JPH0511429U - 金属化フイルムコンデンサ - Google Patents
金属化フイルムコンデンサInfo
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- JPH0511429U JPH0511429U JP6518291U JP6518291U JPH0511429U JP H0511429 U JPH0511429 U JP H0511429U JP 6518291 U JP6518291 U JP 6518291U JP 6518291 U JP6518291 U JP 6518291U JP H0511429 U JPH0511429 U JP H0511429U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 金属化フィルムコンデンサの外装絶縁フィル
ムとして幅の異なる2枚の外装絶縁プラスチックフィル
ムを用いて構成し、素子端面に溶射する金属の侵入度合
いのばらつきを押さえ、耐電流性能の安定化を図る。 【構成】 金属化フィルムコンデンサ素子の巻き終り部
に巻回する外装絶縁フィルムの幅は、蒸着金属に接する
側をコンデンサ素子の幅よりも狭く、かつ蒸着金属に接
しない側はコンデンサ素子の幅以上に形成し、該素子の
端面に金属溶射したことを特徴としている。
ムとして幅の異なる2枚の外装絶縁プラスチックフィル
ムを用いて構成し、素子端面に溶射する金属の侵入度合
いのばらつきを押さえ、耐電流性能の安定化を図る。 【構成】 金属化フィルムコンデンサ素子の巻き終り部
に巻回する外装絶縁フィルムの幅は、蒸着金属に接する
側をコンデンサ素子の幅よりも狭く、かつ蒸着金属に接
しない側はコンデンサ素子の幅以上に形成し、該素子の
端面に金属溶射したことを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、金属化フィルムコンデンサに関し、該コンデンサ素子の幅の異なる
外装絶縁フィルムを用いて耐電流性能を改良することを目的とするものである。
【0002】
従来の金属化フィルムコンデンサは、先ず巻芯としてプラスチックフィルム等
を巻回して保護絶縁層を形成した後、図7のように金属化ポリプロピレンまたは
金属化ポリエチレンテレフタレートフィルム3を巻回し、その後該素子の外周部
に外装絶縁フィルム6を巻回し、その後該素子の外周部に外装絶縁フィルム6を
巻回してコンデンサ素子を形成している。このコンデンサ素子の素子幅と同幅も
しくは狭幅の1枚のプラスチックフィルムで外装絶縁フィルム6を形成していた
。図8および図9は、外装絶縁フィルムと金属化プラスチックフィルムとの重な
り部分の幅方向電極配置を示す。
【0003】
金属化プラスチックフィルムコンデンサの外装絶縁フィルム6が図8のように
素子幅よりも広い場合、巻終部分において溶射金属の侵入が容易でなく、電気的
接合が弱く、断続耐用性試験等の耐電流性能は低い。
また、外装絶縁フィルム6が図9のように素子幅よりも狭い場合、溶射金属の
侵入は比較的容易であるが、金属溶射側金属化フィルム端部が突出した形となり
、特に巻終部において金属溶射時の吹付圧力により金属化フィルムの倒れが起こ
り、溶射金属の機械接合が弱く、断続耐用性試験等の耐電流性能にばらつきを生
じやすいなどの問題があった。
【0004】
本考案は上述の課題を解決したもので、金属化プラスチックフィルムを巻回し
、その端面を金属溶射して金属化フィルムコンデンサを構成する時、外装絶縁フ
ィルムを2枚使用し、金属化プラスチックフィルムの蒸着金属と接する側の外装
絶縁フィルムの幅を素子の幅よりも狭くし、蒸着金属と接しない側の外装絶縁フ
ィルムの幅を素子の幅より広くして構成したことを特徴とする金属化フィルムコ
ンデンサである。
【0005】
本考案の構成により、コンデンサ素子端面における溶射金属の侵入度合の安定
化により、電極引出部の機械的、電気的接触を良好にし、断続耐用性試験等によ
り耐電流性能の向上が図れる。
【0006】
以下本考案を図1から図6に示す実施例により説明する。
図1は本考案の金属化フィルムコンデンサ素子の巻終部外装絶縁フィルムの巻
回方法を示し、3aは蒸着金属、3bはプラスチックフィルム、3は金属化プラ
スチックフィルム、1は素子幅以上の広幅の外装絶縁フィルム、2は素子幅未満
の狭幅の外装絶縁フィルムを示す。
図2は、上記外装絶縁フィルム1および2と金属化プラスチックフィルム3と
の重なり部分の幅方向電極配置を示す。
【0007】
次に、外装絶縁フィルムの幅を変えて種々実験した。まず、金属化フィルム3
を厚さ9μmのポリプロピレンにアルミニウム金属を3直列となるよう蒸着を施
し蒸着膜抵抗値を4 Ω/ 口 とした。外装絶縁フィルムは厚さ22μmのポリプロ
ピレンフィルムとし、外装絶縁フィルム1は、素子幅と同一幅、外装絶縁フィル
ム2は素子幅よりも2mm短いものを用いた。巻回したコンデンサ素子に金属を溶
射して電極引出し部とし、これらを直列結線してユニットを構成し、図3に示す
金属ケースに収納して、真空乾燥の後SF6 ガスを封印して3 φ 60Hz 6600V 10
0kvar のコンデンサ試料を製作した。5は高圧端子である。これら試料に定格電
圧を印加した状態で、補助コンデンサに充電したエネルギーをコンデンサ試料に
( ピーク電流/定格実効電流) の平均値を100倍になる様調整して放電し、断
続耐用性試験を実施した結果を図4〜図6に示す。
【0008】
図4は、外装絶縁フィルムの幅区分と金属化フィルムコンデンサの断続耐用性
試験回数との関係を示し、記号Aは素子幅と同じ幅の外装絶縁ポリプロピレンフ
ィルムを用いた図8 の構成、記号B は素子幅よりも2mm短い幅の外装絶縁ポリプ
ロピレンフィルムを用いた図9の構成、記号Cは上記外装絶縁ポリプロピレンフ
ィルム1,2を用いた本考案の構成による。
この結果、外装絶縁フィルムを素子幅と同一の広幅のポリプロピレンフィルム
1枚では平均44000回で断続不良となった。また、外装絶縁フィルムを素子
幅よりも2mm短い狭幅ポリプロピレンフィルム1枚とした時、平均85100回
と寿命は長くなるが、ばらつきが大きい。これに対して、本考案の外装絶縁フィ
ルムを蒸着金属に接する側に狭幅ポリプロピレンフィルムを素子幅よりも2mm短
くし、他方を素子幅と同一の幅のポリプロピレンフィルムとした時、寿命は15
万回以上と大幅な改善が図れた。
【0009】
また、本考案において、外装絶縁ポリプロピレンフィルムの幅の関連性につい
て調査した結果を図5、図6に示す。この結果、広幅の外装絶縁ポリプロピレン
フィルム1を素子幅と同一とし、狭幅外装フィルム2を素子幅よりも0.1〜5
.0mmまで短くしても図5のように断続耐用性試験結果は良好であった。さらに
、狭幅の外装絶縁ポリプロピレンフィルム2を素子幅よりも2mm短くし、広幅外
装絶縁ポリプロピレンフィルム1を素子幅より2mmまで広くして試験した結果、
図6のようにいずれも良好な結果を得た。
なお、上記外装絶縁フィルムと金属化フィルムとの長さ方向の重なり長さは3
0cm程度でそのあと続いて外装絶縁フィルムは10〜30回転巻回される。
【0010】
以上、金属化フィルムをアルミ蒸着式ポリプロピレンフィルム、外装絶縁フィ
ルムをポリプロピレンフィルムとして試験した結果を示すが、蒸着金属を亜鉛と
した時、誘電体をポリエチレンテレフタレートフィルムとした時、また外装絶縁
フィルムをポリエチレンテレフタレートとしても、本考案の思想に包含されるも
のであり、同様に良好な結果を得た。また、本実施例はSF6 ガス充填乾式金属
化フィルムコンデンサについて説明したが、本考案は、溶射金属の侵入度合の安
定化により機械的、電気的接触の向上を図ったものであり、油浸形コンデンサで
も実施例と同様良好な結果が得られることが実証された。
【0011】
以上の様に金属化フィルムの後巻部分の外装絶縁フィルムとして、蒸着金属に
接する側の外装絶縁フィルムを素子幅より短くし、他方を素子幅以上の幅のフィ
ルムとした金属化フィルムコンデンサを構成することにより、耐電流性能の大幅
な向上が図れ品質向上と安定化が可能となった。
【図1】本考案の金属化フィルムコンデンサ素子の展開
要部の説明図である。
要部の説明図である。
【図2】本考案の金属化フィルムコンデンサに係る外装
絶縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部
における電極配置説明図である。
絶縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部
における電極配置説明図である。
【図3】本考案の金属化フィルムコンデンサの一実施例
の正面図である。
の正面図である。
【図4】金属化フィルムコンデンサの各種外装絶縁フィ
ルムと断続耐用性試験回数の関係図である。
ルムと断続耐用性試験回数の関係図である。
【図5】金属化フィルムコンデンサの外装絶縁フィルム
幅と断続耐用性試験回数の関係図である。
幅と断続耐用性試験回数の関係図である。
【図6】金属化フィルムコンデンサの外装絶縁フィルム
幅と断続耐用性試験回数の関係図である。
幅と断続耐用性試験回数の関係図である。
【図7】従来の金属化フィルムコンデンサ素子の展開要
部の説明図である。
部の説明図である。
【図8】従来の金属化フィルムコンデンサに係る外装絶
縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部に
おける電極配置説明図である。
縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部に
おける電極配置説明図である。
【図9】従来の金属化フィルムコンデンサに係る外装絶
縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部に
おける電極配置説明図である。
縁フィルムと金属化プラスチックフィルムの重なり部に
おける電極配置説明図である。
1:外装絶縁フィルム
2:外装絶縁フィルム
3:金属化プラスチックフィルム
3a:蒸着金属
3b:プラスチックフィルム
4:金属ケース
5:高圧端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 松原 正明
京都市中京区御池通烏丸東入一筋目仲保利
町191番地の4 上原ビル3階 ニチコン
株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】金属化プラスチックフィルムを巻回したコ
ンデンサ素子の巻終り部に巻回する外装絶縁フィルムの
幅は、上記金属化プラスチックフィルムの蒸着金属に接
する側をコンデンサ素子の幅より狭くかつ蒸着金属に接
しない側はコンデンサ素子の幅以上に形成し、該コンデ
ンサ素子の端面に金属溶射したことを特徴とする金属化
フィルムコンデンサ。 - 【請求項2】上記金属化プラスチックフィルムが、金属
化ポリプロピレンフィルムまたは、金属化ポリエチレン
テレフタレートフィルムからなることを特徴とする請求
項1の金属化フィルムコンデンサ。 - 【請求項3】上記外装絶縁フィルムが、ポリプロピレン
フィルムまたはポリエチレンテレフタレートフィルムも
しくはポリプロピレンフィルムとポリエチレンフィルム
からなることを特徴とする請求項1の金属化フィルムコ
ンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6518291U JP2562159Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6518291U JP2562159Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511429U true JPH0511429U (ja) | 1993-02-12 |
| JP2562159Y2 JP2562159Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13279521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6518291U Expired - Lifetime JP2562159Y2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562159Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5091393U (ja) * | 1973-12-19 | 1975-08-01 | ||
| JPS55158061A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-09 | Otsuka Pharma Co Ltd | Medical treatment appliance |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP6518291U patent/JP2562159Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5091393U (ja) * | 1973-12-19 | 1975-08-01 | ||
| JPS55158061A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-09 | Otsuka Pharma Co Ltd | Medical treatment appliance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2562159Y2 (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
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