JPH0510831A - 温度検知素子 - Google Patents

温度検知素子

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Publication number
JPH0510831A
JPH0510831A JP18360391A JP18360391A JPH0510831A JP H0510831 A JPH0510831 A JP H0510831A JP 18360391 A JP18360391 A JP 18360391A JP 18360391 A JP18360391 A JP 18360391A JP H0510831 A JPH0510831 A JP H0510831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
film
substrate
hydrogen
detecting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP18360391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Tosaka
久雄 登坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】測定対象物を汚染せずに特定温度を検知するこ
とができる温度検知素子を提供することを目的とする。 【構成】石英やガラスで形成された基板1と、その上に
プラズマCVDで成膜されたアモルファス水素化シリコ
ン膜2とで温度検知素子を構成する。そして、ある一定
温度に達するとアモルファス水素化シリコン膜2の水素
が脱離し、膜2の色相が変化し、これにより温度を検知
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ある特定の温度を検
知するための温度検知素子に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
特定温度を検知することを目的として、サ−モラベルが
用いられている。このサ−モラベルは、温度により変色
する色素等の示温材料を用いたラベルであり、直接温度
検知対象物に貼り付けて用いられる。このようなサ−モ
ラベルの利点は、外部から視覚的に温度を検知できるこ
とにある。
【0003】しかしながら、測定対象物によっては、サ
−モラベルに用いられる接着剤及びその他の材料がその
測定対象物を汚染してしまうおそれがある。
【0004】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであって、測定対象物を汚染せずに特定温度を
検知することができる温度検知素子を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、アモルファス水素化シリコン膜を該膜と
密着性の良い基板上に成膜してなり、前記アモルファス
水素化シリコン(以下、a−Si:Hと表わす)膜の水
素の脱離に伴うその膜の色相の変化により温度を検知す
ることを特徴とする温度検知素子を提供する。
【0006】
【作用】基板上に成膜されたa−Si:H膜中の水素
は、特定の温度(例えば450℃)で脱離する。この水
素の脱離に伴って膜の屈折率が変化する。すなわち、水
素を含んでいる膜では屈折率が3.1程度であるが、温
度が上昇して水素が脱離すると屈折率は3.7程度に大
幅に増大する。この屈折率の変化は人間の視覚により容
易に膜の色の変化として把握することができる。従っ
て、膜の色の変化により特定温度(例えば450℃)を
超えたことを検知することができる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、この発明の実施
例について説明する。
【0008】図1は、この発明の実施例に係る温度検知
素子を示す概略構成図である。この実施例では、基板と
して石英を用いており、石英基板1上にa−Si:H膜
2が形成されている。このa−Si:H膜2はプラズマ
CVD法により容易に形成することができる。この際の
成膜条件は、例えば以下のように設定される。
【0009】 反応ガス: SiH4 (流量20ccm) H2 (流量180ccm) 圧力: 0.8Torr RFパワ−: 0.06W/cm2 成膜温度: 100℃ 膜厚: 0.2ミクロン このような条件で石英基板1上に成膜されたa−Si:
H膜2は、成膜ままではその屈折率が3.1程度であ
る。この基板を加熱していくと、450℃において膜中
の水素が脱離するため、膜の屈折率が3.7程度に上昇
する。0.2ミクロン程度の膜厚の場合には、膜の色が
薄い黄褐色からこげ茶色に変化する。この色の変化によ
り温度が450℃を超えたことを検知することができ
る。
【0010】基板として、上述した石英やガラスを用い
た場合には膜が剥離せず、ダストが発生しない。従っ
て、測定対象物を汚染することなく温度を検知すること
ができる。しかもこの温度検知素子は、半導体プロセス
で使用されている汚染のない材料のみで構成されてお
り、また水素を発生するだけであるので、特に半導体プ
ロセスでの温度検知に有効である。
【0011】また、基板として石英やガラスのような透
明な材質のものを用いた場合には、a−Si:H膜2の
色相変化を、膜の反射光あるいは透過光のいずれによっ
ても判別できるという利点もある。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、測定対象物を汚染す
ることなく特定温度を検知することができる温度検知素
子が提供される。従って、特に不純物元素による汚染が
問題となる半導体プロセスの温度モニタとして有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る温度検知素子を示す構
成図。
【符号の説明】
1;基板、2;a−Si:H膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アモルファス水素化シリコン膜を該膜と
    密着性の良い基板上に成膜してなり、前記アモルファス
    水素化シリコン膜の水素の脱離に伴うその膜の色相の変
    化により温度を検知することを特徴とする温度検知素
    子。
JP18360391A 1991-06-28 1991-06-28 温度検知素子 Pending JPH0510831A (ja)

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