JPH05107460A - パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置 - Google Patents

パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置

Info

Publication number
JPH05107460A
JPH05107460A JP29646191A JP29646191A JPH05107460A JP H05107460 A JPH05107460 A JP H05107460A JP 29646191 A JP29646191 A JP 29646191A JP 29646191 A JP29646191 A JP 29646191A JP H05107460 A JPH05107460 A JP H05107460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zero
cross
data
circuit
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29646191A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ishiguro
黒 稔 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP29646191A priority Critical patent/JPH05107460A/ja
Priority to US07/961,544 priority patent/US5298934A/en
Publication of JPH05107460A publication Critical patent/JPH05107460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の被写体が存在する場合であっても、確
実にピントを合わせることができ、受光センサに取付誤
差が生じた場合であっても確実に被写体までの距離を測
定できるオートフォーカス装置用の測距装置を提供する
こと。 【構成】 被写体を3組の受光センサで捕捉し、その輝
度分布の2次差分のゼロクロス点を演算・検出し、これ
ら3つのラインセンサに関するゼロクロス挙動を該3つ
のラインセンサのうちの1つを基準として他の2つを適
宜ずらしながら、3つのゼロクロス挙動の一致点を検出
し、一致が検出されない場合には2つのゼロクロス挙動
が一致するデータに対して他の1つのゼロクロス挙動を
所定の範囲で走査して、該ゼロクロス挙動が最小の不一
致度となるデータで、2つのラインセンサのゼロクロス
挙動のずらし量から被写体までの距離を測定することを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被写体からの光を受
けて該被写体までの距離を測定し、該測定結果に基づい
て撮影レンズが合焦するように焦点を調節するパッシブ
型オートフォーカス装置の、被写体までの距離を測定す
るための測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカス装置は、カメラなどの
撮影距離を自動的に測定し、その測距結果に基づいて撮
影レンズを調節してピントを合わせる装置で、このオー
トフォーカス装置によって誰もが写真撮影をより手軽に
楽しめるようになった。このオートフォーカス装置には
種々の形式のものが開発されているが、主なものとして
三角測量法による測距法がある。この三角測量法による
ものに、カメラに設けられた受光センサで被写体からの
光を受けて撮影距離を測定するパッシブ型のものがあ
る。
【0003】この種のパッシブ型測距装置のうちには2
個の受光センサを配設したものがある。この2個の受光
センサからなる測距装置では、2つの被写体が存在する
場合の測定結果からは被写体の存在態様が2通りに考え
られることになってしまい、確実な測距を行なえずピン
トのずれた画像となってしまうおそれがある。
【0004】このため、確実な測距を行なって鮮明な画
像を得ることができるように、本願出願人は3個の受光
素子列からなる測距機構を既に提案した(特開平3− 4
2642号)。この測距機構による測距原理を図19と図20に
基づいて説明する。測距機構は基準受光センサ1と第1
受光センサ2、第2受光センサ3とからなり、これら受
光センサ1、2、3は、それぞれ結像レンズ1a、2a、3a
と受光素子列1b、2b、3bとから構成され、被写体像が結
像レンズ1a、2a、3aを透過して受光素子列1b、2b、3b上
に結像するようにしてある。また、図19は1つの被写体
Pが存在する場合を示している。そして、基準となる受
光素子列1bによって検出された被写体Pの輝度分布に関
する出力信号P0 の、基準受光センサ1の光軸T0 から
の変位量をx0 、第1受光素子列2bによって検出された
被写体Pの輝度分布に関する出力信号P1 の、第1受光
センサ2の光軸T1 からの変位量をx1 、第2受光素子
列3bによって検出された被写体Pの輝度分布に関する出
力信号P2 の、第2受光センサ3の光軸T2 からの変位
量をx2 とする。これらの変位量x0、x1、x2 は、受
光素子列1b、2b、3bによって検出された被写体像の輝度
分布に関する位相差を表わす。そして、光軸T0、T1
2 のそれぞれの間隔をB、結像レンズ1a、2a、3aと受
光素子列1b、2b、3bの受光面との間隔をA、結像レンズ
1a、2a、3aから被写体Pまでの距離をLp、光軸T0から
被写体Pまでの距離をXとすると、三角測量の原理か
ら、
【数1】X=x0*Lp/A となる。また、光軸T0 を基準にして出力信号の像が現
われた方向の符号を含めて、
【数2】−x1={(B−X)/Lp}*A
【数3】x2={(B+X)/Lp}*A となる。これら数2式、数3式のそれぞれに、数1式を
代入すれば、
【数4】x1=−{(B/Lp)*A}+x0
【数5】x2=(B/Lp)*A+x0 となる。
【0005】数4式と数5式とを比較すると、x1、x2
はそれぞれx0 を基準として、
【数6】(B/Lp)*A=Xp だけずれていることが分る。したがって、このXp を求
めることにより、
【数7】Lp=A*B/Xp を算出することができる。
【0006】そして、上記Xp を求める操作を図20に基
づいて説明する。(a)は2つの被写体P、Qからの光
を受けた受光素子列1b、2b、3bの被写体像の輝度分布に
関する出力信号を、基準となる出力信号P0、Q0と比較
したもので、(a)に示す状態から(b)に示すよう
に、出力信号P0、P1、P2が一致するまで出力信号
1、P2の波形をずらせば、そのずらし量が上記Xpと
なる。すなわちこのときP1とP2 のずらし量は等しく
なるのであるから、受光素子列2bの出力信号と受光素子
列3bの出力信号とを等しい距離だけずらして、3つの信
号の波形が一致したとき、これら3つの信号の波形が同
じ被写体Pに関する情報となるのである。次に(C)に
示すように、出力信号Q1、Q2が出力信号Q0 と一致す
る状態までずらせば、該ずらし量がXqとなる。
【0007】上述のようにして求められた上記Xp、Xq
から前記数7式により、被写体P、Qまでの距離Lp、
Lqが求められることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の測距操作を原理に従って実行すると、基準受光
素子列1bの出力信号と第1受光素子列2bの出力信号との
相関関係を演算し、次いで基準受光素子列1bの出力信号
と第2受光素子列3bの出力信号との相関関係を演算し
て、これら基準受光素子列1b、第1受光素子列2b、第2
受光素子列3bの波形の一致を検出することになるから、
相関演算が多くなって信号処理時間が長くなってしま
う。そのため、測距に要する時間が長くなり、被写体が
動的なものである場合にはピントがずれて撮影され、画
像が不鮮明なものとなってしまうおそれが生じる。
【0009】また、上記結像レンズ1a、2a、3aや受光素
子列1b、2b、3bの取付誤差によって、あるいはこれらの
取付の際に結像位置の調整を行なった場合であっても経
年変化などによって、受光素子列1b、2b、3bの結像位置
に誤差が生じてしまうおそれがある。すなわち、一致検
出されるべきデータが存在するにも拘らず一致の検出が
されず、従って被写体距離が測定できないおそれが生じ
る。
【0010】さらに、多数のゼロクロスデータが存在す
る場合には、いずれのゼロクロスデータが同一の被写体
に関して一致しているデータであるかが不明になってし
まうおそれがある。
【0011】そこで、この発明は、3つの受光センサを
有し、信号処理を短時間で行なうことができ、受光セン
サの取付誤差や経年変化によって測距データに誤差が生
じた場合であっても概略の被写体距離を測定でき、多数
のゼロクロスデータが存在する場合であっても信頼性の
高い測距データを得て、極力鮮明な画像を得ることがで
きるようにした測距装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため、この
発明に係るパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
は、 被写体の輝度分布を捕捉する3組の受光センサ
と、上記それぞれの受光センサの出力信号の2次差分を
算出する2次差分演算回路と、上記それぞれの2次差分
演算回路の出力信号のゼロクロス点を検出するゼロクロ
ス検出回路と、上記それぞれのゼロクロス検出回路によ
って得られたゼロクロス挙動信号を記憶するゼロクロス
メモリ回路と、上記それぞれのゼロクロスメモリ回路に
記憶されたゼロクロス挙動信号を比較してこれらの一致
を検出する一致検出回路と、上記3組の受光センサのう
ちの1つを基準とし該基準受光センサから得られたゼロ
クロス挙動信号に対して、他の2つの受光センサから得
られたゼロクロス挙動信号を順次スライドさせてこれら
のゼロクロス挙動信号の一致を上記一致検出回路により
検出する際、上記3組の受光センサのうちの2つの比較
ゼロクロスデータが一致し、他の受光センサのゼロクロ
スデータに該比較ゼロクロスデータと一致する基準ゼロ
クロスデータが存在する時に、上記比較ゼロクロスデー
タの受光センサのスライド後の位置と基準ゼロクロスデ
ータの位置との差の絶対値を不一致度として、上記一致
検出回路によって検出された測距結果メモリと1対1に
対応して記憶する不一致度メモリ回路とを有し、上記比
較ゼロクロスデータが一致した場合の基準ゼロクロスデ
ータとの不一致度が最小となる場合を基準受光センサの
ゼロクロスデータを走査して検出する際に、該基準ゼロ
クロスデータの前後の所定量に含まれたゼロクロスデー
タについて走査し、不一致度が最小となるときの測距結
果から被写体までの距離を演算することを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】上記受光センサを構成する受光素子列によって
被写体輝度分布に応じた出力電圧が得られ、この出力電
圧の2次差分分布はゼロレベルを境に挙動する。この挙
動のゼロクロス点は、被写体の同一部分に関する輝度分
布に対しては上記3つの受光センサについて所定の基準
部分から適宜ずれた状態で等しくなる。
【0014】このずれた量は、上記一致検出回路でゼロ
クロス挙動の信号波形をスライドさせて検出すればスラ
イド量として得られることになる。
【0015】そして、このスライド量から三角測量法に
よって被写体までの距離を算出することができる。
【0016】しかも、3組の受光センサのうちの2つの
ゼロクロスデータが一致した場合に、他の受光センサの
ゼロクロスデータとの不一致度を検出し、該不一致度が
最小となれば測距データを取得するようにしたから、受
光センサの取付に誤差が生じてしまって3組の受光セン
サのゼロクロスデータが一致しない場合であっても測距
データを取得して被写体距離を測定できる。また、不一
致度を検出するための基準ゼロクロスデータに係るゼロ
クロスデータの走査範囲を基準ゼロクロスデータの前後
の所定量としたから、該不一致度の検出を短時間で行な
える。
【0017】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るオートフォーカス装置用測距装置を具体的に説明
する。なお、図1ないし図13に第1実施例を、図14ない
し図18に第2実施例を示してある。
【0018】受光センサ10、20、30は適宜数の画素を並
設した受光素子列からなるラインセンサと結像レンズと
が組合わされて構成されており、図2に示すようにカメ
ラの前面には3つの結像レンズ10a、20a、30a が配設さ
れ、被写体から発せられた光はこれらの結像レンズ10
a、20a、30a を透過して後方に配設されたラインセンサ
10b、20b、30b に結像する。これら受光センサ10、20、
30はそれぞれ中央部センサ10、右側センサ20、左側セン
サ30とされており、右側センサ20と左側センサ30のそれ
ぞれの光軸20c、30cは中央部センサ10の光軸10cを中心
として対称の位置にある。また、上記ラインセンサ10
b、20b、30b はそれぞれ中央部ラインセンサ10b、右側
ラインセンサ20b、左側ラインセンサ30b としてある。
【0019】上記ラインセンサ10b、20b、30b には、図
1に示すように、各別にセンサドライバ11、21、31から
の駆動信号が入力され、ラインセンサ10b、20b、30b は
該駆動信号に基づいて被写体からの光の捕捉を開始す
る。また、これらセンサドライバ11、21、31は駆動制御
信号線40a によって制御回路40に接続され、制御回路40
から出力される駆動制御信号によって制御される。
【0020】他方上記ラインセンサ10b、20b、30b の出
力端子には、図1に示すように、それぞれ2次差分演算
回路12、22、32が接続されており、該2次差分演算回路
12、22、32によってそれぞれのラインセンサ10b、20b、
30b で得られた被写体の輝度分布信号の2次差分を演算
する。これら2次差分演算回路12、22、32は図3に示す
ようにラインセンサ10b、20b、30b のそれぞれの画素の
出力信号Vinを、サンプルホールド回路12a、12b、12
c、12d、12e によってシフトしながら順次サンプルホー
ルドし、適宜な値の抵抗を介してオペアンプ12f によ
り、
【数8】 Vout =(R2/(2*R1))*(Vin(n-2)−2*Vin(n-1)+Vin(n)) を演算することにより、2次差分を求める。なお、この
2次差分演算回路12、22、32におけるタイムチャートを
図4に示してある。また、図7に示すように、被写体輝
度は同図(a)に示す分布波形をしており、その1次差
分波形と2次差分波形とをそれぞれ(b)、(c)に示
してある。
【0021】上記2次差分演算回路12、22、32の出力信
号は、図1に示すように、それぞれゼロクロス検出回路
13、23、33に入力されており、2次差分演算回路12、2
2、32で得られた2次差分のゼロクロス点を検出する。
図5に示すように、このゼロクロス検出回路13(23、3
3)のコンパレータ13a の入力端子に2次差分演算回路1
2(22、32)の出力信号Vinが入力され、基準端子は接
地されている。コンパレータ13aの出力側にはフリップ
フロップ13b、13cが接続され、フリップフロップ13bの
Q出力とフリップフロップ13cの反転Q出力とがAND
回路13dに入力され、フリップフロップ13bの反転Q出力
とフリップフロップ13cのQ出力とがAND回路13eに入
力され、さらにこれらAND回路13d、13eの出力信号が
OR回路13fに入力されている。そして、図6のタイム
チャートに示すように2次差分演算回路12の出力信号V
inがパルスφ1に同期して入力され、該出力信号Vinが
ゼロレベルと交差して符号が変化した状態にある場合
に、フリップフロップ13b、13cのクロックパルスφ2に
同期してゼロクロス信号がZEROパルスとして出力さ
れる。
【0022】上記ゼロクロス検出回路13、23、33によっ
て得られたゼロクロス挙動の信号波形が、それぞれゼロ
クロスメモリ回路14、24、34に入力されて記憶される。
このとき、ゼロクロス挙動はそれぞれのラインセンサ10
b、20b、30b の画素位置に対応してアドレス演算回路1
5、25、35から出力されるアドレスと対応して記憶され
る。すなわち、アドレス演算回路15、25、35には第1カ
ウンタ50のカウント信号(COUNTER1)が入力さ
れ順次インクリメントしながら、中央部メモリ回路14で
は、
【数9】ADDRESS=COUNTER1−S 右側メモリ回路24では、
【数10】ADDRESS=COUNTER1−S 左側メモリ回路34では、
【数11】ADDRESS=COUNTER1 に従って各画素に応じてそれぞれのアドレスに記憶され
る。なお、数9式と数10式中のSは定数である。
【0023】また、上記アドレス演算回路25、35には第
2カウンタ60のカウント信号(COUNTER2)が入
力されており、該第2カウンタ60および前記第1カウン
タ50は制御回路40の出力信号に基づいてカウントアップ
とリセットおよびプリセットとが行なわれる。この第2
カウンタ60は、後述するように、ゼロクロスメモリ回路
24、34からデータの読み出しを行なう場合にアドレスを
インクリメントする。また、アドレス演算回路15、25、
35には制御回路40からアドレス処理情報が入力され、該
アドレス処理情報に基づいてアドレス演算回路15、25、
35からゼロクロスメモリ回路14、24、34に対して所定の
書込み信号と読み出し信号とが出力される。
【0024】上記ゼロクロスメモリ回路14、24、34の出
力側には一致検出回路70が接続されており、該一致検出
回路70の出力側は制御回路40に接続されているととも
に、カウンタ1に、第1プリセットデータ信号線70a を
介してLR一致視野位置データが入力され、第2プリセ
ットデータ信号線70b を介して走査開始位置データが入
力されている。また、該一致検出回路70には、不一致度
情報線90a、90bを介して不一致度メモリ回路90が接続さ
れている。この不一致度メモリ回路90では、後述する一
致検出の手順が実行される際に、ゼロクロスメモリ回路
14、24、34にメモリされたゼロクロスデータで、右側ゼ
ロクロスメモリ回路24と左側ゼロクロスメモリ回路34の
比較ゼロクロスデータとが一致する場合に、中央部ゼロ
クロスメモリ回路14にメモリされたゼロクロスデータで
あって該比較ゼロクロスデータと一致する基準ゼロクロ
スデータが存在する位置と比較ゼロクロスデータのスラ
イド後の位置との差の絶対値が不一致度としてメモリさ
れる。また、この不一致度メモリ回路90には、第1カウ
ンタ50のカウント信号がアドレスポート91に入力されて
いる。さらに、該不一致度メモリ回路90には制御回路40
からデータメモリ信号が送出され、該信号に基づいて不
一致データが不一致度メモリ回路90に記憶される。
【0025】また、第1カウンタ50のカウント信号は、
上記不一致度メモリ回路90に入力されるとともに、デー
タメモリ回路80のアドレスポート81に入力されており、
このため不一致度とデータメモリ回路80にメモリされる
測距結果メモリとは1対1に対応している。そして、第
2カウンタ60のカウント信号は該データメモリ回路80の
距離データポート82に入力されている。さらに第1カウ
ンタ50と第2カウンタ60のカウント信号は、いずれも制
御回路40に入力されている。また、制御回路40からデー
タメモリ回路80に対してデータメモリ信号が出力され、
該信号に基づいてアドレスデータと距離データとがデー
タメモリ回路80に記憶される。
【0026】上記不一致度の検出に関するブロック図を
図8に示してあり、中央部ラインセンサ10bと右側ライ
ンセンサ20b、左側ラインセンサ30b とから出力された
被写体輝度データのゼロクロスメモリ回路14、24、34の
それぞれにメモリされたゼロクロスデータをそれぞれ
C、R、Lで示して、これらのデータが検出論理回路92
に入力されている。ゼロクロスデータのLとRが一致し
た場合の一致信号がDフリップフロップ93に入力されて
いる。このDフリップフロップ93にはC、R、Lの比較
演算のために視野位置をスライドさせる際のカウンタ1
の値が入力されており、該カウンタ1の信号がラッチさ
れる。また、該カウンタ1の信号は演算回路94と比較回
路95のそれぞれに値Bとして入力されている。そして、
ラッチされたカウンタ1の信号であって検出論理回路92
からLとRの一致信号が送出された場合の値が、演算回
路94と演算回路96、演算回路97とのそれぞれに値Aとし
て入力され、演算回路97の出力は上記比較回路95に値D
として入力されている。また、演算回路96、97には不一
致度の検出に十分な走査範囲に係る定数Cが入力されて
いる。
【0027】上記検出論理回路92からは、LとRが一致
した際の、中央部ラインセンサ10bに関するデータであ
るCに係るゼロクロスデータ(Cゼロ)が出力される。
そして、該Cゼロが出力された際の、カウンタ1の値
と、前記LとRが一致した際にDフリップフロップ93か
ら演算回路94に入力されたカウンタ1の値との差の絶対
値(|A−B|)が不一致度として出力される。さら
に、該不一致度出力が比較回路98に入力され、先に不一
致度メモリ回路90にメモリされている不一致度と比較さ
れて、不一致度の小さい値が選択されて該値が不一致度
メモリ回路90の不一致度データに登録し直される。
【0028】そして、上記演算回路96では、LとRとが
一致した際のカウンタ1の値Aと定数Cとの差(A−
C)が演算され、その値が走査開始位置データ(PRE
SETDATA2)として出力される。なお、(A−
C)<0のときには、走査開始位置データは「0」が出
力される。また、上記演算回路97では、LとRとが一致
した際のカウンタ1の値Aと定数Cとの和(A+C=
D)が演算され、その値Dが比較回路95に入力されてい
る。なお、(A+C)>(W−1)のときには、Dの値
は「W−1」とされる(Wは走査アドレスの最終値であ
る。)。そして、比較回路95では値DとCゼロのカウン
タ1の値Bとが比較され、(D=B)となった場合には
走査完了信号が出力される。
【0029】さらに、LとRとが一致した場合にDフリ
ップフロップ93から出力される前記値Aは、LR一致視
野位置データ(PRESET DATA1)として出力
される。
【0030】次に図9ないし図11に基づいて、被写体の
輝度情報のメモリの書き込みと読み出しの手順を説明す
る。
【0031】測距が開始されるとラインセンサ10b、20
b、30b に電荷が蓄積され(ステップ901)、第2カウン
タ60がリセットされる(ステップ902)とともに第1カ
ウンタ50がリセットされる(ステップ903)。そして、
各ラインセンサ10b、20b、30bの1画素に対応したデー
タを読み出して(ステップ904 )、読み出されたデータ
をゼロクロスメモリ回路14、24、34に書き込む(ステッ
プ905 )。なお、ステップ904とステップ905との間でゼ
ロクロス検出が実行される。次いでステップ906 に進ん
で全画素について読み出しが完了したか否かを第1カウ
ンタ50の値により判断し、読み出されていない場合には
ステップ907 に進んで第1カウンタ50をカウントアップ
したのちステップ904 に戻って1画素読み出しとゼロク
ロスメモリ回路14、24、34への書き込みが行なわれる
(ステップ905 )。そしてゼロクロスメモリ回路14、2
4、34にデータが書き込まれる際には、第1カウンタ50
のカウント信号に基づいてアドレス演算回路15、25、35
からアドレスを指定されてメモリされる。このとき、メ
モリされるアドレスは、前記数9式、数10式、数11式に
従って指定される。なお、アドレスが負の場合には書き
込みは行なわれない。
【0032】全画素について読み出しが終了して前記ス
テップ906 の判定がYESとなれば、ステップ1001(図
10)に進んで第1カウンタ50をリセットする。そして、
ゼロクロスメモリ回路14、24、34からメモリを読み出し
(ステップ1002)、一致検出回路70にて中央部ゼロクロ
スメモリ回路14と右側ゼロクロスメモリ回路24、左側ゼ
ロクロスメモリ回路34のデータの一致検出処理が行なわ
れる(ステップ1100)。
【0033】一致検出処理の手順は図11に示してあり、
まず右側ラインセンサ20b と左側ラインセンサ30b とに
係るゼロクロスデータ(L、R)が一致しているか否か
が判断される(ステップ1101)。LとRが一致していな
い場合には、ステップ1103(図10)に戻り、一致してい
る場合にはステップ1102で、カウンタ1は走査開始位置
データ(PRESET DATA2)の値にプリセット
される。そして、中央部ゼロクロスメモリ回路14のメモ
リを読み出し(ステップ1103)、前記Cゼロデータであ
るか否かが判断される(ステップ1104)。Cゼロデータ
の読み出しは、前記演算回路96の出力データによってL
R一致視野位置データから定数Cを減じた位置から開始
される。ステップ1104において、Cゼロデータでない場
合には、ステップ1108に進む。
【0034】上記ステップ1104でYESと判断される
と、不一致度メモリ回路90から不一致度データが読み出
され(ステップ1105)、Cゼロデータにおける不一致度
と該読み出された不一致度とが比較されて、Cゼロデー
タにおける不一致度の方が大きい場合には、ステップ11
08に進む。Cゼロデータにおける不一致度の方が小さい
場合にはこの不一致度データを先にメモリされているデ
ータに代えて不一致度メモリ回路90に書き込むととも
に、当該時における、第1カウンタ50のカウント信号
(COUNTER1)の数値をアドレスデータとして、
第2カウンタ60のカウンタ信号(COUNTER2)の
数値を距離データとして、それぞれデータメモリ回路80
に書き込む。そして、ステップ1108に進み、中央視野の
走査が完了しているか否かが判断される。すなわち、前
記演算回路97においてLR一致視野位置データと定数C
との和Dが算出され、この値Dがカウンタ1のカウント
信号と等しい場合には比較回路95から走査完了信号が出
力されるから、Cゼロデータの検出のための走査は、定
数Cの2倍の範囲で行なわれ、該範囲が中央視野の範囲
となる。したがって、ステップ1108ではLR一致視野位
置データからCを減じた位置から、該データにCを加え
た位置までの範囲で走査が行なわれたか否かが判断され
る。中央視野の走査が完了していない場合にはカウンタ
1をカウントアップして(ステップ1109)、ステップ11
03に戻ってステップ1108までの手順が繰り返される。す
なわち、不一致度メモリ回路90には不一致度が最小の値
に更新されてメモリされるとともに、データメモリ回路
80には該最小の不一致度データに対応した測距結果がメ
モリされることになる。なお、一致検出処理の途中で不
一致度が「0」となった場合には、その時点で一致検出
処理を終了し、当該時の測距結果をメモリしてステップ
1003に戻るようにすることもできる。
【0035】そして、中央視野の走査が完了してステッ
プ1108でYESと判断されれば、カウンタ1がプリセッ
トされる(ステップ1110)。このとき、カウンタ1はL
R一致視野位置データ(PRESET DATA1)の
値にプリセットされる。次いで、ステップ1110からステ
ップ1003に戻って、中央部ラインセンサ10b の有効な全
画素に対応したメモリデータ(基準データ)の読み出し
が完了したか否かを第1カウンタ50の値により判断し、
完了していない場合にはステップ1004に進んで第1カウ
ンタ50をカウントアップしたのちステップ1002に戻って
ステップ1003までの一致検出処理を実行する。
【0036】基準データの読み出しが完了したならばス
テップ1003からステップ1005に進んで、中央部ゼロクロ
スメモリ回路14のデータに対して右側と左側のゼロクロ
スメモリ回路24、34のデータが規定量シフトされて上記
ステップ1001からステップ1003までが実行(シフト読み
出し)されたか否かを第2カウンタ60の値により判断す
る(ステップ1005)。シフト読み出しが完了していない
場合には、第2カウンタ60をカウントアップしてステッ
プ1001に戻り、ステップ1002からステップ1003を繰り返
す。そして、シフト読み出しが完了した場合にはステッ
プ1007に進む。
【0037】このステップ1001からステップ1006までに
おけるメモリデータの読み出しは、アドレス演算回路1
5、25、35によって、前記数9式、数10式、数11式に対
応して、中央部ゼロクロスメモリ回路14からは、
【数12】ADDRESS=COUNTER1 右側ゼロクロスメモリ回路24からは、
【数13】 ADDRESS=COUNTER1+COUNTER2 左側ゼロクロスメモリ回路34からは、
【数14】ADDRESS=COUNTER1+S−C
OUNTER2 に従って読み出される。このときの書き込みアドレスと
読み出しアドレスとの関係を図12および図13を参照して
説明する。
【0038】図12(a)は第2カウンタ60のカウント信
号が0(COUNTER2=0)のときを示し、このと
き第1カウンタ50を0から(W−1)までインクリメン
トしながら(ステップ1004)、ラインセンサ10b、20b、
30b の各画素に対応したアドレスにメモリされたデータ
を比較してそれらのデータの一致を検出する。したがっ
て、COUNTER2=0のときには、中央部ラインセ
ンサ10b と右側ラインセンサ20b の画素ではアドレスが
0から(W−1)までインクリメントされ、左側ライン
センサ30b の画素ではアドレスがSから(S+W−1)
までインクリメントされる。次いで第2カウンタ60をイ
ンクリメントし(ステップ1006)、第2カウンタ60のカ
ウンタ信号を1(COUNTER2=1)とした状態
で、第1カウンタ50を0から(W−1)までインクリメ
ントしながら(ステップ1004)、ラインセンサ10b、20
b、30b の各画素に対応したアドレスにメモリされたデ
ータを比較してそれらのデータの一致を検出する。した
がって、COUNTER2=1のときには、中央部ライ
ンセンサ10b に対してはアドレスが0から(W−1)ま
で、右側ラインセンサ20bに対しては1からWまで、左
側ラインセンサ30bに対しては(S−1)から(S+W
−2)までインクリメントされる。すなわち、右側ゼロ
クロスメモリ回路24と左側ゼロクロスメモリ回路34のメ
モリデータが、中央部ゼロクロスメモリ回路14のメモリ
データに対して1画素ずつずれて一致検出が行なわれる
ことになる。
【0039】そして、第2カウンタ60をインクリメント
しながら(ステップ1006)、第2カウンタ60のカウント
信号がCOUNTER2=Sとなるまで、一致検出が繰
り返される。なお、図13(a)はCOUNTER2=S
−1のときを示し、図13(b)はCOUNTER2=S
のときを示している。
【0040】すなわち、左右のゼロクロスメモリ回路2
4、34のメモリデータがゼロクロス点に関して一致し、
その時の中央部ゼロクロスメモリ回路14のメモリデータ
の不一致度が最小となったときの第2カウンタ60の値が
前記数6式におけるずれ量Xpに相当する。そして、こ
のずれ量がステップ1107においてデータメモリ回路80に
距離データとしてメモリされることになる。
【0041】前記ステップ1005で所定のシフト読み出し
の完了が判定されたならばステップ1007に進み、ステッ
プ1107でデータメモリ回路80に書き込まれた距離データ
が図示しない撮影レンズ駆動装置に出力されて、撮影レ
ンズが所定の位置まで移動して被写体に合焦することに
なる。
【0042】次に、図14ないし図18に示した第2実施例
を説明する。
【0043】受光センサ10、20、30は適宜数の画素を並
設した受光素子列からなる1本のラインセンサと3つの
結像レンズとが組合わされて構成されており、図15に示
すようにカメラの前面には3つの結像レンズ10a、20a、
30a が配設され、被写体から発せられた光はこれらの結
像レンズ10a、20a、30a を透過して後方に配設されたラ
インセンサ8の対応する部分に結像する。したがって、
ラインセンサ8は3つの部分に分割されて構成され、そ
れぞれラインセンサ中央部10b 、ラインセンサ右部20
b、ラインセンサ左部30bとしてある。またこれら受光セ
ンサ10、20、30はそれぞれ中央部センサ10、右側センサ
20、左側センサ30とされており、右側センサ20と左側セ
ンサ30のそれぞれの光軸20c、30cは中央部センサ10の光
軸10c を中心として対称の位置にある。
【0044】上記ラインセンサ8には、図14に示すよう
に、センサドライバ11からの駆動信号が入力され、ライ
ンセンサ8は該駆動信号に基づいて被写体からの光の捕
捉を開始する。また、センサドライバ11は駆動制御信号
線40a によって制御回路40に接続され、制御回路40から
出力される駆動制御信号によって制御される。
【0045】他方上記ラインセンサ8の出力端子には、
図14に示すように、2次差分演算回路12が接続されてお
り、該2次差分演算回路12によってラインセンサ8で得
られた被写体の輝度分布信号の2次差分を演算する。こ
の2次差分演算回路12は、第1実施例で示した図3と同
様のものであり、前記数8式によって2次差分が演算さ
れる。
【0046】また、2次差分演算回路12の出力信号は、
図12に示すように、ゼロクロス検出回路13に入力されて
おり、2次差分演算回路12で得られた2次差分のゼロク
ロス点を検出する。このゼロクロス検出回路13は、第1
実施例の図5に示したものと同様である。
【0047】上記ゼロクロス検出回路13によって得られ
たゼロクロス挙動の信号波形が、ラインセンサ中央部10
bに対応した部分とラインセンサ右部20bに対応した部
分、ラインセンサ左部30b に対応した部分とに分割され
て、各別にそれぞれゼロクロスメモリ回路14、24、34に
入力されて記憶される。このときゼロクロス挙動は、ラ
インセンサ8の右部20bと左部30bでは画素位置に対応し
てアドレス演算回路25、35から出力されるアドレスと対
応して記憶され、ラインセンサ中央部10b では第1カウ
ンタ50のカウント信号(COUNTER1)に応じて記
憶される。すなわち、アドレス演算回路25、35には第1
カウンタ50のカウント信号(COUNTER1)が入力
され、中央部メモリ回路14にはカウント信号(COUN
TER1)が入力されて順次インクリメントしながら、
中央部メモリ回路14では、
【数15】ADDRESS=COUNTER1 右側メモリ回路24では、
【数16】ADDRESS=COUNTER1 左側メモリ回路34では、
【数17】ADDRESS=COUNTER1 に従って各画素に応じてそれぞれのアドレスに記憶され
る。
【0048】また、上記アドレス演算回路25、35には第
2カウンタ60のカウント信号(COUNTER2)が入
力されており、該第2カウンタ60および前記第1カウン
タ50は制御回路40の出力信号に基づいてカウントアップ
とリセットおよびプリセットとが行なわれる。この第2
カウンタ60は、ゼロクロスメモリ回路24、34からデータ
の読み出しを行なう場合にアドレスをインクリメントす
る。また、アドレス演算回路25、35には制御回路40から
アドレス処理情報が入力され、該アドレス処理情報に基
づいてアドレス演算回路25、35からゼロクロスメモリ回
路24、34に対して所定の書込み信号と読み出し信号とが
出力される。
【0049】上記ゼロクロスメモリ回路14、24、34の出
力側には一致検出回路70が接続されており、該一致検出
回路70の出力側は制御回路40に接続されているととも
に、カウンタ1に、第1プリセットデータ信号線70a を
介してLR一致視野位置データが入力され、第2プリセ
ットデータ信号線70b を介して走査開始位置データが入
力されている。また、該一致検出回路70には、不一致度
情報線90a、90bを介して不一致度メモリ回路90が接続さ
れている。この不一致度メモリ回路90では、、後述する
一致検出の手順が実行される際に、ゼロクロスメモリ回
路14、24、34にメモリされたゼロクロスデータで、右側
ゼロクロスメモリ回路24と左側ゼロクロスメモリ回路34
の比較ゼロクロスデータとが一致する場合に、中央部ゼ
ロクロスメモリ回路14にメモリされたゼロクロスデータ
であって該比較ゼロクロスデータと一致する基準ゼロク
ロスデータが存在する位置と比較ゼロクロスデータのス
ライド後の位置との差の絶対値が不一致度としてメモリ
される。また、この不一致度メモリ回路90には、第1カ
ウンタ50のカウント信号がアドレスポート91に入力され
ている。さらに、該不一致度メモリ回路90には制御回路
40からデータメモリ信号が送出され、該信号に基づいて
不一致データが不一致度メモリ回路90に記憶される。
【0050】また、第1カウンタ50のカウント信号は、
上記不一致度メモリ回路90に入力されるとともに、デー
タメモリ回路80のアドレスポート81に入力されており、
このため不一致度とデータメモリ回路80にメモリされる
測距結果メモリとは1対1に対応している。そして、第
2カウンタ60のカウント信号は該データメモリ回路80の
距離データポート82に入力されている。さらに第1カウ
ンタ50と第2カウンタ60のカウント信号は、いずれも制
御回路40に入力されている。また、制御回路40からデー
タメモリ回路80に対してデータメモリ信号が出力され、
該信号に基づいてアドレスデータと距離データとがデー
タメモリ回路80に記憶される。なお、不一致度の検出に
関する回路ブロックは第1実施例で説明した図8と同様
である。
【0051】次に図16ないし図18に基づいて、被写体の
輝度情報のメモリの書き込みと読み出しの手順を説明す
る。
【0052】測距が開始されるとラインセンサ8に電荷
が蓄積され(ステップ1601)、第2カウンタ60がリセッ
トされ(ステップ1602)、制御回路内の図示しない読み
出し画素数カウンタがリセットされる(ステップ160
3)。
【0053】ラインセンサ8は1本で構成されているか
ら、まずそのうちのラインセンサ左部30b に関する部分
の最初の画素の読み出しが開始されたか否かが読み出し
画素数カウンタの値により判断され(ステップ1604)、
当該最初の部分の読み出しが開始されるまで1画素ずつ
出力される(ステップ1605)。当該最初の部分の読み出
しが開始されたならば、第1カウンタ50がリセットされ
る(ステップ1606)。そして、ラインセンサ左部30b の
1画素に対応したデータを読み出して(ステップ160
7)、読み出されたデータを左側ゼロクロスメモリ回路3
4に書き込む(ステップ1608)。なお、ステップ1607と
ステップ1608との間でゼロクロス検出が実行される。次
いでステップ1609に進んで全画素について読み出しが完
了したか否かを第1カウンタ50の値により判断し、読み
出されていない場合にはステップ1610に進んで第1カウ
ンタ50をカウントアップしたのちステップ1607に戻って
1画素読み出しと左側ゼロクロスメモリ回路34への書き
込みが行なわれる(ステップ1608)。そして左側ゼロク
ロスメモリ回路34にデータが書き込まれる際には、第1
カウンタ50のカウント信号に基づいてアドレス演算回路
35からアドレスを指定されてメモリされる。このとき、
メモリされるアドレスは、前記数17式に従って指定され
る。
【0054】ラインセンサ左部30b の全画素の読み出し
が完了してステップ1609でYESとなると、ステップ17
03(図17)に進んでラインセンサ中央部10b に関する部
分の最初の画素の読み出しが開始されたか否かが読み出
し画素数カウンタの値により判断され、当該最初の部分
の読み出しが開始されるまで1画素ずつ出力される(ス
テップ1704)。当該最初の部分の読み出しが開始された
ならば第1カウンタ50がリセットされ(ステップ170
5)、前記ステップ1607から1610と同様に、ラインセン
サ中央部10b に関して、ゼロクロス検出が行なわれなが
ら、1画素ずつの読み出し(ステップ1706)と中央部ゼ
ロクロスメモリ14への書き込み(ステップ1707)、第1
カウンタ50の値によるラインセンサ中央部10b の全画素
についての読み出し完了の判断(ステップ1708)とが第
1カウンタ50をカウントアップしながら(ステップ170
9)繰り返される。なお、メモりされるアドレスは、数1
5式に従って指定される。
【0055】ラインセンサ中央部10b の全画素について
の読み出しが完了してステップ1708においてYESと判
断されると、ステップ1803(図18)に進んで、1画素ず
つ出力しながら(ステップ1804)ラインセンサ右部20b
に関する部分の最初の画素の読み出し開始が読み出し画
素数カウンタの値により判断され、当該最初の部分の読
み出しが開始されたならば第1カウンタ50がリセットさ
れる(ステップ1805)。そして、ラインセンサ左部30b
とラインセンサ中央部10bに関する手順と同様に、ライ
ンセンサ右部20b に関して、ゼロクロス検出が行なわれ
ながら、1画素ずつの読み出し(ステップ1806)と右側
ゼロクロスメモリ24への書き込み(ステップ1807)、第
1カウンタ50の値によるラインセンサ右部20b の全画素
についての読み出し完了の判断(ステップ1808)とが第
1カウンタ50をカウントアップしながら(ステップ180
9)繰り返される。右側ゼロクロスメモリ回路24にデー
タが書き込まれる際には、第1カウンタ50のカウント信
号に基づいてアドレス演算回路25から数16式に従って指
定されたアドレスにメモリされる。
【0056】ラインセンサ8の全画素について読み出し
が終了して前記ステップ1608の判定がYESとなれば、
第1実施例において説明した図10および図11の手順と同
様に、ゼロクロスメモリ回路14、24、34からメモリデー
タが読み出され、一致検出回路70にて不一致度が最小と
なる場合の測距結果データが取得される。そして、シフ
ト読み出しが完了した場合には、データメモリ回路80か
ら測距データが出力される(ステップ1007)。
【0057】ゼロクロスメモリ回路14、24、34のメモリ
データの一致検出の手順においては、第1カウンタ50と
アドレス演算回路25、35によって、前記数15式、数16
式、数17式に対応して、中央部ゼロクロスメモリ回路14
からは、
【数18】ADDRESS=COUNTER1 右側ゼロクロスメモリ回路24からは、
【数19】 ADDRESS=COUNTER1+COUNTER2 左側ゼロクロスメモリ回路34からは、
【数20】ADDRESS=COUNTER1+S−C
OUNTER2 に従って読み出される。なお、数20式の中のSは定数で
ある。このときの書き込みアドレスと読み出しアドレス
との関係は、第1実施例の図12および図13と同様であ
り、書き込みのアドレスは、前記数15式、数16式、数17
式に従って行なわれる。
【0058】この第2実施例によれば、ラインセンサを
1本としこれを3つに分割して用いるようにしたから、
上記2次差分演算回路とゼロクロス検出回路もそれぞれ
1組ずつとなる。このため、3本のラインセンサを用い
る第1実施例に示した測距装置では、それぞれのライン
センサに対応して2次差分演算回路とゼロクロス検出回
路とが3組ずつ配設される構造となるが、第2実施例に
係る測距装置では1本のラインセンサと、1組の2次差
分演算回路、ゼロクロス検出回路とでよく、部品点数を
少なくすることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るパッ
シブ型オートフォーカス装置用測距装置によれば、3組
のラインセンサで被写体輝度を捕捉しそのデータから2
次差分を演算し、該2次差分のゼロクロス点を特徴点と
してそのゼロクロスデータを記憶し、3組のうちの1つ
を基準のゼロクロスデータとして他の2つのゼロクロス
データを順次1画素ずつずらしながら3組のデータがゼ
ロクロス点に関して一致するか否かを比較して、一致し
たときのずらし量を距離データとして被写体までの距離
を演算するようにしたから、相関演算して距離データを
求めるものに比べて演算処理速度が速くなる。このた
め、動的な被写体を確実に捕捉して素早いピント合わせ
を行なうことができる。
【0060】また、3組のうちの2つのゼロクロスデー
タが一致し、他のゼロクロスデータが一致しない場合に
は、最小の不一致度となる位置で測距データを取得でき
るから、受光センサの取付誤差が生じて、3組のデータ
が全てゼロクロスデータで一致しなくなってしまった場
合でも、確実に被写体距離を測定できる。しかも、不一
致度の検出は一定の範囲のみを走査して行なうから、不
一致度の検出処理時間が短くなる。
【0061】加えて、2次差分のゼロクロスデータを比
較するものであるため、ラインセンサ上の被写体輝度分
布のパターンに依存することがないから、高精度に距離
データを取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】このパッシブ型オートフォーカス装置用測距装
置の回路ブロック図である。
【図2】受光センサの概略の構造を示す側面図である。
【図3】ラインセンサの出力から2次差分を演算する2
次差分演算回路の回路図である。
【図4】図3の回路におけるタイムチャートである。
【図5】2次差分演算回路によって求められた2次差分
信号からゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路の
回路図である。
【図6】図5の回路におけるタイムチャートである。
【図7】被写体輝度分布とそれに対する1次差分と2次
差分を示す図である。
【図8】ゼロクロスデータに関する不一致度を検出する
回路のブロック図である。
【図9】ラインセンサから得られたデータをゼロクロス
メモリ回路に書き込む手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】ゼロクロスメモリ回路に記憶されたデータの
一致を検出するために、該ゼロクロスメモリ回路から所
定のデータを読み出す手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】ゼロクロスメモリ回路に記憶されたデータの
一致または最小の不一致度となるデータから測距データ
を取得する手順を示すフローチャートである。
【図12】ゼロクロスメモリ回路に記憶されたデータを
読み出して比較する際の操作手順を説明する図である。
【図13】ゼロクロスメモリ回路に記憶されたデータを
読み出して比較する際の操作手順を説明する図である。
【図14】このパッシブ型オートフォーカス装置用測距
装置の回路ブロック図である。
【図15】受光センサの概略の構造を示す側面図であ
る。
【図16】ラインセンサから得られたデータをゼロクロ
スメモリ回路に書き込む手順を示すフローチャートであ
って、ラインセンサの左部に関するものである。
【図17】ラインセンサから得られたデータをゼロクロ
スメモリ回路に書き込む手順を示すフローチャートであ
って、ラインセンサの中央部に関するものである。
【図18】ラインセンサから得られたデータをゼロクロ
スメモリ回路に書き込む手順を示すフローチャートであ
って、ラインセンサの右部に関するものである。
【図19】測距原理を示す光路図である。
【図20】測距原理に基づいて測定手順を説明するため
の図で、受光素子列で検出される被写体像の輝度分布に
関する信号図である。
【符号の説明】
10 受光センサ 20 受光センサ 30 受光センサ 10a 結像レンズ 20a 結像レンズ 30a 結像レンズ 10b 中央部ラインセンサ、ラインセンサ中央部 20b 右側ラインセンサ、 ラインセンサ右部 30b 左側ラインセンサ、 ラインセンサ左部 11、21、31 センサドライバ 12、22、32 2次差分演算回路 13、23、33 ゼロクロス検出回路 14、24、34 ゼロクロスメモリ回路 15、25、35 アドレス演算回路 40 制御回路 50 第1カウンタ 60 第2カウンタ 70 一致検出回路 80 データメモリ回路 90 不一致度メモリ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の輝度分布を捕捉する3組の受光
    センサと、 上記それぞれの受光センサの出力信号の2次差分を算出
    する2次差分演算回路と、 上記それぞれの2次差分演算回路の出力信号のゼロクロ
    ス点を検出するゼロクロス検出回路と、 上記それぞれのゼロクロス検出回路によって得られたゼ
    ロクロス挙動信号を記憶するゼロクロスメモリ回路と、 上記それぞれのゼロクロスメモリ回路に記憶されたゼロ
    クロス挙動信号を比較してこれらの一致を検出する一致
    検出回路と、 上記3組の受光センサのうちの1つを基準とし該基準受
    光センサから得られたゼロクロス挙動信号に対して、他
    の2つの受光センサから得られたゼロクロス挙動信号を
    順次スライドさせてこれらのゼロクロス挙動信号の一致
    を上記一致検出回路により検出する際、上記3組の受光
    センサのうちの2つの比較ゼロクロスデータが一致し、
    他の受光センサのゼロクロスデータに該比較ゼロクロス
    データと一致する基準ゼロクロスデータが存在する時
    に、上記比較ゼロクロスデータの受光センサのスライド
    後の位置と基準ゼロクロスデータの位置との差の絶対値
    を不一致度として、上記一致検出回路によって検出され
    た測距結果メモリと1対1に対応して記憶する不一致度
    メモリ回路とを有し、 上記比較ゼロクロスデータが一致した場合の基準ゼロク
    ロスデータとの不一致度が最小となる場合を基準受光セ
    ンサのゼロクロスデータを走査して検出する際に、該基
    準ゼロクロスデータの前後の所定量に含まれたゼロクロ
    スデータについて走査し、不一致度が最小となるときの
    測距結果から被写体までの距離を演算することを特徴と
    するパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置。
JP29646191A 1991-10-16 1991-10-16 パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置 Pending JPH05107460A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29646191A JPH05107460A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置
US07/961,544 US5298934A (en) 1991-10-16 1992-10-15 Range finder for passive type autofocussing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29646191A JPH05107460A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05107460A true JPH05107460A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17833856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29646191A Pending JPH05107460A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05107460A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0666007B2 (ja) カメラのピント検出装置
US5189461A (en) Range finder for passive type autofocussing device
JP2954720B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JPH05107460A (ja) パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置
JP3025564B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3025563B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
US5257061A (en) Range finder for passive-type autofocusing device
JP2954719B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JPH05107459A (ja) パツシブ型オートフオーカス装置用測距装置
JP2954723B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP2954718B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP2954721B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3064064B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP2954724B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3025565B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP2954722B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3064062B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3064063B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP2993754B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JP3080768B2 (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
US5298934A (en) Range finder for passive type autofocussing device
US5274415A (en) Range finder for passive type autofocussing device
JPH04277709A (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JPH04277708A (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置
JPH04277710A (ja) パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000329