JPH05118029A - 注入材の注入工法 - Google Patents
注入材の注入工法Info
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- JPH05118029A JPH05118029A JP28148891A JP28148891A JPH05118029A JP H05118029 A JPH05118029 A JP H05118029A JP 28148891 A JP28148891 A JP 28148891A JP 28148891 A JP28148891 A JP 28148891A JP H05118029 A JPH05118029 A JP H05118029A
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- Japan
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- injection
- guide tube
- injection guide
- cutting
- packer
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、地盤改良工法に於ける注入材の注
入工法に関し、注入ガイド管内への注入材の流入をなく
して、注入終了後のダブルパッカーの回収不能を防止し
た注入材の注入工法を提供することを目的とする。 【構成】 注入ガイド管切断機構を有し、注入材注入口
の上下にパッカーを装着したダブルパッカーを注入ガイ
ド管内に挿入し、任意の注入位置で注入ガイド管切断機
構により注入ガイド管と外周硬化材を切断した後、切断
位置の上下にパッカーを夫々位置させ、そして、各パッ
カーを膨張させて注入ガイド管内壁に密着した後、ダブ
ルパッカーの注入材注入口から注入材を切断部を介して
地盤中に注入するものである。
入工法に関し、注入ガイド管内への注入材の流入をなく
して、注入終了後のダブルパッカーの回収不能を防止し
た注入材の注入工法を提供することを目的とする。 【構成】 注入ガイド管切断機構を有し、注入材注入口
の上下にパッカーを装着したダブルパッカーを注入ガイ
ド管内に挿入し、任意の注入位置で注入ガイド管切断機
構により注入ガイド管と外周硬化材を切断した後、切断
位置の上下にパッカーを夫々位置させ、そして、各パッ
カーを膨張させて注入ガイド管内壁に密着した後、ダブ
ルパッカーの注入材注入口から注入材を切断部を介して
地盤中に注入するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤改良工法に於ける
注入材の注入工法に関する。
注入材の注入工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地盤の改良工法として、従来、ソレタン
シュ注入工法とスリーブ注入工法が広く知られている。
シュ注入工法とスリーブ注入工法が広く知られている。
【0003】周知のように、スリーブ注入工法とソレタ
ンシュ注入工法は、スリーブ注入工法が、硬化材の固化
前に予め硬化材に水割りを行っておく点でソレタンシュ
注入工法と異なるものの、両注入工法は、図32及び図
33に示すように、上下方向の所定の位置に孔1を設け
た塩ビパイプ3(又は合成樹脂パイプ)の外周に、夫
々、筒状のゴム弁5を装着した注入ガイド管7を用い
て、その外周と地盤9との間隙に硬化材(シールグラウ
ト材)11を充填して固化させた後、注入材注入口13
の上下にパッカー15を装着したダブルパッカー17で
注入ガイド管7内を閉塞し、ゴム弁5の噴出口21から
噴出する注入材19の注入圧力で外周硬化材11を割裂
して、地盤9中に注入材19を注入させるものである。
尚、図33中、23は地盤9を削孔したケーシングパイ
プで、このケーシングパイプ23は、硬化材11を充填
してケーシングパイプ23内に注入ガイド管7を挿入し
た後、ジャッキによって引き抜き回収される。
ンシュ注入工法は、スリーブ注入工法が、硬化材の固化
前に予め硬化材に水割りを行っておく点でソレタンシュ
注入工法と異なるものの、両注入工法は、図32及び図
33に示すように、上下方向の所定の位置に孔1を設け
た塩ビパイプ3(又は合成樹脂パイプ)の外周に、夫
々、筒状のゴム弁5を装着した注入ガイド管7を用い
て、その外周と地盤9との間隙に硬化材(シールグラウ
ト材)11を充填して固化させた後、注入材注入口13
の上下にパッカー15を装着したダブルパッカー17で
注入ガイド管7内を閉塞し、ゴム弁5の噴出口21から
噴出する注入材19の注入圧力で外周硬化材11を割裂
して、地盤9中に注入材19を注入させるものである。
尚、図33中、23は地盤9を削孔したケーシングパイ
プで、このケーシングパイプ23は、硬化材11を充填
してケーシングパイプ23内に注入ガイド管7を挿入し
た後、ジャッキによって引き抜き回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記硬化材11
は、通常、ベントナイトとセメントを配合したものであ
るが、その性質上、塩ビパイプ3や合成樹脂パイプとの
付着力が弱い。
は、通常、ベントナイトとセメントを配合したものであ
るが、その性質上、塩ビパイプ3や合成樹脂パイプとの
付着力が弱い。
【0005】そのため、注入材19の注入時に、注入ガ
イド管7の外周と硬化材11との間を通って注入材19
が他のゴム弁5方向に噴出して他のゴム弁5をその注入
圧力で破壊し、或いは又、地盤9及び外周硬化材11中
よりリークした注入材19が他のゴム弁5を破壊して、
注入ガイド管7内に注入材19が流入してしまう虞があ
った。
イド管7の外周と硬化材11との間を通って注入材19
が他のゴム弁5方向に噴出して他のゴム弁5をその注入
圧力で破壊し、或いは又、地盤9及び外周硬化材11中
よりリークした注入材19が他のゴム弁5を破壊して、
注入ガイド管7内に注入材19が流入してしまう虞があ
った。
【0006】そして、斯様に注入ガイド管7内に注入材
19が流入してしまうと、注入材19が固化して注入終
了時にダブルパッカー17が回収不能となったり、破壊
されたゴム弁5から注入材19の注入ができなくなると
いった事態が生じており、斯かる点の対策が求められて
いた。
19が流入してしまうと、注入材19が固化して注入終
了時にダブルパッカー17が回収不能となったり、破壊
されたゴム弁5から注入材19の注入ができなくなると
いった事態が生じており、斯かる点の対策が求められて
いた。
【0007】又、一般に、硬化材11は注入材19が注
入の予定箇所以外に流出するのを防ぐ目的で充填される
ものであり、強度の高い方が目的を充分に果たすことが
できる。
入の予定箇所以外に流出するのを防ぐ目的で充填される
ものであり、強度の高い方が目的を充分に果たすことが
できる。
【0008】然し、従来の注入工法では、注入材19の
注入圧力で硬化材11を割裂させるため、硬化材11の
強度を低くするか、強度の弱いうち(固化前)に水圧で
割裂させておかなければならなかった。
注入圧力で硬化材11を割裂させるため、硬化材11の
強度を低くするか、強度の弱いうち(固化前)に水圧で
割裂させておかなければならなかった。
【0009】更に又、従来の注入工法では、注入ガイド
管7の設置後は注入位置の変更ができないといった不具
合もあった。本発明はこれらの実情に鑑み案出されたも
ので、硬化材の強度を高めても地盤中に注入材を注入す
ることができ、又、注入ガイド管の設置後も注入位置の
変更が可能で、而も、注入ガイド管内への注入材の流入
をなくして、注入終了後のダブルパッカーの回収不能を
防止した注入材の注入工法を提供することを目的とす
る。
管7の設置後は注入位置の変更ができないといった不具
合もあった。本発明はこれらの実情に鑑み案出されたも
ので、硬化材の強度を高めても地盤中に注入材を注入す
ることができ、又、注入ガイド管の設置後も注入位置の
変更が可能で、而も、注入ガイド管内への注入材の流入
をなくして、注入終了後のダブルパッカーの回収不能を
防止した注入材の注入工法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明に係る注入材の注入工法は、所定の深度まで
地盤をケーシングパイプで削孔する削孔工程と、削孔終
了後、ケーシングパイプ内に硬化材を注入,充填する硬
化材の注入,充填工程と、硬化材の充填後、ケーシング
内に、塩ビパイプ又は紙筒等のパイプからなる注入ガイ
ド管を挿入する注入ガイド管建込み工程と、ケーシング
パイプを引き抜き回収するケーシングパイプの回収工程
と、硬化材が固化するまで養生させる硬化材の硬化養生
工程と、注入ガイド管切断機構を有し、注入材注入口の
上下にパッカーを装着したダブルパッカーを上記注入ガ
イド管内に挿入し、任意の注入位置で注入ガイド管切断
機構により注入ガイド管と外周硬化材を切断するダブル
パッカー挿入及び注入ガイド管切断工程と、注入ガイド
管の切断終了後、切断位置の上下にパッカーを夫々位置
させ、各パッカーを膨張させて注入ガイド管内壁に密着
し、ダブルパッカーの注入材注入口より注入材を注入ガ
イド管の切断部を介して地盤中に注入する注入材の注入
工程とからなり、一箇所での上記各工程の終了後、所定
区間を所定のピッチでダブルパッカーを移動して、上記
注入ガイド管切断工程及び注入材の注入工程を順次繰り
返して、注入材を地盤に注入していくものである。
め、本発明に係る注入材の注入工法は、所定の深度まで
地盤をケーシングパイプで削孔する削孔工程と、削孔終
了後、ケーシングパイプ内に硬化材を注入,充填する硬
化材の注入,充填工程と、硬化材の充填後、ケーシング
内に、塩ビパイプ又は紙筒等のパイプからなる注入ガイ
ド管を挿入する注入ガイド管建込み工程と、ケーシング
パイプを引き抜き回収するケーシングパイプの回収工程
と、硬化材が固化するまで養生させる硬化材の硬化養生
工程と、注入ガイド管切断機構を有し、注入材注入口の
上下にパッカーを装着したダブルパッカーを上記注入ガ
イド管内に挿入し、任意の注入位置で注入ガイド管切断
機構により注入ガイド管と外周硬化材を切断するダブル
パッカー挿入及び注入ガイド管切断工程と、注入ガイド
管の切断終了後、切断位置の上下にパッカーを夫々位置
させ、各パッカーを膨張させて注入ガイド管内壁に密着
し、ダブルパッカーの注入材注入口より注入材を注入ガ
イド管の切断部を介して地盤中に注入する注入材の注入
工程とからなり、一箇所での上記各工程の終了後、所定
区間を所定のピッチでダブルパッカーを移動して、上記
注入ガイド管切断工程及び注入材の注入工程を順次繰り
返して、注入材を地盤に注入していくものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、削孔内に挿入した注入ガイド
管と地盤との間隙に硬化材を充填,固化させた後、先端
に注入ガイド管切断機構を取り付けたダブルパッカーを
注入ガイド管内に挿入して、任意の注入位置でこの注入
ガイド管切断機構で注入ガイド管と外周硬化材を切断
し、そして、注入材注入口の上下に装着されたパッカー
を膨張させて注入ガイド管内壁に密着させた後、注入材
を切断箇所から噴出させれば、注入材が外周硬化材を割
裂して地盤中に注入材が注入されることとなる。
管と地盤との間隙に硬化材を充填,固化させた後、先端
に注入ガイド管切断機構を取り付けたダブルパッカーを
注入ガイド管内に挿入して、任意の注入位置でこの注入
ガイド管切断機構で注入ガイド管と外周硬化材を切断
し、そして、注入材注入口の上下に装着されたパッカー
を膨張させて注入ガイド管内壁に密着させた後、注入材
を切断箇所から噴出させれば、注入材が外周硬化材を割
裂して地盤中に注入材が注入されることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1乃至図5は本発明工法の一実施例に使用
されるダブルパッカー、図6乃至図11はこのダブルパ
ッカーに装着される注入ガイド管切断機構、そして、図
12乃至図20は本実施例の各工程を夫々示している。
説明する。図1乃至図5は本発明工法の一実施例に使用
されるダブルパッカー、図6乃至図11はこのダブルパ
ッカーに装着される注入ガイド管切断機構、そして、図
12乃至図20は本実施例の各工程を夫々示している。
【0013】図1に於て、31は地盤33の削孔35内
に挿入設置された注入ガイド管、37はこの注入ガイド
管31内に挿入されたダブルパッカーで、注入ガイド管
31は複数の塩ビパイプを順次接続して構成されてお
り、この注入ガイド管31と地盤33との間には、ベン
トナイトとセメントを配合した硬化材39が充填されて
いる。
に挿入設置された注入ガイド管、37はこの注入ガイド
管31内に挿入されたダブルパッカーで、注入ガイド管
31は複数の塩ビパイプを順次接続して構成されてお
り、この注入ガイド管31と地盤33との間には、ベン
トナイトとセメントを配合した硬化材39が充填されて
いる。
【0014】ダブルパッカー37は、外管41と、この
外管41内を上下方向へ移動可能な内管43、そして、
外管41に設けた外管注入口(注入材注入口)45を挟
んで外管41の外周に装着されたラバー製の上部パッカ
ー47と下部パッカー49とから構成されており、各パ
ッカー47,49はベルト部材51を介して夫々の上下
端部が外管41に固定されている。
外管41内を上下方向へ移動可能な内管43、そして、
外管41に設けた外管注入口(注入材注入口)45を挟
んで外管41の外周に装着されたラバー製の上部パッカ
ー47と下部パッカー49とから構成されており、各パ
ッカー47,49はベルト部材51を介して夫々の上下
端部が外管41に固定されている。
【0015】而して、上記各パッカー47,49は、地
上から送られる圧縮空気又は水によって膨張するもの
で、内管43には圧縮空気の供給路53と、圧縮空気を
両パッカー47,49に注入する圧縮空気注入口55が
設けられ、又、外管41には上部パッカー47が装着さ
れた部位に開口する圧縮空気注入口57と、この圧縮空
気注入口57から下部パッカー49に到る下部パッカー
連通孔59が設けられており、下部パッカー連通孔59
は下部パッカー49内に開口している。
上から送られる圧縮空気又は水によって膨張するもの
で、内管43には圧縮空気の供給路53と、圧縮空気を
両パッカー47,49に注入する圧縮空気注入口55が
設けられ、又、外管41には上部パッカー47が装着さ
れた部位に開口する圧縮空気注入口57と、この圧縮空
気注入口57から下部パッカー49に到る下部パッカー
連通孔59が設けられており、下部パッカー連通孔59
は下部パッカー49内に開口している。
【0016】そして、図1に示すように、内外管41,
43の両圧縮空気注入口55,57が一致した状態で地
上から圧縮空気を供給路53に送り込むと、先ず、上部
パッカー47が膨張して注入ガイド管31の内壁31a
に密着し、次いで、下部パッカー連通孔59を介して送
られた圧縮空気により下部パッカー49が膨張して、注
入ガイド管31の内壁31aに密着するようになってい
る。
43の両圧縮空気注入口55,57が一致した状態で地
上から圧縮空気を供給路53に送り込むと、先ず、上部
パッカー47が膨張して注入ガイド管31の内壁31a
に密着し、次いで、下部パッカー連通孔59を介して送
られた圧縮空気により下部パッカー49が膨張して、注
入ガイド管31の内壁31aに密着するようになってい
る。
【0017】その他、図1中、61は上記圧縮空気注入
口55を挟んで内管43の外周に装着されたO−リング
で、圧縮空気注入口55から上部パッカー47に注入さ
れる圧縮空気が外管41内に漏洩するのをこれらのO−
リング61が防止している。
口55を挟んで内管43の外周に装着されたO−リング
で、圧縮空気注入口55から上部パッカー47に注入さ
れる圧縮空気が外管41内に漏洩するのをこれらのO−
リング61が防止している。
【0018】又、内管43内に設けた上記供給路53
は、圧縮空気の通路として利用される他に注入材の通路
としても利用されるもので、上記圧縮空気注入口55の
下方には、更に注入材注入口63が設けられている。そ
して、例えば図1に示す状態から内管43を下方へ移動
させて、外管注入口45とこの注入材排出口63を一致
させた後に地上から注入材を供給すると、注入材注入口
63及び外管注入口45を介して、注入材が注入ガイド
管31内に注入,充填されるようになっている。
は、圧縮空気の通路として利用される他に注入材の通路
としても利用されるもので、上記圧縮空気注入口55の
下方には、更に注入材注入口63が設けられている。そ
して、例えば図1に示す状態から内管43を下方へ移動
させて、外管注入口45とこの注入材排出口63を一致
させた後に地上から注入材を供給すると、注入材注入口
63及び外管注入口45を介して、注入材が注入ガイド
管31内に注入,充填されるようになっている。
【0019】更に又、上記外管注入口45を挟んで外管
41の内壁にもO−リング65が装着されており、これ
らのO−リング65は、注入材が外管41内へ漏洩する
のを防止している。尚、図2乃至図5は、夫々、図1の
A−A線,B−B線,C−C線及びD−D線に於けるダ
ブルパッカー37の断面図である。
41の内壁にもO−リング65が装着されており、これ
らのO−リング65は、注入材が外管41内へ漏洩する
のを防止している。尚、図2乃至図5は、夫々、図1の
A−A線,B−B線,C−C線及びD−D線に於けるダ
ブルパッカー37の断面図である。
【0020】而して、上述の如く構成されたダブルパッ
カー37の先端に、図6乃至図11に示す注入ガイド管
切断機構67が取り付けられている。図6及び図7に於
て、69は上部取付部材71と下部取付部材73との間
にピン75を用いてパンタグラフ形状に組み立てられた
切断刃で、この切断刃69は上部取付部材71と下部取
付部材73に、夫々、ピン77で軸着されている。
カー37の先端に、図6乃至図11に示す注入ガイド管
切断機構67が取り付けられている。図6及び図7に於
て、69は上部取付部材71と下部取付部材73との間
にピン75を用いてパンタグラフ形状に組み立てられた
切断刃で、この切断刃69は上部取付部材71と下部取
付部材73に、夫々、ピン77で軸着されている。
【0021】そして、図7に示すように、上部取付部材
71はその上部に外管41の下端部41aが嵌合されて
おり、外管41の回転によって上部取付部材71が回転
し、そして、これに連動して切断刃69が回転するよう
になっている。又、上部取付部材71と下部取付部材7
3には、内管43の先端に設けた小径のロッド43aが
貫通する貫通孔79が設けられている。そして、ロッド
43aの先端に設けた固定用ブロック43bが、下部取
付部材73の底面に設けた凹部81に係合されており、
地上からの操作で内管43を上昇させると、下部取付部
材73がこれに連動して上昇し、その結果、切断刃69
が順次拡径して注入ガイド管31の内壁31aに当接す
るようになっている。
71はその上部に外管41の下端部41aが嵌合されて
おり、外管41の回転によって上部取付部材71が回転
し、そして、これに連動して切断刃69が回転するよう
になっている。又、上部取付部材71と下部取付部材7
3には、内管43の先端に設けた小径のロッド43aが
貫通する貫通孔79が設けられている。そして、ロッド
43aの先端に設けた固定用ブロック43bが、下部取
付部材73の底面に設けた凹部81に係合されており、
地上からの操作で内管43を上昇させると、下部取付部
材73がこれに連動して上昇し、その結果、切断刃69
が順次拡径して注入ガイド管31の内壁31aに当接す
るようになっている。
【0022】その他、図8乃至図10は、夫々、図7の
E−E線断面図、F−F線断面図、G−G線断面図、
又、図11は下部取付部材73の底面図を示し、図11
に示すように下部取付部材73の底部には、上記凹部8
1を塞ぐキャップ83がボルト締めされている。
E−E線断面図、F−F線断面図、G−G線断面図、
又、図11は下部取付部材73の底面図を示し、図11
に示すように下部取付部材73の底部には、上記凹部8
1を塞ぐキャップ83がボルト締めされている。
【0023】本発明工法の一実施例に使用されるダブル
パッカー37と注入ガイド管切断機構67はこのように
構成されており、次に、斯かるダブルパッカー37と注
入ガイド管切断機構67を用いた本発明工法の一実施例
を図12乃至20に基づいて説明する。
パッカー37と注入ガイド管切断機構67はこのように
構成されており、次に、斯かるダブルパッカー37と注
入ガイド管切断機構67を用いた本発明工法の一実施例
を図12乃至20に基づいて説明する。
【0024】図12(a)に示すように、従来と同様、
先ず、ケーシングパイプ85によって地盤33を所定深
度まで削孔する(削孔工程)。次に、図12(b)に示
すように硬化材注入管87を孔底まで挿入して、硬化材
39をケーシングパイプ85内へ充填させる(硬化材の
注入,充填工程)。
先ず、ケーシングパイプ85によって地盤33を所定深
度まで削孔する(削孔工程)。次に、図12(b)に示
すように硬化材注入管87を孔底まで挿入して、硬化材
39をケーシングパイプ85内へ充填させる(硬化材の
注入,充填工程)。
【0025】そして、硬化材39の充填後、塩ビパイプ
を継ぎ乍ら、図12(c)に示すように注入ガイド管3
1を全長に亘って硬化材39内に挿入設置させる(注入
ガイド管建込み工程)。
を継ぎ乍ら、図12(c)に示すように注入ガイド管3
1を全長に亘って硬化材39内に挿入設置させる(注入
ガイド管建込み工程)。
【0026】注入ガイド管31の設置後、図12(d)
に示すように引抜きジャッキでケーシングパイプ85を
引き抜き回収し、硬化材39が固化するまで養生期間を
とる(ケーシングパイプの回収工程及び硬化材の硬化養
生工程)。
に示すように引抜きジャッキでケーシングパイプ85を
引き抜き回収し、硬化材39が固化するまで養生期間を
とる(ケーシングパイプの回収工程及び硬化材の硬化養
生工程)。
【0027】硬化材39の養生後、図12(e)の如く
注入ガイド管31内に上述したダブルパッカー37を挿
入して、図13及び図14に示すように所定注入位置に
切断刃69を配置する。尚、この時、切断刃69は伸長
されて注入ガイド管31の内壁31aに当接しない状態
となっている。そして、斯様に切断刃69を所定注入位
置に配置した後、地上に設置した回転装置で外管41を
回転させ乍ら、内管43を徐々に引き上げて下部取付部
材73を上昇させ、切断刃69を拡径させる。
注入ガイド管31内に上述したダブルパッカー37を挿
入して、図13及び図14に示すように所定注入位置に
切断刃69を配置する。尚、この時、切断刃69は伸長
されて注入ガイド管31の内壁31aに当接しない状態
となっている。そして、斯様に切断刃69を所定注入位
置に配置した後、地上に設置した回転装置で外管41を
回転させ乍ら、内管43を徐々に引き上げて下部取付部
材73を上昇させ、切断刃69を拡径させる。
【0028】拡径した切断刃69は、回転し乍ら図12
(f)及び図15,図16に示すように、先ず注入ガイ
ド管31を切断し乍ら硬化材39の一部を切断する(ダ
ブルパッカー挿入及び注入ガイド管切断工程)。
(f)及び図15,図16に示すように、先ず注入ガイ
ド管31を切断し乍ら硬化材39の一部を切断する(ダ
ブルパッカー挿入及び注入ガイド管切断工程)。
【0029】所定注入位置に於ける注入ガイド管31及
び硬化材39の切断終了後、内管43を下げ切断刃69
を伸長させて図6の状態に戻し、ダブルパッカー37が
移動可能な状態とする。次いで、図17に示すように、
切断刃69による切断箇所89に外管注入口45が一致
するようにダブルパッカー37を下降させて、切断箇所
89の上下にパッカー47,49を夫々配置すると共
に、外管41の圧縮空気注入口57と内管43の圧縮空
気注入口55を一致させる。そして、地上から供給路5
3に圧縮空気を送ると、図18の如く上部パッカー47
は膨張して注入ガイド管31の内壁31aに密着する。
次いで、圧縮空気は下部パッカー連通孔59を経て下部
パッカー49に注入されて、下部パッカー49は膨張し
て注入ガイド管31の内壁31aに密着することとな
る。
び硬化材39の切断終了後、内管43を下げ切断刃69
を伸長させて図6の状態に戻し、ダブルパッカー37が
移動可能な状態とする。次いで、図17に示すように、
切断刃69による切断箇所89に外管注入口45が一致
するようにダブルパッカー37を下降させて、切断箇所
89の上下にパッカー47,49を夫々配置すると共
に、外管41の圧縮空気注入口57と内管43の圧縮空
気注入口55を一致させる。そして、地上から供給路5
3に圧縮空気を送ると、図18の如く上部パッカー47
は膨張して注入ガイド管31の内壁31aに密着する。
次いで、圧縮空気は下部パッカー連通孔59を経て下部
パッカー49に注入されて、下部パッカー49は膨張し
て注入ガイド管31の内壁31aに密着することとな
る。
【0030】次に、図19に示すように内管43を下降
させてその注入材注入口63を外管注入口45と一致さ
せると、上記圧縮空気注入口57はシール部材61でシ
ールされるので、両パッカー47,49は膨張したまま
注入ガイド管31の内壁31aに密着した状態が維持さ
れる。
させてその注入材注入口63を外管注入口45と一致さ
せると、上記圧縮空気注入口57はシール部材61でシ
ールされるので、両パッカー47,49は膨張したまま
注入ガイド管31の内壁31aに密着した状態が維持さ
れる。
【0031】そして、図12(g)及び図20に示すよ
うに、地上から供給路53内へ注入材91を注入する
と、注入材91は外管注入口45から噴出して、両パッ
カー47,49と注入ガイド管31及び外管41に囲ま
れた空間93に充填された後、切断箇所89から噴出し
て外周硬化材39を割裂し、地盤33中に注入材91が
注入されることとなる(注入材の注入工程)。
うに、地上から供給路53内へ注入材91を注入する
と、注入材91は外管注入口45から噴出して、両パッ
カー47,49と注入ガイド管31及び外管41に囲ま
れた空間93に充填された後、切断箇所89から噴出し
て外周硬化材39を割裂し、地盤33中に注入材91が
注入されることとなる(注入材の注入工程)。
【0032】そして、以上の各工程の終了後、所定区間
を所定のピッチでダブルパッカー37を移動して、上記
注入ガイド管切断工程及び注入材91の注入工程を順次
繰り返して注入材91を地盤33の所定箇所へ注入する
ことにより、地盤33の改良がなされることとなる。
を所定のピッチでダブルパッカー37を移動して、上記
注入ガイド管切断工程及び注入材91の注入工程を順次
繰り返して注入材91を地盤33の所定箇所へ注入する
ことにより、地盤33の改良がなされることとなる。
【0033】このように、本実施例は、注入ガイド管3
1として塩ビパイプを使用し、地盤33との間隙に硬化
材39を充填,固化させた後、先端に注入ガイド管切断
機構67を取り付けたダブルパッカー37を注入ガイド
管31内に挿入して、任意の注入位置でこの注入ガイド
管切断機構67の切断刃69により注入ガイド管31の
全周と外周硬化材39の一部を切断し、そして、外管注
入口45の上下に装着されたパッカー47,49を膨張
させて注入ガイド管31の内壁31aに密着させた後、
注入材91を切断箇所89から噴出させて外周硬化材3
9を割裂することにより地盤33に注入材91を注入さ
せるものであるから、図32の如く外周にゴム弁5を装
着した注入ガイド管7を使用する必要がなく、単に塩ビ
パイプを接続加工した管材を注入ガイド管31として利
用すればよいため、従来に比し注入ガイド管のコストが
安価となる。
1として塩ビパイプを使用し、地盤33との間隙に硬化
材39を充填,固化させた後、先端に注入ガイド管切断
機構67を取り付けたダブルパッカー37を注入ガイド
管31内に挿入して、任意の注入位置でこの注入ガイド
管切断機構67の切断刃69により注入ガイド管31の
全周と外周硬化材39の一部を切断し、そして、外管注
入口45の上下に装着されたパッカー47,49を膨張
させて注入ガイド管31の内壁31aに密着させた後、
注入材91を切断箇所89から噴出させて外周硬化材3
9を割裂することにより地盤33に注入材91を注入さ
せるものであるから、図32の如く外周にゴム弁5を装
着した注入ガイド管7を使用する必要がなく、単に塩ビ
パイプを接続加工した管材を注入ガイド管31として利
用すればよいため、従来に比し注入ガイド管のコストが
安価となる。
【0034】而も、本実施例によれば、注入ガイド管3
1を任意の位置で切断することができるので、注入ガイ
ド管31の設置後の注入位置の変更が可能であり、又、
本実施例は切断刃67によって硬化材39の一部を切断
するため、従来に比し硬化材39の強度を高めることが
できる利点を有する。
1を任意の位置で切断することができるので、注入ガイ
ド管31の設置後の注入位置の変更が可能であり、又、
本実施例は切断刃67によって硬化材39の一部を切断
するため、従来に比し硬化材39の強度を高めることが
できる利点を有する。
【0035】加えて、本実施例では、注入材91の注入
時に、注入ガイド管31の外周と硬化材39との間を通
って注入材91が注入ガイド管31の軸方向に噴出して
も、注入ガイド管31には、従来と異なり注入材91が
注入ガイド管31内に浸入してしまう孔が予め設けられ
ていないため、注入材91が注入ガイド管31内に流入
する虞がない。従って、本実施例によれば、注入ガイド
管31内に流入した注入材91が固化して注入終了時に
ダブルパッカー37が回収不可能となることもなく、従
来に比し良好に地盤33の改良が行えることとなった。
時に、注入ガイド管31の外周と硬化材39との間を通
って注入材91が注入ガイド管31の軸方向に噴出して
も、注入ガイド管31には、従来と異なり注入材91が
注入ガイド管31内に浸入してしまう孔が予め設けられ
ていないため、注入材91が注入ガイド管31内に流入
する虞がない。従って、本実施例によれば、注入ガイド
管31内に流入した注入材91が固化して注入終了時に
ダブルパッカー37が回収不可能となることもなく、従
来に比し良好に地盤33の改良が行えることとなった。
【0036】又、本実施例によれば、注入ガイド管31
及び硬化材39の切断が円筒状に行えるので、注入材9
1の注入が連続面で行える利点を有する。尚、本発明工
法に使用する注入ガイド管切断機構は上記注入ガイド管
切断機構69に限定されるものではなく、図21及び図
22に示すような注入ガイド管切断機構95を用いても
よい。
及び硬化材39の切断が円筒状に行えるので、注入材9
1の注入が連続面で行える利点を有する。尚、本発明工
法に使用する注入ガイド管切断機構は上記注入ガイド管
切断機構69に限定されるものではなく、図21及び図
22に示すような注入ガイド管切断機構95を用いても
よい。
【0037】図に於て、97は外管41の先端部に固定
された外筒で、この外筒97内の上部には、断面略T字
状のスプリング反力部材99がサラビス101で固定さ
れており、このスプリング反力部材99の小径部99a
の外周にスプリング103の一端が嵌合している。
された外筒で、この外筒97内の上部には、断面略T字
状のスプリング反力部材99がサラビス101で固定さ
れており、このスプリング反力部材99の小径部99a
の外周にスプリング103の一端が嵌合している。
【0038】そして、スプリング103の他端側は、図
21に示すように、取付金具105を介して弓状の切断
刃107が下部に取り付く断面逆T字状の切断刃取付部
材109の小径部109aに嵌合している。そして、こ
の切断刃取付部材109は、通常、内管43内を挿通し
て地上から延びるワイヤ111によって、スプリング1
03のばね力に抗して上方へ引き上げられており、斯様
に切断刃取付部材109が上方に引き上げられることに
よって、切断刃107がガイド113に案内されてその
先端107aが外筒97に設けた切断刃出入口115内
に収容されるようになっている。尚、図中、117は上
記小径部109aに固定されたリング部材で、このリン
グ部材117に上記ワイヤ111が連結されている。
21に示すように、取付金具105を介して弓状の切断
刃107が下部に取り付く断面逆T字状の切断刃取付部
材109の小径部109aに嵌合している。そして、こ
の切断刃取付部材109は、通常、内管43内を挿通し
て地上から延びるワイヤ111によって、スプリング1
03のばね力に抗して上方へ引き上げられており、斯様
に切断刃取付部材109が上方に引き上げられることに
よって、切断刃107がガイド113に案内されてその
先端107aが外筒97に設けた切断刃出入口115内
に収容されるようになっている。尚、図中、117は上
記小径部109aに固定されたリング部材で、このリン
グ部材117に上記ワイヤ111が連結されている。
【0039】そして、上記ワイヤ111による緊張を開
放すると、切断刃取付部材109はスプリング103の
復元力によって下方に移動するので、これに連動して切
断刃107がガイド113に案内されてその先端107
aが上記切断刃出入り口115から突出し、注入ガイド
管31の内壁31aに当接するようになっている。
放すると、切断刃取付部材109はスプリング103の
復元力によって下方に移動するので、これに連動して切
断刃107がガイド113に案内されてその先端107
aが上記切断刃出入り口115から突出し、注入ガイド
管31の内壁31aに当接するようになっている。
【0040】その他、図21中、119は上記ガイド1
13が形成された下部閉塞部材で、その上部に切断刃1
07のストッパ121が設けられている。そして、この
下部閉塞部材119は図22に示すように、サラビス1
01によって外筒97に固定されている。
13が形成された下部閉塞部材で、その上部に切断刃1
07のストッパ121が設けられている。そして、この
下部閉塞部材119は図22に示すように、サラビス1
01によって外筒97に固定されている。
【0041】而して、斯かる注入ガイド管切断機構95
による本実施例の注入工法を説明すると、削孔工程から
硬化材の硬化養生工程までは上記実施例と同様であるた
め、その説明は省略する。そして、尚、上記実施例と同
一のものは同一符号を以って表示する。
による本実施例の注入工法を説明すると、削孔工程から
硬化材の硬化養生工程までは上記実施例と同様であるた
め、その説明は省略する。そして、尚、上記実施例と同
一のものは同一符号を以って表示する。
【0042】硬化材39の養生後、上記注入ガイド管切
断機構95をダブルパッカー37の先端に取り付けた
後、注入ガイド管31内にダブルパッカー37を挿入し
て所定注入位置に切断刃107を配置する。尚、この
時、ワイヤ111を緊張して切断刃107の先端107
aを外筒97内に収容した状態としておく。そして、斯
様に切断刃107を所定注入位置に配置した後、地上に
設置した回転装置で外管41を回転させ乍らワイヤ11
1を徐々に緩めれば、その先端107aが切断刃出入口
115から突出して注入ガイド管31の全周を切断し、
次いで、硬化材39の一部を切断することとなる(ダブ
ルパッカー挿入及び注入ガイド管切断工程)。
断機構95をダブルパッカー37の先端に取り付けた
後、注入ガイド管31内にダブルパッカー37を挿入し
て所定注入位置に切断刃107を配置する。尚、この
時、ワイヤ111を緊張して切断刃107の先端107
aを外筒97内に収容した状態としておく。そして、斯
様に切断刃107を所定注入位置に配置した後、地上に
設置した回転装置で外管41を回転させ乍らワイヤ11
1を徐々に緩めれば、その先端107aが切断刃出入口
115から突出して注入ガイド管31の全周を切断し、
次いで、硬化材39の一部を切断することとなる(ダブ
ルパッカー挿入及び注入ガイド管切断工程)。
【0043】而して、注入ガイド管31の切断終了後、
ワイヤ111を再び引っ張って切断刃107を外筒97
内に収容し、そして、切断刃107による切断箇所89
に外管注入口45が一致するようにダブルパッカー37
を下降させて、切断箇所89の上下にパッカー47,4
9を夫々位置させると共に、外管41の圧縮空気注入口
57と内管43の圧縮空気注入口55を一致させて、以
下、上記実施例と同様な工程を行えば、所期の目的を達
成することが可能である。
ワイヤ111を再び引っ張って切断刃107を外筒97
内に収容し、そして、切断刃107による切断箇所89
に外管注入口45が一致するようにダブルパッカー37
を下降させて、切断箇所89の上下にパッカー47,4
9を夫々位置させると共に、外管41の圧縮空気注入口
57と内管43の圧縮空気注入口55を一致させて、以
下、上記実施例と同様な工程を行えば、所期の目的を達
成することが可能である。
【0044】尚、この実施例では、ワイヤ111によっ
て切断刃取付部材109を引き上げるようにしたが、内
管43の先端にロッドを設け、このロッドを切断刃取付
部材109に接続して内管43の昇降で切断刃取付部材
109を移動させてもよい。
て切断刃取付部材109を引き上げるようにしたが、内
管43の先端にロッドを設け、このロッドを切断刃取付
部材109に接続して内管43の昇降で切断刃取付部材
109を移動させてもよい。
【0045】図23乃至図31は本発明に係る注入工法
の他の実施例を示し、本実施例は、高圧水ジェットを用
いて注入ガイド管を切断するものである。尚、図1に示
す実施例と同一のものは同一符号を以って表示する。
の他の実施例を示し、本実施例は、高圧水ジェットを用
いて注入ガイド管を切断するものである。尚、図1に示
す実施例と同一のものは同一符号を以って表示する。
【0046】図23に於て、123はダブルパッカー
で、このダブルパッカー123は、高圧水ジェットの注
入ガイド管切断機構を備えた切断機構部125と、注入
材注入口127の上下外周に上部パッカー47と下部パ
ッカー49が装着されたパッカー部129とから構成さ
れている。
で、このダブルパッカー123は、高圧水ジェットの注
入ガイド管切断機構を備えた切断機構部125と、注入
材注入口127の上下外周に上部パッカー47と下部パ
ッカー49が装着されたパッカー部129とから構成さ
れている。
【0047】切断機構部125は、注入ガイド管31の
内径よりも径の小さな中実の筒体で形成されており、そ
の外周には、図24に示すようにその周方向へ約120
°の間隔を開けて3つの高圧ジェットノズル131が取
り付けられている。又、切断機構部125の上部には地
上から延設された高圧水用ホース133が接続されてお
り、この高圧水用ホース133から供給された高圧水は
切断機構部125内に設けられた高圧水流路135を経
て、上記各高圧ジェットノズル131から注入ガイド管
31の内壁31aに向かって400Kg/cm2〜800Kg
/cm2 の圧力で噴出するようになっている。
内径よりも径の小さな中実の筒体で形成されており、そ
の外周には、図24に示すようにその周方向へ約120
°の間隔を開けて3つの高圧ジェットノズル131が取
り付けられている。又、切断機構部125の上部には地
上から延設された高圧水用ホース133が接続されてお
り、この高圧水用ホース133から供給された高圧水は
切断機構部125内に設けられた高圧水流路135を経
て、上記各高圧ジェットノズル131から注入ガイド管
31の内壁31aに向かって400Kg/cm2〜800Kg
/cm2 の圧力で噴出するようになっている。
【0048】一方、パッカー部129の上部には、上記
切断機構部125を貫通して地上から延設された注入材
用ホース136が接続されており、この注入材用ホース
136から供給された注入材91は、パッカー部129
の軸方向に亘って形成された注入材通路137を経て、
上記注入材注入口127から噴出されるようになってい
る。
切断機構部125を貫通して地上から延設された注入材
用ホース136が接続されており、この注入材用ホース
136から供給された注入材91は、パッカー部129
の軸方向に亘って形成された注入材通路137を経て、
上記注入材注入口127から噴出されるようになってい
る。
【0049】又、図23中、139は上記切断機構部1
25を貫通してパッカー部129に接続された圧縮空気
用ホースで、パッカー部129には、この圧縮空気用ホ
ース139から送られた圧縮空気を上部パッカー47と
下部パッカー49に送る圧縮空気通路141と、この圧
縮空気通路141から各パッカー47,49内に夫々開
口する圧縮空気吐出口143,145が設けられてい
る。
25を貫通してパッカー部129に接続された圧縮空気
用ホースで、パッカー部129には、この圧縮空気用ホ
ース139から送られた圧縮空気を上部パッカー47と
下部パッカー49に送る圧縮空気通路141と、この圧
縮空気通路141から各パッカー47,49内に夫々開
口する圧縮空気吐出口143,145が設けられてい
る。
【0050】尚、図24,図25,図26は、夫々、図
23のH−H線,I−I線,J−J線に於けるダブルパ
ッカー123の断面図である。本実施例に使用されるダ
ブルパッカー123はこのように構成されており、次
に、斯かるダブルパッカー123を用いた本発明工法の
実施例を図27乃至31に基づいて説明する。
23のH−H線,I−I線,J−J線に於けるダブルパ
ッカー123の断面図である。本実施例に使用されるダ
ブルパッカー123はこのように構成されており、次
に、斯かるダブルパッカー123を用いた本発明工法の
実施例を図27乃至31に基づいて説明する。
【0051】本実施例に於ても、削孔工程から硬化材の
硬化養生工程までは上記各実施例と同様であるから、そ
れらの説明は省略する。硬化材39が養生した後、図2
7に示すように注入ガイド管31内にダブルパッカー1
23を挿入して、所定注入位置に切断機構部125を配
置する。そして、斯様に切断機構部125を所定の注入
位置に配置した後、地上から高圧水Wを高圧水用ホース
133で送り、図28に示すように切断機構部125の
高圧ジェットノズル131から高圧水Wを注入ガイド管
31の内壁31aに噴出させて、注入ガイド管31と外
周硬化材39を部分的に切断する(ダブルパッカー挿入
及び注入ガイド管切断工程)。
硬化養生工程までは上記各実施例と同様であるから、そ
れらの説明は省略する。硬化材39が養生した後、図2
7に示すように注入ガイド管31内にダブルパッカー1
23を挿入して、所定注入位置に切断機構部125を配
置する。そして、斯様に切断機構部125を所定の注入
位置に配置した後、地上から高圧水Wを高圧水用ホース
133で送り、図28に示すように切断機構部125の
高圧ジェットノズル131から高圧水Wを注入ガイド管
31の内壁31aに噴出させて、注入ガイド管31と外
周硬化材39を部分的に切断する(ダブルパッカー挿入
及び注入ガイド管切断工程)。
【0052】而して、注入ガイド管31の切断終了後、
図29に示すようにダブルパッカー123を上昇させ
て、高圧水ジェットによる切断箇所147に注入材注入
口127を一致させると共に、切断箇所147の上下に
パッカー47,49を夫々位置させる。そして、地上か
ら圧縮空気用ホース139を介して圧縮空気をパッカー
部129に送ると、圧縮空気は上部パッカー47,下部
パッカー49に夫々注入されるので、図30に示すよう
に各パッカー47,49は膨張して注入ガイド管31の
内壁31aに密着することとなる。
図29に示すようにダブルパッカー123を上昇させ
て、高圧水ジェットによる切断箇所147に注入材注入
口127を一致させると共に、切断箇所147の上下に
パッカー47,49を夫々位置させる。そして、地上か
ら圧縮空気用ホース139を介して圧縮空気をパッカー
部129に送ると、圧縮空気は上部パッカー47,下部
パッカー49に夫々注入されるので、図30に示すよう
に各パッカー47,49は膨張して注入ガイド管31の
内壁31aに密着することとなる。
【0053】斯かる状態で、地上から注入材用ホース1
36を介して注入材91をパッカー部129の注入材通
路137に送ると、図31に示すように、注入材91は
注入材注入口127から両パッカー47,49と注入ガ
イド管31及びパッカー部129に囲まれた空間149
に注入,充填された後、切断箇所147から噴出した注
入材91が外周硬化材39を割裂して地盤33中に注入
材91が注入されることとなる(注入材の注入工程)。
36を介して注入材91をパッカー部129の注入材通
路137に送ると、図31に示すように、注入材91は
注入材注入口127から両パッカー47,49と注入ガ
イド管31及びパッカー部129に囲まれた空間149
に注入,充填された後、切断箇所147から噴出した注
入材91が外周硬化材39を割裂して地盤33中に注入
材91が注入されることとなる(注入材の注入工程)。
【0054】そして、以上の各工程の終了後、所定区間
を所定のピッチでダブルパッカー123を移動して、上
記注入ガイド管切断工程及び注入材91の注入工程を順
次繰り返して注入材91を地盤33の所定箇所へ注入す
ることにより、地盤33の改良がなされることとなる。
を所定のピッチでダブルパッカー123を移動して、上
記注入ガイド管切断工程及び注入材91の注入工程を順
次繰り返して注入材91を地盤33の所定箇所へ注入す
ることにより、地盤33の改良がなされることとなる。
【0055】従って、本実施例によっても、上記各実施
例と同様、塩ビ製のパイプ材を接続加工した注入ガイド
管31を用いるため注入ガイド管が安価であり、又、注
入ガイド管31を任意の位置で切断することができるの
で、注入ガイド管31の設置後に於ても注入位置の変更
が可能である。
例と同様、塩ビ製のパイプ材を接続加工した注入ガイド
管31を用いるため注入ガイド管が安価であり、又、注
入ガイド管31を任意の位置で切断することができるの
で、注入ガイド管31の設置後に於ても注入位置の変更
が可能である。
【0056】加えて、本実施例によっても、注入時に注
入材91が他の孔から注入ガイド管31内に流入してし
まう虞がない等、上記各実施例と同様、所期の目的を達
成することが可能である。
入材91が他の孔から注入ガイド管31内に流入してし
まう虞がない等、上記各実施例と同様、所期の目的を達
成することが可能である。
【0057】尚、上記各実施例では、注入ガイド管31
を塩ビパイプを接続加工したものを使用したが、その
他、紙筒等のように注入ガイド管切断機構で切断し得る
ものであればその材質は問わない。
を塩ビパイプを接続加工したものを使用したが、その
他、紙筒等のように注入ガイド管切断機構で切断し得る
ものであればその材質は問わない。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、従
来に比し注入ガイド管のコストが安価となると共に、注
入ガイド管の設置後の注入位置の変更が可能であり、
又、従来に比し硬化材の強度を高めることができる利点
を有する。
来に比し注入ガイド管のコストが安価となると共に、注
入ガイド管の設置後の注入位置の変更が可能であり、
又、従来に比し硬化材の強度を高めることができる利点
を有する。
【0059】加えて、本発明によれば、注入時に注入材
が注入ガイド管内に流入する虞がないため、従来の如く
注入ガイド管内に流入した注入材が固化して注入終了時
にダブルパッカーが回収不可能となることもなく、従来
に比し良好に地盤の改良が行えることとなった。
が注入ガイド管内に流入する虞がないため、従来の如く
注入ガイド管内に流入した注入材が固化して注入終了時
にダブルパッカーが回収不可能となることもなく、従来
に比し良好に地盤の改良が行えることとなった。
【0060】更に又、本発明によれば、注入ガイド管及
び硬化材の切断が円筒状に行えるので、注入材の注入が
連続面で行える利点を有する。
び硬化材の切断が円筒状に行えるので、注入材の注入が
連続面で行える利点を有する。
【図1】本発明工法の一実施例に使用されるダブルパッ
カーの断面図である。
カーの断面図である。
【図2】図1のA−A線に於けるダブルパッカーの断面
図である。
図である。
【図3】図1のB−B線に於けるダブルパッカーの断面
図である。
図である。
【図4】図1のC−C線に於けるダブルパッカーの断面
図である。
図である。
【図5】図1のD−D線に於けるダブルパッカーの断面
図である。
図である。
【図6】本発明工法の一実施例に使用される注入ガイド
管切断機構の正面図である。
管切断機構の正面図である。
【図7】図6に示す注入ガイド管切断機構の側面図であ
る。
る。
【図8】図7のE−E線断面図である。
【図9】図7のF−F線断面図である。
【図10】図7のG−G線断面図である。
【図11】下部取付部材の底面図である。
【図12】本発明工法の一実施例の各工程を示す概略図
である。
である。
【図13】注入ガイド管切断機構を備えたダブルパッカ
ーを注入ガイド管内に挿入した状態を示すダブルパッカ
ー挿入工程の説明図である。
ーを注入ガイド管内に挿入した状態を示すダブルパッカ
ー挿入工程の説明図である。
【図14】ダブルパッカー挿入工程の説明図である。
【図15】切断刃で注入ガイド管を切断する注入ガイド
管切断工程の説明図である。
管切断工程の説明図である。
【図16】注入ガイド管切断工程の説明図である。
【図17】切断位置の上下にパッカーを位置させた注入
材の注入工程の説明図である。
材の注入工程の説明図である。
【図18】パッカーを膨張させて注入ガイド管内壁に密
着させた状態を示す注入材の注入工程の説明図である。
着させた状態を示す注入材の注入工程の説明図である。
【図19】注入材の注入工程の説明図である。
【図20】外管注入口から注入材を注入している状態を
示す注入材の注入工程の説明図である。
示す注入材の注入工程の説明図である。
【図21】本発明工法の実施例に使用する他の注入ガイ
ド管切断機構の断面図である。
ド管切断機構の断面図である。
【図22】図21に示す注入ガイド管切断機構の断面図
である。
である。
【図23】本発明工法の他の実施例に使用されるダブル
パッカーの断面図である。
パッカーの断面図である。
【図24】図23のH−H線に於けるダブルパッカーの
断面図である。
断面図である。
【図25】図23のI−I線に於けるダブルパッカーの
断面図である。
断面図である。
【図26】図23のJ−J線に於けるダブルパッカーの
断面図である。
断面図である。
【図27】注入ガイド管内に図23のダブルパッカーを
挿入した状態を示すダブルパッカー挿入工程の説明図で
ある。
挿入した状態を示すダブルパッカー挿入工程の説明図で
ある。
【図28】注入ガイド管を切断する注入ガイド管切断工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図29】切断位置の上下にパッカーを位置させた注入
材の注入工程の説明図である。
材の注入工程の説明図である。
【図30】パッカーを膨張させて注入ガイド管内壁に密
着させた状態を示す注入材の注入工程の説明図である。
着させた状態を示す注入材の注入工程の説明図である。
【図31】注入材注入口から注入材を注入している状態
を示す注入材の注入工程の説明図である。
を示す注入材の注入工程の説明図である。
【図32】従来の地盤改良工法に於て使用される注入ガ
イド管の要部断面図である。
イド管の要部断面図である。
【図33】従来の注入ガイド管の側面図である。
31 注入ガイド管 33 地盤 35 削孔 37,123 ダブルパッカー 39 硬化材 41 外管 43 内管 43a ロッド 45 外管注入口 47 上部パッカー 49 下部パッカー 53 供給路 55,57 圧縮空気注入口 59 下部パッカー連通孔 63,127 注入材注入口 67,95 注入ガイド管切断機構 69,107 切断刃 71 上部取付部材 73 下部取付部材 91 注入材 97 外筒 103 スプリング 109 切断刃取付部材 111 ワイヤ 113 ガイド 125 切断機構部 129 パッカー部 131 高圧ジェットノズル 133 高圧水用ホース 135 高圧水流路 137 注入材通路 139 圧縮空気用ホース 141 圧縮空気通路
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の深度まで地盤をケーシングパイプ
で削孔する削孔工程と、 削孔終了後、ケーシングパイプ内に硬化材を注入,充填
する硬化材の注入,充填工程と、 硬化材の充填後、ケーシング内に、塩ビパイプ又は紙筒
等のパイプからなる注入ガイド管を挿入する注入ガイド
管建込み工程と、 ケーシングパイプを引き抜き回収するケーシングパイプ
の回収工程と、 硬化材が固化するまで養生させる硬化材の硬化養生工程
と、 注入ガイド管切断機構を有し、注入材注入口の上下にパ
ッカーを装着したダブルパッカーを上記注入ガイド管内
に挿入し、任意の注入位置で注入ガイド管切断機構によ
り注入ガイド管と外周硬化材を切断するダブルパッカー
挿入及び注入ガイド管切断工程と、 注入ガイド管の切断終了後、切断位置の上下にパッカー
を夫々位置させ、各パッカーを膨張させて注入ガイド管
内壁に密着し、ダブルパッカーの注入材注入口より注入
材を注入ガイド管の切断部を介して地盤中に注入する注
入材の注入工程とからなり、 一箇所での上記各工程の終了後、所定区間を所定のピッ
チでダブルパッカーを移動して、上記注入ガイド管切断
工程及び注入材の注入工程を順次繰り返して、注入材を
地盤に注入していく注入材の注入工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28148891A JPH05118029A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 注入材の注入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28148891A JPH05118029A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 注入材の注入工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118029A true JPH05118029A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17639888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28148891A Pending JPH05118029A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 注入材の注入工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05118029A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5289639B1 (ja) * | 2013-03-13 | 2013-09-11 | 株式会社大阪防水建設社 | 薬液注入工法及び薬液注入時の地盤中の薬液注入構造 |
| KR102134660B1 (ko) * | 2020-03-23 | 2020-07-16 | 강성호 | 다단 원스텝 주입형 차수 장치 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28148891A patent/JPH05118029A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5289639B1 (ja) * | 2013-03-13 | 2013-09-11 | 株式会社大阪防水建設社 | 薬液注入工法及び薬液注入時の地盤中の薬液注入構造 |
| KR102134660B1 (ko) * | 2020-03-23 | 2020-07-16 | 강성호 | 다단 원스텝 주입형 차수 장치 |
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