JPH05112426A - 多層状組成物 - Google Patents

多層状組成物

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JPH05112426A
JPH05112426A JP27401091A JP27401091A JPH05112426A JP H05112426 A JPH05112426 A JP H05112426A JP 27401091 A JP27401091 A JP 27401091A JP 27401091 A JP27401091 A JP 27401091A JP H05112426 A JPH05112426 A JP H05112426A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (1)(A)パーフロロカーボン及び/又は
パーフロロカーボン基を含むポリエーテル化合物、
(B)プロピレンカーボネート及び/又はエチレングリ
コールモノブチルエーテル、並びに(C)水を必須成分
として含有する多層状組成物、(2)(A)、(B)、
(C)並びに(D)液状炭化水素及び/又はジメチルポ
リシロキサンを必須成分として含有する多層状組成物。 【効果】 本発明の多層状組成物は、使用時振盪すると
均一で美麗な乳濁状態を呈し、かつこれを静置すると速
やかに多層に分離すると共に、プロピレンカーボネート
及びエチレングリコールモノブチルエーテル層には紫外
線吸収剤、香料を有利に含有せしめることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層状組成物、更に詳細
には、使用時に振盪すると容易かつ均一に分散して美麗
な乳濁状を呈し、静置すると速やかに多層状に復元する
多層状組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用後静置しておくと2層又
は3層に分離して多層状態を呈し、使用時振盪すると均
一に分散して一層となる多層状組成物が知られている。
この多層状組成物は、その外観が美麗、奇抜であるとい
う審美的な効果と、基剤や薬効成分を安定に溶解ないし
分散させて配合することを目的とするものである。すな
わち、通常の単層状組成物では、長期保存により、基剤
と薬効成分、あるいは薬効成分同志の間で相互作用ある
いは反応をおこし、外観的には濁りや着色等を生じた
り、薬効的には効果が減少したり全く効果が発現しなく
なったりすることがある。これらの問題点を防止するた
めに、剤型を多層にして相互作用を起こし得る成分同志
を分離し、この状態で保存することとした組成物が多層
状組成物である。
【0003】従来、多層状組成物としては、水、水−ア
ルコール混合液等の水性層と、これと混和しない油性層
よりなるものが知られているが、使用時振盪により混合
すると分離に長時間を要し、また分離後も油層、水層の
一方又は両方が完全に透明にならなかったり、油層と水
層の界面に不明瞭な界面活性剤層が現れ、外観を損ねる
という欠点があった。
【0004】また、従来の多層状組成物は、香料や紫外
線吸収剤を安定に配合することが困難で、しかも液体の
みからなるものでは2〜3層が限度であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、使
用時振盪すると均一で美麗な乳濁状態を呈し、かつこれ
を静置すると速やかに分離し、更に種々の基剤及び薬効
成分等を安定に配合することのできる多層状組成物を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は鋭意研究を行った結果、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、(A)パーフロロカ
ーボン及び/又はパーフロロカーボン基を含むポリエー
テル化合物、(B)プロピレンカーボネート及び/又は
エチレングリコールモノブチルエーテル、並びに(C)
水を必須成分として含有する多層状組成物を提供するも
のである。更にまた、本発明は、(A)、(B)、
(C)並びに(D)液状炭化水素及び/又はジメチルポ
リシロキサンを必須成分として含有する多層状組成物を
提供するものである。
【0008】本発明において、(A)成分のパーフロロ
カーボン及びパーフロロカーボン基を含むポリエーテル
化合物は特に限定されないが、例えばフロリナート(住
友スリーエム社製品の商品名)、フォンブリンHC(モ
ンテフルオス社製品の商品名)などが挙げられる。
【0009】(C)成分には、他の層との分離をよくす
るために、電解質を併用するのが好ましい。電解質とし
ては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウ
ム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、リン酸二水素
ナトリウム等のアルカリ又はアルカリ土類金属の塩が挙
げられる。
【0010】(D)成分の液状炭化水素(D1 )として
は、例えば流動パラフィン、スクワラン、軽質イソパラ
フィン等が挙げられる。またジメチルポリシロキサン
(D2 )は直鎖状でも、環状でもよく、例えばシリコン
KF96A(6cs)、シリコンKF−96(100cs)
(以上、信越化学社製)、シリコンSH344、シリコ
ンDC345(以上、東レダウコーニング・シリコーン
社製)等が挙げられる。
【0011】(A)〜(D)成分の配合割合は、多層状
組成物に要求される性質及び各層に配合する薬効成分等
を考慮して、適宜決められる。
【0012】このようにするとき、(A)〜(C)成分
の場合には3層、(A)〜(D)成分の場合には4層に
分離した多層状組成物が得られる。また、これに(D)
成分とは極性の異なる油性成分又は無機もしくは有機粉
体を配合することにより、更に層を増やすことができ
る。
【0013】本発明の多層状組成物は、医薬品、化粧
料、トイレタリー用品、日用品等に応用することができ
る。特に化粧料については、スキンローション、アフタ
ーシェーブローション、カーマインローション、ボディ
ーローション、ハンドローション等のスキンケア製品、
ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアリキッド、スカ
ルプローション等のヘア製品、フレグランス製品、エナ
メルリムーバー等に幅広く応用することができる。
【0014】本発明の多層状組成物には、上記必須成分
の他に、必要に応じて、本発明の効果を損わない範囲
で、通常上記製品に用いられる油溶性、水溶性及びその
他の物質を配合することができる。斯かる成分として
は、例えばエタノール、イソプロパノール等の低級アル
コール、多価アルコール、水溶性高分子、防腐剤、金属
イオン封鎖剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成分、
顔料、分散剤、色素、香料等が挙げられる。
【0015】
【実施例】次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0016】実施例1〜8及び比較例1〜5 表1に示す処方の多層状組成物を下記製法により調製
し、容器を上下に振盪後、静置して、その分離速度及び
静置5時間後の各層の透明性を、下記基準で評価した。
【0017】製法 実施例1〜3、7、8及び比較例1〜5 (1)電解質を(C)成分に溶解する。 (2)(A)、(B)、(D)、その他成分及び(1)
を混合する。 実施例4 (1)電解質及び青色205号を(C)成分に溶解す
る。 (2)赤色106号を(B)成分に溶解する。 (3)(A)、(D)成分、(1)、(2)及びヒマシ
油を混合する。 実施例5 (1)香料を(B)成分に溶解する。 (2)(A)、(C)、(D)成分、(1)及びオレイ
ン酸オクチルドデシ ルを混合する。 実施例6 (1)ビタミンAパルミテートをローズヒップ油に溶解
する。 (2)(A)、(B)、(C)、(D)成分及び(1)
を混合する。 分離速度 ○:30分以内で元に戻る △:30分〜5時間で元に戻る ×:元に戻るのに5時間以上を要する 透明性 ○:透明 ×:白濁層がある
【0018】
【表1】
【0019】実施例9 エナメルリムーバー (成分) (重量%) 1.フォンブリンHC/04(モンテフロス社製) 10 2.プロピレンカーボネート 60 3.ベンジルアルコール 10 4.精製水 残量 5.塩化ナトリウム 1 (製法)(4)、(5)を均一に溶解し、これと(1)
〜(3)を混和しながら、3gずつ容器に分注して製品
とする。これは3層状の透明で美麗な外観を示した。
【0020】実施例10 ハンドガード (成分) (重量%) 1.フロリナートFC−77(住友スリーエム社製) 10.0 2.プロピレンカーボネート 20.0 3.精製水 残量 4.塩化ナトリウム 0.2 5.デカメチルシクロペンタシロキサン 44.8 6.ジメチルポリシロキサン(100万cs) 5.0 (製法)(4)を(3)に溶解し、(6)を(5)に溶
解し、他の成分と混和して製品とする。これは4層状の
透明で美麗な外観を示した。
【0021】実施例11 ヘアトリートメント (成分) (重量%) 1.フォンブリンHC/04(モンテフロス社製) 10.0 2.プロピレンカーボネート 24.8 3.香料 0.2 4.紫外線吸収剤 1.0 5.ポリビニルピロリドン 0.1 6.塩化ナトリウム 2.5 7.グリセリン 0.25 8.精製水 残量 9.ジメチルポリシロキサン(5cs) 29.7 10.ジメチルポリシロキサン(20万cs) 0.3 11.着色剤(水溶性) 適量 12. オレイン酸オクチルドデシル 5.0 (製法) A.(5)〜(8)及び(11)を均一に溶解する。 B.(9)及び(10)を均一に溶解する。 C.(2)〜(4)を均一に溶解する。 D.(1)、(12)及びA〜Cを混和して製品とす
る。 これは5層状の透明で美麗な外観を示した。
【0022】
【発明の効果】本発明の多層状組成物は、使用時振盪す
ると均一で美麗な乳濁状態を呈し、かつこれを静置する
と速やかに多層に分離すると共に、プロピレンカーボネ
ート及びエチレングリコールモノブチルエーテル層には
紫外線吸収剤、香料を有利に含有せしめることができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】製法 実施例1〜3、7、8及び比較例1〜5 (1)電解質を(C)成分に溶解する。 (2)(A)、(B)、(D)、その他成分及び(1)
を混合する。 実施例4 (1)電解質及び青色205号を(C)成分に溶解す
る。 (2)赤色106号を(B)成分に溶解する。 (3)(A)、(D)成分、(1)、(2)及びヒマシ
油を混合する。 実施例5 (1)香料を(B)成分に溶解する。 (2)電解質を(C)成分に溶解する。 (3)(A)、(D)成分、(1)、(2)及びオレイ
ン酸オクチルドデシ ルを混合する。 実施例6 (1)ビタミンAパルミテートをローズヒップ油に溶解
する。 (2)電解質を(C)成分に溶解する。 (3)(A)、(B)、(D)成分、(1)及び(2)
を混合する。 分離速度 ○:30分以内で元に戻る △:30分〜5時間で元に戻る ×:元に戻るのに5時間以上を要する 透明性 ○:透明 ×:白濁層がある

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)パーフロロカーボン及び/又はパ
    ーフロロカーボン基を含むポリエーテル化合物、(B)
    プロピレンカーボネート及び/又はエチレングリコール
    モノブチルエーテル、並びに(C)水を必須成分として
    含有することを特徴とする多層状組成物。
  2. 【請求項2】 (A)パーフロロカーボン及び/又はパ
    ーフロロカーボン基を含むポリエーテル化合物、(B)
    プロピレンカーボネート及び/又はエチレングリコール
    モノブチルエーテル、(C)水、並びに(D)液状炭化
    水素及び/又はジメチルポリシロキサンを必須成分とし
    て含有することを特徴とする多層状組成物。
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