JPH05112509A - フルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物 - Google Patents
フルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物Info
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- JPH05112509A JPH05112509A JP29791591A JP29791591A JPH05112509A JP H05112509 A JPH05112509 A JP H05112509A JP 29791591 A JP29791591 A JP 29791591A JP 29791591 A JP29791591 A JP 29791591A JP H05112509 A JPH05112509 A JP H05112509A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基本的な電子写真特性を全て満足し、光導電
性材料として有用な新規なフルオロカーボン基を有する
第3級アミン化合物を提供すること。 【構成】 下記一般式化1で示されるフルオロカーボン
基を有する第3級アミン化合物 【化1】 (式中R1及びR2は、水素原子、置換もしくは無置換の
アルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表
わし、夫々同一でも異なっていてもよい。但し、R1と
R2が同時に水素である場合を除く。)で表わされるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物。
性材料として有用な新規なフルオロカーボン基を有する
第3級アミン化合物を提供すること。 【構成】 下記一般式化1で示されるフルオロカーボン
基を有する第3級アミン化合物 【化1】 (式中R1及びR2は、水素原子、置換もしくは無置換の
アルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表
わし、夫々同一でも異なっていてもよい。但し、R1と
R2が同時に水素である場合を除く。)で表わされるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用の有機光導
電性材料として有用な、新規なフルオロカーボン基を有
する第三級アミン化合物に関する。
電性材料として有用な、新規なフルオロカーボン基を有
する第三級アミン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式において使用される
感光体の有機光導電性素材としては、例えば、ポリ−N
−ビニルカルバゾール、トリフェニルアミン化合物(米
国特許第3,180,730号)、ベンジジン化合物
(米国特許第3,265,496、特公昭39−115
46号公報、特開昭53−27033号公報)等のよう
な数多くの提案がなされている。
感光体の有機光導電性素材としては、例えば、ポリ−N
−ビニルカルバゾール、トリフェニルアミン化合物(米
国特許第3,180,730号)、ベンジジン化合物
(米国特許第3,265,496、特公昭39−115
46号公報、特開昭53−27033号公報)等のよう
な数多くの提案がなされている。
【0003】ここにいう「電子写真方式」とは、一般に
光導電性の感光体を、先ず暗所で例えばコロナ放電など
により帯電せしめ、次いで画像状露光を行なって露光部
の電荷を選択的に放電させることにより静電潜像を得、
更にこの潜像部をトナーなどを用いた現像手段で可視化
して画像を形成するようにした画像形成法の一つであ
る。このような電子写真方式における感光体に要求され
る基本的な特性としては、1)暗所において適当な電位
に帯電されること、2)暗所における電荷の放電が少な
いこと、3)光照射により速やかに電荷を放電するこ
と、などが挙げられる。
光導電性の感光体を、先ず暗所で例えばコロナ放電など
により帯電せしめ、次いで画像状露光を行なって露光部
の電荷を選択的に放電させることにより静電潜像を得、
更にこの潜像部をトナーなどを用いた現像手段で可視化
して画像を形成するようにした画像形成法の一つであ
る。このような電子写真方式における感光体に要求され
る基本的な特性としては、1)暗所において適当な電位
に帯電されること、2)暗所における電荷の放電が少な
いこと、3)光照射により速やかに電荷を放電するこ
と、などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光導電性有機材料は、これらの要求を必ずしも満足して
いないのが実状である。従って、本発明の目的は、基本
的な電子写真特性を全て満足し、光導電性材料として有
用な、新規なフルオロカーボン基を有する第三級アミン
化合物を提供することにある。
光導電性有機材料は、これらの要求を必ずしも満足して
いないのが実状である。従って、本発明の目的は、基本
的な電子写真特性を全て満足し、光導電性材料として有
用な、新規なフルオロカーボン基を有する第三級アミン
化合物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式(化1)
般式(化1)
【化1】 (式中R1及びR2は、水素原子、置換もしくは無置換の
アルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表
わし、夫々同一でも異なっていてもよい。但し、R1と
R2が同時に水素である場合を除く。)で表わされるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物が提供さ
れる。
アルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表
わし、夫々同一でも異なっていてもよい。但し、R1と
R2が同時に水素である場合を除く。)で表わされるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物が提供さ
れる。
【0006】前記一般式(化1)において、アルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などの低級アルキル基、また置換アルキル基における置
換基としてはフェニル基、ハロゲン原子、アルコキシ
基、フェニールオキシ基などが挙げられる。一方、アリ
ール基としてはフェニル基、ナフチル基、アントリル
基、フルオレニル基、アセナフテニル基、ピレニル基、
フェナントリル基、クリセニル基、フルオランテニル基
などが挙げられ、これらのアリール基は低級アルキル
基、低級アルコキシ基、アルキレンジオキシ基、置換ア
ミノ基及びハロゲン原子を置換基として有してもよい。
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などの低級アルキル基、また置換アルキル基における置
換基としてはフェニル基、ハロゲン原子、アルコキシ
基、フェニールオキシ基などが挙げられる。一方、アリ
ール基としてはフェニル基、ナフチル基、アントリル
基、フルオレニル基、アセナフテニル基、ピレニル基、
フェナントリル基、クリセニル基、フルオランテニル基
などが挙げられ、これらのアリール基は低級アルキル
基、低級アルコキシ基、アルキレンジオキシ基、置換ア
ミノ基及びハロゲン原子を置換基として有してもよい。
【0007】本発明に係る前記一般式化1で示されるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物は新規物
質であり、R1およびR2が置換又は無置換のアルキル基
である場合は窒素のアルキル化剤であるハロゲン化アル
キル、置換されたハロゲン化アルキル、ジアルキル硫酸
及びスルホン酸エステル等を用いて容易に製造できる。
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物は新規物
質であり、R1およびR2が置換又は無置換のアルキル基
である場合は窒素のアルキル化剤であるハロゲン化アル
キル、置換されたハロゲン化アルキル、ジアルキル硫酸
及びスルホン酸エステル等を用いて容易に製造できる。
【0008】一方、R1=R2で共に置換又は無置換のア
リール基である場合は、下記化2で示される第1級アミ
ン化合物と
リール基である場合は、下記化2で示される第1級アミ
ン化合物と
【化2】 ハロゲン化アリールとを銅粉、酸化銅あるいはハロゲン
化銅などとアルカリ塩と共に無溶媒あるいは溶媒中で、
窒素気流下、150〜250℃程度の温度において反応
させることにより製造することができる。
化銅などとアルカリ塩と共に無溶媒あるいは溶媒中で、
窒素気流下、150〜250℃程度の温度において反応
させることにより製造することができる。
【0009】この場合、アルカリ塩としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどを挙げることができる。また、反応溶媒として
は、ニトロベンゼン、ジクロルベンゼン、キノリン、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノンなどを挙げることができる。
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどを挙げることができる。また、反応溶媒として
は、ニトロベンゼン、ジクロルベンゼン、キノリン、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノンなどを挙げることができる。
【0010】またR1≠R2でともに置換又は無置換のア
リール基である場合は、一般式(化2)の第1級アミン
化合物をアシル基等で保護したのちハロゲン化アリール
と反応させ、ついで加水分解し再びハロゲン化アリール
との反応を行うことにより製造できる。ハロゲン化アリ
ールと反応する際の条件は先に示したものと同様であ
る。
リール基である場合は、一般式(化2)の第1級アミン
化合物をアシル基等で保護したのちハロゲン化アリール
と反応させ、ついで加水分解し再びハロゲン化アリール
との反応を行うことにより製造できる。ハロゲン化アリ
ールと反応する際の条件は先に示したものと同様であ
る。
【0011】R1が置換又は無置換のアルキル基で、R2
が置換又は無置換のアリール基である場合は、例えば前
述のN−アシル化合物を出発材料としてハロゲン化アリ
ールとの反応を行い、加水分解したの窒素のアルキル化
剤を反応させることにより得られる。
が置換又は無置換のアリール基である場合は、例えば前
述のN−アシル化合物を出発材料としてハロゲン化アリ
ールとの反応を行い、加水分解したの窒素のアルキル化
剤を反応させることにより得られる。
【0012】本発明で得られる新規なフルオロカーボン
基を有する第三級アミン化合物は、電子写真用感光体に
於ける光導電性素材として極めて有用であり、染料やル
イス酸などの増感剤によって光学的あるいは化学的に増
感される。更にこのものは、有機顔料あるいは無機顔料
を電荷発生物質とする、所謂機能分離型感光体に於ける
電荷輸送物質としてとりわけ有用である。
基を有する第三級アミン化合物は、電子写真用感光体に
於ける光導電性素材として極めて有用であり、染料やル
イス酸などの増感剤によって光学的あるいは化学的に増
感される。更にこのものは、有機顔料あるいは無機顔料
を電荷発生物質とする、所謂機能分離型感光体に於ける
電荷輸送物質としてとりわけ有用である。
【0013】上記増感剤としては、例えば、メチルバイ
オレット、クリスタルバイオレット等のトリアリールメ
タン染料、ローズベンガル、エリスロシン、ローダミン
等のキサンチン染料、メチレンブルー等のチアジン染
料、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,
4−ジニトロ−9−フルオレノン等が挙げられる。
オレット、クリスタルバイオレット等のトリアリールメ
タン染料、ローズベンガル、エリスロシン、ローダミン
等のキサンチン染料、メチレンブルー等のチアジン染
料、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,
4−ジニトロ−9−フルオレノン等が挙げられる。
【0014】また、有機顔料としてはシーアイピグメン
トブルー25(CI No.21180)、シーアイピ
グメントレッド41(CI No.21200)、シー
アイピグメントレッド3(CI No.45210)等
のアゾ系顔料、シーアイピグメントブルー16(CI
No.74100)等のフタロシアニン系顔料、シーア
イバットブラウン5(CI No.73410)、シー
アイバットダイ(CINo.73030)等のインジゴ
系顔料、アルゴスカーレットB、インダンスレンスカー
レットR等のペリレン系顔料が挙げられる。また、セレ
ン、セレン−テルル、硫化カドミウム、α−シリコン等
の無機顔料も使用できる。
トブルー25(CI No.21180)、シーアイピ
グメントレッド41(CI No.21200)、シー
アイピグメントレッド3(CI No.45210)等
のアゾ系顔料、シーアイピグメントブルー16(CI
No.74100)等のフタロシアニン系顔料、シーア
イバットブラウン5(CI No.73410)、シー
アイバットダイ(CINo.73030)等のインジゴ
系顔料、アルゴスカーレットB、インダンスレンスカー
レットR等のペリレン系顔料が挙げられる。また、セレ
ン、セレン−テルル、硫化カドミウム、α−シリコン等
の無機顔料も使用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る前記一般式(化1)で示され
る新規なフルオロカーボン基を有する第三級アミン化合
物は、前記したように光導電性素材として有効に機能
し、また染料やルイス酸などの増感剤によって光学的あ
るいは化学的に増感されることから、電子写真用感光体
の感光層の電荷輸送物質等として好適に使用され、特に
電荷発生層と電荷輸送層を二層に区分した、所謂機能分
離型感光層における電荷輸送物質として有用なものであ
る。
る新規なフルオロカーボン基を有する第三級アミン化合
物は、前記したように光導電性素材として有効に機能
し、また染料やルイス酸などの増感剤によって光学的あ
るいは化学的に増感されることから、電子写真用感光体
の感光層の電荷輸送物質等として好適に使用され、特に
電荷発生層と電荷輸送層を二層に区分した、所謂機能分
離型感光層における電荷輸送物質として有用なものであ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1(一般式(化1);R1=R2=CH3の合成) 2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン6.69gをテトラハイドロフラン65mlに溶
解し、これに60%水素化ナトリウム4.80gを、つ
いでヨウ化メチル17.0gを加え45〜50℃で5時
間撹拌した。室温まで放冷したのち内容物を飽和食塩水
500mlに注ぎトルエンで抽出した。トルエン層を水
洗後硫酸マグネシウムで乾燥したのち溶媒を減圧下留去
し、淡黄色結晶5.86gを得た。活性炭と共にメタノ
ールから再結晶して無色板状結晶の2,2−ビス(4−
N,N−ジメチルアミノフェニル)ヘキサフルオロプロ
パンの純品を得た。 融点 114.5〜115.5℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 58.55 5.11 7.16 C19H20F6N2 としての計算値 58.45 5.17 7.18 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図1に示す。
る。 実施例1(一般式(化1);R1=R2=CH3の合成) 2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン6.69gをテトラハイドロフラン65mlに溶
解し、これに60%水素化ナトリウム4.80gを、つ
いでヨウ化メチル17.0gを加え45〜50℃で5時
間撹拌した。室温まで放冷したのち内容物を飽和食塩水
500mlに注ぎトルエンで抽出した。トルエン層を水
洗後硫酸マグネシウムで乾燥したのち溶媒を減圧下留去
し、淡黄色結晶5.86gを得た。活性炭と共にメタノ
ールから再結晶して無色板状結晶の2,2−ビス(4−
N,N−ジメチルアミノフェニル)ヘキサフルオロプロ
パンの純品を得た。 融点 114.5〜115.5℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 58.55 5.11 7.16 C19H20F6N2 としての計算値 58.45 5.17 7.18 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図1に示す。
【0017】実施例2(一般式(化1);R1=R2=C
6H5CH2−の合成) 実施例1において用いたヨウ化メチルの代りに臭化ベン
ジルを用いる他は実施例1に準じて反応を行い、2,2
−ビス(4−N,N−ジベンジルアミノフェニル)ヘキ
サフルオロプロパンの純品を無色プリズム状晶として得
た。 融点 168.5〜169.5℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 74.31 5.03 4.94 C43H36F6N2 としての計算値 74.33 5.23 4.03 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図2に示す。
6H5CH2−の合成) 実施例1において用いたヨウ化メチルの代りに臭化ベン
ジルを用いる他は実施例1に準じて反応を行い、2,2
−ビス(4−N,N−ジベンジルアミノフェニル)ヘキ
サフルオロプロパンの純品を無色プリズム状晶として得
た。 融点 168.5〜169.5℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 74.31 5.03 4.94 C43H36F6N2 としての計算値 74.33 5.23 4.03 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図2に示す。
【0018】実施例3[一般式(化1);R1=−H
R2=−C6H4CH3(p)の合成] 2,2−ビス(4−アセトアミドフェニル)ヘキサフル
オロプロパン8.36gとp−ブロモトルエン34.1
8gとを炭酸カリウム8.29g及び銅粉0.30gと
共に窒素気流下14時間加熱還流した。室温まで放冷
し、不溶部をろ過除去した後、ろ液をトルエンに溶解
し、水洗、乾燥後溶媒を減圧下留去して淡褐色の粉末を
得た。これをカラムクロマト処理[担体;シリカゲル溶
離液;トルエン/酢酸エチル(1/1)]したのちエタ
ノール−水の混合溶媒から再結晶して淡褐色プリズム状
晶のジアセチル体[一般式(化1);R1=−COCH3
R2=−C6H4CH3(p)]7.11gを得た。 融点 180.0〜181.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 66.09 4.72 4.64 C33H28F6N2O2 としての計算値 66.21 4.72 4.68
R2=−C6H4CH3(p)の合成] 2,2−ビス(4−アセトアミドフェニル)ヘキサフル
オロプロパン8.36gとp−ブロモトルエン34.1
8gとを炭酸カリウム8.29g及び銅粉0.30gと
共に窒素気流下14時間加熱還流した。室温まで放冷
し、不溶部をろ過除去した後、ろ液をトルエンに溶解
し、水洗、乾燥後溶媒を減圧下留去して淡褐色の粉末を
得た。これをカラムクロマト処理[担体;シリカゲル溶
離液;トルエン/酢酸エチル(1/1)]したのちエタ
ノール−水の混合溶媒から再結晶して淡褐色プリズム状
晶のジアセチル体[一般式(化1);R1=−COCH3
R2=−C6H4CH3(p)]7.11gを得た。 融点 180.0〜181.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 66.09 4.72 4.64 C33H28F6N2O2 としての計算値 66.21 4.72 4.68
【0019】上記のようにして得られたジアセチル体
7.11gをジオキサン170mlに溶解しこれに濃塩
酸170mlを加え4時間加熱還流した。室温まで放冷
したのち内容物を氷水に注ぎ、トルエンで抽出し水洗、
乾燥後溶媒を減圧下留去した。得られた粗製品をn−ヘ
キサンから再結晶して無色針状晶の2,2−ビス[4−
N(p−トリルアミノ)フェニル]ヘキサフルオロプロ
パン4.76gを得た。 融点 121.5〜122.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 67.70 4.74 5.42 C29H24F6N2 としての計算値 67.69 4.71 5.45 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図3に示したが、3400cm-1にνNH、1320c
m-1、1175cm1-1にνCFが認められた。
7.11gをジオキサン170mlに溶解しこれに濃塩
酸170mlを加え4時間加熱還流した。室温まで放冷
したのち内容物を氷水に注ぎ、トルエンで抽出し水洗、
乾燥後溶媒を減圧下留去した。得られた粗製品をn−ヘ
キサンから再結晶して無色針状晶の2,2−ビス[4−
N(p−トリルアミノ)フェニル]ヘキサフルオロプロ
パン4.76gを得た。 融点 121.5〜122.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 67.70 4.74 5.42 C29H24F6N2 としての計算値 67.69 4.71 5.45 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図3に示したが、3400cm-1にνNH、1320c
m-1、1175cm1-1にνCFが認められた。
【0020】実施例4[一般式(化1); R1=R2−
C6H4CH3(p)] 実施例3で得られた第2級アミン1.03g、p−ヨー
ドトルエン1.75g、炭酸カリウム1.11g及び銅
粉0.20gをニトロベンゼン20mlに採り窒素気流
下、共沸脱水しながら6時間加熱還流した。室温まで放
冷し、不溶部をろ過除去したのち、ニトロベンゼンを減
圧下留去し残査をトルエンに溶解した。トルエン層を水
洗、乾燥後溶媒を減圧下留去して淡褐色油状物を得た。
これをカラムクロマト処理(担体;シリカゲル溶離液;
トルエン/n−ヘキサン=1/2)したのち、シクロヘ
キサン−エタノールの混合溶媒から再結晶して無色板状
晶の2,2−ビス[4−N,N−ビス(p−メチルフェ
ニル)アミノフェニル]ヘキサフルオロプロパン0.9
1gを得た。 融点 197.0〜198.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 74.34 5.21 3.90 C43H36F6N2 としての計算値 74.33 5.23 4.03 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図4に示す。
C6H4CH3(p)] 実施例3で得られた第2級アミン1.03g、p−ヨー
ドトルエン1.75g、炭酸カリウム1.11g及び銅
粉0.20gをニトロベンゼン20mlに採り窒素気流
下、共沸脱水しながら6時間加熱還流した。室温まで放
冷し、不溶部をろ過除去したのち、ニトロベンゼンを減
圧下留去し残査をトルエンに溶解した。トルエン層を水
洗、乾燥後溶媒を減圧下留去して淡褐色油状物を得た。
これをカラムクロマト処理(担体;シリカゲル溶離液;
トルエン/n−ヘキサン=1/2)したのち、シクロヘ
キサン−エタノールの混合溶媒から再結晶して無色板状
晶の2,2−ビス[4−N,N−ビス(p−メチルフェ
ニル)アミノフェニル]ヘキサフルオロプロパン0.9
1gを得た。 融点 197.0〜198.0℃ 元素分析値(%) C H N 実 測 値 74.34 5.21 3.90 C43H36F6N2 としての計算値 74.33 5.23 4.03 この化合物の赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法)
を図4に示す。
【0021】実施例5〜7 実施例4において用いたp−ヨードトルエンの代りに表
1に示すハロゲン化アリールを用いるほかは実施例4に
準じて反応を行い本発明の第三級アミン化合物を得た。
結果を表1に示す。
1に示すハロゲン化アリールを用いるほかは実施例4に
準じて反応を行い本発明の第三級アミン化合物を得た。
結果を表1に示す。
【表1】
【0022】応用例 電荷発生物質として下記ビスアゾ化合物7.5部
【化3】 及びポリエステル樹脂〔(株)東洋紡績製バイロン20
0〕の0.5%テトラヒドロフラン溶液500部をボー
ルミル中で粉砕混合し、得られた分散液をアルミニウム
蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブレードで塗布
し、自然乾燥して約1μm厚の電荷発生層を形成した。
次に、ポリカーボネート樹脂〔(株)帝人製パンライト
K−1300〕1部とテトラヒドロフラン8部の樹脂溶
液に、電荷輸送物質として実施例5の化合物1部を溶解
し、この溶液を前記電荷発生層上にドクターブレードで
塗布し、80℃で2分間、次いで120℃で5分間乾燥
して厚さ約20μmの電荷輸送層を形成して感光体を作
成した。
0〕の0.5%テトラヒドロフラン溶液500部をボー
ルミル中で粉砕混合し、得られた分散液をアルミニウム
蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブレードで塗布
し、自然乾燥して約1μm厚の電荷発生層を形成した。
次に、ポリカーボネート樹脂〔(株)帝人製パンライト
K−1300〕1部とテトラヒドロフラン8部の樹脂溶
液に、電荷輸送物質として実施例5の化合物1部を溶解
し、この溶液を前記電荷発生層上にドクターブレードで
塗布し、80℃で2分間、次いで120℃で5分間乾燥
して厚さ約20μmの電荷輸送層を形成して感光体を作
成した。
【0023】次に、こうして得られた積層型電子写真感
光体の可視域での感度を調べるため、この感光体に静電
複写紙試験装置〔(株)川口電機製作所製SP428
型〕を用いて暗所で−6KVのコロナ放電を20秒間行
なって帯電させた後、感光体の表面電位Vm(v)を測
定し、更に20秒間暗所に放置した後、表面電位Vo
(v)を測定した。次いで、タングステンランプ光を感
光体表面での照度が4.5luxになるように照射し
て、Voが1/2になるまでの露光量E1/2(lux
・sec)を測定した。 Vm=−1708V Vo=−1553V E1/2=3.33lux・sec
光体の可視域での感度を調べるため、この感光体に静電
複写紙試験装置〔(株)川口電機製作所製SP428
型〕を用いて暗所で−6KVのコロナ放電を20秒間行
なって帯電させた後、感光体の表面電位Vm(v)を測
定し、更に20秒間暗所に放置した後、表面電位Vo
(v)を測定した。次いで、タングステンランプ光を感
光体表面での照度が4.5luxになるように照射し
て、Voが1/2になるまでの露光量E1/2(lux
・sec)を測定した。 Vm=−1708V Vo=−1553V E1/2=3.33lux・sec
【図1】実施例1で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ル図である。
ル図である。
【図2】実施例2で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ル図である。
ル図である。
【図3】実施例3で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ル図である。
ル図である。
【図4】実施例4で得られた化合物の赤外吸収スペクト
ル図である。
ル図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中R1及びR2は、水素原子、置換もしくは無置換の
アルキル基、又は置換もしくは無置換のアリール基を表
わし、夫々同一でも異なっていてもよい。但し、R1と
R2が同時に水素である場合を除く。)で表わされるフ
ルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29791591A JPH05112509A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29791591A JPH05112509A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05112509A true JPH05112509A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17852743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29791591A Pending JPH05112509A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | フルオロカーボン基を有する第三級アミン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05112509A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002000781A1 (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-03 | Daikin Industries, Ltd. | Crosslinkable elastomer composition |
| JP2004168726A (ja) * | 2002-11-21 | 2004-06-17 | Mitsubishi Chemicals Corp | ビスアミノフェニルメタン系化合物とこれを用いた電荷輸送材料、有機電界発光素子材料及び有機電界発光素子 |
| JP2007531762A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 電荷輸送材料として使用するトリアリールアミン化合物 |
| US7960587B2 (en) * | 2004-02-19 | 2011-06-14 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Compositions comprising novel compounds and electronic devices made with such compositions |
| US8937300B2 (en) | 2009-10-19 | 2015-01-20 | E I Du Pont De Nemours And Company | Triarylamine compounds for use in organic light-emitting diodes |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP29791591A patent/JPH05112509A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002000781A1 (en) * | 2000-06-27 | 2002-01-03 | Daikin Industries, Ltd. | Crosslinkable elastomer composition |
| US6855774B2 (en) | 2000-06-27 | 2005-02-15 | Daikin Industries, Ltd. | Crosslinkable elastomer composition |
| JP2004168726A (ja) * | 2002-11-21 | 2004-06-17 | Mitsubishi Chemicals Corp | ビスアミノフェニルメタン系化合物とこれを用いた電荷輸送材料、有機電界発光素子材料及び有機電界発光素子 |
| US7960587B2 (en) * | 2004-02-19 | 2011-06-14 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Compositions comprising novel compounds and electronic devices made with such compositions |
| JP2007531762A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 電荷輸送材料として使用するトリアリールアミン化合物 |
| US8236990B2 (en) | 2004-03-31 | 2012-08-07 | E I Du Pont De Nemours And Company | Triarylamine compounds, compositions and uses therefor |
| US8937300B2 (en) | 2009-10-19 | 2015-01-20 | E I Du Pont De Nemours And Company | Triarylamine compounds for use in organic light-emitting diodes |
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