JPH0510894A - イオン散乱分析装置 - Google Patents

イオン散乱分析装置

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JPH0510894A
JPH0510894A JP3160475A JP16047591A JPH0510894A JP H0510894 A JPH0510894 A JP H0510894A JP 3160475 A JP3160475 A JP 3160475A JP 16047591 A JP16047591 A JP 16047591A JP H0510894 A JPH0510894 A JP H0510894A
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JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
sample
analyzer
main body
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP3160475A
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English (en)
Inventor
Ikuo Konishi
郁夫 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分析すべき試料の着脱および他の真空装置と
の間の搬送を真空下で行うことが可能な構造のイオン散
乱分析装置を提供する。 【構成】 内部に試料が配置される真空チェンバを、分
析装置本体から分離して、その装置本体に着脱自在に装
着可能な構造とするとともに、その真空チェンバの装置
本体への装着部には、このチャンバの内部と外部とを気
密に仕切るための開閉自在の扉を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はイオン散乱分析装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】 イオン散乱分析装置は、電子材料等の
試料に高エネルギイオンビームを照射することによって
発生する散乱イオンを、SSD(半導体検出器)を用い
て検出する構造のものが一般的で、その検出結果に基づ
いて試料の分析(物性評価)が行われる。このような分
析装置において、分析すべき試料の着脱は、装置に備え
つけられた真空チェンバにゴニオメータを配置し、この
ゴニオメータ上のステージに試料を装着・離脱すること
よって行われている。また、その着脱作業は、従来、装
置の真空をリークして大気下で行うか、あるいは、ロー
ドロック室を通じて真空下で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、電子材料
などの試料の分析はイオン散乱分析を含め、高真空下で
大気にさらすことなく行うことが望まれる場合が多々あ
り、しかも、成膜装置などの真空装置内で、その場で観
察することが望まれている。これらの要求を満たすに
は、各種真空装置のそれぞれに、イオン散乱分析装置を
取り付ければよいが、イオン散乱分析装置は高価で、か
つその配置スペースも必要となることから、その実施は
容易ではない。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、分析すべき試料の着
脱および他の真空装置との間の搬送を真空下で行うこと
が可能な構造のイオン散乱分析装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ための構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明
とすると、本発明は、内部に試料Sが配置される真空チ
ェンバ2を、分析装置本体1から分離し、かつ、その装
置本体1に着脱自在に装着可能な構造とするととも、真
空チェンバ2の装置本体1への装着部には、このチャン
バ2の内部と外部とを気密に仕切るための開閉自在の扉
(ゲートバルブ)21を設けたことによって特徴づけら
れる。
【0006】
【作用】 試料Sの装置からの離脱は、真空チェンバ2
を装置本体1から分離することで行うが、この分離時に
扉21を閉鎖しておけば、真空チェンバ2内部は真空の
ままの状態が維持され、試料Sが大気にさらされること
はない。また、成膜装置100などの各種真空装置を、
真空チェンバ2を装着可能な構造としておけば、それら
の真空装置とイオン散乱分析装置との間の試料Sの搬送
を、真空下において行うことも可能となる。
【0007】
【実施例】 図1は本発明実施例の構成を示す図であ
る。まず、装置全体は、分析装置本体1に真空チェンバ
2を、ゲートバルブ21を介して接続した構造である。
その両者の接続には、例えばフランジによるねじ止め、
あるいはカプラなどの公知の接続機構が採用されてお
り、真空チェンバ2の分析装置本体1への装着あるいは
分離を容易に行うことのできる構造となっている。な
お、ゲートバルブ21は真空チェンバ2側に固着されて
いる。
【0008】分析装置本体1は、その内部を高真空状態
に維持するための排気ポンプ11およびイオン発生部
(図示せず)等を備えており、そのイオン発生部から引
き出され高エネルギに加速されたイオンビームIBが真空
チェンバ2内部へと入射する。真空チャンバ2内には、
後述するトランスファロッド23によって支持されたホ
ルダ24が配置されており、このホルダ24に装着され
た試料SにイオンビームIBが照射される。そして、この
イオンビーム照射により発生する散乱イオンは、分析装
置本体1側に配置したSSD12よって検出される。な
お、SSD12はイオンビームIBの近傍位置、例えばイ
オンビーム軸に対して175°後方に傾いた位置に配置
されている。この配置は、機器の設置条件および測定目
的により異なり、特に限定されるものではない。
【0009】また、分析装置本体1の真空チェンバ2の
接続部は、イオンビームIBの軸を中心として回転可能な
構造の磁気シール軸13となっており、この軸13に
は、その外周に固着された歯車13aと、これに噛み合
う歯車3aおよびモータ3によって構成される回転駆動
機構が設けられている。従って、この磁気シール軸12
に接続された真空チェンバ2つまりホルダ24は、イオ
ンビーム軸を中心として適宜に回転可能となっている。
【0010】一方、真空チェンバ2には、先のゲートバ
ルブ21に加えて、トランスファロッド23と対向する
位置に、もう一つのゲートバルブ22が装着されてい
る。このゲートバルブ22は、成膜装置100の所定位
置に接続可能な構造となっている。なお、この接続も先
の分析装置本体1への接続の場合と同様な手法を採用す
る。
【0011】また、トランスファロッド23は、イオン
ビームIBの軸に直交して配置されており、ホルダ24を
その直交軸を中心として任意に回転させることができ、
さらにホルダ24をゲートバルブ22を通じてチェンバ
2の外部へと平行移動させることができる。なお、これ
らの駆動は、トランスファロッド23の端部に設けた外
部マグネット23aによって行われる。
【0012】さらに、真空チェンバ2はバッテリ駆動式
のイオンポンプ25を備えている。このポンプ25は、
真空チェンバ2を分析装置本体1などから分離した際
に、その内部の高真空を維持するためのものである。な
お、この種のイオン散乱分析装置においては、ビーム電
流を測定する必要がある。そこで、この実施例において
は、分析装置本体1と真空チェンバ2との間にインシュ
レータ4を挟んで接続して、その両者を電気的に絶縁し
た状態とし、電流計5を真空チェンバ2とアースとの間
に接続することによって測定する。
【0013】次に、試料Sの装置への搬送・着脱の手順
とともに、本発明実施例の作用を述べる。なお、この例
で使用する成膜装置100は、複数の蒸発源セル10
1,102等を備えたMBE装置である。まず、分析装
置本体1から真空チェンバ2を分離し、ホルダ24に試
料Sを装着した後、真空チェンバ2を成膜装置100に
接続する。このとき、接続側のゲートバルブ22は
「開」、もう一方のゲートバルブ21は「閉」とする。
次いで成膜装置100側の排気ポンプ(図示せず)によ
り、成膜装置100内部および真空チェンバ2内の真空
引きを行って高真空状態に維持する。次に、トランスフ
ァーロッド23によりホルダ24を成膜装置100内に
挿入し、試料Sを所定位置に配置してこの状態で成膜処
理を施す。その処理が完了した時点で、ホルダ24を真
空チェンバ2内へと戻した後、ゲートバルブ22を閉鎖
するとともにイオンポンプ25を駆動し、次いで真空チ
ェンバ2を成膜装置100から分離する。
【0014】次に、分離した真空チェンバ2を分析装置
本体1に搬送して接続する。この後に分析装置本体1内
を高真空状態に維持し、この状態でゲートバルブ21を
開放するとともに、イオンポンプ25の駆動を停止す
る。そして、試料Sの表面に形成した膜のイオン散乱よ
る分析が完了した後に、ゲートバルブ21を閉鎖すると
ともにイオンポンプ25を駆動し、次いで真空チェンバ
2を分析装置本体1から分離して、次の処理もしくは分
析を行うための真空装置へと搬送して、以下、先と同様
な手順によって試料Sをその真空装置への着脱を行う。
【0015】ここで、以上の実施例によると、イオン散
乱分析を行う際に、試料SをイオンビームIBの軸回り、
およびトランスファロッド23の中心軸回りの2軸につ
いて回転させることができるので、チャンネリングを利
用した結晶構造評価を行うことが可能となる。しかも、
それらの回転を行うための機構として、真空チェンバ2
内に存在するのはトランスファロッド23のみで、従っ
て、一般的なゴニオメータを使用する場合に比して、試
料ステージ(ホルダ)の形状寸法を容易に大きくするこ
とができ、これにより、分析を行う試料Sの大きさに制
限がなくなるといった利点が生じる。
【0016】なお、分析目的がイオン散乱を利用した膜
厚測定や組成分析などであれば、一般にランダム測定と
称される方式で充分であり、この場合は、分析時の試料
Sの回転は不要で、磁気シール軸13やトランスファロ
ッド23の回転機構を省略することもできる。また、以
上の実施例では、磁気シール軸13およびトランスファ
ロッド23などによって試料Sの回転を行うよう構成し
ているが、これらの回転機構のほか、例えば、真空チェ
ンバ2と分析装置本体1とをベローズを介して接続する
とともに、そのベローズの許容たわみ角範囲内で真空チ
ェンバ2を回転させる機構を設けて、試料Sを上述した
2軸まわりに回転させるよう構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、試料が配置される真空チェンバを、分析装置本体か
ら分離して、その装置本体に着脱自在に装着可能な構造
とするととも、真空チェンバの装置本体への装着部に
は、このチャンバの内部と外部とを気密に仕切るための
開閉自在の扉を設けたので、装置への試料の着脱を真空
下において行うことができ、しかも、他の各種真空装置
との間の搬送も、大気にさらすことなく真空下で行うこ
とが可能となる。これによって、成膜装置などの各種真
空装置のそれぞれにイオン散乱分析装置を取り付けるこ
となく、例えば成膜工程を行った後にその場で膜の分析
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例の構成を示す図
【符号の説明】
1・・・・分析装置本体11・・・・排気ポンプ12・・・・SSD
2・・・・真空チェンバ21,22・・・・ゲートバルブ23・・
・・トランスファロッド24・・・・ホルダ25・・・・イオンポ
ンプ100・・・・成膜装置IB・・・・イオンビームS・・・・試料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 真空チェンバ内に配置された試料にイオ
    ンビームを照射し、これによって発生する散乱イオンを
    検出して、その検出結果を試料の分析情報として供する
    よう構成した装置において、上記真空チェンバを、当該
    分析装置本体から分離し、かつ、その装置本体に着脱自
    在な構造とするととも、上記真空チェンバの上記装置本
    体への装着部には、このチャンバの内部と外部とを気密
    に仕切るための開閉自在の扉を設けたことを特徴とする
    イオン散乱分析装置。
JP3160475A 1991-07-01 1991-07-01 イオン散乱分析装置 Pending JPH0510894A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160475A JPH0510894A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 イオン散乱分析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3160475A JPH0510894A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 イオン散乱分析装置

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Publication Number Publication Date
JPH0510894A true JPH0510894A (ja) 1993-01-19

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ID=15715762

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JP3160475A Pending JPH0510894A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 イオン散乱分析装置

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