JPH05107246A - 尿の計量的検査方法、分取方法及び装置 - Google Patents
尿の計量的検査方法、分取方法及び装置Info
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- JPH05107246A JPH05107246A JP29992991A JP29992991A JPH05107246A JP H05107246 A JPH05107246 A JP H05107246A JP 29992991 A JP29992991 A JP 29992991A JP 29992991 A JP29992991 A JP 29992991A JP H05107246 A JPH05107246 A JP H05107246A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 尿試料の重量や比重を簡単な操作で精度よく
測定する。必要に応じて尿試料を一定割合で分取する。 【構成】 採尿カップ12に採取した尿の重量を測定し
てデータを記憶させる一方、尿の一部を吸尿ノズル21
から吸引して管路23に導き、排出部4に到る途中にお
いて管路23中に組み込んだ比重計31により尿の比重
を測定し、重量と比重値から尿量を求める。24時間尿
の場合、各毎時尿の各値を記録する。必要に応じて、一
時尿を予め設定してある分取比率に応じて分取する。
測定する。必要に応じて尿試料を一定割合で分取する。 【構成】 採尿カップ12に採取した尿の重量を測定し
てデータを記憶させる一方、尿の一部を吸尿ノズル21
から吸引して管路23に導き、排出部4に到る途中にお
いて管路23中に組み込んだ比重計31により尿の比重
を測定し、重量と比重値から尿量を求める。24時間尿
の場合、各毎時尿の各値を記録する。必要に応じて、一
時尿を予め設定してある分取比率に応じて分取する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、尿の計量的検査更には
分取を行なう方法及び装置に関し、特に入院患者に課さ
れる24時間尿や昼夜尿の試験に用いるものに関する。
分取を行なう方法及び装置に関し、特に入院患者に課さ
れる24時間尿や昼夜尿の試験に用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】正常人(健康人)は、1日に1リットル
前後の尿を排泄するが、或種の病気では排泄量が極端に
多く或いは逆に少なくなり、また比重に異変が見られる
ことがある。そこで、診断の一助として尿量や尿比重を
測定することが広く行われている。ただ、尿の性状は変
化が大きく、また1回ごとに排泄される尿(一時尿,随
時尿)の量は寝起き時や大量の水を摂取した後などでは
多くなるなど変動があり、一時尿では恒常的な異常を知
ることが困難である。そこで、定量検査等正確な診断を
行なうために、ある一定時間(通常は24時間)内に排
泄される全ての尿(24時間尿)を各人毎に一つの容器
に溜めておいて検査に供することが行なわれる。この検
査は、主として排泄尿量(24時間尿量)、尿比重、尿
性状について実施され、更に必要ならばpH、グルコー
ス、タンパク、潜血その他生化学的成分や尿沈渣につい
てなされる。尚、場合によっては昼と夜に2分した昼間
尿と夜間尿について測定することもある。
前後の尿を排泄するが、或種の病気では排泄量が極端に
多く或いは逆に少なくなり、また比重に異変が見られる
ことがある。そこで、診断の一助として尿量や尿比重を
測定することが広く行われている。ただ、尿の性状は変
化が大きく、また1回ごとに排泄される尿(一時尿,随
時尿)の量は寝起き時や大量の水を摂取した後などでは
多くなるなど変動があり、一時尿では恒常的な異常を知
ることが困難である。そこで、定量検査等正確な診断を
行なうために、ある一定時間(通常は24時間)内に排
泄される全ての尿(24時間尿)を各人毎に一つの容器
に溜めておいて検査に供することが行なわれる。この検
査は、主として排泄尿量(24時間尿量)、尿比重、尿
性状について実施され、更に必要ならばpH、グルコー
ス、タンパク、潜血その他生化学的成分や尿沈渣につい
てなされる。尚、場合によっては昼と夜に2分した昼間
尿と夜間尿について測定することもある。
【0003】ところで、従来の蓄尿操作は、主として患
者が各自で行なうように義務付けられているが、尿量・
尿比重等の計量は病院看護婦の職務となっている。蓄尿
は、病棟の便所の一隅でなされることが一般的で、2リ
ットル程度の容器(蓄尿袋、蓄尿ビン)に患者の氏名が
記入され、棚等に多数並べられている。患者は、定めら
れた時間(24時間)内に排泄した尿を全てカップに採
り、この容器に移しかえて蓄尿する。看護婦は、自分が
受け持った患者の蓄尿が完了すると、この容器を取り出
して、尿量・比重等を計量し、引き続いて生化学的成分
検査のために小分けした試料を検査室に移送する。
者が各自で行なうように義務付けられているが、尿量・
尿比重等の計量は病院看護婦の職務となっている。蓄尿
は、病棟の便所の一隅でなされることが一般的で、2リ
ットル程度の容器(蓄尿袋、蓄尿ビン)に患者の氏名が
記入され、棚等に多数並べられている。患者は、定めら
れた時間(24時間)内に排泄した尿を全てカップに採
り、この容器に移しかえて蓄尿する。看護婦は、自分が
受け持った患者の蓄尿が完了すると、この容器を取り出
して、尿量・比重等を計量し、引き続いて生化学的成分
検査のために小分けした試料を検査室に移送する。
【0004】しかし従来の方法では、病院の便所には多
量の尿が検査のために貯蔵されているので悪臭が甚だし
く、また不衛生的で患者や来院者にとって好ましい環境
とは言い難い。一方、看護婦にとって尿で一杯になった
容器を運ぶことは臭いし力がいる辛い仕事である。実際
に、名古屋周辺の複数の病院で看護婦にアンケートを取
った結果、ほぼ全員が悪臭と衛生面での不満を述べてい
る。また、不快感や運搬に対する不満も大きい。しか
も、尿量は容器の目盛を読んで測定され比重は比重計で
測定されるので誤差や個人差がで易いし、温度の補正も
行わないので夏期や冬期には誤差がでる。更に、化学分
析のための小分けも部分的に偏りがちなので、測定値の
信頼性が低い等種々な問題点がある。
量の尿が検査のために貯蔵されているので悪臭が甚だし
く、また不衛生的で患者や来院者にとって好ましい環境
とは言い難い。一方、看護婦にとって尿で一杯になった
容器を運ぶことは臭いし力がいる辛い仕事である。実際
に、名古屋周辺の複数の病院で看護婦にアンケートを取
った結果、ほぼ全員が悪臭と衛生面での不満を述べてい
る。また、不快感や運搬に対する不満も大きい。しか
も、尿量は容器の目盛を読んで測定され比重は比重計で
測定されるので誤差や個人差がで易いし、温度の補正も
行わないので夏期や冬期には誤差がでる。更に、化学分
析のための小分けも部分的に偏りがちなので、測定値の
信頼性が低い等種々な問題点がある。
【0005】そこで本出願人は、これらの難点を解消す
るために、毎回の一時尿の一部を蓄尿カップに分取蓄積
するとともに、尿重量と尿比重の測定を毎排尿時ごとに
自動的に行なう方法を開発して出願を行なった(特開平
1−155267)。即ち、毎回の一時尿を受尿容器に
受け入れてその重量と比重を自動的に測定して演算機能
により尿容量を求める一方、一時尿の1/nを蓄尿カッ
プに分取して残りは廃棄するものである。そして、各一
時尿の測定値データを基に24時間尿の尿量や平均比重
を求めるとともに、蓄尿カップには1/nに減縮された
24時間尿が蓄えられる。尚、受尿容器に受け入れた一
時尿の比重や容量を自動的に測定する技術(特開昭63
−117261)や、一時尿を一定割合で分取する比例
採集器(特開平2−17076)等も他から提案されて
いる。
るために、毎回の一時尿の一部を蓄尿カップに分取蓄積
するとともに、尿重量と尿比重の測定を毎排尿時ごとに
自動的に行なう方法を開発して出願を行なった(特開平
1−155267)。即ち、毎回の一時尿を受尿容器に
受け入れてその重量と比重を自動的に測定して演算機能
により尿容量を求める一方、一時尿の1/nを蓄尿カッ
プに分取して残りは廃棄するものである。そして、各一
時尿の測定値データを基に24時間尿の尿量や平均比重
を求めるとともに、蓄尿カップには1/nに減縮された
24時間尿が蓄えられる。尚、受尿容器に受け入れた一
時尿の比重や容量を自動的に測定する技術(特開昭63
−117261)や、一時尿を一定割合で分取する比例
採集器(特開平2−17076)等も他から提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した本出
願人の方法は、一時尿の重量を受尿容器に入れた状態で
測定するし、比重値は受尿容器の容積一定部分の重量を
測定して得るため、装置が複雑になったり精度がでにく
かった。また、一時尿の取り出しは受尿容器の排出口か
ら直接行なうため、分取の精度が出ないとか、受尿容器
を含めた全体を毎回洗浄するため洗浄装置が複雑で大型
化するなど、実用上種々な問題点があった。また、上記
した他の技術の内、前者は上記本出願人による方法と同
様受尿容器を用いるため、洗浄装置が大型化、複雑化す
るうえ、比重や容量は浮子式比重計の目盛をセンサーで
読み取る構成のため精度に問題がある。またこの装置に
分取の考えは存在しない。一方、後者は連通管の原理を
備えた柄付きの容器であって手動により容量で一定割合
の尿を分取するためのものである。従って、自動的な分
取はできないし、一時尿の尿量や尿比重を測定すること
もできない。
願人の方法は、一時尿の重量を受尿容器に入れた状態で
測定するし、比重値は受尿容器の容積一定部分の重量を
測定して得るため、装置が複雑になったり精度がでにく
かった。また、一時尿の取り出しは受尿容器の排出口か
ら直接行なうため、分取の精度が出ないとか、受尿容器
を含めた全体を毎回洗浄するため洗浄装置が複雑で大型
化するなど、実用上種々な問題点があった。また、上記
した他の技術の内、前者は上記本出願人による方法と同
様受尿容器を用いるため、洗浄装置が大型化、複雑化す
るうえ、比重や容量は浮子式比重計の目盛をセンサーで
読み取る構成のため精度に問題がある。またこの装置に
分取の考えは存在しない。一方、後者は連通管の原理を
備えた柄付きの容器であって手動により容量で一定割合
の尿を分取するためのものである。従って、自動的な分
取はできないし、一時尿の尿量や尿比重を測定すること
もできない。
【0007】このように、本出願人の知るかぎり、一時
尿の自動分取は本出願人の上記方法のみである。また、
一時尿の尿量や比重を測定する装置は複雑で精度がでに
くい等の難点があった。
尿の自動分取は本出願人の上記方法のみである。また、
一時尿の尿量や比重を測定する装置は複雑で精度がでに
くい等の難点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
した方法に更に改良を加え、操作が簡便で装置の簡易化
と小型化ができ、精度よく一時尿の計量的検査ができ且
つ必要に応じて分取もできる方法及び装置を開発した。
即ち、一時尿は受尿容器に入れずに採尿カップのまま重
量を測定し、比重測定や分取に必要な尿は、吸尿ノズル
で吸引して装置本体内の管路に導く構成を取る。尿の比
重は、その管路中に組み込んで滞留或いは移動しつつあ
る尿をそのまま測定できる比重計を用いて測定する。従
って、コンタミを防止するための洗浄は、吸尿ノズルと
管路及びその末端に連なる排尿ノズルの部分についての
み行えば良く、尿の重量測定部を含めて全体の構造が簡
易化できるとともに、測定精度が大幅に向上できる。
した方法に更に改良を加え、操作が簡便で装置の簡易化
と小型化ができ、精度よく一時尿の計量的検査ができ且
つ必要に応じて分取もできる方法及び装置を開発した。
即ち、一時尿は受尿容器に入れずに採尿カップのまま重
量を測定し、比重測定や分取に必要な尿は、吸尿ノズル
で吸引して装置本体内の管路に導く構成を取る。尿の比
重は、その管路中に組み込んで滞留或いは移動しつつあ
る尿をそのまま測定できる比重計を用いて測定する。従
って、コンタミを防止するための洗浄は、吸尿ノズルと
管路及びその末端に連なる排尿ノズルの部分についての
み行えば良く、尿の重量測定部を含めて全体の構造が簡
易化できるとともに、測定精度が大幅に向上できる。
【0009】まず、本発明装置の尿処理系の基本的な構
成は、重量測定部と、尿移送部及び比重測定部からな
る。重量測定部は、採尿カップを載置して一時尿の重量
を測定する一種の電子秤である重量計からなる。尿移送
部は、採尿カップから尿を吸引する吸尿ノズルと、尿を
排出する排尿ノズルとを管路で連結し、且つ管路中に尿
を吸引するポンプを組み込んだものである。このポンプ
としては、シリンジ式、スクリュー式その他少量の定量
送りができるものならばその種類は問わないが、ステッ
ピングモータで駆動されるチューブポンプが構造も簡単
で可逆回転も可能なため、好ましいものである。また比
重測定部は、管路中に組み込まれた比重計から構成され
る。比重計は、管路中に滞留するか或いは移動しつつあ
る尿を直接測定対象にできるものであれば如何なる形式
のものでもよい。具体的には、振動式や光学式、超音波
式のもの等が考えられる。
成は、重量測定部と、尿移送部及び比重測定部からな
る。重量測定部は、採尿カップを載置して一時尿の重量
を測定する一種の電子秤である重量計からなる。尿移送
部は、採尿カップから尿を吸引する吸尿ノズルと、尿を
排出する排尿ノズルとを管路で連結し、且つ管路中に尿
を吸引するポンプを組み込んだものである。このポンプ
としては、シリンジ式、スクリュー式その他少量の定量
送りができるものならばその種類は問わないが、ステッ
ピングモータで駆動されるチューブポンプが構造も簡単
で可逆回転も可能なため、好ましいものである。また比
重測定部は、管路中に組み込まれた比重計から構成され
る。比重計は、管路中に滞留するか或いは移動しつつあ
る尿を直接測定対象にできるものであれば如何なる形式
のものでもよい。具体的には、振動式や光学式、超音波
式のもの等が考えられる。
【0010】一方、尿移送部の末端に位置する排尿ノズ
ルは、排出部に臨んでいる。排出部には、複数の蓄尿カ
ップを載置する蓄尿テーブルが設置されており、所定位
置の蓄尿カップの上方位置に排尿ノズルを移動させるた
めに排尿ノズル駆動装置を設ける。これは、複数の患者
の尿を同時進行的に測定するためである。排尿ノズルを
駆動する代わりに蓄尿テーブルを駆動するようにしても
よい。尚、尿を分取しない場合や分取に先立って行なう
洗浄液を廃棄するために廃液溜や廃液管を配設する。更
に本発明装置には、吸尿ノズルを洗浄するための洗浄槽
や、患者名や測定条件等を設定する内蔵キーボード、患
者番号や測定開始指令等を入力する操作部、入力結果や
操作手順等を示す表示部、各部への作動指令の出力やデ
ータの記憶・演算等を行なう記憶演算部、演算結果等を
出力する出力装置等が設けられている。
ルは、排出部に臨んでいる。排出部には、複数の蓄尿カ
ップを載置する蓄尿テーブルが設置されており、所定位
置の蓄尿カップの上方位置に排尿ノズルを移動させるた
めに排尿ノズル駆動装置を設ける。これは、複数の患者
の尿を同時進行的に測定するためである。排尿ノズルを
駆動する代わりに蓄尿テーブルを駆動するようにしても
よい。尚、尿を分取しない場合や分取に先立って行なう
洗浄液を廃棄するために廃液溜や廃液管を配設する。更
に本発明装置には、吸尿ノズルを洗浄するための洗浄槽
や、患者名や測定条件等を設定する内蔵キーボード、患
者番号や測定開始指令等を入力する操作部、入力結果や
操作手順等を示す表示部、各部への作動指令の出力やデ
ータの記憶・演算等を行なう記憶演算部、演算結果等を
出力する出力装置等が設けられている。
【0011】重量計は、予め記憶演算部に記憶させてあ
る重量センサーの出力と尿重量との検量線に基づき、一
時尿の重量を測定する。この値は記憶装置に記憶させて
おく。尚、採尿カップの重さは、採尿に先立ち風袋重量
として毎回測定してもよいが、ほぼ均一なものとして、
常に記憶装置に記憶させておいてその値を減算させるよ
うにしてもよい。
る重量センサーの出力と尿重量との検量線に基づき、一
時尿の重量を測定する。この値は記憶装置に記憶させて
おく。尚、採尿カップの重さは、採尿に先立ち風袋重量
として毎回測定してもよいが、ほぼ均一なものとして、
常に記憶装置に記憶させておいてその値を減算させるよ
うにしてもよい。
【0012】重量計の近くには吸尿ノズル用洗浄槽が配
置されており、吸尿ノズルは吸尿位置と洗浄位置の間を
記憶演算部の指示に従って移動する。吸尿ノズルが吸尿
位置即ち重量計上に載置された採尿カップの中に挿入さ
れている間に、吸引ポンプが駆動されて、管路内に尿を
吸引する。吸引された尿は、比重計の所に至り尿比重が
測定される。この比重値は記憶演算部に入力され、前以
って記憶させてある重量値とから、演算により尿の容量
を算出する。容量値や比重値は、測定を開始した時刻と
ともに記憶演算部の記憶装置に記憶される。
置されており、吸尿ノズルは吸尿位置と洗浄位置の間を
記憶演算部の指示に従って移動する。吸尿ノズルが吸尿
位置即ち重量計上に載置された採尿カップの中に挿入さ
れている間に、吸引ポンプが駆動されて、管路内に尿を
吸引する。吸引された尿は、比重計の所に至り尿比重が
測定される。この比重値は記憶演算部に入力され、前以
って記憶させてある重量値とから、演算により尿の容量
を算出する。容量値や比重値は、測定を開始した時刻と
ともに記憶演算部の記憶装置に記憶される。
【0013】比重計として振動式のもの(振動密度計)
を用いる場合、管路を構成するチューブの中間部を切断
し、ここに振動セルとなる中空のU字管を挿入する。そ
してU字管の先端に小さなマグネットが取り付けられて
おり、U字管を尿で満たした状態で、これをドライバー
により電気的に振動させてレシーバーで振動周期を測定
する。この形式の比重計は、精度が際立って優れている
が、これは、密度が大きい程ゆっくり振動する原理を応
用したものである。一方、精度的にはやや難点がある
が、光の屈折の度合と比重との相関関係を利用する光学
式の比重計や、超音波の伝播速度と液体密度との相関関
係を利用する超音波式の比重計も利用できる。これら
も、同様にチューブの中間を切断して光学セル等を挿入
するものである。尚、正式な尿比重値は15℃又は20
℃のものとされているので、必要な場合は温度補正を行
なう。液温の測定は、比重計に組み込まれている場合も
あるし、別途温度センサーを管路中に組み込んで測定す
るようにしてもよい。
を用いる場合、管路を構成するチューブの中間部を切断
し、ここに振動セルとなる中空のU字管を挿入する。そ
してU字管の先端に小さなマグネットが取り付けられて
おり、U字管を尿で満たした状態で、これをドライバー
により電気的に振動させてレシーバーで振動周期を測定
する。この形式の比重計は、精度が際立って優れている
が、これは、密度が大きい程ゆっくり振動する原理を応
用したものである。一方、精度的にはやや難点がある
が、光の屈折の度合と比重との相関関係を利用する光学
式の比重計や、超音波の伝播速度と液体密度との相関関
係を利用する超音波式の比重計も利用できる。これら
も、同様にチューブの中間を切断して光学セル等を挿入
するものである。尚、正式な尿比重値は15℃又は20
℃のものとされているので、必要な場合は温度補正を行
なう。液温の測定は、比重計に組み込まれている場合も
あるし、別途温度センサーを管路中に組み込んで測定す
るようにしてもよい。
【0014】一時尿の分取を行なう場合には、比重測定
後、更に尿の吸引を続け、排尿ノズルからその患者所定
の蓄尿カップに尿を分注する。この際、尿流の先端が排
尿ノズルのところにきたことを検知した後、吸引ポンプ
で所定容量を吸引して排尿ノズルから排出させる必要が
ある。尚、分取する尿量は、予め記憶演算部に記憶設定
してある分取比率(1/n)と上記で得られた尿容量と
から求めるが、多尿症や乏尿症に対応し得るように、分
取比率を患者ごとに設定することもできる。通常の分取
率は1/nとしてnが5〜20程度、特に5、10、2
0等の数値を採用する。尚、吸引ポンプで所定容量を吸
引する代わりに、重量計の数値を監視しつつ、一時尿の
重量の1/nをポンプで吸引するようにしてもよい。
後、更に尿の吸引を続け、排尿ノズルからその患者所定
の蓄尿カップに尿を分注する。この際、尿流の先端が排
尿ノズルのところにきたことを検知した後、吸引ポンプ
で所定容量を吸引して排尿ノズルから排出させる必要が
ある。尚、分取する尿量は、予め記憶演算部に記憶設定
してある分取比率(1/n)と上記で得られた尿容量と
から求めるが、多尿症や乏尿症に対応し得るように、分
取比率を患者ごとに設定することもできる。通常の分取
率は1/nとしてnが5〜20程度、特に5、10、2
0等の数値を採用する。尚、吸引ポンプで所定容量を吸
引する代わりに、重量計の数値を監視しつつ、一時尿の
重量の1/nをポンプで吸引するようにしてもよい。
【0015】以上のようにして得られた各一時尿の測定
値データから、24時間尿の尿量や平均比重(加重平
均)を求め出力装置から出力するとともに、蓄尿カップ
には1/nに減縮された24時間尿が蓄えられる。もっ
とも実際には、本発明方法に基づく装置を複数の患者が
順不動に連続して使用するので、各患者に識別番号を与
えておき測定時に該識別番号を入力する等の操作が必要
になる。この場合の誤入力は、測定を全く無意味にする
ので、確認に工夫を凝らすとか、各患者に必要な情報を
入力したカードを渡して装置のカードリーダーで読み取
らせる等の手段を講じることが好ましい。
値データから、24時間尿の尿量や平均比重(加重平
均)を求め出力装置から出力するとともに、蓄尿カップ
には1/nに減縮された24時間尿が蓄えられる。もっ
とも実際には、本発明方法に基づく装置を複数の患者が
順不動に連続して使用するので、各患者に識別番号を与
えておき測定時に該識別番号を入力する等の操作が必要
になる。この場合の誤入力は、測定を全く無意味にする
ので、確認に工夫を凝らすとか、各患者に必要な情報を
入力したカードを渡して装置のカードリーダーで読み取
らせる等の手段を講じることが好ましい。
【0016】また、蓄尿カップも複数のものが同時進行
的に使用されるので、患者に応じた特定の蓄尿カップの
上方位置に排尿ノズルを移動させる。蓄尿カップは、複
数例えば10〜30個程度を載置できる蓄尿テーブル上
にセットする。そして、この蓄尿テーブルごと運搬でき
るようにしておくと、回収が楽に行える。尚、この蓄尿
テーブルの周囲を5〜8度に保冷しておくと、尿の変質
を防止することができる。尚、分取後も管路中には尿が
残留している。この残留尿は、吸尿ノズルから洗浄水を
吸引して送ることにより排尿ノズルから押し出される。
と同時に、管路内及び比重計部分の洗浄が行なわれる。
この際、排尿ノズルからの残留尿や洗浄水は、蓄尿部に
おける洗浄槽へ排出され、系外へ廃棄される。
的に使用されるので、患者に応じた特定の蓄尿カップの
上方位置に排尿ノズルを移動させる。蓄尿カップは、複
数例えば10〜30個程度を載置できる蓄尿テーブル上
にセットする。そして、この蓄尿テーブルごと運搬でき
るようにしておくと、回収が楽に行える。尚、この蓄尿
テーブルの周囲を5〜8度に保冷しておくと、尿の変質
を防止することができる。尚、分取後も管路中には尿が
残留している。この残留尿は、吸尿ノズルから洗浄水を
吸引して送ることにより排尿ノズルから押し出される。
と同時に、管路内及び比重計部分の洗浄が行なわれる。
この際、排尿ノズルからの残留尿や洗浄水は、蓄尿部に
おける洗浄槽へ排出され、系外へ廃棄される。
【0017】排尿ノズルを移動させる代わりに、蓄尿テ
ーブルを駆動するようにしてもよい。これは、該テーブ
ルを記憶演算部からの指令で作動するモータにより駆動
して、操作部に入力した各患者の認識番号と合致する蓄
尿カップが受尿容器の排出口の下方に来るようにする。
ーブルを駆動するようにしてもよい。これは、該テーブ
ルを記憶演算部からの指令で作動するモータにより駆動
して、操作部に入力した各患者の認識番号と合致する蓄
尿カップが受尿容器の排出口の下方に来るようにする。
【0018】蓄尿が不要の場合、或いは一時尿の量が少
なくて分取が不可能な場合等には、比重を測定した後、
直ちに管路内の残留尿を廃棄し、測定を終了する。蓄尿
の有無の指定は、夫々の患者ごとに設定できるようにし
ておくとよい。更に、一時尿の量が少なくて比重の測定
も困難な場合がある。この場合は、尿重量から一応の見
当がつくので、重量のみの測定を行なって、測定動作を
終了させる。この場合の重量データは、参考値として記
録しておくとよい。
なくて分取が不可能な場合等には、比重を測定した後、
直ちに管路内の残留尿を廃棄し、測定を終了する。蓄尿
の有無の指定は、夫々の患者ごとに設定できるようにし
ておくとよい。更に、一時尿の量が少なくて比重の測定
も困難な場合がある。この場合は、尿重量から一応の見
当がつくので、重量のみの測定を行なって、測定動作を
終了させる。この場合の重量データは、参考値として記
録しておくとよい。
【0019】測定が終了した段階で、装置側から何らか
の表示を行わせる。患者は、この表示を見た後、採尿カ
ップを重量測定部から除去して、余剰の尿をトイレ等に
廃棄する。かくして1回の測定及び分取の操作が終わ
る。
の表示を行わせる。患者は、この表示を見た後、採尿カ
ップを重量測定部から除去して、余剰の尿をトイレ等に
廃棄する。かくして1回の測定及び分取の操作が終わ
る。
【0020】
【実施例】次に、本発明方法及びそれを具現化した装置
を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。ま
ず、図1は本発明装置の尿処理系の一例を示すブロック
図、図2は蓄尿テーブルの一例を示す斜視図である。本
発明の尿処理系は、重量測定部1と、尿移送部2、比重
測定部3及び排出部4よりなる。重量測定部1は、採尿
カップ12を載置して一時尿の重量を測定する一種の電
子秤である重量計11等からなる。尿移送部2は、採尿
カップ12から尿を吸引する吸尿ノズル21と尿を排出
する排尿ノズル22とを管路23で連結し、且つ該管路
23中に尿を吸引するチューブポンプ24を組み込んだ
ものである。符号25は、このチューブポンプ24を駆
動するステッピングモータである。また比重測定部3
は、管路23中に組み込まれた振動式比重計31から構
成される。更に、排出部4には、複数の蓄尿カップ41
を載置する蓄尿テーブル42が設置されており、所定位
置の蓄尿カップ41の上方位置に排尿ノズル22を移動
させるために、排尿ノズル駆動装置43を設ける。
を、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。ま
ず、図1は本発明装置の尿処理系の一例を示すブロック
図、図2は蓄尿テーブルの一例を示す斜視図である。本
発明の尿処理系は、重量測定部1と、尿移送部2、比重
測定部3及び排出部4よりなる。重量測定部1は、採尿
カップ12を載置して一時尿の重量を測定する一種の電
子秤である重量計11等からなる。尿移送部2は、採尿
カップ12から尿を吸引する吸尿ノズル21と尿を排出
する排尿ノズル22とを管路23で連結し、且つ該管路
23中に尿を吸引するチューブポンプ24を組み込んだ
ものである。符号25は、このチューブポンプ24を駆
動するステッピングモータである。また比重測定部3
は、管路23中に組み込まれた振動式比重計31から構
成される。更に、排出部4には、複数の蓄尿カップ41
を載置する蓄尿テーブル42が設置されており、所定位
置の蓄尿カップ41の上方位置に排尿ノズル22を移動
させるために、排尿ノズル駆動装置43を設ける。
【0021】重量測定部1には、重量計11に近接して
吸尿ノズル用洗浄槽13が配置されており、吸尿ノズル
21は吸尿位置(A位置)と洗浄位置(B位置)の間
を、記憶演算部(図示略)の指示に従って吸尿ノズル駆
動用モータ14によって移動する。この吸尿ノズル用洗
浄槽13には、洗浄水供給管15から常時或いは間欠的
に洗浄水が供給され、、洗浄後の水は廃水口16から系
外へ排出される。洗浄水供給管15は、水道管或いは別
途設けた洗浄水タンクに連結されている。符号17は洗
浄水注入バルブである。尚、吸尿ノズル用洗浄槽12
は、ノズル洗浄に便利なように上下動するようにしても
よい。更に、洗浄した吸尿ノズル21の外周を乾燥する
ためのファンを設けてもよい。
吸尿ノズル用洗浄槽13が配置されており、吸尿ノズル
21は吸尿位置(A位置)と洗浄位置(B位置)の間
を、記憶演算部(図示略)の指示に従って吸尿ノズル駆
動用モータ14によって移動する。この吸尿ノズル用洗
浄槽13には、洗浄水供給管15から常時或いは間欠的
に洗浄水が供給され、、洗浄後の水は廃水口16から系
外へ排出される。洗浄水供給管15は、水道管或いは別
途設けた洗浄水タンクに連結されている。符号17は洗
浄水注入バルブである。尚、吸尿ノズル用洗浄槽12
は、ノズル洗浄に便利なように上下動するようにしても
よい。更に、洗浄した吸尿ノズル21の外周を乾燥する
ためのファンを設けてもよい。
【0022】比重測定部3における振動式比重計31
は、振動密度計とも言われる精度の高いもので、管路2
3を構成するチューブの中間部を切断し、ここに振動セ
ルとなる中空のU字管32を挿入する。U字管32の基
部には、小さなマグネット33やマグネットを駆動する
ドライバー34、マグネットの動きを受信するレシーバ
ー35からなる比重測定用ヘッド36が付設されてい
る。この種比重計31は、振動周期と密度との相関関係
を利用するものである。そして、温度の影響を大きく受
けるので、恒温状態で測定するか或いは温度補正を行な
う。液温の測定は、例えば比重計31の直前の管路23
内に、温度センサー37を組み込んで行なう。尚、管路
23は安定性及び柔軟性のあるシリコーンチューブが好
ましく用いられるが、他のチューブ或いは部分的に硬質
管を用いてもよい。
は、振動密度計とも言われる精度の高いもので、管路2
3を構成するチューブの中間部を切断し、ここに振動セ
ルとなる中空のU字管32を挿入する。U字管32の基
部には、小さなマグネット33やマグネットを駆動する
ドライバー34、マグネットの動きを受信するレシーバ
ー35からなる比重測定用ヘッド36が付設されてい
る。この種比重計31は、振動周期と密度との相関関係
を利用するものである。そして、温度の影響を大きく受
けるので、恒温状態で測定するか或いは温度補正を行な
う。液温の測定は、例えば比重計31の直前の管路23
内に、温度センサー37を組み込んで行なう。尚、管路
23は安定性及び柔軟性のあるシリコーンチューブが好
ましく用いられるが、他のチューブ或いは部分的に硬質
管を用いてもよい。
【0023】排出部4の蓄尿テーブル42には、タテヨ
コ複数個の陥凹部(42a)(図では4×5個)が設け
られており、この陥凹部(42a)の任意箇所に蓄尿カ
ップ41をセットする。また本例では、蓄尿カップ41
の持ち運びに便利なように、蓄尿テーブル42を装置本
体から分離可能とし、且つ把手42bを設けている。更
に、蓄尿カップ41には防臭と、移動時のこぼれ防止及
びごみ混入防止のために蓋41aをするようにしておく
とよい。また、本例の排尿ノズル駆動装置43は、排尿
ノズル22をX軸方向に移動させるベルト44とモータ
45、Y軸方向に移動させるベルト46とモータ47、
及び排尿ノズル22を上下動(Z軸方向移動)させる駆
動源48(モータやエアシリンダー等)よりなる。更
に、尿を分取しない場合に管路23内に吸引されている
尿や、分取に先立って行なう洗浄液を廃棄するために廃
棄管を兼ねた排尿ノズル洗浄槽49を配設する。
コ複数個の陥凹部(42a)(図では4×5個)が設け
られており、この陥凹部(42a)の任意箇所に蓄尿カ
ップ41をセットする。また本例では、蓄尿カップ41
の持ち運びに便利なように、蓄尿テーブル42を装置本
体から分離可能とし、且つ把手42bを設けている。更
に、蓄尿カップ41には防臭と、移動時のこぼれ防止及
びごみ混入防止のために蓋41aをするようにしておく
とよい。また、本例の排尿ノズル駆動装置43は、排尿
ノズル22をX軸方向に移動させるベルト44とモータ
45、Y軸方向に移動させるベルト46とモータ47、
及び排尿ノズル22を上下動(Z軸方向移動)させる駆
動源48(モータやエアシリンダー等)よりなる。更
に、尿を分取しない場合に管路23内に吸引されている
尿や、分取に先立って行なう洗浄液を廃棄するために廃
棄管を兼ねた排尿ノズル洗浄槽49を配設する。
【0024】一方、本発明装置5はその一例を図3及び
図4に示すように、患者番号や確認キーその他測定開始
指令等を入力する操作部51、入力結果や操作手順等を
示す表示部52、患者名や測定条件等を設定する内蔵キ
ーボード53、各部への作動指令の出力やデータの記憶
・演算等を行なう記憶演算部(図示略)、演算結果等を
出力する出力装置や外部出力端子(図示略)、その他異
常を知らせる警報器(図示略)等を備えている。また、
蓄尿テーブル42は引出し54の中に収納されるように
なっている。尚、内蔵キーボード53は看護婦等管理者
のみが操作できるように、開閉扉55の内部に収納され
ている。
図4に示すように、患者番号や確認キーその他測定開始
指令等を入力する操作部51、入力結果や操作手順等を
示す表示部52、患者名や測定条件等を設定する内蔵キ
ーボード53、各部への作動指令の出力やデータの記憶
・演算等を行なう記憶演算部(図示略)、演算結果等を
出力する出力装置や外部出力端子(図示略)、その他異
常を知らせる警報器(図示略)等を備えている。また、
蓄尿テーブル42は引出し54の中に収納されるように
なっている。尚、内蔵キーボード53は看護婦等管理者
のみが操作できるように、開閉扉55の内部に収納され
ている。
【0025】次に、本発明方法により患者の尿量や尿比
重、更には尿の分取を行なう手順について説明する。ま
ず、測定に先立って、装置のメインスイッチを入れ、そ
の日の測定患者の情報例えば各人の名前と番号、分取の
有無や分取比率、回数指定の場合はその回数等を内蔵キ
ーボード53から入力する。また、その日の測定患者数
に応じた数の蓄尿カップ41に夫々標識を付け、蓄尿テ
ーブル42の陥凹部42aの所定箇所にセットする。こ
のセット位置は各患者ごとに情報として入力しておく。
これらの操作は、例えば朝8時に看護婦等が行なう。以
上の操作が終わった時点で、測定可能の指示が表示部5
2に示される。測定可能の指示は、前回分の測定が完了
した段階でも示される。
重、更には尿の分取を行なう手順について説明する。ま
ず、測定に先立って、装置のメインスイッチを入れ、そ
の日の測定患者の情報例えば各人の名前と番号、分取の
有無や分取比率、回数指定の場合はその回数等を内蔵キ
ーボード53から入力する。また、その日の測定患者数
に応じた数の蓄尿カップ41に夫々標識を付け、蓄尿テ
ーブル42の陥凹部42aの所定箇所にセットする。こ
のセット位置は各患者ごとに情報として入力しておく。
これらの操作は、例えば朝8時に看護婦等が行なう。以
上の操作が終わった時点で、測定可能の指示が表示部5
2に示される。測定可能の指示は、前回分の測定が完了
した段階でも示される。
【0026】この指示を確認した患者は、採尿後採尿カ
ップ12のまま重量計11にセットする。次いで自己の
患者番号を操作部51で入力し、表示部52に現れた氏
名と一致すれば確認キーを押し、測定開始ランプが点灯
して測定が開始される。採尿カップ12の重量計11へ
のセットは、測定開始ランプが点灯してから行なうにし
てもよい。患者番号を入力する代わりに、複数の患者識
別ボタンを備えておきここに各患者の名前を表示させて
おくとか、患者番号その他必要事項を記憶させた磁気カ
ード等を用いようにしてもよい。また、誤操作や誤入力
がされると警報を発する等の安全策を講じておくとよ
い。尚、以上の操作はその一例であり、また本発明の要
旨ではない。
ップ12のまま重量計11にセットする。次いで自己の
患者番号を操作部51で入力し、表示部52に現れた氏
名と一致すれば確認キーを押し、測定開始ランプが点灯
して測定が開始される。採尿カップ12の重量計11へ
のセットは、測定開始ランプが点灯してから行なうにし
てもよい。患者番号を入力する代わりに、複数の患者識
別ボタンを備えておきここに各患者の名前を表示させて
おくとか、患者番号その他必要事項を記憶させた磁気カ
ード等を用いようにしてもよい。また、誤操作や誤入力
がされると警報を発する等の安全策を講じておくとよ
い。尚、以上の操作はその一例であり、また本発明の要
旨ではない。
【0027】一方、装置側では重量計11の重量センサ
ーの出力が安定した後、予め記憶演算部に記憶させてあ
る重量センサーの出力と尿重量との検量線に基づき、一
時尿の重量を測定する。この値は記憶装置に記憶させて
おく。尚、採尿カップの重さは、採尿に先立ち風袋重量
として毎回測定してもよいが、ほぼ均一なものとして、
常に記憶装置に記憶させておいてその値を減算させるよ
うにしてもよい。次いで、吸尿ノズル21が採尿カップ
12中に挿入され(図1A位置)、チューブポンプ24
が駆動し、管路23内の比重計31の箇所まで尿を吸引
する。尿が振動式比重計31のU字管32を完全に満た
したことを、センサーが検知するか或いはステッピング
モータ25の回転数でチェックした後吸引を止め、U字
管32を振動させて尿比重を測定する。得られた比重値
は記憶演算部に入力され、前以って記憶させてある重量
値とから、演算により尿の容量を算出する。容量値や比
重値は、測定を開始した時刻とともに記憶演算部の記憶
装置に記憶される。
ーの出力が安定した後、予め記憶演算部に記憶させてあ
る重量センサーの出力と尿重量との検量線に基づき、一
時尿の重量を測定する。この値は記憶装置に記憶させて
おく。尚、採尿カップの重さは、採尿に先立ち風袋重量
として毎回測定してもよいが、ほぼ均一なものとして、
常に記憶装置に記憶させておいてその値を減算させるよ
うにしてもよい。次いで、吸尿ノズル21が採尿カップ
12中に挿入され(図1A位置)、チューブポンプ24
が駆動し、管路23内の比重計31の箇所まで尿を吸引
する。尿が振動式比重計31のU字管32を完全に満た
したことを、センサーが検知するか或いはステッピング
モータ25の回転数でチェックした後吸引を止め、U字
管32を振動させて尿比重を測定する。得られた比重値
は記憶演算部に入力され、前以って記憶させてある重量
値とから、演算により尿の容量を算出する。容量値や比
重値は、測定を開始した時刻とともに記憶演算部の記憶
装置に記憶される。
【0028】一時尿の分取を行なう場合には、比重測定
後更に尿の吸引を続け、排尿ノズル22を駆動装置43
により予め記憶装置に記憶されているその患者所定の蓄
尿カップ41の上方に移動させ、蓄尿カップの蓋41a
のスリット41bから挿入して尿を分注する。この際、
管路容積の影響を除去するために、尿流の先端が排尿ノ
ズル41のところにきたことをセンサーで検知するか或
いはステッピングモータ25の回転数でチェックした
後、更にチューブポンプ24で分取容量分の尿を吸引し
て排尿ノズルから排出させる。尚、分取する尿量は、予
め記憶演算部に記憶設定してある分取比率(1/n)と
上記で得られた尿容量とから求めるが、多尿症や乏尿症
に対応し得るように、分取比率を患者ごとに設定するこ
ともできる。尚、吸引ポンプで所定容量を吸引する代わ
りに、重量計の数値を監視しつつ、一時尿の重量の1/
nをポンプで吸引するようにしてもよい。
後更に尿の吸引を続け、排尿ノズル22を駆動装置43
により予め記憶装置に記憶されているその患者所定の蓄
尿カップ41の上方に移動させ、蓄尿カップの蓋41a
のスリット41bから挿入して尿を分注する。この際、
管路容積の影響を除去するために、尿流の先端が排尿ノ
ズル41のところにきたことをセンサーで検知するか或
いはステッピングモータ25の回転数でチェックした
後、更にチューブポンプ24で分取容量分の尿を吸引し
て排尿ノズルから排出させる。尚、分取する尿量は、予
め記憶演算部に記憶設定してある分取比率(1/n)と
上記で得られた尿容量とから求めるが、多尿症や乏尿症
に対応し得るように、分取比率を患者ごとに設定するこ
ともできる。尚、吸引ポンプで所定容量を吸引する代わ
りに、重量計の数値を監視しつつ、一時尿の重量の1/
nをポンプで吸引するようにしてもよい。
【0029】以上の過程を経て一回の測定及び分取が終
わり、その旨を表示装置が表示すると、患者は採尿カッ
プ12を重量計11から取り、残りの尿をトイレ等に廃
棄する。次いで装置側では、分取終了後または分取を行
わない場合には比重測定後に、管路23内を洗浄して次
の測定に備える。この場合、吸尿ノズル21を洗浄位置
(図1B位置)へ移動させて洗浄水でその外部を洗浄し
且つ吸引して内部を洗浄する。管路23内に残っていた
尿や吸引された洗浄水は、排尿ノズル22から排尿ノズ
ル洗浄槽49に排出される。次回からの測定では、この
管路23内に残留している洗浄水を新たな尿試料で洗い
流すために、比重測定及び分取とも、余分に尿を吸引し
た後に行なう。尚、洗浄時には比重計31のU字管32
内には洗浄水が充填されている。この状態で比重を測定
して、比重計の較正を行なうようにしてもよい。
わり、その旨を表示装置が表示すると、患者は採尿カッ
プ12を重量計11から取り、残りの尿をトイレ等に廃
棄する。次いで装置側では、分取終了後または分取を行
わない場合には比重測定後に、管路23内を洗浄して次
の測定に備える。この場合、吸尿ノズル21を洗浄位置
(図1B位置)へ移動させて洗浄水でその外部を洗浄し
且つ吸引して内部を洗浄する。管路23内に残っていた
尿や吸引された洗浄水は、排尿ノズル22から排尿ノズ
ル洗浄槽49に排出される。次回からの測定では、この
管路23内に残留している洗浄水を新たな尿試料で洗い
流すために、比重測定及び分取とも、余分に尿を吸引し
た後に行なう。尚、洗浄時には比重計31のU字管32
内には洗浄水が充填されている。この状態で比重を測定
して、比重計の較正を行なうようにしてもよい。
【0030】以上で、1回の測定と分取操作が完了す
る。この操作は、24時間連続して複数の患者が順不動
に行なうが、前回の測定・分取操作が完了した表示を確
認後次の測定を行なうようにする。かくして得られた各
人の一時尿の全容量・比重更に必要ならば重量を、測定
時間や患者番号、該当患者の採尿回数等と共に記憶装置
に記憶させておく。記憶させたデータは、必要に応じて
ディスプレイに表示させたり、1日の測定が終了した時
点で全データをプリント出力させる。また、蓄尿試料
は、蓄尿テーブルごと検査室に運んで必要な生化学成分
の分析等に供する。ところで、患者の容態とか投薬の加
減によっては、一時尿の量が極めて少なく、分取は勿論
比重測定もできない場合がある。この場合には、重量測
定のみをさせ、その値は参考値として記録しておいても
よい。尚、1回の測定・分取に要する時間はポンプの吸
引速度等にもよるが1分以下程度であり、洗浄工程を入
れても2〜3分以下で処理できる。従って、2〜30人
程度であれば、1台の装置で十分に対処できる。
る。この操作は、24時間連続して複数の患者が順不動
に行なうが、前回の測定・分取操作が完了した表示を確
認後次の測定を行なうようにする。かくして得られた各
人の一時尿の全容量・比重更に必要ならば重量を、測定
時間や患者番号、該当患者の採尿回数等と共に記憶装置
に記憶させておく。記憶させたデータは、必要に応じて
ディスプレイに表示させたり、1日の測定が終了した時
点で全データをプリント出力させる。また、蓄尿試料
は、蓄尿テーブルごと検査室に運んで必要な生化学成分
の分析等に供する。ところで、患者の容態とか投薬の加
減によっては、一時尿の量が極めて少なく、分取は勿論
比重測定もできない場合がある。この場合には、重量測
定のみをさせ、その値は参考値として記録しておいても
よい。尚、1回の測定・分取に要する時間はポンプの吸
引速度等にもよるが1分以下程度であり、洗浄工程を入
れても2〜3分以下で処理できる。従って、2〜30人
程度であれば、1台の装置で十分に対処できる。
【0031】上記実施例においては蓄尿テーブル42を
固定していたが、逆に排尿ノズル22のX−Y軸方向の
動きを固定し、蓄尿テーブル42を移動させるようにし
てもよい。例えば、図5の如く円板状の蓄尿テーブル4
2を用い、その周縁部に蓄尿カップ41を載置する陥凹
部42aと位置検出用の透孔42cをそれぞれ複数設
け、その中心を可回転に支持したもの等が考えられる。
この場合、記憶・演算装置からの指令で、各患者指定の
蓄尿カップ41が排尿ノズル22の下方にくるように蓄
尿テーブル42を回転させる。位置決めは、位置決めセ
ンサー42dが透孔41cの位置をチェックして行な
う。排尿ノズル洗浄槽49は排尿ノズル22の真下にあ
り、蓄尿テーブル42の切欠き42eがその上へ位置し
た状態で余分な尿や洗浄水を廃棄する。
固定していたが、逆に排尿ノズル22のX−Y軸方向の
動きを固定し、蓄尿テーブル42を移動させるようにし
てもよい。例えば、図5の如く円板状の蓄尿テーブル4
2を用い、その周縁部に蓄尿カップ41を載置する陥凹
部42aと位置検出用の透孔42cをそれぞれ複数設
け、その中心を可回転に支持したもの等が考えられる。
この場合、記憶・演算装置からの指令で、各患者指定の
蓄尿カップ41が排尿ノズル22の下方にくるように蓄
尿テーブル42を回転させる。位置決めは、位置決めセ
ンサー42dが透孔41cの位置をチェックして行な
う。排尿ノズル洗浄槽49は排尿ノズル22の真下にあ
り、蓄尿テーブル42の切欠き42eがその上へ位置し
た状態で余分な尿や洗浄水を廃棄する。
【0032】また、振動式比重計31に代えて、光学式
比重計6や超音波式比重計7を用いることもできる。前
者は原理的には屈折計であり、例えば図6に示すように
一種のセルであるU字管61を管路23に組み込み、光
源62からの光をある角度をもってU字管61に入射さ
せる。透過光はラインセンサー63に到達し、該ライン
センサー63からは屈折の程度に応じた信号が出力され
る。例えば、屈折がない場合の到達位置をP0、屈折さ
れた場合の到達点をPとし、この位置に応じて電極6
4、65間の電圧が変化するラインセンサー63を用い
れば、この電圧をパラメーターとして演算装置に出力で
きる。そして、尿の屈折率と比重値との相関関係から尿
比重値を求める。
比重計6や超音波式比重計7を用いることもできる。前
者は原理的には屈折計であり、例えば図6に示すように
一種のセルであるU字管61を管路23に組み込み、光
源62からの光をある角度をもってU字管61に入射さ
せる。透過光はラインセンサー63に到達し、該ライン
センサー63からは屈折の程度に応じた信号が出力され
る。例えば、屈折がない場合の到達位置をP0、屈折さ
れた場合の到達点をPとし、この位置に応じて電極6
4、65間の電圧が変化するラインセンサー63を用い
れば、この電圧をパラメーターとして演算装置に出力で
きる。そして、尿の屈折率と比重値との相関関係から尿
比重値を求める。
【0033】一方後者即ち超音波式比重計7は、伝播速
度が試料液の成分及び温度に依存すると言う超音波の性
質を利用したものである。図7はその一例であり、底辺
が長い中空のコ字管71の一端に超音波送受波器72、
他端に超音波反射板73を組み込み、その上部に温度セ
ンサー74を組み込んでいる。そして、尿中の超音波伝
播時間と伝播距離から超音波伝播速度を演算し、該速度
と尿温度から検量線に基づいて尿比重値を演算する。
尚、本発明に置ける比重計としては、上記したものに限
らず管路23中に組み込め且つ測定結果がパラメーター
として取り出せるものであれば何れも使用可能である。
度が試料液の成分及び温度に依存すると言う超音波の性
質を利用したものである。図7はその一例であり、底辺
が長い中空のコ字管71の一端に超音波送受波器72、
他端に超音波反射板73を組み込み、その上部に温度セ
ンサー74を組み込んでいる。そして、尿中の超音波伝
播時間と伝播距離から超音波伝播速度を演算し、該速度
と尿温度から検量線に基づいて尿比重値を演算する。
尚、本発明に置ける比重計としては、上記したものに限
らず管路23中に組み込め且つ測定結果がパラメーター
として取り出せるものであれば何れも使用可能である。
【0034】更に、排尿ノズル22をラックとピニオン
やエアシリンダー等他の手段で駆動することもできる。
また、実施例の装置から重量測定や分取の機能を外し
て、比重のみを測定する装置として使用する等種々な変
形が考えられる。
やエアシリンダー等他の手段で駆動することもできる。
また、実施例の装置から重量測定や分取の機能を外し
て、比重のみを測定する装置として使用する等種々な変
形が考えられる。
【0035】
【発明の効果】本発明方法は、上述したように各患者が
採取した一時尿を採尿カップのまま重量を測定し、その
一部を吸尿ノズルで吸引して尿移送中に比重を測定し、
両測定値から一時尿の容量を算出してこれら各データの
記憶をなさしめるものである。更に、必要に応じて所定
割合で分取して蓄尿するものである。従って、患者は
一時尿を入れた採尿カップを重量計に部1載せてキーを
押すだけであり、操作が極めて簡単になる。受尿容器
に一時尿を移さず直接重量を測定しまた一時尿の吸引を
ノズルで行なうため、重量測定部の洗浄や乾燥が不要と
なり、操作が簡便化する。比重は、容積と重量から求
めるのではなく直接測定するため、試料が少量ですむで
正確さが増す。分取が簡単且つ正確に行なわれる。そ
のため多量の尿を保管・貯蔵したり運搬する必要がな
く、作業環境がよくなり看護婦の負担が大幅に軽減され
る。患者の排尿時刻や毎回の尿量・比重が記録に残る
ので、異常や間違いをチェックしやすい。患者の状態に
応じて尿の分取比率を容易に変更できる等、多くの利点
を有するものである。
採取した一時尿を採尿カップのまま重量を測定し、その
一部を吸尿ノズルで吸引して尿移送中に比重を測定し、
両測定値から一時尿の容量を算出してこれら各データの
記憶をなさしめるものである。更に、必要に応じて所定
割合で分取して蓄尿するものである。従って、患者は
一時尿を入れた採尿カップを重量計に部1載せてキーを
押すだけであり、操作が極めて簡単になる。受尿容器
に一時尿を移さず直接重量を測定しまた一時尿の吸引を
ノズルで行なうため、重量測定部の洗浄や乾燥が不要と
なり、操作が簡便化する。比重は、容積と重量から求
めるのではなく直接測定するため、試料が少量ですむで
正確さが増す。分取が簡単且つ正確に行なわれる。そ
のため多量の尿を保管・貯蔵したり運搬する必要がな
く、作業環境がよくなり看護婦の負担が大幅に軽減され
る。患者の排尿時刻や毎回の尿量・比重が記録に残る
ので、異常や間違いをチェックしやすい。患者の状態に
応じて尿の分取比率を容易に変更できる等、多くの利点
を有するものである。
【0036】また本発明装置は、重量測定部における
洗浄や尿排出機構が不要になるし、尿移送部はノズルと
管路からなり、比重測定部も管路中に組み込んでいるた
め、装置全体が構造簡単で小型化でき安価に得られる。
測定操作も簡易化でき、更に分取された蓄尿カップ
は、蓄尿テーブルごと運搬できる等、測定の前後にわた
って取り扱いが極めて簡単になり、患者や看護婦等管理
者にとり大きな省力化が可能となる。
洗浄や尿排出機構が不要になるし、尿移送部はノズルと
管路からなり、比重測定部も管路中に組み込んでいるた
め、装置全体が構造簡単で小型化でき安価に得られる。
測定操作も簡易化でき、更に分取された蓄尿カップ
は、蓄尿テーブルごと運搬できる等、測定の前後にわた
って取り扱いが極めて簡単になり、患者や看護婦等管理
者にとり大きな省力化が可能となる。
【図1】本発明方法を具現化した尿処理系のブロック図
である。
である。
【図2】蓄尿テーブルの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明装置の外観の一例を示す全体斜視図であ
る。
る。
【図4】同じく一部開いた状態の全体斜視図である。
【図5】蓄尿テーブルの他の例を示す概略平面図であ
る。
る。
【図6】比重計の他の例を示す概略側面図である。
【図7】更に異なる比重計の例を示す概略側面図であ
る。
る。
1 重量測定部 11 重量計 12 採尿カップ 13 吸尿ノズル用洗浄槽 2 尿移送部 21 吸尿ノズル 22 排尿ノズル 23 管路 24 チューブポンプ 3 比重測定部 31 振動式比重計 4 排出部 41 蓄尿カップ 42 蓄尿テーブル 49 排尿ノズル洗浄槽 5 本発明装置 6 光学式比重計 7 超音波式比重計
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】以上のようにして得られた各一時尿の測定
値データから、24時間尿の尿量や平均比重(加重平
均)を求め出力装置から出力するとともに、蓄尿カップ
には1/nに減縮された24時間尿が蓄えられる。もっ
とも実際には、本発明方法に基づく装置を複数の患者が
順不同に連続して使用するので、各患者に識別番号を与
えておき測定時に該識別番号を入力する等の操作が必要
になる。この場合の誤入力は、測定を全く無意味にする
ので、確認に工夫を凝らすとか、各患者に必要な情報を
入力したカードを渡して装置のカードリーダーで読み取
らせる等の手段を講じることが好ましい。
値データから、24時間尿の尿量や平均比重(加重平
均)を求め出力装置から出力するとともに、蓄尿カップ
には1/nに減縮された24時間尿が蓄えられる。もっ
とも実際には、本発明方法に基づく装置を複数の患者が
順不同に連続して使用するので、各患者に識別番号を与
えておき測定時に該識別番号を入力する等の操作が必要
になる。この場合の誤入力は、測定を全く無意味にする
ので、確認に工夫を凝らすとか、各患者に必要な情報を
入力したカードを渡して装置のカードリーダーで読み取
らせる等の手段を講じることが好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】重量測定部1には、重量計11に近接して
吸尿ノズル用洗浄槽13が配置されており、吸尿ノズル
21は吸尿位置(A位置)と洗浄位置(B位置)の間
を、記憶演算部(図示略)の指示に従って吸尿ノズル駆
動用モータ14によって移動する。この吸尿ノズル用洗
浄槽13には、洗浄水供給管15から常時或いは間欠的
に洗浄水が供給され、、洗浄後の水は廃水口16から系
外へ排出される。洗浄水供給管15は、水道管或いは別
途設けた洗浄水タンクに連結されている。符号17は洗
浄水注入バルブである。尚、吸尿ノズル用洗浄槽13
は、ノズル洗浄に便利なように上下動するようにしても
よい。更に、洗浄した吸尿ノズル21の外周を乾燥する
ためのファンを設けてもよい。
吸尿ノズル用洗浄槽13が配置されており、吸尿ノズル
21は吸尿位置(A位置)と洗浄位置(B位置)の間
を、記憶演算部(図示略)の指示に従って吸尿ノズル駆
動用モータ14によって移動する。この吸尿ノズル用洗
浄槽13には、洗浄水供給管15から常時或いは間欠的
に洗浄水が供給され、、洗浄後の水は廃水口16から系
外へ排出される。洗浄水供給管15は、水道管或いは別
途設けた洗浄水タンクに連結されている。符号17は洗
浄水注入バルブである。尚、吸尿ノズル用洗浄槽13
は、ノズル洗浄に便利なように上下動するようにしても
よい。更に、洗浄した吸尿ノズル21の外周を乾燥する
ためのファンを設けてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】比重測定部3における振動式比重計31
は、振動密度計とも言われる精度の高いもので、管路2
3を構成するチューブの中間部を切断し、ここに振動セ
ルとなる中空のU字管32を挿入する。U字管32の基
部には、小さなマグネット33やマグネットを駆動する
ドライバー34、マグネットの動きを受信するレシーバ
ー35からなる比重測定用ヘッド36が付設されてい
る。この種の比重計31は、振動周期と密度との相関関
係を利用するものである。そして、温度の影響を大きく
受けるので、恒温状態で測定するか或いは温度補正を行
なう。液温の測定は、例えば比重計31の直前の管路2
3内に、温度センサー37を組み込んで行なう。尚、管
路23は安定性及び柔軟性のあるシリコーンチューブが
好ましく用いられるが、他のチューブ或いは部分的に硬
質管を用いてもよい。
は、振動密度計とも言われる精度の高いもので、管路2
3を構成するチューブの中間部を切断し、ここに振動セ
ルとなる中空のU字管32を挿入する。U字管32の基
部には、小さなマグネット33やマグネットを駆動する
ドライバー34、マグネットの動きを受信するレシーバ
ー35からなる比重測定用ヘッド36が付設されてい
る。この種の比重計31は、振動周期と密度との相関関
係を利用するものである。そして、温度の影響を大きく
受けるので、恒温状態で測定するか或いは温度補正を行
なう。液温の測定は、例えば比重計31の直前の管路2
3内に、温度センサー37を組み込んで行なう。尚、管
路23は安定性及び柔軟性のあるシリコーンチューブが
好ましく用いられるが、他のチューブ或いは部分的に硬
質管を用いてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】以上で、1回の測定と分取操作が完了す
る。この操作は、24時間連続して複数の患者が順不同
に行なうが、前回の測定・分取操作が完了した表示を確
認後次の測定を行なうようにする。かくして得られた各
人の一時尿の全容量・比重更に必要ならば重量を、測定
時間や患者番号、該当患者の採尿回数等と共に記憶装置
に記憶させておく。記憶させたデータは、必要に応じて
ディスプレイに表示させたり、1日の測定が終了した時
点で全データをプリント出力させる。また、蓄尿試料
は、蓄尿テーブルごと検査室に運んで必要な生化学成分
の分析等に供する。ところで、患者の容態とか投薬の加
減によっては、一時尿の量が極めて少なく、分取は勿論
比重測定もできない場合がある。この場合には、重量測
定のみをさせ、その値は参考値として記録しておいても
よい。尚、1回の測定・分取に要する時間はポンプの吸
引速度等にもよるが1分以下程度であり、洗浄工程を入
れても2〜3分以下で処理できる。従って、2〜30人
程度であれば、1台の装置で十分に対処できる。
る。この操作は、24時間連続して複数の患者が順不同
に行なうが、前回の測定・分取操作が完了した表示を確
認後次の測定を行なうようにする。かくして得られた各
人の一時尿の全容量・比重更に必要ならば重量を、測定
時間や患者番号、該当患者の採尿回数等と共に記憶装置
に記憶させておく。記憶させたデータは、必要に応じて
ディスプレイに表示させたり、1日の測定が終了した時
点で全データをプリント出力させる。また、蓄尿試料
は、蓄尿テーブルごと検査室に運んで必要な生化学成分
の分析等に供する。ところで、患者の容態とか投薬の加
減によっては、一時尿の量が極めて少なく、分取は勿論
比重測定もできない場合がある。この場合には、重量測
定のみをさせ、その値は参考値として記録しておいても
よい。尚、1回の測定・分取に要する時間はポンプの吸
引速度等にもよるが1分以下程度であり、洗浄工程を入
れても2〜3分以下で処理できる。従って、2〜30人
程度であれば、1台の装置で十分に対処できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】本発明方法は、上述したように各患者が
採取した一時尿を採尿カップのまま重量を測定し、その
一部を吸尿ノズルで吸引して尿移送中に比重を測定し、
両測定値から一時尿の容量を算出してこれら各データの
記憶をなさしめるものである。更に、必要に応じて所定
割合で分取して蓄尿するものである。従って、患者は
一時尿を入れた採尿カップを重量計に載せてキーを押す
だけであり、操作が極めて簡単になる。受尿容器に一
時尿を移さず直接重量を測定しまた一時尿の吸引をノズ
ルで行なうため、重量測定部の洗浄や乾燥が不要とな
り、機構や操作が簡便化する。比重は、容積と重量か
ら求めるのではなく直接測定するため、試料が少量です
むし正確さが増す。分取が簡単且つ正確に行なわれ
る。そのため多量の尿を保管・貯蔵したり運搬する必要
がなく、作業環境がよくなり看護婦の負担が大幅に軽減
される。患者の排尿時刻や毎回の尿量・比重が記録に
残るので、異常や間違いをチェックしやすい。患者の
状態に応じて尿の分取比率を容易に変更できる等、多く
の利点を有するものである。
採取した一時尿を採尿カップのまま重量を測定し、その
一部を吸尿ノズルで吸引して尿移送中に比重を測定し、
両測定値から一時尿の容量を算出してこれら各データの
記憶をなさしめるものである。更に、必要に応じて所定
割合で分取して蓄尿するものである。従って、患者は
一時尿を入れた採尿カップを重量計に載せてキーを押す
だけであり、操作が極めて簡単になる。受尿容器に一
時尿を移さず直接重量を測定しまた一時尿の吸引をノズ
ルで行なうため、重量測定部の洗浄や乾燥が不要とな
り、機構や操作が簡便化する。比重は、容積と重量か
ら求めるのではなく直接測定するため、試料が少量です
むし正確さが増す。分取が簡単且つ正確に行なわれ
る。そのため多量の尿を保管・貯蔵したり運搬する必要
がなく、作業環境がよくなり看護婦の負担が大幅に軽減
される。患者の排尿時刻や毎回の尿量・比重が記録に
残るので、異常や間違いをチェックしやすい。患者の
状態に応じて尿の分取比率を容易に変更できる等、多く
の利点を有するものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (5)
- 【請求項1】 採尿カップ中の一時尿の重量を重量セン
サーで測定しデータを記憶装置に記憶させる一方、該尿
の一部を吸尿ノズルから吸引して管路中に導き、排出部
に到る途中において管路中に組み込んだ比重計により滞
留或いは移動状態にある尿の比重を測定し、該比重値と
前記一時尿の重量値から演算装置によって一時尿の容量
を算出することを特徴とする尿の計量的検査方法。 - 【請求項2】 測定された一時尿の量と予め設定してあ
る分取比率から算出された量の尿を、排出部の排尿ノズ
ルから蓄尿カップ中に注入して分取するものである請求
項1記載の尿の計量的検査と分取を行なう方法。 - 【請求項3】 採尿カップを載置して一時尿の重量を測
定する重量測定部と、採尿カップから尿を吸引する吸尿
ノズルと尿を排出する排尿ノズルとを管路で連結し且つ
吸引ポンプを組み込んでなる尿移送部とを含み、管路中
に比重計を組み込んだことを特徴とする尿の計量検査装
置。 - 【請求項4】 排尿ノズルが臨む排出部に、複数の蓄尿
カップを載置する蓄尿テーブルを設置し、任意の蓄尿カ
ップの上方位置に排尿ノズルを移動させるための駆動装
置を、排尿ノズル及び/又は蓄尿テーブルに取りつけて
なる請求項3記載の尿の計量検査と分取を行なう装置。 - 【請求項5】 蓄尿テーブルを測定装置から取外し可能
に設置しておくものである請求項3記載の尿の計量検査
と分取を行なう装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29992991A JPH05107246A (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 尿の計量的検査方法、分取方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29992991A JPH05107246A (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 尿の計量的検査方法、分取方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107246A true JPH05107246A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17878638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29992991A Pending JPH05107246A (ja) | 1991-10-19 | 1991-10-19 | 尿の計量的検査方法、分取方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05107246A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0772142A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-17 | Koichi Nishimura | 診療における尿比重及び尿量の自動計測装置。 |
| JPH10142235A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Techno Medica:Kk | 尿自動分注装置 |
| JPH10142236A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Techno Medica:Kk | 使用済みハルンカップ処理装置付き尿自動分注装置 |
| JP2012042309A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sony Corp | 生理活性物質採取装置 |
| WO2016056571A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 株式会社テクノメデイカ | 尿管理システム |
-
1991
- 1991-10-19 JP JP29992991A patent/JPH05107246A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0772142A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-17 | Koichi Nishimura | 診療における尿比重及び尿量の自動計測装置。 |
| JPH10142235A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Techno Medica:Kk | 尿自動分注装置 |
| JPH10142236A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-29 | Techno Medica:Kk | 使用済みハルンカップ処理装置付き尿自動分注装置 |
| JP2012042309A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sony Corp | 生理活性物質採取装置 |
| WO2016056571A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 株式会社テクノメデイカ | 尿管理システム |
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