JPH05117U - 歯科治療における印象材射出用のシリンジ - Google Patents
歯科治療における印象材射出用のシリンジInfo
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- JPH05117U JPH05117U JP5401391U JP5401391U JPH05117U JP H05117 U JPH05117 U JP H05117U JP 5401391 U JP5401391 U JP 5401391U JP 5401391 U JP5401391 U JP 5401391U JP H05117 U JPH05117 U JP H05117U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 シリンダの内部に印象材を装填した状態の印
象材射出用のシリンジを、ウオーターバス等に投入し
て、内部に装填した印象材をゾル化させ、保温する際
に、湯のシリンジ内への浸入、印象材の過剰な軟化、印
象材の乾燥による固結を、適確に防止する。 【構成】 先端部に射出ノズル1を具備するシリンダ2
と、ピストンと、射出ノズル1の外周に螺合する封栓キ
ャップ5とよりなる。封栓キャップ5の筒状部5bの内
腔の底部に、小径のリング状に形成したパッキング6
を、該封栓キャップ5の内腔の軸芯部位に位置するガイ
ド針50の基端部の外周に嵌装して装填する。筒状部5
bの深さDと射出ノズル1の突出長さLとを、射出ノズ
ル1の螺子部10に対する螺合時にその射出ノズル1の
先端面1aがパッキング6に圧接していくように設定す
る。
象材射出用のシリンジを、ウオーターバス等に投入し
て、内部に装填した印象材をゾル化させ、保温する際
に、湯のシリンジ内への浸入、印象材の過剰な軟化、印
象材の乾燥による固結を、適確に防止する。 【構成】 先端部に射出ノズル1を具備するシリンダ2
と、ピストンと、射出ノズル1の外周に螺合する封栓キ
ャップ5とよりなる。封栓キャップ5の筒状部5bの内
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ル1の螺子部10に対する螺合時にその射出ノズル1の
先端面1aがパッキング6に圧接していくように設定す
る。
Description
【0001】
本考案は、歯科の治療において、治療する歯に装填する義歯の印象を採るため に、治療する歯の周辺に印象材を射出する作業に用いる印象材射出用のシリンジ についての改良に関する。
【0002】
印象材射出用のシリンジAは、図1に示しているよう、先端に中空の針状とし た射出ノズル1を具備するシリンダ2と、これに気密に嵌合していくピストン3 とからなる。そして、使用するときは、シリンダ2の内部に、寒天などの常温に おいてゲル化し昇温によりゾル化して一定の温度範囲においてゾル化した状態を 保持するコロイドを素材として、スティック状に成形しておいた印象材4を挿入 し、次いで、ピストン3を嵌合して押し込んだ状態とし、次いで、シリンダ2の 先端の射出ノズル1の外周に、図2に示している如く、射出ノズル1の内腔に嵌 入していくガイド針50を軸芯部位に具備する封栓キャップ5を螺合して、射出 ノズル1を封栓し、その状態で、ウオーターバスまたはコンデショナー(加熱・ 保温器)などで全体を加熱してシリンダ2内の印象材4をゾル化し、次いで、印 象材がゾルの状態を保持する温度範囲の下限に近く放冷し、この放冷した状態で 操作して、患者の口腔内の患部にゾル化している印象材4を射出ノズル1から射 出するように用いる。
【0003】
上述の如く構成してある印象材射出用のシリンジAは、スティック状に成形し ておいて、シリンダ2内に装填する印象材4の量が、一つの義歯を鋳造するため の印象を採取するのに要する量よりも遥かに多い量となっていることから、シリ ンダ2内に印象材4を装填した状態において、庫内の温度を、印象材4がゾル化 している状態の温度範囲の下限近くの温度(60度C付近)に保持したコンデシ ョナー内に装入して保温しておき、随時取り出して使用するが、このとき、封栓 キャップ5による射出ノズル1のシールが完全でないことで、射出ノズル1の内 腔およびその近辺の印象材4が、封栓キャップ5の螺合部から流入する空気によ り乾燥して固まってしまうようになる。
【0004】 この固化した印象材4は、採取する印象を劣悪なものとするので、シリンジA を操作して患部に印象材4を流し込む前に、ピストン3を押し込んで固化してい る部分を押し出して捨て、ゾル化している印象材がでてきたところで、所定の射 出作業に移るようにしなければならず、操作を面倒なものとしている問題がある 。
【0005】 また、ウオーターバスによりシリンジAを内部の印象材4ごとボイルするとき にも、封栓キャップ5と射出ノズル1との間の隙間から浸入する湯が、射出ノズ ル1の内腔を経てシリンジAの内部に流入し、シリンジAの印象材4を稀釈して 過剰に軟らかい状態とする場合が起きる。このようになった印象材は、患部に射 出したときに、流動してしまうことで、印象の採取を不能にしてしまうから、シ リンジAごとのボイルによる印象材4のゾル化の作業をやりなおさなければなら ず、印象採取作業の能率を著しく悪くする。
【0006】 本考案は、従前の印象材射出用のシリンジに生じている上述の問題を解消する ためになされたものであって、封栓キャップ5による射出ノズル1のまわりのシ ールが適確に行なわれるようにして、ウオーターバスによるボイルの際に、印象 材が過剰に軟らかくなったり、コンデショナーに装入して保温しておく間に、射 出ノズル1の付近の印象材が乾燥して固結するようになることが、効果的に防止 し得るようにする新たな手段を提供することを目的とする。
【0007】
しかして、本考案は、上述の目的を達成するために種々の研究を重ねて得られ た知見に基づいて完成したものである。即ち、シリンダ2の先端部に設けた射出 ノズル1のまわりに封栓キャップ5を螺合して行なうシールは、封栓キャップ5 の開口部の端面52と射出ノズル1の基端部の螺子部10を保持するようシリン ダ2に成形した保持筒部20の外端面20aとの間の気密を保持するようにすれ ば良く、それには、螺子部10の基端にパッキングを嵌装しておけば良いわけで あるが、このようにしても、嵌装したパッキングが封栓キャップ5を螺じ込む際 の圧縮で損傷を受け易く、また、封栓キャップ5を抜き取るときに追従して抜け 出てくるようになることで、すぐに脱落してしまい、実効を上げることができな かった。
【0008】 そこで、封栓キャップ5の内腔で、軸芯部位に植設してあるガイド針50の基 端部位に、小径のOリングよりなるパッキング6を嵌装し、封栓キャップ5の筒 状部5bの深さDとシリンダ2の先端部から突出する射出ノズル1の突出長さL との関係を、封栓キャップ5を螺子部10に螺合して装着状態としたときに、射 出ノズル1の先端が、封栓キャップ5内に装填したパッキング6に圧接していく 状態となるように設定したところ、封栓キャップ5を螺合して行なう射出ノズル 1のまわりのシールが確実になり、また、パッキング6が長いガイド針50の基 端部に嵌合して保持され、かつ、封栓キャップ5を螺合していくときの射出ノズ ル1の先端でのパッキング6を圧縮していく作動で、そのパッキング6が封栓キ ャップ5の内腔の底部に圧着保持せしめるようになることで、パッキング6の脱 落もなくなる、という結果を得たことによるものである。
【0009】 そして、このことから、本考案においては、前述の目的を達成するための手段 として、先端部に射出ノズルを具備するシリンダと、そのシリンダに抜き差し自 在に嵌合するピストンと、軸芯部位に前記射出ノズルの内腔に嵌挿されるガイド 針を具備し先端の開口部の内周側に前記射出ノズルの基端部に形設してある螺子 部と螺合する螺子部を設けた有底の筒状の封栓キャップと、よりなる印象材射出 用のシリンジにおいて、封栓キャップの筒状部の内腔の底部に、小径のリング状 に形成したパッキングを、該封栓キャップの内腔の軸芯部位に位置するガイド針 の基端部の外周に嵌装して装填し、該封栓キャップの筒状部の深さと前記射出ノ ズルの突出長さとを、該封栓キャップの前記射出ノズルの螺子部に対する螺合時 にその射出ノズルの先端面が前記パッキングに圧接していくように設定したこと を特徴とする歯科治療における印象材射出用のシリンジを提起するものである。
【0010】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は、従前手段のものと同効 の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0011】 図3は本考案を実施せるシリンジAの斜視図で、同図において、2は先端部に 射出ノズル1を具備するシリンダ、3はそのシリンダ2に摺動自在に嵌挿したピ ストン、5はシリンダ2の先端部に設けた前述の射出ノズル1のまわりに嵌装す る封栓キャップを示す。
【0012】 シリンジAを構成するシリンダ2およびピストン3は従来公知のもので、図1 に示している従来手段のものと変わりがなく、ピストン3を抜き出した状態でシ リンダ2の内腔に、スティック状に成形してある印象材4を装入し、ピストン3 で押し込みながらそのピストン3をシリンダ2に嵌合して内部に印象材4を装填 した状態とし、この状態で、射出ノズル1のまわりに封栓キャップ5を装着して 、このシリンジAごとウオーターバスまたはコンデショナーにより加熱してシリ ンダ2内部の印象材4をゾル化し、射出ノズル1から患部に射出せしめるように 使用すること従前のシリンジAと同様のものである。
【0013】 シリンダ2の先端部に設ける射出ノズル1は、ステンレススチール等の金属材 で、中空の針状に形成してあり、それの基端部には、封栓キャップ5の開口部の 内周に設けられている螺子と螺合する軸筒状の螺子部10が前記金属材により一 体に成形してある。そして、その基端の螺子部10をシリンダ2の先端側に分枝 状に成形してある保持筒部20の軸芯部位に、シリンダ2を形成する際の成形に より一体的に保持せしめることで、該射出ノズル1をシリンダ2に装備せしめて ある。
【0014】 また、封栓キャップ5は、図4に示している如く、基端側が底板5aにより閉 塞された有底の筒状で、開放する先端側には、開口部の内周面に、前述の射出ノ ズル1の基端部に形設してある螺子部10に螺合する螺子部51が形設され、ま た、軸芯部位には、前記射出ノズル1の内腔に嵌挿される細い針状のガイド針5 0が、前記底板5aの中心部位から突出するように装設してあり、かつ、そのガ イド針50の先端側は、該封栓キャップ5の先端の開口部から外部に長く突出さ せてある。
【0015】 そして、この封栓キャップ5の筒状部5bの内腔には、小径のOリングよりな るパッキング6が、ガイド針50の基端部の外周に嵌合した状態で装填してあり 、また、この封栓キャップ5の筒状部5bの深さDと前述の射出ノズル1の突出 長さLとの関係が、図5に示している如く、封栓キャップ5を射出ノズル1のま わりに装着したときに、射出ノズル1の先端面1aが前記パッキング6に圧接し ていく状態となるように設定してある。
【0016】
以上説明したように、本考案による歯科の印象材射出用のシリンジは、封栓キ ャップ5の筒状部5bの内腔の底部に、小径のリング状に形成したパッキング6 を、該封栓キャップ5の内腔の軸芯部位に位置するガイド針50の基端部の外周 に嵌装して装填し、該封栓キャップ5の筒状部5bの深さDと前記射出ノズル1 の突出長さLとを、該封栓キャップ5の前記射出ノズル1の螺子部10に対する 螺合時にその射出ノズル1の先端面1aが前記パッキング6に圧接していくよう に設定してあるのだから、シリンダ2の内腔に印象材4を装填して、射出ノズル 1のまわりに封栓キャップ5を装着し、ウオーターバスまたはコンデショナーに 投入して印象材4をゾル化させるときに、シリンジAの射出ノズル1の内腔が、 その射出ノズル1の先端面1aと封栓キャップ5の筒状部5bの底部に装填した パッキング6との衝合により、外部に対して確実にシールされることになるので 、この射出ノズル1の内腔を介して湯がシリンダ2内に浸入することで印象材4 を過剰に軟らかくしたり、乾燥した空気が流入することで印象材4を固結させた りすることが適確に防止できるようになる。そして封栓キャップ5の筒状部5b の内腔の底部に装填したパッキング6は、ガイド針50の基端部の外周に嵌合し た状態で、射出ノズル1の先端面1aと圧接していくようになることから、封栓 キャップ5の装脱の際に脱落することがなくなり、射出ノズル1の内腔を外部に 対してシールする作用を確実に保持するようになる。
【図1】従前の歯科治療における印象材射出用のシリン
ジの、ピストンおよび封栓キャップを外した状態におけ
る一部破断した平面図である。
ジの、ピストンおよび封栓キャップを外した状態におけ
る一部破断した平面図である。
【図2】同上の要部の横断平面図である。
【図3】本考案を実施せるシリンジの斜視図である。
【図4】同上の要部の一部破断した平面図である。
【図5】同上要部の封栓キャップを組付けた状態におけ
る横断平面図である。
る横断平面図である。
A…シリンジ、1…射出ノズル、1a…先端面、10…
螺子部、2…シリンダ、20…保持筒部、20a…外端
面、3…ピストン、4…印象材、5…封栓キャップ、5
a…底板、5b…筒状部、50…ガイド針、51…螺子
部、52…端面、6…パッキング。
螺子部、2…シリンダ、20…保持筒部、20a…外端
面、3…ピストン、4…印象材、5…封栓キャップ、5
a…底板、5b…筒状部、50…ガイド針、51…螺子
部、52…端面、6…パッキング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 先端部に射出ノズル1を具備するシリン
ダ2と、そのシリンダ2に抜き差し自在に嵌合するピス
トン3と、軸芯部位に前記射出ノズル1の内腔に嵌挿さ
れるガイド針50を具備し先端の開口部の内周側に前記
射出ノズル1の基端部に形設してある螺子部10と螺合
する螺子部51を設けた有底の筒状の封栓キャップ5
と、よりなる印象材射出用のシリンジAにおいて、封栓
キャップ5の筒状部5bの内腔の底部に、小径のリング
状に形成したパッキング6を、該封栓キャップ5の内腔
の軸芯部位に位置するガイド針50の基端部の外周に嵌
装して装填し、該封栓キャップ5の筒状部5bの深さD
と前記射出ノズル1の突出長さLとを、該封栓キャップ
5の前記射出ノズル1の螺子部10に対する螺合時にそ
の射出ノズル1の先端面1aが前記パッキング6に圧接
していくように設定したことを特徴とする歯科治療にお
ける印象材射出用のシリンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5401391U JPH071134Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 歯科治療における印象材射出用のシリンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5401391U JPH071134Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 歯科治療における印象材射出用のシリンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05117U true JPH05117U (ja) | 1993-01-08 |
| JPH071134Y2 JPH071134Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12958708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5401391U Expired - Lifetime JPH071134Y2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 歯科治療における印象材射出用のシリンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071134Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP5401391U patent/JPH071134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH071134Y2 (ja) | 1995-01-18 |
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