JPH05118420A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

無段変速機の油圧制御装置

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JPH05118420A
JPH05118420A JP8339191A JP8339191A JPH05118420A JP H05118420 A JPH05118420 A JP H05118420A JP 8339191 A JP8339191 A JP 8339191A JP 8339191 A JP8339191 A JP 8339191A JP H05118420 A JPH05118420 A JP H05118420A
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JP
Japan
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control valve
hydraulic control
oil temperature
gear ratio
drive
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Pending
Application number
JP8339191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Yamashita
佳宣 山下
Hiroaki Yamamoto
博明 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Suzuki Motor Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05118420A publication Critical patent/JPH05118420A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 油圧を制御する変速比用油圧制御弁手段の作
動用油圧を制御する作動用油圧制御弁手段の駆動周波数
を切換えた際の、前記変速比用油圧制御弁手段のNUL
L値のずれによる変速の不連続やショックの発生を確実
に防止し得る無段変速機の油圧制御装置を実現する。 【構成】 変速比を変化させるべく油圧を制御する変速
比用油圧制御弁手段を設けるとともにこの変速比用油圧
制御弁手段の作動用油圧を制御する作動用油圧制御弁手
段を設け、駆動条件に対応する前記作動用油圧制御弁手
段の駆動周波数を複数記憶するとともにこれら複数の駆
動周波数毎に夫々油温状態に対応する前記変速比用油圧
制御弁手段のNULL値の油温−NULL値マップを記
憶し、駆動条件に応じて前記複数の駆動周波数のいずれ
か一に切換え制御するとともにこの一の駆動周波数の油
温−NULL値マップから算出される油温状態に応じた
NULL値に切換え制御する制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無段変速機の油圧制御
装置に係り、特に作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を
切換えた際の変速比用油圧制御弁手段のNULL値のず
れによる変速の不連続やショックの発生を防止し得る無
段変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、内燃機関と駆動車輪間
に変速機を介在している。この変速機は、広範囲に変化
する車両の走行条件に合致させて駆動車輪に伝達される
駆動力を変更し、内燃機関の性能を充分に発揮させてい
る。変速機には、例えば回転軸に固定された固定プーリ
部片とこの固定プーリ部片に接離可能に前記回転軸に装
着された可動プーリ部片とを有するプーリを2つ設けて
ベルトを巻掛け、夫々のプーリの両プーリ部片間に形成
される溝幅を油圧により増減することによりプーリに巻
掛けられたベルトの回転半径を増減させてベルトレシオ
(変速比)を連続的に変化させる無段変速機がある。
【0003】この無段変速機は、変速比用油圧制御弁手
段により油圧を制御して変速比を変化させる。この変速
比用油圧制御弁は、作動用油圧制御弁手段により作動用
油圧を制御されて作動される。この作動用油圧制御弁手
段は、電磁弁等からなり、デューティ率の出力値である
駆動周波数により制御される。
【0004】このような作動用油圧制御弁手段の駆動周
波数を切換え制御するものとしては、特開昭64−44
348号公報や特開平1−153851号公報に開示さ
れている。特開昭64−44348号公報に開示のもの
は、油温低下に併ない粘性が高まることを考慮して、油
温状態に応じて油温が低い場合には低い駆動周波数に切
換え制御するとともに油温が高い場合には高い駆動周波
数に切換え制御するものである。特開平1−15385
1号公報に開示のものは、常温時に車速に応じて低速で
は高い駆動周波数に切換え制御するとともに高速では低
い駆動周波数に切換え制御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作動用油圧
制御弁手段により作動用油圧を制御される変速比用油圧
制御弁手段は、図6に示す如く、作動用油圧制御弁手段
のデューティ率の変化に対して、出力圧力が急変する特
性を有している。この特性の急変する変速急変点におけ
る変速比の変化しないデューティ率をNULL値とい
う。この変速比用油圧制御弁手段のNULL値は、図7
に示す如く、油温や駆動周波数の影響を受けて変動す
る。
【0006】このため、前記公報に開示の如く、駆動周
波数を駆動条件に応じ切換え制御して作動用油圧制御弁
手段を駆動した場合に、NULL値が油温や駆動周波数
の影響を受けて変動することにより、切換え時点におい
てNULL値にずれを生じることになる。このNULL
値のズレは、図8に示す如く、変速速度が変動して変速
に不連続を生じさせ、また、ショックを発生する不都合
がある。
【0007】即ち、前記特開昭64−44348号公報
に開示のものは、油温により駆動周波数を切換え制御し
ており、ショックの発生がない制御モード(ニュートラ
ルモード、ホールドモード)やショックの発生が少ない
制御モード(ドライブモード)において切換え制御を行
っている。また、前記特開平1−153851号公報に
開示のものは、車速により切換え制御を行っている。
【0008】したがって、いずれの公報に開示のもの
も、駆動周波数を切換えるものであるが、駆動周波数の
切換えによりNULL値にずれが生じ、このNULL値
のズレに起因して変速に不連続を生じ、ショックを発生
する不都合があった。
【0009】そこで、この発明の出願人は、油温状態に
応じてNULL値を切換え制御する油圧制御方法を出願
した(特開平1−153854号)。
【0010】ところが、この公報に開示のものは、単一
の油温−NULL値マップからNULL値を算出するた
め、駆動条件に応じて切換え制御される駆動周波数に追
随してNULL値を適切に切換えることができず、変速
の不連続やショックの発生を確実に防止し得ない不都合
があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去すべく、固定プーリ部片とこの固定プー
リ部片に接離可能に装着された可動プーリ部片との両プ
ーリ部片間の溝幅を油圧により増減させて前記両プーリ
に巻掛けられるベルトの回転半径を増減させて変速比を
連続的に変化させる無段変速機において、前記変速比を
変化させるべく油圧を制御する変速比用油圧制御弁手段
を設けるとともにこの変速比用油圧制御弁手段の作動用
油圧を制御する作動用油圧制御弁手段を設け、駆動条件
に対応する前記作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を複
数記憶するとともにこれら複数の駆動周波数毎に夫々油
温状態に対応する前記変速比用油圧制御弁手段のNUL
L値の油温−NULL値マップを記憶し、駆動条件に応
じて前記複数の駆動周波数のいずれか一に切換え制御す
るとともにこの一の駆動周波数の油温−NULL値マッ
プから算出される油温状態に応じたNULL値に切換え
制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段に複数の駆
動周波数とこれら複数の駆動周波数毎の油温−NULL
値マップとを記憶しておき、この制御手段によって駆動
条件に応じて前記複数の駆動周波数のいずれか一に切換
え制御するとともにこの一の駆動周波数の油温−NUL
L値マップから算出される油温状態に応じたNULL値
に切換え制御することにより、駆動周波数を切換えた際
のNULL値のずれを無くすことができる。
【0013】
【実施例】次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
【0014】図1〜図5は、この発明の実施例を示すも
のである。図5において、2はベルト駆動式の無段変速
機、2Aはベルト、4は駆動側プーリ、6は駆動側固定
プーリ部片、8は駆動側可動プーリ部片、10は被駆動
側プーリ、12は被駆動側固定プーリ部片、14は被駆
動側可動プーリ部片である。
【0015】前記駆動側プーリ4は、回転軸たる入力軸
16に固定された駆動側固定プーリ部片6と、入力軸1
6の軸方向に移動可能且つ回転不可能に前記入力軸16
に装着された駆動側可動プーリ部片8とを有する。ま
た、前記被駆動側プーリ10も、前記駆動側プーリ4と
同様に、回転軸たる出力軸18に固定された被駆動側固
定プーリ部片12と出力軸18の軸方向に移動可能且つ
回転不可能に前記出力軸18に装着された被駆動側可動
プーリ部片14とを有する。
【0016】前記駆動側可動プーリ部片8と被駆動側可
動プーリ部片14とには、第1、第2ハウジング20、
22が夫々装着され、第1、第2油圧室24、26が夫
々形成される。また、被駆動側の第2油圧室26内に
は、被駆動側固定プーリ部片12と被駆動側可動プーリ
部片14との間の溝幅を減少する方向に前記被駆動側可
動プーリ部片14を付勢するばね等からなる付勢手段2
8を設ける。
【0017】前記入力軸16には、オイルポンプ30を
設けている。オイルポンプ30の吸入側は、オイルフィ
ルタ32を介してオイルパン34内に連通する。このオ
イルポンプ30の吐出側は、前記第1、第2油圧室2
4、26に第1、第2オイル通路36、38により夫々
連通するとともに、第1オイル通路36の途中に入力軸
シーブ圧たるプライマリ圧を制御する変速制御弁たるプ
ライマリ圧制御弁40を介設する。
【0018】プライマリ圧制御弁40よりもオイルポン
プ30側の第1オイル通路36には、第3オイル通路4
2によってライン圧(一般に5〜25〓/〓2 )を一定
圧(3〜4〓/〓2 )のコントロール油圧に制御して取
出す定圧制御弁44を連通し、前記プライマリ圧制御弁
40に第4オイル通路46によりプライマリ圧力制御用
第1三方電磁弁48を連通する。
【0019】また、前記第2オイル通路38の途中に
は、ポンプ圧力たるライン圧を制御する逃し弁機能を有
するライン圧制御弁50を第5オイル通路52により連
通し、このライン圧制御弁50に第6オイル通路54に
よりライン圧力制御用第2三方電磁弁56を連通する。
【0020】更に、前記ライン圧制御弁50の連通する
部位よりも第2油圧室26側の第2オイル通路38途中
には、後述の油圧クラッチ68に作用する油圧たるクラ
ッチ圧を制御するクラッチ圧制御弁58を第7オイル通
路60により連通し、このクラッチ圧制御弁58に第8
オイル通路62によりクラッチ圧力制御弁用第3三方電
磁弁64を連通する。
【0021】また、前記定圧制御弁44から取出す一定
圧のコントロール油圧を、前記プライマリ圧制御弁40
及びプライマリ圧力制御用第1三方電磁弁48、ライン
圧制御弁50及びライン圧力制御用第2三方電磁弁5
6、そしてクラッチ圧制御弁58及びクラッチ圧力制御
用第3三方電磁弁64に夫々供給すべく、これら弁4
0、44、48、50、56、58、64を第9オイル
通路66によって夫々連通する。
【0022】前記クラッチ圧制御弁58は、自動発進ク
ラッチ68の後述クラッチ油圧室78に第10オイル通
路70によって連通するとともに、この第10オイル通
路70途中には第11オイル通路72により圧力センサ
74を連通する。この圧力センサ74は、ホールドモー
ドやスタートモード等においてクラッチ圧を制御する際
に直接油圧を検出することができ、この検出油圧を目標
クラッチ圧とすべく指令する際に寄与する。また、ドラ
イブモード時には、クラッチ圧がライン圧と等しくなる
ので、ライン圧制御にも寄与するものである。
【0023】前記自動発進クラッチ68は、前記出力軸
18に取付けられた入力側のケーシング76と、このケ
ーシング76内に設けたクラッチ油圧室78と、クラッ
チ油圧室78に作用する油圧により押進されるピストン
80と、このピストン80を引退方向に付勢する円環状
スプリング82と、前記ピストン80の押進力と前記円
環状スプリング82の付勢力とにより進退動可能に設け
た第1圧力プレート84と、出力側のフリクションプレ
ート86と、前記ケーシング76に固設した第2圧力プ
レート88とからなる。
【0024】自動発進クラッチ68は、クラッチ油圧室
78に作用させる油圧たるクラッチ圧を高めると、ピス
トン80が押進されて第1圧力プレート84と第2圧力
プレート88とをフリクションプレート86に密着さ
せ、いわゆる結合状態になる。一方、クラッチ油圧室7
8に作用させる油圧たるクラッチ圧を低くすると、円環
状スプリング82の付勢力によりピストン80が引退さ
れて第1プレート84と第2圧力プレート88とをフリ
クションプレート86から離間させ、いわゆるクラッチ
切れの状態になる。このように、自動発進クラッチ68
は、クラッチ圧により結合・離脱され、無段変速機2の
出力する駆動力を断続する。
【0025】前記第1ハウジング20外側に入力軸回転
検出歯車90を設け、この入力軸回転検出歯車90の外
周部位近傍に入力軸側の第1回転検出器92を設ける。
また、前記第2ハウジング22外側に出力軸回転検出歯
車94を設け、この出力軸回転検出歯車94の外周部位
近傍に出力軸側の第2回転検出器96を設ける。この第
1回転検出器92と第2回転検出器96との検出する回
転数より、エンジン回転数とベルトレシオ(変速比)と
を把握する。
【0026】また、前記自動発進クラッチ68には、出
力伝達用歯車98を設けている。この出力伝達用歯車9
8は、前進出力伝達用歯車98Fと後進出力伝達用歯車
98Rとからなり、後進出力伝達用歯車98Rの外周部
位近傍に最終出力軸100の回転であるクラッチ出力回
転数を検出する第3回転検出器102を設ける。この第
3回転検出器102は、図示しない前後進切換機構、中
間軸、終減速歯車、差動機構、駆動軸、車輪に連絡する
最終出力軸100のクラッチ出力回転数を検出するもの
であり、車速の検出が可能である。また、前記第2回転
検出器96と第3回転検出器102との検出する回転数
によって、自動発進クラッチ68前後の入力側と出力側
との夫々クラッチ入力回転数・クラッチ出力回転数の検
出も可能であり、クラッチスリップ量の検出に寄与す
る。
【0027】前記圧力センサ74および第1〜第3回転
検出器92、96、102からの各種信号に併せて、キ
ャブレタスロットル開度、キャブレタアイドル位置、ア
クセルペダル信号、ブレーキ信号、パワーモードオプシ
ョン信号、シフトレバー位置等の各種信号を入力して制
御を行う制御部104を設ける。また、この制御部10
4には、油温センサ106からの信号が入力する。
【0028】制御部104は、入力する各種信号により
ベルトレシオやクラッチ断続状態を各種制御モードによ
り制御すべく、前記プライマリ圧力制御用第1三方電磁
弁48、ライン圧力制御用第2三方電磁弁56、そして
クラッチ圧力制御用第3三方電磁弁64の動作を制御す
る。
【0029】前記制御部104に入力される入力信号の
機能について詳述すれば、
【0030】、シフトレバー位置の検出信号 ……P、R、N、D、L等の各レンジ信号により各レン
ジに要求されるライン圧やレシオ、クラッチの制御
【0031】、キャブレタスロットル開度の検出信号 ……予めプログラム内にインプットしたメモリからエン
ジントルクを検知、目標レシオあるいは目標エンジン回
転数の決定
【0032】、キャブレタアイドル位置の検出信号 ……キャブレタスロットル開度センサの補正と制御にお
ける精度の向上
【0033】、アクセルペダル信号 ……アクセルペダルの踏込み状態によって運転者の意志
を検知し、走行時あるいは発進時の制御方法を決定
【0034】、ブレーキ信号 ……ブレーキペダルの踏込み動作の有無を検知し、クラ
ッチの切り離し等制御方向を決定
【0035】、パワーモードオプション信号 ……車両の性能をスポーツ性(あるいはエコノミー性)
とするためのオプションとして使用
【0036】、油温信号 ……油圧回路の油温状態に応じた信号 等がある。
【0037】なお、油温信号は、例えばオイルパン34
内に設置された油温センサ106から出力される。
【0038】前記油圧によりベルトレシオ(変速比)を
制御される無段変速機2は、ベルトレシオ(変速比)を
変化させるべく油圧を制御する変速比用油圧制御弁手段
であるプライマリ圧制御弁40を設けるとともに、この
プライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制御する作動用
油圧制御弁手段であるプライマリ圧力制御用第1三方電
磁弁48を設けている。
【0039】プライマリ圧制御弁40は、図4に示す如
く、ボディ108内にスプール弁体110を往復動可能
に内蔵している。ボディ108には、大径孔112と小
径孔114とが直線状に設けられるとともに大径孔11
2に連通する第1〜第5孔部116〜124と小径孔1
14に連通する第6孔部126とが設けられている。前
記スプール弁体110には、前記大径孔112に摺動可
能に内蔵されて第2〜第5孔部118〜124を開閉す
る第1・第2ランド部128・130と前記小径孔11
4に摺動可能に内装される第3ランド部134とが設け
られ、第1ランド部128とボディ108間及び第3ラ
ンド部132とボディ108間に夫々第1・第2スプリ
ング134・136を弾設している。
【0040】前記ボディ108の第1孔部116は、第
1三方電磁弁48に連絡されている。第2孔部118
は、大気に開放されている。第3孔部120は、駆動側
プーリ4の第1油圧室24に連絡されている。第4孔部
122は、オイルポンプ30に連絡されている。第5孔
部124は、大気に開放されている。第6孔部126
は、定圧制御弁44に連絡されている。
【0041】前記第1三方電磁弁48は、制御部104
によりデューティ率の出力値である駆動周波数により駆
動され、プライマリ圧制御弁40の作動用油圧を制御す
る。この作動用油圧により、プライマリ圧制御弁40は
作動され、ベルトレシオ(変速比)を変化させるように
第1油圧室24に作用する油圧を制御する。
【0042】前記制御部104は、図1・図2に示す如
く、駆動条件に対応する作動用油圧制御弁手段たる第1
三方電磁弁48の駆動周波数を複数記憶するとともに、
これら複数の駆動周波数毎に夫々油温状態に対応する変
速比用油圧制御弁手段たるプライマリ圧制御弁40のN
ULL値の油温−NULL値マップを記憶している。こ
の制御部104は、駆動条件に応じて前記複数の駆動周
波数のいずれか一に切換え制御するとともにこの一の駆
動周波数の油温−NULL値マップから算出される油温
状態に応じたNULL値に切換え制御するものである。
【0043】次に作用について説明する。
【0044】前記無段変速機2は、図5に示す如く、入
力軸16上に位置するオイルポンプ30を作動し、オイ
ルパン34のオイルをオイルフィルタ32を介して吸入
する。
【0045】このオイルポンプ30の吐出する油圧であ
るポンプ圧、すなわちライン圧は、ライン圧制御弁50
で制御される。ライン圧は、ライン圧制御弁50からの
洩れ量が大であれば低くなり、反対に少なければ高くな
る。このライン圧制御弁50は、フルロー状態とフルオ
ーバ状態およびレシオ固定状態において、それぞれライ
ン圧を変化させる3段階の制御を行う変速制御特性を有
している。
【0046】ライン圧制御弁50は、専用の第2三方電
磁弁56により動作を制御されるものであり、この第2
三方電磁弁56の動作に追従してライン圧制御弁50が
作動する。第2三方電磁弁56は、制御部104により
一定の駆動周波数のデューティ率で制御される。すなわ
ち、デューティ率0%とは、第2三方電磁弁56が全く
動作しない状態であり、出力油圧がゼロとなる。また、
デューティ率100%とは、第2三方電磁弁56が動作
して制御圧力と同一の最大の出力油圧となる。このよう
に、第2三方電磁弁56は、デューティ率によって出力
油圧を可変させている。
【0047】したがって、第2三方電磁弁56の特性
は、略直線的であり、ライン圧制御弁50をアナログ的
に動作させることが可能となり、第2三方電磁弁56の
デューティ率を任意に変化させて、ライン圧を制御する
ことができる。
【0048】変速制御用のプライマリ圧は、プライマリ
圧制御弁40により制御される。このプライマリ圧制御
弁40は、ライン圧制御弁50と同様に、専用の第1三
方電磁弁48によって制御される。この第1三方電磁弁
48は、前記第2三方電磁弁56と同様に、制御部10
4によりデューティ率によって制御され、プライマリ圧
制御弁40への出力油圧を可変させてプライマリ圧を制
御する。
【0049】前記自動発進クラッチ68制御用のクラッ
チ圧制御弁58は、クラッチ圧を制御するものであり、
最大クラッチ圧を必要とする際にはライン圧側と導通さ
せ、また、最低クラッチ圧とする際には大気側と導通さ
せるものである。このクラッチ圧制御弁58は、前記ラ
イン圧制御弁50やプライマリ圧制御弁40と同様に、
専用の第3三方電磁弁64によって動作が制御されてお
り、説明を省略する。
【0050】クラッチ圧は、最低の大気圧(ゼロ)から
最大のライン圧までの範囲内で変化するものである。ク
ラッチ圧の制御には、四つの基本パターンがある。この
基本パターンは、 (1)、ニュートラルモード (2)、ホールドモード (3)、スタートモード (4)、ドライブモード の四つである。
【0051】この基本パターンの(1)はシフト操作と
連動する専用の図示しない切換バルブで行われ、他の基
本パターン(2)、(3)、(4)は制御部104によ
る第1〜第3三方電磁弁48、56、64のデューティ
率制御によって行われている。
【0052】特に、(4)の状態においては、クラッチ
圧制御弁58によって、第7オイル通路60と第10オ
イル通路70とを連通させ、最大圧発生状態とし、クラ
ッチ圧はライン圧と同一となる。
【0053】また、プライマリ圧制御弁40やライン圧
制御弁50、クラッチ圧制御弁58は、第1〜第3三方
電磁弁48、56、64からの出力油圧によってそれぞ
れ制御されている。これらの第1〜第3三方電磁弁4
8、56、64を制御するコントロール油圧は、定圧制
御弁44で作られる一定油圧である。このコントロール
油圧は、ライン圧より低いが、安定した一定の圧力であ
る。また、コントロール油圧は、プライマリ圧制御弁4
0、ライン圧制御弁50、クラッチ圧制御弁58の安定
化を図っている。
【0054】次に無段変速機2の制御を説明する。
【0055】無段変速機2は、油圧制御されているとと
もに、制御部104からの適切なライン圧や、変速比変
更のためのプライマリ圧、および自動発進クラッチ68
を確実に結合させるためのクラッチ圧がそれぞれ確保さ
れている。
【0056】図1は、無段変速機2の油圧制御のブロッ
ク図であり、油圧制御について説明する。
【0057】制御部104は、スロットル開度THRT
と車速NCOとエンジン回転数とから最終目標エンジン
回転数NESPRFを演算(100)し、比例ゲインK
pを掛け(102)、リミッタ1を通す(104)。こ
の値に積分ゲインを掛け(106)て駆動条件に応じて
切換え制御された複数の駆動周波数(例えば、12.5
Hz、25Hz、50Hz、100Hz)の一の駆動周
波数に対応する油温−NULL値マップから算出された
NULL値を加減(108)し、この値(108)と前
記リミッタ1を通した(104)値とを加減(110)
し、リミッタ2を通し(112)てレシオソレノイドデ
ューティOPWRATとして出力し、第1三方電磁弁4
8を駆動する。
【0058】次に油圧制御を図2に従って説明する。
【0059】制御部104は、制御がスタート(20
0)すると、第1三方電磁弁48の駆動周波数につい
て、記憶している複数の駆動周波数、例えば12.5H
z、25Hz、50Hz、100Hzの駆動周波数がど
の値であるべきかを駆動条件に応じて判断(202)す
る。
【0060】駆動周波数が12.5Hzに切換えられた
ならば、この12.5Hzの駆動周波数の油温−NUL
L値マップから油温状態に応じた公称NULL値NNU
Lを求め(204)てこの公称NULL値NNULに切
換え、他の変速制御(212)を行ってステップ(20
2)にリターンする。
【0061】駆動周波数が25Hzに切換えられたなら
ば、この25Hzの駆動周波数の油温−NULL値マッ
プから油温状態に応じた公称NULL値NNULを求め
(206)てこの公称NULL値NNULに切換え、他
の変速制御(212)を行ってステップ(202)にリ
ターンする。
【0062】駆動周波数が50Hzに切換えられたなら
ば、この50Hzの駆動周波数の油温−NULL値マッ
プから油温状態に応じた公称NULL値NNULを求め
(208)てこの公称NULL値NNULに切換え、他
の変速制御(212)を行ってステップ(202)にリ
ターンする。
【0063】駆動周波数が100Hzに切換えられたな
らば、この100Hzの駆動周波数の油温−NULL値
マップから油温状態に応じた公称NULL値NNULを
求め(210)てこの公称NULL値NNULに切換
え、他の変速制御(212)を行ってステップ(20
2)にリターンする。
【0064】このように、制御部104によって駆動条
件に応じて第1三方電磁弁48の複数の駆動周波数のい
ずれか一に切換え制御するとともにこの一の駆動周波数
の油温−NULL値マップから算出される油温状態に応
じたプライマリ圧制御弁40のNULL値に切換え制御
することにより、図3に示す如く、駆動周波数を切換え
た際のNULL値のずれを無くすことができる。
【0065】このため、駆動周波数の違いにより生ずる
NULL値のずれを加味して、プライマリ圧制御弁40
の作動用油圧を制御することができ、変速の不連続やシ
ョックの発生を確実に防止し得て、運転者に違和感を与
えることがなく、快適な乗車感を得ることができる。
【0066】なお、この実施例においては、プライマリ
圧制御弁40及び第1三方電磁弁48を例示して説明し
たが、ライン圧制御弁50及び第2三方電磁弁56や、
クラッチ圧制御弁58及び第3三方電磁弁64について
も、同様に制御することにより、制御の変化を滑らかに
することができるものである。
【0067】また、特に無段変速機にかぎらず、流体を
駆動周波数により制御するとともにこの駆動周波数を切
換え制御するその他の制御装置においても適用でき、大
なる汎用性を有するものである。
【0068】しかも、制御部のプログラムの変更のみで
対応でき、コスト上昇を招くこともなく、経済的に有利
である。
【0069】
【発明の効果】このようにこの発明によれば、制御手段
によって駆動条件に応じて作動用油圧制御弁手段の複数
の駆動周波数のいずれか一に切換え制御するとともにこ
の一の駆動周波数の油温−NULL値マップから算出さ
れる油温状態に応じた変速比用油圧制御弁手段のNUL
L値に切換え制御することにより、駆動周波数を切換え
た際のNULL値のずれを無くすことができる。
【0070】このため、駆動周波数の違いにより生ずる
NULL値のずれを加味して、変速比用油圧制御弁手段
の作動用油圧を制御することができ、変速の不連続やシ
ョックの発生を確実に防止し得て、運転者に違和感を与
えることがなく、快適な乗車感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す油圧制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】この発明の油圧制御のフローチャートである。
【図3】この発明のデューティ率と圧力と車速及びレシ
オとのタイムチャートである。
【図4】プライマリ圧制御弁の拡大断面図である。
【図5】無段変速機の概略構成図である。
【図6】デューティ率とNULL値との関係を示す図で
ある。
【図7】油温と駆動周波数に対するNULL値の関係を
示す図である。
【図8】従来のデューティ率と圧力と車速及びレシオと
のタイムチャートである。
【符号の説明】
2 無段変速機 2A ベルト 4 駆動側プーリ 10 被駆動側プーリ 40 プライマリ圧制御弁 44 定圧制御弁 48 プライマリ圧力制御用第1三方電磁弁 50 ライン圧制御弁 56 ライン圧力制御用第2三方電磁弁 58 クラッチ圧制御弁 64 クラッチ圧力制御用第3三方電磁弁 68 自動発進クラッチ 74 圧力センサ 92 第1回転検出器 96 第2回転検出器 102 第2回転検出器 104 制御部 106 油温センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プーリ部片とこの固定プーリ部片に
    接離可能に装着された可動プーリ部片との両プーリ部片
    間の溝幅を油圧により増減させて前記両プーリに巻掛け
    られるベルトの回転半径を増減させて変速比を連続的に
    変化させる無段変速機において、前記変速比を変化させ
    るべく油圧を制御する変速比用油圧制御弁手段を設ける
    とともにこの変速比用油圧制御弁手段の作動用油圧を制
    御する作動用油圧制御弁手段を設け、駆動条件に対応す
    る前記作動用油圧制御弁手段の駆動周波数を複数記憶す
    るとともにこれら複数の駆動周波数毎に夫々油温状態に
    対応する前記変速比用油圧制御弁手段のNULL値の油
    温−NULL値マップを記憶し、駆動条件に応じて前記
    複数の駆動周波数のいずれか一に切換え制御するととも
    にこの一の駆動周波数の油温−NULL値マップから算
    出される油温状態に応じたNULL値に切換え制御する
    制御手段を設けたことを特徴とする無段変速機の油圧制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11210873A (ja) * 1998-01-27 1999-08-03 Nissan Motor Co Ltd 無段変速機の油圧制御装置
US7356399B2 (en) * 2003-01-29 2008-04-08 Honda Motor Co., Ltd. Failure determination system for stepless speed changer and failure determination device for start clutch

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