JPH0512051U - 複合加工工作機械 - Google Patents

複合加工工作機械

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JPH0512051U
JPH0512051U JP6559691U JP6559691U JPH0512051U JP H0512051 U JPH0512051 U JP H0512051U JP 6559691 U JP6559691 U JP 6559691U JP 6559691 U JP6559691 U JP 6559691U JP H0512051 U JPH0512051 U JP H0512051U
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turning
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丈晴 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の機械で旋削加工と研削加工に最適な環
境下において連続加工ができる複合加工工作機械を提供
する。 【構成】 機械全体を覆う全面カバー9の中央に仕切り
板11を設けて、左側の切削加工室aと右側の研削加工
室bに分け、Z軸移動可能な左主軸台2Aと右主軸台2
Bの先端頸部2aが貫通穴11aより隣室に突出できる
ようにして、切削加工室内において両主軸台に軸物工作
物の素材を把持し、上刃物台16及び下刃物台24によ
り旋削加工を行い、工作物を把持したまま両主軸台をZ
軸方向右側に移動して右主軸台の先端を研削加工室内に
突出させて、引続き研削加工室内において上砥石台32
及び下砥石台41により研削加工を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一台の機械で素材より製品までの全加工ができる複合加工工作機械に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、旋削加工と研削加工を行って製品を作り出す工作物の場合、旋削加工は 旋盤で、研削加工は研削盤で別々に行うのが普通であったが、工程分割による仕 掛り品の増大と、二台の機械とロボット等の搬送機が占めるフロアスペース上の 問題等があり、全工程を一台の機械で消化できる図6に示すような複合加工工作 機械が開発されている。 このものは固定主軸台101と軸方向移動可能な対向主軸台102の間に軸方 向移動可能な中間主軸台103を配設し、これら主軸台の主軸中心線の片側又は 両側に旋削用刃物台104と研削用砥石台105をそれぞれX・Z軸方向移動可 能に設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術の複合加工工作機械は、同一Z軸位置の工作物に対して旋削及び研 削加工を行うので切削液と研削液の分離回収処理ができず、両液が混じり合って しまい旋削加工条件と研削加工条件を満足させることができないという問題点を 有している。 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは切削加工室と研削加工室とを完全に分離することで切削液 と研削液とを別個に回収処理ができ、しかも一台の機械で連続加工ができる複合 加工工作機械を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案における複合加工工作機械は、回転可能に軸 承される主軸が同心でZ軸移動可能に対向して設けられた左主軸台及び右主軸台 と、該左主軸台及び右主軸台の先端頸部が出し入れ可能に挿通される貫通穴を有 する仕切り板により分割された切削加工室及び研削加工室と、前記切削加工室内 に設けられX・Z軸方向移動可能な旋削用刃物台と、前記研削加工室内に設けら れX・Z軸方向移動可能な研削加工用砥石台とを含んでなるものである。
【0005】
【作用】
右主軸台の先端を仕切り板の貫通穴より左側の切削加工室内に突出させた状態 で、両軸台の主軸チャックにより軸物工作物の両端部を把持し、切削加工室内に おいて旋削加工を行い、引続き工作物を把持したまま両主軸台をZ軸方向右側に 同期移動して、今度は左主軸台の先端が貫通穴より右側の研削加工室内に突出さ せた状態で、研削加工室内において研削加工を行う。
【0006】
【実施例】
実施例について図5を参照して説明する。 ベッド1の上面に四本の案内1a〜1dがZ軸方向平行に設けられており、中 央の案内1b,1c上に左主軸台2Aと右主軸台2Bが対向して移動可能に設け られている。そして左主軸台2Aはサーボモータ3によりボールねじ4を介して 移動位置決めされ、右主軸台2Bはサーボモータ5によりボールねじ6を介して 移動位置決めされる。左主軸台2Aには左主軸7Aが、また右主軸台2Bには右 主軸7Bがそれぞれ対向かつ同心に軸承されており、左主軸7Aの先端に左チャ ック8Aが、また右主軸7Bの先端に右チャック8Bがそれぞれ嵌着されている 。そして左主軸台2A,右主軸台2Bとも主軸回転用のビルトインモータとチャ ック開閉用の流体圧シリンダを内蔵している。
【0007】 ベッド1の周囲は全面カバー9により覆われており、全面カバー9内は中央の 仕切り板11により左側の切削加工室aと右側の研削加工室bとに分割され、仕 切り板11に切削加工室a内の左主軸台2A又は研削加工室b内の右主軸台2B の先端頸部2aが出し入れ可能に挿通される貫通穴11aが主軸と同心に穿設さ れており、この貫通穴11aの内周に合成ゴム等軟性材製の防水シール12が取 付けられている。
【0008】 切削加工室a内のベッド1上段の案内1a,1b上に上サドル13が移動可能 に載置され、上サドル13はサーボモータ14によりボールねじ15を介して移 動位置決めされる。上サドル13上のX軸方向の案内上に上刃物台16が移動可 能に載置されており、上刃物台16はサーボモータ17によりボールねじ18を 介して移動位置決めされる。この上刃物台16の右側に上タレット19がZ軸垂 直平面内において旋回割出し可能に設けられており、上タレット19の外周に複 数の工具取付ステーションが設けられている。
【0009】 更に切削加工室a内のベッド1下段の案内1c,1d上に下サドル21が移動 可能に載置され、下サドル21はサーボモータ22によりボールねじ23を介し て移動位置決めされる。下サドル21上のX軸方向の案内上に下刃物台24が移 動可能に載置されており、下刃物台24はサーボモータ25によりボールねじ2 6を介して移動位置決めされている。この下刃物台24の右側に下タレット27 が旋回割出し可能に設けられており、下タレット27の外周に複数の工具取付ス テーションが設けられている。
【0010】 一方研削加工室b内のベッド上段の案内1a,1b上に上サドル28が移動可 能に載置され、上サドル28はサーボモータ29によりボールねじ31を介して 移動位置決めされる。この上サドル28上のX軸方向の案内上に上砥石台32が 移動可能に載置され、上砥石台32はサーボモータ33によりボールねじ34を 介して移動位置決めされる。上砥石台32に上砥石軸35が回転可能に軸承され 、上砥石軸35に上砥石36が着脱可能に嵌着されている。
【0011】 更に研削加工室b内のベッド下段の案内1e,1d上に下サドル37が移動可 能に載置され、下サドル37はサーボモータ38によりボールねじ39を介して 移動位置決めされる。この下サドル37上のX軸方向の案内上に下砥石台41が 移動可能に載置され、下砥石台41はサーボモータ42によりボールねじ43を 介して移動位置決めされる。下砥石台41に下砥石軸44が回転可能に軸承され 、下砥石軸44に下砥石台45が着脱可能に嵌着されている。
【0012】 一方ベッド1には切削加工室aの下側と研削加工室bの下側にそれぞれ前後方 向の空洞部1e,1fが設けられており、空洞部1eに公知のチップコンベア4 7が設置されており、機外に切粉バケット48が設置されている。また空洞部1 fにはマグネチッククーラントセパレータ49を有する研削液タンク51が設置 されている。
【0013】 続いて本実施例の作用について説明する。 最初に図4に示すように先端頸部2aが仕切り板11の貫通穴11aより切削 加工室a内に突出した状態に右主軸台2BをZ軸位置決めして、右チャック8B により軸物工作物Wの右端を把持し、左主軸台2Aを工作物Wの長手寸法に合わ せてZ軸位置決めして、左チャック8Aで工作物Wの左端を把持する。そして主 軸7A,7Bの同期回転により工作物Wを回転させ、上刃物台16又は下刃物台 24のX・Z軸方向移動による旋削加工、或いは上刃物台16と下刃物台24の 同時4軸制御による同時加工により外径の旋削加工が行われる。 この旋削加工により発生する切粉は切削液とともに下部のチップコンベア上に 落下して切削液は切削液タンク内に回収され、切粉はチップコンベアにより機外 に搬送され、切粉バケット48内に回収される。
【0014】 旋削加工が終わると、左主軸台2Aと右主軸台2Bが工作物Wを把持したまま Z軸方向右側に同期移動して、図5に示すように左主軸台2Aの先端頸部2aが 仕切り板11の貫通穴11aより研削加工室b内に突出した状態に両主軸台2A ,2Bを位置決めする。そして再び主軸7A,7Bの同期回転により工作物Wが 回転され、上砥石台32のX軸方向の切込みとZ軸方向のトラバースで粗研削加 工が行われる。粗研削が終了すると上砥石台32が後退し、下砥石台41のX軸 方向の切込みとZ軸方向のトラバースで最後の仕上研削加工が行われる。 この研削加工中に研削面に向かって吐出された研削液は、仕切り板11の穴1 1aと左主軸台2Aの頸部2aの隙間が防水シール12により気密性が保たれて いるため切削加工室a内に流れ込むことなく、下部の研削液タンク51に回収さ れる。 なお、本実施例は両主軸中心線を挟んで両側に刃物台及び砥石台を設けた構造 としたが、刃物台及び砥石台を両主軸中心線の片側の構造とすることもできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 機械全体を覆う全面カバーの中央に仕切り板を設けて切削加工室と研削加工室 に分け、主軸が同心且つ対向する切削加工室内の左主軸台と研削加工室内の右主 軸台をそれぞれZ軸移動可能とし、旋削加工時には右主軸台を先端が仕切り板の 貫通穴より切削加工室内に突出するようにZ軸位置決めして,左右両主軸台に軸 物工作物の両端を把持して旋削加工を行い、引続き工作物を把持したまま両主軸 台を同期移動させて左主軸台を先端が貫通穴より研削加工室内に突出するように Z軸位置決めして研削加工を行うようにしたので、旋削加工,研削加工とも最適 な環境下で連続加工を行うことが可能となり、旋盤,研削盤及びその間の搬送機 器が一台の機械ですみ省スペース,低コトス化が達成できる。 また工程分割時の待ち時間が無くなり加工能率が向上するとともに仕掛かり品 が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の複合加工工作機械の正面図である。
【図2】図1を左側から見た側面図である。
【図3】図1を右側から見た側面図である。
【図4】旋削加工中を表す複合加工工作機械の正面図で
ある。
【図5】研削加工中を表す複合加工工作機械の正面図で
ある。
【図6】従来の技術の複合加工工作機械の上視図であ
る。
【符号の説明】
2A 左主軸台 2B 右主軸台 2a 頸部 7A 左主軸 7B 右主軸 9 全面カバー 11 仕切り板 11a 貫通穴 16 上刃物台 24 下刃物台 32 上砥石台 41 下砥石台 a 切削加工室 b 研削加工室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に軸承される主軸が同心でZ軸
    移動可能に対向して設けられた左主軸台及び右主軸台
    と、該左主軸台及び右主軸台の先端頸部が出し入れ可能
    に挿通される貫通穴を有する仕切り板により分割された
    切削加工室及び研削加工室と、前記切削加工案内に設け
    られX・Z軸方向移動可能な旋削用刃物台と、前記研削
    加工室内に設けられX・Z軸方向移動可能な研削加工用
    砥石台とを含んでなることを特徴とする複合加工工作機
    械。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524521A (ja) * 2004-02-25 2007-08-30 フリッツ シュツダー アクチエンゲゼルシャフト 工作物加工用工作機械
WO2025134769A1 (ja) * 2023-12-21 2025-06-26 Dmg森精機株式会社 工作機械、ワークの加工方法および制御プログラム

Cited By (3)

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JP2025099393A (ja) * 2023-12-21 2025-07-03 Dmg森精機株式会社 工作機械、ワークの加工方法および制御プログラム

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