JPH0560468A - 焼成炉の炉壁装置 - Google Patents
焼成炉の炉壁装置Info
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- JPH0560468A JPH0560468A JP21830891A JP21830891A JPH0560468A JP H0560468 A JPH0560468 A JP H0560468A JP 21830891 A JP21830891 A JP 21830891A JP 21830891 A JP21830891 A JP 21830891A JP H0560468 A JPH0560468 A JP H0560468A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 炉壁の酸化を防止し、炉壁の安全性を向上す
るとともに、焼成される製品の品質不良を防止するよう
にした焼成炉の炉壁装置を提供する。 【構成】 シャトルキルン1の炉内壁をセラミックファ
イバブロック9で構成し、炉外壁を外板10で構成す
る。炉内ガスの一部はセラミックファイバブロック9を
炉外壁側に浸透するが、外板10の内壁に炉内ガスが接
触するのが箔体20によって遮断される。
るとともに、焼成される製品の品質不良を防止するよう
にした焼成炉の炉壁装置を提供する。 【構成】 シャトルキルン1の炉内壁をセラミックファ
イバブロック9で構成し、炉外壁を外板10で構成す
る。炉内ガスの一部はセラミックファイバブロック9を
炉外壁側に浸透するが、外板10の内壁に炉内ガスが接
触するのが箔体20によって遮断される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼成炉の炉壁構造に関
するもので、詳細には、炉内ガスによる炉壁の腐食を防
止する炉壁構造に関する。
するもので、詳細には、炉内ガスによる炉壁の腐食を防
止する炉壁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、窯詰め、焼成、冷却、窯出し
の作業が不連続的に行なわれるシャトルキルンは、比較
的建設費が安く、多種類、少量生産に適することで知ら
れている。このシャトルキルンの炉内壁にセラミックフ
ァイバを用いたものでは、セラミックファイバの炉外壁
側に鉄製の外板を設けるのが一般的である。炉内壁側に
セラミックファイバを用いるのは、熱損失を低減し、燃
料消費量を小さくする等の理由による。
の作業が不連続的に行なわれるシャトルキルンは、比較
的建設費が安く、多種類、少量生産に適することで知ら
れている。このシャトルキルンの炉内壁にセラミックフ
ァイバを用いたものでは、セラミックファイバの炉外壁
側に鉄製の外板を設けるのが一般的である。炉内壁側に
セラミックファイバを用いるのは、熱損失を低減し、燃
料消費量を小さくする等の理由による。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシャトルキルンの炉壁構造によると、炉内壁
側温度は高温例えば1200℃以上にもなり、炉外壁側
の外板温度は例えば100℃位となり、炉壁厚さ方向の
温度勾配が極めて大きい。また一般にシャトルキルン内
では、HCl、H2 SO4 、HNO3 、HF、Cl2 、
H2 O等のガスが発生し、これらがセラミックファイバ
を通して外板である鉄板をアタックし、例えば炉内ガス
中の約1〜5体積%以下のガスが外板である鉄板をアタ
ックする。そのため、鉄板が酸化しやすいので、この鉄
板とセラミックファイバを固定する金具、ボルト、ナッ
ト等の腐蝕が促進されると、炉壁の損傷ひいては炉壁の
倒壊を発生するおそれがある。
うな従来のシャトルキルンの炉壁構造によると、炉内壁
側温度は高温例えば1200℃以上にもなり、炉外壁側
の外板温度は例えば100℃位となり、炉壁厚さ方向の
温度勾配が極めて大きい。また一般にシャトルキルン内
では、HCl、H2 SO4 、HNO3 、HF、Cl2 、
H2 O等のガスが発生し、これらがセラミックファイバ
を通して外板である鉄板をアタックし、例えば炉内ガス
中の約1〜5体積%以下のガスが外板である鉄板をアタ
ックする。そのため、鉄板が酸化しやすいので、この鉄
板とセラミックファイバを固定する金具、ボルト、ナッ
ト等の腐蝕が促進されると、炉壁の損傷ひいては炉壁の
倒壊を発生するおそれがある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、炉壁の酸化を防止し、炉壁の安全
性を向上するとともに、焼成される製品の品質不良を防
止するようにした焼成炉の炉壁構造を提供することを目
的とする。
めになされたもので、炉壁の酸化を防止し、炉壁の安全
性を向上するとともに、焼成される製品の品質不良を防
止するようにした焼成炉の炉壁構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明による焼成炉の炉壁構造は、炉内壁を構成する
セラミックファイバブロックと、炉外壁を構成する外板
とからなる焼成炉であって、前記外板の少なくとも炉内
壁側に炉内ガスが前記セラミックファイバブロックを浸
透して前記外板に接触するのを遮断するガス遮断体を設
けたことを特徴とする。
の本発明による焼成炉の炉壁構造は、炉内壁を構成する
セラミックファイバブロックと、炉外壁を構成する外板
とからなる焼成炉であって、前記外板の少なくとも炉内
壁側に炉内ガスが前記セラミックファイバブロックを浸
透して前記外板に接触するのを遮断するガス遮断体を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の焼成炉の炉壁構造によると、炉内壁を
構成するセラミックファイバの内部に炉内ガスが外板に
接触するのを防止するガス遮断体を設けたため、炉内ガ
スによる外板の侵食、酸化が防止される。
構成するセラミックファイバの内部に炉内ガスが外板に
接触するのを防止するガス遮断体を設けたため、炉内ガ
スによる外板の侵食、酸化が防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。不連続炉を代表するシャトルキルンに本発明を
適用した実施例を図1および図2に示す。図2に示され
るように、シャトルキルン1の炉内には、車輪3をもつ
台車2が出し入れ自在になっており、台車2の頂面2a
に支柱4を介して棚組5が形成されている。棚組5の内
部には、図示しない被焼成品が配置される。
明する。不連続炉を代表するシャトルキルンに本発明を
適用した実施例を図1および図2に示す。図2に示され
るように、シャトルキルン1の炉内には、車輪3をもつ
台車2が出し入れ自在になっており、台車2の頂面2a
に支柱4を介して棚組5が形成されている。棚組5の内
部には、図示しない被焼成品が配置される。
【0008】炉壁8は、図1に示すように、セラミック
ファイバブロック9と、鉄板からなる外板10とからな
る。セラミックファイバブロック9は、セラミックファ
イバからなるブランケット状のものが折り畳まれて1つ
のユニットを形成し、このユニットが炉内壁を構成する
ように側壁部および天井部に組み込まれている。セラミ
ックファイバブロック9は、ボルト13およびナット1
4によって外板10に固定されている。
ファイバブロック9と、鉄板からなる外板10とからな
る。セラミックファイバブロック9は、セラミックファ
イバからなるブランケット状のものが折り畳まれて1つ
のユニットを形成し、このユニットが炉内壁を構成する
ように側壁部および天井部に組み込まれている。セラミ
ックファイバブロック9は、ボルト13およびナット1
4によって外板10に固定されている。
【0009】そしてセラミックファイバブロック9の炉
外側にステンレス製の箔体20がセラミックファイバブ
ロック9の外周に被覆されている。この箔体20の外側
には、セラミックファイバブロック21が鉄製の外板1
0との間に設けられている。ステンレス製の箔体20を
設ける位置は、図3に示すように、外板10の内壁面と
セラミックファイバブロック9の炉内壁面との距離Lが
例えば250mmの場合、外板10の炉内側面からの距
離Xは0〜75mmの範囲がよく、さらに望ましくは2
5〜75mmの範囲がよい。これは、箔体20による酸
化防止効果は、外板10の内壁側にステンレス製の箔体
が設けられていればよく、かつ酸化防止効果を発揮する
のは500〜600℃以下で通常発揮されるから距離X
が75mm以下がよい。さらには、炉内ガスの水分によ
って外板10が結露するのを防止するためには、箔体2
0を設ける位置が300〜600℃の範囲がよく、その
場合には距離Xが25〜75mmが望ましい。箔体20
の厚さは、0.01〜0.2mmの範囲にするのがよ
い。この箔体20は耐酸化性および耐熱性の良好なもの
である。
外側にステンレス製の箔体20がセラミックファイバブ
ロック9の外周に被覆されている。この箔体20の外側
には、セラミックファイバブロック21が鉄製の外板1
0との間に設けられている。ステンレス製の箔体20を
設ける位置は、図3に示すように、外板10の内壁面と
セラミックファイバブロック9の炉内壁面との距離Lが
例えば250mmの場合、外板10の炉内側面からの距
離Xは0〜75mmの範囲がよく、さらに望ましくは2
5〜75mmの範囲がよい。これは、箔体20による酸
化防止効果は、外板10の内壁側にステンレス製の箔体
が設けられていればよく、かつ酸化防止効果を発揮する
のは500〜600℃以下で通常発揮されるから距離X
が75mm以下がよい。さらには、炉内ガスの水分によ
って外板10が結露するのを防止するためには、箔体2
0を設ける位置が300〜600℃の範囲がよく、その
場合には距離Xが25〜75mmが望ましい。箔体20
の厚さは、0.01〜0.2mmの範囲にするのがよ
い。この箔体20は耐酸化性および耐熱性の良好なもの
である。
【0010】前記実施例によれば、図3に示すように、
外板10の内壁側のセラミックファイバブロック9の内
部にステンレス製の箔体20が設けられるから、炉内か
らセラミックファイバブロック9を浸透する炉内ガスは
箔体20によって遮断されるから外板10に直接接触す
ることはなく外板10を侵食するのが防止される。この
ため、外板10の酸化が防止され、外板10の損傷や侵
食や腐蝕が確実に防止される。そのため、炉壁の構造体
が強化され、構造体の安全性が向上される。
外板10の内壁側のセラミックファイバブロック9の内
部にステンレス製の箔体20が設けられるから、炉内か
らセラミックファイバブロック9を浸透する炉内ガスは
箔体20によって遮断されるから外板10に直接接触す
ることはなく外板10を侵食するのが防止される。この
ため、外板10の酸化が防止され、外板10の損傷や侵
食や腐蝕が確実に防止される。そのため、炉壁の構造体
が強化され、構造体の安全性が向上される。
【0011】また炉内ガス中の水分によって低温側の外
板付近では結露しやすいが、炉内ガス中の水分は箔体2
0によって遮断されるため、水分が外板10に接触しな
いので、鉄板である外板10が酸化されない。従って、
結露防止による外板10の酸化が防止され、防食性の良
好な炉壁構造体が得られる。前記実施例では、箔体20
の炉外側にセラミックファイバ21を設けたが、このセ
ラミックファイバ21に代えて耐火物煉瓦を設けてもよ
いことはもちろんである。またセラミックファイバ21
に代えてグラスファイバを用いることも可能である。さ
らには、セラミックファイバブロック9と外板10との
固定手段は前記実施例の場合はボルト、ナットを用いた
が、取付け手段はこれに限られない。
板付近では結露しやすいが、炉内ガス中の水分は箔体2
0によって遮断されるため、水分が外板10に接触しな
いので、鉄板である外板10が酸化されない。従って、
結露防止による外板10の酸化が防止され、防食性の良
好な炉壁構造体が得られる。前記実施例では、箔体20
の炉外側にセラミックファイバ21を設けたが、このセ
ラミックファイバ21に代えて耐火物煉瓦を設けてもよ
いことはもちろんである。またセラミックファイバ21
に代えてグラスファイバを用いることも可能である。さ
らには、セラミックファイバブロック9と外板10との
固定手段は前記実施例の場合はボルト、ナットを用いた
が、取付け手段はこれに限られない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の焼成炉の
炉壁構造によると、炉内壁を構成するセラミックファイ
バの内部または外板の炉内壁側に炉内ガスが外板に直接
触れるのを防止する箔体を被覆する構成としたため、炉
壁を構成する外板の耐食性が向上されるので、炉の安全
性が高められるとともに、焼成すべき製品の品質不良の
発生が防止されるという効果がある。
炉壁構造によると、炉内壁を構成するセラミックファイ
バの内部または外板の炉内壁側に炉内ガスが外板に直接
触れるのを防止する箔体を被覆する構成としたため、炉
壁を構成する外板の耐食性が向上されるので、炉の安全
性が高められるとともに、焼成すべき製品の品質不良の
発生が防止されるという効果がある。
【図1】本発明の実施例によるシャトルキルンの炉壁を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図2】本発明の実施例によるシャトルキルンを示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の実施例による炉壁厚さ方向の外板から
の炉内方向距離と炉壁温度との関係を示す特性図であ
る。
の炉内方向距離と炉壁温度との関係を示す特性図であ
る。
1 シャトルキルン 9 セラミックファイバブロック 10 外板 20 ガス遮断体(箔体) 21 セラミックファイバブロック
Claims (1)
- 【請求項1】炉内壁を構成するセラミックファイバブロ
ックと、炉外壁を構成する外板とからなる焼成炉であっ
て、 前記外板の少なくとも炉内壁側に炉内ガスが前記セラミ
ックファイバブロックを浸透して前記外板に接触するの
を遮断するガス遮断体を設けたことを特徴とする焼成炉
の炉壁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218308A JP3040208B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 焼成炉の炉壁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3218308A JP3040208B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 焼成炉の炉壁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560468A true JPH0560468A (ja) | 1993-03-09 |
| JP3040208B2 JP3040208B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=16717810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3218308A Expired - Lifetime JP3040208B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 焼成炉の炉壁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3040208B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011033251A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Shin-Nippon Thermal Ceramics Corp | セラミックファイバーブロックを用いた耐火ライニング、及びセラミックファイバーブロックの取り付け方法 |
| CN105403044A (zh) * | 2014-09-05 | 2016-03-16 | 广东松发陶瓷股份有限公司 | 一种全自动快速节能梭式窑 |
| JP2016061464A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 三菱樹脂株式会社 | 無機繊維質断熱材ブロック、その製造方法及び炉 |
| CN106225474A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 张子青 | 一种用于坯料加温的室内重油炉机构 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3218308A patent/JP3040208B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011033251A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Shin-Nippon Thermal Ceramics Corp | セラミックファイバーブロックを用いた耐火ライニング、及びセラミックファイバーブロックの取り付け方法 |
| CN105403044A (zh) * | 2014-09-05 | 2016-03-16 | 广东松发陶瓷股份有限公司 | 一种全自动快速节能梭式窑 |
| JP2016061464A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 三菱樹脂株式会社 | 無機繊維質断熱材ブロック、その製造方法及び炉 |
| CN106225474A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 张子青 | 一种用于坯料加温的室内重油炉机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3040208B2 (ja) | 2000-05-15 |
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