JPH0510833Y2 - - Google Patents

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JPH0510833Y2
JPH0510833Y2 JP12388488U JP12388488U JPH0510833Y2 JP H0510833 Y2 JPH0510833 Y2 JP H0510833Y2 JP 12388488 U JP12388488 U JP 12388488U JP 12388488 U JP12388488 U JP 12388488U JP H0510833 Y2 JPH0510833 Y2 JP H0510833Y2
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ball
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、球技用ボールのための皮革パネルに
関する。
<従来の技術> サツカーボール等球技用ボールは、所謂縫いボ
ールと貼りボールの2種類に大別できる。縫いボ
ールとは、表皮層を形成する複数枚の皮革パネル
同士が縫い合わされた構造のボールをいい、他方
貼りボールとは、同様の複数枚の皮革パネルがボ
ール基体に貼り合わされた構造のボールをいう。
本考案は、上述の縫いボールの改良に関するも
のである。なお、表皮層を構成する皮革パネルと
は、天然皮革に限らず、合成皮革その他皮革様の
パネルをいう。
第6図及び第7図において、3は従来例にかか
る皮革パネルでラテツクスコーテイングされた複
数枚(図示例では4枚)の布を重ね合わせ、ラテ
ツクスにて接着した布層8と、この布層8の表面
を被覆し、これに一体的に接着された合成皮革2
1よりなる。布層8は、補強及び真球性を維持さ
せる作用をなし、合成皮革層21は、衝撃の緩
和、感触のソフト化を果たすものである。この皮
革パネル3には、第7図に示すように、パネル周
辺に縫合用小孔11,11……がポンチ等であけ
られ、この小孔11,11……に糸6を通すこと
により隣接するパネル4が縫い合わされるのであ
る。
<考案が解決しようとする課題> 上記構造のボールにあつては、次のような課題
がある。即ち、布層8に合成皮革層21を接着し
た後、縫合用小孔11,11……が穿設されるた
め、小孔11,11……内の側面及び布層8の側
面は布素材が露出している。それ故、糸6の張力
で、小孔11が拡がり、或いは布層8側面の繊維
がほどけ、ボール自体が大きく膨らみ、或いは変
形する。さらにこれらより、ボールとしての耐久
性が低下する。
またパネル3の表面に使用される合成皮革は、
耐引裂、耐摩耗性に劣り、ボール表面の素材とし
ては不十分である。実際、約3〜4カ月の使用で
表皮がボロボロになることが確認されている。
本考案は、このような課題を解決するためにな
されたものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、圧搾空気が封入される球形中空体の
ゴム製チユーブ、該チユーブを被覆して形成され
た複数枚の皮革パネルを縫い合わせてなる表皮層
を具備してなる球技用ボールのための皮革パネル
であつて、該皮革パネルは、所定形状の布を複数
枚重ね合わせ接着した布層と、該布層の表面を被
覆し、該布層に一体的に接着しめられたエラスト
マー層と、該エラストマー層及び上記布層を貫通
して形成された複数の縫合用小孔とを備え、上記
布層の側面及び上記縫合用小孔内の露出面は、上
記エラストマー層のエラストマーにて被覆されて
なるものである。
<作用> 皮革パネルを構成する布層の側面及び縫合用小
孔内の露出面は、エラストマー層にて被覆され
る。これにより小孔に糸を通して引つ張つたとき
も、小孔は拡がらない。また布層側面から、布の
繊維がほどけていくこともない。
<実施例> 第1図において、1はサツカーボールを示し、
表皮層2は、20枚の6角形皮革パネル3,3……
と、12枚の5角形皮革パネル4,4……よりな
る。6角形皮革パネル3,3……には、模様5,
5……が印刷されている。
皮革パネル3,4……は、第2図に示すよう
に、その端部が内側に折り曲げられて、糸6によ
り縫い合わされ、全体として球形に構成されてい
る。皮革パネル3,4は、ラテツクスコーテイン
グされた複数枚(図示の例では4枚)の布7,7
……を重ね合わせ、接着してなる布層8と、この
布層8を被覆し、これに一体的に接着されたエラ
ストマー層9よりなる。ここで布層8の布素材と
しては天然繊維(木綿、ヒースコース等)や合成
繊維(ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド
等)、或いはそれらの混紡(木綿−ポリエステル)
が使用でき、またエラストマー層9のエラストマ
ー材料としては、PVC系、ポリオレフイン系、
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリスチレン
系が使用できる。また、布層8の厚さは約0.5〜
1.5mm、エラストマー層9の厚さは約0.5〜1.0mmと
することができる。布層8は補強及び真球性維持
の作用をなし、エラストマー層9は、衝撃の緩
和、感触のソフト化、さらに耐引裂性、耐摩耗性
の向上を図るものである。10は、表皮層2内に
収容されたゴム製チユーブで、圧搾空気が封入さ
れた球形中空体である。
第3図に示すように、皮革パネル3の周辺には
一定間隔を隔てて、直径約1.0〜2.0mmの縫合用小
孔あるいは長さ約3mmスリツト11,11……が
複数個穿設されている。第4図に示すように、布
層8の側面及び小孔11内の露出面には、エラス
トマー層9の延在部分9a,9bが形成され布層
8を覆つている。布層8側面のエラストマー延在
部分9aの厚さは、約1.0〜1.5mmである。小孔1
1内の露出面のエラストマー延在部分9aの厚さ
は約0.5〜1.0mmである。
第6図は、皮革パネル3を製造するための金型
装置を示し、12は固定型で、エラストマー材料
を射出するランナー13が形成されている。この
固定型12の表面には、6角形又は5角形の皮革
パネル大に裁断された布層8が固定される針1
4,14……が植立されている。この針14,1
4……は、布層8の固定と同時に小孔11,11
……を形成するものであり、布層8の周辺に突き
刺さる如く複数設けられている。15は、移動型
で、皮革パネル3形状例えば6角形のキヤビテイ
16を有する。17は移動型15のキヤビテイ1
6内に形成された突部で、模様5のパターンを有
する。18は、固定型12と移動型15の間に配
置された転写フイルムで、図中上方から下方へ向
かつて移動する。19,19は、フイルム18を
移動させるためのローラである。布層8の中央に
は、ゲート20が設けられており、加熱可塑化さ
れたエラストマーは、ランナー13及びゲート2
0を通つてキヤビテイ16内に注入される。即
ち、移動型15を固定型12に押し当てた状態
で、ランナー13よりエラストマーを注入すれ
ば、その射出圧力によりエラストマーは、布層8
の側面及び針14と布層8の間にしみ込む如く侵
入し、延在部分9a,9bを形成する。尚、布層
8側面の延在部分9aを厚くせんとすれば、布層
側面aと、キヤビテイ側面Aとの間に僅かな隙間
が形成されるよう両者の寸法を設定すればよい。
エラストマーの注入に際し、移動型15の突部1
7にて押圧される転写フイルム18の印刷インク
がエラストマー側に転写され、模様5が形成され
る。このとき、インクはエラストマー層9に浸み
込むため、エラストマー層9が摩耗しても、模様
5は長期間保持される。
<考案の効果> 本考案によれば、皮革パネルを構成する布層の
側面及び縫合用小孔内の露出面をエラストマー延
在部分で被覆することにより、布層側面から繊維
がほどけることを防止し、また小孔が糸の張力に
より拡大することを防止する。それ故、布層本来
の補強材としての作用を全うさせることができ、
ボールの経時的膨張及び変形を抑制することがで
きる。
また皮革層表面の材料としてエラストマーを使
用することにより、従来の合成皮革に比較して、
耐引裂性及び耐摩耗性を向上させることができ、
これよりボールの耐久性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例に係る皮革パネルを
使用したサツカーボールの外観を示す斜視図、第
2図は、第1図−線断面図、第3図は、皮革
パネルを示す正面図、第4図は、第3図−線
断面図、第5図は、皮革パネルを製造する金型装
置を示す断面図、第6図及び第7図はそれぞれ第
2図及び第4図に対応する従来例断面図である。 1……サツカーボール、2……表皮層、3,4
……皮革パネル、5……模様、6……糸、8……
布層、9……エラストマー層、11,11……縫
合用小孔、12……固定型、14……針、15…
…移動型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧搾空気が封入される球形中空体のゴム製チユ
    ーブ、該チユーブを被覆して形成された複数枚の
    皮革パネルを縫い合わせてなる表皮層を具備して
    なる球技用ボールのための皮革パネルであつて、
    該皮革パネルは、所定形状の布を複数枚重ね合わ
    せ接着した布層と、該布層の表面を被覆し、該布
    層に一体的に接着せしめられたエラストマー層
    と、該エラストマー層及び上記布層を貫通して形
    成された複数の縫合用小孔とを備え、上記布層の
    側面及び上記縫合用小孔内の露出面は、上記エラ
    ストマー層のエラストマーにて被覆されてなるこ
    とを特徴とする球技用ボールのための皮革パネ
    ル。
JP12388488U 1988-09-20 1988-09-20 Expired - Lifetime JPH0510833Y2 (ja)

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JPH0245771U JPH0245771U (ja) 1990-03-29
JPH0510833Y2 true JPH0510833Y2 (ja) 1993-03-17

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WO1999015242A1 (fr) * 1997-09-22 1999-04-01 Molten Corporation Ballon de jeu
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JP2009006052A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Molten Corp ボール

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