JPH0511059A - シンチレーシヨンカメラ - Google Patents
シンチレーシヨンカメラInfo
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- JPH0511059A JPH0511059A JP18564591A JP18564591A JPH0511059A JP H0511059 A JPH0511059 A JP H0511059A JP 18564591 A JP18564591 A JP 18564591A JP 18564591 A JP18564591 A JP 18564591A JP H0511059 A JPH0511059 A JP H0511059A
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- Japan
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- signal
- digital
- pulse signal
- integrated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高計数率時の計数率特性の向上及び位置演算
精度の向上により画像の劣化を防ぐ。 【構成】 各非線形増幅器出力またはその加算出力を積
分するデジタル積分器を、パルス信号ごとに時間的に3
段階以上に分割してそれぞれデジタル信号の積分を行う
3個以上のデジタル積分回路と、前半の少なくとも2段
階の積分値をパイルアップ時の予測値に変換する変換器
とを含んで構成する。
精度の向上により画像の劣化を防ぐ。 【構成】 各非線形増幅器出力またはその加算出力を積
分するデジタル積分器を、パルス信号ごとに時間的に3
段階以上に分割してそれぞれデジタル信号の積分を行う
3個以上のデジタル積分回路と、前半の少なくとも2段
階の積分値をパイルアップ時の予測値に変換する変換器
とを含んで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンガー型ガンマカ
メラやECT装置などの核医学診断装置に関し、とくに
シンチレーションカメラに関する。
メラやECT装置などの核医学診断装置に関し、とくに
シンチレーションカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】シンチレーションカメラでは、放射線の
入射によってシンチレータに生じた光を光電子増倍管で
電気信号に変換することによってパルス信号を得、この
各光電子増倍管の出力パルス信号をそれぞれプリアンプ
で増幅した後、非線形増幅器を経て位置演算回路に送っ
て、位置信号を得るようにしている。この位置演算回路
には、非線形増幅器からのそれぞれのパルス信号または
それらを加算した後の信号を積分する積分器が含まれて
いる。上記の非線形増幅器は、パルス信号の波高が放射
線入射位置によって異なるので、それを調整するためで
ある。たとえば放射線が光電子増倍管の中心付近に入射
したときは、その光電子増倍管の周辺に入射したときよ
りパルス信号波高が大きくなるので、抑圧特性を持たせ
て信号波高を小さくする。また、スレッショルド特性を
持たせ、波高が小さい信号では以降の回路が動作しない
ようにすることもある。
入射によってシンチレータに生じた光を光電子増倍管で
電気信号に変換することによってパルス信号を得、この
各光電子増倍管の出力パルス信号をそれぞれプリアンプ
で増幅した後、非線形増幅器を経て位置演算回路に送っ
て、位置信号を得るようにしている。この位置演算回路
には、非線形増幅器からのそれぞれのパルス信号または
それらを加算した後の信号を積分する積分器が含まれて
いる。上記の非線形増幅器は、パルス信号の波高が放射
線入射位置によって異なるので、それを調整するためで
ある。たとえば放射線が光電子増倍管の中心付近に入射
したときは、その光電子増倍管の周辺に入射したときよ
りパルス信号波高が大きくなるので、抑圧特性を持たせ
て信号波高を小さくする。また、スレッショルド特性を
持たせ、波高が小さい信号では以降の回路が動作しない
ようにすることもある。
【0003】上記の積分器としては、通常のガンマカメ
ラではアナログ積分器を用いるのが一般的である。ま
た、計数率特性の向上のため、デジタル積分器が用いら
れることもある(特開昭61−3284及び特開昭61
−39618を参照)。
ラではアナログ積分器を用いるのが一般的である。ま
た、計数率特性の向上のため、デジタル積分器が用いら
れることもある(特開昭61−3284及び特開昭61
−39618を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナロ
グ積分器を用いるのでは計数率特性に難点があるし、デ
ジタル積分器を用いる場合も、従来のように単にデジタ
ル積分器を用いたというだけの構成では位置演算結果の
精度が悪いという問題がある。すなわち、上記のように
非線形増幅器を用いている関係で、波高ごとに抑圧され
たりされなかたりするので、増幅率が単一パルス内でも
時間的に波高が大きくなることに応じて変化する。その
ため、一般的なデジタル積分器では、パイルアップ時な
どに積分時間を短くすると、スレッショルド特性は弱
く、抑圧特性は強くなるというように、非線形増幅器に
よる非線形度が結果として相対的に大きく異なったこと
に相当する事態が生じ、位置演算結果がかなり変化す
る。
グ積分器を用いるのでは計数率特性に難点があるし、デ
ジタル積分器を用いる場合も、従来のように単にデジタ
ル積分器を用いたというだけの構成では位置演算結果の
精度が悪いという問題がある。すなわち、上記のように
非線形増幅器を用いている関係で、波高ごとに抑圧され
たりされなかたりするので、増幅率が単一パルス内でも
時間的に波高が大きくなることに応じて変化する。その
ため、一般的なデジタル積分器では、パイルアップ時な
どに積分時間を短くすると、スレッショルド特性は弱
く、抑圧特性は強くなるというように、非線形増幅器に
よる非線形度が結果として相対的に大きく異なったこと
に相当する事態が生じ、位置演算結果がかなり変化す
る。
【0005】この発明は、上記に鑑み、計数率特性を向
上させるとともに、位置演算精度を向上させて画像の劣
化を防ぐように改善したシンチレーションカメラを提供
することを目的とする。
上させるとともに、位置演算精度を向上させて画像の劣
化を防ぐように改善したシンチレーションカメラを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるシンチレーションカメラにおいて
は、位置演算回路に含まれて各非線形増幅器出力または
その加算出力を積分する積分器としてデジタル積分器を
用い、そのデジタル積分器を、パルス信号ごとに時間的
に3段階以上に分割してそれぞれデジタル信号の積分を
行う3個以上のデジタル積分回路と、前半の少なくとも
2段階の積分値をパイルアップ時の予測値に変換する変
換器とを含んで構成したことが特徴となっている。前半
の2段階の積分値から予測値を得、パイルアップ時には
この予測値を用いて積分出力を得ることができ、2段階
までの積分時間で済むため、積分時間の短縮によって高
計数率時の数え落しがなくなり、計数率特性が向上す
る。また、パイルアップによる位置演算の誤差がなく、
しかも予測値は非線形増幅器の効果をも取り入れたもの
とすることができるので、この予測値を用いた場合でも
通常の長い積分時間による積分出力とほとんど変わらな
い積分出力が得られる。そのため、高計数率時におい
て、位置演算の精度を高め、画像の歪や均一性の劣化な
どを防止できる。
め、この発明によるシンチレーションカメラにおいて
は、位置演算回路に含まれて各非線形増幅器出力または
その加算出力を積分する積分器としてデジタル積分器を
用い、そのデジタル積分器を、パルス信号ごとに時間的
に3段階以上に分割してそれぞれデジタル信号の積分を
行う3個以上のデジタル積分回路と、前半の少なくとも
2段階の積分値をパイルアップ時の予測値に変換する変
換器とを含んで構成したことが特徴となっている。前半
の2段階の積分値から予測値を得、パイルアップ時には
この予測値を用いて積分出力を得ることができ、2段階
までの積分時間で済むため、積分時間の短縮によって高
計数率時の数え落しがなくなり、計数率特性が向上す
る。また、パイルアップによる位置演算の誤差がなく、
しかも予測値は非線形増幅器の効果をも取り入れたもの
とすることができるので、この予測値を用いた場合でも
通常の長い積分時間による積分出力とほとんど変わらな
い積分出力が得られる。そのため、高計数率時におい
て、位置演算の精度を高め、画像の歪や均一性の劣化な
どを防止できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1はこの実施例にかかる
シンチレーションカメラの全体の構成を示すブロック図
で、この図において、シンチレータ及びライトガイド1
に多数の光電子増倍管21、22、…、2nが結合され
ており、その各出力がプリアンプ31、32、…、3n
のそれぞれを経て非線形増幅器41、42、…、4nの
各々に送られる。この例では非線形増幅器41、42、
…、4nは、入力パルス波高が高いときにそれを抑圧す
る抑圧特性を有しているものとする。
照しながら詳細に説明する。図1はこの実施例にかかる
シンチレーションカメラの全体の構成を示すブロック図
で、この図において、シンチレータ及びライトガイド1
に多数の光電子増倍管21、22、…、2nが結合され
ており、その各出力がプリアンプ31、32、…、3n
のそれぞれを経て非線形増幅器41、42、…、4nの
各々に送られる。この例では非線形増幅器41、42、
…、4nは、入力パルス波高が高いときにそれを抑圧す
る抑圧特性を有しているものとする。
【0008】また、上記のプリアンプ出力は加算回路5
に送られて加算され、その加算後の信号が、入射した放
射線のエネルギーを表す信号Eaとしてタイミング回路
6に送られる。タイミング回路6ではこの入力信号Ea
に基づいて、回路各部のタイミングを定めるためのタイ
ミング信号を生じる。
に送られて加算され、その加算後の信号が、入射した放
射線のエネルギーを表す信号Eaとしてタイミング回路
6に送られる。タイミング回路6ではこの入力信号Ea
に基づいて、回路各部のタイミングを定めるためのタイ
ミング信号を生じる。
【0009】上記非線形増幅器41、42、…、4nの
出力は重み付け加算回路7、8に送られて重み付け加算
され、放射線のX方向入射位置に対応する信号Xa、Y
方向入射位置に対応する信号Ybが加算回路7、8のそ
れぞれから得られる。また、これら非線形増幅器41、
42、…、4nの出力は加算回路9により単純に加算さ
れ、単純加算信号Za(この信号は入射放射線エネルギ
ーに対応している)が得られる。
出力は重み付け加算回路7、8に送られて重み付け加算
され、放射線のX方向入射位置に対応する信号Xa、Y
方向入射位置に対応する信号Ybが加算回路7、8のそ
れぞれから得られる。また、これら非線形増幅器41、
42、…、4nの出力は加算回路9により単純に加算さ
れ、単純加算信号Za(この信号は入射放射線エネルギ
ーに対応している)が得られる。
【0010】これらの信号Xa,Ya,Za,Eaはそ
れぞれ並列型A/D変換器10、11、12、13によ
りA/D変換される。図3は加算回路9の出力信号Za
の波形例を示し、横軸にA/D変換器12のサンプリン
グ間隔を示す。この図3に示すようなパルス信号P1,
P3等の大きさが順次サンプリングされてデジタル信号
として出力される。得られたデジタル信号Xd,Yd,
Zd,Edがデジタル積分器14、15、16、17に
送られて積分され、積分出力INT X,INT Y,INT Z,
INT Eがそれぞれ得られる。積分出力INT Xは割算回路
19でINT Zにより割算され、積分出力INT Yは割算回
路20でINT Zにより割算されて、X方向位置信号DIV
X及びY方向位置信号DIV Yがそれぞれ得られる。積分
出力INTEはエネルギー信号として出力されるととも
に、波高分析器18に送られ、このエネルギー信号波高
が所定のウインド内に入っているかどうかの判定を受
け、入っていない場合タイミング回路6はタイミング信
号の発生を停止してこの放射線入射事象についての処理
を中止し、入っている場合にはタイミング信号を発生す
るとともにUNBLANK信号を発生する。
れぞれ並列型A/D変換器10、11、12、13によ
りA/D変換される。図3は加算回路9の出力信号Za
の波形例を示し、横軸にA/D変換器12のサンプリン
グ間隔を示す。この図3に示すようなパルス信号P1,
P3等の大きさが順次サンプリングされてデジタル信号
として出力される。得られたデジタル信号Xd,Yd,
Zd,Edがデジタル積分器14、15、16、17に
送られて積分され、積分出力INT X,INT Y,INT Z,
INT Eがそれぞれ得られる。積分出力INT Xは割算回路
19でINT Zにより割算され、積分出力INT Yは割算回
路20でINT Zにより割算されて、X方向位置信号DIV
X及びY方向位置信号DIV Yがそれぞれ得られる。積分
出力INTEはエネルギー信号として出力されるととも
に、波高分析器18に送られ、このエネルギー信号波高
が所定のウインド内に入っているかどうかの判定を受
け、入っていない場合タイミング回路6はタイミング信
号の発生を停止してこの放射線入射事象についての処理
を中止し、入っている場合にはタイミング信号を発生す
るとともにUNBLANK信号を発生する。
【0011】加算回路7、8、9、A/D変換器10、
11、12、デジタル積分器14、15、16及び割算
回路19、20により、位置演算回路が形成されること
になる。
11、12、デジタル積分器14、15、16及び割算
回路19、20により、位置演算回路が形成されること
になる。
【0012】4つのデジタル積分器14〜17は、この
実施例では入力デジタル信号を時間的に3分割して積分
した後それらを加算する、3分割型のデジタル積分器と
して構成されている。それらはすべて同じ構成であるか
ら、デジタル積分器16についてその詳細を図2に示
し、それについてのみ説明する。図2において、入力さ
れたデジタル信号Zdはまず加算器61を通り、レジス
タ62に格納される。この入力デジタル信号Zdは、A
/D変換器12によってサンプリング及びA/D変換さ
れたものであるから、図3のパルス信号P1,P3等の
各サンプリング時点での大きさを表すデジタル値として
順次送られてきたものとなる。このレジスタ62に格納
されたデジタル値はマルチプレクサ65により選択され
て再び加算器61に送られてつぎのデジタル値に加算さ
れ、再びレジスタ62に格納される、ということが繰り
返されて、積分がなされ、積分値がレジスタ62に形成
されていく。レジスタ63、64においても同様に積分
値が得られるが、マルチプレクサ65は、パルス信号P
1、P3の立上りからa期間でレジスタ62を、b期間
でレジスタ63を、c期間でレジスタ64をそれぞれ選
択するので、a期間での積分動作が加算器61とレジス
タ62とにより、b期間での積分動作が加算器61とレ
ジスタ63とにより、c期間での積分動作が加算器61
とレジスタ64とにより、それぞれ行われることにな
る。
実施例では入力デジタル信号を時間的に3分割して積分
した後それらを加算する、3分割型のデジタル積分器と
して構成されている。それらはすべて同じ構成であるか
ら、デジタル積分器16についてその詳細を図2に示
し、それについてのみ説明する。図2において、入力さ
れたデジタル信号Zdはまず加算器61を通り、レジス
タ62に格納される。この入力デジタル信号Zdは、A
/D変換器12によってサンプリング及びA/D変換さ
れたものであるから、図3のパルス信号P1,P3等の
各サンプリング時点での大きさを表すデジタル値として
順次送られてきたものとなる。このレジスタ62に格納
されたデジタル値はマルチプレクサ65により選択され
て再び加算器61に送られてつぎのデジタル値に加算さ
れ、再びレジスタ62に格納される、ということが繰り
返されて、積分がなされ、積分値がレジスタ62に形成
されていく。レジスタ63、64においても同様に積分
値が得られるが、マルチプレクサ65は、パルス信号P
1、P3の立上りからa期間でレジスタ62を、b期間
でレジスタ63を、c期間でレジスタ64をそれぞれ選
択するので、a期間での積分動作が加算器61とレジス
タ62とにより、b期間での積分動作が加算器61とレ
ジスタ63とにより、c期間での積分動作が加算器61
とレジスタ64とにより、それぞれ行われることにな
る。
【0013】そして、これらの各期間の終わりで得られ
た積分値はレジスタ62、63、64の各々に保持され
る。このa期間の積分値及びb期間の積分値は変換テー
ブルメモリ66に送られてこれをアクセスし、そこに格
納されていた値を読み出す。レジスタ62、63、64
の値、及び変換テーブルメモリ66からの値はマルチプ
レクサ67で順次選択され、加算器68及びレジスタ6
9により繰り返し加算されることによって、レジスタ6
2、63の積分値の和に、レジスタ64の積分値または
変換テーブルメモリ66から読み出した値が加算され
る。
た積分値はレジスタ62、63、64の各々に保持され
る。このa期間の積分値及びb期間の積分値は変換テー
ブルメモリ66に送られてこれをアクセスし、そこに格
納されていた値を読み出す。レジスタ62、63、64
の値、及び変換テーブルメモリ66からの値はマルチプ
レクサ67で順次選択され、加算器68及びレジスタ6
9により繰り返し加算されることによって、レジスタ6
2、63の積分値の和に、レジスタ64の積分値または
変換テーブルメモリ66から読み出した値が加算され
る。
【0014】たとえば、図3のA,Bに示すように、c
期間で、パルス信号P1、P3にパルス信号P2、P4
がパイルアップしたとき、変換テーブルメモリ66から
の値が加えられたものが積分出力INT Zとして出力され
る。このようなパイルアップが生じない通常の場合に、
レジスタ62、63、64に形成された、各期間の積分
値が加算されて積分出力INT Zとして出力される。マル
チプレクサ65に対する各期間に応じた制御はタイミン
グ回路6からの信号によって行われる。またパイルアッ
プの検出は、別途行われるが、通常の構成でよいため、
ここではその説明は省略する。
期間で、パルス信号P1、P3にパルス信号P2、P4
がパイルアップしたとき、変換テーブルメモリ66から
の値が加えられたものが積分出力INT Zとして出力され
る。このようなパイルアップが生じない通常の場合に、
レジスタ62、63、64に形成された、各期間の積分
値が加算されて積分出力INT Zとして出力される。マル
チプレクサ65に対する各期間に応じた制御はタイミン
グ回路6からの信号によって行われる。またパイルアッ
プの検出は、別途行われるが、通常の構成でよいため、
ここではその説明は省略する。
【0015】ここで分かるように、変換テーブルメモリ
66からの値は、パイルアップ時において、パルス信号
P1,P3についてのc期間での積分値を代用するもの
である。これらのパルス信号P1,P3は、同じエネル
ギーのもので本来同じ波形になるはずのものであるが、
入射位置が異なるために大きさが異なり、その結果非線
形増幅器41、42、…、4nにおいて受けた抑圧効果
も異なるものとなっている。この例では、パルス信号P
3は、光電子増倍管の中心付近に入射した放射線によっ
て生じたものであり、点線で示すような大きな波高とな
るはずのところ、非線形増幅によってより高い部分が抑
圧されるので、b期間において波高が実線のように低く
なっている。
66からの値は、パイルアップ時において、パルス信号
P1,P3についてのc期間での積分値を代用するもの
である。これらのパルス信号P1,P3は、同じエネル
ギーのもので本来同じ波形になるはずのものであるが、
入射位置が異なるために大きさが異なり、その結果非線
形増幅器41、42、…、4nにおいて受けた抑圧効果
も異なるものとなっている。この例では、パルス信号P
3は、光電子増倍管の中心付近に入射した放射線によっ
て生じたものであり、点線で示すような大きな波高とな
るはずのところ、非線形増幅によってより高い部分が抑
圧されるので、b期間において波高が実線のように低く
なっている。
【0016】このようにa,b,cの各期間で非線形度
が異なるため、a,b期間の積分値の合計に対して定数
の倍率を単純に乗算してc期間での積分値を求める近似
的な方法では、不正確な予測値しか得られない。そこ
で、a,bの各期間の積分値の比較からc期間での積分
値を正確に予測する必要が生じる。この実施例では、
a,bの各期間の積分値に対応するc期間の積分値の予
測値をあらかじめ求めて、変換テーブルメモリ66に格
納しておき、それをa,bの各期間の積分値でアクセス
して読み出すようにしている。そのため、パイルアップ
時に正確なc期間の積分値の予測値が得られ、結果とし
てパイルアップ時にも正確な積分出力が得られるので、
位置精度及びエネルギー精度が向上する。
が異なるため、a,b期間の積分値の合計に対して定数
の倍率を単純に乗算してc期間での積分値を求める近似
的な方法では、不正確な予測値しか得られない。そこ
で、a,bの各期間の積分値の比較からc期間での積分
値を正確に予測する必要が生じる。この実施例では、
a,bの各期間の積分値に対応するc期間の積分値の予
測値をあらかじめ求めて、変換テーブルメモリ66に格
納しておき、それをa,bの各期間の積分値でアクセス
して読み出すようにしている。そのため、パイルアップ
時に正確なc期間の積分値の予測値が得られ、結果とし
てパイルアップ時にも正確な積分出力が得られるので、
位置精度及びエネルギー精度が向上する。
【0017】したがって、高計数率時にパイルアップが
生じ易くなった場合、積分時間がa、b期間の和となり
短くなるので、数え落しが少なくなって計数率特性が向
上する。また、そのように積分時間を短縮することによ
って、1つ目のパルス情報に2つ目のパルス情報が混じ
ることを排除できるので、パイルアップによる位置演算
の誤差を防ぐことができる。積分値の予測値を非線形効
果を考慮した上で得ることができるので、パイルアップ
時にも非パイルアップ時の長い積分時間の場合とほとん
ど同じ積分出力を得ることができ、画像の歪や均一性が
劣化することがない。
生じ易くなった場合、積分時間がa、b期間の和となり
短くなるので、数え落しが少なくなって計数率特性が向
上する。また、そのように積分時間を短縮することによ
って、1つ目のパルス情報に2つ目のパルス情報が混じ
ることを排除できるので、パイルアップによる位置演算
の誤差を防ぐことができる。積分値の予測値を非線形効
果を考慮した上で得ることができるので、パイルアップ
時にも非パイルアップ時の長い積分時間の場合とほとん
ど同じ積分出力を得ることができ、画像の歪や均一性が
劣化することがない。
【0018】なお、この発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で種々に変更可能である。たとえば、デジタル積分
器は、上記では時間的に3分割して積分する3分割型と
して構成しているが、4分割以上の構成も可能である。
また、上記では加算回路7、8、9(及び加算回路5)
の出力をA/D変換し、多分割型デジタル積分器で積分
するという構成をとっているが、プリアンプ31、3
2、…、3n及び非線形増幅器41、42、…、4nを
経た、各光電子増倍管21、22、…、2nごとの出力
を、A/D変換し、多分割型デジタル積分器で積分し、
その後加算回路及び割算回路に通すという構成をとるこ
とも可能である。さらに、上記では変換テーブルメモリ
66からc期間での予測値を読み出し、それとa,b期
間の積分値とを加算する構成としているが、変換テーブ
ルメモリ66に格納しておく予測値としてa,b,c全
期間の積分値とし、これをa,b期間の積分値でアクセ
スしてそのまま全期間の積分出力として出力するよう構
成することもできる。
範囲で種々に変更可能である。たとえば、デジタル積分
器は、上記では時間的に3分割して積分する3分割型と
して構成しているが、4分割以上の構成も可能である。
また、上記では加算回路7、8、9(及び加算回路5)
の出力をA/D変換し、多分割型デジタル積分器で積分
するという構成をとっているが、プリアンプ31、3
2、…、3n及び非線形増幅器41、42、…、4nを
経た、各光電子増倍管21、22、…、2nごとの出力
を、A/D変換し、多分割型デジタル積分器で積分し、
その後加算回路及び割算回路に通すという構成をとるこ
とも可能である。さらに、上記では変換テーブルメモリ
66からc期間での予測値を読み出し、それとa,b期
間の積分値とを加算する構成としているが、変換テーブ
ルメモリ66に格納しておく予測値としてa,b,c全
期間の積分値とし、これをa,b期間の積分値でアクセ
スしてそのまま全期間の積分出力として出力するよう構
成することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明のシンチレーションカメラによれば、高計数率時
の数え落しを少なくして計数率特性を向上させるととも
に、高計数率時の位置演算精度を高めて画像の歪や均一
性の劣化などをなくすことができる。
の発明のシンチレーションカメラによれば、高計数率時
の数え落しを少なくして計数率特性を向上させるととも
に、高計数率時の位置演算精度を高めて画像の歪や均一
性の劣化などをなくすことができる。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例の一部を詳しく示すブロック図。
【図3】同実施例における信号波形を表すタイムチャー
ト。
ト。
1 シンチレータ及びライトガイド 21、22、…2n 光電子増倍管 31、32、…3n プリアンプ 41、42、…4n 非線形増幅器 5、7、8、9 加算回路 6 タイミング回路 10、11、12、13 A/D変換器 14、15、16、17 デジタル積分器 18 波高分析器 19、20 割算回路 61、68 加算器 62、63、64、69 レジスタ 65、67 マルチプレクサ 66 変換テーブルメモリ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シンチレータと、該シンチレータからの
光を電気的パルス信号に変換する光電変換器と、該パル
ス信号を非線形増幅する非線形増幅器と、A/D変換器
とデジタル積分器との組み合わせを3組以上含んで、上
記非線形増幅器の出力パルス信号からデジタル位置信号
を得る位置演算回路とを有するシンチレーションカメラ
において、上記デジタル積分器は、パルス信号ごとに時
間的に3段階以上に分割してそれぞれデジタル信号の積
分を行う3個以上のデジタル積分回路と、前半の少なく
とも2段階の積分値をパイルアップ時の予測値に変換す
る変換器とが含まれることが特徴となっているシンチレ
ーションカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18564591A JPH0511059A (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | シンチレーシヨンカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18564591A JPH0511059A (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | シンチレーシヨンカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511059A true JPH0511059A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16174397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18564591A Pending JPH0511059A (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | シンチレーシヨンカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511059A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08322826A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | X線撮像装置 |
| JP2011047798A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | 放射線分布検出回路 |
-
1991
- 1991-06-30 JP JP18564591A patent/JPH0511059A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08322826A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | X線撮像装置 |
| JP2011047798A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Mitsubishi Electric Corp | 放射線分布検出回路 |
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