JPH0510666U - ラツチ受け金具 - Google Patents

ラツチ受け金具

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JPH0510666U
JPH0510666U JP87491U JP87491U JPH0510666U JP H0510666 U JPH0510666 U JP H0510666U JP 87491 U JP87491 U JP 87491U JP 87491 U JP87491 U JP 87491U JP H0510666 U JPH0510666 U JP H0510666U
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俊雄 谷井
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高橋金物株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定ねじの緩め・締め付け等の煩雑な操作を
要することなく、外部からの簡易な操作で前後方向、す
なわち、扉の厚み方向における受け穴の幅調整を可能と
し、操作性の向上を図る。 【構成】 扉取付枠2の掘込み穴2aに固定されるベー
ス部材12と、受け穴8の基礎となる矩形の透孔32を
有するカバープレート14と、カバープレート14の外
方から操作用孔34を介してドライバー等の操作具で回
動される調整ねじ16と、調整ねじ16の操作で先端部
46cが前後方向に変位可能に回動されるアーム部材1
8と、先端部46cに設けられる移動部材20とから構
成され、移動部材20と透孔32との間でラッチ6の受
け穴8が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、扉の木口面に設けられるラッチを係合させるためのラッチ受け金 具に関し、特に、前後方向、すなわち扉の厚み方向(以下単に前後方向という) の調整機能を有するラッチ受け金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、扉の木口面に出没可能に設けられたラッチを、扉取付枠の対向位置 に設けたラッチ受け金具の受け穴に嵌入させて係止することで扉の閉成状態を維 持するラッチ受け構造が採用されている。
【0003】 ところで、この種のラッチ受け構造では、扉取付枠に対する扉の取付誤差や、 ラッチあるいはラッチ受け金具の取付誤差等によって、ラッチとラッチ受け金具 との間に前後方向のずれを生じ、扉閉成時にガタツキ等の不具合を来し易いとと もに、整合に時間を要することによる作業性の低下を来し易い。
【0004】 このため、例えば実開平1ー163664号公報では、受け穴の基礎となる矩 形穴を有する本体プレートと、この本体プレートの裏面側に配される補助プレー トとから主要部を構成するとともに、本体プレートと補助プレートとの間に鋸歯 部と係止爪との組合せからなる係合構造を付与して補助プレートを前後方向に移 動調整できる構成とし、本体プレートの矩形穴と補助プレートとの間で受け穴を 幅調整可能に形成する構造のものが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のような構成のものによれば、取付誤差等に対応して補助プレ ートを調整することにより、ラッチと受け穴とのずれに対する補正が可能である が、調整においては、固定ねじをゆるめて補助プレートを調整すべき方向へずら した後再び固定ねじを締め付けて固定する操作工程を要し、極めて面倒なもので あった。
【0006】 また、鋸歯部と係止爪との係合位置を変える調整であるので、調整量の単位が 鋸歯の山と山との間あるいは谷と谷との間の寸法となって調整精度が粗く、微調 整に対応できずに調整後において依然としてガタツキを生じることもあった。
【0007】 そこでこの考案は、調整操作が容易且つ迅速にできるとともに、微調整によっ て誤差補正を完全に行えるラッチ受け金具の提供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成すべく創案されたもので、その特徴は、扉取付枠 の堀込み穴に固定される凹状のベース部材と、ラッチが嵌入される透孔を有し上 記ベース部材を覆うカバープレートと、上記ベース部材に取付けられ上記透孔側 に臨む回動操作部を有する調整ねじと、上記ベース部材内に回動可能に設けられ 上記調整ねじの回動操作で先端部が前後方向に変位するアーム部材と、このアー ム部材の上記先端部に扉の高さ方向をもって設けられ上記透孔との間で上記受け 穴を形成する移動部材とが備えられている構成にある。
【0009】
【作用】
この考案によれば、ラッチとの係合において、ラッチと受け穴との間に前後方 向のずれが有る場合、カバープレートの外方から挿入されるドライバー等の操作 具で調整ねじが回動される。調整ねじが回動されると、アーム部材が回動される とともに移動部材がずれ寸法分前後方向に変位し、これによって、ラッチと受け 穴との間のずれが補正される。
【0010】
【実施例】
図1乃至図4はこの考案の一実施例を示す。
【0011】 扉取付枠2には、扉4の木口面4aに出没自在に設けられたラッチ6に対応す る位置をもって、受け穴8を有するラッチ受け金具10が設けられている。ラッ チ受け金具10は、扉取付枠2の堀込み穴2aに固定される凹状のベース部材1 2と、このベース部材12の木口面aに対向する開口面を覆うカバープレート1 4と、カバープレート14の外方から回動操作される調整ねじ16と、この調整 ねじ16の回動操作でベース部材12内を回動するアーム部材18と、このアー ム部材18の先端部に扉4の高さ方向(以下単に高さ方向という)をもって設け られる移動部材20とから概略構成されている。
【0012】 ベース部材12は例えば矩形のボックス状に形成され、高さ方向における側部 には、扉取付枠2へ固定するための固定用片22,22が連設されている。各固 定用片22には、固定ねじ24に対して左右上下の位置調整可能な寸法を有する 切欠凹部22aが形成されている。また、扉4の前後方向である矢印XーY方向 の一方側には、調整ねじ16を支持する支持片26が切り起こし等の手段で形成 されており、支持片26には調整ねじ16の挿通孔26aが形成されている。ま た、高さ方向における側部には、アーム部材18の回動を案内する長孔状の案内 孔28,28が形成されているとともに、アーム部材18の回動を支持する支持 孔30,30が形成されている。
【0013】 カバープレート14には、受け穴8の基礎となる矩形の透孔32が形成されて いるとともに、調整ねじ16を外方から回動するための操作用孔34が透孔32 に連設されている。また、高さ方向における端部には、固定ねじ24の挿通孔3 6,36が形成されている。
【0014】 調整ねじ16は、例えばねじ軸38と、ドライバー等の操作具で回動可能な回 動操作部40とから構成することができる。調整ねじ16は支持片26とベース 部材12の底面12aとの間で支持されるもので、底面12aにはねじ軸38の 先端が嵌入される嵌入孔42が形成されている。なお、ねじ軸38の先端は嵌入 後、カシメ処理やEリング等の手段で抜け止めされる。
【0015】 アーム部材18は、例えば、調整ねじ16に螺合されるとともにベース部材1 2の案内孔28,28に支持されて扉4の幅方向に移動する移動軸44と、高さ 方向に配される略L字形の一対のアーム本体46,46と、このアーム本体46 の回動を支持する支軸48,48とから概略構成することができる。移動軸44 の略中央部位には、調整ねじ16に対するねじ孔44aが形成され、両端部には 案内孔28に対する径小の係合部44bが形成されている。アーム本体46には 、移動軸44の係合部44bに対する係合孔46bが形成されているとともに支 軸48に対する支持孔46bが形成され、先端部46cには、移動部材20の係 合孔46dが形成されている。また、支軸48はベース部材12の支持孔30に 挿通後、留め部材50で抜け止めされる。調整ねじ16の回動によって移動軸4 4が移動すると、アーム本体46が回動し、これによって先端部46cはカバー プレート14の裏面側を前後方向に変位する。
【0016】 移動部材20は、カバープレート14の透孔32との間で受け穴8を形成する もので、例えば、円柱状をなす移動本体部52と、アーム本体46の係合孔46 dに対する径小の係合部54とから構成できる。この例では、移動部材20はア ーム本体46に対して回動可能となっており、いわゆるローラ部材の機能を呈す る。また、移動部材20は、アーム部材18の先端部46cと共に前後方向に変 位するので、その後側面52aは受け穴8の前側面8aを形成し、後側面52a と透孔32の後側面32aとで前後方向における受け穴8の幅が決定される。
【0017】 次に図3及び図4に基づいてラッチ受け金具10の調整動作を説明する。図3 に示すように、扉4を閉めた状態で、ラッチ6の前面6aと、これに対応する受 け穴8の前側面8a(実質的には移動部材20の後側面52a)との間に隙間C を生じてガタツキを来す場合、カバープレート14の操作用孔34ないし透孔3 2からドライバー等の操作具が挿入されて調整ねじ16が回動される。
【0018】 調整ねじ16が回動されると、図4に示すように、アーム部材18の移動軸4 4がベース部材12の奥行方向である矢印S方向に移動し、これによってアーム 部材18の先端部46cは前後方向に変位する。先端部46cの変位とともに移 動部材20も変位移動し、これによって受け穴8の前側面8aがラッチ6の前面 6aに対する適正位置に存在することになり、よって、隙間Cが無くなってガタ ツキの生じない状態となる。また、螺合による調整であるので、調整が無段階と なり、隙間Cに対する完全な微調整を行うことができる。この例では、移動部材 20は回転ローラの機能を有するので、ラッチ6との接触摩擦が低減されるとと もに、接触音が緩和される。もちろん、移動部材20をアーム部材18の先端部 46cに一体に非回転態様としても差し支えない。また、この例によれば、ドラ イバー等の操作具をカバープレート14の外方から扉4の幅方向へ挿入する簡易 且つ一般的なねじ回し操作力を移動部材20の前後方向への移動に効率的に変換 できる。
【0019】 なお、上記例ではアーム部材18や移動部材20等の各部材において特定の形 状を示したが、これに限られるものではなく、前後方向の調整を良好に行える範 囲で適宜に選定できるものである。
【0020】 以上の構成とすれば、固定ねじの緩め・締め付け等の面倒な操作を要すること なく簡易な一操作で受け穴の前後方向の調整を行うことができ、よって、操作性 の向上を図ることができる。また、微調整構造により、調整後の僅かなガタツキ も防止することができる。
【0021】
【考案の効果】
この考案によれば、扉取付枠への固定ねじの緩め・締め付け等の面倒な操作を 要することなく簡易な一操作で受け穴の前後調整を行うことができ、よって、操 作性の向上を図ることができる。また、螺合量の変化による調整であるので微調 整ができ、ガタツキを完全に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るラッチ受け金具の一実施例を示
す使用状態の概要斜視図である。
【図2】図1で示したラッチ受け金具の分解斜視図であ
る。
【図3】調整前の状態を示す概要断面図である。
【図4】調整後の状態を示す概要断面図である。
【符号の説明】
2 扉取付枠 2a 堀込み穴 4 扉 6 ラッチ 8 受け穴 10 ラッチ受け金具 12 ベース部材 14 カバープレート 16 調整ねじ 18 アーム部材 20 移動部材 32 透孔 40 回動操作部 46c 先端部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 扉に設けられるラッチの受け穴を有し扉
    取付枠に固定されるラッチ受け金具であって、扉取付枠
    の堀込み穴に固定される凹状のベース部材と、ラッチが
    嵌入される透孔を有し上記ベース部材を覆うカバープレ
    ートと、上記ベース部材に取付けられ上記透孔側に臨む
    回動操作部を有する調整ねじと、上記ベース部材内に回
    動可能に設けられ上記調整ねじの回動操作で先端部が扉
    の前後方向に変位するアーム部材と、このアーム部材の
    上記先端部に扉の高さ方向をもって設けられ上記透孔と
    の間で上記受け穴を形成する移動部材とが備えられてい
    るラッチ受け金具。
JP1991000874U 1991-01-16 1991-01-16 ラッチ受け金具 Expired - Lifetime JP2547224Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114764U (ja) * 1988-01-27 1989-08-02

Patent Citations (1)

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JPH01114764U (ja) * 1988-01-27 1989-08-02

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