。
【0022】また、リニアモータ固定子取付部のみの取
換えが可能となり、リニアモータ固定子巻線の断線、案
内軌条の損傷などの異常時対策が簡単になり、さらに上
記のとおり走行路の主桁部からリニアモータ固定子取付
部を分離できる構造としたため、鋼製や鉄筋コンクリー
ト製などの主桁部の構成材に左右されることなく、リニ
アモータ固定子取付部を主桁部に取付けることができ
る。
【0023】また、主桁部に対する案内軌条の上下左右
方向の寸法調整は、上下調整用楔と調整用長穴とを利用
してボルトの締付けだけで行え、また温度変化による主
桁部またはリニアモータ固定子取付部の案内軌条方向の
伸縮は、自由であり、このため、主桁部とリニアモータ
固定子取付部の温度差による熱膨張差の影響を受けたり
することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る走行路の主要部を示す横
断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る走行路の主要部を示す部
分正面図である。
【図3】図3aは本発明の実施例に係る走行路の上側楔
の平面図であり、また図3bは上側楔の側面図である。
【図4】図4aは本発明の実施例に係る走行路の下側楔
の平面図であり、また図4bは下側楔の側面図である。
【図5】第1従来例に係る走行路の幅方向の一端側を示
す断面構成説明図である。
【図6】第2従来例に係る走行路の幅方向の一端側を示
す断面構成説明図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1…走行路、3…主桁部、3a…フランジ受部、4…リ
ニアモータ固定子取付部、4a…取付材、5…案内軌
条、8…上下調整用楔、9…上側楔、9t…上側楔の歯
面、9u…上側楔の立ち上がり部、10…下側楔、10
t…下側楔の歯面、11…調整用長穴、12…リニアモ
ータ固定子固定用リブ、13…リニアモータ固定子モー
ルド用枠、14…ボルト、15…上側楔の長穴、16…
下側楔の長穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持構造部材としての主桁部と、ボルト
    を挿入する調整用長穴が設けられた板状または短冊状の
    取付材を有するリニアモータ固定子取付部と垂直案内輪
    および水平案内輪を案内するための案内軌条部とを一体
    に固着させて形成される走行路設備とが分離可能に結合
    されてなり、リニアモータ固定子取付部が前記取付材に
    よって、主桁部に固着されるフランジ受部の上面に対
    し、上側楔および下側楔からなる一組の上下調整用楔を
    介在させて前記ボルトで固定されていて、上側楔は、下
    面が傾斜しかつ傾斜方向に歯を並べる歯面に形成される
    と共に、前記調整用長穴に対応する長穴が設けられ、下
    側楔は、上面が傾斜しかつ傾斜方向に歯を並べる歯面に
    形成されると共に、前記調整用長穴に対応する長穴が設
    けられていることを特徴とする磁気浮上走行体用の走行
    路。
JP3271345A 1991-10-18 1991-10-18 磁気浮上走行体用の走行路 Withdrawn JPH05106202A (ja)

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Effective date: 19990107