JPH05110932A - 画像の動きベクトル検出装置 - Google Patents

画像の動きベクトル検出装置

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JPH05110932A
JPH05110932A JP3290481A JP29048191A JPH05110932A JP H05110932 A JPH05110932 A JP H05110932A JP 3290481 A JP3290481 A JP 3290481A JP 29048191 A JP29048191 A JP 29048191A JP H05110932 A JPH05110932 A JP H05110932A
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
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泰弘 藤森
Masashi Uchida
真史 内田
Masaru Horishi
賢 堀士
Tsukasa Hashino
司 橋野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度で画像の動きベクトルを検出すること
のできる画像の動きベクトル検出装置を提供する。 【構成】 現フレームのブロックの各画素の画像データ
と代表点メモリ11から読み出される前フレームのブロ
ックの代表点画素の画像データとの差分を減算回路12
により検出して、相関積算値表形成回路13により相関
積算値表を形成する。動きベクトル推定回路14は、上
記相関積算値表の最小相関積算値の座標が中央に位置す
る周辺座標における相関積算値を比例係数として周辺座
標間距離に対応する画素間距離を比例分割した座標を求
めて、動きベクトルを推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の動きベクトル検
出装置に関し、ハンディタイプのビデオカメラの撮像出
力等をビデオデータに含まれる所謂手振れによる画像の
移動量を検出して補正する画像動き補正装置などに適用
される。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンディタイプのビデオカメラ
では、撮影時の手振れすなわちカメラの振動が画像の振
動となって現れる。そこで、このような手振れによる画
像の振動を補正する画像動き補正装置として、例えば特
開昭63−166370号公報に開示されているよう
に、画像の動きベクトルを検出し、この動きベクトルに
基づいて、画像メモリに貯えられているビデオデータを
補正するものが提案されている。
【0003】画像の動きベクトルの検出には、例えばブ
ロックマッチング法が採用される。このブロックマッチ
ング法による画像の動きベクトルの検出では、画面を多
数の領域(ブロックと称する)に分割し、各ブロックの
中心に位置する前フレームの代表点画素と現フレームの
ブロック内の各画素の画像データとのフレーム差の絶対
値を演算し、各ブロックのフレーム差分絶対値を対応す
る画素毎に積算して相関積分値を求めて、1ブロック分
の画素配列に対応する座標を有する相関積算値表を形成
する。そして、この相関積算値表における相関積分値の
最小値の座標値を画像の動きベクトルの座標値として画
面全体の動きベクトルを決定している。
【0004】そして、画像動き補正装置では、検出され
た動きベクトルを補正信号に変換し、この補正信号によ
り現画像を移動する補正を行っている。このような画像
動き補正装置における補正精度は、画像の動きベクトル
の検出精度に依存する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に相関積算値表における相関積分値の最小値の座標値を
画像の動きベクトルの座標値として画面全体の動きベク
トルを決定するようにした従来のブロックマッチング法
による画像の動きベクトル検出装置では、上記相関積分
値が各画素に対応して離散的に算出されており、上記相
関積算値表における整数座標値でしか画像の動きベクト
ルが求まらないので、検出精度が低いという問題点があ
った。従って、従来の画像の動きベクトル検出装置によ
り検出した画像の動きベクトルにより例えば手振れ補正
信号を形成して、手振れ補正を行った場合に、十分な補
正精度が得られず、不自然が画像となってしまう。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、ハンディタイプのビデオカメラなどにお
ける高性能の手振れ補正を可能にすることを目的とし、
高精度で画像の動きベクトルを検出することのできる画
像の動きベクトル検出装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明に係る画像の動きベ
クトル検出装置は、上述の課題を解決するために、入力
ビデオ信号で構成される1フレームの画像を複数に分割
した各ブロック毎の代表点画素の画像データを記憶する
メモリと、現フレームのブロックの各画素の画像データ
と上記メモリに記憶された前フレームのブロックの代表
点画素の画像データとの差分の絶対値を検出する差分検
出手段と、上記差分検出手段により検出された各ブロッ
クのフレーム差分絶対値を対応する画素毎に積算し、1
ブロック分の画素配列に対応する座標を有する相関積算
値表を形成する相関積算値表形成手段と、上記相関積算
値表形成手段により形成された相関積算値表の相関積算
値の最小値の座標を検出し、この座標が中央に位置する
周辺座標における相関積算値を比例係数として上記周辺
座標間距離に対応する画素間距離を比例分割した座標を
求め、この座標に基づいて画像の動きベクトルを推定す
る動きベクトルを推定手段とを備えることを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】発明に係る画像の動きベクトル検出装置では、
入力ビデオ信号で構成される1フレームの画像を複数に
分割した各ブロック毎の代表点画素の画像データをメモ
リに記憶し、現フレームのブロックの各画素の画像デー
タと上記メモリに記憶された前フレームのブロックの代
表点画素の画像データとの差分の絶対値を差分検出手段
により検出して、相関積算値表形成手段により1ブロッ
ク分の画素配列に対応する座標を有する相関積算値表を
形成する。そして、動きベクトルを推定手段は、上記相
関積算値表形成手段により形成された相関積算値表の相
関積算値の最小値の座標を検出し、この座標が中央に位
置する周辺座標における相関積算値を比例係数として上
記周辺座標間距離に対応する画素間距離を比例分割した
座標を求め、この座標に基づいて画像の動きベクトルを
推定する。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る画像の動きベクトル検出
装置の一実施例について図面に従い詳細に説明する。本
発明に係る画像の動きベクトル検出装置は、例えば図1
に示すように構成される。
【0010】この図1に示した画像の動きベクトル検出
装置10は、ハンディタイプのビデオカメラにおける手
振れによる画像の動きを補正する手振れ補正装置に本発
明を適用したもので、補正量発生部20及び補正部30
とともに手振れ補正装置を構成している。図1におい
て、信号入力端子1には、上記ビデオカメラの図示しな
い撮像部による撮像出力として得られるビデオ信号をデ
ィジタル化した入力ビデオデータが供給される。
【0011】上記動きベクトル検出装置10は、上記入
力ビデオデータが上記信号入力端子1を介して供給され
る代表点メモリ11及び減算回路12と、この減算回路
12による減算出力データが供給される相関積算値表形
成回路13と、この相関積算値表形成回路13により形
成された相関積算値表の相関積算値データが供給される
動きベクトル推定回路14とを備えてなる。
【0012】上記代表点メモリ11は、上記入力ビデオ
データで構成される1フレームの画像を複数に分割した
各ブロック毎の代表点画素の画像データを記憶する。具
体的には、例えば図2に示すように、1フレームの画面
をm画素×nラインのブロックに分割し、図3に示すよ
うに各ブロックの中心の画素を代表点とし、各代表点画
素の画像データを上記代表点メモリ11に1フレーム期
間記憶する。なお、上記代表点は、画面上で均一のばら
まかれている。そして、この代表点メモリ11から読み
出される1フレーム前の各代表点画素の画像データが上
記減算回路12に供給される。
【0013】上記減算回路12は、上記信号入力端子1
を介して供給される入力ビデオデータすなわち現フレー
ムの画像データについて、ブロック毎のm×n個の各画
素の画像データと上記代表点メモリ11から読み出され
る前フレームの対応するブロックの代表点画素の画像デ
ータとの差分すなわちフレーム間差の絶対値を検出す
る。そして、この減算回路12による減算出力データと
して得られるフレーム差分絶対値データが上記相関積算
値表形成回路13に供給される。
【0014】上記相関積算値表形成回路13は、上記減
算回路12により得られた各ブロックのフレーム差分絶
対値を対応する画素毎に1フレーム期間に亘って積算
し、1ブロック分の画素配列に対応するm×nの整数座
標を有する相関積算値表を形成する。この相関積算値表
形成回路13により形成される相関積算値表は、m×n
個のフレーム差分絶対値の積算値すなわち相関積算値の
分布を示し、フレーム相関の最も強い座標の相関積算値
が最小値となる。そして、この相関積算値表形成回路1
3により形成される相関積算値表のm×n個の相関積算
値が上記動きベクトル推定回路14に供給される。
【0015】上記動きベクトル推定回路14では、上記
相関積算値表形成回路13により形成された相関積算値
表の相関積算値の最小値の座標を検出し、この座標が中
央に位置する周辺座標における相関積算値を比例係数と
して上記周辺座標間距離に対応する画素間距離を比例分
割した座標を求め、この座標に基づいて画像の動きベク
トルを推定する。
【0016】ここで、上記動きベクトル推定回路14に
おける画像の動きベクトルの推定処理には、図4に示す
ように上記相関積算値の最小値の座標P(x,y)とそ
の8近傍座標P(x+1,y),P(x+1,y+
1),P(x,y+1),P(x−1,y+1),P
(x−1,y),P(x−1,y−1),P(x,y−
1),P(x+1,y−1)のうちの2座標を通る4軸
1 ,S2 ,S3 ,S4 を用いて2次元セパラブルに行
うことができる。そこで、この実施例における動きベク
トル推定回路14では、図5のフローチャートに示すよ
うに、ステップ1で上記相関積算値表形成回路13によ
り形成された相関積算値表について、ステップ2で相関
積算値の最小値の座標を検出する。このステップ2で検
出される相関積算値の最小値の座標は、上記相関積算値
表の整数座標値で示される。ステップ3で変数NをN=
0に設定してから、ステップ4でN=4であるか否かの
判定処理を行い、その判定結果がNOである場合にステ
ップ5に進んで各軸の最小値の座標の推定処理を行う。
【0017】ある軸についての最小値の座標の1次元推
定は、例えば軸S1において図6に示すように中央の座
標P(x,y)の相関積算値が最小値であって隣接座標
P(x+1,y),P(x−1,y)の各相関積算値と
上記最小相関積算値との間にa,bなる差があるとする
と、隣接座標間距離Lをa/(a+b):b/(a+
b)に比例分割した座標P(X,Y)を求めることによ
り行われる。これにより、上記相関積算値表の整数座標
値よりも細かい分解能で最小値座標を求めることができ
る。なお、α・a/(a+b):β・b/(a+b)の
ように上記隣接座標間距離Lを比例分割するための比例
係数の重みα,βを変えることで、上記隣接座標P(x
+1,y),P(x−1,y)の各相関積算値の変化に
応じた推定を取り入れることも可能である。
【0018】そして、上記ステップ5において1軸の最
小値の座標の推定処理を終了すると、ステップ6に進ん
で変数Nをインクリメント(N=N+1)してから上記
ステップ4の判定処理に戻り、上記ステップ4〜ステッ
プ6を繰り返し行う。そして、上記4軸S1 ,S2 ,S
3 ,S4 について最小値の座標の推定処理を行い、上記
ステップ4での判定結果がYESになるとステップ7に
進む。
【0019】このステップ7では、各軸S1 ,S2 ,S
3 ,S4 の最小値の推定座標を合成して2次元座標値を
算出し、この2次元座標値から画像の動きベクトルを決
定する。そして、このステップ7において決定された画
像の動きベクトルが推定存在範囲にあることをステップ
8で確認して、画像の動きベクトルの推定処理を終了す
る。
【0020】このような構成の画像の動きベクトル検出
装置10では、上記相関積算値形成回路13により形成
した表相関積算値表の相関積算値の最小値の座標を検出
することにより整数座標値を得て、上記座標が中央に位
置する周辺座標における相関積算値を比例係数として上
記周辺座標間距離に対応する画素間距離を比例分割した
座標を求めることにより少数座標値を得ることができ、
この座標に基づいて画像の動きベクトルを推定するの
で、上記動きベクトルを高い精度で検出することができ
る。
【0021】そして、この動きベクトル検出装置10に
より検出された動きベクトルが上記補正量発生部20に
供給される。
【0022】上記補正量発生部20は、上記動きベクト
ル検出装置10が検出した動きベクトルを手振れベクト
ルとして手振れ補正信号を形成し、この手振れ補正信号
を上記補正部30に供給する。
【0023】また、上記補正部30は、例えば図7に示
すように、上記補正量発生部20から手振れ補正信号が
供給されるアドレス制御回路31及びセレクト信号発生
回路32と、上記アドレス制御回路31から供給される
アドレス信号に従ってビデオデータの書き込み/読み出
しが行われるフレームメモリ33及び周辺メモリ34
と、上記フレームメモリ33及び周辺メモリ34から読
み出されるビデオデータを上記セレクト信号発生回路3
2から供給されるセレクト信号に応じて選択的に出力す
るセレクタ35とを備えてなる。
【0024】上記フレームメモリ32には、上記信号入
力端子1を介して供給される入力ビデオデータが順次書
き込まれる。そして、このフレームメモリ32の読み出
しアドレスが上記手振れ補正信号により上記手振れベク
トルに応じて制御される。これにより、上記フレームメ
モリ32からは、1フレームの入力ビデオデータが上記
手振れベクトルに応じて移動されたビデオデータが得ら
れる。そして、このフレームメモリ32から読み出され
るビデオデータと上記周辺メモリ33から読み出される
周辺ビデオデータとが上記セレクタ35による選択によ
って合成され、手振れ補正処理済のビデオデータとして
信号出力端子2から出力される。
【0025】なお、上記周辺メモリ33には、上記セレ
クタ35を介して出力される手振れ補正処理済のビデオ
データによる画像の補正範囲に相当する周辺部分のビデ
オデータが周辺ビデオデータとして逐次書き込まれる。
【0026】上述のように上記動きベクトル検出装置1
0により画像の動きベクトルを高い精度で検出すること
ができるので、この動きベクトルに基づいて手振れ補正
を行う手振れ補正装置では、高い手振れ補正精度を確保
することができ、自然な画像出力が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、発明
に係る画像の動きベクトル検出装置では、相関積算値表
の相関積算値の最小値の座標を検出することにより整数
座標値を得て、上記座標が中央に位置する周辺座標にお
ける相関積算値を比例係数として上記周辺座標間距離に
対応する画素間距離を比例分割した座標を求めることに
より少数座標値を得て、この座標に基づいて画像の動き
ベクトルを推定するので、上記動きベクトルを高い精度
で検出することができる。
【0028】従って、本発明によれば、高精度で画像の
動きベクトルを検出することのできる画像の動きベクト
ル検出装置を提供することができ、ハンディタイプのビ
デオカメラなどにおける高性能の手振れ補正を可能にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像の動きベクトル検出装置を設
けた手振れ補正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記動きベクトル検出装置における画面のブロ
ック分割の状態を示す図である。
【図3】上記ブロック分割された画面の1ブロックの構
造を示す図である。
【図4】上記動きベクトル検出装置における動きベクト
ルの推定処理に用いる相関積算値表上の最小値近傍の軸
を説明するための図である。
【図5】上記動きベクトル検出装置における動きベクト
ルの推定処理手順を示すフローチャートである。
【図6】上記動きベクトル検出装置における動きベクト
ルの1次元推定例を説明するための図である。
【図7】上記動きベクトル検出装置を設けた手振れ補正
装置の補正部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・動きベクトル検出装置 11・・・・・・・・・代表点メモリ 12・・・・・・・・・減算回路 13・・・・・・・・・相関積算値表形成回路 14・・・・・・・・・動きベクトル推定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀士 賢 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 橋野 司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号で構成される1フレーム
    の画像を複数に分割した各ブロック毎の代表点画素の画
    像データを記憶するメモリと、 現フレームのブロックの各画素の画像データと上記メモ
    リに記憶された前フレームのブロックの代表点画素の画
    像データとの差分の絶対値を検出する差分検出手段と、 上記差分検出手段により検出された各ブロックのフレー
    ム差分絶対値を対応する画素毎に積算し、1ブロック分
    の画素配列に対応する座標を有する相関積算値表を形成
    する相関積算値表形成手段と、 上記相関積算値表形成手段により形成された相関積算値
    表の相関積算値の最小値の座標を検出し、この座標が中
    央に位置する周辺座標における相関積算値を比例係数と
    して上記周辺座標間距離に対応する画素間距離を比例分
    割した座標を求め、この座標に基づいて画像の動きベク
    トルを推定する動きベクトルを推定手段とを備えること
    を特徴とする画像の動きベクトル検出装置。
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