JPH05112440A - 消臭用塗布剤 - Google Patents

消臭用塗布剤

Info

Publication number
JPH05112440A
JPH05112440A JP22515791A JP22515791A JPH05112440A JP H05112440 A JPH05112440 A JP H05112440A JP 22515791 A JP22515791 A JP 22515791A JP 22515791 A JP22515791 A JP 22515791A JP H05112440 A JPH05112440 A JP H05112440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
weight
aluminum
coating
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22515791A
Other languages
English (en)
Inventor
Sayuri Takemoto
小百合 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP22515791A priority Critical patent/JPH05112440A/ja
Publication of JPH05112440A publication Critical patent/JPH05112440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、特定の混合物からなり、且つ収斂作
用を有する消臭剤と皮膚を保護する塗布基剤を必須成分
とするものを用いることにより、日常生活に支障をきた
す事なく本人が治療でき、しかも長期間連続して使用し
ても皮膚を傷めることがない上、体臭を長期間にわたっ
て効果的に消す消臭用塗布剤を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は、収斂作用を有する収斂剤(A)に化
粧用アルカリ(B)を含有させた混合物から選ばれた少
なくとも1種よりなる消臭剤と皮膚を保護する塗布基剤
からなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腋臭(ワキガ)や足臭
等の体臭を消すのに優れた消臭用塗布剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】腋臭(ワキガ)や足臭等の体臭はアクポ
リン腺からの分泌物に起因するが、これらは、分泌され
たときは無臭であるが、菌で分解されて特異な臭いを発
するのであり、このような体臭には本人だけでなく、周
囲の人にも不快感を与えるので、この体臭のきつい人は
心理的、精神的な重圧感を感じ、人前に出ることに極め
て消極的になる。
【0003】そこで、このような体臭の治療には以下の
方法が提案されている。 これらの体臭の発生源を外科手術によって直接除去
するものである。
【0004】 又、抗生物質を含有させたクリームの
ように殺菌作用のあるものや、香水やオーデコロンのよ
うに悪臭を相殺するものが提案されている。
【0005】 更に、焼明ばん水や塩化アルミニウム
水溶液を塗布することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の外科手術によ
る方法には精神的な抵抗があるだけでなく、入院や通院
が必要になるので日常生活の自由な活動が著しく規制さ
れる。
【0007】特に、このような治療は極力他人に知られ
たくないものであるが、このような外科手術による治療
は他人に知られ易く、このため外科手術による治療は一
般的ではなく、特殊な場合のみに適用されているにすぎ
ない。
【0008】又、上記のものでは夏期に1日2回〜3
回程度使用すると使用箇所が黄ばんだり、皮膚を傷める
心配があり、また体臭を香水で相殺する場合、匂いのき
つい香水を用いる必要があるが、これではこの香水の匂
いと体臭と混じって一層複雑な悪臭を発するので逆効果
になるなどの課題がある。
【0009】更に、上記のものはアルミニウム化合物
の収斂作用でアポクリン腺からの分泌物の発生を抑制
し、これによって、体臭の発散を防ぐものと解される
が、このものは皮膚をいため、1週間も続けて使用する
と膚がかぶれるので、長期間連続して使用できないなど
の課題がある。
【0010】又、上記のものは、収斂剤を、粉末で使
用するか或いは水溶液として使用するために、皮膚との
密着性が悪く、このため汗等によって流出すると体臭を
発生するので長時間の消臭効果は期待できないのであ
る。
【0011】本発明は、上記技術的課題に鑑み完成され
たものであって、特定の混合物からなり、且つ収斂作用
を有する消臭剤と皮膚を保護する塗布基剤を必須成分と
するものを用いることにより、日常生活に支障をきたす
事なく本人が治療でき、しかも長期間連続して使用して
も皮膚を傷めることがない上、体臭を効果的に消す消臭
用塗布剤を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、収斂作用を
有する物質が体臭を効果的に消去する点に着目し、且つ
その使用によっても皮膚を傷めない塗布剤が得られない
か鋭意検討を重ねてきた。
【0013】その結果、硫酸アルミニウムカリウム等を
パウダー或いは水溶液として使用し、腋の下に使用する
と皮膚を傷めるので一週間程度しか使用できないが、こ
の硫酸アルミニウムカリウム等の収斂剤に酸化亜鉛等の
化粧品に用いられるアルカリを混合すると皮膚を傷める
のが極めて少なくなり、しかもこの混合物を、皮膚を保
護する塗布基剤に溶解ないし分散させると、一層皮膚を
傷めないだけでなく、使用感が著しく良好になる上、一
回の使用で20時間以上の消臭効果が得られることを見
い出した。
【0014】即ち、本発明の消臭用塗布剤は、上記目的
を達成するために、収斂作用を有する収斂剤(A)に化
粧用アルカリ(B)を含有させた混合物から選ばれた少
なくとも1種よりなる消臭剤と皮膚を保護する塗布基剤
からなるものである。
【0015】本発明で用いられる収斂剤(A)として
は、化粧品或いは食品に添加されるものであって収斂作
用を有するものであれば特に限定されるものではない。
具体的には、例えば硫酸アルミニウムカリウム、塩化ア
ルミニウム、硫酸アルミニウム、クロルヒドロキシアル
ミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、アラントインクロルヒド
ロキシアルミニウム、クエン酸アルミニウム、乳酸アル
ミニウム、フェノールスルホン酸アルミニウム、塩化マ
グネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭
酸水酸化マグネシウム、硫酸ナトリウムマグネシウム、
硫酸カリウムマグネシウム、炭酸水素カリウムマグネシ
ウム又はこれらの水和物から選ばれた少なくとも1種が
挙げられる。
【0016】又、本発明で用いられる化粧用アルカリ
(B)としては化粧品に用いられるものであってアルカ
リ性の物質であれば特に限定されないが、具体的には、
例えば酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、アルカリ金属の水酸化物又は炭酸塩、ほう砂或い
はアミン類から選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
【0017】そして、本発明においては、上記収斂剤
(A)に上記化粧用アルカリ(B)を混合することによ
り、以下に述べる理由により、皮膚を傷めるのが極めて
少なくなるものと解される。
【0018】即ち、腋臭や足臭等の体臭はアクポリン腺
からの分泌物に菌が作用して分解し、この分解物である
揮発性脂肪酸が原因とされているが、収斂剤(A)はそ
の収斂作用によってアクポリン腺からの分泌物の発生を
抑え、体臭を消すことができるが、この(A)は弱酸性
のものが多く、しかもこれが適用される腋の下は敏感
で、この揮発性脂肪酸によって皮膚が一層酸性にシフト
して皮膚刺激の原因になるが、化粧用アルカリの緩衝作
用によって皮膚のpHの低下を抑えて皮膚を保護した
り、化粧用アルカリと揮発性脂肪酸が化学的に反応して
その揮発を抑えることによっても体臭の発生を極力抑制
するのである。
【0019】尚、このように化粧用アルカリを用いるこ
とによって、皮膚のpHが中性ないし弱アルカリにな
り、皮膚にとって好ましいことではないが、この点は、
後述する皮膚を保護する塗布基材によって保護されるの
で問題が生じないのである。
【0020】本発明で用いられるアルカリ金属の水酸化
物又は炭酸塩とは、アルカリ金属のうち主として、ナト
リウム或いはカリウムの水酸化物、つまり水酸化ナトリ
ウムや水酸化カリウムが挙げられるのであり、又、アル
カリ金属の炭酸塩とは、主として炭酸ナトリウム或いは
炭酸カリウムが挙げられる。
【0021】又、本発明で用いられるアミン類とは化粧
品に用いられるアミン又はその誘導体であってアルカリ
性の物質をいう。
【0022】このように、アルカリ性の物質を収斂剤に
添加することにより、長時間にわたって、優れた消臭効
果を有するのである。
【0023】ところで、この化粧用アルカリ(B)の配
合割合は用いられる化粧用アルカリによって大きく異な
るが、一般に収斂剤(A)と化粧用アルカリ(B)の全
体に対して0.5〜50重量%とするのが望ましく、
(B)の配合割合が、0.5重量%未満では少な過ぎて
所望の効果が得られない場合があり、一方、50重量%
を超えるとアルカリ性がきつくなって皮膚刺激性が生じ
る場合があるので望ましくない。従って、これらの観点
より、1〜25重量%の範囲とするのが望ましい。
【0024】ところで、皮膚を保護する塗布基剤とは皮
膚に適当な水分などを与えて皮膚を健やかに保つもので
あれば特に限定されるものではない。
【0025】本発明において、消臭剤と塗布基剤の配合
割合は用いられる消臭剤によって異なるが、一般に消臭
剤0.05〜25重量%と塗布基剤99.95〜75重量
%からなるものが有益である。
【0026】即ち、消臭剤の配合割合が、0.05重量
%未満では消臭効果が乏しくなったり、消臭時間(有効
時間)が短くなる恐れがあるので好ましくなく、一方、
25重量%を超えると意味が無いだけでなく、皮膚を傷
める恐れが出てくるので好ましくない。
【0027】本発明においては、皮膚を保護し健やかに
保つ等の観点より、用いられる塗布基剤が、有機酸0.
05〜1重量%、低級アルコール0.05〜25重量
%、多価アルコール0.5〜15重量%及び水99.4〜
64重量%からなるもの、特に有機酸0.5〜0.75重
量%、低級アルコール0.5〜20重量%、多価アルコ
ール1〜10重量%及び水98〜69.25重量%から
なるものが好ましい。
【0028】この有機酸としては化粧品や食品に用いら
れるものであれば特に限定されるものではなく、具体的
には、例えばクエン酸、リンゴ酸、シュウ酸、乳酸、酒
石酸又はコハク酸などが挙げられる。
【0029】又、上記低級アルコールとしてはエチルア
ルコールやプロピルアルコールなどが挙げられる。
【0030】更に、本発明で用いられる多価アルコール
としてはエモリエント効果が有るものであり、具体的に
は、例えばエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトー
ル、ソルビタン、マンニトール、ペンタエリトリトー
ル、ブドウ糖、ショ糖、ポリオキシエチレンソルビトー
ル及びポリオキシエチレンソルビンタン等が挙げられ
る。
【0031】本発明においては、上記の塗布基剤におい
て、その塗布基剤の全体に対し香料が0.05〜1重量
%含有されているものも有益である。
【0032】この香料としては化粧品に用いられるもの
であれば特に限定されるものではなく、天然香料或いは
合成香料のいずれも使用できる。
【0033】この天然香料には動物性香料と植物性香料
が挙げられる。この動物性香料には、麝香、霊猫香又は
海狸香等が挙げられるのであり、又、植物性香料には植
物の花(バラ、ラベンダー、水仙、ジャスミン、ネロ
リ、ミモザ等)、葉(ユーカリ、レモングラス、シトロ
ネラ、ベイ、ゼラニウム)、樹脂(トルーバルサム、ベ
ルーバルサム)、果実(レモン、オレンジ、ライム、ベ
ルガモット)、幹(サンダルウッド)等が挙げられる。
【0034】又、合成香料としては例えばボルネオー
ル、ヘリオトロピン、ゲラニオール、シトロネラール、
クマリン、人造麝香、シネオール又はワニリン等が挙げ
られる。
【0035】本発明においては、上述の塗布基剤におい
て、更に、その塗布基剤の全体に対し殺菌剤及び/又は
防腐剤が0.005〜1.5重量%含有されているもの
が、以下に述べる理由より、有益である。
【0036】即ち、腋臭や足臭等の体臭はアクポリン腺
からの分泌物に菌が作用して分解し、この分解物である
揮発性脂肪酸が原因とされているが、殺菌剤及び/又は
防腐剤がその殺菌作用等によってアクポリン腺からの分
泌物の分解を抑えたり、塗布基剤の変質を抑制して体臭
を一層長時間にわたって消すことができるのである。
【0037】本発明で用いられる殺菌剤及び/又は防腐
剤としては以下のものが挙げられる。 上記殺菌剤とし
てはアクポリン腺からの分泌物を栄養源としてこれを分
解することにより異臭の揮発性脂肪酸を生成する菌を死
滅させる物質であれば特に限定されるものではなく、具
体的には、例えばパラオキシ安息香酸エステル、サリチ
ル酸、サリチル酸塩、デヒトロ酢酸及びその塩、フェノ
ール、パラクロルメタクレゾール、イソプロピルメチル
フェノール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウ
ム、臭化アルキルイソキノリウム、グルコン酸クロルヘ
キシジン又はジンクピリジオン等が挙げられる。このよ
うな殺菌剤を用いることにより、アクポリン腺からの分
泌物を栄養源としてこれを分解する菌を死滅させるの
で、一層優れた消臭効果が得られるのである。
【0038】又、上記防腐剤としては塗布基剤の変質を
抑制してその安定化を図るものであり、具体的には、例
えば安息香酸、安息香酸塩類、トリクロロカルバニリ
ド、ソルビン酸又はその塩類等が挙げられる。
【0039】そして、本発明において、殺菌剤及び/又
は防腐剤の配合割合が、塗布基剤の全体に対し0.00
5未満ではその効果が乏しく添加する意味が無いのであ
り、一方、1.5重量%を超えると意味が無いだけでな
く、皮膚刺激性が発生する恐れが有り、これらの観点よ
り、0.05〜0.3の範囲とするのが望ましい。
【0040】又、本発明においては、上述の塗布基剤に
おいて、その塗布基剤の全体に対し増粘剤が0.1〜1
5重量%含有されているものが、収斂剤の皮膚への固定
性が良く、しかも使用間が良くなるので望ましい。
【0041】この増粘剤の配合割合が、0.1重量%未
満ではその配合する意味がない場合が有り、一方、15
重量%を超えると粘度が高くなり過ぎて塗布後の腋毛が
固まってゴワ付いたり、塗布後に皮膚が突っぱって使用
間が悪くなり、これらの観点より、0.5〜5重量%の
範囲とするのが望ましい。
【0042】本発明で用いられる増粘剤としては化粧品
や食品に用いられるものであれば特に限定されるもので
はなく、具体的には、例えばクインスシードゴム、トラ
ガントゴム、メチルセルロース、ポリビニルピロリド
ン、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、カルボキシメチ
ルセルロース又はポリビニルアルコール等が挙げられ
る。
【0043】ところで、本発明においては、上記塗布基
剤に、所望により、蜜ろう、木ろう、カルナウバろう、
キャンデリラろう、カカオ脂、セチルアルコール(1−
ヘキサデカノール)、ステアリルアルコール(1−オク
タデカノール)、ステアリン酸、ラノリン、オリーブ
油、ツバキ油、綿実油、ヒマシ油、オレイルアルコール
(9−オクタデセン−1−オール)、オレイン酸、スク
アラン、コレステリロール、ラノリナルコール、ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコー
ル、ステアリルアルコール、レシチン、ケファリン、鉱
物油、ワセリン又はパラフィン等の油性原料や柔軟剤を
塗布基剤に対し15重量%以下の割合で配合しても良い
のである。
【0044】このように、油性原料を塗布基剤に配合す
ると皮膚に油分を与えて皮膚を健やかにしたり、又、柔
軟剤を塗布基剤に配合すると使用感が良好になるのであ
る。
【0045】又、本発明においては、上記塗布基剤中
に、分散剤を当該塗布基剤に対し15重量%以下の割合
で配合しても良いのである。このように、塗布基剤に分
散剤を配合することにより、収斂剤の分散性が良好にな
り、この結果、一層品質の安定した消臭用塗布剤が得ら
れるのである。
【0046】上記分散剤としては化粧品に用いられるも
のであれば特に限定されるものではないが、具体的に
は、例えばモノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリ
ン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノオレ
イン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、セスキ
オレイン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエ
チレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレ
ンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビタン、モルラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、ヘキサステアリン酸ポリオキシエチレンソルビッ
ト、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、
モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイ
ン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸プロピ
レングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンセチル
エーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセ
リン、ポリオキシエチレンステアリルエーテル又はシュ
ガーエステル等を挙げることができる。
【0047】
【作用】本発明は、上記構成を有し、収斂作用を有する
収斂剤に、酸化亜鉛や水酸化アルミニウム等の化粧品に
用いられるアルカリを混合すると皮膚を傷めるのが極め
て少なくなり、しかもこの混合物を、皮膚を保護する塗
布基剤に溶解ないし分散させると、一層皮膚を傷めない
だけでなく、使用感が著しく良好になる上、一回の使用
で20時間以上の消臭効果が得られる。
【0048】この理由は明確ではないが、腋臭や足臭等
の体臭はアクポリン腺からの分泌物に菌が作用して分解
し、この分解物である揮発性脂肪酸が原因とされてお
り、収斂剤はその収斂作用によってアクポリン腺からの
分泌物の発生を抑え、体臭を消すことができるが、この
収斂剤は弱酸性のものが多く、しかもこれが適用される
腋の下は敏感であり、しかも腋臭の原因である揮発性脂
肪酸によって皮膚が一層酸性にシフトして皮膚刺激の原
因になるが、化粧用アルカリの緩衝作用によって皮膚の
pHの低下を抑えて皮膚を保護したり、化粧用アルカリ
と揮発性脂肪酸が化学的に反応して固定し、その結果、
その揮発を抑えることによっても体臭の発生を極力抑制
するものと解される。
【0049】ところで、このように化粧用アルカリを用
いることによって、皮膚のpHが中性ないし弱アルカリ
になり、皮膚にとって好ましいことではないが、この点
は、皮膚を保護する塗布基材によって保護されるので皮
膚の痛みが生じない作用を有するのである。
【0050】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、各
実施例及び比較例において、部又は%とは総て重量基準
で示すものである。 実施例1 硫酸アルミニウムカリウム 1.0部 水酸化アルミニウム 0.5部 クエン酸 0.5部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 精製水 78.0部
【0051】実施例2 塩化アルミニウム 1.0部 硫酸亜鉛 0.5部 水酸化カリウム 0.2部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 パラオキシ安息香酸エステル 0.1部 モノラウリン酸ソルビタン 2.0部 精製水 76.2部
【0052】実施例3 クロルヒドロキシアルミニウム 0.5部 硫酸アルミニウム 0.5部 炭酸カリウム 0.2部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 クエン酸 1.0部 モノラウリン酸ソルビタン 2.0部 精製水 75.8部
【0053】実施例4 フェノールスルホン酸アルミニウム 2.5部 クエン酸アルミニウム 0.5部 トリエタノールアミン 5.5部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 クエン酸 1.0部 モノラウリン酸ソルビタン 2.0部 精製水 68.5部
【0054】実施例5 フェノールスルホン酸アルミニウム 2.5部 クエン酸アルミニウム 0.5部 ほう砂 7.5部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 クエン酸 1.0部 モノラウリン酸ソルビタン 2.0部 精製水 66.5部
【0055】実施例6 フェノールスルホン酸アルミニウム 2.5部 クエン酸アルミニウム 0.5部 ほう砂 7.5部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 ポリエチレングリコール(平均分子量3000) 5.0部 クエン酸 1.0部 モノラウリン酸ソルビタン 2.0部 メチルセルロース 1.0 精製水 65.5部
【0056】実施例7 硫酸アルミニウムカリウム 1.0部 酸化亜鉛 0.5部 クエン酸 0.5部 エチルアルコール 5.0部 グリセリン 10.0部 プロピレングリコール 5.0部 精製水 78.0部
【0057】比較例1 硫酸アルミニウムカリウムの1.5%水溶液を試料とし
た。
【0058】比較例2 実施例1において、水酸化アルミニウムを除いたものを
用いた。
【0059】比較例3 硫酸アルミニウムカリウム1.0%と水酸化アルミニウ
ム0.5%及び水98.5%からなる分散液を用いた。
【0060】各実施例及び各比較例を用い、それぞれ腋
臭の患者各10名に適用したところ、以下の結果を得
た。
【0061】即ち、各実施例のものは、消臭効果が一回
の使用当たり20〜48時間程度持続し、しかもこれを
6月1日から8月5日まで連続して使用したが、肌荒れ
等皮膚に異常は認められなかった。又、使用中に不快感
が認められなかった。
【0062】これに対し、比較例1のものは消臭効果が
一回の使用当たり5〜7時間程度持続するが、これを5
日ほど連続して使用すると10名中3名に肌荒れが認め
られるのであり、しかもこれを8日経過すると10名全
員に肌荒れが認められるだけでなく、10名中5名が肌
の痛みを訴えた。
【0063】又、比較例2のものは、消臭効果が一回の
使用当たり6〜11時間程度持続し、しかもこれを25
日連続して使用したところ、10名中3名に肌荒れ等皮
膚に異常が認められた。又、使用中に突っ張り感は認め
られなかった。
【0064】更に、比較例3のものは、消臭効果が一回
の使用当たり12〜15時間程度持続し、しかもこれを
20日連続して使用したところ、10名中2名に肌荒れ
等皮膚に異常が認められた。
【0065】以上の結果より、各実施例のものは、各比
較例のものに比べで、消臭効果及び使用感等、総ての点
で優れていることが認められる。
【0066】
【発明の効果】本発明の消臭用塗布剤は、収斂作用を有
する収斂剤に化粧用アルカリを含有させた混合物から選
ばれた少なくとも1種よりなる消臭剤と皮膚を保護する
塗布基剤からなり、皮膚を傷めることがなく安全で、し
かも長時間にわたって著しい消臭効果が得られる上、使
用感が至極良好なので有益である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収斂作用を有する収斂剤(A)に化粧用
    アルカリ(B)を含有させた混合物から選ばれた少なく
    とも1種よりなる消臭剤と皮膚を保護する塗布基剤から
    なる消臭用塗布剤。
  2. 【請求項2】 化粧用収斂剤(A)が硫酸アルミニウム
    カリウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、クロ
    ルヒドロキシアルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、アラン
    トインクロルヒドロキシアルミニウム、クエン酸アルミ
    ニウム、乳酸アルミニウム、フェノールスルホン酸アル
    ミニウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸
    マグネシウム、炭酸水酸化マグネシウム、硫酸ナトリウ
    ムマグネシウム、硫酸カリウムマグネシウム、炭酸水素
    カリウムマグネシウム又はこれらの水和物から選ばれた
    少なくとも1種よりなる請求項1に記載の消臭用塗布
    剤。
  3. 【請求項3】 化粧用アルカリ(B)が酸化亜鉛、水酸
    化アルミニウム、水酸化マグネシウム、アルカリ金属の
    水酸化物又は炭酸塩、ほう砂或いはアミン類から選ばれ
    た少なくとも1種である請求項1又は2に記載の消臭用
    塗布剤。
  4. 【請求項4】(B)の配合割合が(A)と(B)の全体
    に対して0.5〜50重量%である請求項1ないし3の
    いずれかに記載の消臭用塗布剤。
  5. 【請求項5】 消臭剤0.05〜25重量%と塗布基剤9
    9.95〜75重量%からなる請求項1ないし4のいず
    れかに記載の消臭用塗布剤。
  6. 【請求項6】 塗布基剤が、有機酸0.05〜1重量%、
    低級アルコール0.05〜25重量%、多価アルコール
    0.5〜15重量%及び水99.4〜64重量%からなる
    請求項1ないし5のいずれかに記載の消臭用塗布剤。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の塗
    布基剤において、その塗布基剤の全体に対し香料が0.
    05〜1重量%含有されている消臭用塗布剤。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の塗
    布基剤において、その塗布基剤の全体に対し殺菌剤及び
    /又は防腐剤が0.005〜1.5重量%含有されている
    消臭用塗布剤。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の塗
    布基剤において、その塗布基剤の全体に対し増粘剤が
    0.1〜15重量%含有されている消臭用塗布剤。
JP22515791A 1991-08-09 1991-08-09 消臭用塗布剤 Pending JPH05112440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22515791A JPH05112440A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 消臭用塗布剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22515791A JPH05112440A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 消臭用塗布剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112440A true JPH05112440A (ja) 1993-05-07

Family

ID=16824839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22515791A Pending JPH05112440A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 消臭用塗布剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05112440A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0972509A1 (fr) * 1998-07-17 2000-01-19 L'oreal Composition cosmétique comprenant des pigments et un agent anti-transpirant, utilisation d'une telle composition
JP2000034417A (ja) * 1998-05-13 2000-02-02 Polyplastics Co 消臭性樹脂組成物および消臭性樹脂成形品
JP2006199623A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ribu Life:Kk 皮膚清浄化剤及び皮膚清浄化方法
JP2017178835A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社コーセー ミョウバン含有組成物
JP2018515599A (ja) * 2015-04-23 2018-06-14 オドールレス スウエーデン アクティエボラーグ デオドラント組成物、及びデオドラント組成物を含むデオドラント製品
WO2025037647A1 (ja) * 2023-08-16 2025-02-20 正典 佐伯 わきが又は多汗症の治療製剤、治療用麻酔薬、及び、それを用いるわきが又は多汗症の治療装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994844A (ja) * 1973-01-02 1974-09-09
JPS52102437A (en) * 1976-01-29 1977-08-27 Oreal New deodorant cosmetic compound
JPS5711908A (en) * 1980-05-27 1982-01-21 Bristol Myers Co Antiperspirant composition containing aluminum chloride and aluminum-zirconium hydroxychloride as active antiperspirant and use thereof
JPS59219208A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Kao Corp 冷感剤およびこれを含有する冷感性組成物
JPS60197610A (ja) * 1984-03-16 1985-10-07 Kao Corp 乳化化粧料およびその製造法
JPS6111928A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 垂直磁気記録媒体
JPS61272054A (ja) * 1985-05-28 1986-12-02 株式会社資生堂 デオドラント化粧品
JPS63192709A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Lion Corp 粉末エアゾ−ル化粧料
JPS6422815A (en) * 1987-06-24 1989-01-25 Beiersdorf Ag Deodorant and antibacterial composition for cosmetics or local medicine

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994844A (ja) * 1973-01-02 1974-09-09
JPS52102437A (en) * 1976-01-29 1977-08-27 Oreal New deodorant cosmetic compound
JPS5711908A (en) * 1980-05-27 1982-01-21 Bristol Myers Co Antiperspirant composition containing aluminum chloride and aluminum-zirconium hydroxychloride as active antiperspirant and use thereof
JPS59219208A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 Kao Corp 冷感剤およびこれを含有する冷感性組成物
JPS60197610A (ja) * 1984-03-16 1985-10-07 Kao Corp 乳化化粧料およびその製造法
JPS6111928A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 垂直磁気記録媒体
JPS61272054A (ja) * 1985-05-28 1986-12-02 株式会社資生堂 デオドラント化粧品
JPS63192709A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Lion Corp 粉末エアゾ−ル化粧料
JPS6422815A (en) * 1987-06-24 1989-01-25 Beiersdorf Ag Deodorant and antibacterial composition for cosmetics or local medicine

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000034417A (ja) * 1998-05-13 2000-02-02 Polyplastics Co 消臭性樹脂組成物および消臭性樹脂成形品
EP0972509A1 (fr) * 1998-07-17 2000-01-19 L'oreal Composition cosmétique comprenant des pigments et un agent anti-transpirant, utilisation d'une telle composition
JP2000034211A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 L'oreal Sa ピグメントおよび耐汗剤を含有する化粧品組成物、および該組成物の使用
JP2006199623A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Ribu Life:Kk 皮膚清浄化剤及び皮膚清浄化方法
JP2018515599A (ja) * 2015-04-23 2018-06-14 オドールレス スウエーデン アクティエボラーグ デオドラント組成物、及びデオドラント組成物を含むデオドラント製品
JP2017178835A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社コーセー ミョウバン含有組成物
WO2025037647A1 (ja) * 2023-08-16 2025-02-20 正典 佐伯 わきが又は多汗症の治療製剤、治療用麻酔薬、及び、それを用いるわきが又は多汗症の治療装置
JPWO2025037647A1 (ja) * 2023-08-16 2025-02-20
JP2025157568A (ja) * 2023-08-16 2025-10-15 正典 佐伯 わきが又は多汗症の治療用麻酔薬、及び、それを用いるわきが又は多汗症の治療装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4382919A (en) Composition for treatment and prevention of malodorous generating skin conditions
JP3529093B2 (ja) 殺菌活性をもった化合物の組み合わせ
US4921694A (en) Deodorizing and antimicrobial composition for use in cosmetic or topical formulations
US5690919A (en) Deodorizing cosmetic compositions
KR100230830B1 (ko) 흡취제로서 수용성 아연염을 함유 하는 탈취용조성물
JP2005523252A (ja) 牧丹皮抽出物を有効成分として含む組成物
KR19990036357A (ko) 항균제 및 그것을 사용한 화장품 및 의료품
DE69025206T2 (de) Verwendung von aromatischen benzoaten als deodorants
JP2907640B2 (ja) 尋常性ざ瘡用皮膚外用剤
JPH10265408A (ja) 殺菌剤組成物
KR101914500B1 (ko) 체취 억제용 화장료 조성물
JPH10182346A (ja) 化粧料
JPH06157278A (ja) 尋常性ざ瘡用皮膚外用剤
JP2003081801A (ja) 防臭化粧料
JPH06509112A (ja) 液体デオドラント組成物
JPH05112440A (ja) 消臭用塗布剤
US5453266A (en) Powdered body deodorant composition
JP3886890B2 (ja) 腋臭防止用化粧料
JP2007145771A (ja) 殺菌剤組成物及びデオドラント剤
KR100536550B1 (ko) 목단피 추출물을 유효성분으로 포함하는 조성물
JP4743704B2 (ja) 腋臭菌用抗菌剤、並びに該抗菌剤を含有する腋臭防止剤及び皮膚外用剤
JP2006096719A (ja) 防臭組成物及びデオドラント剤
JP4600967B2 (ja) 抗菌組成物および香粧品並びに皮膚外用剤
KR100628942B1 (ko) 바디 파우더 조성물
KR100206721B1 (ko) 화장용 방취 및 항균 조성물