JPH051119B2 - - Google Patents

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JPH051119B2
JPH051119B2 JP26133886A JP26133886A JPH051119B2 JP H051119 B2 JPH051119 B2 JP H051119B2 JP 26133886 A JP26133886 A JP 26133886A JP 26133886 A JP26133886 A JP 26133886A JP H051119 B2 JPH051119 B2 JP H051119B2
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JP
Japan
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wire
groove
lubricant
flux
metal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP26133886A
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English (en)
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JPS63115697A (ja
Inventor
Toshisada Kashimura
Takao Shimazaki
Tsutomu Shinokura
Masami Tano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は伸線性に優れたフラツクス入りワイヤ
の製造方法に関するものである。 [従来の技術] 現在市販されているフラツクス入りワイヤ(以
下単にワイヤということがある)の殆んどは、帯
状金属を長手方向に走行させつつ成形ローラで幅
方向に湾曲させ、横断面が略半円状に湾曲された
段階でその腔部にフラツクスを充填し、次いで更
に成形ローラで幅方向への湾曲を進めて上記半円
の両耳部を閉じる様にして断面円状の金属外皮と
し最後に伸線加工を行なうという手順で製造され
ている。第6図は従来ワイヤの横断面図(伸線加
工前)であつて、金属外皮1の継目1aは伸線工
程途次や使用中にフラツクス2が脱落することが
ない様にほぼ隙間のない状態に完全に閉じられて
いる。 [発明が解決しようとする問題点] この様な継目1aでは接合段差の生成を完全に
回避することが困難であるので、伸線の実施に際
して接合段差によるダイス荒れを生じ、従つてワ
イヤの伸線性が悪化することとなる。そこで伸線
性の悪化を防止する目的で潤滑剤が汎用され、例
えばグラフアイトカーボン系潤滑剤をワイヤ表面
の全面に多量に塗布することが行なわれている。
しかしながら製品ワイヤ(伸線後)を巻回してス
プール巻等に仕上げる迄に多量の潤滑剤を除去す
る必要があり、潤滑剤の除去工程が作業上のネツ
クとなつているというのが実情である。即ち潤滑
剤除去の完全を期して液体洗浄剤を使えば、洗浄
剤がワイヤ内に侵入し、これを回避しようとすれ
ば除去が不完全となつて潤滑剤の大量残留を招
き、いずれの場合にも溶接金属の拡散性水素量を
増大させる原因となる。 本発明はこの様な事情に鑑みてなされたもので
あつて大量の潤滑剤を付着させなくとも良好な伸
線性が発揮され、品質的にも良好な溶接金属を形
成することのできるフラツクス入りワイヤの製造
方法を提供するものである。 [問題点を解決する為の手段] 本発明は金属帯を湾曲させつつフラツクスを充
填し金属帯両耳部を相互に当接させることによつ
てフラツクス入りワイヤを製造するに当たり、金
属帯の両耳当接部に外開きテーパ状斜面を有する
溝部を形成し該溝部に潤滑剤を担持させて伸線す
ることを要旨とするものである。 [作用] 第1図は本発明のワイヤ断面図を示すものであ
つて、帯状金属で形成した金属外皮1の継目に外
開きテーパ状斜面を有する溝部(以下単に溝部と
いうこともある)3を形成し該溝部3に潤滑剤を
担持させることにより継目エツジに潤滑性を与
え、伸線加工時におけるダイスへの当たりを緩和
し伸線性の悪化を防止したものである。 溝部3はワイヤ外周面部からワイヤ中心部に向
つて細く切れ込んだ形状であるから、伸線時に矢
印P方向からの押圧力が作用したときに、その分
力が溝の斜面方向に働いて潤滑剤が当該斜面に押
付けられる結果、潤滑剤の剥れが少ない。従つて
潤滑剤の使用総量を減少させることができる。即
ち潤滑剤除去の作業能率や限界、そして残留潤滑
剤による溶接金属の拡散性水素量の増大といつた
観点からすれば、潤滑剤は可及的に少量を使用
し、しかも数段階に亘る伸線工程中に簡単に除去
されてしまうことがなく、従つて伸線の全工程を
通じて必要最低限の付着量を保持し続け得るもの
でなければならないが、本発明では潤滑剤をワイ
ヤ外表面へ全面的に塗布するばかりでなく、溝部
3に強固に充填し、しかも該溝部3の壁面から溝
部内容積を小さくする結果、潤滑剤の使用量は少
なくなり、且つ前述の如く耐剥離性が良好である
ので、伸線の全工程を通じて良好な潤滑性能を発
揮し続けることができるのである。 溝部3の形成方法は本発明を特定するものでは
ないが、例えば第2図に示す金属帯1A(但し図
では理解の便を考慮して実際よりも厚い板として
描いている)の横断面図においてワイヤの外周に
相当する辺1bをその相対向する辺(ワイヤの内
周側となる辺)1cよりやや短めに形成してお
き、これを破線で示す如く湾曲加工し、更に第3
図に示す様な成形ローラ5を用いて断面円状に加
工すれば耳部1d,1dの当接部には第1図に示
す様な溝部3が形成される。即ち第3図に示した
成形ローラ5のうち両側のフランジ5a,5a部
分は金属帯を円形に押し縮めていくための成形部
であり、中央の突出部5bは耳部1d,1dを成
形して最終突き合わせ段階でY字形の当接面が形
成される様にするための成形部である。(従つて
第2図の様な耳部加工を施したものであつても、
最終的にはY字型の当接面を形成することが可能
なのである。)尚この当接面はV字型であつても
良いが、潤滑剤がフラツクス内に侵入していくの
を防ぐためにも極力Y字型とすることが望まれ
る。 Y字型当接面の形成に当たつては、成形ロール
5を使わず金属帯4の段階でその両耳部1d,1
dをバイトやローラで適正形状に加工することに
よつても溝部を形成することができる。勿論第2
図の様な耳部の予備成形を行なわず成形ロール5
単独で溝部の形状に仕上げることも可能である。 溝部を形成する為の金属帯耳部の当接は、耳部
を相互にするだけではなく第4図に示す様に両耳
部1d,1dを相互に重合せしめるものであつて
もよい。この実施例であれば潤滑剤がフラツクス
中に侵入していく恐れが少ないので溶接金属への
悪影響の心配は更に少なくなる。 尚溝部3の形状は断面くさび型のものに限らず
例えば第5図に示す様に断面逆台形状のものであ
つてもよい。 [実施例] 本発明方法に基づきフラツクス入りワイヤを製
造した。製造条件は次の通りとした。 金属帯(金属外皮)厚さ:1.2mm ダイス径:4.6mm ダイス導入前ワイヤ径:5mm 金属帯耳部当接方法:端部接合(第1図参照)及
び 耳部重合(第4図参照) 潤滑剤:グラフアイトカーボン系 伸線速度:100m/分(ワイヤ系5mm通過点) 以上の条件で製造したフラツクス入りのワイヤ
の伸線性とワイヤ品質に関するテスト結果を第1
表に示す。 第1表において溝大きさとはフラツクス部、金
属外皮部及び溝部を含むワイヤの全断面積に対す
る溝部断面積の百分比を言い下記式により算出し
たものである。 溝部断面積/溝部を含むワイヤ全断面積×100 伸線性は潤滑剤を用いる最初のダイス部におけ
る伸線性であつても、片番(8時間)当たりの断
線回数で評価した。 表中 ◎:断線回数1回以下 ○:断線回数2〜3回 △:断線回数5〜6回 ×:断線回数7回以上頻繁に断線 次にワイヤの品質は溶接金属の拡散性水素量に
より評価した。拡散性水素量の測定方法は
JISZ3117−84に従い、ガスクロマトグラフ法に
よりガスシールドアーク溶接部の水素量を測定し
た。溶接金属100g当たりの拡散性水素量を判断
の基準とし、表中 ◎:拡散性水素量 5c.c.未満 ○:拡散性水素量 5〜10c.c. △:拡散性水素量 10c.c.超過 を意味する。
【表】 第1表の結果から溝大きさが0.25〜3.6%の試
料番号2〜6及び10〜12については伸線性、ワイ
ヤ品質いずれも良好なワイヤが得られた。 次に溝大きさが0.25%未満の試料番号1、8、
9及び14については良好な伸線性が得られなかつ
た。試料番号1、9については溝大きさが不十分
で潤滑剤の担持量が少なく継目のエツジ効果が得
られない為と思われる。 また試料番号7についてはワイヤ品質の劣化が
みられた。これは溝大きさが大きくなりすぎ潤滑
剤が多量に担持されたため継目部に食い込み伸線
作業以降の工程で水分を吸湿する為と思われる。
また試料番号13については伸線性、ワイヤ品質の
いずれも劣化がみられた。ワイヤ品質の劣化の原
因については前記試料番号7の場合と同じと考え
られるが、伸線性の劣化についてはくさび型溝の
形成を耳部の重合により行なつたのでワイヤ外周
部の耳部エツジが鋭角状に露出しすぎた為と思わ
れる。 以上の結果から溝大きさは、本実施例条件にお
いては0.25〜3.6%が好ましいと言える。 [発明の効果] 本発明は上記の様に構成されるから伸線性に優
れた品質の良好なフラツクス入り継目ありワイヤ
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により製造されたワイヤの断面
図、第2図は金属帯の断面図、第3図は成形ロー
ルにより溝部を形成する場合を説明する図、第4
図は金属帯耳部を重合して溝部を形成した場合の
ワイヤ断面図、第5図は溝部を断面逆台形状に形
成した場合のワイヤの要部拡大断面図、第6図は
従来のワイヤ断面図である。 1……金属外皮、1a……継目、2……フラツ
クス、3……溝部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属帯を湾曲させつつフラツクスを充填し金
    属帯両耳部を相互に当接させることによつてフラ
    ツクス入りワイヤを製造するに当たり、金属帯の
    両耳当接部に外開きテーパ状斜面を有する溝部を
    形成し該溝部に潤滑剤を担持させて伸線すること
    を特徴とするフラツクス入りワイヤの製造方法。
JP26133886A 1986-10-31 1986-10-31 フラツクス入りワイヤの製造方法 Granted JPS63115697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26133886A JPS63115697A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フラツクス入りワイヤの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26133886A JPS63115697A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フラツクス入りワイヤの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63115697A JPS63115697A (ja) 1988-05-20
JPH051119B2 true JPH051119B2 (ja) 1993-01-07

Family

ID=17360435

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JP26133886A Granted JPS63115697A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フラツクス入りワイヤの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142662U (ja) * 1989-04-27 1990-12-04

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JPS63115697A (ja) 1988-05-20

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