JPH0511417U - 積層型フライバツクトランス - Google Patents
積層型フライバツクトランスInfo
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層型フライバックトランスにおけるリンギ
ング防止用抵抗の発熱を防止する。 【構成】 高圧コイルボビン3に複数層のコイルに分割
して同軸多層に巻回された高圧コイル4の、低圧側の第
1層目のコイルの巻数が第2層目以降の各コイルの巻数
よりも少なくし、リンギング防止用抵抗に流れる電流を
減少せしめて該抵抗の発熱を低下させる。
ング防止用抵抗の発熱を防止する。 【構成】 高圧コイルボビン3に複数層のコイルに分割
して同軸多層に巻回された高圧コイル4の、低圧側の第
1層目のコイルの巻数が第2層目以降の各コイルの巻数
よりも少なくし、リンギング防止用抵抗に流れる電流を
減少せしめて該抵抗の発熱を低下させる。
Description
【0001】
本考案はテレビジョン受像機やディスプレイ装置おける陰極線管に高圧を供給 するためのフライバックトランスに関するものであり、詳述すればフライバック トランスの発熱による悪影響を防止するための技術に関する。
【0002】
一般にテレビジョン受像機やディスプレイ装置の陰極線管に高圧を供給するた めに用いられるフライバックトランスは、高画質化の要求から、リンギングが小 さく、高圧レギュレーションを良くすることができる積層型フラバックトランス が多く使用されるようになってきた。
【0003】 従来の積層型フライバックトランスは、図5及び図6に示すような構造になっ ており、図において1は低圧コイルボビン、2は該低圧コイルボビン1の外周に 巻回された低圧コイル、3は前記低圧コイル2の外周側に位置した高圧コイルボ ビン、4は該高圧コイルボビン3の外周において複数層のコイルに分割して同軸 多層に巻回された高圧コイル、5は該高圧コイル4の各コイル間に介在させて巻 回した層間絶縁部材たる絶縁フィルム、6は前記高圧コイル4の各層のコイルと 交互に直列接続された複数の高圧ダイオード、7はブリ−ダ抵抗7a,フォーカ ス抵抗7b,スクリーン抵抗7cで構成される高圧抵抗部、8はリンギング防止 用抵抗8a及びリンギング防止用インダクタンス8bで構成されるリンギング防 止回路である。この積層型フライバックトランスにおいては、高圧コイル4の各 層のコイルの巻数はどれも同じ巻数である。
【0004】 また図7及び図8は他の従来例を示しているが、前記の従来例と同一の部分に は同一の符号を付し、その説明は割愛する。この従来例における積層型フライバ ックトランスにおいては、第1層目から第2層目までのコイル4aはそれぞれ同 じ巻数であり、そして第3層目以降のコイル4bの各層のコイル巻数はそれぞれ 同じ巻数になっている。
【0005】
上記したいずれの積層型フライバックトランスにおいても、リンギング防止用 抵抗8a及びリンギング防止用インダクタンス8bで構成されるリンギング防止 回路8を高圧コイル4の第1層目のコイルの低圧側に接続している。このリンギ ング防止用抵抗8aを流れる電流は高圧出力やフライバックトランスの周波数と 深い関係があり、近年のフライバックトランスのように高出力・高周波数化され てくると、該電流が大きくなってリンギング防止用抵抗8aが発熱するという問 題がある。
【0006】 この発熱はリンギング防止用抵抗そのものの寿命に影響するばかりでなく、フ ライバックトランスのモールド樹脂,高圧ダイオード,コイル銅線までも影響を 及ぼす恐れがある。この発熱を小さくするためには、リンギング防止用抵抗の抵 抗値を小さくしたり、リンギング防止用抵抗と並列に設けられたリンギング防止 用インダクタンスの値を小さくする方法が考えられるが、いずれもリンギングを 著しく悪化させるという問題がある。
【0007】 また、別の方法として高圧コイルの層数を多くする方法があるが、部品点数の 増加やフライバックトランスの大型化といった問題がある。
【0008】
上記課題を解決するために本考案では、低圧コイルボビンの外周に巻回された 低圧コイルと、該低圧コイルの外周側に位置した高圧コイルボビンに複数層のコ イルに分割して同軸多層に巻回された高圧コイルと、該高圧コイルの各コイル間 に介在させて巻回した層間絶縁部材と、前記高圧コイルの各層のコイルと交互に 直列接続された複数の高圧ダイオードと、前記高圧コイルの低圧側に設けられた リンギング防止用抵抗及びリンギング防止用インダクタンスとを備える積層型フ ライバックトランスにおいて、前記高圧コイルの低圧側の第1層目のコイル巻数 が第2層目以降のコイル巻数よりも減少せしめられていることを特徴とする積層 型フライバックトランスを提案せんとするものである。
【0009】
上記の如く構成したので、リンギング防止用抵抗に流れる電流を減少せしめ、 リンギング防止用抵抗の発熱を低下させる。
【0010】
以下、図面を参照しつつ本考案の一実施例につき説明する。
【0011】 図1及び図2は本考案の積層型フライバックトランスを示しているが、従来の 積層型フライバックトランスと同一の部分には同一の符号を付し、その説明は割 愛する。高圧コイル4は5層で、第n層目の巻数をtnとしたとき、巻き幅は全 て同じで、t1<t2=t3=t4=t5となるように、各層のコイル巻数を設 定しているところが、本考案の特徴である。第1層目のコイルの低圧側には、従 来の積層型ライバックトランスと同様にリンギング防止用抵抗8aとリンギング 防止用インダクタンス8bからなるリンギング防止回路8が設けられている。
【0012】 次に表1は、第1層コイルから第5層コイルを同巻数(t1〜t5の巻数:3 54)とした場合を100%とし、第1層目のコイルの巻数t1を92%(t1 の巻数:325,t2〜t5の巻数:360)及び83%(t1の巻数:295 ,t2〜t5の巻数:368)とした場合の、リンギング防止用抵抗8aの常温 からの温度上昇値を示したものである。尚、高圧コイルの巻数を変える以外の条 件は全て同じである。
【0013】
【表1】
【0014】 表から明らかなように、第1層目のコイルの巻数t1を83%にした時、第1 層目のコイルの巻数t1が100%の場合に比べて温度上昇値は7℃下がり、リ ンギングにも変化が見られなかった。
【0015】 続いて図3及び図4は他の実施例を示している。該実施例はフォーカス電圧を 2層目整流の後から取り出した例であり、第1層コイルから第5層コイルをt1 (巻数:250)<t2(巻数:400)≠t3(巻数:433)=t4(巻数 :433)=t5(巻数:433)とすることで、上記同様にリンギング防止用 抵抗の8a発熱を低下させることができた。
【0016】 尚、本考案は、高圧コイルの低圧側に設けるリンギング防止回路を、リンギン グ防止用抵抗のみとした回路の場合でも効果があり、また高圧コイルの層数の多 い少ないに関係なく効果がある。
【0017】
以上、詳述した如く本考案に依れば、低圧コイルボビンの外周に巻回された低 圧コイルと、該低圧コイルの外周側に位置した高圧コイルボビンに複数層のコイ ルに分割して同軸多層に巻回された高圧コイルと、該高圧コイルの各コイル間に 介在させて巻回した層間絶縁部材と、前記高圧コイルの各層のコイルと交互に直 列接続された複数の高圧ダイオードと、前記高圧コイルの低圧側に設けられたリ ンギング防止用抵抗及びリンギング防止用インダクタンスとを備える積層型フラ イバックトランスにおいて、前記高圧コイルの低圧側の第1層目のコイル巻数が 第2層目以降のコイル巻数よりも減少せしめたので、リンギング防止用抵抗に流 れる電流を減少せしめて該抵抗の発熱を低下させることができるので、フライバ ックトランスの信頼性を大幅に向上させることができる。
【図1】本考案の積層型フライバックトランスの構成を
示す要部側断面図。
示す要部側断面図。
【図2】本考案の積層型フライバックトランスの構成を
示す回路図。
示す回路図。
【図3】他の実施例を示す要部側断面図。
【図4】他の実施例を示す回路図。
【図5】従来の積層型フライバックトランスの構成を示
す要部側断面図。
す要部側断面図。
【図6】従来の積層型フライバックトランスの構成を示
す回路図。
す回路図。
【図7】従来の積層型フライバックトランスの構成を示
す要部側断面図。
す要部側断面図。
【図8】従来の積層型フライバックトランスの構成を示
す回路図。
す回路図。
1 低圧コイルボビン 2 低圧コイル 3 高圧コイルボビン 4 高圧コイル 4a 第1層目及び第2層目のコイル 4b 第3層目以降のコイル 5 絶縁フィルム(層間絶縁部材) 6 高圧ダイオード 7 高圧抵抗部 7a ブリ−ダ抵抗 7b フォーカス抵抗 7c スクリーン抵抗 8 リンギング防止回路 8a リンギング防止用抵抗 8b リンギング防止用インダクタンス
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 低圧コイルボビンの外周に巻回された低
圧コイルと、該低圧コイルの外周側に位置した高圧コイ
ルボビンに複数層のコイルに分割して同軸多層に巻回さ
れた高圧コイルと、該高圧コイルの各コイル間に介在さ
せて巻回した層間絶縁部材と、前記高圧コイルの各層の
コイルと交互に直列接続された複数の高圧ダイオード
と、前記高圧コイルの低圧側に設けられたリンギング防
止用抵抗及びリンギング防止用インダクタンスとを備え
る積層型フライバックトランスにおいて、前記高圧コイ
ルの低圧側の第1層目のコイル巻数が第2層目以降のコ
イル巻数よりも減少せしめられていることを特徴とする
積層型フライバックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991056901U JP2545137Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 積層型フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991056901U JP2545137Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 積層型フライバックトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511417U true JPH0511417U (ja) | 1993-02-12 |
| JP2545137Y2 JP2545137Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13040358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991056901U Expired - Fee Related JP2545137Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 積層型フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545137Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537882A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-17 | Denki Onkyo Co Ltd | Fly-back transformer |
| JPH01175465A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 積層巻フライバックトランス |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP1991056901U patent/JP2545137Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537882A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-17 | Denki Onkyo Co Ltd | Fly-back transformer |
| JPH01175465A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 積層巻フライバックトランス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2545137Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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