JPH05119280A - ガルバノミラー - Google Patents
ガルバノミラーInfo
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- JPH05119280A JPH05119280A JP27584591A JP27584591A JPH05119280A JP H05119280 A JPH05119280 A JP H05119280A JP 27584591 A JP27584591 A JP 27584591A JP 27584591 A JP27584591 A JP 27584591A JP H05119280 A JPH05119280 A JP H05119280A
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- Japan
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- mirror
- mirror surface
- back surface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミラー部の傾斜角度を精度良くコントロール
することが可能で、そのミラー部の横すべりやエッジ部
での破壊を防止することが可能なガルバノミラーを提供
する。 【構成】 両端をトーションバー8により支持されたミ
ラー面10を有するミラー部9と、ミラー面10の裏面
側と対向する位置の基板7上に設けられた電極部12
a,12bとを備え、この電極部12a,12bとミラ
ー面10の裏面との間で静電引力を作用させることによ
りミラー面10の傾斜角度を変化させるガルバノミラー
において、トーションバー8に歪ゲージR1〜R4を形
成し、歪ゲージR1〜R4の抵抗値の変化を測定してミ
ラー面10の傾斜角度θを制御するミラー面傾斜角度制
御手段を設けた。
することが可能で、そのミラー部の横すべりやエッジ部
での破壊を防止することが可能なガルバノミラーを提供
する。 【構成】 両端をトーションバー8により支持されたミ
ラー面10を有するミラー部9と、ミラー面10の裏面
側と対向する位置の基板7上に設けられた電極部12
a,12bとを備え、この電極部12a,12bとミラ
ー面10の裏面との間で静電引力を作用させることによ
りミラー面10の傾斜角度を変化させるガルバノミラー
において、トーションバー8に歪ゲージR1〜R4を形
成し、歪ゲージR1〜R4の抵抗値の変化を測定してミ
ラー面10の傾斜角度θを制御するミラー面傾斜角度制
御手段を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタのスキ
ャナや投影型のディスプレイのスキャナ等において用い
られるガルバノミラーに関する。
ャナや投影型のディスプレイのスキャナ等において用い
られるガルバノミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクピックアップの光路制
御部等に用いられるガルバノミラーとしては、例えば、
「Sillicon TorsionalScanning Mirror」というタ
イトルで、IBM J.RES.DEVELOP,voL.24,NO.5,SEPTEMB
ER,1980に開示されているものがある。図6(a)はそ
のガルバノミラーの平面図を示し、図6(b)はそのA
−A断面図を示すものである。これは、表面が鏡面研磨
してあるSi単結晶基板(以下、単に、基板1という)
をKOH水溶液により結晶軸異方性エッチングを行うこ
とによって、2本のトーションバー2と、このトーショ
ンバー2に支持されたミラー部3とを形成する。このミ
ラー部3には、その表面の鏡面側がミラー面4とされ、
その裏面側は基板1に形成された突起部5により支持さ
れている。また、そのミラー部3の裏面と対向する基板
1上には電極6が設けられている。そして、この場合、
その電極6に電圧を印加することにより裏面側との間で
静電力を作用させ、これによりミラー面4を傾斜させる
ことができる。
御部等に用いられるガルバノミラーとしては、例えば、
「Sillicon TorsionalScanning Mirror」というタ
イトルで、IBM J.RES.DEVELOP,voL.24,NO.5,SEPTEMB
ER,1980に開示されているものがある。図6(a)はそ
のガルバノミラーの平面図を示し、図6(b)はそのA
−A断面図を示すものである。これは、表面が鏡面研磨
してあるSi単結晶基板(以下、単に、基板1という)
をKOH水溶液により結晶軸異方性エッチングを行うこ
とによって、2本のトーションバー2と、このトーショ
ンバー2に支持されたミラー部3とを形成する。このミ
ラー部3には、その表面の鏡面側がミラー面4とされ、
その裏面側は基板1に形成された突起部5により支持さ
れている。また、そのミラー部3の裏面と対向する基板
1上には電極6が設けられている。そして、この場合、
その電極6に電圧を印加することにより裏面側との間で
静電力を作用させ、これによりミラー面4を傾斜させる
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなガルバ
ノミラーにおいては、ミラー面4を傾斜させることはで
きるが、その傾斜角度θを検出してその角度を制御する
ための手段がない。しかも、この場合、作用する静電引
力は、電極6とミラー部3との距離が短くなるほど力が
強くなるために、傾斜角度を検出せずに電極6への印加
電圧のみで正確に角度制御(オープンループ)を行おう
とするのは非常に難しい。また、このように角度制御を
行っていないため、ミラー部3のエッジ部分が電極6に
衝突する場合があり、これにより有害な振動とエッジ部
分の破壊が生じる恐れがある。
ノミラーにおいては、ミラー面4を傾斜させることはで
きるが、その傾斜角度θを検出してその角度を制御する
ための手段がない。しかも、この場合、作用する静電引
力は、電極6とミラー部3との距離が短くなるほど力が
強くなるために、傾斜角度を検出せずに電極6への印加
電圧のみで正確に角度制御(オープンループ)を行おう
とするのは非常に難しい。また、このように角度制御を
行っていないため、ミラー部3のエッジ部分が電極6に
衝突する場合があり、これにより有害な振動とエッジ部
分の破壊が生じる恐れがある。
【0004】また、図6(b)に示すように、電極6と
の間で作用する静電引力はY方向のみならずX方向にも
作用するが、ミラー面4の裏面側は平坦になっているた
めそのX方向に力に対してミラー部3が横スベリを起こ
す結果となる。このような横スベリの現象により傾斜角
度θが変化してビームの光路が所望の方向からはずれる
ことになる。
の間で作用する静電引力はY方向のみならずX方向にも
作用するが、ミラー面4の裏面側は平坦になっているた
めそのX方向に力に対してミラー部3が横スベリを起こ
す結果となる。このような横スベリの現象により傾斜角
度θが変化してビームの光路が所望の方向からはずれる
ことになる。
【0005】さらに、ミラー部3の裏面のエッジ部分が
電極6に接触した場合でも、ミラー部3の裏面と電極6
との間にはギャップが存在する。静電引力は電極間距離
が遠いほど力は弱くなる。従って、0.02の傾斜角度
θを出すためには、300Vの印加電圧が必要となる。
また、ミラー部3の裏面のエッジのみが電極6に衝突す
るためこの部分に衝突の際の応力が集中し、エッジ部分
が破壊しやすくなる。
電極6に接触した場合でも、ミラー部3の裏面と電極6
との間にはギャップが存在する。静電引力は電極間距離
が遠いほど力は弱くなる。従って、0.02の傾斜角度
θを出すためには、300Vの印加電圧が必要となる。
また、ミラー部3の裏面のエッジのみが電極6に衝突す
るためこの部分に衝突の際の応力が集中し、エッジ部分
が破壊しやすくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、両端をトーションバーにより支持されたミラー面を
有するミラー部と、前記ミラー面の裏面側と対向する位
置の基板上に設けられた電極部とを備え、この電極部と
前記ミラー面の裏面との間で静電引力を作用させること
により前記ミラー面の傾斜角度を変化させるガルバノミ
ラーにおいて、前記トーションバーに歪ゲージを形成
し、前記歪ゲージの抵抗値の変化を測定して前記ミラー
面の傾斜角度を制御するミラー面傾斜角度制御手段を設
けた。
は、両端をトーションバーにより支持されたミラー面を
有するミラー部と、前記ミラー面の裏面側と対向する位
置の基板上に設けられた電極部とを備え、この電極部と
前記ミラー面の裏面との間で静電引力を作用させること
により前記ミラー面の傾斜角度を変化させるガルバノミ
ラーにおいて、前記トーションバーに歪ゲージを形成
し、前記歪ゲージの抵抗値の変化を測定して前記ミラー
面の傾斜角度を制御するミラー面傾斜角度制御手段を設
けた。
【0007】請求項2記載の発明では、両端をトーショ
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
ミラー面の裏面にV字型の溝を形成し、このV字型の溝
に対向する前記基板上にその溝と嵌合する突起部を形成
した。
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
ミラー面の裏面にV字型の溝を形成し、このV字型の溝
に対向する前記基板上にその溝と嵌合する突起部を形成
した。
【0008】請求項3記載の発明では、両端をトーショ
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
ミラー面の裏面側と対向する位置の前記基板にV字型の
傾斜面を形成し、この傾斜面に前記電極を配設した。
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
ミラー面の裏面側と対向する位置の前記基板にV字型の
傾斜面を形成し、この傾斜面に前記電極を配設した。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、トーションバーに形
成した歪ゲージの抵抗値変化によりミラー面の傾斜角度
を測定し、その測定値を電極へ印加する電圧へフィード
バックすることにより、ミラー傾斜角度を精度良く制御
することが可能となる。
成した歪ゲージの抵抗値変化によりミラー面の傾斜角度
を測定し、その測定値を電極へ印加する電圧へフィード
バックすることにより、ミラー傾斜角度を精度良く制御
することが可能となる。
【0010】請求項2記載の発明では、ミラー部の裏面
に形成されたV字型の溝と基板に形成された突起部とを
嵌め合わせ、両者の接点を支点としてミラー部を傾斜さ
せることにより、ミラー部の横すべりを防止することが
可能となる。
に形成されたV字型の溝と基板に形成された突起部とを
嵌め合わせ、両者の接点を支点としてミラー部を傾斜さ
せることにより、ミラー部の横すべりを防止することが
可能となる。
【0011】請求項3記載の発明では、電極はV字型の
なだらかな傾斜面に形成しているため、ミラー部の裏面
と電極間の距離を短くすることができ、これにより従来
よりも一段と小さな電圧でミラー部の傾斜角度を必要な
だけ得ることが可能となる。
なだらかな傾斜面に形成しているため、ミラー部の裏面
と電極間の距離を短くすることができ、これにより従来
よりも一段と小さな電圧でミラー部の傾斜角度を必要な
だけ得ることが可能となる。
【0012】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。図1はガルバノミラーの全体構成
を示すものである。基板7上には、2本のトーションバ
ー8が形成されており、このトーションバー8に支持さ
れた中央部にはミラー部9が形成されている。このミラ
ー部9の表面側は鏡面に仕上げられたミラー面10が形
成されている。また、ミラー部9はその裏面側で基板7
の突起部11にて保持されている。この突起部11の左
右両側のミラー部9の裏面と対向する位置の基板7上に
は電極部12a,12bが設けられている。
に基づいて説明する。図1はガルバノミラーの全体構成
を示すものである。基板7上には、2本のトーションバ
ー8が形成されており、このトーションバー8に支持さ
れた中央部にはミラー部9が形成されている。このミラ
ー部9の表面側は鏡面に仕上げられたミラー面10が形
成されている。また、ミラー部9はその裏面側で基板7
の突起部11にて保持されている。この突起部11の左
右両側のミラー部9の裏面と対向する位置の基板7上に
は電極部12a,12bが設けられている。
【0013】そして、このようなガルバノミラーにおい
て、前記トーションバー8の根本付近には歪ゲージR1
〜R4が4個形成されている。また、それら歪ゲージR
1〜R4の抵抗値の変化を測定して前記ミラー面10の
傾斜角度θを制御するミラー面傾斜角度制御手段13が
設けられている。このミラー面傾斜角度制御手段13
は、図2に示すように、前記歪ゲージR1〜R4を接続
してなるホイーストンブリッジ14と、差動アンプ15
と、帰還回路16と、反転増幅器17とによりなってい
る。図3はそのホイーストンブリッジ回路14(以下、
単に回路14と呼ぶ)を示すものである。なお、このよ
うな形状をなすガルバノミラーは、例えば、基板7とし
てSi単結晶基板を用い、周知の結晶軸異方性エッチン
グ、イオン注入法、固相拡散法等を用いて作製すること
ができる。
て、前記トーションバー8の根本付近には歪ゲージR1
〜R4が4個形成されている。また、それら歪ゲージR
1〜R4の抵抗値の変化を測定して前記ミラー面10の
傾斜角度θを制御するミラー面傾斜角度制御手段13が
設けられている。このミラー面傾斜角度制御手段13
は、図2に示すように、前記歪ゲージR1〜R4を接続
してなるホイーストンブリッジ14と、差動アンプ15
と、帰還回路16と、反転増幅器17とによりなってい
る。図3はそのホイーストンブリッジ回路14(以下、
単に回路14と呼ぶ)を示すものである。なお、このよ
うな形状をなすガルバノミラーは、例えば、基板7とし
てSi単結晶基板を用い、周知の結晶軸異方性エッチン
グ、イオン注入法、固相拡散法等を用いて作製すること
ができる。
【0014】このような構成において、今、図1(b)
に示すように、ミラー部9が電極12a側に傾斜角度θ
だけ傾き引き寄せられたとすると、2本のトーションバ
ー8に歪が発生する。この歪により左側に位置する歪ゲ
ージR1,R4は引張りの歪を受け、右側に位置するR
2,R3は圧縮の歪を受ける。今、歪ゲージR1〜R4
はP型拡散抵抗により形成されているとすると、R1,
R4は抵抗値が増加し、R2,R3は抵抗値が減少する
ことになるため、図3の回路14において出力電圧Vは
V=Va−Vbの値は負(−ΔV)となる。一方、ミラ
ー面10が電極12b側に引き寄せられた場合には、出
力電圧Vは正(+ΔV)となる。この場合、R1〜R4
に生じる歪とミラー部9の傾斜角度θとの間には直線関
係があるため、図3の回路14により得られた出力電圧
Vにより、ミラー面10の傾斜角度θを測定することが
できる。このようにして検出された出力電圧Vを図2に
示すようなミラー面傾斜角度制御手段13にて演算を行
う。すなわち、出力電圧Vを差動アンプ15にて検出し
た後、その出力電圧Vを帰還回路16に入力することに
より傾斜角度θに見合った値として算出し、この算出さ
れた値を電圧値として電極12a,12bに一方は反転
増幅器17を介してフィードバックする。これにより、
静電引力を用いて傾斜角度θを決定しているにもかかわ
らず、その角度制御を精度良く行うことができる。しか
も、このようなミラー面傾斜角度制御手段13を用いて
制御を行うことにより、ミラー部9のエッジ部が電極1
2a,12bに勢いよく衝突するようなこともなくな
り、そのエッジ部分での破壊を防止することが可能とな
る。
に示すように、ミラー部9が電極12a側に傾斜角度θ
だけ傾き引き寄せられたとすると、2本のトーションバ
ー8に歪が発生する。この歪により左側に位置する歪ゲ
ージR1,R4は引張りの歪を受け、右側に位置するR
2,R3は圧縮の歪を受ける。今、歪ゲージR1〜R4
はP型拡散抵抗により形成されているとすると、R1,
R4は抵抗値が増加し、R2,R3は抵抗値が減少する
ことになるため、図3の回路14において出力電圧Vは
V=Va−Vbの値は負(−ΔV)となる。一方、ミラ
ー面10が電極12b側に引き寄せられた場合には、出
力電圧Vは正(+ΔV)となる。この場合、R1〜R4
に生じる歪とミラー部9の傾斜角度θとの間には直線関
係があるため、図3の回路14により得られた出力電圧
Vにより、ミラー面10の傾斜角度θを測定することが
できる。このようにして検出された出力電圧Vを図2に
示すようなミラー面傾斜角度制御手段13にて演算を行
う。すなわち、出力電圧Vを差動アンプ15にて検出し
た後、その出力電圧Vを帰還回路16に入力することに
より傾斜角度θに見合った値として算出し、この算出さ
れた値を電圧値として電極12a,12bに一方は反転
増幅器17を介してフィードバックする。これにより、
静電引力を用いて傾斜角度θを決定しているにもかかわ
らず、その角度制御を精度良く行うことができる。しか
も、このようなミラー面傾斜角度制御手段13を用いて
制御を行うことにより、ミラー部9のエッジ部が電極1
2a,12bに勢いよく衝突するようなこともなくな
り、そのエッジ部分での破壊を防止することが可能とな
る。
【0015】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分については同一符号を用いる。
4に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分については同一符号を用いる。
【0016】基板7の中央部で両端を2本のトーション
バー8により支持されたミラー面10を有するミラー部
9と、前記ミラー面10の裏面側と対向する位置の基板
7上に設けられた電極部12a,12bとを備えたガル
バノミラーにおいて、図4(b)に示すように、前記ミ
ラー面10の裏面にはV字型の溝としての長溝18が形
成されている。また、このV字型の長溝18に対向する
基板7上には、その長溝18と嵌合するV字型の突起部
19(これは図1(b)の突起部11に相当するもの)
が形成されている。この場合、長溝18と突起部19と
は、周知のSiを用いた結晶軸異方性エッチングにより
形成することが可能である。また、基板7側のV字型の
突起部19の先端が鋭すぎて傾斜角度θを変化させる際
の抵抗が大きい場合は、等方性エッチング等により先端
部を丸めればよい。また、摩擦抵抗が大きい場合には、
硬質炭素膜、Si3N4膜等をコートすればよい。
バー8により支持されたミラー面10を有するミラー部
9と、前記ミラー面10の裏面側と対向する位置の基板
7上に設けられた電極部12a,12bとを備えたガル
バノミラーにおいて、図4(b)に示すように、前記ミ
ラー面10の裏面にはV字型の溝としての長溝18が形
成されている。また、このV字型の長溝18に対向する
基板7上には、その長溝18と嵌合するV字型の突起部
19(これは図1(b)の突起部11に相当するもの)
が形成されている。この場合、長溝18と突起部19と
は、周知のSiを用いた結晶軸異方性エッチングにより
形成することが可能である。また、基板7側のV字型の
突起部19の先端が鋭すぎて傾斜角度θを変化させる際
の抵抗が大きい場合は、等方性エッチング等により先端
部を丸めればよい。また、摩擦抵抗が大きい場合には、
硬質炭素膜、Si3N4膜等をコートすればよい。
【0017】このようにして、ミラー部9の裏面に形成
された長溝18と、基板7上に形成された突起部19と
の接点を支点とすることにより、ミラー面10が傾斜す
ることになるため、ミラー部9の横すべりを防止するこ
とができる。
された長溝18と、基板7上に形成された突起部19と
の接点を支点とすることにより、ミラー面10が傾斜す
ることになるため、ミラー部9の横すべりを防止するこ
とができる。
【0018】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
5に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分については同一符号を用いる。
5に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分については同一符号を用いる。
【0019】基板7の中央部で両端を2本のトーション
バー8により支持されたミラー面10を有するミラー部
9と、前記ミラー面10の裏面側と対向する位置の基板
7上に設けられた電極部12a,12bとを備えたガル
バノミラーにおいて、図5(b)に示すように、ミラー
面10の裏面側と対向する位置の基板7にはV字型の傾
斜面20が形成されている。このなだらかな傾斜面20
に電極12a,12bが形成されており、この傾斜角度
がミラー面10の最大傾斜角度を規定している。
バー8により支持されたミラー面10を有するミラー部
9と、前記ミラー面10の裏面側と対向する位置の基板
7上に設けられた電極部12a,12bとを備えたガル
バノミラーにおいて、図5(b)に示すように、ミラー
面10の裏面側と対向する位置の基板7にはV字型の傾
斜面20が形成されている。このなだらかな傾斜面20
に電極12a,12bが形成されており、この傾斜角度
がミラー面10の最大傾斜角度を規定している。
【0020】このようなガルバノミラーにおいて、電極
12bの静電引力が作用してミラー部9が傾斜すると、
図5(b)に示すように、ミラー部9の裏面と電極12
bとが全面に渡って面接触する。一般に、静電引力は、
引き合う電極間(ここでは、ミラー部9の裏面と電極1
2bとの間)の距離が短いほど、同じ電圧を印加した場
合、強い力を発生する。従って、本実施例の場合、ミラ
ー部9が傾斜した場合、電極12bとミラー部9の裏面
との間の距離がはるかに短くなるため、従来よりもはる
かに小さな電圧で同じ傾斜角度θを得ることが可能とな
る。また、ここでは、ミラー部9が最大に傾斜した場
合、電極12bとミラー部9の裏面とが面接触の状態と
なるため、従来のようにエッジ部分に応力が集中するよ
うなことがないため、このエッジ部分での破壊を防止す
ることもできる。
12bの静電引力が作用してミラー部9が傾斜すると、
図5(b)に示すように、ミラー部9の裏面と電極12
bとが全面に渡って面接触する。一般に、静電引力は、
引き合う電極間(ここでは、ミラー部9の裏面と電極1
2bとの間)の距離が短いほど、同じ電圧を印加した場
合、強い力を発生する。従って、本実施例の場合、ミラ
ー部9が傾斜した場合、電極12bとミラー部9の裏面
との間の距離がはるかに短くなるため、従来よりもはる
かに小さな電圧で同じ傾斜角度θを得ることが可能とな
る。また、ここでは、ミラー部9が最大に傾斜した場
合、電極12bとミラー部9の裏面とが面接触の状態と
なるため、従来のようにエッジ部分に応力が集中するよ
うなことがないため、このエッジ部分での破壊を防止す
ることもできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、両端をトーショ
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
トーションバーに歪ゲージを形成し、前記歪ゲージの抵
抗値の変化を測定して前記ミラー面の傾斜角度を制御す
るミラー面傾斜角度制御手段を設けたので、トーション
バーに形成した歪ゲージの抵抗値変化によりミラー面の
傾斜角度を測定し、その測定値を電極へ印加する電圧へ
フィードバックすることにより、ミラー傾斜角度を精度
良く制御することができ、しかも、これによりミラー部
のエッジでの破壊を防止することができるものである。
ンバーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、
前記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けら
れた電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面
との間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面
の傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記
トーションバーに歪ゲージを形成し、前記歪ゲージの抵
抗値の変化を測定して前記ミラー面の傾斜角度を制御す
るミラー面傾斜角度制御手段を設けたので、トーション
バーに形成した歪ゲージの抵抗値変化によりミラー面の
傾斜角度を測定し、その測定値を電極へ印加する電圧へ
フィードバックすることにより、ミラー傾斜角度を精度
良く制御することができ、しかも、これによりミラー部
のエッジでの破壊を防止することができるものである。
【0022】請求項2記載の発明は、両端をトーション
バーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、前
記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けられ
た電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面と
の間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面の
傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記ミ
ラー面の裏面にV字型の溝を形成し、このV字型の溝に
対向する前記基板上にその溝と嵌合する突起部を形成し
たので、ミラー部の裏面に形成されたV字型の溝と基板
に形成された突起部とを嵌め合わせ、両者の接点を支点
としてミラーを傾斜させることにより、ミラー部の横す
べりを防止することができるものである。
バーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、前
記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けられ
た電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面と
の間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面の
傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記ミ
ラー面の裏面にV字型の溝を形成し、このV字型の溝に
対向する前記基板上にその溝と嵌合する突起部を形成し
たので、ミラー部の裏面に形成されたV字型の溝と基板
に形成された突起部とを嵌め合わせ、両者の接点を支点
としてミラーを傾斜させることにより、ミラー部の横す
べりを防止することができるものである。
【0023】請求項3記載の発明は、両端をトーション
バーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、前
記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けられ
た電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面と
の間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面の
傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記ミ
ラー面の裏面側と対向する位置の前記基板にV字型の傾
斜面を形成し、この傾斜面に前記電極を配設したので、
このように電極はV字型のなだらかな傾斜面に形成して
いるためミラー部の裏面と電極との間の距離を短くする
ことができ、これにより従来よりも一段と小さな電圧で
ミラー部の傾斜角度を必要なだけ得ることができ、しか
も、ミラー部の裏面と電極とは面接触するためミラー部
に衝突応力が集中するということがなくなり、ミラー部
の破損を防止することができるものである。
バーにより支持されたミラー面を有するミラー部と、前
記ミラー面の裏面側と対向する位置の基板上に設けられ
た電極部とを備え、この電極部と前記ミラー面の裏面と
の間で静電引力を作用させることにより前記ミラー面の
傾斜角度を変化させるガルバノミラーにおいて、前記ミ
ラー面の裏面側と対向する位置の前記基板にV字型の傾
斜面を形成し、この傾斜面に前記電極を配設したので、
このように電極はV字型のなだらかな傾斜面に形成して
いるためミラー部の裏面と電極との間の距離を短くする
ことができ、これにより従来よりも一段と小さな電圧で
ミラー部の傾斜角度を必要なだけ得ることができ、しか
も、ミラー部の裏面と電極とは面接触するためミラー部
に衝突応力が集中するということがなくなり、ミラー部
の破損を防止することができるものである。
【図1】請求項1記載の発明の一実施例であるガルバノ
ミラーの形状を示すものであり、(a)は平面図、
(b)はそのA−A断面形状を示す断面図である。
ミラーの形状を示すものであり、(a)は平面図、
(b)はそのA−A断面形状を示す断面図である。
【図2】図1のガルバノミラーにおけるミラー面傾斜角
度制御手段を含めた回路構成を示す回路構成図である。
度制御手段を含めた回路構成を示す回路構成図である。
【図3】ホイーストンブリッジの回路構成図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)は平面図、(b)はそのA−A断面形状を示
す断面図である。
り、(a)は平面図、(b)はそのA−A断面形状を示
す断面図である。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はガルバノミラーに静電力が作用する前の状
態を示す断面図、(b)はガルバノミラーに静電力が作
用した後の電極と面接触した状態を示す断面図である。
り、(a)はガルバノミラーに静電力が作用する前の状
態を示す断面図、(b)はガルバノミラーに静電力が作
用した後の電極と面接触した状態を示す断面図である。
【図6】従来例を示すものであり、(a)は平面図、
(b)はそのA−A断面形状を示す断面図である。
(b)はそのA−A断面形状を示す断面図である。
7 基板 8 トーションバー 9 ミラー部 10 ミラー面 12a,12b 電極部 13 ミラー面傾斜角度制御手段 18 溝 19 突起部 20 傾斜面 R1〜R4 歪ゲージ θ 傾斜角度
Claims (3)
- 【請求項1】 両端をトーションバーにより支持された
ミラー面を有するミラー部と、前記ミラー面の裏面側と
対向する位置の基板上に設けられた電極部とを備え、こ
の電極部と前記ミラー面の裏面との間で静電引力を作用
させることにより前記ミラー面の傾斜角度を変化させる
ガルバノミラーにおいて、前記トーションバーに歪ゲー
ジを形成し、前記歪ゲージの抵抗値の変化を測定して前
記ミラー面の傾斜角度を制御するミラー面傾斜角度制御
手段を設けたことを特徴とするガルバノミラー。 - 【請求項2】 両端をトーションバーにより支持された
ミラー面を有するミラー部と、前記ミラー面の裏面側と
対向する位置の基板上に設けられた電極部とを備え、こ
の電極部と前記ミラー面の裏面との間で静電引力を作用
させることにより前記ミラー面の傾斜角度を変化させる
ガルバノミラーにおいて、前記ミラー面の裏面にV字型
の溝を形成し、このV字型の溝に対向する前記基板上に
その溝と嵌合する突起部を形成したことを特徴とするガ
ルバノミラー。 - 【請求項3】 両端をトーションバーにより支持された
ミラー面を有するミラー部と、前記ミラー面の裏面側と
対向する位置の基板上に設けられた電極部とを備え、こ
の電極部と前記ミラー面の裏面との間で静電引力を作用
させることにより前記ミラー面の傾斜角度を変化させる
ガルバノミラーにおいて、前記ミラー面の裏面側と対向
する位置の前記基板にV字型の傾斜面を形成し、この傾
斜面に前記電極を配設したことを特徴とするガルバノミ
ラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27584591A JPH05119280A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ガルバノミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27584591A JPH05119280A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ガルバノミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05119280A true JPH05119280A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17561239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27584591A Pending JPH05119280A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ガルバノミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05119280A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0712121A3 (en) * | 1994-11-10 | 1996-12-27 | Toshiba Kk | Galvanomirroir and optical disk drive apparatus using such a mirror |
| US5740150A (en) * | 1995-11-24 | 1998-04-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Galvanomirror and optical disk drive using the same |
| US6262827B1 (en) | 1999-06-29 | 2001-07-17 | Fujitsu Limited | Galvano-mirror |
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| JP2006171182A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Olympus Corp | 光偏向器 |
| WO2007148664A1 (ja) | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Alps Electric Co., Ltd. | アクチュエータ |
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| US7538923B2 (en) | 2001-11-14 | 2009-05-26 | Ricoh Company, Ltd. | Light deflecting method and apparatus efficiently using a floating mirror |
| JP2010049191A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Toyota Central R&D Labs Inc | 光学装置 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27584591A patent/JPH05119280A/ja active Pending
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