JPH0512285Y2 - - Google Patents
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- JPH0512285Y2 JPH0512285Y2 JP1987118276U JP11827687U JPH0512285Y2 JP H0512285 Y2 JPH0512285 Y2 JP H0512285Y2 JP 1987118276 U JP1987118276 U JP 1987118276U JP 11827687 U JP11827687 U JP 11827687U JP H0512285 Y2 JPH0512285 Y2 JP H0512285Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- chamber
- electrolytic degreasing
- liquid
- weir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、連続電気めつきラインにおける鋼帯
の表面を清浄化するための前処理装置の改良に関
する。
の表面を清浄化するための前処理装置の改良に関
する。
電気めつきラインに導入される鋼帯の表面には
圧延工程における圧延油、あるいは防錆油等の汚
れが付着している。この鋼帯の汚れは、不めつ
き、ピンホール等のめつき欠陥の原因となるの
で、電気めつきラインに導入された鋼帯は、めつ
き浴槽の上流側に配置されている電解脱脂処理装
置およびアルカリスクラバー装置による鋼帯表面
の清浄化が行われる。
圧延工程における圧延油、あるいは防錆油等の汚
れが付着している。この鋼帯の汚れは、不めつ
き、ピンホール等のめつき欠陥の原因となるの
で、電気めつきラインに導入された鋼帯は、めつ
き浴槽の上流側に配置されている電解脱脂処理装
置およびアルカリスクラバー装置による鋼帯表面
の清浄化が行われる。
電解脱脂処理装置は、タンク内にアルカリ水溶
液(処理効率を高めるために界面活性剤が添加さ
れる場合もある)が収容され、その浴液中を通過
する鋼帯のパスラインの上下に電極が対向配置さ
れている。鋼帯はタンクの前壁側において浴液の
上方から浴中に導入され、電極間を水平方向に移
動する間に脱脂処理をうけ、タンクの後壁側で浴
中から上方に導入される。浴上に引き上げられた
鋼帯の表面に付着している浴液はリンガーロール
により絞りとられる。
液(処理効率を高めるために界面活性剤が添加さ
れる場合もある)が収容され、その浴液中を通過
する鋼帯のパスラインの上下に電極が対向配置さ
れている。鋼帯はタンクの前壁側において浴液の
上方から浴中に導入され、電極間を水平方向に移
動する間に脱脂処理をうけ、タンクの後壁側で浴
中から上方に導入される。浴上に引き上げられた
鋼帯の表面に付着している浴液はリンガーロール
により絞りとられる。
アルカリスクラバー装置は、タンク内の鋼帯パ
スラインに沿つてブラシロールが配設され、天井
には鋼帯の表面に洗浄液(アルカリ水溶液。洗浄
効果を高めるために界面活性剤が添加される場合
もある)を散布するためのノズルが設けられてお
り、鋼帯はそこを通過する間にブラシロールの回
転摺接と洗浄液の散布とにより表面を洗浄され
る。洗浄された鋼帯は、装置の出側でリンガーロ
ールにより表面の付着液が除去されて下流側の電
気めつき装置に送り込まれる。
スラインに沿つてブラシロールが配設され、天井
には鋼帯の表面に洗浄液(アルカリ水溶液。洗浄
効果を高めるために界面活性剤が添加される場合
もある)を散布するためのノズルが設けられてお
り、鋼帯はそこを通過する間にブラシロールの回
転摺接と洗浄液の散布とにより表面を洗浄され
る。洗浄された鋼帯は、装置の出側でリンガーロ
ールにより表面の付着液が除去されて下流側の電
気めつき装置に送り込まれる。
上記電解脱脂処理装置とアルカリスクラバー装
置とは、互いに独立した装置として電気めつきラ
イン内に設置されている。
置とは、互いに独立した装置として電気めつきラ
イン内に設置されている。
電解脱脂処理装置の浴中から浴上に引き上げら
れた鋼帯は、上記のようにその直後に表面の付着
液の除去(リンガーロールによる絞りとり)が行
われるが、付着した浴液の絞りムラが残ると、ア
ルカリスクラバー装置に導入されるまでの鋼帯移
送途中で表面が乾いて絞りムラの痕跡が残る。一
旦鋼帯表面が乾くと、その表面に洗浄処理を施し
ても絞りムラの痕跡を完全に消し去ることは極め
て困難であり、その痕跡は、電気めつきされた鋼
帯のめつき膜に斑模様として浮き上つて肉眼に映
じ、めつき品質を損なう。
れた鋼帯は、上記のようにその直後に表面の付着
液の除去(リンガーロールによる絞りとり)が行
われるが、付着した浴液の絞りムラが残ると、ア
ルカリスクラバー装置に導入されるまでの鋼帯移
送途中で表面が乾いて絞りムラの痕跡が残る。一
旦鋼帯表面が乾くと、その表面に洗浄処理を施し
ても絞りムラの痕跡を完全に消し去ることは極め
て困難であり、その痕跡は、電気めつきされた鋼
帯のめつき膜に斑模様として浮き上つて肉眼に映
じ、めつき品質を損なう。
従つて電解脱脂処理装置から導出される鋼帯
は、表面に付着した浴液の完全な除去が必要であ
るが、付着液の完全な除去は困難である。付着液
の除去が不完全な場合でも、アルカリスクラバー
装置に導入されるまで鋼帯表面がその湿潤状態を
保持していれば、アルカリスクラバー装置内での
洗浄処理でその付着液を洗い落とすことができる
が、大気中を移送される鋼帯の表面をそのような
湿潤状態に保持することは容易でなく、殊に電解
脱脂処理は、処理効率上、浴液を加熱保持(約60
〜90℃)して操業されるのが常態であるため、移
送途中での鋼帯表面の乾きが早く、絞りムラの跡
が残り易い。鋼帯の移送速度が緩慢(例えば、
30m/分以下)である程、鋼帯表面の乾きによる
上記弊害は顕著となる。
は、表面に付着した浴液の完全な除去が必要であ
るが、付着液の完全な除去は困難である。付着液
の除去が不完全な場合でも、アルカリスクラバー
装置に導入されるまで鋼帯表面がその湿潤状態を
保持していれば、アルカリスクラバー装置内での
洗浄処理でその付着液を洗い落とすことができる
が、大気中を移送される鋼帯の表面をそのような
湿潤状態に保持することは容易でなく、殊に電解
脱脂処理は、処理効率上、浴液を加熱保持(約60
〜90℃)して操業されるのが常態であるため、移
送途中での鋼帯表面の乾きが早く、絞りムラの跡
が残り易い。鋼帯の移送速度が緩慢(例えば、
30m/分以下)である程、鋼帯表面の乾きによる
上記弊害は顕著となる。
本考案は、電気めつきラインにおける鋼帯表面
の清浄化処理に関する上記問題を解決するための
改良された前処理装置を提供するものである。
の清浄化処理に関する上記問題を解決するための
改良された前処理装置を提供するものである。
本考案は、電気めつきされる鋼帯の表面を清浄
化するための電解脱脂処理およびアルカリスクラ
バー処理を行う電気めつきラインにおける鋼帯表
面前処理装置において、 電解脱脂処理室30と、アルカリスクラバー室
40とが、堰50で仕切られて隣り合つていると
共に、堰50には、電解脱脂処理室30の浴液中
を水平移動する鋼帯を、電解脱脂処理室30から
水平方向に堰50を貫通させてアルカリスクラバ
ー室40内に導入するための、上下に向かい合う
ゴム部材61,62からなるスリツト60が設け
られ、アルカリスクラバー室40の出側壁体45
には、アルカリスクラバー室40内を水平移動す
る鋼帯を、アルカリスクラバー室40から水平方
向に出側壁体45を貫通させて室外に導出するた
めの鋼帯送通口46が形成されていると共に、導
出される鋼帯の表面の付着液を拭いとるためのリ
ンガーロール103が出側壁体45の近傍に設置
されていることを特徴としている。
化するための電解脱脂処理およびアルカリスクラ
バー処理を行う電気めつきラインにおける鋼帯表
面前処理装置において、 電解脱脂処理室30と、アルカリスクラバー室
40とが、堰50で仕切られて隣り合つていると
共に、堰50には、電解脱脂処理室30の浴液中
を水平移動する鋼帯を、電解脱脂処理室30から
水平方向に堰50を貫通させてアルカリスクラバ
ー室40内に導入するための、上下に向かい合う
ゴム部材61,62からなるスリツト60が設け
られ、アルカリスクラバー室40の出側壁体45
には、アルカリスクラバー室40内を水平移動す
る鋼帯を、アルカリスクラバー室40から水平方
向に出側壁体45を貫通させて室外に導出するた
めの鋼帯送通口46が形成されていると共に、導
出される鋼帯の表面の付着液を拭いとるためのリ
ンガーロール103が出側壁体45の近傍に設置
されていることを特徴としている。
電解脱脂処理室30の浴液31中を通つて電解
脱脂処理をうけた鋼帯は、堰50を水平方向に貫
通して溶液中からそのままアルカリスクラバー室
40内に導入される。そのため、アルカリスクラ
バー室40内に導入される鋼帯の表面に電解脱脂
処理液が付着していても、その湿潤状態を保持し
たまま洗浄処理が加えられる。従つて、従来のよ
うに電解脱脂処理装置の浴中から鋼帯を浴上に引
き上げて大気中をアルカリスクラバー装置まで移
送していた処理形態と異なつて、鋼帯表面の乾燥
とそれに伴う付着液の痕跡を生じることはなく、
電解脱脂処理とアルカリスクラバーの洗浄処理と
により、鋼帯を清浄な表面として電気めつき浴槽
へ送り込むことができる。
脱脂処理をうけた鋼帯は、堰50を水平方向に貫
通して溶液中からそのままアルカリスクラバー室
40内に導入される。そのため、アルカリスクラ
バー室40内に導入される鋼帯の表面に電解脱脂
処理液が付着していても、その湿潤状態を保持し
たまま洗浄処理が加えられる。従つて、従来のよ
うに電解脱脂処理装置の浴中から鋼帯を浴上に引
き上げて大気中をアルカリスクラバー装置まで移
送していた処理形態と異なつて、鋼帯表面の乾燥
とそれに伴う付着液の痕跡を生じることはなく、
電解脱脂処理とアルカリスクラバーの洗浄処理と
により、鋼帯を清浄な表面として電気めつき浴槽
へ送り込むことができる。
以下、本考案の前処理装置について実施例を示
す図面を参照して説明する。
す図面を参照して説明する。
第1図において、30は電解脱脂処理室、40
はアルカリスクラバー室であり、電解脱脂処理室
30とアルカリスクラバー室40は、タンク1内
に、堰50で仕切られて互いに隣り合つて形成さ
れている。
はアルカリスクラバー室であり、電解脱脂処理室
30とアルカリスクラバー室40は、タンク1内
に、堰50で仕切られて互いに隣り合つて形成さ
れている。
電解脱脂処理室30は、アルカリ水溶液(界面
活性剤が添加される場合もある)が収容され、そ
の浴液31中に、電極32,32が鋼帯のパスラ
インの上下に対向配置された構成を有している点
は従来の電解脱脂処理装置のそれと異ならず、ま
たアルカリスクラバー室40についても、鋼帯の
パスラインに沿つてブラシロール42がバツクア
ツプロール43と上下の対をなして配置されてい
ると共に、その鋼帯表面に洗浄液としてアルカリ
水溶液(界面活性剤が添加される場合もある)を
散布するためのノズル44が天井部に設けられた
構成を有している点は従来のアルカリスクラバー
装置のそれと異ならない。
活性剤が添加される場合もある)が収容され、そ
の浴液31中に、電極32,32が鋼帯のパスラ
インの上下に対向配置された構成を有している点
は従来の電解脱脂処理装置のそれと異ならず、ま
たアルカリスクラバー室40についても、鋼帯の
パスラインに沿つてブラシロール42がバツクア
ツプロール43と上下の対をなして配置されてい
ると共に、その鋼帯表面に洗浄液としてアルカリ
水溶液(界面活性剤が添加される場合もある)を
散布するためのノズル44が天井部に設けられた
構成を有している点は従来のアルカリスクラバー
装置のそれと異ならない。
電解脱脂処理室30とアルカリスクラバー室4
0とを分画する堰50は、第2図に示すように、
上部堰51と下部堰52とからなり、上部堰51
の下端縁にゴム部材61、下部堰52の上端縁に
ゴム部材62がそれぞれ取付けられて鋼帯20を
貫通させるスリツト60が形成されている。
0とを分画する堰50は、第2図に示すように、
上部堰51と下部堰52とからなり、上部堰51
の下端縁にゴム部材61、下部堰52の上端縁に
ゴム部材62がそれぞれ取付けられて鋼帯20を
貫通させるスリツト60が形成されている。
スリツト60を形成するゴム部材61,62
は、浴液31がアルカリスクラバー室40内へ流
出するのを抑制防止し、また浴液31中から導出
される鋼帯20の表面の浴液の付着を拭い取る役
目をなす。もつとも、スリツト60を通つてアル
カリスクラバー室40内に導入される鋼帯20の
表面に浴液が付着していても、後記のようにその
表面の清浄化に特に支障となることはない。
は、浴液31がアルカリスクラバー室40内へ流
出するのを抑制防止し、また浴液31中から導出
される鋼帯20の表面の浴液の付着を拭い取る役
目をなす。もつとも、スリツト60を通つてアル
カリスクラバー室40内に導入される鋼帯20の
表面に浴液が付着していても、後記のようにその
表面の清浄化に特に支障となることはない。
アルカリスクラバー室40の出側壁体45に
は、鋼帯20を水平方向に貫通させて室外に導出
するための鋼帯送通口46が形成され、その壁体
45に隣接して、鋼帯20を上下から挟み付ける
一対のロール10a,10aからなるリンガーロ
ール103が設置されている。アルカリスクラバ
ー室40から導出される鋼帯20の表面に付着し
ている洗浄液は、鋼帯が室外に導出されると同時
にリンガーロール103により拭い取られる。
は、鋼帯20を水平方向に貫通させて室外に導出
するための鋼帯送通口46が形成され、その壁体
45に隣接して、鋼帯20を上下から挟み付ける
一対のロール10a,10aからなるリンガーロ
ール103が設置されている。アルカリスクラバ
ー室40から導出される鋼帯20の表面に付着し
ている洗浄液は、鋼帯が室外に導出されると同時
にリンガーロール103により拭い取られる。
上記リンガーロール103部には、これを囲む
チヤンバー48を出側壁体45に付設するとよ
い。チヤンバー48を設けておくことにより、リ
ンガーロール103により鋼帯表面から拭い取ら
れる付着液(アルカリスクラバー室40の洗浄
液)をチヤンバー48内に回収してライン周辺の
作業環境の汚れを防止でき、また回収された洗浄
液は必要に応じ再使用することができる。
チヤンバー48を出側壁体45に付設するとよ
い。チヤンバー48を設けておくことにより、リ
ンガーロール103により鋼帯表面から拭い取ら
れる付着液(アルカリスクラバー室40の洗浄
液)をチヤンバー48内に回収してライン周辺の
作業環境の汚れを防止でき、また回収された洗浄
液は必要に応じ再使用することができる。
電解脱脂処理室30の入側壁体35には、スリ
ツト36(前記堰50のスリツト60と同じよう
に上下に向かい合うゴム部材を用いて形成するこ
とができる)が設けられており、鋼帯20はスリ
ツト36を通つて電解脱脂処理室30の浴液31
内に導入される。その入側壁体35の前部には、
リンガーロール101を配置すると共に、リンガ
ーロール101を囲むチヤンバー37を壁体35
に付設し、スリツト36から漏出する浴液をチヤ
ンバー37内に回収するようにしている。チヤン
バー37内に回収される浴液は、適時電解脱脂処
理室30内に返戻される。
ツト36(前記堰50のスリツト60と同じよう
に上下に向かい合うゴム部材を用いて形成するこ
とができる)が設けられており、鋼帯20はスリ
ツト36を通つて電解脱脂処理室30の浴液31
内に導入される。その入側壁体35の前部には、
リンガーロール101を配置すると共に、リンガ
ーロール101を囲むチヤンバー37を壁体35
に付設し、スリツト36から漏出する浴液をチヤ
ンバー37内に回収するようにしている。チヤン
バー37内に回収される浴液は、適時電解脱脂処
理室30内に返戻される。
上記前処理装置において、電解脱脂処理室30
の浴液31に導入され、電極32,32間を通過
して脱脂処理された鋼帯20は、処理室30の終
端の堰50のスリツト60を通つて浴液31内か
ら隣りのアルカリスクラバー室40に導入され
る。
の浴液31に導入され、電極32,32間を通過
して脱脂処理された鋼帯20は、処理室30の終
端の堰50のスリツト60を通つて浴液31内か
ら隣りのアルカリスクラバー室40に導入され
る。
アルカリスクラバー室40に導入された鋼帯2
0は、その入側に配置されているリンガーロール
102により、表面に付着している浴液が拭い取
られ、ノズル44から洗浄液の散布をうけなが
ら、ブラシロール42の回転摺接によるブラツシ
ングを受けて表面を浄化される。アルカリスクラ
バー室40内の鋼帯は、電解脱脂処理室30から
導出された直後であり、表面に付着している浴液
は、湿潤な状態を呈しているので、浴液の付着は
アルカリスクラバー室内での洗浄処理の妨げとは
ならず、洗浄液の散布下に行われるブラツシング
により容易かつ充分に表面の清浄化を達成するこ
とができる。
0は、その入側に配置されているリンガーロール
102により、表面に付着している浴液が拭い取
られ、ノズル44から洗浄液の散布をうけなが
ら、ブラシロール42の回転摺接によるブラツシ
ングを受けて表面を浄化される。アルカリスクラ
バー室40内の鋼帯は、電解脱脂処理室30から
導出された直後であり、表面に付着している浴液
は、湿潤な状態を呈しているので、浴液の付着は
アルカリスクラバー室内での洗浄処理の妨げとは
ならず、洗浄液の散布下に行われるブラツシング
により容易かつ充分に表面の清浄化を達成するこ
とができる。
アルカリスクラバー室40内を水平移動しなが
ら洗浄処理された鋼帯20は、洗浄な表面となつ
て後側壁体45の鋼帯送通孔46を通り室外に導
出され、リンガーロール103で表面に付着して
いる洗浄液を拭き取られて下流側の電気めつき浴
槽(図示せず)に向かつて図の左方に移送され
る。
ら洗浄処理された鋼帯20は、洗浄な表面となつ
て後側壁体45の鋼帯送通孔46を通り室外に導
出され、リンガーロール103で表面に付着して
いる洗浄液を拭き取られて下流側の電気めつき浴
槽(図示せず)に向かつて図の左方に移送され
る。
アルカリスクラバー室40の底部に溜まる洗浄
液41は、鋼帯洗浄処理の反復により、あるいは
鋼帯に付着して持ちこまれる浴液31の混入蓄積
等により洗浄作用を失えば系外に排出されるが、
所要の洗浄作用を有している間はポンプ47によ
りノズル44に返戻し循環使用するようにすれば
よい。
液41は、鋼帯洗浄処理の反復により、あるいは
鋼帯に付着して持ちこまれる浴液31の混入蓄積
等により洗浄作用を失えば系外に排出されるが、
所要の洗浄作用を有している間はポンプ47によ
りノズル44に返戻し循環使用するようにすれば
よい。
上記実施例では、電解脱脂処理室30の入側壁
体35にスリツト36を形成し、スリツト36を
通して鋼帯を導入するようにしているが、必ずし
もその必要はなく、図示の構成に代え、従来の電
解脱脂処理装置と同じように、浴の上方から溶液
中に侵入させ、溶液中に配置されたシンクロール
を介して水平方向に向きを変えて上下の電極3
2,32間を通過させる構成としても構わない。
その場合は、入側壁体35のスリツト36および
それに付随するリンガーロール101やチヤンバ
ー37等の付設はむろん不要である。
体35にスリツト36を形成し、スリツト36を
通して鋼帯を導入するようにしているが、必ずし
もその必要はなく、図示の構成に代え、従来の電
解脱脂処理装置と同じように、浴の上方から溶液
中に侵入させ、溶液中に配置されたシンクロール
を介して水平方向に向きを変えて上下の電極3
2,32間を通過させる構成としても構わない。
その場合は、入側壁体35のスリツト36および
それに付随するリンガーロール101やチヤンバ
ー37等の付設はむろん不要である。
また、上記実施例では、アルカリスクラバー室
40の入側、すなわち堰50に近接した位置にリ
ンガーロール102を配置し、スリツト60を通
つて室内に導入された直後の鋼帯表面に付着液
(電解脱脂処理浴液)を拭い取るようにしている
が、リンガーロール102の設置は必ずしも必要
としない。従来のように、洗浄処理が加えられる
前にその付着液が乾いて付着痕跡が残ると、これ
を洗浄処理で消去し清浄な表面に仕上げることは
困難となるが、本考案装置では、電解脱脂処理室
30から導出される鋼帯表面に浴液が付着してい
ても、その濡れたままの状態で洗浄処理が加えら
れるので、前記のように浴液の付着は鋼帯表面の
清浄化の妨げとはならず、洗浄処理でその付着液
を洗い流して清浄な表面に仕上げることができる
からである。もつとも、図示のように室内にリン
ガーロール102を設け、付着した浴液を拭き取
つて洗浄処理を行うことは、洗浄処理時間の短
縮、洗浄液の使用量の節減等に有効であり、高速
通板されるライン操業では、リンガーロール10
2を設置するのが好ましい。
40の入側、すなわち堰50に近接した位置にリ
ンガーロール102を配置し、スリツト60を通
つて室内に導入された直後の鋼帯表面に付着液
(電解脱脂処理浴液)を拭い取るようにしている
が、リンガーロール102の設置は必ずしも必要
としない。従来のように、洗浄処理が加えられる
前にその付着液が乾いて付着痕跡が残ると、これ
を洗浄処理で消去し清浄な表面に仕上げることは
困難となるが、本考案装置では、電解脱脂処理室
30から導出される鋼帯表面に浴液が付着してい
ても、その濡れたままの状態で洗浄処理が加えら
れるので、前記のように浴液の付着は鋼帯表面の
清浄化の妨げとはならず、洗浄処理でその付着液
を洗い流して清浄な表面に仕上げることができる
からである。もつとも、図示のように室内にリン
ガーロール102を設け、付着した浴液を拭き取
つて洗浄処理を行うことは、洗浄処理時間の短
縮、洗浄液の使用量の節減等に有効であり、高速
通板されるライン操業では、リンガーロール10
2を設置するのが好ましい。
本考案によれば、電解脱脂処理をうけた被めつ
き鋼帯は、その浴液中から直ちにアルカリスクラ
バー室に導入されるので、鋼帯表面に浴液が付着
していても、従来のように付着液が乾いてその痕
跡を残すということがなく、電解脱脂処理とアル
カリスクラバーの洗浄処理とによつて効率よく鋼
帯表面を清浄化することができ、その清浄化によ
り、不めつきやピンホール等のめつき欠陥はむろ
ん、洗浄不足に起因する斑模様等の発生を防止
し、健全なめつき品質を確保することができる。
き鋼帯は、その浴液中から直ちにアルカリスクラ
バー室に導入されるので、鋼帯表面に浴液が付着
していても、従来のように付着液が乾いてその痕
跡を残すということがなく、電解脱脂処理とアル
カリスクラバーの洗浄処理とによつて効率よく鋼
帯表面を清浄化することができ、その清浄化によ
り、不めつきやピンホール等のめつき欠陥はむろ
ん、洗浄不足に起因する斑模様等の発生を防止
し、健全なめつき品質を確保することができる。
第1図は、本考案の前処理装置の実施例を示す
断面図、第2図は第1図の前処理装置における電
解脱脂処理室とアルカリスクラバー室との境界部
を示す部分断面図である。 101,102,103……リンガーロール、2
0……鋼帯、30……電解脱脂処理室、31……
浴液、32……電極、35……入側壁体、36…
…スリツト、37……浴液回収チヤンバー、40
……アルカリスクラバー室、41……洗浄液、4
2……ブラシロール、43……バツクアツプロー
ル、44……ノズル、45……出側壁体、46…
…鋼帯送通口、48……洗浄液回収チヤンバー、
50……堰、51……上部堰、52……下部堰、
60……スリツト、61,62……ゴム部材。
断面図、第2図は第1図の前処理装置における電
解脱脂処理室とアルカリスクラバー室との境界部
を示す部分断面図である。 101,102,103……リンガーロール、2
0……鋼帯、30……電解脱脂処理室、31……
浴液、32……電極、35……入側壁体、36…
…スリツト、37……浴液回収チヤンバー、40
……アルカリスクラバー室、41……洗浄液、4
2……ブラシロール、43……バツクアツプロー
ル、44……ノズル、45……出側壁体、46…
…鋼帯送通口、48……洗浄液回収チヤンバー、
50……堰、51……上部堰、52……下部堰、
60……スリツト、61,62……ゴム部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電気めつきされる鋼帯の表面を清浄化するため
の電解脱脂処理およびアルカリスクラバー処理を
行う電気めつきラインにおける鋼帯表面前処理装
置において、 電解脱脂処理室30と、アルカリスクラバー室
40とが、堰50で仕切られて隣り合つていると
共に、堰50には、電解脱脂処理室30の溶液中
を水平移動する鋼帯を、電解脱脂処理室30から
水平方向に堰50を貫通させてアルカリスクラバ
ー室40内に導入するための、上下に向かい合う
ゴム部材61,62からなるスリツト60が設け
られ、アルカリスクラバー室40の出側壁体45
には、アルカリスクラバー室40内を水平移動す
る鋼帯を、アルカリスクラバー室40から水平方
向に出側壁体45を貫通させて室外に導出するた
めの鋼帯送通口46が形成されていると共に、導
出される鋼帯の表面の付着液を拭いとるためのリ
ンガーロール103が出側壁体45の近傍に設置
されていることを特徴とする連続電気めつきライ
ンの鋼帯表面前処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987118276U JPH0512285Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987118276U JPH0512285Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422773U JPS6422773U (ja) | 1989-02-06 |
| JPH0512285Y2 true JPH0512285Y2 (ja) | 1993-03-29 |
Family
ID=31362488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987118276U Expired - Lifetime JPH0512285Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512285Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001131789A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Nisshin Steel Co Ltd | 電気めっき鋼板の前処理方法および前処理装置 |
| JP2005002373A (ja) * | 2003-06-09 | 2005-01-06 | Nippon Steel Corp | 表面外観に優れた電気亜鉛メッキ鋼板の製造方法 |
| CA2748933C (en) * | 2009-01-07 | 2018-06-19 | Andrew Richard Russell Prewer | Dual mobile phase apparatus and method |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5075529A (ja) * | 1973-11-08 | 1975-06-20 |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP1987118276U patent/JPH0512285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422773U (ja) | 1989-02-06 |
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