JPH05110937A - 撮影記録装置 - Google Patents

撮影記録装置

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JPH05110937A
JPH05110937A JP3270927A JP27092791A JPH05110937A JP H05110937 A JPH05110937 A JP H05110937A JP 3270927 A JP3270927 A JP 3270927A JP 27092791 A JP27092791 A JP 27092791A JP H05110937 A JPH05110937 A JP H05110937A
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Hiroto Okawara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画撮影時に被写体の急激な変化や光源の
色温度の急激な変化等が生じても、自然な色相の再生画
像を得ることを可能にすることにある。 【構成】 撮像光学系101〜105と撮像素子106
とホワイトバランス回路129等を有するVTR付ビデ
オカメラであって、静止画記録の際に一回のレリーズに
対しホワイトバランスの値を複数変化させることによ
り、複数の静止画を磁気テープ140に記録している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画と共に静止画を記
録することが可能なビデオテープレコーダ一体型ビデオ
カメラのような撮影記録装置に関し、特に静止画撮影時
のホワイトバランス制御に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の分野では、高密度記録
に対する要求が高まっており、ビデオテープレコーダ
(VTR)においてもテープの走行速度を低下させ、さ
らに高密度な磁気記録を行うようになってきている。
【0003】テープの走行速度が低下すると、例えば固
定ヘッドを用いてオーディオ信号を記録した場合、相対
速度が大きくとれず、再生音質が低下してしまうという
問題点が生じる。これを解決する一つの手段として、回
転ヘッドで操作されるトラックの長さを従来よりも長く
して、その延長部分に時間軸圧縮したオーディオ信号を
順次記録する方法がある。具体的には、回転2ヘッドヘ
リカルスキャンタイプのVTRにおいて、従来回転シリ
ンダに磁気テープを180度以上巻き付けていたのに対
し、この方法では回転シリンダに(180+θ)度以上
巻き付け、余分に巻き付けた“θ”の部分にPCM化さ
れ、かつ時間軸圧縮されたオーディオ信号を記録する方
法である。
【0004】図1は、このような方法によるVTRのテ
ープ走行系を示す図、図2は図1に示すVTRによる磁
気テープ上の記録軌跡を示す図である。図1において1
は磁気テープ、2は回転シリンダ、3,4はシリンダ2
に取り付けられたヘッド、5は磁気テープ1上に形成さ
れたトラックのビデオ信号記録領域部分(ビデオ領
域)、6は同じくPCMオーディオ信号記録領域部分
(オーディオ領域)である。ビデオ領域5は回転シリン
ダ2の180度分でヘッド3、4によりトレースされ、
また、オーディオ領域6は回転シリンダ2のθ分でトレ
ースされる。
【0005】以上のように、ビデオ信号を記録しなが
ら、別の領域にディジタル信号を記録する方法を応用し
た例として、上記ディジタル信号記録領域6に静止画像
をディジタル信号で記録することが提案されている。静
止画像であれば上記PCM領域を複数回走査することに
よって、その情報を磁気テープ1上に全て記録すること
が可能である。この方法によれば、動画撮影と同一の撮
影装置と同一の記録媒体を使って静止画撮影が行えるば
かりでなく、従来のVTRにおける、テープの走行を停
止し、同一トラックのビデオ信号を再生する静止画像よ
り、高画質の静止画像を得ることが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、本来動画撮影用に設計されているカ
メラで静止画を撮影しようとするので、次のような欠点
がある。
【0007】(1)静止画撮影する瞬間、被写体が急激
に変化する場合には、オートホワイトバランス調節(色
相調節)がその変化に追いつかず、実際の色とは異なっ
た色相、彩度等で撮影されてしまう場合がある。
【0008】(2)光源の色温度が急激に変化した場合
等によりいわゆる色とびが起こると、実際の色の再現ま
でにわずかではあるが時間がかかるので、その間に撮影
される静止画は不自然な色となってしまう。
【0009】(3)1つの画面全体の色信号の平均が白
になることによりホワイトバランスを設定していたの
で、画面内の一部の領域の色を再現できない場合があっ
た。例えば、大きな赤い建物の前に人が立っている静止
画撮影の場合、赤色を白と判断してしまうので、はだの
色が自然色でなくなるなどがある。
【0010】本発明は上述のような欠点を解消するため
になされたもので、その目的は静止画撮影時に被写体の
急激な変化や光源の色温度の急激な変化等が生じても、
自然な色相の再生画像を得ることが可能な撮影記録装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被写体を撮影して動画記録と静止画記録
の両方を選択的に行うことができる撮影記録装置におい
て、前記被写体の色データに応じて色相調節を行う色相
調節手段と、該色相調節手段における前記色相調節での
ホワイトバランスを制御するホワイトバランス調節手段
と、静止画記録の指示を行う指示手段と、該指示手段の
1回の指示に応じて、前記ホワイトバランス調節手段を
介して前記ホワイトバランスの設定値を少なくとも2つ
以上変化させて、少なくとも2つ以上の静止画を被記録
媒体に記録させる制御を行う制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0012】また、本発明はその一形態として、前記制
御手段で設定される複数の前記ホワイトバランスは、前
記色相調節手段により決められるホワイトバランスの値
を含み、かつ該ホワイトバランスの値を基準に、赤色成
分,青色成分または緑色成分のみ所定の割合でずらした
ホワイトバランスの値を含むことを特徴とすることがで
きる。
【0013】また、本発明は他の形態として、前記被写
体を照明する光源の色温度を検出する検出手段を有し、
前記制御手段は該検出手段により検出された前記光源の
色温度に応じて前記ホワイトバランスの値を変化させる
ことを特徴とすることができる。
【0014】さらに、本発明は他の形態として、前記制
御手段は1つの撮影画面内を複数領域に分割した各領域
に対応するホワイトバランスを順次設定するホワイトバ
ランス設定手段を包含し、該ホワイトバランス設定手段
により順次設定された各領域に対応の複数のホワイトバ
ランスで前記2以上の静止画を記録させることを特徴と
することができる。
【0015】
【作用】本発明では、静止画撮影時にレリーズボタンが
押された際には、撮影前に設定した複数のホワイトバラ
ンス設定値を用いてホワイトバランス設定を1枚の静止
画撮影のつど変化させながら複数画面、静止画を撮影し
ているので、その後に良好に撮影されている画面のみを
抽出したり、また適当な画像処理によって複数の画面を
合成して最も自然な色相の再生画を得ることが可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】(第1の実施例)図3は本発明の第1の実
施例のビデオカメラの回路構成を示す。本図において、
101は焦点調節用の第1群レンズ、102は変倍レン
ズ、103は補正レンズ、104は絞り、105は固定
の第4群レンズ、106は撮像素子である。107,1
08,109はそれぞれ焦点調節用、倍率調節用、絞り
調節用のモーター、110,111,112はこれらそ
れぞれのモーター駆動させる為のドライバー、113,
114,115はレンズ位置や絞り状態を検出する為の
エンコーダである。116はAGC(自動利得制御)回
路、117はハイパス・フィルター(HPF)、118
は絞り調節の為のコンパレーター(COMP)、119
はマイクロコンピュータ(MPU)、120,121,
122,123,128はプルアップ抵抗、124はズ
ームテレスイッチ、125はズームワイドスイッチ、1
26はスチル・ムービの撮影モードを切替えるスイッ
チ、127はスチル画撮影用レリーズスイッチである。
【0018】128は色信号を取出すカラーセパレー
タ、129はホワイトバランス(AWB)回路、130
は原色信号から色差信号や色信号を生成する信号処理回
路である。132は光源の色温度を検出する色センサ
ー、133は色センサー132からの信号とマイクロコ
ンピュータ119からの信号を合成する信号処理回路で
ある。
【0019】また、134はNTSC信号を生成するエ
ンコーダ、135は静止画を取り込む画像メモリ、13
6はレリーズスイッチ127によるレリーズと記録のタ
イミングに合わせて画像メモリ135の記録開始やクリ
アを制御する制御回路、137は画像メモリ135の出
力を磁気テープ140に記録するのに適切な信号に変換
する信号変換回路、138は増幅器、139はヘッドで
ある。
【0020】符号135で示す使用する画像メモリが複
数である場合には、それらの画像メモリの周辺の回路構
成は図4に示すようになる。本図において。1101,
1102,1103はそれぞれ画像メモリ、1104は
静止画を記憶するメモリを選択するスイッチ、1105
はどのメモリの内容を読み出して磁気テープ140へ記
録するのかを選択するスイッチである。制御回路136
は、記録とレリーズのタイミングを合わせて、スイッチ
1104,1105を制御する必要があるので、マイク
ロコンピュータ119と信号変換回路137と相互に通
信を行っている。
【0021】図1,図2に示すように静止画を磁気テー
プ140上のPCMオーディオ信号記録領域部に動画記
録撮影記録時と等しいヘッド/テープ相対速度で記録す
ると、例えば巻き付け角度30°分のPCMオーディオ
信号記録領域部に静止画を記録しようとすると、数〜十
数トラック時間すなわち、数〜十数垂直同期期間の記録
時間を要してしまい、その間のシャッターチャンスに間
に合わなくなる可能性が出てくる。ところが、図4に示
すように複数の画像メモリ1101〜1103を用いれ
ば、1つのメモリに静止画情報を記憶した後、すぐにテ
ープに記録しなくとも、他のメモリに次の静止画を記憶
できるので、シャッターチャンスを逃さずに済むという
利点が生ずる。
【0022】本発明の第1実施例に於ては、動画撮影用
の色相調節(オートホワイトバランス)機能により決ま
る現在のホワイトバランスの値と、さらに定められた量
だけ原色信号混合比を変化させた複数のホワイトバラン
ス値とを設定し、各ホワイトバランスに対して撮影する
ことにより複数枚の静止画を得る。このホワイトバラン
スの設定は信号処理回路133の状態信号に応じてマイ
クロコンピュータ119で行い、すなわちマイクロコン
ピュータ119はその設定のため選択信号を信号処理回
路133に伝送し、信号処理回路133を介してホワイ
トバランス回路129を制御することにより行う。
【0023】まず、静止画を撮影する手順について簡単
に説明する。図5はその静止画記録方法の概念を示す。
静止画を一旦取り込むフィールドまたはフレームメモリ
135はレリーズボタン(レリーズスイッチ)127が
押されると、その瞬間の映像が取り込まれる。取り込ま
れた映像信号は、従来例で述べたとおり、PCM領域1
46に記録される。この時、第1枚目の静止画から順
に、1201,1202,1203のエリアに記録され
て行くことになる。この記録には、通常十数〜数十垂直
同期期間の時間が必要であるとされている。
【0024】図6は、図4の回路を内蔵するビデオカメ
ラの外観を示す。本図において201はビデオカメラ全
体、202はズームテレスイッチ(T)124とズーム
ワイドスイッチ(W)125と同等の機能を有するズー
ムを切替えるズームスイッチである。撮影モード切替え
スイッチ126の切替え、またはレリーズスイッチ12
7が押された時のスチル/動画撮影モードの切替え手順
を図7に示す。
【0025】図7のフローチャートにおいて、ステップ
301で切替え処理プログラムの開始がされると、ステ
ップ302で撮影モード切替えスイッチ126のスイッ
チ位置または動画モード中にレリーズスイッチ127が
押されたか否かのチェックにより、静止画モード(S
V)か動画モード(MV)かを選択する。すなわち、ス
テップ302では、撮影モード切替えスイッチ126の
スイッチ状態のほか、このスイッチ126が動画側であ
ってもレリーズスイッチ127が押されていれば静止画
モードを選択する。動画モードを選択するとステップ3
03で動画記録処理を行い、静止画モードを選択すると
ステップ304で静止画撮影時にレリーズスイッチ12
7が押されたか否かの判別をし、肯定判定の場合はステ
ップ305で静止画撮影処理を行う。
【0026】図4に示すように画像メモリが3つ備って
いるカメラを例にとって説明すると、ステップ302で
スチルモードが選択されると、ステップ304でレリー
ズボタン127が押されるまで待機する。この待機の間
に、ステップ306において、例えば図8に示すような
処理を行う。すなわち、ステップ401で信号処理回路
133からオートホワイトバランス(AWB)が定める
現在のホワイトバランス設定値を読み取り、その設定値
をホワイトバランスBとしてマイクロコンピュータ11
9内のRAM領域内のRAM・Bに記憶する。次にステ
ップ402でステップ401で設定されたホワイトバラ
ンスBよりもR信号(赤色信号)の割合が例えば相対的
に2割増すようにし、それをホワイトバランスAとし、
マイクロコンピュータ119内のRAM領域内のRAM
・Aに記憶する。次のステップ403ではステップ40
2と同様にB信号(青色信号)または緑色信号が例えば
相対的に2割増すようにし、それをホワイトバランスC
とし、マイクロコンピュータ119内のRAM・Cに記
憶する。ステップ402,403の色変化の割合や色の
組み合せはこれに限らず任意に設定可能である。以上の
ステップ401からステップ403に至る処理を行いな
がら、レリーズボタン127が押されるまで、待機す
る。なお、動画モード中にレリーズボタン127が押さ
れた場合は少なくとも1回はステップ401からステッ
プ403の処理を行う必要がある。
【0027】レリーズボタン127が押されてレリーズ
と判別されるとステップ305のスチル撮影処理を行
う。このステップ305の中はさらにステップ404,
405,406,407,408,409の処理に分か
れている。ステップ404,405,406ではそれぞ
れマイクロコンピュータ119内のRAMから設定値を
呼び出してホワイトバランスの設定を上記のA,Bおよ
びCの設定値にして3枚の静止画撮影し、撮影した画像
情報をそれぞれフィールドメモリ1101,1102お
よび1103に記憶する。次のステップ407では磁気
テープ140への記録を許可する。次のステップ408
で、別のプログラムで動作しているフィールドメモリか
ら磁気テープへの記録が完了したか否かを記録完了信号
の有無で判別する。記録が完了したときにはステップ1
409に移行し、磁気テープ140への記録を禁止し
て、図7のステップ302へ戻る。ここまでの処理で、
1回のレリーズボタン127の押下でホワイトバランス
の設定が異なる3枚の静止画が録画されていることにな
る。
【0028】次に、フィールドメモリ1101,110
2および1103から磁気テープ140への記録動作の
一例を図9のフローチャートを参照して簡単に説明す
る。ステップ1301でプログラムが開始されるとステ
ップ1302で記録許可が出力されたか否かの判別を行
い、ステップ407で記録が許可されるとステップ13
03に移行する。ステップ1303ではカウンタnをn
=1101と設定し、次のステップ1304でカウンタ
nが指すアドレスのメモリnの内容を磁気テープ140
のエリア146に記録する。次のステップ1305では
磁気テープ140への記録が終了したか否かの判別を行
い、未終了の場合はステップ1304の処理を続ける。
ステップ1305で記録終了すると判断すると次のステ
ップ1306でnの値を1だけインクリメントしてn=
n+1とし、ステップ1307でn=1104でなけれ
ば、ステップ1304からの処理をし、n=1102,
1103のスチル画像撮影をくり返す。ステップ130
7でn=1104となると、ステップ1308で記録完
了し、記録完了信号を出力する。この記録完了になった
か否かを上述の図8のステップ408で判別しており、
記録完了と判断するとステップ408からステップ40
9へ移行し、一方図9のプログラムはステップ1308
からステップ1302へ戻り、次の記録許可を待ち続け
る。
【0029】これにより、本実施例によれば、AWB
(自動ホワイトバランス)により自動的に決まる現在の
ホワイトバランス設定値を基にして、現在のホワイトバ
ランスによるよりも多少青っぽい静止画と、多少赤っぽ
い静止画とが得られる。従って、静止画撮影時に急激な
被写体の動きや光源の変化等があっても、複数のホワイ
トバランス設定で複数枚の静止画が撮れるので、撮影の
失敗が少なくなると共に、被写体の色相を自然に再現し
た静止画を後でユーザが選択できるようになる。
【0030】(第2の実施例)図10,図11および図
12は本発明の第2の実施例の要部構成と動作手順を示
す。本発明の第2の実施例は、撮影画面を複数領域に分
割し、各領域で独立してホワイトバランス設定を行い、
複数のホワイトバランス設定で複数枚静止画を得るとい
う内容の実施例である。
【0031】図10は図3のホワイトバランス設定に関
係した処理部分を抽出したものに、符号501,502
で示した信号系統を追加したものである。すなわち、上
記領域分割のため、図10に示すように、垂直同期信号
(VD)501、水平同期信号(HD)502をマイク
ロコンピュータ119から信号処理回路133へ送信す
る。同期信号501,502はマイクロコンピュータ1
19で制御されたVD,HD信号であり、これらの信号
501,502から、例えば図11の符号604,60
3で示す画面内の水平座標および垂直座標が知れるので
静止画1フレーム上の領域601が決定できる。そし
て、信号処理回路133で、色センサー132からの色
信号のうち、領域601内の色信号のみを抽出すること
により、ホワイトバランス回路129で例えば被写体が
存在している領域601内のみのホワイトバランス値が
設定できる。また逆に、外枠に対応する領域602の色
信号を抽出すれば、例えば被写体の背景に相当している
領域602のホワイトバランスが決定できる。
【0032】以上のような領域別にホワイトバランスが
設定できる信号処理回路を使って例えば図12に示すよ
うな処理を行う。次にこの処理手順を説明する。
【0033】第1の実施例と同様に、図7のステップ3
02でスチルモードが選択されると、ステップ304で
レリーズボタン127が押されるまで待機する。この待
機の間に例えば図12に示す処理を行う。すなわち、レ
リーズボタン127の押し下げがないとステップ701
に移行し、ステップ701で現在の画面全体から算出さ
れるホワイトバランスを設定し、この設定値をホワイト
バランスBとしてマイクロコンピュータ119内のRA
M・Bに記憶する。次にステップ702でVD501,
HD502の同期信号を基準に中央の領域601内のホ
ワイトバランスを設定し、その設定値をホワイトバラン
スAとして、マイクロコンピュータ119内のRAM・
Aに記憶する。さらに次のステップ703では外枠の領
域602におけるホワイトバランスを設定し、その設定
値をホワイトバランスCとしてマイクロコンピュータ1
19内のRAM・Cに記憶する。以上のステップ701
からステップ703に至る処理を行いながら、レリーズ
ボタン127の押下でレリーズされるまで待機する。
尚、動画モード中にレリーズボタン127が押された場
合は、少なくとも1回はステップ701からステップ7
03までの処理を行う必要がある。
【0034】レリーズボタン127が押され、ステップ
304でレリーズと判別されると、ステップ305のス
チル撮影処理を行う。ステップ305の中は図8の第1
実施例と同様にステップ404からステップ409の処
理に分れている。まず、ステップ404,405,40
6でマイクロコンピュータ119内のRAMからホワイ
トバランスの設定値を呼び出し、その設定値にホワイト
バランスを調節することによりそれぞれA,BおよびC
にホワイトバランスを設定し、この設定した各ホワイト
バランスでそれぞれ静止画撮影を行い、それぞれのフィ
ールドメモリ1101,1102,および1103にそ
の撮影した静止画情報を格納する。次にステップ407
で磁気テープ140の記録許可をし、ステップ408で
記録完了を待ち続ける。記録完了が例えば記録系のマイ
クロコンピュータ119により知らされるとステップ4
08を抜け、ステップ409で次のメモリへの書き込み
が終了するまでテープ140への記録を禁止する。
【0035】画像メモリ1101〜1103から磁気テ
ープ140への記録は第1の実施例と同様に例えば記録
系のマイクロコンピュータ119により図9で示す制御
手順により制御される。
【0036】本実施例では以上のような動作により領域
別に設定されたホワイトバランスを順次変化させなが
ら、複数枚の静止画が得られるので、被写体の背景の色
などに左右されない自然な色相の静止画を後で選択でき
る。また、画像処理による複数画面の合成等により、自
然色を幅広い範囲で再現した再生画を得ることも可能に
なる。
【0037】(第3の実施例)図13および図14は本
発明の第3の実施例の動作手順を示す。この第3の実施
例は第2の実施例と同様に、領域別にホワイトバランス
を設定でき、しかもフィールドメモリを1つしか使用し
ない場合の実施例である。
【0038】本実施例では、第2の実施例と同様に図1
0に示した信号処理回路系により、例えば図11に示し
た領域601,602のホワイトバランスを決定する。
そして、第1,第2の実施例と同様に、図7においてス
テップ302でスチルモードが選択されると、ステップ
304でレリーズボタン127が押されるまで待機す
る。この待機の間に例えば図13に示す処理を行う。す
なわち、図13のステップ1001で現在の画面全体か
ら算出されるホワイトバランスを設定し、この設定値を
ホワイトバランスBとして、マイクロコンピュータ11
9内のRAM2に記憶する。次にステップ1002で、
VD501,HD502の同期信号を基準に中央領域6
01内のホワイトバランスを設定し、その設定値をホワ
イトバランスAとしてマイクロコンピュータ119内の
RAM1に記憶する。次のステップ1003では外枠の
領域602におけるホワイトバランスを設定し、その設
定値をホワイトバランスCとしてマイクロコンピュータ
119内のRAM3に記憶する。以上のステップ100
1からステップ1003に至る処理を行いながら、レリ
ーズボタン127の押下でレリーズされるまで待機す
る。尚、動画モード中にレリーズボタン127が押され
た場合は、少なくとも1回はステップ1001からステ
ップ1003までの処理を行う必要がある。
【0039】レリーズホタン127が押され、ステップ
304でレリーズと判別されると、ステップ305′の
スチル撮影処理を行う。ステップ305′の中はステッ
プ1004からステップ1011の処理に分かれてい
る。まず、ステップ1004でn=1とし、ステップ1
005でRAMnに書き込まれているホワイトバランス
の設定値を呼び出し(この設定値は最初はAになる)、
その値にホワイトバランスを調節する。次にステップ1
006でそのホワイトバランス設定でスチル画を撮影
し、画像メモリ135に撮影した静止画情報を記憶す
る。続いてステップ1007でメモリ135からテープ
140への記録を許可し、次のステップ1008で記録
完了まで待ち続ける。
【0040】記録が完了したと判別すると、ステップ1
009で次の静止画情報メモリ135に記憶されるまで
テープ140上の記録を禁止する。次のステップ101
0で加算によりn=n+1として、続くステップ101
1でn=4か否かの判別処理をする。n≠4ならばステ
ップ1005に戻ってステップ1005で次のRAM内
に格納された設定値にホワイトバランスをセットしステ
ップ1006からの処理を再び実行する。n=4になっ
たならばステップ305′の処理を終了しステップ30
2へ戻る。
【0041】この場合の画像メモリ140から磁気テー
プへの記録手順は、例えば図14のようになる。まず、
ステップ1401でこの処理を開始し、ステップ140
2で記録許可か否かの判別を行う。記録許可の場合は次
のステップ1403でメモリ135の内容をテープに記
録し、続くステップ1404で記録が完了したか否かの
判別を行い、記録完了によりステップ1402に戻る。
【0042】本実施例では以上のような動作により、撮
影される静止画による弱冠の時間的ずれはあるものの、
第1,第2の実施例の如く複数のメモリを使用せずに済
むので、製造コストを安くあげることが可能になると共
に、被写体以外の背景などに影響を受けることなく、意
図した被写体の色を最も美しく再現した静止画を後で選
択できる。また、画像処理によって複数の画面を合成す
ること等により、幅広い範囲で自然な色相を再現した再
生画を得ることも可能になる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画と静止画を撮影することが可能なカメラにおいて、
静止画撮影時にレリーズボタンが押された際には撮影前
に設定した複数のホワイトバランス設定値を用いてホワ
イトバランス設定を1枚の静止画撮影のつど変化させな
がら複数画面撮影するようにしているので、静止画撮影
時に、被写体や光源の色温度が急激に変化した場合等で
あっても、複数のホワイトバランスの設定状態で複数枚
の静止画が得られるので、被写体の色を忠実に再現した
静止画を後で選択して得られる。また、画面の領域別に
複数のホワイトバランスを設定して、複数枚の静止画撮
影を行うことにより、一つの画面内の一部の領域に見ら
れる不適当な色相調節が防げると共に、画像処理による
複数の画面の合成等により、幅広い領域にわたって、被
写体の色を美しく再現した再生画を得ることが可能にな
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のVTRのテープ走行系を示す模式的平面
図である。
【図2】図1の磁気テープ上の記録軌跡を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例のビデオカメラの回路構
成を示すブロック図である。
【図4】図3の画像メモリの周辺の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例における記録態様を示す
図である。
【図6】本発明の第1の実施例のビデオカメラの外観を
示す概略正面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の全体の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図7の待機処理とスチル撮影処理の詳細な手順
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施例における磁気テープへの記
録動作手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施例の要部回路構成を示す
ブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係わる撮影画面上の
領域区分の一例を示す平面図である。
【図12】本発明の第2の実施例における待機処理とス
チル撮影処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第3の実施例における待機処理とス
チル撮影処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の第3の実施例における磁気テープへ
の記録動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101〜103,105 レンズ 106 撮像素子 116 自動利得制御回路 119 マイクロコンピュータ 124 ズームテレスイッチ 125 ズームワイドスイッチ 126 撮影モード切替スイッチ 127 レリーズボタン 128 カラーセパレータ 129 ホワイトバランス回路 130,133 信号処理回路 132 色センサ 135 画像メモリ 136 制御回路 140 磁気テープ 202 ズームスイッチ 501 垂直同期信号 502 水平同期信号 601 中心領域 602 外枠領域 1104,1105 スイッチ 1201,1202,1203 記録エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して動画記録と静止画記録
    の両方を選択的に行うことができる撮影記録装置におい
    て、 前記被写体の色データに応じて色相調節を行う色相調節
    手段と、 該色相調節手段における前記色相調節でのホワイトバラ
    ンスを制御するホワイトバランス調節手段と、 静止画記録の指示を行う指示手段と、 該指示手段の1回の指示に応じて、前記ホワイトバラン
    ス調節手段を介して前記ホワイトバランスの設定値を少
    なくとも2つ以上変化させて、少なくとも2つ以上の静
    止画を被記録媒体に記録させる制御を行う制御手段とを
    具備したことを特徴とする撮影記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段で設定される複数の前記ホ
    ワイトバランスは、前記色相調節手段により決められる
    ホワイトバランスの値を含み、かつ該ホワイトバランス
    の値を基準に、赤色成分,青色成分または緑色成分のみ
    所定の割合でずらしたホワイトバランスの値を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の撮影記録装置。
  3. 【請求項3】 前記被写体を照明する光源の色温度を検
    出する検出手段を有し、 前記制御手段は該検出手段により検出された前記光源の
    色温度に応じて前記ホワイトバランスの値を変化させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮影記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は1つの撮影画面内を複数
    領域に分割した各領域に対応するホワイトバランスを順
    次設定するホワイトバランス設定手段を包含し、 該ホワイトバランス設定手段により順次設定された各領
    域に対応の複数のホワイトバランスで前記2以上の静止
    画を記録させることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかの項に記載の撮影記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002305750A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Sony Corp カメラの連続撮影方法及びカメラ
JP2003061103A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Canon Inc 撮像装置およびホワイトバランス調整方法およびその動作処理プログラム

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