JPH05116526A - 電気ヒータを有する空気調和装置の制御装置 - Google Patents

電気ヒータを有する空気調和装置の制御装置

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JPH05116526A
JPH05116526A JP31384091A JP31384091A JPH05116526A JP H05116526 A JPH05116526 A JP H05116526A JP 31384091 A JP31384091 A JP 31384091A JP 31384091 A JP31384091 A JP 31384091A JP H05116526 A JPH05116526 A JP H05116526A
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JP
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heating capacity
electric heater
compressor
refrigeration circuit
rotation speed
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JP31384091A
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Nobuhiko Suzuki
伸彦 鈴木
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良く暖房でき且つ省電力化を図った電気
ヒータを有する空気調和装置の制御装置を提供する。 【構成】 エバポレータ8及び電気ヒータ12と、ヒー
トポンプ式の冷凍回路1と、電子制御手段3とを備え
る。制御手段3は、電子制御ユニット30と、圧縮機駆
動部31及び電気ヒータ駆動部32とから成る。ユニッ
ト30は、必要暖房能力QT及び総合効率COPTが最大
となる冷凍回路1の最適暖房能力Qcmaxを演算し、QT
がQcmaxより大きいとき、冷凍回路の暖房能力QcがQ
cmaxとなるように圧縮機4の回転数を決定すると共にヒ
ータ12の暖房能力QEが(QT−Qcmax)となるように
ヒータ12への通電量を決定し、且つQTがQcmaxより
小さいとき、QcがQTとなるように圧縮機の回転数を
決定すると共にヒータ12への通電量を零にするように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気自動車に搭
載される電気ヒータを有する空気調和装置の制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気ヒータを有する空気調和装置
の制御装置としては、例えば、圧縮機を運転することに
よるヒートポンプ式冷凍回路の暖房運転(ヒートポンプ
運転)のみでは暖房能力が不足する時、即ち吹き出し温
度が所定の温度以下の時のみ補助電熱器(電気ヒータ)
を運転し、且つ圧縮機の運転開始及び補助電熱器の停止
時、所定時間内は電熱器の運転を停止することにより、
補助電熱器の運転時間を最小限におさえ、省電力を図っ
たものが知られている(特開昭57−92642号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ヒートポンプ
式冷凍回路の効率(暖房効率)COPは、図4(a)に
示すように、外気温度Taが低くなるにつれ、または室
内熱交換器の入口空気温度Tin及び圧縮機(電動式の
圧縮機)の回転数Nが高くなるにつれ、又はブロアの風
量が少なくなるにつれて夫々低下し、条件によっては冷
凍回路の効率COPが1以下になる場合がある。これに
対して、電気ヒータの効率は常に1である。また、外気
温度Ta等の因子によって定まる必要暖房能力QTと圧
縮機の回転数Nの関係及び効率COPと圧縮機の回転数
Nの関係は夫々図4(b)及び図4(c)で示すように
表わされる。例えば、必要暖房能力QTがQ1であると
き、圧縮機の回転数をN1にすれば必要暖房能力Q1が得
られるが、効率COPはC1(C1<1)となる。
【0004】また、電気ヒータを有する空気調和装置を
電気自動車に搭載する場合には、その走行距離を稼ぐた
めには空気調和装置での消費電力を小さくする必要があ
る。
【0005】ところが、上記従来技術では、圧縮機及び
補助電熱器の運転及び停止のみを制御するもので、圧縮
機の回転数を制御していないので、圧縮機は運転時に一
定回転数Nで回転する。この一定回転数Nを高く設定す
ればするほど圧縮機の運転により得られる暖房能力QT
は大きくなるが(図4(b)を参照)、効率COPは悪
くなってしまい(図4(c)を参照)、その結果、消費
電力が増大してしまう。一方、圧縮機の一定回転数Nを
低く設定すれば、効率COPはそれ略悪くならないが、
圧縮機の運転により得られる暖房能力QTが小さくな
り、不足する暖房能力を補うための補助電熱器の運転時
間が増えてしまい、これによっても消費電力が増大して
しまう。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
して為されたもので、効率良く暖房でき且つ省電力化を
図った電気ヒータを有する空気調和装置の制御装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ダクト内に配置された室内熱交換器及び
電気ヒータと、この室内熱交換器及び電動式の圧縮機を
有するヒートポンプ式の冷凍回路と、前記電気ヒータ及
び圧縮機を制御する電子制御手段とを備えて成る電気ヒ
ータを有する空気調和装置の制御装置において、前記電
子制御手段は、電子制御ユニットと、このユニットから
の制御信号により前記圧縮機の回転数及び前記電気ヒー
タへの通電量を夫々制御する圧縮機駆動部及び電気ヒー
タ駆動部とから成り、前記電子制御ユニットは、外気温
度等の入力信号に基づく必要暖房能力の演算処理及びこ
の必要暖房能力を得るために前記冷凍回路及び電気ヒー
タを運転した場合の総合効率が最大となる冷凍回路の最
適暖房能力の演算処理を実行し、前記必要暖房能力が前
記最適暖房能力より大きいとき、冷凍回路の暖房能力が
前記最適暖房能力となるように前記圧縮機の目標回転数
を決定してこの回転数を表わす制御信号を前記圧縮機駆
動部へ出力すると共に前記電気ヒータの暖房能力が前記
必要暖房能力と前記最適暖房能力との差となるように前
記電気ヒータへの通電量を決定してこの通電量を表わす
制御信号を前記電気ヒータ駆動部へ出力し、且つ前記必
要暖房能力が前記最適暖房能力より小さいとき、冷凍回
路の暖房能力が前記必要暖房能力となるように前記圧縮
機の目標回転数を決定してこの回転数を表わす制御信号
を前記圧縮機駆動部へ出力すると共に前記通電量を零に
するように構成されているものである。
【0008】
【作用】電子制御手段は、電子制御ユニットと、このユ
ニットからの制御信号により圧縮機の回転数及び電気ヒ
ータへの通電量を夫々制御する圧縮機駆動部及び電気ヒ
ータ駆動部とから成り、電子制御ユニットは、外気温度
等の入力信号に基づく必要暖房能力の演算処理及びこの
必要暖房能力を得るために冷凍回路及び電気ヒータを運
転した場合の総合効率が最大となる冷凍回路の最適暖房
能力の演算処理を実行し、必要暖房能力が最適暖房能力
より大きいとき、冷凍回路の暖房能力が最適暖房能力と
なるように圧縮機の目標回転数を決定してこの回転数を
表わす制御信号を圧縮機駆動部へ出力すると共に電気ヒ
ータの暖房能力が必要暖房能力と最適暖房能力との差と
なるように電気ヒータへの通電量を決定してこの通電量
を表わす制御信号を電気ヒータ駆動部へ出力し、且つ必
要暖房能力が最適暖房能力より小さいとき、冷凍回路の
暖房能力が必要暖房能力となるように圧縮機の目標回転
数を決定してこの回転数を表わす制御信号を圧縮機駆動
部へ出力すると共に前記通電量を零にするように構成さ
れているので、必要暖房能力が最適暖房能力より大きい
とき、圧縮機は、総合効率が最大となる冷凍回路の最適
暖房能力を得る回転数で駆動されると共に、必要暖房能
力と最適暖房能力の差即ち不足する暖房能力が電気ヒー
タによって得られる。一方、必要暖房能力が最適暖房能
力より小さいとき、圧縮機のみが最適暖房能力より小さ
い必要暖房能力を得る回転数で駆動される。
【0009】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の一実施例を説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る電気ヒータ
を有する空気調和装置の制御装置を示す概略構成図であ
る。この一実施例に係る空気調和装置は、例えば電気自
動車に搭載されるものである。
【0011】図1に示すように、電気ヒータを有する空
気調和装置の制御装置は、ヒートポンプ式の冷凍回路1
と、ダクト2と、電子制御手段3とを有している。
【0012】冷凍回路1は、電動式の圧縮機4、四方弁
5、コンデンサ(室外熱交換器)6、膨張弁7、及びエ
バポレータ(室内熱交換器)8を順に接続して構成され
ている。
【0013】この冷凍回路1は、四方弁5の切換えによ
り冷房運転と暖房運転(ヒートポンプ運転)とに切換え
られるように構成されている。即ち、四方弁5の流路を
破線で示す冷房位置に切換えた状態では、圧縮機4の吐
出口4aから吐出される冷媒は、四方弁5、コンデンサ
6、膨張弁7、エバポレータ8、及び四方弁5の径路で
圧縮機の吸入口4bに戻り、冷房運転が行なわれる。一
方、四方弁5の流路を実線で示す暖房位置に切換えた状
態では、前記吐出口4aから吐出される冷媒は、四方弁
5、エバポレータ8、膨張弁7、コンデンサ6、及び圧
縮機4の径路で圧縮機4の吸入口4bに戻り暖房運転が
行なわれる。
【0014】前記ダクト2は、ブロアユニット2a、ク
ーラーユニット2b、ヒータユニット2c、及び吹出し
口ユニット2dが上流側から順に接続されて形成されて
いる。
【0015】ブロアユニット2aの上流側端部には、内
気導入口10及び外気導入口9が形成されている。ま
た、ブロアユニット2a内には、前記両導入口9,10
を開閉するインテークドア11と、ブロア12とが設け
られている。
【0016】前記クーラーユニット2b内にはエバポレ
ータ8が配置されており、ブロア13により導入される
外気又は車室内空気が、上記冷房運転時には冷風となっ
て、暖房運転時には温風となって夫々エバポレータ8を
通過するようになっている。
【0017】前記ヒータユニット2c内には、電気ヒー
タ12と、この電気ヒータ12の前面を開閉する切換ド
ア13とが配置されている。この切換ドア13は、不図
示のアクチュエータ又は操作パネル上のレバー操作に連
動して冷房運転時には図の実線位置、暖房運転時には図
の鎖線位置となるように回動する。
【0018】前記吹出し口ユニット2dには、センタベ
ント吹出し口14a、サイドベント吹出し口14b,1
4c、サイドデフロスタ吹出し口15a,15b、デフ
ロスタ吹出し口16a,16b、及びフット吹出し口1
7が設けられていると共に、ベントドア18、デフドア
19、及びフットドア20が設けられている。
【0019】前記電子制御手段3は、圧縮機4及び電気
ヒータ12を制御するもので、電子制御ユニット(以
下、「ECU」という)30と、ECU30からの制御
信号により圧縮機4の回転数及び電気ヒータ12への通
電量を夫々制御する圧縮機駆動部31及び電気ヒータ駆
動部32とから成る。
【0020】ECU30には、外気温度Ta、室内温度
Tr、設定温度Td、エバポレータ(室内熱交換器)8
の入口側空気温度Tin、及びブロア12のブロア風量
Ga等の入力信号が入力されている。
【0021】外気温度Ta、室内温度Tr、設定温度T
d、入口側空気温度Tin、及びブロア風量Ga等の運
転条件が定まると、冷凍回路(1)の暖房能力Qcと冷
凍回路1の効率COPの関係は、図2(a)及び下記
(1)式で示されるように、略一次式で表わされる。
【0022】COP=−aQc+b…(1)式 ここで、COPは冷凍回路1の効率、Qcは冷凍回路1
の暖房能力、a及びbは夫々定数である。
【0023】なお、冷凍回路1の暖房能力Qcは前記圧
縮機4の回転数Nの変化に応じて図2(b)で示すよう
に変化する。
【0024】ECU30は、前記運転条件即ち外気温度
Ta、室内温度Tr、設定温度Td、前記入口側空気温
度Tin、及びブロア風量Ga等の入力信号に基づいて
必要暖房能力QTを演算するように構成されている。
【0025】必要暖房能力QTを得るために冷凍回路1
と電気ヒータ12の両方を運転すると、 QT=Qc+QE…(2)式 となる。ここで、QEは電気ヒータ12の暖房能力であ
る。
【0026】上記(1)式、(2)式、及び効率=暖房
能力/電力の式より、必要暖房能力QTを得るために冷
凍回路1と電気ヒータ12の両方を運転した場合の総合
効率COPTは、下記の(3)式で表わされる。
【0027】
【数1】 なお、上記(3)式において、電気ヒータ12の効率は
常に1であると考えている。
【0028】ECU30は、上記総合効率COPTを演
算すると共に、総合効率COPTが最大となる、即ち
【0029】
【数2】 となる冷凍回路1の暖房能力Qc(以下、この暖房能力
Qcを冷凍回路1の最適暖房能力Qcmaxという)を
演算する。
【0030】ここで、
【0031】
【数3】 となる。
【0032】そして、ECU30は、必要暖房能力QT
が冷凍回路1の最適暖房能力Qcmax以上のとき、即
ちQT≧Qcmaxのとき、冷凍回路1の暖房能力Qc
が最適暖房能力Qcmaxとなるように圧縮機4の目標
回転数Nobj(図2(c)を参照)を決定してこの回
転数を表わす制御信号を圧縮機駆動部31へ出力すると
共に電気ヒータ12の暖房能力QEが必要暖房能力QTと
最適暖房能力Qcmaxとの差(QT−Qcmax)と
なるように電気ヒータ12への通電量IEを決定してこ
の通電量を表わす制御信号を電気ヒータ駆動部32へ出
力するように構成されている。また、ECU30は、必
要暖房能力QTが冷凍回路1の最適暖房能力Qcmax
より小さいとき、即ちQT<Qcmaxのとき、冷凍回
路1の暖房能力Qcが必要暖房能力QTとなるように圧
縮機4の目標回転数Nobjを決定してこの回転数を表
わす制御信号を圧縮機駆動部31へ出力すると共に電気
ヒータ12への通電量を零にするように構成されてい
る。
【0033】以下、上記一実施例の作動を図3に基いて
説明する。
【0034】不図示の操作スイッチがオンされて作動が
開始されると、ECU30は、まず図3のステップ30
1で外気温度Ta、室内温度Tr、設定温度Td、入口
側空気温度Tin、及びブロア風量Ga等の入力信号を
読み込む。この読込み後、ステップ302に進み、外気
温度Ta、室内温度Tr、設定温度Td、入口側空気温
度Tin、及びブロア風量Ga等の入力信号に基づいて
必要暖房能力QTを演算する。
【0035】さらに、ステップ303に進んで前記総合
効率COPTを上記(3)式により演算し、この演算
後、ステップ304に進んで前記冷凍回路1の最適暖房
能力Qcmaxを演算する。この演算後、ステップ30
5に進み、必要暖房能力QTが最適暖房能力Qcmax
以上か否かを判定する。
【0036】このステップ305の答が肯定(Ye
s)、即ち必要暖房能力QTが最適暖房能力Qcmax
以上のとき、ステップ306に進んで冷凍回路1の暖房
能力Qcを最適暖房能力Qcmaxにし、さらにステッ
プ307に進んで最適暖房能力Qcmaxを得る圧縮機
4の目標回転数Nobjを演算する。この演算後、ステ
ップ308に進んで電気ヒータ12の暖房能力QEをQE
=QT−Qcmaxとなるように演算すると共に、ステ
ップ309でこのQEを得る電気ヒータ12への通電量
IEを演算する。
【0037】さらに、ステップ310に進み、前記ステ
ップ307で演算された目標回転数Nobjを表わす制
御信号を圧縮機駆動部31へ出力すると共に、ステップ
311に進み、前記ステップ309で演算された電気ヒ
ータ12への通電量IEを表わす制御信号を電気ヒータ
駆動部32へ出力して終了する。
【0038】このように、必要暖房能力QTが最適暖房
能力Qcmax以上のとき、圧縮機4は、総合効率CO
PTが最大となる冷凍回路1の最適暖房能力Qcmax
を得る回転数で駆動されると共に、必要暖房能力QTと
最適暖房能力Qcmaxの差即ち不足する暖房能力が電
気ヒータ12によって得られる。従って、消費電力が小
さく、且つ効率良く暖房される。
【0039】また、前記ステップ305の答が否定(N
o)、即ち必要暖房能力QTが冷凍回路1の最適暖房能
力Qcmaxより小さいとき、ステップ312に進み、
冷凍回路1の暖房能力Qcを必要暖房能力QTにする。
さらに、ステップ313に進み、冷凍回路1の暖房能力
Qcが必要暖房能力QTとなるように圧縮機4の目標回
転数Nobjを演算し、この演算後、ステップ314に
進んで電気ヒータ12の暖房能力QEを0にする。この
ステップ314の実行後、前記ステップ309に進み、
電気ヒータ12への通電量IEを0にする。さらに、ス
テップ310に進み、前記ステップ313で演算された
目標回転数Nobjを表わす制御信号を圧縮機駆動部3
1へ出力すると共に、ステップ311に進み、前記ステ
ップ309で演算された電気ヒータ12への通電量IE
(IE=0)を表わす制御信号を電気ヒータ駆動部32
へ出力して終了する。
【0040】このように、必要暖房能力QTが最適暖房
能力Qcmaxより小さいとき、冷凍回路1の暖房能力
Qcが必要暖房能力QTに決定され、冷凍回路1のみが
運転されて必要暖房能力QTが得られる。このとき、冷
凍回路1の圧縮機4は、最適暖房能力Qcmaxより小
さい必要暖房能力QTを得る目標回転数Nobjで駆動
される、即ち上述した必要暖房能力QTが最適暖房能力
Qcmax以上の場合よりも低い回転数で駆動されるの
で、必要暖房能力QTが最適暖房能力Qcmax以上の
場合よりも、消費電力がより小さくなり(図2(a)及
び図2(b)を参照)、より効率良く暖房される。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る電気
ヒータを有する空気調和装置の制御装置によれば、電子
制御手段は、電子制御ユニットと、このユニットからの
制御信号により圧縮機の回転数及び電気ヒータへの通電
量を夫々制御する圧縮機駆動部及び電気ヒータ駆動部と
から成り、電子制御ユニットは、外気温度等の入力信号
に基づく必要暖房能力の演算処理及びこの必要暖房能力
を得るために冷凍回路1及び電気ヒータを運転した場合
の総合効率が最大となる冷凍回路1の最適暖房能力の演
算処理を実行し、必要暖房能力が最適暖房能力より大き
いとき、冷凍回路1の暖房能力が最適暖房能力となるよ
うに圧縮機の目標回転数を決定してこの回転数を表わす
制御信号を圧縮機駆動部へ出力すると共に電気ヒータの
暖房能力が必要暖房能力と最適暖房能力との差となるよ
うに電気ヒータへの通電量を決定してこの通電量を表わ
す制御信号を電気ヒータ駆動部へ出力し、且つ必要暖房
能力が最適暖房能力より小さいとき、冷凍回路1の暖房
能力が必要暖房能力となるように圧縮機の目標回転数を
決定してこの回転数を表わす制御信号を圧縮機駆動部へ
出力すると共に前記通電量を零にするように構成されて
いるので、必要暖房能力が最適暖房能力より大きいと
き、圧縮機は、総合効率が最大となる冷凍回路1の最適
暖房能力を得る回転数で駆動されると共に、必要暖房能
力と最適暖房能力の差即ち不足する暖房能力が電気ヒー
タによって得られる。一方、必要暖房能力が最適暖房能
力より小さいとき、圧縮機のみが最適暖房能力より小さ
い必要暖房能力を得る回転数で駆動される。従って、効
率良く暖房できて省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気ヒータを有する空
気調和装置の制御装置を示す概略構成図である。
【図2】(a)は冷凍回路1の暖房能力と冷凍回路1の
効率の関係を示すグラフである。 (b)は圧縮機の回転数と冷凍回路1の暖房能力の関係
を示すグラフである。 (c)は圧縮機の回転数と総合効率の関係を示すグラフ
である。
【図3】制御プログラムを示すフローチャートである。
【図4】(a)は冷凍回路1の効率と電気ヒータの効率
を同時に示すグラフである。 (b)は圧縮機の回転数と必要暖房能力の関係を示すグ
ラフである。 (c)は圧縮機の回転数と効率の関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 ヒートポンプ式の冷凍回路1 2 ダクト 3 電子制御手段 4 圧縮機 8 エバポレータ(室内熱交換器) 12 電気ヒータ 30 電子制御ユニット 31 圧縮機駆動部 32 電気ヒータ駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト内に配置された室内熱交換器及び
    電気ヒータと、この室内熱交換器及び電動式の圧縮機を
    有するヒートポンプ式の冷凍回路と、前記電気ヒータ及
    び圧縮機を制御する電子制御手段とを備えて成る電気ヒ
    ータを有する空気調和装置の制御装置において、前記電
    子制御手段は、電子制御ユニットと、このユニットから
    の制御信号により前記圧縮機の回転数及び前記電気ヒー
    タへの通電量を夫々制御する圧縮機駆動部及び電気ヒー
    タ駆動部とから成り、前記電子制御ユニットは、外気温
    度等の入力信号に基づく必要暖房能力の演算処理及びこ
    の必要暖房能力を得るために前記冷凍回路及び電気ヒー
    タを運転した場合の総合効率が最大となる冷凍回路の最
    適暖房能力の演算処理を実行し、前記必要暖房能力が前
    記最適暖房能力より大きいとき、冷凍回路の暖房能力が
    前記最適暖房能力となるように前記圧縮機の目標回転数
    を決定してこの回転数を表わす制御信号を前記圧縮機駆
    動部へ出力すると共に前記電気ヒータの暖房能力が前記
    必要暖房能力と前記最適暖房能力との差となるように前
    記電気ヒータへの通電量を決定してこの通電量を表わす
    制御信号を前記電気ヒータ駆動部へ出力し、且つ前記必
    要暖房能力が前記最適暖房能力より小さいとき、冷凍回
    路の暖房能力が前記必要暖房能力となるように前記圧縮
    機の目標回転数を決定してこの回転数を表わす制御信号
    を前記圧縮機駆動部へ出力すると共に前記通電量を零に
    するように構成されていることを特徴とする電気ヒータ
    を有する空気調和装置の制御装置。
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