JPH0511286Y2 - - Google Patents

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JPH0511286Y2
JPH0511286Y2 JP1986107794U JP10779486U JPH0511286Y2 JP H0511286 Y2 JPH0511286 Y2 JP H0511286Y2 JP 1986107794 U JP1986107794 U JP 1986107794U JP 10779486 U JP10779486 U JP 10779486U JP H0511286 Y2 JPH0511286 Y2 JP H0511286Y2
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valve
intake
exhaust
rotary
passage
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、エンジンのロータリ式吸排気弁に
関し、吸排気効率を向上する技術である。
[従来技術] エンジンのロータリ式吸排気弁の従来技術とし
て、図7または図9に示すものがある。これら
は、いずれも本考案と同様、次の基本構造を備え
ている。すなわち、エンジン1の吸・排気ポート
7,8にロータリバルブ9を介在させ、ロータリ
バルブ9は、弁軸12に弁通路13を形成してあ
る。
従来技術1 第7図に示す従来技術1は、上記基本構造にお
いて、 吸・排気ポート7,8をシリンダヘツドの上側
から燃焼室に向けて縦直線状に形成し、その途中
にロータリバルブ9を交叉状に位置させるととも
に、各弁通路13を弁軸12の径方向に孔状に貫
設していた。
従来技術2 第9図に示す従来技術2は、特開昭51−87613
号公報に開示されているもので、上記基本構造に
おいて、 吸・排気ポート7,8をシリンダヘツドの横側
から燃焼室に向けてエルボ状に折曲げ形成し、そ
の折曲部にロータリバルブ9を交叉状に位置させ
るとともに、各弁通路13を弁軸12の周方向に
沿う溝状に形成し、 各弁通路13の底面13aを、その長さ方向に
沿つて弁軸12の軸心から等距離となる凸曲面状
に形成したものである。
[考案が解決しようとする課題] 第7図に示す従来技術1では、弁軸12の回
転につれて、弁通路13に入口及び出口の2箇
所で吸気ポート7や排気ポート8を開閉するの
であるが、次の問題がある。これを第8図に基
づいて説明する。
第8図は吸気弁側を示す第7図の部分図で、
第8図aは開弁の初期を示し、第8図bは開弁
の終期を示している。本図に示すように、弁通
路13自体は通気抵抗の小さい直線状でありな
がら、開弁の初期と終期の各時期には、弁通路
13の入口部及び出口部の合計2箇所で吸気A
が絞り抵抗を受けるため、吸気効率が低下す
る。同様の理由により排気効率も低下する。
更に、従来技術1では、吸排気ポート7,8
をシリンダヘツドの上側から燃焼室に向けて縦
向き直線状に形成してあるため、吸・排気ポー
ト7,8に接続する吸・排気管(図外)をシリ
ンダヘツドの上側に設ける必要があり、エンジ
ンの全高が高くなる。
図9に示す従来技術2では、吸気が吸気ポー
ト7の入口7aから弁通路13を経て出口7b
へ流れていくときに、弁通路13の曲率半径の
小さな先端面13bで急に折り曲げられるた
め、弁通路13自体の通気抵抗が大きく、吸気
効率が低い。同様の理由から排気効率も低い。
本考案の課題は、エンジンのロータリ吸排気弁
において、各弁通路自体の通気抵抗を小さく押さ
えながらも、開弁初期と終期における弁通路の入
口部・出口部での通気の絞り抵抗を低減すること
により、吸排気効率を充分に高めると同時に、エ
ンジンの全高を低くできるものを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1図に示すように、エンジン1の
吸・排気ポート7,8にロータリバルブ9を介在
させ、ロータリバルブ9は、弁軸12に弁通路1
3を形成してなるエンジンのロータリ式吸排気弁
において、次のようにしたことを特徴とする。
すなわち、吸排気ポート7,8をシリンダヘツ
ド3の横側から燃焼室5に向けてエルボ状に折曲
げ形成し、その折曲部にロータリバルブ9を交叉
状に位置させるとともに、各弁通路13を弁軸1
2の周方向に沿う溝状に形成し、 この溝状の各弁通路13の底面13aがその長
さ方向の中央部で弁軸12の軸心に最も近づくよ
うに、各弁通路13の底面13aをその長さ方向
に沿つて連続する一つの凹曲面状に形成し て構成したものである。
[作用] ロータリバルブ9は、第4図a,b,cに示
すように矢印Rの方向に回転して吸気路を開閉
する。開弁の初期には、第4図aに示すよう
に、溝形弁通路13の始端縁13bが吸気ポー
ト7の出口7bを通過した後、入口7aに達
し、この入口7aでは弁通路13が絞られる
が、出口7bでは弁通路13が全開されてい
る。開弁の中期には、第4図bに示すように、
始端縁13bが入口7aを全開にするととも
に、始端縁13cが出口7bに至らずに、この
出口7bも全開する。開弁の終期には、第4図
cに示すように、終端縁13cが出口7bを絞
り込むが入口7aは全開されている。排気側で
も同様の作用が得られる。
このように、開弁の初期には、吸気ポート7
の出口7bが全開され、開弁の終期には入口7
aが全開されているので、ここでは絞り抵抗が
なくなる。
また、第1図に示すように、各弁通路13の
底面13aは、その長さ方向に沿つて連続する
一つの凹曲面状に形成され、その曲率半径が大
きいため、吸気が吸気ポート7の入口7aから
弁通路13を経て出口7bへ流れていくとき
に、曲率半径の大きな弁通路底面13aで緩や
かに折り曲げられる。排気側でも同様の作用が
得られる。このため、各弁通路13自体の通気
抵抗は小さい。
以上のように、各弁通路13を弁軸12の周
方向に沿う溝状に形成し、この溝状の各弁通路
13の底面13aを曲率半径の大きな凹曲面状
に形成してあるため、各弁通路13自体の通気
抵抗を小さく押さえながらも、開弁の初期と終
期には、ポートの入口・出口の一方が全開して
いるため、吸排気が1箇所の絞り抵抗を受ける
だけで済み、吸排気効率を高めることができ
る。
吸・排気ポート7,8をシリンダヘツド3の
横側から燃焼室5に向けてエルボ状に折曲げ形
成してあるため、吸・排気ポート7,8に接続
する吸・排気管をシリンダヘツド3の横側に設
けることができ、エンジンの全高を低くでき
る。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
《第1実施例》 第1図から第4図は第1実施例を示している。
第1図は第2図の−線矢視断面図、第2図は
エンジン上部の縦断面図、第3図は第2図の−
線矢視断面図、第4図は第1図の部分図であ
る。
シリンダブロツク2の上部にシリンダヘツド3
が取り付けられ、このシリンダヘツド3の底面と
ピストン4の頂面との間に燃焼室5が形成されて
いる。
上記シリンダヘツド3に、断面視円形の吸気ポ
ート7と排気ポート8とが、それぞれシリンダヘ
ツド3の横側から燃焼室5に向けて、90°のエル
ボ状に折曲げ形成される。これら吸・排気ポート
7,8は、第2図上で左右の方向に所定の間隙を
あけるとともに、吸気ポート7の入口7aと排気
ポート8の出口8bとが向かい合うように配設さ
れ(第1図にて図示)、吸気ポート7の出口7b
と排気ポート8の入口8aが燃焼室5に開口され
る。
上記吸・排気ポート7,8にロータリバルブ9
が介在される。即ち、吸・排気ポート7,8の両
折曲部にわたつて、断面視円形の弁室11が交叉
状に形成される。この弁室11に、弁軸12が回
転自在に気密状に嵌入される。
上記弁軸12に、吸・排気ポート7,8に対応
して弁通路13,13が形成される。各弁通路1
3は、弁軸12の周方向に沿う溝状に形成され、
この溝状の各弁通路13,13の底面13a,1
3aがその長さ方向の中央部で弁軸12の軸心に
最も近づくように、各弁通路13,13の底面1
3a,13aをその長さ方向に沿つて連続する一
つの円弧状の凹曲面状に形成する。
なお、第4図a〜cは上記構成のロータリバル
ブ9が吸気ポート7を開閉する状態を示してい
る。図中、矢印Rは弁軸12の回転方向を示し、
その回転数はクランク軸の回転数の1/2に減速さ
れている。また、図中、矢印Aは吸気の流れを示
している。
第5図と第6図は他の実施例を示し、上記第1
実施例とは異なる構成について説明する。
《第2実施例》 第5図は第2実施例を示し、第3図に相当する
図である。本実施例では、吸・排気ポート7,8
が断面視で矩形状に形成され、これに対応して、
弁軸12の弁通路13の底面13aが角形に形成
される。
《第3実施例》 第6図は第3実施例を示し、第1図に相当する
図である。本実施例では、吸気ポート7に対応す
る弁通路13が弁軸12の軸心を対称にして2箇
所形成される。この場合、弁軸12の回転数はク
ランク軸の回転数の1/4に減速される。なお、排
気ポート8に対応する弁通路13も吸気側と同様
に2箇所形成される。
[考案の効果] 各弁通路を弁軸の周方向に沿う溝状に形成
し、この溝状の各弁通路の底面を曲率半径の大
きな凹曲面状に形成してあるため、各弁通路自
体の通気抵抗を小さく押さえながらも、開弁の
初期と終期には、ポートの入口・出口の一方が
全開しているため、吸排気が1箇所の絞り抵抗
を受けるだけで済み、吸排気効率を高めること
ができる。
吸・排気ポートをシリンダヘツドの横側から
燃焼室に向けてエルボ状に折曲げ形成してある
ため、吸・排気ポートに接続する吸・排気管を
シリンダヘツドの横側に設けることができ、エ
ンジンの全高を低くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案の第1実施例を示
し、第1図は第2図の−線矢視断面図、第2
図はエンジン上部の縦断面図、第3図は第2図の
−線矢視断面図、第4図は第1図の部分図
で、第4図aは開弁の初期を示す図、第4図bは
開弁の中期を示す図、第4図cは開弁の終期を示
す図である。第5図は第2実施例を示す第3図相
当図、第6図は第3実施例を示す第1図相当図で
ある。第7図と第8図は従来技術1を示し、第7
図は第1図相当図、第8図は第7図の部分図で、
第8図aは開弁の初期を示す図、第8図bは開弁
の終期を示す図である。第9図は従来技術2を示
す縦断正面図である。 1……エンジン、3……シリンダヘツド、5…
…燃焼室、7……吸気ポート、8……排気ポー
ト、9……ロータリバルブ、12……弁軸、13
……弁通路、13a……13の底面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン1の吸・排気ポート7,8にロータリ
    バルブ9を介在させ、ロータリバルブ9は、弁軸
    12に弁通路13を形成してなるエンジンのロー
    タリ式吸排気弁において、 吸排気ポート7,8をシリンダヘツド3の横側
    から燃焼室5に向けてエルボ状に折曲げ形成し、
    その折曲部にロータリバルブ9を交叉状に位置さ
    せるとともに、各弁通路13を弁軸12の周方向
    に沿う溝状に形成し、 この溝状の各弁通路13の底面13aがその長
    さ方向の中央部で弁軸12の軸心に最も近づくよ
    うに、各弁通路13の底面13aをその長さ方向
    に沿つて連続する一つの凹曲面状に形成し て構成したことを特徴とするエンジンのロータリ
    式吸排気弁。
JP1986107794U 1986-07-14 1986-07-14 Expired - Lifetime JPH0511286Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5187613A (en) * 1975-01-29 1976-07-31 Hidekane Konishi Reshipurogata 44 saikuruenjinnitekyosarerurootariibarubusochi
JPS599111U (ja) * 1982-07-08 1984-01-20 株式会社新潟鐵工所 内燃機関の揺動バルブ装置

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