JPH05111825A - 放電加工によるネジ切り方法 - Google Patents
放電加工によるネジ切り方法Info
- Publication number
- JPH05111825A JPH05111825A JP27760591A JP27760591A JPH05111825A JP H05111825 A JPH05111825 A JP H05111825A JP 27760591 A JP27760591 A JP 27760591A JP 27760591 A JP27760591 A JP 27760591A JP H05111825 A JPH05111825 A JP H05111825A
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- Japan
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- screw
- electrode
- machining
- screw electrode
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電加工によりワークにネジ穴を高精度に加
工する。 【構成】 複数段階の加工ができるようにネジ電極4の
ネジ長を長くし、ワーク1の下穴2内でネジ電極4を偏
心円運動させながら放電加工によりネジ穴2aを荒加工
し、荒加工後ネジ電極4の消耗部分4aを可動テーブル
10上に設置した水平の電極板11との放電作用により
切断し、残部のオネジ部4bを用いてネジ穴2aの仕上
げ加工を行う。また、ネジ電極4の切断位置Cは前回の
加工位置Aに合わせることにより正確に位置合わせがで
きる。
工する。 【構成】 複数段階の加工ができるようにネジ電極4の
ネジ長を長くし、ワーク1の下穴2内でネジ電極4を偏
心円運動させながら放電加工によりネジ穴2aを荒加工
し、荒加工後ネジ電極4の消耗部分4aを可動テーブル
10上に設置した水平の電極板11との放電作用により
切断し、残部のオネジ部4bを用いてネジ穴2aの仕上
げ加工を行う。また、ネジ電極4の切断位置Cは前回の
加工位置Aに合わせることにより正確に位置合わせがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工によりワーク
にネジ穴を高精度に加工するネジ切り方法に関する。
にネジ穴を高精度に加工するネジ切り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の放電加工によるネジ切り方
法に使用するネジ電極を示す構成図であり、図におい
て、1は下穴2を設けたワーク、3は放電加工機の主
軸、4はオネジ4aを設けたネジ電極、5は主軸3に取
り付けられ、先端部にネジ電極4のオネジ4aと同じ形
状のオネジ5aを設けた連結具、6は連結具5のオネジ
5aと結合するネジ穴6aを有し、先端部にセットネジ
7等でネジ電極4を同心に固定する電極ホルダーであ
る。
法に使用するネジ電極を示す構成図であり、図におい
て、1は下穴2を設けたワーク、3は放電加工機の主
軸、4はオネジ4aを設けたネジ電極、5は主軸3に取
り付けられ、先端部にネジ電極4のオネジ4aと同じ形
状のオネジ5aを設けた連結具、6は連結具5のオネジ
5aと結合するネジ穴6aを有し、先端部にセットネジ
7等でネジ電極4を同心に固定する電極ホルダーであ
る。
【0003】次にネジ切り方法について説明する。ま
ず、ネジ電極4を加工位置まで移動させる。ネジ電極4
を加工面近くまで接近させてから放電加工を開始し、主
軸3の下降を停止して図6の状態にする。次に作業者が
電極ホルダー6の円板部6bを持って図7に示すように
矢印方向に電極ホルダー6を回転させる。電極ホルダー
6は連結具5とのネジ作用により1回転当り1ピッチず
つ下降するので、電極ホルダー6に固定されているネジ
電極4が回転しながら下降し、図8に示すようにワーク
1の下穴2にネジ電極4のオネジ4aと同じ形状のメネ
ジ2aを放電加工で施していく。
ず、ネジ電極4を加工位置まで移動させる。ネジ電極4
を加工面近くまで接近させてから放電加工を開始し、主
軸3の下降を停止して図6の状態にする。次に作業者が
電極ホルダー6の円板部6bを持って図7に示すように
矢印方向に電極ホルダー6を回転させる。電極ホルダー
6は連結具5とのネジ作用により1回転当り1ピッチず
つ下降するので、電極ホルダー6に固定されているネジ
電極4が回転しながら下降し、図8に示すようにワーク
1の下穴2にネジ電極4のオネジ4aと同じ形状のメネ
ジ2aを放電加工で施していく。
【0004】しかし、ある程度深いネジ穴を加工する場
合にはネジ電極4の先端部が放電によりかなり消耗す
る。このような場合には加工途中でネジ電極4を電極ホ
ルダー6から取り外し、放電で消耗した部分を例えばの
こ刃等で切断したのち、加工途中のネジ穴にそのネジ電
極4をねじ込んだ状態にして再度電極ホルダー6に取り
付け、しかるのち放電加工を再開する。以上の手順で所
望するネジ穴をワーク1に加工する。
合にはネジ電極4の先端部が放電によりかなり消耗す
る。このような場合には加工途中でネジ電極4を電極ホ
ルダー6から取り外し、放電で消耗した部分を例えばの
こ刃等で切断したのち、加工途中のネジ穴にそのネジ電
極4をねじ込んだ状態にして再度電極ホルダー6に取り
付け、しかるのち放電加工を再開する。以上の手順で所
望するネジ穴をワーク1に加工する。
【0005】上述した従来方法では放電加工の無人自動
運転が不可能であるうえに、高電圧がかかっている所で
の直近作業のため危険を伴うものである。そこで例えば
特開昭61−164729号公報に示すようなネジ切り
方法がある。この方法は、オネジを設けたネジ電極を、
下穴を設けたワークの該下穴内に挿入し、ネジ電極の中
心を下穴の中心から所定の距離だけ偏心させた円軌道上
にてネジ電極及びワークを相対的に円運動させながら放
電加工することにより、下穴の内面にネジ電極のオネジ
に対応するメネジを加工するものである。
運転が不可能であるうえに、高電圧がかかっている所で
の直近作業のため危険を伴うものである。そこで例えば
特開昭61−164729号公報に示すようなネジ切り
方法がある。この方法は、オネジを設けたネジ電極を、
下穴を設けたワークの該下穴内に挿入し、ネジ電極の中
心を下穴の中心から所定の距離だけ偏心させた円軌道上
にてネジ電極及びワークを相対的に円運動させながら放
電加工することにより、下穴の内面にネジ電極のオネジ
に対応するメネジを加工するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されたネジ切り方法は、同じネジ電極を使用し
てネジ切りを荒加工と仕上げ加工の2段階に分けて加工
するものではない。一般にネジ電極は1回のネジ切り加
工でかなり消耗するので、1回では加工精度の確保が困
難である。このような場合、例えば荒加工用と仕上げ加
工用の2種類のネジ電極を用意してそれを自動交換する
ことにより、2段階に分けて加工する方法も考えられる
が、この方法では荒加工時のネジのリードに仕上げ加工
用ネジ電極のリードを正確に位置合わせることがきわめ
て困難である。
報に記載されたネジ切り方法は、同じネジ電極を使用し
てネジ切りを荒加工と仕上げ加工の2段階に分けて加工
するものではない。一般にネジ電極は1回のネジ切り加
工でかなり消耗するので、1回では加工精度の確保が困
難である。このような場合、例えば荒加工用と仕上げ加
工用の2種類のネジ電極を用意してそれを自動交換する
ことにより、2段階に分けて加工する方法も考えられる
が、この方法では荒加工時のネジのリードに仕上げ加工
用ネジ電極のリードを正確に位置合わせることがきわめ
て困難である。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、同じネジ電極を使用して複数段階
のネジ切り加工が可能で、しかもネジ電極の位置合わせ
が簡単かつ正確にでき、高精度のネジ穴を加工すること
ができる放電加工によるネジ切り方法を得ることを目的
とする。
めになされたもので、同じネジ電極を使用して複数段階
のネジ切り加工が可能で、しかもネジ電極の位置合わせ
が簡単かつ正確にでき、高精度のネジ穴を加工すること
ができる放電加工によるネジ切り方法を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る放電加工によるネジ切り方法は、オネ
ジを設けたネジ電極を、下穴を設けたワークの該下穴内
に挿入し、ネジ電極の中心を下穴の中心から所定の距離
だけ偏心させた円軌道上にてネジ電極及びワークを相対
的に円運動させながら放電加工することにより、下穴の
内面にネジ電極のオネジに対応するメネジを加工するも
のにおいて、上記ネジ電極のオネジ部の長さを少なくと
も荒加工と仕上げ加工の2段階の加工に使用可能なネジ
長とし、荒加工時に使用したネジ電極部分を可動テーブ
ル上に設置した水平の電極板との放電作用により切断
し、その切断位置を前回の加工位置に復帰したのち、残
部のオネジ部を用いて前回作製したワークのメネジ部を
上記と同様の方法で仕上げ加工するものである。
め、本発明に係る放電加工によるネジ切り方法は、オネ
ジを設けたネジ電極を、下穴を設けたワークの該下穴内
に挿入し、ネジ電極の中心を下穴の中心から所定の距離
だけ偏心させた円軌道上にてネジ電極及びワークを相対
的に円運動させながら放電加工することにより、下穴の
内面にネジ電極のオネジに対応するメネジを加工するも
のにおいて、上記ネジ電極のオネジ部の長さを少なくと
も荒加工と仕上げ加工の2段階の加工に使用可能なネジ
長とし、荒加工時に使用したネジ電極部分を可動テーブ
ル上に設置した水平の電極板との放電作用により切断
し、その切断位置を前回の加工位置に復帰したのち、残
部のオネジ部を用いて前回作製したワークのメネジ部を
上記と同様の方法で仕上げ加工するものである。
【0009】
【作用】ネジ電極は少なくとも荒加工と仕上げ加工の2
段階の加工に使用可能なネジ長を有するので、荒加工時
のネジ電極消耗部分を水平の電極板との放電作用により
切断することにより、残部のオネジ部を仕上げ加工に使
用することができる。仕上げ加工の際には、ネジ電極の
切断位置を前回の加工位置に復帰するだけでリードの位
置合わせができる。ネジ電極の切断位置は後述の式から
決定される。
段階の加工に使用可能なネジ長を有するので、荒加工時
のネジ電極消耗部分を水平の電極板との放電作用により
切断することにより、残部のオネジ部を仕上げ加工に使
用することができる。仕上げ加工の際には、ネジ電極の
切断位置を前回の加工位置に復帰するだけでリードの位
置合わせができる。ネジ電極の切断位置は後述の式から
決定される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。下穴2を設けたワーク1は放電加工機の可動テーブ
ル10上に載置され、さらに可動テーブル10の適当な
個所に電極板11がスペーサ12を介して水平に載置さ
れ、押え金13で固定されている。ネジ電極4のオネジ
部の長さは少なくとも荒加工と仕上げ加工の2段階に分
けて使用できるように、図2に示すように荒加工用のオ
ネジ部4aと仕上げ加工用のオネジ部4bを持つ少なく
とも2倍のネジ長とされる。ネジ電極4は例えばセット
ネジ等により電極ホルダー6に固定され、この電極ホル
ダー6を主軸3に取り付ける。
る。下穴2を設けたワーク1は放電加工機の可動テーブ
ル10上に載置され、さらに可動テーブル10の適当な
個所に電極板11がスペーサ12を介して水平に載置さ
れ、押え金13で固定されている。ネジ電極4のオネジ
部の長さは少なくとも荒加工と仕上げ加工の2段階に分
けて使用できるように、図2に示すように荒加工用のオ
ネジ部4aと仕上げ加工用のオネジ部4bを持つ少なく
とも2倍のネジ長とされる。ネジ電極4は例えばセット
ネジ等により電極ホルダー6に固定され、この電極ホル
ダー6を主軸3に取り付ける。
【0011】図2はネジ電極4と該ネジ電極4によりワ
ーク1の下穴2に加工しようとするメネジ2aとの関係
を示す拡大断面図であり、ネジ電極4の外径は下穴2の
内径より少し小さく、かつ、ネジ電極4のネジ山と下穴
2に加工されるネジ谷との間隙Δrの2倍分小さいもの
である。また、放電加工に伴う制御は図示しない数値制
御装置によって行われる。
ーク1の下穴2に加工しようとするメネジ2aとの関係
を示す拡大断面図であり、ネジ電極4の外径は下穴2の
内径より少し小さく、かつ、ネジ電極4のネジ山と下穴
2に加工されるネジ谷との間隙Δrの2倍分小さいもの
である。また、放電加工に伴う制御は図示しない数値制
御装置によって行われる。
【0012】この実施例においては、ネジ切り加工は荒
加工と仕上げ加工の2段階で実施される。まず、荒加工
の段階について説明すると、数値制御装置(図示せず)
のプログラムの指令により、主軸3を下降し、ネジ電極
4を図3に示すようにワーク1の下穴2内に同心に挿入
し、ネジ電極4の先端の加工位置Aを決める。加工位置
Aはあらかじめ上記数値制御装置のプログラムにより設
定されている。次に、ネジ電極4をワーク1の下穴2の
内面に接近させ放電加工を開始するとともに、図4に示
すようにネジ電極4の中心を下穴2の中心から上記Δr
の距離だけ相対的にシフトさせ、かつ、該Δrの半径の
円軌道20上にてネジ電極4を下穴2の中心の周りに円
運動させながら放電加工を行う。これによって図2に示
すように下穴2の内面にネジ電極4のオネジ4aと同じ
形状のメネジ2aが荒加工される。
加工と仕上げ加工の2段階で実施される。まず、荒加工
の段階について説明すると、数値制御装置(図示せず)
のプログラムの指令により、主軸3を下降し、ネジ電極
4を図3に示すようにワーク1の下穴2内に同心に挿入
し、ネジ電極4の先端の加工位置Aを決める。加工位置
Aはあらかじめ上記数値制御装置のプログラムにより設
定されている。次に、ネジ電極4をワーク1の下穴2の
内面に接近させ放電加工を開始するとともに、図4に示
すようにネジ電極4の中心を下穴2の中心から上記Δr
の距離だけ相対的にシフトさせ、かつ、該Δrの半径の
円軌道20上にてネジ電極4を下穴2の中心の周りに円
運動させながら放電加工を行う。これによって図2に示
すように下穴2の内面にネジ電極4のオネジ4aと同じ
形状のメネジ2aが荒加工される。
【0013】次に、ネジ電極4は上記の荒加工時に使用
したオネジ部分4aが放電により消耗しているのでこの
部分4aを仕上げ加工に使用することはできない。そこ
で、一旦放電加工を中止し、ネジ電極4をワーク1から
引上げ、可動テーブル10上の水平な電極板11上に移
動させたのち、図5の(a)に示すようにネジ電極4の
先端を電極板11の上面に接触させる。この接触位置B
を主軸方向のZ基準として上記数値制御装置に設定す
る。次に、図5の(b)に示すようにネジ電極4を所要
の切断量Zだけ下降し、ネジ電極4を回転させながら水
平移動させ、かつ、電極板11との間で放電を発生さ
せ、この放電作用によりネジ電極4を図5の(c)に示
すように切断する。ネジ電極4の切断量Zは、荒加工と
仕上げ加工のネジ山形状が一致していなければならない
から、次式より決定される。 Z=[(荒加工深さ÷ピッチ)の整数部+1]×(ピッチ) また、ネジ電極4と電極板11の極性は、両電極の材質
が例えば銅−銅の組み合わせであれば、放電加工の場合
と同じ極性(ネジ電極;プラス、電極板;マイナス)に
し、銅−鋼の組み合わせであれば逆極性(ネジ電極;マ
イナス、電極板;プラス)にして放電作用をさせる。ネ
ジ電極4の切断位置Cが上式から決定され、ネジ電極4
には未使用部分である仕上げ加工用のオネジ部4bが残
る。以上により、仕上げ加工のための準備が完了する。
したオネジ部分4aが放電により消耗しているのでこの
部分4aを仕上げ加工に使用することはできない。そこ
で、一旦放電加工を中止し、ネジ電極4をワーク1から
引上げ、可動テーブル10上の水平な電極板11上に移
動させたのち、図5の(a)に示すようにネジ電極4の
先端を電極板11の上面に接触させる。この接触位置B
を主軸方向のZ基準として上記数値制御装置に設定す
る。次に、図5の(b)に示すようにネジ電極4を所要
の切断量Zだけ下降し、ネジ電極4を回転させながら水
平移動させ、かつ、電極板11との間で放電を発生さ
せ、この放電作用によりネジ電極4を図5の(c)に示
すように切断する。ネジ電極4の切断量Zは、荒加工と
仕上げ加工のネジ山形状が一致していなければならない
から、次式より決定される。 Z=[(荒加工深さ÷ピッチ)の整数部+1]×(ピッチ) また、ネジ電極4と電極板11の極性は、両電極の材質
が例えば銅−銅の組み合わせであれば、放電加工の場合
と同じ極性(ネジ電極;プラス、電極板;マイナス)に
し、銅−鋼の組み合わせであれば逆極性(ネジ電極;マ
イナス、電極板;プラス)にして放電作用をさせる。ネ
ジ電極4の切断位置Cが上式から決定され、ネジ電極4
には未使用部分である仕上げ加工用のオネジ部4bが残
る。以上により、仕上げ加工のための準備が完了する。
【0014】そこで次に仕上げ加工の段階に移行し、ま
ず、荒加工部分4aを切断されたネジ電極4をワーク1
のネジ穴内に挿入する。このとき、ネジ電極4の切断位
置Cが元の加工位置Aに一致するように位置合わせす
る。これによって、荒加工時のリードとネジ電極4の仕
上げ加工用オネジ部4bのリードの位置が正確に一致す
る。その後は、上述した荒加工時と同様の方法で放電加
工を再開すればよく、荒加工時に作製されたメネジ部2
aを仕上げ加工用オネジ部4bにより高精度に仕上げ加
工することができる。また、このネジ切り方法によれ
ば、放電加工の無人自動運転が可能で、安全性も高いも
のである。
ず、荒加工部分4aを切断されたネジ電極4をワーク1
のネジ穴内に挿入する。このとき、ネジ電極4の切断位
置Cが元の加工位置Aに一致するように位置合わせす
る。これによって、荒加工時のリードとネジ電極4の仕
上げ加工用オネジ部4bのリードの位置が正確に一致す
る。その後は、上述した荒加工時と同様の方法で放電加
工を再開すればよく、荒加工時に作製されたメネジ部2
aを仕上げ加工用オネジ部4bにより高精度に仕上げ加
工することができる。また、このネジ切り方法によれ
ば、放電加工の無人自動運転が可能で、安全性も高いも
のである。
【0015】なお、上記実施例では、荒加工と仕上げ加
工の2段階の場合について説明したが、もちろんこれ以
上の複数段階の加工の場合にも本発明方法を適用できる
ものであり、また、ワークのネジ穴は上記のように貫通
するものだけでなく、いわゆる袋ネジの場合でも同様に
実施することができる。さらに、ネジ山の形状は任意で
あり、多条ネジの加工にも適用することができる。
工の2段階の場合について説明したが、もちろんこれ以
上の複数段階の加工の場合にも本発明方法を適用できる
ものであり、また、ワークのネジ穴は上記のように貫通
するものだけでなく、いわゆる袋ネジの場合でも同様に
実施することができる。さらに、ネジ山の形状は任意で
あり、多条ネジの加工にも適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同じネジ
電極を使用して複数段階の加工が可能にしたものである
から、ワークのネジ穴を高精度に加工することができ
る。また、ネジ電極の消耗部分を水平の電極板との放電
作用により切断し、その切断位置を元の加工位置に復帰
するだけで位置合わせができるから、リード位置合わせ
がきわめて簡単でかつ正確である。
電極を使用して複数段階の加工が可能にしたものである
から、ワークのネジ穴を高精度に加工することができ
る。また、ネジ電極の消耗部分を水平の電極板との放電
作用により切断し、その切断位置を元の加工位置に復帰
するだけで位置合わせができるから、リード位置合わせ
がきわめて簡単でかつ正確である。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】ネジ電極とワーク加工されるネジ穴との関係を
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図3】荒加工時のネジ電極の加工位置を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】荒加工時のネジ電極の動作を示す上面図であ
る。
る。
【図5】ネジ電極の消耗部分の切断動作を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】従来のネジ切り方法に使用するネジ電極の構成
図である。
図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】従来のネジ切り方法を示す説明図である。
1 ワーク 2 下穴 2a ワークのメネジ 3 主軸 4 ネジ電極 4a 荒加工用オネジ部 4b 仕上げ加工用オネジ部 6 電極ホルダー 10 可動テーブル 11 電極板
Claims (1)
- 【請求項1】 オネジを設けたネジ電極を、下穴を設け
たワークの該下穴内に挿入し、前記ネジ電極の中心を前
記下穴の中心から所定の距離だけ偏心させた円軌道上に
て該ネジ電極及びワークを相対的に円運動させながら放
電加工することにより、前記下穴の内面に前記ネジ電極
のオネジに対応するメネジを加工するものにおいて、 前記ネジ電極は少なくとも荒加工と仕上げ加工の2段階
に分けて使用可能なネジ長を有し、荒加工時に使用した
前記ネジ電極の部分を可動テーブル上に設置した水平の
電極板との放電作用により切断し、その切断位置を前回
の加工位置に復帰したのち、残部のオネジ部を用いて前
回作製したワークのメネジ部を前記と同様の方法で仕上
げ加工することを特徴とする放電加工によるネジ切り方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760591A JPH05111825A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放電加工によるネジ切り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27760591A JPH05111825A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放電加工によるネジ切り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111825A true JPH05111825A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17585756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27760591A Pending JPH05111825A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放電加工によるネジ切り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111825A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2827802A1 (fr) * | 2001-07-25 | 2003-01-31 | Castek Mechatron Industry Co L | Dispositif d'usinage par etincelage combinant la perforation et le taraudage |
| KR101477183B1 (ko) * | 2013-01-22 | 2015-01-06 | 부산대학교 산학협력단 | 미세 노즐의 제조방법 |
| KR101876269B1 (ko) * | 2018-03-08 | 2018-07-09 | 주식회사유가엠엔티 | 전극 자동 교체 기능을 구비하는 세혈 방전 가공기 |
| CN113814491A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-21 | 天津航天机电设备研究所 | 一种航天器机构用三头螺旋传动副加工工艺方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5615929A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Method and device for restoring electrode in electospark machining device |
| JPS61164729A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-25 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 放電加工によるタツピング方法 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27760591A patent/JPH05111825A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5615929A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | Method and device for restoring electrode in electospark machining device |
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Cited By (5)
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| CN113814491A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-21 | 天津航天机电设备研究所 | 一种航天器机构用三头螺旋传动副加工工艺方法 |
| CN113814491B (zh) * | 2021-10-14 | 2023-01-06 | 天津航天机电设备研究所 | 一种航天器机构用三头螺旋传动副加工工艺方法 |
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