JPH0510620B2 - - Google Patents
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- JPH0510620B2 JPH0510620B2 JP59038854A JP3885484A JPH0510620B2 JP H0510620 B2 JPH0510620 B2 JP H0510620B2 JP 59038854 A JP59038854 A JP 59038854A JP 3885484 A JP3885484 A JP 3885484A JP H0510620 B2 JPH0510620 B2 JP H0510620B2
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- Japan
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- sensor
- ultrasonic
- sensors
- array sensor
- ultrasonic waves
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/26—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
- G01N29/262—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by electronic orientation or focusing, e.g. with phased arrays
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/18—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
- G10K11/26—Sound-focusing or directing, e.g. scanning
- G10K11/34—Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
- G10K11/341—Circuits therefor
- G10K11/345—Circuits therefor using energy switching from one active element to another
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、金属中における超音波反射体を表示
するのに好適とされたアレイセンサによる超音波
送受信方法に係り、特に不感帯を生じせしめるこ
となく、しかも遅延回路不要にして鮮明な画像表
示が可能とされたアレイセンサによる超音波送受
信方法に関するものである。
するのに好適とされたアレイセンサによる超音波
送受信方法に係り、特に不感帯を生じせしめるこ
となく、しかも遅延回路不要にして鮮明な画像表
示が可能とされたアレイセンサによる超音波送受
信方法に関するものである。
これまでのアレイセンサの電子走査方法として
は各センサへ発信信号を遅延回路を介し印加する
ことによつて超音波を発信させる一方、超音波の
受信にあたつては各センサからの受信信号を遅延
回路を介し加算することが知られている。遅延回
路の遅延時間を各センサ単位に変えることで、各
センサから発信された超音波が干渉し、この結果
斜角超音波ビームや集束超音波ビームが実現され
得るものである。遅延時間を制御する場合は、超
音波ビームの進行方向および超音波の焦点距離を
変え得、焦点位置可変として焦点位置を走査し得
るわけである。このようにして被検体内部を走査
する場合は、固定焦点の凹面探触子を機械的に走
査して反射体を映像化する場合に比し10倍以上走
査時間が短縮され得ることから、そのような走査
方法は動いている反射体、たとえば内臓などの映
像化を目的とした医療機器の分野で採り入れられ
急速に発展しているのが実状であり、この他金属
中の欠陥検出にも応用が進んでいる。
は各センサへ発信信号を遅延回路を介し印加する
ことによつて超音波を発信させる一方、超音波の
受信にあたつては各センサからの受信信号を遅延
回路を介し加算することが知られている。遅延回
路の遅延時間を各センサ単位に変えることで、各
センサから発信された超音波が干渉し、この結果
斜角超音波ビームや集束超音波ビームが実現され
得るものである。遅延時間を制御する場合は、超
音波ビームの進行方向および超音波の焦点距離を
変え得、焦点位置可変として焦点位置を走査し得
るわけである。このようにして被検体内部を走査
する場合は、固定焦点の凹面探触子を機械的に走
査して反射体を映像化する場合に比し10倍以上走
査時間が短縮され得ることから、そのような走査
方法は動いている反射体、たとえば内臓などの映
像化を目的とした医療機器の分野で採り入れられ
急速に発展しているのが実状であり、この他金属
中の欠陥検出にも応用が進んでいる。
ここで、遅延回路を有してなるアレイセンサに
よる走査方法を第1図により説明すれば、アレイ
センサ1自体はセンサAi(i=1〜m)が等間隔
dに配列されたものとしてなり、被検体2を走査
する場合にはアレイセンサ1は被検体2表面に設
置されるものとなつている。ここで座標軸を図示
の如くにとり、各センサAi,…Ai,…Anの座標
(x,z)をそれぞれ(x0,0),…,(x0+(i−
1)d,0),…,(x0+(m−1)d,0)とす
れば、センサAiからの超音波が全て位置Fに同時
に到達するように超音波を発信すれば、位置Fで
超音波が集束することになることは明らかであ
る。いま、位置Fの座標を例えば(x0,z0)とす
れば、センサAiから超音波を発信した時刻は超音
波が点Fに到達した時刻より時間tiだけ前になり
時間tiは次式によつて与えられることになる。
よる走査方法を第1図により説明すれば、アレイ
センサ1自体はセンサAi(i=1〜m)が等間隔
dに配列されたものとしてなり、被検体2を走査
する場合にはアレイセンサ1は被検体2表面に設
置されるものとなつている。ここで座標軸を図示
の如くにとり、各センサAi,…Ai,…Anの座標
(x,z)をそれぞれ(x0,0),…,(x0+(i−
1)d,0),…,(x0+(m−1)d,0)とす
れば、センサAiからの超音波が全て位置Fに同時
に到達するように超音波を発信すれば、位置Fで
超音波が集束することになることは明らかであ
る。いま、位置Fの座標を例えば(x0,z0)とす
れば、センサAiから超音波を発信した時刻は超音
波が点Fに到達した時刻より時間tiだけ前になり
時間tiは次式によつて与えられることになる。
ti=li/v
=√〔0−{0+(−1)}2+(0−
z0)2/v =√(−1)2 2+2 0/v ……(1) 但し、vは被検体中での音速である。
z0)2/v =√(−1)2 2+2 0/v ……(1) 但し、vは被検体中での音速である。
iの値によつて時間tiも変化することは明らか
であるが、第2図はその変化の様子を示したもの
である。使用されるセンサの数をmとすれば時間
tnが最大値をとることになるものである。したが
つて、m個の各センサから発信された超音波が全
て同時に点Fに到達するためには、m番目のセン
サAnから超音波が発信された時点よりi番目の
センサAiからはτi=tn−ti後に超音波を発信させ
なければならない。即ち、遅延時間τiは次のよう
に与えられる。
であるが、第2図はその変化の様子を示したもの
である。使用されるセンサの数をmとすれば時間
tnが最大値をとることになるものである。したが
つて、m個の各センサから発信された超音波が全
て同時に点Fに到達するためには、m番目のセン
サAnから超音波が発信された時点よりi番目の
センサAiからはτi=tn−ti後に超音波を発信させ
なければならない。即ち、遅延時間τiは次のよう
に与えられる。
τi=tn−ti={√(−1)2 2+2 0−√(−1
)
2d2+z2 0}/v ={√(−1)2 2+2 0−√(−1)2 2+
z2 0}/v ……(2) このように遅延時間を制御して超音波を集束さ
せる場合には、使用されるセンサのうち何れのセ
ンサから最も早く超音波を発信させなくてはなら
ないかを決定する必要があり、また式(2)よりその
他のセンサから超音波を発信させる遅延時間を求
めるのが複雑になる。もちろん、アレイセンサで
は、集束位置Fをx方向,z方向にも移動させる
ため、各センサの遅延時間および、それらの遅延
時間の組合せが膨大になり、また、遅延時間を生
みだす遅延回路は少なくともセンサ数だけは必要
になる。ちなみに遅延回路の価格は1個当り30万
円程度であり、アレイセンサのセンサ数を多くで
きない一つの理由ともなつている。
)
2d2+z2 0}/v ={√(−1)2 2+2 0−√(−1)2 2+
z2 0}/v ……(2) このように遅延時間を制御して超音波を集束さ
せる場合には、使用されるセンサのうち何れのセ
ンサから最も早く超音波を発信させなくてはなら
ないかを決定する必要があり、また式(2)よりその
他のセンサから超音波を発信させる遅延時間を求
めるのが複雑になる。もちろん、アレイセンサで
は、集束位置Fをx方向,z方向にも移動させる
ため、各センサの遅延時間および、それらの遅延
時間の組合せが膨大になり、また、遅延時間を生
みだす遅延回路は少なくともセンサ数だけは必要
になる。ちなみに遅延回路の価格は1個当り30万
円程度であり、アレイセンサのセンサ数を多くで
きない一つの理由ともなつている。
ところで、金属の探傷にアレイセンサを適用す
る場合の問題点として次の2点が挙げられる。
る場合の問題点として次の2点が挙げられる。
(i) 不感帯の存在
金属中を伝播する超音波の速度は、人体中を伝
播する速度の約4倍である。すなわち、金属中の
波長は人体中での超音波波長の4倍になる。この
結果センサから近い位置では、各センサから発信
された超音波が干渉しきれず集束ビームを形成し
得ないというわけである。この限界距離は超音波
の波長に比例する。したがつて集束ビームを形成
し得ない領域は、金属探傷では人体の映像化に比
し4倍以上広がることになる。このため、アレイ
センサが設置される試料表面近傍に欠陥が存在す
る場合には、その欠陥は映像化され得ないという
わけである。
播する速度の約4倍である。すなわち、金属中の
波長は人体中での超音波波長の4倍になる。この
結果センサから近い位置では、各センサから発信
された超音波が干渉しきれず集束ビームを形成し
得ないというわけである。この限界距離は超音波
の波長に比例する。したがつて集束ビームを形成
し得ない領域は、金属探傷では人体の映像化に比
し4倍以上広がることになる。このため、アレイ
センサが設置される試料表面近傍に欠陥が存在す
る場合には、その欠陥は映像化され得ないという
わけである。
(ii) 遅延回路の制御
金属中での音速は人体中でのそれの約4倍であ
らることは既に述べたところであるが、医療用ア
レイセンサで所定の位置に焦点を結ばせる遅延時
間に比し金属中で同じ位置に焦点を形成させる遅
延時間の値は1/4になる。すなわち金属探傷では、
遅延時間を4倍高い精度で制御することが必要で
ある。
らることは既に述べたところであるが、医療用ア
レイセンサで所定の位置に焦点を結ばせる遅延時
間に比し金属中で同じ位置に焦点を形成させる遅
延時間の値は1/4になる。すなわち金属探傷では、
遅延時間を4倍高い精度で制御することが必要で
ある。
また、遅延回路はセンサの数と同じ数だけ必要
であり、さらに遅延回路各々は全センサにスイツ
チを介し選択的に連結可とされるべく、最低でも
センサ数の二乗分の結線が必要となつている。セ
ンサ自体が小型でも結線は膨大であり、また、遅
延回路の実装に際して制御部の小型化は困難なも
のとなつている。遅延回路としては通常コイルを
使用するが、製作上高度の技術が必要であること
から、コストが高くなること(約30万円/個)も
大きな問題となつている。
であり、さらに遅延回路各々は全センサにスイツ
チを介し選択的に連結可とされるべく、最低でも
センサ数の二乗分の結線が必要となつている。セ
ンサ自体が小型でも結線は膨大であり、また、遅
延回路の実装に際して制御部の小型化は困難なも
のとなつている。遅延回路としては通常コイルを
使用するが、製作上高度の技術が必要であること
から、コストが高くなること(約30万円/個)も
大きな問題となつている。
よつて本発明の目的は、被検体が金属であつて
も不感帯を生じせしめることなく、しかも遅延回
路不要にして鮮明な画像が表示され得るアレイセ
ンサによる超音波送受信方法を供するにある。
も不感帯を生じせしめることなく、しかも遅延回
路不要にして鮮明な画像が表示され得るアレイセ
ンサによる超音波送受信方法を供するにある。
この目的のため本発明は、nの値が順次更新さ
れるものとしてn個間隔毎に作動状態におかれた
センサから超音波を同時に被検体に向けて発信す
る一方、nの値が更新される毎に少なくともそれ
らセンサからの反射超音波受信信号を遅延させる
ことなく加算したうえ加算結果の波高値を記録す
ることによつて空間的なセンサ選択の周期に依存
したスペクトルを作成するようにし、作成された
スペクトルをフーリエ変換することによつて超音
波反射体の位置およびその形状を求め表示するよ
うにしたものである。
れるものとしてn個間隔毎に作動状態におかれた
センサから超音波を同時に被検体に向けて発信す
る一方、nの値が更新される毎に少なくともそれ
らセンサからの反射超音波受信信号を遅延させる
ことなく加算したうえ加算結果の波高値を記録す
ることによつて空間的なセンサ選択の周期に依存
したスペクトルを作成するようにし、作成された
スペクトルをフーリエ変換することによつて超音
波反射体の位置およびその形状を求め表示するよ
うにしたものである。
以下、本発明を説明する。
先ず本発明の理論的背景について第3図から第
8図により説明する。第3図に示す如く被検体2
中に点状反射体Pが存在し、その反射体Pから各
センサAiに反射波が入射する場合を想定すれば、
点Pの座標を(xp,zp)、センサAiのz軸座標を
0として点Pから伝播される反射波でセンサAiで
受信される波φiは以下のように表わされる。
8図により説明する。第3図に示す如く被検体2
中に点状反射体Pが存在し、その反射体Pから各
センサAiに反射波が入射する場合を想定すれば、
点Pの座標を(xp,zp)、センサAiのz軸座標を
0として点Pから伝播される反射波でセンサAiで
受信される波φiは以下のように表わされる。
φi=(c/li)・exp{jωt−jkli} ……(3)
但し、jは複素記号(√−1)を、ωは超音波
の角速度を、kは超音波の波数を、cは定数をそ
れぞれ示す。
の角速度を、kは超音波の波数を、cは定数をそ
れぞれ示す。
第4図は式(3)に示す波φiの位相がセンサAiのx
座標によつて如何に変化するかを示したものであ
る。図に示すようにx座標xp,xqの位置では互い
に位相はπラジアンだけ異なつており、したがつ
てx座標xp,xqでの波は互いに反転した振動状態
にある。また、x座標xp,xrでの位相は同じ値を
示している。即ち、x座標xp,xrでの波の振動は
それぞれ同じ時間で同じ振動をする。しかして、
x座標xp,xqでの振動を加算すると双方打ち消し
合つてしまう。これとは逆にx座標xp,xrの振動
を加算すると同位相なので振動の振幅は強め合つ
た振動になる。ここで、x座標xpの振動を基準と
して任意のx座標xでの振動との加算を想定すれ
ば、先ずx座標xpでの振動φxpは式(3)より以下の
ようになる。
座標によつて如何に変化するかを示したものであ
る。図に示すようにx座標xp,xqの位置では互い
に位相はπラジアンだけ異なつており、したがつ
てx座標xp,xqでの波は互いに反転した振動状態
にある。また、x座標xp,xrでの位相は同じ値を
示している。即ち、x座標xp,xrでの波の振動は
それぞれ同じ時間で同じ振動をする。しかして、
x座標xp,xqでの振動を加算すると双方打ち消し
合つてしまう。これとは逆にx座標xp,xrの振動
を加算すると同位相なので振動の振幅は強め合つ
た振動になる。ここで、x座標xpの振動を基準と
して任意のx座標xでの振動との加算を想定すれ
ば、先ずx座標xpでの振動φxpは式(3)より以下の
ようになる。
φxp=(c/zp)・exp{jωt−jkzp} ……(4)
同様にしてx座標xでの振動φxは以下のよう
に表わされる。
に表わされる。
φx=c/√(p−)2+p 2・exp{jωt−jk
√(p−)2+p 2}……(5) ここで|xp−x|≪zpであると仮定すれば、式
(5)は以下のように変形され得る。
√(p−)2+p 2}……(5) ここで|xp−x|≪zpであると仮定すれば、式
(5)は以下のように変形され得る。
φx≒〔c/{zp+(xp−x)2/2zp}〕・exp〔
jωt−jk{zp+(xp−x)2/2zp}〕……(6) 第5図は式(4),(5)の振動を加算した場合での振
動の振幅を示すが、図に示すようにx座標xpから
√2p離れたx座標位置の波を加算した場合に
振幅が高くなることが判る。但し、λは超音波の
波長である。したがつて、x座標xp位置から√
2zpλの整数倍離れたx座標位置での波を全て加
算していけば、波の振幅が徐々に大きな値になる
ことは明らかである。
jωt−jk{zp+(xp−x)2/2zp}〕……(6) 第5図は式(4),(5)の振動を加算した場合での振
動の振幅を示すが、図に示すようにx座標xpから
√2p離れたx座標位置の波を加算した場合に
振幅が高くなることが判る。但し、λは超音波の
波長である。したがつて、x座標xp位置から√
2zpλの整数倍離れたx座標位置での波を全て加
算していけば、波の振幅が徐々に大きな値になる
ことは明らかである。
このことを数式的に説明すると以下のようにな
る。
る。
即ち、第6図に示す如く点Pを反射体位置と
し、x軸上にアレイセンサが位置すると想定する
場合、x座標xでの受信波Ψxはx≪z0のとき、
次のように近似し得る。
し、x軸上にアレイセンサが位置すると想定する
場合、x座標xでの受信波Ψxはx≪z0のとき、
次のように近似し得る。
Ψx=〔c/(z0+x2/2z0)〕・exp〔jωt−jk(z
0+x2/2z0)}……(7) ここでx=0での受信波をΨ0と表わすとすれ
ば式(7)は更に以下のように変形される。
0+x2/2z0)}……(7) ここでx=0での受信波をΨ0と表わすとすれ
ば式(7)は更に以下のように変形される。
Ψx=Ψ0(1−x2/2z0)・exp(−jkx2/2z0)…
…(8) 式(8)で与えられる振幅(実数部の値)を第7図
に示すが、このスペクトルは第5図で示すスペク
トルをxpだけ平行移動したスペクトルである。し
たがつて、反射体Pのx座標が如何なる位置でも
第5図,第7図で示すスペクトルの形状は保存さ
れ、最大振幅とその次に高い振幅との間隔は√
2zpλであることは明らかである。
…(8) 式(8)で与えられる振幅(実数部の値)を第7図
に示すが、このスペクトルは第5図で示すスペク
トルをxpだけ平行移動したスペクトルである。し
たがつて、反射体Pのx座標が如何なる位置でも
第5図,第7図で示すスペクトルの形状は保存さ
れ、最大振幅とその次に高い振幅との間隔は√
2zpλであることは明らかである。
次に、第7図で示すスペクトルの周波数分析を
行なうが、これは式(8)をフーリエ変換、即ち、以
下の式(9)によつてスペクトルを得るようにするも
のである。
行なうが、これは式(8)をフーリエ変換、即ち、以
下の式(9)によつてスペクトルを得るようにするも
のである。
式(9)の結果を図示すると第8図のようになる。
第8図に示す如くFxは幅の狭い正規分布を示す。
式(9)のFxは式(8)のΨxのフーリエ変換関数である
から、ΨxはFxのフーリエ変換関数でもある。Fx
は幅の狭い正規分布であるので、第6図に示す点
のx軸上の存在確率密度として考えることもでき
る。即ち、第7図で得られるスペクトルをフーリ
エ変換して反射体Pのx軸上位置を得る。z軸位
置については、第7図の振幅極大値の間隔が√
2zpλであることから、これよりzpを得るもので
ある。このようにして反射体位置(xp,zp)が正
確に求められるわけである。
第8図に示す如くFxは幅の狭い正規分布を示す。
式(9)のFxは式(8)のΨxのフーリエ変換関数である
から、ΨxはFxのフーリエ変換関数でもある。Fx
は幅の狭い正規分布であるので、第6図に示す点
のx軸上の存在確率密度として考えることもでき
る。即ち、第7図で得られるスペクトルをフーリ
エ変換して反射体Pのx軸上位置を得る。z軸位
置については、第7図の振幅極大値の間隔が√
2zpλであることから、これよりzpを得るもので
ある。このようにして反射体位置(xp,zp)が正
確に求められるわけである。
それでは、アレイセンサを用いた如何に走査す
れば第7図のようなスペクトルが得られるかを次
に説明する。
れば第7図のようなスペクトルが得られるかを次
に説明する。
第7図のスペクトルは式(8)のΨxを図示したも
のであり、また、ΨxはFxのフーリエ変換関数で
あることは既に述べた通りである。更に第7図と
第5図は同じスペクトルであることも既に述べた
ところである。結局第5図のスペクトルを得る方
法としては、複数あるセンサのうちから適当に複
数のセンサを選択したうえ選択されたセンサの受
信信号を加算した結果の振幅を測定すればよい。
この場合加算すべきセンサの間隔は等間隔にしな
くてはならない。これは、ΨxがFxのフーリエ変
換関数であるから、センサの間隔はx軸に対して
空間的な周波数に対応した値にするためである。
即ち、使用するセンサの間隔を1個,2個……,
i個といつた具合にして、それらのセンサを選択
したうえ選択されたセンサの信号振幅を記録すれ
ば、そのスペクトルが第5あるいは第7図に示す
スペクトルとして得られるものである。
のであり、また、ΨxはFxのフーリエ変換関数で
あることは既に述べた通りである。更に第7図と
第5図は同じスペクトルであることも既に述べた
ところである。結局第5図のスペクトルを得る方
法としては、複数あるセンサのうちから適当に複
数のセンサを選択したうえ選択されたセンサの受
信信号を加算した結果の振幅を測定すればよい。
この場合加算すべきセンサの間隔は等間隔にしな
くてはならない。これは、ΨxがFxのフーリエ変
換関数であるから、センサの間隔はx軸に対して
空間的な周波数に対応した値にするためである。
即ち、使用するセンサの間隔を1個,2個……,
i個といつた具合にして、それらのセンサを選択
したうえ選択されたセンサの信号振幅を記録すれ
ば、そのスペクトルが第5あるいは第7図に示す
スペクトルとして得られるものである。
以上説明した如く本発明では、アレイセンサに
おける複数のセンサのうちから1個,2個,…i
個毎のセンサを順次選択使用し、それら選択使用
に係るセンサ全ての受信信号を加算した信号の振
幅を記録することで空間的なセンサ選択の周期に
依存したスペクトルを作成し、そのスペクトルを
フーリエ変換することによつて反射体位置を求め
たうえその像を表示することが可能となるもので
ある。このように本発明による場合は何等超音波
の送受信に遅延回路が要されることなく反射体の
像を表示可なわけである。
おける複数のセンサのうちから1個,2個,…i
個毎のセンサを順次選択使用し、それら選択使用
に係るセンサ全ての受信信号を加算した信号の振
幅を記録することで空間的なセンサ選択の周期に
依存したスペクトルを作成し、そのスペクトルを
フーリエ変換することによつて反射体位置を求め
たうえその像を表示することが可能となるもので
ある。このように本発明による場合は何等超音波
の送受信に遅延回路が要されることなく反射体の
像を表示可なわけである。
さて、本発明を第9図から第16図により具体
的に説明すれば以下のようである。
的に説明すれば以下のようである。
先ず本発明に係る超音波送受信装置について説
明する。第9図はその装置の構成を概略的に示し
たものである。これによると複数のセンサよりな
るアレイセンサ1にはスイツチ群3を介しパルス
発振器5より高電圧パルスが直接的に印加可とな
つている。センサ対応のスイツチがオン状態にあ
る場合はそのスイツチ対応のセンサからは超音波
が被検体に向けて発射され、また、超音波反射体
からの反射超音波はそのセンサ,スイツチ、更に
はセンサ対応のアイソレータ4および前置増幅器
6を介し他のオン状態にあるセンサからの超音波
受信信号と加算器7で加算されるようになつてい
るものである。ところで、何れのスイツチがオン
状態におかれるかはスイツチ制御器13からのス
イツチ制御データによつている。スイツチ制御器
13はパルス発振器5からのパルス発振同期信号
をカウントすることによつてパルス発振回数をカ
ウントしており、パルス発振回数に応じスイツチ
を所定にオン状態におくようになつているもので
ある。スイツチ制御器13はまた使用されるセン
サ間隔に応じ空間位相信号を発生するが、これは
加算器7の出力に乗じられるべく乗算器8に与え
られるようになつている。なお、アイソレータ4
ではパルス発振器5からの高電圧パルスはしや断
され、加算器7では超音波受信信号のみが加算さ
れる。
明する。第9図はその装置の構成を概略的に示し
たものである。これによると複数のセンサよりな
るアレイセンサ1にはスイツチ群3を介しパルス
発振器5より高電圧パルスが直接的に印加可とな
つている。センサ対応のスイツチがオン状態にあ
る場合はそのスイツチ対応のセンサからは超音波
が被検体に向けて発射され、また、超音波反射体
からの反射超音波はそのセンサ,スイツチ、更に
はセンサ対応のアイソレータ4および前置増幅器
6を介し他のオン状態にあるセンサからの超音波
受信信号と加算器7で加算されるようになつてい
るものである。ところで、何れのスイツチがオン
状態におかれるかはスイツチ制御器13からのス
イツチ制御データによつている。スイツチ制御器
13はパルス発振器5からのパルス発振同期信号
をカウントすることによつてパルス発振回数をカ
ウントしており、パルス発振回数に応じスイツチ
を所定にオン状態におくようになつているもので
ある。スイツチ制御器13はまた使用されるセン
サ間隔に応じ空間位相信号を発生するが、これは
加算器7の出力に乗じられるべく乗算器8に与え
られるようになつている。なお、アイソレータ4
ではパルス発振器5からの高電圧パルスはしや断
され、加算器7では超音波受信信号のみが加算さ
れる。
さて、乗算器8では、加算器7からの加算超音
波受信信号とスイツチ制御器13からの空間位相
信号Cωとが乗算されるが、この結果は振幅検出
器9に出力されるようになつている。この場合空
間位相信号Cωの値は使用されるセンサの間隔を
i個として次式で与えられる。
波受信信号とスイツチ制御器13からの空間位相
信号Cωとが乗算されるが、この結果は振幅検出
器9に出力されるようになつている。この場合空
間位相信号Cωの値は使用されるセンサの間隔を
i個として次式で与えられる。
Cω=1/i・exp(2πi/m) ……(10)
振幅検出器9では乗算結果信号の振幅値が検出
され、記憶装置10ではスイツチ制御データに対
応し、例えば2πi/mの値に比例した番地に検出
された振幅値を格納するようになつているもので
ある。フーリエ変換器11では、スイツチ制御デ
ータにもとづきスイツチ間隔がm/2に到達した
時点で憶装置10にあるスペクトルデータを読み
出したうえフーリエ変換するが、変換されたスペ
クトルは座標データとしてデイスプレイ12に出
力されることによつて反射体の像が表示されるよ
うになつているものである。
され、記憶装置10ではスイツチ制御データに対
応し、例えば2πi/mの値に比例した番地に検出
された振幅値を格納するようになつているもので
ある。フーリエ変換器11では、スイツチ制御デ
ータにもとづきスイツチ間隔がm/2に到達した
時点で憶装置10にあるスペクトルデータを読み
出したうえフーリエ変換するが、変換されたスペ
クトルは座標データとしてデイスプレイ12に出
力されることによつて反射体の像が表示されるよ
うになつているものである。
ここで、スイツチ制御器13によるスイツチ3
の制御について説明すれば、制御方法としては4
通りある。
の制御について説明すれば、制御方法としては4
通りある。
先ずその1は超音波は全てのセンサより発生さ
れるようにするが、反射超音波の受信は1個,2
個,…,n個おきのセンサによつて行なう方法で
ある。受信時にスイツチをオン状態とする組合せ
の例を第10図に示す。図中、白丸はオン状態
を、黒丸はオフ状態を表わしている。
れるようにするが、反射超音波の受信は1個,2
個,…,n個おきのセンサによつて行なう方法で
ある。受信時にスイツチをオン状態とする組合せ
の例を第10図に示す。図中、白丸はオン状態
を、黒丸はオフ状態を表わしている。
その2は第11図に示す如くである。この場
合、発信回数がi(i+1)/2から (i+1)(i+2)/2−1までの間では記憶装置1 0で同番地に記録してある値に新たに得た振幅値
を加算していくようにするものである。
合、発信回数がi(i+1)/2から (i+1)(i+2)/2−1までの間では記憶装置1 0で同番地に記録してある値に新たに得た振幅値
を加算していくようにするものである。
その3は第12図に示すようである。この場合
にはセンサの数は2の整数倍とされ、発振回数l
が(i/2−1)i/2+1からi/2(i/2+ 1)の範囲では式(10)の代わりに次式(11)が用いられ
るものとなつている。
にはセンサの数は2の整数倍とされ、発振回数l
が(i/2−1)i/2+1からi/2(i/2+ 1)の範囲では式(10)の代わりに次式(11)が用いられ
るものとなつている。
Cω=exp(2πΔl/2i) ……(11)
但し、Δl=l−(i/2−1)i/2−1であ
り、この場合でも記憶装置10では同番地に記憶
してある値には新たに得た振幅値が加算される。
り、この場合でも記憶装置10では同番地に記憶
してある値には新たに得た振幅値が加算される。
その4は第13図に示す如くである。この場合
はセンサ数mは2の整数乗とされ、発信回数が2i
−1から2i+1−2までの範囲では式(10)の代わりに
次式(12)が用いられる。
はセンサ数mは2の整数乗とされ、発信回数が2i
−1から2i+1−2までの範囲では式(10)の代わりに
次式(12)が用いられる。
Cω=exp(2πΔl/2i) ……(12)
但し、Δl=l−2i+1であり、この場合にも同
様に記憶装置10では同番地に記憶してある値に
新たな発信回数で得た振幅値が加算記録されるも
のとなつている。
様に記憶装置10では同番地に記憶してある値に
新たな発信回数で得た振幅値が加算記録されるも
のとなつている。
以上第10図から第13図に挙げた方法におい
ては、全センサで超音波を発生させることなく超
音波を受信すべきセンサのみ超音波を発生させる
ようにすることも可能である。
ては、全センサで超音波を発生させることなく超
音波を受信すべきセンサのみ超音波を発生させる
ようにすることも可能である。
次に発信回数がこれまでに述べたものよりも少
なくて済まされる方法について説明する。第14
図はその方法に係る超音波送受信装置の構成を示
したものである。図示の如く第9図に示すものと
異なるところは、スイツチ群3の代わりに異なつ
た機能をもつスイツチ群3′が設けられ、また、
アイソレータ4′、前置増幅器6′、加算器7′お
よび減算器14が新たに追加されていることであ
る。この場合アイソレータ4′はアイソレータ4
と同一機能を有しているが、スイツチ群3′はス
イツチ群3と異なり単なるオンオフ動作ではなく
アレイセンサ1とアイソレータ4,4′の何れか
との接続を切替えるためのものである。即ち、ス
イツチ制御器13からのスイツチ制御データに従
つてあるスイツチはアレイセンサ1とアイソレー
タ4とを接続し、それ以外のスイツチはアレイセ
ンサ1とアイソレータ4′とを接続するものとな
つている。前置増幅器6,6′ではそれぞれアイ
ソレータ4,4′からの超音波受信信号が増幅さ
れるが、前置増幅器6,6′それぞれの出力は更
に加算器7,7′で加算されるようになつている。
減算器14では加算器7の出力と加算器7′の出
力との間で減算が行なわれその結果は乗算器8に
与えられるようになつている。乗算器8以降の処
理内容は第9図の場合と同一である。したがつ
て、この方法による場合は、発振回数は例えば第
12図に示す方法による場合に比し第15図に示
す如くその1/2で済まされるものである。但し、
第15図中、白丸はアレイセンサ1とアイソレー
タ4とのスイツチ接続状態を、三角印はアレイセ
ンサ1とアイソレータ4′とのスイツチ接続状態
をそれぞれ示す。なお、この方法による場合発信
回数lが(i/2−1)4+1からi/4(i/
2+1)の範囲では式(11)の代わりに次式(13)が用い
られる。
なくて済まされる方法について説明する。第14
図はその方法に係る超音波送受信装置の構成を示
したものである。図示の如く第9図に示すものと
異なるところは、スイツチ群3の代わりに異なつ
た機能をもつスイツチ群3′が設けられ、また、
アイソレータ4′、前置増幅器6′、加算器7′お
よび減算器14が新たに追加されていることであ
る。この場合アイソレータ4′はアイソレータ4
と同一機能を有しているが、スイツチ群3′はス
イツチ群3と異なり単なるオンオフ動作ではなく
アレイセンサ1とアイソレータ4,4′の何れか
との接続を切替えるためのものである。即ち、ス
イツチ制御器13からのスイツチ制御データに従
つてあるスイツチはアレイセンサ1とアイソレー
タ4とを接続し、それ以外のスイツチはアレイセ
ンサ1とアイソレータ4′とを接続するものとな
つている。前置増幅器6,6′ではそれぞれアイ
ソレータ4,4′からの超音波受信信号が増幅さ
れるが、前置増幅器6,6′それぞれの出力は更
に加算器7,7′で加算されるようになつている。
減算器14では加算器7の出力と加算器7′の出
力との間で減算が行なわれその結果は乗算器8に
与えられるようになつている。乗算器8以降の処
理内容は第9図の場合と同一である。したがつ
て、この方法による場合は、発振回数は例えば第
12図に示す方法による場合に比し第15図に示
す如くその1/2で済まされるものである。但し、
第15図中、白丸はアレイセンサ1とアイソレー
タ4とのスイツチ接続状態を、三角印はアレイセ
ンサ1とアイソレータ4′とのスイツチ接続状態
をそれぞれ示す。なお、この方法による場合発信
回数lが(i/2−1)4+1からi/4(i/
2+1)の範囲では式(11)の代わりに次式(13)が用い
られる。
Cω=exp(πΔl/2i) ……(13)
但し、Δl=l−(i/2−1)i/4−1であ
る。
る。
同様に第13図に示す方法による場合に比し発
振回数はその場合での1/2で済まされることにな
る。
振回数はその場合での1/2で済まされることにな
る。
第16図は第14図に示す構成よりさらに詳細
な振幅を検出するための装置構成を示す。アレイ
センサ1、パルス発振器5、スイツチ制御器1
3、乗算器8、振幅検出器9、記憶装置10、フ
ーリエ変換器11およびデイスプレイ12の構成
とその機能は第14図に示すものと変わらない
が、受信信号をアイソレートする組合せを変えた
構成にしているのが特徴である。これによるとア
イソレータ4,4′,4″,4は、スイツチ3′,
3″,3,3′′′′を介してアレイセンサ1に対し
それぞれセンサ1個分ずつシフトして連結されて
いる。アイソレータ群の数はセンサ個数より少な
い数で、各アイソレータ群の結線のシフト量も2
個以上でも構わない。アイソレータ群の出力はそ
れぞれ前置増幅器群6,6′,6″,6で増幅さ
れ、それら増幅信号は加算器7,7′,7″,7
で加算されるようになつている。これらの加算信
号は乗算器8′,8″,8で重みをつけられたう
え加算器7′′′′で更に加算されるものとなつてい
る。乗算器8′,8″,8での重みは、スイツチ
3′の結線に対するそれぞれのスイツチが結線し
ているセンサのシフト分に相当する量であり、シ
フト分をn、スイツチ3′で使用されるセンサの
間隔をiとすると、重みWaは以下のようにな
る。
な振幅を検出するための装置構成を示す。アレイ
センサ1、パルス発振器5、スイツチ制御器1
3、乗算器8、振幅検出器9、記憶装置10、フ
ーリエ変換器11およびデイスプレイ12の構成
とその機能は第14図に示すものと変わらない
が、受信信号をアイソレートする組合せを変えた
構成にしているのが特徴である。これによるとア
イソレータ4,4′,4″,4は、スイツチ3′,
3″,3,3′′′′を介してアレイセンサ1に対し
それぞれセンサ1個分ずつシフトして連結されて
いる。アイソレータ群の数はセンサ個数より少な
い数で、各アイソレータ群の結線のシフト量も2
個以上でも構わない。アイソレータ群の出力はそ
れぞれ前置増幅器群6,6′,6″,6で増幅さ
れ、それら増幅信号は加算器7,7′,7″,7
で加算されるようになつている。これらの加算信
号は乗算器8′,8″,8で重みをつけられたう
え加算器7′′′′で更に加算されるものとなつてい
る。乗算器8′,8″,8での重みは、スイツチ
3′の結線に対するそれぞれのスイツチが結線し
ているセンサのシフト分に相当する量であり、シ
フト分をn、スイツチ3′で使用されるセンサの
間隔をiとすると、重みWaは以下のようにな
る。
Wa=cos(2πn/i) ……(14)
シフト分n、センサ間隔iはスイツチ制御器1
3から重み変換器20に送信され、変換器20は
式(14)にもとづき重みが算出されたうえそれぞれ乗
算器8′,8″,8に出力されるようになつてい
る。加算器7′′′′で重み付けの加算を行つた後の
信号処理は第14図の場合と同じである。この構
成では、反射波の受信に関しアイソレータ群で、
1回の発信で並列に受信信号処理を行なうため、
その分発信回数を少なくできること、重み付けし
た信号の加算により加算信号の振幅が精度よく検
出できることになる。
3から重み変換器20に送信され、変換器20は
式(14)にもとづき重みが算出されたうえそれぞれ乗
算器8′,8″,8に出力されるようになつてい
る。加算器7′′′′で重み付けの加算を行つた後の
信号処理は第14図の場合と同じである。この構
成では、反射波の受信に関しアイソレータ群で、
1回の発信で並列に受信信号処理を行なうため、
その分発信回数を少なくできること、重み付けし
た信号の加算により加算信号の振幅が精度よく検
出できることになる。
以上説明したように本発明は、複数のセンサか
らは超音波が同時に被検体に向けて発信されるよ
うにするが、被検体からの反射超音波を受信する
際には少なくとも受信すべきセンサからの反射超
音波受信信号は加算されたうえその波高値が記録
され、それにより作成された、空間的なセンサ選
択の周期に依存したスペクトルをフーリエ変換す
ることによつて超音波反射体位置を求め表示する
ようにしたものである。したがつて、本発明によ
る場合は、超音波送受信の際にこれまで要されて
いた高価な遅延回路が不要とされながらも鮮明な
画像表示が可能となるばかりか、装置の小型化や
経済性の面で有利となる。また、集束ビーム形成
の際アレイセンサ近傍領域においては超音波ビー
ムの音圧が不安定となり、その領域内に反射体が
存在しても十分な強度でそれを検出し得ないが、
本発明による場合は集束ビームは形成されなく、
したがつて、被検体が金属であつてもアレイセン
サに近い領域における超音波反射体を十分な強度
で表示し得ることになる。
らは超音波が同時に被検体に向けて発信されるよ
うにするが、被検体からの反射超音波を受信する
際には少なくとも受信すべきセンサからの反射超
音波受信信号は加算されたうえその波高値が記録
され、それにより作成された、空間的なセンサ選
択の周期に依存したスペクトルをフーリエ変換す
ることによつて超音波反射体位置を求め表示する
ようにしたものである。したがつて、本発明によ
る場合は、超音波送受信の際にこれまで要されて
いた高価な遅延回路が不要とされながらも鮮明な
画像表示が可能となるばかりか、装置の小型化や
経済性の面で有利となる。また、集束ビーム形成
の際アレイセンサ近傍領域においては超音波ビー
ムの音圧が不安定となり、その領域内に反射体が
存在しても十分な強度でそれを検出し得ないが、
本発明による場合は集束ビームは形成されなく、
したがつて、被検体が金属であつてもアレイセン
サに近い領域における超音波反射体を十分な強度
で表示し得ることになる。
第1図は、遅延回路を有してなるアレイセンサ
による被検体走査方法を説明するための図、第2
図は、特定位置に超音波をアレイセンサによつて
集束させる場合での超音波発生時点がセンサ位置
によつて如何に変化するかを示す図、第3図、第
4図、第5図、第6図、第7図、第8図は、本発
明の理論的背景あるいは原理を説明するための
図、第9図は、本発明に係る超音波送受信装置の
構成を概略的に示す図、第10図、第11図、第
12図、第13図は、その装置による超音波送受
信方法を説明するための図、第14図は、本発明
に係る超音波送受信装置の他の例での構成を概略
的に示す図、第15図は、その装置による超音波
送受信方法を説明するための図、第16図は、詳
細な振幅検出が可とされた本発明に係る超音波送
受信装置の一例での構成を示す図である。 1…アレイセンサ、3,3′,3″,3,3
′′′′…スイツチ群、4,4′,4″,4…アイソ
レータ、5…パルス発振器、6,6′,6″,6
…前置増幅器、7,7′,7″,7…加算器、8
…乗算器、9…振幅検出器、10…記憶装置、1
1…フーリエ変換器、12…デイスプレイ、13
…スイツチ制御器。
による被検体走査方法を説明するための図、第2
図は、特定位置に超音波をアレイセンサによつて
集束させる場合での超音波発生時点がセンサ位置
によつて如何に変化するかを示す図、第3図、第
4図、第5図、第6図、第7図、第8図は、本発
明の理論的背景あるいは原理を説明するための
図、第9図は、本発明に係る超音波送受信装置の
構成を概略的に示す図、第10図、第11図、第
12図、第13図は、その装置による超音波送受
信方法を説明するための図、第14図は、本発明
に係る超音波送受信装置の他の例での構成を概略
的に示す図、第15図は、その装置による超音波
送受信方法を説明するための図、第16図は、詳
細な振幅検出が可とされた本発明に係る超音波送
受信装置の一例での構成を示す図である。 1…アレイセンサ、3,3′,3″,3,3
′′′′…スイツチ群、4,4′,4″,4…アイソ
レータ、5…パルス発振器、6,6′,6″,6
…前置増幅器、7,7′,7″,7…加算器、8
…乗算器、9…振幅検出器、10…記憶装置、1
1…フーリエ変換器、12…デイスプレイ、13
…スイツチ制御器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のセンサが等間隔に配置されてなるアレ
イセンサによる超音波送受信方法にして、nの値
が更新される程にn個間隔毎に作動状態におかれ
るセンサより少なくとも超音波を同時に被検体に
向けて発信する一方、超音波発信の度に超音波発
信に係るセンサからの反射超音波受信信号を遅延
させることなく加算したうえ加算結果の波高値を
記録することによつて空間的なセンサ選択の周期
に依存した空間周波数スペクトルを作成し、該ス
ペクトルをフーリエ変換により実空間強度分布に
変換した上、被検体内における超音波反射体の位
置および形状を表示することを特徴とするアレイ
センサによる超音波送受信方法。 2 nは2k(k;正の整数)にしたがつて更新さ
れる特許請求の範囲第1項記載のアレイセンサに
よる超音波送受信方法。 3 超音波を送受信するセンサには該センサに対
してj(j<n)個分間隔をずらしたセンサが含
まれ、n個間隔のセンサ群と、j個分センサ間隔
がずれたセンサ群との超音波受信信号は重みをつ
けて加算される特許請求の範囲第1項記載のアレ
イセンサによる超音波送受信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038854A JPS60183553A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | アレイセンサによる超音波送受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59038854A JPS60183553A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | アレイセンサによる超音波送受信方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60183553A JPS60183553A (ja) | 1985-09-19 |
| JPH0510620B2 true JPH0510620B2 (ja) | 1993-02-10 |
Family
ID=12536786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59038854A Granted JPS60183553A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | アレイセンサによる超音波送受信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60183553A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06100584B2 (ja) * | 1985-12-16 | 1994-12-12 | 株式会社日立メデイコ | 超音波撮像装置の送受波回路 |
| CN105078472B (zh) * | 2015-08-24 | 2018-10-12 | 联想(北京)有限公司 | 生理特征图像获取装置和方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5396285A (en) * | 1977-02-02 | 1978-08-23 | Hitachi Medical Corp | Ultrasonic diagnosing device |
| DE3024995A1 (de) * | 1980-07-02 | 1982-01-28 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Ultraschall-untersuchungsanordnung |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP59038854A patent/JPS60183553A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60183553A (ja) | 1985-09-19 |
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