JPH0510679A - バツチ式焼成炉の炉体断熱構造 - Google Patents
バツチ式焼成炉の炉体断熱構造Info
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- JPH0510679A JPH0510679A JP16152791A JP16152791A JPH0510679A JP H0510679 A JPH0510679 A JP H0510679A JP 16152791 A JP16152791 A JP 16152791A JP 16152791 A JP16152791 A JP 16152791A JP H0510679 A JPH0510679 A JP H0510679A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッチ式焼成炉における放熱損失及び昇温・
冷却必要時間をともに低減することができる炉体断熱構
造を提供する。 【構成】 本発明にかかるバッチ式焼成炉の炉体断熱構
造は、空気層11を介して重ね合わされた断熱層4から
なる炉内断熱壁10を備え、前記空気層11内には水平
方向に沿って配置された複数本の耐熱パイプ12が取り
付けられたことを特徴とするものである。
冷却必要時間をともに低減することができる炉体断熱構
造を提供する。 【構成】 本発明にかかるバッチ式焼成炉の炉体断熱構
造は、空気層11を介して重ね合わされた断熱層4から
なる炉内断熱壁10を備え、前記空気層11内には水平
方向に沿って配置された複数本の耐熱パイプ12が取り
付けられたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックス成形体の
焼成を行う際に用いられるバッチ式焼成炉の炉体断熱構
造に関する。
焼成を行う際に用いられるバッチ式焼成炉の炉体断熱構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、チップ型コンデンサなどの電
子部品を構成するにはセラミックス成形体を用いること
が行われており、これらのセラミックス成形体を焼成す
るに際しては少量多品種物品の加熱処理に適したバッチ
式焼成炉を用いるのが一般的となっている。そして、こ
のようなバッチ式焼成炉は、図3及び図4で簡略化して
示すように、セラミックス成形体などの被焼成物1を加
熱して焼成する焼成室2と、被焼成物1を焼成室2内に
押し上げて収納させる炉床3とから構成されている。
子部品を構成するにはセラミックス成形体を用いること
が行われており、これらのセラミックス成形体を焼成す
るに際しては少量多品種物品の加熱処理に適したバッチ
式焼成炉を用いるのが一般的となっている。そして、こ
のようなバッチ式焼成炉は、図3及び図4で簡略化して
示すように、セラミックス成形体などの被焼成物1を加
熱して焼成する焼成室2と、被焼成物1を焼成室2内に
押し上げて収納させる炉床3とから構成されている。
【0003】また、この焼成室2を取り囲む炉体断熱構
造としては、断熱レンガやセラミックスファイバーボー
ドなどからなる複数の断熱層4を互いに重ね合わせた炉
内断熱壁5が用いられており、この炉内断熱壁5は耐熱
金属などからなるスタッドボルト(図示していない)を
介して炉殻鋼板6に取り付け支持されている。なお、図
示していないが、炉内断熱壁5の内面上にはいわゆる放
射伝熱によって被焼成物1を加熱するためのヒータが設
けられており、また、炉床3がテーブルリフターなどの
昇降動機構上に載置されているものであることはいうま
でもない。
造としては、断熱レンガやセラミックスファイバーボー
ドなどからなる複数の断熱層4を互いに重ね合わせた炉
内断熱壁5が用いられており、この炉内断熱壁5は耐熱
金属などからなるスタッドボルト(図示していない)を
介して炉殻鋼板6に取り付け支持されている。なお、図
示していないが、炉内断熱壁5の内面上にはいわゆる放
射伝熱によって被焼成物1を加熱するためのヒータが設
けられており、また、炉床3がテーブルリフターなどの
昇降動機構上に載置されているものであることはいうま
でもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成とされたバッチ式焼成炉の炉体断熱構造においては、
炉内断熱壁5が複数の断熱層4同士を直接的かつ全面的
に重ね合わせることによって構成されていることから、
放熱損失の低減を図るべく炉内断熱壁5の壁厚を厚くす
ると、この炉内断熱壁5における蓄熱量が増大すること
になって昇温・冷却必要時間が延長されることになる一
方、昇温・冷却必要時間を低減すべく炉内断熱壁5の壁
厚を薄くした場合には、放熱損失が増大することになる
という相矛盾した不都合が生じることになっていた。
成とされたバッチ式焼成炉の炉体断熱構造においては、
炉内断熱壁5が複数の断熱層4同士を直接的かつ全面的
に重ね合わせることによって構成されていることから、
放熱損失の低減を図るべく炉内断熱壁5の壁厚を厚くす
ると、この炉内断熱壁5における蓄熱量が増大すること
になって昇温・冷却必要時間が延長されることになる一
方、昇温・冷却必要時間を低減すべく炉内断熱壁5の壁
厚を薄くした場合には、放熱損失が増大することになる
という相矛盾した不都合が生じることになっていた。
【0005】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、放熱損失及び昇温・冷却必要時間
をともに低減することができるバッチ式焼成炉の炉体断
熱構造を提供することを目的としている。
されたものであって、放熱損失及び昇温・冷却必要時間
をともに低減することができるバッチ式焼成炉の炉体断
熱構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるバッチ式
焼成炉の炉体断熱構造は、このような目的を達成するた
めに、空気層を介して重ね合わされた断熱層からなる炉
内断熱壁を備えており、前記空気層内には水平方向に沿
って配置された複数本の耐熱パイプを取り付けているこ
とを特徴とするものである。
焼成炉の炉体断熱構造は、このような目的を達成するた
めに、空気層を介して重ね合わされた断熱層からなる炉
内断熱壁を備えており、前記空気層内には水平方向に沿
って配置された複数本の耐熱パイプを取り付けているこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、空気層のそれぞれが有用な
断熱層として機能することになり、炉内断熱壁の有する
断熱性能が高まることになるので、この炉内断熱壁を通
じて外部へ放出される熱量が低減されるとともに、この
炉内断熱壁に蓄えられる熱量が低減されることになる。
断熱層として機能することになり、炉内断熱壁の有する
断熱性能が高まることになるので、この炉内断熱壁を通
じて外部へ放出される熱量が低減されるとともに、この
炉内断熱壁に蓄えられる熱量が低減されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0009】図1は本実施例にかかるバッチ式焼成炉の
炉体断熱構造を簡略化して示す縦断面図であり、図2は
図1のA−A線に沿う横断面図である。なお、これらの
図において、従来例を示す図3及び図4と互いに同一と
なる部品、部分には同一符号を付している。
炉体断熱構造を簡略化して示す縦断面図であり、図2は
図1のA−A線に沿う横断面図である。なお、これらの
図において、従来例を示す図3及び図4と互いに同一と
なる部品、部分には同一符号を付している。
【0010】このバッチ式焼成炉は、セラミックス成形
体などのような被焼成物1を加熱して焼成する焼成室2
と、被焼成物1を焼成室2内に押し上げて収納させる炉
床3とを備えており、焼成室2の下側開口は昇降動機構
(図示していない)上に載置されて上下動する炉床3に
よって閉塞されるようになっている。そして、この焼成
室2は炉内断熱壁10によって取り囲まれており、この
炉内断熱壁10は所定厚みとされた空気層11を介して
重ね合わされた複数の断熱層4によって構成されてい
る。なお、ここで、各断熱層4は温度条件に適した材質
のものが選択されており、例えば、20mm厚みのセラ
ミックスファイバーボードを2枚重ねなどして用いられ
る。
体などのような被焼成物1を加熱して焼成する焼成室2
と、被焼成物1を焼成室2内に押し上げて収納させる炉
床3とを備えており、焼成室2の下側開口は昇降動機構
(図示していない)上に載置されて上下動する炉床3に
よって閉塞されるようになっている。そして、この焼成
室2は炉内断熱壁10によって取り囲まれており、この
炉内断熱壁10は所定厚みとされた空気層11を介して
重ね合わされた複数の断熱層4によって構成されてい
る。なお、ここで、各断熱層4は温度条件に適した材質
のものが選択されており、例えば、20mm厚みのセラ
ミックスファイバーボードを2枚重ねなどして用いられ
る。
【0011】さらに、各空気層11内には、上下方向に
沿う所定位置ごとに離間し、ともに水平方向に沿って配
置された複数本の耐熱パイプ12が取り付けられてお
り、これらの耐熱パイプ12それぞれの端部は炉内断熱
壁10を囲んで設けられた炉殻鋼板6によって固定的に
支持されている。なお、ここで、これらの耐熱パイプ1
2は、空気層11内寸法を確保しつつ、断熱層4を補強
する機能を果たすものである。そして、これらの耐熱パ
イプ12によって空気層11内を水平状に区分けしてい
るのは、空気層11内における空気の上下の対流が生じ
るのを防止するためであり、直径25mm程度以下とさ
れた耐熱パイプ12を100〜200mm間隔で取り付
けておくことが望ましい。また、ここで、各耐熱パイプ
12の材質は温度条件に従って選択されるものであり、
低温域(1000℃程度以下)では耐熱金属製パイプ、
高温域(1000℃〜1400℃程度)ではアルミナや
ムライトなどからなるセラミックス製パイプが用いられ
ることになる。
沿う所定位置ごとに離間し、ともに水平方向に沿って配
置された複数本の耐熱パイプ12が取り付けられてお
り、これらの耐熱パイプ12それぞれの端部は炉内断熱
壁10を囲んで設けられた炉殻鋼板6によって固定的に
支持されている。なお、ここで、これらの耐熱パイプ1
2は、空気層11内寸法を確保しつつ、断熱層4を補強
する機能を果たすものである。そして、これらの耐熱パ
イプ12によって空気層11内を水平状に区分けしてい
るのは、空気層11内における空気の上下の対流が生じ
るのを防止するためであり、直径25mm程度以下とさ
れた耐熱パイプ12を100〜200mm間隔で取り付
けておくことが望ましい。また、ここで、各耐熱パイプ
12の材質は温度条件に従って選択されるものであり、
低温域(1000℃程度以下)では耐熱金属製パイプ、
高温域(1000℃〜1400℃程度)ではアルミナや
ムライトなどからなるセラミックス製パイプが用いられ
ることになる。
【0012】ところで、図示していないが、炉内断熱壁
10はアルミナなどのセラミックスや耐熱金属などから
なるスタッドボルトを介して炉殻鋼板6に取り付け支持
されており、この炉内断熱壁10の内面上にはいわゆる
放射伝熱によって被焼成物1を加熱するためのヒータが
設けられている。そして、このヒータの材質も、必要温
度に応じてモリブデンシリサイトや炭化ケイ素,金属な
どのうちから選択されることになる。さらにまた、以上
の説明においては、空気層11内に取り付けられた耐熱
パイプ12それぞれの端部が炉殻鋼板6によって支持さ
れるとしているが、例えば、各耐熱パイプ12の端部を
炉殻鋼板6の外部まで突出させてもよい。すなわち、こ
のようにしておけば、その一端側を空気ブロワ(図示し
ていない)などに連結することが可能となるので、これ
らの耐熱パイプ12内に冷却空気を吹き込むことによっ
て炉内断熱壁10を急速に冷却し、この炉内断熱壁10
を通じて焼成室2の冷却を早めることができるという利
点がある。
10はアルミナなどのセラミックスや耐熱金属などから
なるスタッドボルトを介して炉殻鋼板6に取り付け支持
されており、この炉内断熱壁10の内面上にはいわゆる
放射伝熱によって被焼成物1を加熱するためのヒータが
設けられている。そして、このヒータの材質も、必要温
度に応じてモリブデンシリサイトや炭化ケイ素,金属な
どのうちから選択されることになる。さらにまた、以上
の説明においては、空気層11内に取り付けられた耐熱
パイプ12それぞれの端部が炉殻鋼板6によって支持さ
れるとしているが、例えば、各耐熱パイプ12の端部を
炉殻鋼板6の外部まで突出させてもよい。すなわち、こ
のようにしておけば、その一端側を空気ブロワ(図示し
ていない)などに連結することが可能となるので、これ
らの耐熱パイプ12内に冷却空気を吹き込むことによっ
て炉内断熱壁10を急速に冷却し、この炉内断熱壁10
を通じて焼成室2の冷却を早めることができるという利
点がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるバ
ッチ式焼成炉の炉体断熱構造によれば、炉内断熱壁を構
成する断熱層間に設けられた空気層のそれぞれが有用な
断熱層として機能し、炉内断熱壁の有する断熱性能が高
まることになるので、この炉内断熱壁を通じて外部へ放
出される熱量が低減されるとともに、この炉内断熱壁に
蓄えられる熱量が低減されることになる結果、放熱損失
及び昇温・冷却必要時間をともに低減することができる
という効果が得られる。
ッチ式焼成炉の炉体断熱構造によれば、炉内断熱壁を構
成する断熱層間に設けられた空気層のそれぞれが有用な
断熱層として機能し、炉内断熱壁の有する断熱性能が高
まることになるので、この炉内断熱壁を通じて外部へ放
出される熱量が低減されるとともに、この炉内断熱壁に
蓄えられる熱量が低減されることになる結果、放熱損失
及び昇温・冷却必要時間をともに低減することができる
という効果が得られる。
【図1】本実施例にかかるバッチ式焼成炉の炉体断熱構
造を簡略化して示す縦断面図である。
造を簡略化して示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う横断面図である。
【図3】従来例にかかるバッチ式焼成炉の炉体断熱構造
を簡略化して示す縦断面図である。
を簡略化して示す縦断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う横断面図である。
4 断熱層 10 炉内断熱壁 11 空気層 12 耐熱パイプ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 空気層(11)を介して重ね合わされた
断熱層(4)からなる炉内断熱壁(10)を備えてお
り、前記空気層(11)内には水平方向に沿って配置さ
れた複数本の耐熱パイプ(12)を取り付けていること
を特徴とするバッチ式焼成炉の炉体断熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16152791A JPH0510679A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | バツチ式焼成炉の炉体断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16152791A JPH0510679A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | バツチ式焼成炉の炉体断熱構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510679A true JPH0510679A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15736786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16152791A Pending JPH0510679A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | バツチ式焼成炉の炉体断熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510679A (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP16152791A patent/JPH0510679A/ja active Pending
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