JPH0511324Y2 - - Google Patents

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JPH0511324Y2
JPH0511324Y2 JP1987038990U JP3899087U JPH0511324Y2 JP H0511324 Y2 JPH0511324 Y2 JP H0511324Y2 JP 1987038990 U JP1987038990 U JP 1987038990U JP 3899087 U JP3899087 U JP 3899087U JP H0511324 Y2 JPH0511324 Y2 JP H0511324Y2
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engine
cover
timing belt
opening
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンのタイミングベルトカバー構
造、特にエンジン端面に固定されて車体にエンジ
ンを支持するマウントブラケツトが突出する開口
部のシール構造に関する。
(従来の技術) エンジン端面に取り付けられて動弁カム軸端部
に固定されるドリブンプーリ、クランク軸端部に
固定されるドライブプーリ及び両プーリ間を連結
するタイミングベルトを外部から覆うタイミング
ベルトカバーにおいては、一般にその略中央に開
口部が設けられ、この開口部からエンジン端面に
固定されて車体にエンジンを支持するマウントブ
ラケツトが突出する。
そして従来は実開昭59−125647号開示の如く一
体物のタイミングベルトカバーにマウントブラケ
ツトが突出する開口部を形成し、この開口部周縁
に対し内側からシールラバーを装着していた。
ここで、エンジンマウント法について説明すれ
ば、先ずエンジンアセンブリにおいて、エンジン
重心とトランスミツシヨン重心を三次元的に結ん
だ慣性軸を正とし、エンジンアセンブリをその慣
性軸上の両端部で車体にマウントする。次に例え
ば横置きエンジンの場合には、エンジンアセンブ
リの前後の振れ、倒れに対して前後部にもマウン
トする四点締め、若しくはエンジンアセンブリを
その慣性軸上のエンジン側の一端部のみでマウン
トして前後のマウント位置を変更する三点締めの
二法が通常である。従つてエンジン側端部、つま
りタイミングベルトカバー側のマウント部は基本
マウント部となつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前述のように従来は一体物のタイミ
ングベルトカバーを採用していたため、エンジン
のマウント状態におけるタイミングベルトカバー
の取り外しが困難なために内部のプーリ、ベルト
等の部分的メンテナンスが行いにくく、更にマウ
ントブラケツトが突出するカバー開口部の周縁に
対し内側からシールラバーが装着されるため、外
側から力が加わるとシールラバーがタイミングベ
ルトカバー内に脱落する心配もあつた。
そこで本考案の目的は、タイミングベルトカバ
ーを分割式にして内部のプーリ、ベルト等の部分
的メンテナンスの容易化を図るとともに、マウン
トブラケツトが突出するカバー開口部に装着され
るシール部材の脱落困難化と併せ強度アツプも図
れるようにしたエンジンのタイミングベルトカバ
ー構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題を解決して目的を達成すべく本考案
は、タイミングベルトカバー20をドリブンプー
リ6側を覆うアツパーカバー21とドライブプー
リ7側を覆うロアーカバー25に分割し、該アツ
パーカバー21下端とロアーカバー25上端間の
中央にはエンジン2端面に固定されて車体にエン
ジンを支持するマウントブラケツト15の貫通孔
42が設けられたシール部材30を装着する開口
部26を形成するとともに、前記シール部材30
は該開口部26周縁の内側面に当接する断面略L
字状で一部に開口部26周縁の外側面にも当接す
る断面略コ字状部39を備える外周縁のプレート
31と該プレート31表面に外周を固着されて前
記貫通孔42を備える弾性体41とから形成した
ことを特徴とする。
(作用) タイミングベルトカバー20はアツパーカバー
21とロアーカバー25に分割されているので、
カバー内部の部分的メンテナンスが容易に行える
ようになる。
またシール部材30はマウントブラケツト15
用の貫通孔42周縁が弾性体41なので、貫通孔
42のシール性が良好なのは勿論、エンジンとタ
イミングベルトカバーの寸法に多少ズレがでても
弾性体41が吸収するので、組付性も良好であ
る。
そしてシール部材30の外周縁は、アツパーカ
バー21下端とロアーカバー25上端間中央の開
口部26周縁の内側面に当接する断面略L字状で
一部に開口部26周縁の外側面にも当接する断面
略コ字状部39を備えるプレート31の表面に弾
性体41を固着して成るため、弾性体41による
開口部26のシール性を保有しながらプレート3
1により強度アツプが図れ、位置決めも容易に行
えるとともに、特にプレート31の断面略コ字状
部39により組付時、運転時等、内、外側から力
が加わつてもシール部材30の脱落は困難にな
る。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図は自動車のエンジンルーム内の概略を示
し、エンジンアセンブリ1は横置きに配置されて
エンジン2側面から左サイドフレーム(不図示)
上面へのマウント部11と、エンジン2後部のク
ラツチケースからリヤビーム(ともに不図示)上
へのマウント部12と、トランスミツシヨン10
前面から右サイドフレーム(不図示)下面へのマ
ウント部13との三点締めで車体に搭載されてい
る。
そしてマウント部11へのマウントブラケツト
15は第2図及び第3図に示すようにエンジン2
側面にボルト16で固定され、このエンジン2側
方には動弁カム軸3端部に固定されるドリブンプ
ーリ6、クランク軸4端部に固定されるドライブ
プーリ7及び両プーリ間を連結するタイミングベ
ルト8が配設され、これらはエンジン2側面に取
り付けられたタイミングベルトカバー20にて外
部から覆われており、このタイミングベルトカバ
ー20から前記マウントブラケツト15が突出し
ている。
先ずタイミングベルトカバー20は上下に分割
されたドリブンプーリ6側を覆うアツパーカバー
21とドライブプーリ7側を覆うロアーカバー2
5とから成り、上下の両カバーはボルト18,1
9でエンジン2側面に取り付けられる。特にロア
ーカバー25の略水平なる上端中央には上方に開
放する開口部26が形成され、この開口部26は
第3図のように下縁が傾斜しており、斯かる開口
部26から前記マウントブラケツト15がシール
部材30を介して突出する。
シール部材30は第4図及び第5図に示すプレ
ート31の表面に第6図及び第7図に示す如く弾
性体41を焼き付けにより固着して成る。
即ちプレート31は外周が前記開口部26より
も大形状なる金属製であり、その下縁も同じく傾
斜し、この下縁に沿わせて形成した大きな横長窓
部32と、その上方と略水平な上縁間に形成した
小さな三角窓部33とを有する。また両窓部3
2,33周縁には同方向への起立周片34,35
が形成され、更に横長窓部32一側及び下側の起
立周片34と、三角窓部33他側の起立周片35
からはプレート31の両側縁と平行に突出する略
同長の延出片36,37,38が形成されてい
る。従つてプレート31の外周縁は略一様に連続
する断面略L字状をなし、且つその両側縁と下縁
の計三個所には断面略コ字状部39……が備えら
れる。
斯かるプレート31の表面両側にゴムを焼き付
けて弾性体41を固着する。弾性体41は薄肉状
で前記横長窓部32内に位置する同じく横長の貫
通孔42を有し、前記三角窓部33をその起立周
片35側から覆い、且つ弾性体41外周縁はプレ
ート31外周縁の断面略L字状及び断面略コ字状
部39に倣つて略一様なる断面略コ字状部49と
なつている。
以上により形成したシール部材30をタイミン
グベルトカバー20のロアーカバー25上端中央
の開口部26に上方から装着し、即ちシール部材
30外周縁の断面コ字状部49下縁及び両側縁を
カバー開口部26周縁の内外側面に嵌着し、シー
ル部材30の弾性体41の貫通孔42に前記マウ
ントブラケツト15を通してロアーカバー25を
エンジン2側面にボルト19にて固定する。更に
アツパーカバー21の下端中央をシール部材30
の上縁に外側から当ててアツパーカバー21をボ
ルト18にてエンジン2側面に固定する。
このように先ずタイミングベルトカバー20を
アツパーカバー21とロアーカバー25に分割し
たため、アツパーカバー21及びロアーカバー2
5をそれぞれ個別に脱着することが可能となり、
従つてカバー内部の部分的メンテナンスを容易に
行うことができるようになる。
またシール部材30はマウントブラケツト15
用の貫通孔42周縁を弾性体41で形成している
ため、マウントブラケツト15と貫通孔42間の
シール性は良好である上、エンジンとタイミング
ベルトカバーの寸法に多少ズレがでた場合でも弾
性体41によりそのズレを吸収できるので、組付
性の面でも良好である。
しかもシール部材20の外周縁は、アツパーカ
バー21下端とロアーカバー25上端間中央の開
口部26周縁の内側面に当接する断面略L字状で
その両側縁と下縁には開口部26両側縁及び下縁
の外側面にも当接する断面略コ字状部39……を
備えるプレート31の表面に弾性体41を固着し
て成るため、弾性体41外周縁による開口部26
のシール性を保有しながらプレート31により強
度アツプが図れ、位置決めも容易に行える。
そして特にプレート31の断面略コ字状部39
により組付時、運転時等、内、外側から力が加わ
つてもシール部材30の脱落を困難にすることが
できる。
ここで、プレート31の上端を除く外周縁はタ
イミングベルトカバー開口部26の内側に係止さ
れ、延出片36,37,38のみが開口部26の
外側に係止され、且つアツパーカバー21がシー
ル部材30の上縁を外側から覆う構造になつてい
る。一方、マウントブラケツト15はエンジン2
側より先部に向かつて断面積が減少する形状をな
しており、このマウントブラケツト15を弾性体
41の貫通孔42に挿入する際、シール部材30
をタイミングベルトカバー20側に押圧する力が
発生する。従来はこの力のみでシール部材を保持
していたが、本構造によると、その力を主要因と
してプレート31がタイミングベルトカバー20
の内側に存在することで、シール部材30の開口
部26への保持が良好となつている。
尚、開口部26はアツパーカバー21下縁中央
にも形成して良く、その形状も任意である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、タイミングベル
トカバーをアツパーカバーとロアーカバーに分割
し、特にシール部材をアツパーカバー下端とロア
ーカバー上端間中央のエンジンマウントブラケツ
トが突出する開口部周縁の内側面に当接する断面
略L字状で一部に開口部周縁の外側面にも当接す
る断面略コ字状部を備える外周縁のプレート表面
に弾性体を固着して形成したため、タイミングベ
ルトカバー内部のプーリ、ベルト等の部分的メン
テナンスが容易に行えるとともに、マウントブラ
ケツトが突出するカバー開口部に装着されるシー
ル部材の脱落が困難なものとなり、併せてシール
部材の強度アツプも達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のエンジンルーム内の概略斜視
図、第2図はエンジン端部のタイミングベルトカ
バー部分の縦断正面図、第3図はその要部分解斜
視図、第4図はシール部材のプレートの正面図、
第5図a,b及びcは第4図A−A線断面図とB
方向矢視図とC方向矢視斜視図、第6図はシール
部材の正面図、第7図a,b及びcは第6図A−
A線、B−B線、C−C線の各断面図である。 尚、図面中、2はエンジン、3は動弁カム軸、
4はクランク軸、6はドリブンプーリ、7はドラ
イブプーリ、8はタイミングベルト、15はマウ
ントブラケツト、20はタイミングベルトカバ
ー、21はアツパーカバー、25はロアーカバ
ー、26は開口部、30はシール部材、31はプ
レート、39は断面略コ字状部、41は弾性体、
42は貫通孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン端面に取り付けられて動弁カム軸端部
    に固定されるドリブンプーリ、クランク軸端部に
    固定されるドライブプーリ及び両プーリ間を連結
    するタイミングベルトを外部から覆うタイミング
    ベルトカバーにおいて、 該タイミングベルトカバーをドリブンプーリ側
    を覆うアツパーカバーとドライブプーリ側を覆う
    ロアーカバーに分割し、 該アツパーカバー下端とロアーカバー上端間の
    中央にはエンジン端面に固定されて車体にエンジ
    ンを支持するマウントブラケツトの貫通孔が設け
    られたシール部材を装着する開口部を形成すると
    ともに、 前記シール部材は該開口部周縁の内側面に当接
    する断面略L字状で一部に開口部周縁の外側面に
    も当接する断面略コ字状部を備える外周縁のプレ
    ートと該プレート表面に外周を固着されて前記貫
    通孔を備える弾性体とから形成したこと、 を特徴とするエンジンのタイミングベルトカバー
    構造。
JP1987038990U 1987-03-17 1987-03-17 Expired - Lifetime JPH0511324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987038990U JPH0511324Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987038990U JPH0511324Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17

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JPS63146256U JPS63146256U (ja) 1988-09-27
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US10253867B2 (en) 2016-04-08 2019-04-09 Hyundai Motor Company Timing belt cover assembly for vehicle

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US10253867B2 (en) 2016-04-08 2019-04-09 Hyundai Motor Company Timing belt cover assembly for vehicle

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JPS63146256U (ja) 1988-09-27

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